穂乃果 「μ's ミュージックスタート! ……へ?」
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穂乃果 「1」
ことり 「2」
海未 「3!」
にこ 「7」
希 「8」
絵里 「9」
μ's 「「μ's ミュージックスタート!」」
穂乃果 「へ?」 凛 「一年生が全員飛ばされてるにゃ!?」
花陽 「ええっ!?」
真姫 「ちょっと! にこちゃん! どういうつもりよ!」
にこ 「い、いや! 私は悪くないわよ!」 アセアセ
絵里 「いやにこが悪いわよ。なんで3から急に7に飛ぶのよ」
にこ 「そ、それは海未のせいよ!」 ユビサシ
海未 「ええっ!? 私ですか!?」
にこ 「そうよ!」 穂乃果 「えっと……なんで海未ちゃんが悪いの? 海未ちゃんのコールで別におかしいところなんてなかったけど」
にこ 「あんただけびっくりマークが付いてたじゃない!!」
海未 「びっくりマークですか?」
ことり 「えっと『!』のことだよね?」
にこ 「そうよ! つまり階乗ってことでしょ!!」
凛 「会場?」
絵里 「階乗ね。数学用語よ」 にこ 「3!=3×2×1=6。だから私は次の7を言ったの。私はただ、海未の言ったことに従ったに過ぎないのよ」
希 「そんな無茶苦茶な……」
真姫 「どうせ授業で習ったばかりの知識を見せびらかしたかっただけでしょ。小学生みたいに」 クルクル
にこ 「なっ!?」
絵里 「ちょっと! 階乗なんて高校三年生で初めて習うようなものじゃないわよ?」
凛 「まぁにこちゃんのレベルでは、会場は新鮮な概念だったんだにゃ」 にこ 「バカにしてるの!?」
凛 「バカにしてるにゃ」
絵里 「バカにしてるところ悪いけど凛、あなた漢字間違ってるわよ」
希 「まぁにこっち。誰だって見栄張りたいことはあるもんやし、勉強で後輩からバカにされるのが嫌だったんよね? 気持ちは分かるで……だから元気だそうやん」 ポン
にこ 「ちょっと! 同情してる顔見せながら肩に手を置かないでよ!? もっと惨めな気持ちになるじゃない!!」
穂乃果 「まぁでも無事理由も分かったわけだし、改めてみんなで声掛けしていこうよ!」 にこ 「待ちなさいよ!! そもそもなんで海未は急にびっくりマークを付けたわけ!? 海未がそんなことをしなければ、こんなことにはならなかったわけだし……」
海未 「いや、それは別にどうでも良いじゃないですか」 アセアセ
希 「でもにこっちの言ってることも一理あるで? 急にびっくりマークを付けるなんて、海未ちゃん、理由でもあるの?」
海未 「えっ、それは、その///」 モジモジ
花陽 「? ……どうしたんですか?」
海未 「ほら、あの、こうしてみんなでライブをするのも慣れてきたじゃないですか?」
にこ 「まぁ、そうね」 海未 「でも、だからこそ初心の気持ち忘れるべからず、というか……気合を入れ直してみるのも良いかなと思いまして。つい声を張り上げてしまいました」
絵里 「ハラショー! 海未、偉いじゃない! なんでそんな言うのを躊躇ったのよ」
海未 「一人だけ気合を入れ直して、挙句に空振りなんてしてしまったら、とても恥ずかしいなと思いまして……///」
ことり 「そんなことで悩むなんて、海未ちゃん可愛い♪」
海未 「うぅ……やっぱり恥ずかしいです……///」 カァァ にこ 「……」
絵里 「にこ、これでも海未に原因があるなんて言うつもり?」
にこ 「いや。私が悪かったわ。ごめんね、海未」
海未 「図らず少し恥ずかしい思いはしてしまいましたが、別に私は気にしてませんから大丈夫ですよ」 ニコッ
穂乃果 「じゃあ改めて声掛けしていこう!!」 穂乃果 「1」
ことり 「2」
海未 「3」
真姫 「2^2」
凛 「5……5?」
花陽 「6」
にこ 「7」
希 「8」
絵里 「9」
μ's 「「μ's ミュージックスタート!」」
穂乃果 「へ?」 絵里 「ちょっと真姫! なんで急に累乗で答えるのよ!」
真姫 「別に良いじゃない。答えは変わらず4なんだから」 クルクル
凛 「えっと、凛は……凛は……5で合ってるの?」
絵里 「ほら案の定、突然の累乗で凛が混乱してるじゃない!!」
真姫 「だってしょうがないじゃない!!」
希 「真姫ちゃん! それはえりちのセリフや!!」
絵里 「いや別に私だけのセリフってわけじゃないわよ!?」 真姫 「にこちゃんが数学にわか知識を出して、偉そうにしてたから、少し癪で、私も対抗したかったのよ」
にこ 「ぬあんですって!? にこが言うのもなんだけど、ようやく解決したのに余計ややこしくしないでよ!!」
真姫 「にこちゃん、うるさい」
にこ 「なっ!?」
花陽 「に、にこちゃん、真姫ちゃん!! 喧嘩は良くないです!」 アセアセ
凛 「ライブ前の気持ちを合わせるためにやってるのに、むしろ気持ちがバラバラになってるにゃ……」
にこ 「ぐぬぬ!」
真姫 「イミワカンナイ!」 プンッ
海未 「いったいどうすればいいんでしょうか……」 希 「とりあえず喧嘩はやめた方が良いんやない? アイドルは笑顔になって、笑顔にさせる仕事なんやから」
にこ 「……!」
希 「にこっちは一番それを分かってるやろ? それに真姫ちゃんだって、大切な仲間と喧嘩なんて本当はしたくないんやない?」
真姫 「……」
希 「ウチは笑ってる真姫ちゃんが好きやけどなぁ」
真姫 「……まぁそうね。喧嘩なんてしても意味ないし。私も変に意地を張ってたわ。ごめんね、にこちゃん」
にこ 「……私も悪かったわよ。ごめんなさい、真姫」
絵里 「これで無事仲直りね!! 良かったわ」
穂乃果 「じゃあ今度こそ、声掛けしていこう!!」 穂乃果 「1」
ことり 「2」
海未 「3」
真姫 「4」
凛 「5」
花陽 「6」
にこ 「7」
希 「1000」
絵里 「!? えっと1001」
μ's 「「μ's ミュージックスタート!」」
穂乃果 「へ?」 絵里 「ちょっと希!!? なんで急に二進法になるわけ!?」
凛 「二人とも急に早口になって驚いたにゃ」
海未 「文字じゃ分かりにくいですけど、声に出すと千って呼び方ではないですからね」
希 「だけどえりちもすぐ気付いてくれて、同じく二進法で言ってくれたやん」 フフ
絵里 「条件反射的につい言っちゃっただけよ!!」 穂乃果 「って全然声掛け終わらないじゃん!! ライブもう始まっちゃうよ!?」
絵里 「希のせいよ!! なんで急に二進法なのよ!?」
希 「別に理由はないんよ。単なるイタズラ。でも穂乃果ちゃん……正直、さっきからみんなの心はバラバラになっちゃってるし、この声掛けも飽きたと思わない?」
穂乃果 「えっ?」 希 「たまにはみんなバラバラに声掛けしてみようよ。累乗でも階乗でも二進法でもなんでも使ってみて」
花陽 「だけどそんなことしたら本当にみんなの心はバラバラになっちゃうんじゃ……」
希 「みんなバラバラに自由に、っていう共通点はあると思うけど。それに、そんなことでウチらの絆はバラバラになると思う?」 ニコッ
穂乃果 「……」
穂乃果 「ならないよ。絶対にならない! そうだね、たまにはみんな自由にやってみようよ! ほら、声掛けしていこう!!」 穂乃果 「1」
ことり 「2!」
海未 「11」
真姫 「2^2」
凛 「5」
花陽 「3!」
にこ 「7」
希 「1000」
絵里 「3^3」
μ's 「「μ's ミュージックスタート!」」
穂乃果 「みんな!! ファイトだよ!!」
おわり ことりは「最小の素数」とか言い出しそうな気がする
なんかまたちょっと違うというかずれてるというか クソ笑った
でも希の口調なんか微妙にJ民みたいになってね? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています