璃奈「しずくちゃん、これを見て」しずく「これは、テスト？」
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璃奈「この前の国語のテスト、点数に注目して欲しい」
しずく「22点……赤点、だね」
璃奈「そう、頑張ったんだけどこんな点数になっちゃった」
しずく「そうなんだ、惜しかったね。次は赤点取らないように」
璃奈「……じぃ〜」
しずく「璃奈さん？どうしたの？」
璃奈「私、テストの点数22点だったの」
璃奈「しずくちゃんならこの意味がわかるよね」
しずく「―あ……あぁ〜」
しずく「もしかして……」
璃奈「そう、前にかすみちゃんにもやった『アレ』で慰めて欲しい」
しずく「いやあれ別に慰めてやった訳じゃないんだけど……」
璃奈「もう１度見たい、お願いしずくちゃん」
しずく「わ、わかったよ。改めてやるのもなんか恥ずかしいけど////」
しずく「―22点でにゃんにゃん♪かわいいじゃん♪」
璃奈「……むふぅ〜♪」ｺﾞﾏﾝｴﾂ 璃奈「しずくちゃんのにゃんにゃんかわいい、すき」
しずく「そ、そう？あはは照れちゃうなぁ〜////」
璃奈「しずくちゃんのにゃんにゃん、もっと見たい」ｽﾞｲｯ
璃奈「ね、いいでしょ？」ｺｼｮｺｼｮ
しずく「ふひっ……w喉なでないでぇ〜くすぐったいw」
璃奈「猫は『ふひっ』なんて言わない」ｺｼｮｺｼｮ
しずく「ご、ごろごろごろ……」
璃奈「ふふっ、よしよし」ｺｼｮｺｼｮ
しずく「も、もうやめて璃奈さん……w」ﾋﾟｸﾝﾋﾟｸﾝ 璃奈「さて、次は」ﾜｷﾜｷ
しずく「ま、待って璃奈さん……!!」
しずく「これ以上はもうダメ、ここまでだよ」
璃奈「それじゃまた22点を取った時に」
しずく「いやいやいや、そんな後ろ向きな目標じゃダメでしょ」
しずく「―そうだ、こうしよっか」
しずく「璃奈さんがお勉強を頑張ってテストの点数が上がればまた猫の真似をしてあげる」
璃奈「本当？にゃんにゃんしてくれるの？」
しずく「そ、そのにゃんにゃんって言い方やめない……？////」
しずく「まぁこれで璃奈さんのやる気が出るのなら私も協力するよ」
璃奈「よし……私、頑張る。しずくちゃんとにゃんにゃんする為に。璃奈ちゃんボード『メラメラ』」
しずく「あはは……頑張ってね」 璃奈「……」ｶﾘｶﾘ
璃奈「……ふぅ」
しずく「あ、璃奈さん。お勉強頑張ってるみたいだね、偉い偉い♪」
璃奈「うん、だけど疲れた。ちょっと息抜きがしたい気分」ﾁﾗｯ
璃奈「じぃ〜」
しずく「ん？なにかなその目は……？」
璃奈「―私、今日は課題を３ページ進めたの」
璃奈「だから……ね？少しだけ、いいでしょ？」
璃奈「ご褒美……ちょうだい」
しずく「えぇ……？まだ結果も出ていないのに」
璃奈「しずくちゃんのにゃんにゃんが見られたらまた頑張れるの」
しずく「はぁ……わかったよ」
しずく「―この調子で頑張ってにゃんにゃん♪応援してるにゃん♪」
璃奈「むふふぅ〜♪」
璃奈「やる気スイッチ、オン。このまま課題を終わらせるぞ」ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ
しずく（もしかして、こうやってずっとやらされるのかな……////）ｶｧｧ 璃奈「ねぇしずくちゃん、わからないところがあるんだけど」
しずく「どれどれ……」
璃奈「ここ」
しずく「あぁ、この問題は教科書のこのページ。ここにこの人物の考えが書いてあるでしょ」
璃奈「おぉ、そこに書いてあったのかぁ。何度も読んでたんだけど気付かなかったな」
璃奈「ありがとうしずくちゃん、助かったよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
しずく「きゃんっ!?////なんで背中なでるのぉ〜!?////」
璃奈「あぁ、はんぺんはこうやってなでると喜ぶから」
しずく「私……いつの間にか猫扱いされてる……」 ２日後
璃奈「いよいよテスト当日……緊張してきた」
しずく「大丈夫、お勉強頑張ってきたんだから自信を持って」
しずく「ファイトだにゃんにゃん♪」
璃奈「しずくちゃん……」
璃奈「満点まではいかなくても、せめて赤点は回避出来るように」
璃奈「私の全力をぶつけてくるよ、璃奈ちゃんボード『行ってきます!!』」
しずく「うん、いってらっしゃい」ﾆｺｯ
しずく「……」
しずく（璃奈さんには頑張って欲しいけどテストの結果がよくてもにゃんにゃんする事になるんだよな……複雑）
しずく「―まだ私ももう少し、猫ちゃんの演技を練習しようかな」 璃奈「しずくちゃん、見て見て」ｽｯ
しずく「あ、テストが返って来たんだね。どれどれ」ﾍﾟﾗｯ
しずく「―わぁ!!すごーい満点じゃないの!!赤点回避どころじゃない、快挙だよこれ」
璃奈「むふぅ〜ん♪まさか自分でも満点が取れるとは思わなかった」ﾄﾞﾔｧ
璃奈「と言う訳で約束通り」
しずく「ふふふ、わかってる。こうなると思って私も演技に磨きをかけたよ、にゃんにゃん♪」
璃奈「えへへ♪ここまで頑張った甲斐があった、いっぱいかわいがってあげるね、しずくちゃん」 璃奈「さ、おいで」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
しずく「にゃお〜ん」ﾋﾟﾄｯ
璃奈「いい子いい子、ちくわぶはいい子だね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
しずく「ち、ちくわぶ……それって私の名前？」
璃奈「うん、かわいいでしょ」
しずく「そ、そうだね……個性的で素敵な名前だと思うよ……」ﾋｸｯ
しずく（はんぺんといい、璃奈さんはおでんの具を名前にするのが好きなのかな……？） 璃奈「しずくちゃんのにゃんにゃんには可能性を感じていた」
璃奈「ずっと愛でたいとうずうずしていた」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
しずく「璃奈さんってなでるのが上手だね、気持ちいい〜」ｳｯﾄﾘ
璃奈「ふっ……私のテクニックはこんなものじゃない」ｻﾜｻﾜ
しずく「ひゃあっ!?////お、お腹はダメぇ〜!!くふっwくふふふっw」
しずく「私、くすぐりには弱いの〜wあはははっw」
璃奈「いい表情だね、かわいいよちくわぶ」ｺｼｮｺｼｮ
しずく「ひぃんっ……////おへそ……やぁ……////そこも弱いの〜////」
璃奈「お肌すべすべで羨ましい、ずっと触っていたいな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
しずく「も、も〜やめてぇ〜////」 しずく「はぁ……////はぁ……////」ｸﾞｯﾀﾘ
璃奈「ふぅ、楽しかった」ﾂﾔﾂﾔ
璃奈「ごめんねしずくちゃん、少しやり過ぎたかも」
しずく「ね、猫になりきる暇もなかった……」
しずく「でも、満足してもらえたようでよかったよ」
璃奈「本当はお持ち帰りしたいところだけど」
しずく「お持ち帰りはちょっと……ね」
璃奈「ありがとう、しずくちゃんのおかげでお勉強捗ってテストで満点も取れた」
しずく「ふふっ、どういたしまして♪」
しずく「……じぃ〜」
璃奈「？」
しずく「―ねぇ、璃奈さんも猫になってみない？」
璃奈「え？私も？」
しずく「うん」ｸﾞｲｯ
璃奈「わっ!?」ﾎﾟﾌﾝ
しずく「私もテクニックには自信があるんだ、さっきのお礼にたっぷりかわいがってあげる♡」ｻﾜｻﾜ
璃奈「し、しずくちゃ……あっ////」ﾋﾞｸﾝｯ
璃奈「ん……////んにゃあぁ〜////」
しずく「うふ♡いい子だね、ハムレット♡」 その後
璃奈「むふ〜今回もテストでいい点が取れた」
しずく「私も調子よかった、お互いいい点数が取れたみたいだね」
しずく「にゃんにゃん♪やったじゃん♪」
璃奈「にゃんにゃん♪やったね♪」
璃奈「―あの……しずくちゃん」
璃奈「22点じゃなかったけど、よかったらその……////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
璃奈「また、しずくちゃんとにゃんにゃん……したいな♡」
しずく「いいよ、私の事もかわいがってね璃奈さん♡」
璃奈「えへへ、おいでちくわぶ♪」
しずく「はーい、ハムレット♪」 終わりです。地震で大変な時でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました しずりなの可能性を感じられる素晴らしいスレ
おつです！ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
