せつ菜「放課後の夜の非日常」
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〜ある日の同好会部室〜
せつ菜(同好会の練習後、私と侑さんは残ってとある企画を検討している)
侑「第2回のSIFの企画書もようやく形になってきたね」フゥ
せつ菜「はい、しっかりと案を練ってからじゃないと東雲と藤黄にお見せできませんから」
侑「やっぱり、前回と同じ中身でも良かったのかなぁ・・・」モヤモヤ
せつ菜「いや、前回と違うことをやりたいと侑さんがおっしゃってくれたのは私も賛同しましたし、これで良いと思いますよ?」 侑「そう言って貰えると助かるよ」アセアセ
せつ菜「思いのほか苦労してるので、少し後悔されてますか?」フフフ
侑「ちょっとね」アハハ
侑「このところ、何だかんだで遅くまで学校に残ってるしね」
せつ菜「疲れも溜まって来てますか?」
侑「ちょっとだけね」
せつ菜「ずっとこんを詰めてますから休憩しましょうか?」
侑「そうだね、飲み物でも買いにいこう」 ・・・・
・・・
・・
・
せつ菜(部室から1番近い自動販売機へも一度外へ出なければいけないのでちょっと不便)
せつ菜(そして、その道中)
せつ菜「夜の学校って結構好きなんですよね」
侑「あー、何となくわかるかも」
せつ菜「昼間とは違う雰囲気が何となく非日常的というか」
侑「ちょっとロマンチック?」
せつ菜「それもありますかね」 せつ菜(そうして自動販売機の前へ)
侑「あ、ジュースおごるよ」
せつ菜「あ、ありがとうございます」
侑「好きなの押して?」
せつ菜「はい」ポチッ
ガランゴロン
侑「私は〜、これにしよっと」
ガランゴロン
せつ菜(自分のは自分で買うつもりでしたが、ついついご好意に甘えてしまいましたね・・・) せつ菜「部室戻りましょう」
侑「うん」
・
・
・
侑「自販機遠いの不便だよね」
せつ菜「たしかにそうですね」
侑「生徒会で学校側に要望とか出せない?部室の近くがいいな」ニコッ
せつ菜「どうでしょうね、今度考えてみますよ」
侑「楽しみにしてるよ!菜々会長!」
せつ菜「そういう時ばかり生徒会長を利用するのはどうかと思いますよ?」フフフ
侑「頼りにしてますから!」ニコッ せつ菜(部室へ帰る途中、ポツリとポツリと雨が??)
せつ菜「ん?雨降って来ましたか?」
侑「ほんとだ、ポツポツと落ちてきてるね」
せつ菜(暗い空を見上げていると、雨の粒が多くなってゆく)
せつ菜「あれ?ちょっと強くなってません?」
侑「あ、これヤバいやつだ」
せつ菜「急ぎましょう!」 ・・・・
・・・
・・
・
せつ菜(走って校舎内へ・・・)
侑「なんとかびしょ濡れになる前に入ってこれたね・・・」
せつ菜「買い出し行くのがもう少し遅かったらヤバかったですね・・・」
侑「まず部室入ろう」
・
・
・
ガチャ
侑「ふぅ、まずは一息・・・」
せつ菜「今日ってこんな予報でしたか?」
侑「予報が外れる時もあるからね」 せつ菜「なんか雷も鳴ってますし、雨足が激しくなってませんか?」
侑「私、傘持ってきてないんだけど」アセアセ
せつ菜「私もです・・・」
侑「これは雨が止むまで企画考えるのに専念しろってことだね」
せつ菜「そうですね」
せつ菜(雨の音が激しいですが、不思議と考えごとをするのに邪魔にはなりませんね)
・
・
・ 侑「ところでさウチの学校って何時までいていいの?」
せつ菜「最終下校時刻は20時ですよ」
せつ菜「でも学校からは遅くとも19:30には帰るよう指導されてますが」
侑「そうだったんだ」
せつ菜「侑さん、何で今まで知らなかったんですか・・・」ジー
侑「あはは、フィーリング?」アセアセ
せつ菜「そんなフィーリングありません!」 せつ菜「あ、間も無く19:30ですね・・・」
侑「雨は弱まる気配ないけど・・・」
せつ菜「20時まで待ちましょうか」
侑「それまでやめばいいけど・・・」
せつ菜「はい・・・」
・・・・
・・・
・・
・ せつ菜(外が気になるせいかあまり検討も進まず時間だけが過ぎてゆく)
侑「もう20時だよ」
せつ菜「どうしましょう、腹括って帰りますか?」
侑「それしかないかな・・・」
せつ菜(そこへ大きな雷の音が光と共に鳴り響く)
せつ菜「きゃ!」
侑「うわ!」
せつ菜(同時に校内の電気が一斉に切れたようだ・・・)
せつ菜「あ、停電しましたね・・・」ドキドキ
侑「凄い雷だったね!近くに落ちた!?」 せつ菜「困りましたね・・・」
侑「もうしばらく待とうよ」
せつ菜(不安に思っていると追い討ちを掛けるように2度目の雷が・・・)
侑「うわ!また!」
せつ菜「きゃあ!」
ギュッ
せつ菜(雷の大きな音に驚いた私は咄嗟に侑さんの腕を掴んでしまう・・・) 侑「せつ菜ちゃん!?」
せつ菜「」ブルブル
侑「せつ菜ちゃん雷苦手?」
せつ菜「そこまででもないですが、ここまで大きな音だとビックリしてしまって・・・」ドキドキ
せつ菜(侑さんが私を抱き寄せてくれた・・・?)
侑「よしよし」ナデナデ
せつ菜「!?」ドキッ
せつ菜「こ、こここっ、子供じゃないんですから」アセアセ
侑「まあまあ、落ち着こうよ」 せつ菜(真っ暗闇の不安の中、侑さんの温かさに触れて甘えていたくなる・・・)
せつ菜「こ、このまま掴まってても良いですか?」ブルブル
侑「うん」
せつ菜(・・・・・。)
侑(・・・・・。)
侑「せつ菜ちゃん、まだドキドキしてる?」
せつ菜「は、はい・・・」 せつ菜(侑さんが暗闇の中、私の方を向く)
侑「顔見せて?」
せつ菜「?」
侑「暗くて見づらいね」
せつ菜「何か付いてます?」
侑「唇に・・・」
せつ菜「んんっ・・・!?」
侑(・・・・・・・・。)
せつ菜(・・・・・!?) せつ菜(何が起きたか把握できるまで何秒掛かっただろうか・・・)
せつ菜(侑さんの唇に塞がれて息をするのも忘れてしまう・・・)
せつ菜「ぷはっ・・・はぁ、はぁ、」
せつ菜「き、きゅ急にどどどどうされたんですか?」アセアセ
侑「ごめん、せつ菜ちゃんに掴まれてたら我慢できなくて・・・」
せつ菜「私、初めてだったんですよ・・・」
侑「私も・・・」
侑「もう一回・・・」
せつ菜「あっ・・・・んっ・・・」 侑(・・・・・。)
せつ菜(・・・・・。)
せつ菜「はぁ、はぁ・・」ドキドキ
侑「はぁ、はぁ・・・・・」ドキドキ
せつ菜(もう頭がボンヤリして・・・憧れの侑さんと唇を交わしていることに溺れてしまって・・・)
せつ菜「もう一回してくれませんか?」
侑「うん」
せつ菜(・・・・・。)
侑(・・・・・。)
・・・・
・・・
・・
・ せつ菜(短い時間だったと思う・・・けど、何度唇を重ねただろうか・・・)
侑「せつ菜ちゃん、顔がほてってる?」
せつ菜「はい、熱いです・・・」
侑「ごめんね、何度もキスしちゃったから」
せつ菜「いえ、私もお願いしたじゃないですか・・・」
せつ菜(私達はかたを寄せ合っている・・・いや、私が寄り掛かっているのかな・・・)
侑「ずっとこのまま居たいな」
せつ菜「私もです・・・」 侑「せつ菜ちゃんの体、触れてもいい?」
せつ菜「!?」
せつ菜(それがどういう意味かは分かる・・)
せつ菜(でも、侑さんになら預けてもいい・・・)
せつ菜「す、少しだけですよ・・・」ドキドキ
侑「じゃ・・ せつ菜「!?」
侑「!?」
せつ菜(私達を邪魔するかのように一斉に校内の電気が戻ったようだ)
せつ菜「電気、点きましたね・・」アセアセ
侑「そうだね・・・」アセアセ
せつ菜(ふと、窓の外を見る)
せつ菜「あれ?雨もいつの間に・・・」
侑「ホントだ・・・」
せつ菜「ふふふふっ」
侑「あはははははっ」
せつ菜(急に現実に戻されて笑いが込み上げてくる) 侑「帰ろっか!」
せつ菜「はい」ニコッ
・
・
・
せつ菜(でも、私はまださっきまでの非日常の中に浸っていたい・・・)
せつ菜「手、繋いでもいいですか?」
侑「うん」
おしまい 侑(お、電気が点いたぞこれでせつ菜ちゃんの体を隅々まで拝める、やべっなんか興奮してきた!)
せつ菜(あれ、電気が点いたようですね、これで侑さんに体の隅々までみられてしまいます、なんだか興奮してきました!)
これで続き書いて ────────=i〒i=────────
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