菜々「ずるいです……璃奈さん……///」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
菜々「以上をもちまして、部活及び同好会に係る下半期予算会議を終了いたします」
副会長「一同起立……礼!」
「「お疲れ様でしたー!!!」」
ガヤガヤ……
かすみ「スクールアイドル同好会……5%カット……」グスン…
侑「しょうがないよかすみちゃん。SIFで追加予算請求しちゃったし、むしろ健闘したほうだよ」
かすみ「ぐぬぬ……こうなったら、全国にかすみんの可愛さを知らしめ、生徒会を屈服させるまでです!!」
侑「うん。私も応援する♪」
ガヤガヤ…… 副会長「お疲れさまでした、会長」
菜々「皆様のおかげです。調整が上手くいき、前回より反対意見が少なく済みました」
副会長「それにしても……会長、最近やる気に満ち溢れていますね」
副会長「何かいいことでもあったのですか?」
菜々「いえ、特には……」
副会長「もしや……来月の優木せつ菜ライブのA席チケットが当たったからでは!?」
菜々「!!…え、えっと……」
副会長「その反応は図星ですね!?はぁ……私も申し込んだのですが運に恵まれず……」
菜々「いえ、その……」
副会長「会長、一生のお願いです。このB席と会長のA席を交換お願いできますでしょうか!!?」
菜々「ちょっちょっと待ってください、副会長ーー!!!」 菜々「なんとか振り切ることが出来ました……」ハァ…
テクテク…
璃奈「…………」
菜々「あれは、璃奈さん?」
璃奈「あ、菜々さん」
菜々「どうしたんですか?そんなところで」
璃奈「うん、菜々さんを待ってた」
菜々「私を……ですか?」
璃奈「うん………」
璃奈「……………ハグ///」
菜々「ハグ………ですか?」
璃奈「うん……………///」
菜々「ふふっ、分かりました♪」
菜々「ここでは誰かに見られるかもしれないので、場所を移動しましょう」
璃奈「………うん………///」 菜々「ここなら誰も来ないと思いますので」
璃奈「………………」
ギュッ
璃奈「………………///」
菜々「………ふふっ♪」ナデナデ…
璃奈「?????」ギューッ…
菜々「本当に甘えん坊さんなんですね、璃奈さんは」ナデナデ…
璃奈「うん………菜々さんにだけ……///」
菜々「知ってますよ。璃奈さん、いつもは健気に頑張ってますから♪」ナデナデ…
璃奈「うん………………///」
菜々「………………///」ナデナデ… 菜々「でも……本当に甘えん坊なのは私………」
璃奈「菜々……さん?」
菜々「生徒会の活動を言い訳に、こうやって璃奈さんの好意に甘えて、自分を正当化して……」
菜々「周りには強がって見せてるけど、本当は誰よりも弱くて……」
璃奈「………………」
菜々「………………」
ナデナデ…
菜々「璃奈……さん?」
璃奈「甘えん坊で……いいと思う」
菜々「え?」
璃奈「菜々さん……せつ菜さんの時も、ひとりで色々背負い込んじゃうから」
璃奈「こうやって私に甘えて、少しでも菜々さんの支えになるなら、それでいい」
菜々「璃奈さん…………」
璃奈「今日の菜々さん……本当に可愛い……///」
菜々「………………///」
璃奈「………………///」 菜々「あの……璃奈、さん……」
璃奈「ん?」
菜々「あの……よろしければ……その……」
璃奈「♪♪」
チュッ?
菜々(あっ…………♡♡♡)
チューッ…♡
璃奈「ん………♡♡♡」
菜々「……………♡♡♡」
菜々(璃奈さんの唇………柔らかい………♡♡♡)
♡♡♡♡♡
菜々「もう……戻りますか……///」
璃奈「……うん……///」 せつ菜「本日もよろしくお願いしまーーす!!!」
侑「あ、せつ菜ちゃん♪」
エマ「今日もよろしくね、せつ菜ちゃん♪」
ズイッ
せつ菜「!!?」
かすみ「ぜづな゙先゙輩゙、どお゙ぉ゙〜〜じでがずみ゙ん゙に゙協゙力゙じでぐれ゙な゙がっ゙だん゙でずがぁ゙〜〜」
せつ菜「すいません……妥協点があそこしか無かったもので……」ペコペコ…
侑「まぁまぁかすみちゃん」
かすみ「ぐぬぬ……」 グイッ
かすみ「?」
璃奈「かすみちゃん、せつ菜さんを困らせちゃダメ」
せつ菜「璃奈さん…………」
璃奈「♪♪♪」
せつ菜「…………///」
かすみ「あーあーあーあーふたりとも惚気ちゃってーあーあー」
せつ菜「べ、別にそんなつもりでは……///」
璃奈「………………///」
侑「まぁまぁふたりとも♪」
侑「それじゃあ、今日の練習メニューなんだけど……」 侑「では今日の練習はここまで。お疲れ様でしたー」
・
・
・
せつ菜「璃奈さん、明日璃奈さんの家に行ってもいいですか?」
璃奈「うん。大歓迎♪」从|> ᴗ <|从
せつ菜「ありがとうございます♪あと侑さんとかも誘ってみようと思うんですが」
侑「あ、ごめんせつ菜ちゃん。明日は歩夢とかすみちゃんで食べ歩きを予定しているから」
せつ菜「え、そうなのですか?」
侑「ホントにごめんね、折角誘ってくれたのに」
せつ菜「いえ、また機会がありましたら♪」
かすみ「とかいって〜ホントはりな子とイチャイチャできてラッキーとか思ってるんじゃないんですか〜?」
せつ菜「そ、そんなこと………///」
侑「あ、それだったら二人きりのほうがいいかもね。最近せつ菜ちゃん忙しそうだったし」
せつ菜「ゆ、侑さんまで…………///」
璃奈「………………///」 ピンポーン カチャ…
璃奈「どうぞ上がって」
せつ菜「おじゃましまーす!!!」
璃奈「ロマンスサガ onlineならもう準備できてる」
せつ菜「さすが璃奈さん。では私も準備しますね♪」
璃奈「うん、よろしく」
せつ菜「♪♪」
璃奈「…………………………」
从[ ̄ー ̄]从 ニヤリ…
せつ菜「?……どうしたんですか、璃奈さん?」
璃奈「ううん……なんでも……」 つ o-o、パカッ…
ソソソソソ… ...从[ ̄ー ̄]从 ⁄/*イ`^ᗜ^リ
スチャッ!!
せつ菜(眼鏡)「え?……り、璃奈さん!??」
璃奈「今回せつ菜さんには菜々さんになってもらう……」从[ ̄ー ̄]从アミナミ…
せつ菜(眼鏡)「えっ?ええっ!??」
璃奈「うん、完成♪」
菜々「うぅっ……璃奈さんとのゲームが……」
璃奈「せつ菜さんだといつも元気いっぱいでなかなか私に甘えてくれないから」
璃奈「今日は菜々さんになって、私にいっぱい甘えてくれたら嬉しいな」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ワクワク♡』」从[> ᴗ <]从
菜々「そんな……卑怯です、璃奈さん……///」 ギュッ
菜々「………………!!///」
璃奈「菜々さんってこうやって後ろから抱き付かれるの好きだよね」
菜々「そ……そんなこと……///」
璃奈「♪」ハムッ…
菜々「………………!!」キュン♡
璃奈「んむんむ…………」
菜々「み……耳を舐めたりなんて……あっ♡♡♡」キュン♡キュン♡
璃奈「菜々さんがなかなか正直にならないのが悪い」
菜々「はぁ………はぁ………♡♡♡」キュン♡
璃奈「菜々さん…………何が欲しい?」
菜々「り…………璃奈さんの………///」
菜々「璃奈さんの……くちびる………///」キュン♡
璃奈「♪♪」 チュッ♡
菜々「ん………んちゅ……♡♡♡」キュン♡キュン♡
璃奈「ん………あむっ……♡♡♡」キュン♡キュン♡
・
・
・
璃奈「今日はいっぱい甘えてくれて嬉しい」
菜々「…♡………♡…………♡……///」キュン♡
璃奈「……菜々さん、もっと甘えてもいいと思うんだ」
璃奈「最近……生徒会、大変そうだったから……」
菜々「………………」
璃奈「悩みがあるなら言って欲しい。みんな、菜々さんの事心配してたから」
璃奈「もちろん……私も…………」
菜々「……生徒会の予算で悩みは付き物……それが、当たり前ですから……」
璃奈「そうなんだ…………」 かなりながかなりすきだけどりなななもなかなかいいな? 菜々「それでも、今回は穏便に話がまとまりました」
菜々「部長の皆様も比較的協力的で、割り当て理由についても多くの方が納得してくださり」
菜々「少々トラブルもありましたがそれもひと段落、漸く肩の荷が下りてホッとしたところです」
璃奈「それなら良かった……」
菜々「それに、今回は同好会が心の支えになりました」
菜々「ライブが近いにも関わらずみんなが私をフォローしてくださって」
菜々「もちろん直接的な相談は出来ませんでしたが、それでも私にとっては大きな励みになりました」
菜々「特に璃奈さんにはすごく助けられました。本当にありがとうございます♪」
璃奈「私でよければいつでも力になるから」
菜々「…………だからなんでしょうね。上半期の苦い思い出が鮮明に蘇ってしまうのは……」
璃奈「…………………………」 菜々「同好会発足後間もない頃で、忙しい時期が重なったというのもありますが、あの頃は本当に悪夢でした……」
菜々「毎日のように苦情の電話が鳴り響き、生徒会室が数回に渡って荒らされて」
菜々「机や下駄箱に怪文書や抗議の手紙が何通も何通も入れられて」
菜々「生徒会長に就任して本当に良かったのかと、何度も何度も自問していました……」
璃奈「菜々さん…………………………」
菜々「結局それらは生徒数名による犯行だと判明して、その生徒たちはしかるべき処罰を受けましたが」
菜々「自分の心の弱さがあの悪夢を呼んだんじゃないかって、今でも後悔することがあるんです……」
璃奈「…………………………」
菜々「ごめんなさい璃奈さん。折角の休日にこんな話をしてしまって……」
璃奈「ううん……菜々さんに何があったのか知ることができて良かった」
菜々「璃奈さん…………」 璃奈「だがしかーし、菜々さんの考えは根本が間違っている」从[◉ _ ◉]从 ギョッ
菜々「え?……璃奈さん?」
璃奈「菜々さんに足りないもの、それはズバリ他人に甘える心……」从[◉ _ ◉]从 ゴゴゴゴゴ…
菜々「ちょっちょっと怖いです……璃奈さん……」
ギュッ…
菜々「あっ………………///」
璃奈「ということで、菜々さん甘やかしモードは継続」
菜々「そんな……これ以上甘えるなんて私には……///」
璃奈「♪♪」
ハムッ♡
菜々「あっ……と、溶けちゃいますっ………♡♡♡♡♡」キュンキュン♡♡♡
璃奈「♡♡♡♡♡」
菜々「♡♡♡♡♡」 菜々「こんなに人に甘えたの初めてです…………///」
璃奈「はっぴー♪♪」从[> ᴗ <]从
菜々「でも……なんだか吹っ切れました」
璃奈「うん。菜々さん、いい顔になってきた」
菜々「ありがとうございます、璃奈さん」
璃奈「菜々さんの力になれて嬉しい///」
菜々「貰ってばっかりも心苦しいので、何か手伝える事があれば言っていただきたいのですが」
璃奈「それなら、出来上がったばっかりのPV見て欲しいんだけど」
菜々「PV……ですか?」
璃奈「こういうのって他人の評価がどうしても必要で、特に菜々さんなら適任かなって思って」
菜々「…………今の私はせつ菜の時のように甘くは無いですが」キラーン
璃奈「うん。そっちのほうが助かる」
・
・
・ 璃奈「勉強まで教えてくれてありがとう」
菜々「いえ、これ位しないと不公平というものです」
璃奈「また悩みとかあったら言ってね。少しでも力になりたいから」
菜々「はい。ありがとうございます♪」
璃奈「それじゃあ、また月曜。部室で待ってるから」
菜々「はい。よろしくお願いします♪」 菜々「こちらのロッカーでしたら、施設維持費で対応可能です」
部長「本当ですか!?」
菜々「はい。使用年数も経ってますし、部費で補う必要は無いかと」
部長「良かった……」
菜々「他にも対応可能な物品がありそうですので、教職員に相談を持ちかけてみます」
部長「ありがとうございます!!」
書記「ここ最近さらにやる気に満ち溢れていますね、部長」
副会長「はい。これが暴走とかに繋がらなければいいのですが…………」
菜々「♪♪〜」 菜々「さーて、ひと仕事終わりましたし、スクールアイドル活動に参りま」
クラッ…
菜々(あ、あれ…………?)
ガクッ……
菜々(そんな……これから、まだ…………)
パタン……
・
・
・ 菜々「…………っと、ここは…………?」
璃奈「あ、菜々さん。おはよう」
菜々「璃奈さん。これは……もしかして璃奈さんが?」
璃奈「うん。部室の近くで倒れてたのをたまたま見つけて」
璃奈「私ひとりじゃ運べなかったから、かすみちゃんに手伝ってもらった」
菜々「そうだったんですか……ありがとうございます」
璃奈「菜々さん……ごめんなさい……」
菜々「?…どうしたんですか?」
璃奈「菜々さんを励ますつもりだったのに、逆に菜々さんを追い込んじゃったから……」
菜々「…………」 ナデナデ…
璃奈「あっ…………」
菜々「璃奈さんは何も悪くありませんよ♪」
璃奈「菜々さん…………」
菜々「璃奈さんからいっぱい優しさをいただきました。これのせいにするなんて、罰当たりもいい所です」ナデナデ…
璃奈「…………///」
菜々「思えばSIFや予算会議などでここ2ヶ月は激動でした」
菜々「そろそろ羽を休める時期だったのかもしれません」
璃奈「菜々さん……それって……」
菜々「明日、病院で診てもらおうと思います。何事も無いとは思いますが」
璃奈「…………」 侑「せつ菜ちゃん、今日休みだって」
エマ「昨日倒れてたし、少し心配だね……」
侑「うん…………」
璃奈「…………」
しずく「璃奈さん、大丈夫?」
璃奈「しずくちゃん……」
しずく「璃奈さん、せつ菜さん大好きだもんね。それじゃあ寂しいよ」
璃奈「うん…………」
しずく「…………」 かすみ「りーな子。今日の放課後、クレープ屋に行こ♪」
璃奈「かすみちゃん……」
かすみ「ただでさえせつ菜先輩がいない時に、りな子まで落ち込んでたらますます同好会が寂しいからねぇ」
璃奈「ごめん、かすみちゃ」
かすみ「りな子、ここで謝るのは無し」
璃奈「……あ、うん……」
かすみ「それならクレープ食べて嫌なこと忘れる。うん、そっちのほうがいいに違いない♪」
璃奈「…………」
かすみ「ということで放課後の予定はクレープで決定♪しず子も来てくれるよね?」
しずく「はい、ご一緒させていただきます♪」
璃奈「ありがとう……かすみちゃん……しずくちゃん……」 璃奈「…………」
璃奈(昨日のクレープ……何も味がしなかった……)
璃奈(……せつ菜さん……菜々さん……)
璃奈(私……寂しい…………)
璃奈「…………」キューッ… ガララ…
菜々「こんにちはー」
璃奈「あ……菜々さん……」
菜々「璃奈さん。本日もよろしくお願いします♪」
璃奈「菜々さん、体のほうは……」
菜々「はい。おかげさまで何事もありませんでした♪」
菜々「生徒会のほうも今週は副会長が代行する形となりまして……なので早めにこちらへ顔を出すことにしました」
璃奈「よかった……」
菜々「ところで璃奈さん、昨日は寂しがっていたと侑さんから電話がありましたが」
璃奈「うん……菜々さんがいなくて、寂しかった……」
菜々「そうでしたか……」 ドンッ…
璃奈「あっ…………///」
菜々「それなら、今日はいっぱい可愛がってあげないといけませんね♡」ズイッ
璃奈「菜々、さん……顔が……///」
菜々「ふふっ……♡」
クイッ
菜々「璃奈さん、何が欲しいですか?」
璃奈「……菜々さんが……欲しい///」
菜々「合格です♡」
チュッ♡
璃奈(あっ…………♡) 菜々「ん……んちゅ……♡」
璃奈「ちゅっ……んくっ……♡」
璃奈(こんな積極的な菜々さん、初めて……)
サワッ…
璃奈「ひゃうっ……♡♡」
菜々「璃奈さんってここが弱いんですね♡」
璃奈「そ、そんなこと…………///」
サワワッ…
璃奈「あ……あぁっ……♡♡♡」
菜々「ふふっ、もっと可愛がってあげないと、ですね♡」
璃奈「はぁ……はァ……♡♡♡」
菜々「♡♡♡♡♡」
璃奈(こういう菜々さんも……いいかも……♡♡♡)
璃奈「♡♡♡♡♡」 菜々「そろそろ終わりにしますか、皆さん来る頃でしょうし」
璃奈「うん…………///」
璃奈「……菜々、さん……」
菜々「はい、なんでしょうか?」
璃奈「明日も……欲しい///」
菜々「ふふっ、璃奈さんは欲しがり屋さんなんですね♪」
璃奈「だって……こんなの……///」
チュッ♡
璃奈「あ…………///」
菜々「わかりました。明日もよろしくお願いしますね、璃奈さん♡」
璃奈「……うん♡」 菜々(危うく恥ずかしさが顔に出るところでした……///)
璃奈(強がってる菜々さんも、可愛い♡)
おわり せつりなはりなりーがガン攻めしそうな良さがありますね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています