かすみ 「彼方先輩がブチ切れた!?」 璃奈 「うん…」
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璃奈「エマさんもガクブルで使い物にならない…りなちゃんボード『どうすりゃええねん』」
かすみ「ちょちょ…まず状況を説明して?何があったの?」
璃奈「その説明する前に今のエマさんの状況を理解する必要がある。りなちゃんボード『少し長くなるぞ』」
エマ「ひぇぇ…!」ガクブル!
かすみ「ぎゃっ!?エマ先輩いたんだ!?」
璃奈「エマさんはご覧の有り様」
かすみ「縮こまり過ぎて気付かなかった……そんな大事件があったの…?」
璃奈「そうとも言えるし、そうでないとも言える」
かすみ「…!」ゴクリ!
璃奈「じゃあ、説明するね。りなちゃんボード『回想シーン』」 〜数時間前〜
璃奈「ふう、今日の繋がりノルマ完了っと。はんぺんにご飯でもあげに行こうかな……ん?」
エマ「はぁ…」トボトボ
璃奈「エマさん、こんにちは」
エマ「え?あ、あぁ…璃奈ちゃん」ニコリ
璃奈(心なしか元気が無さそう…大丈夫かな)
エマ「うん…大丈夫…あはは、ありがとう」
璃奈「エマさん……あ、そうだ。この前お願いされてたもの、できたよ」
エマ「え?」
璃奈「遊ぶほど疲れが吹き飛ぶダルマ落とし(不正はノーカン)」テッテレ-
エマ「わああ!」 ────
璃奈「……」
かすみ「……」
璃奈「あ、回想は以上です」
かすみ「ええ!?意味分かんなかったんだけど!?」
璃奈「私が実際に見たのはそこまで」
かすみ「…結局何も分かんなかったってこと?」
璃奈「ううん、エマさんの脳内記憶を読み込んで色々分かった」
璃奈「どうやら、ダルマ落としで飛ばした胴体が彼方さんの頭に直撃してブチ切れられたらしい」
かすみ「全然説明長くないじゃん……むしろ簡潔…」
璃奈「再現VTRも作ってみた。こんな感じ↓」
https://i.imgur.com/5pHRrxz.gif まあエマちゃんなら焼きそばと間違えて焼きサバを買ってきてもおかしくはない かすみ「彼方先輩めっちゃブチ切れてる…」
璃奈「当たりどころが悪かったのかな」
かすみ「んー……ていうか、そもそもエマ先輩は何でりな子の発明品が必要だったんだろう?」
璃奈「分からない。今のエマさんは合宿の時と同じくらいガクブル仕様だから聞いても反応してくれない」
かすみ「じゃあ私が彼方先輩に事情を訊いてみる!」
璃奈「何で……そこまで?」
かすみ「色々あるけど簡単に言うなら平和のためだよ!同じ同好会メンバーで喧嘩してるの嫌じゃん!」
かすみ「じゃ、エマ先輩への聴き込みはりな子に任せるね!」バタ-ン!
璃奈「行っちゃった……りなちゃんボード『ポカーン』」 >>14
後ろのダルマが璃奈ちゃんボードつけてて草 エマ「怒らせちゃった…怒らせちゃった…」ガクブル
璃奈「まぁ…任せられたからには仕方ない。何があったか解き明かしてみせる!りなちゃんボード『りなロック・ホームズ』!」
ガチャっ
彼方「はぁ…」テクテク
璃奈(終わった…)
彼方「すやぴ」バタン
璃奈(何事もないように寝始めた…)
璃奈(どうすればいいの…私だけじゃ無理……誰かワトソン役は……エマさんしかいない…)
璃奈(終わった…) ◇◇◇
彼方「はぁ…」
彼方「やっちゃった…イライラしててエマちゃんに当たっちゃったよぉ…」
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( 彼方『あ、ちがっ…!彼方ちゃんそんなつもりじゃ…!』 )
( エマ『あわわわわ…!』ガクブル )
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◯
O ホワンホワン…
o
彼方「すぐに弁解したけど…聞いてなかったよね……ネウロの情報屋ぐらいガクブルしてたし…」
ガチャっ
エマ「あわわわ…!」
彼方「!」 璃奈「あっ」
彼方「……っ」スタスタ バタン
彼方「すやぁ」
彼方(あああああああ!!!やっちゃったぁ!何で彼方ちゃん寝たふりしちゃったのおおおお!!!)
彼方(絶好の機会だったのに…!)
璃奈「……エマさん。彼方さん来てるよ」
彼方「っ」ビクッ
エマ「かなた、ちゃん…?」ピクッ 璃奈「でも寝ちゃったみたい」
彼方(うぅ…ほんとは寝てないけどね…)
エマ「かなたちゃん…ご、ごめんね…痛かったよね…」
彼方(そんなに痛くはなかったんだぜ…)
璃奈「エマさん。お話、聞かせてくれる?」
璃奈「そもそも、何で『疲労を吹き飛ばす装置』を作ってなんてお願いしたの?」
彼方(何の話だろ…)
エマ「それは…」 エマ「彼方ちゃんがね、最近…あんまり元気がなかったから…」
彼方「!」
エマ「だから元気になればいいなって…でも断られちゃって…」
彼方(確かあの時は…新聞の求人欄を読んでたっけ)
エマ「だからね…その、私が楽しそうにやってたら…彼方ちゃんも一緒にしてくれるかなって…うぅ…」
璃奈「そうだったんだ……りなちゃんボード『そうだったんだ』」
エマ「でも、怒らせちゃったよぉ…」ウルウル
彼方「……」
彼方(よ…よし!起きるぞ!そして仲直りするんだぜ!3秒経ったら起きる!3!2!) ◇◇◇
璃奈「合宿の時も思ったけど、エマさん怒られるのに慣れてないよね…」
エマ「うぅ…」
璃奈「大家族のお姉さんだったからかな?りなちゃんボード『体は大人、頭脳は子ども』」
エマ「結局…私一人が空回りしちゃっただけだよね…」シュン
璃奈「いや…腑に落ちないことが一つある。りなちゃんボード『あれれ〜?』」
エマ「え?」
彼方「?」
璃奈「あのダルマ落としの仕様上、彼方さんも一緒に遊んだ判定にはなってるはず」
璃奈「つまり、彼方さんは確かに元気になってる」
彼方「!」 璃奈「ただ同時にイレギュラーがあったせいでエマさんは『びっくり・悲しい』、彼方さんは『むかっ』という些細な気持ちが強化されちゃった感じはあるけど」
璃奈「でも疲れが吹き飛んでるのも本当だよ」
エマ「そ、それって…」
璃奈「うん。エマさんのやった事は成功したし、彼方ちゃんが怒ったのも一時的に感情が強化されたせい。実はそんなに怒ってないと思う」
彼方「……っ!」
エマ「………そ、そっかぁ。よか、よかったぁ…いや、ぶつけちゃったのは本当だから、よくないけど…」
璃奈「ただし」
エマ「え?」
璃奈「このまま放っておいたら感情が固定されて、彼方さんは本当にエマさんにブチ切れてしまう」
彼方「!!!!!!」 彼方「え、エマちゃんごめえええん!!!」ガバッ!!
エマ「か、か、彼方ちゃん!?起きてたの!?」
彼方「ずっと起きてたよおおお!!さっきは怒っちゃってごめんねええええ!!!」ギュ-!!!
エマ「あっあっ、こ、こっちこそ…あ、うぅ…ぐすっ…あだま…あでじゃって…ごべ…なざ…!」ウルウル!
彼方「全然痛くなかったよおおおお!?こっちこそ…うぅ…!いかん…泣けてきた…!」ウルッ
璃奈「彼方さん…エマさん…」
彼方「かなたちゃん…エマちゃんにブチ切れたくないよおおお!!璃奈ちゃんどうしたらいいのおお!?」
璃奈「あ、さっきのは嘘だよ」
彼方「へ?」 璃奈「彼方ちゃんが元気になってるなら眠くなるはずないと思ってブラフ掛けてみた。りなちゃんボード『間抜けは見つかったようだな』」
彼方「り、り…璃奈ちゃぁ〜ん…!?」
エマ「よがっだよおおお!!」オ-イオ-イ
彼方「ぐすっ…ま、まぁ仲直りできたからいっか…」
璃奈「めでたしめでたし、だね」
バターン!!!
りなかなエマ「!?」
かすみ「かすみん参上!分かりましたよ原因が!!」
璃奈「あ、もう解決したよ」
かすみ「ええ!?」ガ-ン!! 彼方「かすみちゃんも何かしてくれてたんだ〜?ありがとう」ニッコリ
璃奈「りなちゃんボード『かくかくしかじか』」
かすみ「そ、そっか…そんな事が。彼方先輩も元気になって良かったです」
彼方「この通りばっちり〜!何で気付かなかったんだろう?」
かすみ「これはもう必要ないですかね…」
エマ「なぁに、それ…?」グスン
かすみ「超高時給のコンビニバイト求人です。彼方先輩が新聞で探してたという情報を手に入れたので探してきました」
彼方「……それはあとでちゃんと聞いておくね?」
璃奈「あははは(真顔)」
璃奈「りなちゃんボード『お後が宜しいようで』」 ◇◇◇
璃奈「ていうことがあったよ」
侑「そんな事が…だからあんな感じなんだね」
璃奈「うん。だからあんな感じ」
彼方「エマちゃあ〜ん♡ もっと撫で撫でして〜♡」
エマ「ふふ♡ はぁい♡ よしよし♡」
彼方「ありがとう〜♡ お礼に、ぎゅー♡」
エマ「わ、わ♡ 恥ずかしいよぉ彼方ちゃあん♡」
璃奈「休憩中はもうずっとこれ。りなちゃんボード『やれやれだぜ』」
かすみ「反動なんですかね」
侑「間に挟まりたい(大変だね〜)」
侑「でも、QU4RTZはこれでいいのかもね」 ノレcイ#*¯ ꒳¯*) (..•᷄ - •᷅.!b),, gifはあと一つクソどうでも良い小ネタだけど新聞の見出しがぶる〜べりぃとれいんもじったやつになってます gif俺も見られんわ
imgurアプリで開いてもresource unavailableになる >>57,59
Safariなら「モバイル用Webサイト」
Chromeなら「PC版サイトを見る」で動いたわ QU4ARZは素晴らしいなぁ…
ところで超高時給のコンビニバイトとは ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています