侑「『上原歩夢VR 幼馴染シチュエーション』?」
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侑「『最新技術で視覚聴覚だけでなく、五感全てで上原歩夢を感じることが可能です』、『高度なAIを搭載しているため、自由度の高い会話が出来ます』、『コンタクトレンズ型で装着感皆無』……ね」フムフム
侑「へえ。ここは幼馴染として、再現度をチェックしておこう!」
侑「呼ばれ方の設定……『侑ちゃん』で良いよね?」ピッ
侑「よし、やってみよう!」ソウチャク
ガチャッ
歩夢「侑ちゃん……?」
歩夢「! あ、侑ちゃん!」ポムッ
侑(すごい! 部屋に入ってくるところからやるんだね!) 歩夢「おはようっ」ニコッ
侑「おはよう! どれどれ……」ジーッ
歩夢「そんなに見つめられると、恥ずかしいよぉ……」
侑「!」トキメキ
侑「ねえ、歩夢」
歩夢「なに?」
侑「私のこと、好き?」
歩夢「え!? えっとぉ……」モジモジ
侑(本物の歩夢なら、ここは……)
歩夢「あ! たまごやき作ったけど食べる!?」アタフタ
侑「合格!」
歩夢「へ?」
侑(安易に好きとは言わない! てっきり歩夢ファンのための妄想ゲームかと思ってたけど、作った人は歩夢のことわかってるなぁ!)ウンウン 歩夢「?」
侑「気にしないで! ちょっと気になっただけ!」
歩夢「……? あ、AIかな?」
侑「そうそう!」
歩夢「なるほどね。それなら侑ちゃん……」
侑「うん?」
歩夢「私のことは好き?」
侑「え!?」
侑(向こうから質問してきた!? ……そうか。こうやってAIに私のプロフィールを覚えさせるんだね) 侑「大好きだよ!」
歩夢「! ……そ、そうなんだ」カァ
侑「照れてる歩夢も可愛いYO!」
歩夢「もう、侑ちゃんったら」
侑「えへへ〜」
侑「他に聞きたいことはある?」
歩夢「うーんと……」
歩夢「せつ菜ちゃんをどう思ってるか……とか?」
侑「え? どうしてせつ菜ちゃんが?」
歩夢「な、なんとなく……」メソラシ
侑(他のメンバーとの関係性の設定かな? それなら普通に……) 侑「すっごくときめく存在かな〜。私にスクールアイドルの魅力を教えてくれた人だねっ」
歩夢「ふーん……」
侑「なにその反応」アハハ
侑(そういえば、五感で感じれるって書いてあったよね。色々試してみよう)
侑「くんくん」
歩夢「ゆ、侑ちゃん!?」ビクッ
侑「いいにおいだ……」
歩夢「そ、そう?」
侑「うん! 私、歩夢の匂い大好きなんだ!」 歩夢「……それって、いつも嗅いでるってことじゃ……」
侑「あ……」
歩夢「へんたいっ」ポムゥ
侑「いやいや、わざわざ嗅がなくてもさ! なんかこう漂ってくるっていうか!」アセアセ
歩夢「……」ジトー
侑(……って、映像相手に必死に言い訳してるの馬鹿らしいよね。あまりにもリアルだからつい)フフッ 侑「……えいっ」
オッパイムニッ
歩夢「きゃっ!」アトズサリ
侑「……やわらかい……?」ワキワキ
歩夢「いきなり何するのっ!」
侑「ちょっと触ってみたくなっちゃって……」
歩夢「……触りたかったの?」
侑「え? ああ、うん……?」 歩夢「……どうせなら頭を撫でるとか、ぎゅってしてくれたらいいのに」ムスッ
侑「していいの?」
歩夢「へ? ……!」
歩夢「……」
歩夢「……いい、よ?」
侑「やったあ!」トキメキ
歩夢「でもその前に」
侑「?」
歩夢「どうして『歩夢ちゃん』って呼んでくれないの?」
侑「え……?」 歩夢「昔みたいに歩夢ちゃんって呼んでみてほしかったのに」
歩夢「あの頃の侑ちゃん、とっても可愛かったんだよっ。ねえ、覚えてる? 幼稚園の頃……」
歩夢「……って、覚えてるわけないか」フフッ
侑「???」
侑(なんか噛み合わないな……AIの限界?)
歩夢「侑ちゃん?」
侑「……わかった! 今日は歩夢ちゃんって呼ぶね!」ニコッ
歩夢「えへへっ」
侑「それじゃあ早速……」 侑「歩夢ちゃん!」
歩夢「はーい!」ヒョイッ
侑「よしよし」ナデナデ
歩夢「ふふっ」
侑「ぎゅー!」ダキッ
歩夢「ぎゅー!」ギュウッ
侑「歩夢ちゃんとハグすると、とっても落ち着く……」スリスリ
歩夢「///」
|| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| キキーッ
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| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|______|_l⌒ l__.|| ゾロゾロゾロ
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...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ...@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 侑「ねえ、歩夢ちゃん」
歩夢「なぁに?」ニコニコ
侑「ありがとね」
歩夢「?」
侑「いつも私のそばにいてくれて。大好きな歩夢ちゃんが一緒にいてくれるから、私は頑張れるんだ」
歩夢「……私も!」
歩夢「私も、好き……侑ちゃんが大好きっ! 侑ちゃんのおかげで私、自分の本当に好きなことに挑戦できてるんだよ!」
侑「えへへっ」
歩夢「うふふっ」
侑(こんなこと、本物の歩夢には恥ずかしくて言えないよね)アハハ 侑(あと試すことは……)
侑「ねえ歩夢ちゃん、さっきたまごやき作ってくれたって言ってたよね?」
歩夢「うん?」
侑「食べてもいい?」
歩夢「いいけど……」
侑「けど?」
歩夢「ううんっ。なんでもないよ!」
歩夢「いこっか」ガチャッ
侑「?」 〜
侑「美味しい! ちゃんといつもの味だ!」
歩夢「!?」
侑(『五感で感じる』って言うから味覚はどうなるんだと思ったけど、こういう形で再現されるんだね!)
侑(……って、流石におかしいでしょ!)トリハズシ
歩夢「……へ?」
侑「……歩夢、ああいや……歩夢ちゃん?」
歩夢「侑ちゃん……?」
侑「……まさか」トリハズシ
歩夢「……」
侑「……」ソウチャク
歩夢「……」
侑「……本物?」
歩夢「……うん」
歩夢「……本物?」
侑「……うん」
侑歩夢「「えええぇぇぇえええ!!!???」」 ────────=i〒i=────────
∠ニエニヽ◎ニ⊃、
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/@メ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ | r‐ュ r‐ュ `ー--、/ .|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |「「| |「「| /ニニニニコ
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@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ※※※
歩夢「『高咲侑VR 幼馴染シチュエーション』?」
歩夢「説明書は……うんうん……なるほどねっ」
歩夢「幼馴染として、再現度をチェックしなきゃっ」
歩夢「たしか、今日侑ちゃんはおでかけで家にいないはず……雰囲気を出すために、侑ちゃんの部屋でやってみよう!」
〜
歩夢「うっかりいつものクセで、たまごやきまで作っちゃったよ」フフッ
歩夢「呼ばれ方の設定……久しぶりに、『歩夢ちゃん』って呼んでほしいな」ピッ
歩夢「……よしっ」ソウチャク ガチャッ
歩夢「侑ちゃん……?」
侑「!」クルッ
歩夢「! あ、侑ちゃん!」ポムッ
歩夢(すごい! 見た目は完璧だねっ!)
歩夢「おはようっ」ニコッ
侑「おはよう! どれどれ……」ジーッ
歩夢(え? どうしたのっ?) 侑ちゃんだけかと思ったら歩夢もVRと思い込んでたのかw 歩夢「そんなに見つめられると、恥ずかしいよぉ……」
侑「ねえ、歩夢」
歩夢「なに?」
侑「私のこと、好き?」
歩夢(!?)
歩夢「え!? えっとぉ……」モジモジ
歩夢(映像だって分かってても、むりだよっ!)
歩夢(……! そうだ!)
歩夢「あ! たまごやき作ったけど食べる!?」アタフタ
侑「合格!」
歩夢「へ?」
歩夢(ご、ごうかく……?) 侑「気にしないで! ちょっと気になっただけ!」
歩夢(そうか。こうやってAIに私のプロフィールを覚えさせるんだねっ)
歩夢「あ、AIかな?」
侑「そうそう!」
歩夢「なるほどね。それなら侑ちゃん……」
歩夢(私から質問しても同じだよね?) ,,__△_
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 尊すぎてお陀仏しちゃった…
/ ∪ ∪
( ノ
)ノ 歩夢のあっ、AIかなって発言はそういうことやったのか 侑「うん?」
歩夢「私のことは好き?」
侑「え!?」
侑「……大好きだよ!」
歩夢「! ……そ、そうなんだ」カァ
侑「照れてる歩夢も可愛いYO!」
歩夢「もう、侑ちゃんったら」
侑「えへへ〜」
侑「他に聞きたいことはある?」
歩夢「うーんと……」
歩夢(流石に思考まで再現するのは難しいと思うけど……) 歩夢「せつ菜ちゃんをどう思ってるか……とか?」
侑「え? どうしてせつ菜ちゃんが?」
歩夢「な、なんとなく……」メソラシ
侑「すっごくときめく存在かな〜。私にスクールアイドルの魅力を教えてくれた人だねっ」
歩夢「ふーん……」
侑「なにその反応」アハハ
歩夢(うーん、本物の侑ちゃんも同じこと言いそう……) 侑「くんくん」
歩夢「ゆ、侑ちゃん!?」ビクッ
侑「いいにおいだ……」
歩夢「そ、そう?」
侑「うん! 私、歩夢の匂い大好きなんだ!」
歩夢「……それって、いつも嗅いでるってことじゃ……」
侑「あ……」
歩夢「へんたいっ」ポムゥ
侑「いやいや、わざわざ嗅がなくてもさ! なんかこう漂ってくるっていうか!」アセアセ
歩夢「……」ジトー
歩夢(……って、映像相手に怒るのも馬鹿らしいよね。あまりにもリアルだからつい)フフッ ポムゥって擬音語いい匂いする柔らかい感じがよく出ててほんとすき 侑「……えいっ」
オッパイムニッ
歩夢(?!)ビクッ
歩夢「きゃっ!」アトズサリ
侑「……やわらかい……?」ワキワキ
歩夢「いきなり何するのっ!」
侑「ちょっと触ってみたくなっちゃって……」
歩夢「……触りたかったの?」
侑「え? ああ、うん……?」 歩夢「……どうせなら頭を撫でるとか、ぎゅってしてくれたらいいのに」ムスッ
侑「していいの?」
歩夢「へ? ……!」
歩夢「……」
歩夢「……いい、よ?」
侑「やったあ!」トキメキ
歩夢「でもその前に」
侑「?」
歩夢「どうして『歩夢ちゃん』って呼んでくれないの?」
侑「え……?」
歩夢(設定上手くできてなかったのかな……?) 歩夢「昔みたいに歩夢ちゃんって呼んでみてほしかったのに」
歩夢「あの頃の侑ちゃん、とっても可愛かったんだよっ。ねえ、覚えてる? 幼稚園の頃……」
歩夢「……って、覚えてるわけないか」フフッ
侑「???」
歩夢(この思い出は、本物の侑ちゃんと私だけのものなんだからっ)
侑「……」
歩夢「侑ちゃん?」
侑「……わかった! 今日は歩夢ちゃんって呼ぶね!」ニコッ
歩夢(!)
歩夢「えへへっ」 ※※※
侑歩夢「「……」」
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侑「ありがとね」
歩夢「?」
侑「いつも私のそばにいてくれて。大好きな歩夢ちゃんが一緒にいてくれるから、私は頑張れるんだ」
歩夢「……私もっ」
歩夢「私も、好き……侑ちゃんが大好きっ。侑ちゃんのおかげで私、自分の本当に好きなことに挑戦できてるんだよっ」
侑「えへへ」
歩夢「うふふっ」
――
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侑歩夢「「……///」」 ────────=i〒i=────────
∠ニエニヽ◎ニ⊃、
/ | )ニニニ=ー-. /|
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@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 歩夢「……ええっと……」モジモジ
侑「……その……」モジモジ
歩夢「わ、私帰るね?」スクッ
侑「待って!」ニギッ
歩夢「!?」
侑「今日は、その……」
侑「歩夢ちゃんと一緒にいたい……かな」モジモジ
歩夢「……うんっ!」パァ 侑「とりあえず、これ外そうか」
歩夢「だめ」
侑「?」
歩夢「ホントはすっごく恥ずかしいの。だから、今はまだゲームの中ってことにしよ?」
侑「歩夢……ちゃん?」
歩夢「このドキドキがおさまるまで――」スッ
チュッ
侑「?!」
歩夢「――まだログアウトしちゃダメだよ?」ニコッ
完 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 最高だったよ! 🌸cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ドキドキがおさまらないからずっとログアウトできないね♥ 歩夢ちゃんって呼んで、でスクスタ時空の歩夢ちゃん?とか読んでて色々想像しちゃった。ゲームだからっていう建前で積極的になれるぽむ可愛い すごく良かった…
サバゲー歩夢ちゃんもお気に入りだからオチも嬉しい @cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ほんとこの人の文章は好きだわ
スキル名からこんな理想のゆうぽむSS作ってくれたのありがてぇ @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています