しずく「それでは始めますね」彼方「は〜い」
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彼方「………………」
しずく「“私”だけを見ていてほしいんです♡“私”のことだけを考えて♡“私”の為だけに生きてほしいんです♡」
しずく「その為だったら“私”は全てを捨てましょう♡もう彼方さん以外何も必要ありません♡」
しずく「ふふっ♡あははっ♡あははははっ♡」
坂道を転げ落ちるように加速しているのがわかる
もう“私”一人では止まれそうにない
このままこの速度に身を任せてしまえば――
彼方「ふぅー………………」
しずく「落ち着きましたか?それではお聞きしますね?♡」 しずく「彼方さん……“私”のものになっていただけますか?♡」
彼方「………………」
選択肢
A「………わかった、良いよ」
B「それは……できないよ」
C「しずくちゃんさぁ……何か勘違いしてない?」
以下5レス 多数決 すみません頭悪すぎて多数決にならなかった
早く集まったってことでAから 彼方「………わかった、良いよ」
しずく「ふふっ♡やっと……これでやっと………♡」
彼方「それで泣き止んでくれるなら、しずくちゃんのものにでも何でもなってあげるよ」
しずく「何を言ってるんですか?♡涙なんて流してませんよ?♡」ポロポロ
しずく「なんたってこんなにも良い気分なんですから♡あははっ♡」ポロポロ
彼方(もう“自分”さえ見えてないんだね……)
しずく「録画はここまでで良いですよね♡」
ピッ
彼方「それ止めちゃったら……もうお芝居じゃ済まないんだよ?」
しずく「さっきもそう言ったじゃないですか♡この気持ちはお芝居なんかじゃ無いんです♡」 しずく「さぁ、ここからは“私”たち二人だけの世界ですよ…♡」
彼方(そんな今にも壊れちゃいそうな表情を見たら……断ったりなんて出来ないよ…)
しずく「それでは邪魔な制服は脱いでしまいましょうねー♡」プチプチ スルスルッ
彼方(さっき彼方ちゃんのことを“強い人”って言ってくれたけど、そんなこと無いんだよ……)
しずく「あはっ♡これが彼方さんの……♡」ゾクゾクッ
彼方(ホントはお姉さんとしてしっかり止めてあげなくちゃいけないのに……怖くて出来ないんだ…)
しずく「まだ下着姿なのに、見ただけで“私”のここ……もうこんなに………んっ///♡」クチュクチュ
彼方(これはそんな弱い彼方ちゃんへの罰なのかもしれない)
しずく「んっ♡……あぁんっ///♡♡………はぁ♡…はぁ♡」
しずく「いけませんね♡彼方さんがえっち過ぎてつい一人で盛り上がってしまいました♡」 彼方(もう止めることは出来ないけど、せめて一緒に居ることくらいは出来るから)
しずく「それでは全部脱がせてしまいますね♡……それっ♡」バッ
彼方「……んっ///」プルンッ
彼方(……しずくちゃんが堕ちていくなら、彼方ちゃんも一緒にそこに墜ちるよ)
しずく「あぁっ…♡綺麗です……彼方さん………っ♡」ムラムラ
彼方「良いよ……おいで」
彼方(いつかこの日を後悔する時がきっと来ると思う)
彼方(その時しずくちゃんが壊れてしまわないように)
しずく「それでは………いただきまぁすっ♡」ガバッ
彼方(それまではただ、しずくちゃんの全てを受け止めてあげる)
NormalEnd もう寝るので残り2つは明日になります
選択肢お付き合いありがとうございました
見てくれてありがとうございました おつです。最近選択肢全部書いてくれる人多くてありがたい >>45
彼方「しずくちゃんさぁ〜……何か勘違いしてない?」ヘラヘラ
しずく「はい……?」ピクッ
彼方「今までの話を聞いてると、まるでしずくちゃんが一方的に彼方ちゃんのことを愛してるみたいな言い分だったよね〜?」
しずく「……違うとでも?♡あっ、わかりましたよ♡……相思相愛を装ってこの場から逃れようと――」
彼方「静かにして?……今彼方ちゃんが話してる」ギロッ
しずく「……っ!!?♡」ゾクゾクッ
しずく(何ですかこれっ?♡こんなの私の知ってる彼方さんじゃ……♡)
彼方「まずしずくちゃんはさぁ…彼方ちゃんのことが好き好き言いながら、彼方ちゃんの気持ちについては一切考えてないんだよね〜」
彼方「勝手にしずくちゃんに興味の無い彼方ちゃんを作り出して、それを相手にして勝手に自分の気持ちを押し付けてるの」
しずく「そっ……れはっ……♡」ビクンッ
しずく(何も言い返せないっ…♡なのにどうしてこんなに高揚しているんだろう…♡) 彼方「何となくしずくちゃんって、彼方ちゃんのことが好きなのかな〜とは思ってたんだ〜」
彼方「勿論確証なんて無かったけどね」
彼方「だってそうでしょう?今のコレもそうだけど自作脚本の演劇動画を撮るからって言って、毎回彼方ちゃんのことだけ誘ったり」
彼方「他にも何かしらに託けて彼方ちゃんと二人の時間を作ろうとしたりさ〜」
彼方「これだけアプローチしてくるんだから、そのうち告白なんてされちゃうのかな〜なんて…」
彼方「ドキドキしながら待ってた彼方ちゃんが……」
彼方「――馬鹿だったよ♡」
しずく「っっ!!♡♡♡」ゾクッ 彼方「これ、解いてくれる?」
しずく「えっ?……でも………その……♡」
彼方「もう一度言うよ〜?……解いてくれるよね?」
しずく「はっ、はいっ…!♡」スルスルッ
しずく(物理的に優位に立っているのは私の方なのに……何故か逆らう気さえも起きない♡)
彼方「そういえば録画はもう良いよね?後は編集でそれっぽくすれば完成でしょ?」
ピッ
彼方「それに彼方ちゃんを誘う口実でしか無かったみたいだし♡」
彼方「ふぅ……これでやっと、しずくちゃんをメチャクチャにしてあげられる♡」ガバッ
しずく「きゃっ!♡」ドサッ
彼方「しずくちゃんが悪いんだからね?ちゃんとした道から逃げ出して、近道なんてしようとするから…♡」 彼方「これじゃあどっちが雑魚かわからないね〜♡……雑魚メンタルの〜し・ず・く・ちゃんっ♡」ボソッ
しずく「あはっ!//♡♡んんっ///♡♡♡あっ♡…はぁ……♡はぁ……♡」ビクビクッ
彼方「えぇ〜…もしかして……」ピラッ
彼方「うわっ、まだ触ってもないのにパンツまでぐしょぐしょだよ〜?」
しずく「いやっ♡……あの♡…違くてっ♡♡」ビクンッ
彼方「言葉だけで軽くイッちゃうなんて……しずくちゃんってば変態さんなんだね〜♡」
しずく(この人はもしかして私と同じ……いいえ、それ以上に…♡)
彼方「でも安心してね、お豆腐メンタルなしずくちゃんも、変態なしずくちゃんも、ぜ〜んぶまとめて彼方ちゃんが愛してあげるから♡」ニコッ
しずく(なるほど、道理で………今の彼方さんもとっても素敵♡)
彼方「そろそろ制服邪魔だなぁ〜……脱がせちゃうね〜♡」スルスルッ バサッ
しずく「ああっ…///ぁんっ!♡」プルンッ トローッ 彼方「ほら…大好きな彼方ちゃんの前で、すっぽんぽんになっちゃったよ〜?♡」
彼方「うわぁ…もう全身汗でぐしょぐしょだね〜」
彼方「特に脇汗とか凄いね〜…この距離でもしずくちゃんの臭いがする♡」
彼方「それに彼方ちゃんまだ何もしてないのに、乳首こんなに固くしちゃってさ〜」ツンッ
しずく「んああぁっっ!!///♡」ビクンビクンッ
彼方「やっぱり彼方ちゃんは見てるだけで良いんじゃないかな〜?♡」クスクス
しずく「だっ…だめぇっ///♡おねがいっ……さわって?♡愛してぇ……?♡」トロン
彼方「もう敬語を使う理性もトんじゃってるのかな〜?♡」
しずく(ああっ♡思い描いてたシナリオとは少し違うけど……♡これで良いの……♡)
彼方「それじゃあお望み通り……食べちゃうね♡」クチュクチュッ
しずく(これでようやく一つに…♡)
ReverseEnd >>45
彼方「それは……できないよ」
しずく「どうしてですか?こんな強引な女の子はキライですか?それとも周りの方々のことが気にかかりますか?」
彼方「そんなんじゃない……」
彼方「ただ、そんな顔して泣いてるしずくちゃんの言うことなんて聞いてあげられないってだけだよ」
しずく「はい……?涙、なんて………」ポロポロ
私の中で何かが静止した
暗闇に覆われた心に小さな亀裂が入っていく
彼方「それが本心からの言葉だったなら、彼方ちゃんはそれでも良かったんだよ」
彼方「でも今のしずくちゃんの表情は、そうは言ってない」
彼方「それにそんな悲しそうな顔して言う台詞じゃ無いだろうに」
しずく「うっ……ああっ……」ポロポロ
裂け目は次第に大きくなって、眩い光が射し込んできた 彼方「それに彼方ちゃんさっき、しずくちゃんの全部が好きって言ったよね?」
彼方「別に話を合わせた訳でもその場しのぎでも何でもないんだよ」
彼方「これが彼方ちゃんの心からの言葉」
彼方「だから“しずくちゃん”の言葉を聞かせて…?」
しずく「“私”は……っ、私……は………」ポロポロ
彼方「うん」
しずく「私は……彼方さんが好きで…ただ、それだけで……」ポロポロ
彼方「うん…聞かせてくれてありがとう〜」
彼方「彼方ちゃんとしずくちゃんだけの世界ってのも悪くないのかもだけどさ〜」
彼方「彼方ちゃん的にはみんなに囲まれて笑ってるしずくちゃんを見るのが好きだから、勿体ないな〜って思うんだよね」
彼方「あっ、勿論その“みんな”の中には彼方ちゃんも居るんだからね〜」ウインク
しずく「………………」ポロポロ
やがて裂け目は大穴になって、見慣れた手が伸びてくる 彼方「しずくちゃんだってさ、ちょっと焦っちゃっただけだと思うんだ〜」
彼方「彼方ちゃんはいつだってしずくちゃんの側に居るから……ね?」
彼方「だからここから始めようよ」
しずく「ここから…………」スルスルッ
その手を握ると、眩い光の中へと勢い良く引き上げられた
彼方「もう縛らなくて良いの?」
しずく「本当はこんなもの、初めから必要ないって分かっていた筈なんです……それなのに私は――」
彼方「そっかぁ…でも良かった〜」
しずく「……………?」キョトン
彼方「これでやっと、しずくちゃんを抱きしめてあげられる」ギューッ
しずく「うっ……っ………うわぁぁぁんっ!」ポロポロ
生温く心地よかった暗闇の中と比べると、光に包まれた外の世界はどこか冷たく感じた
だけどそんなことも忘れさせるくらいに温かいこの手を握りしめて、私たちは光の中をゆっくりと歩き始めた ――――
――
しずく「ふぅ………録画止めますね」
ピッ
しずく「後は仮で入れていたモノローグを、本番用に差し替えて完成といったところでしょうか」
彼方「いや〜お疲れ様〜」
しずく「彼方さんこそお疲れさまでしたっ」ニコッ
彼方「しずくちゃんの演技が凄すぎて、最後の方とかお芝居ってこと忘れちゃってたよ〜」
しずく「あはは……ありがとうございます」アセアセ
しずく(私もほぼ忘れてたなんて……言えないなぁ)
彼方「まさか縛られるとは聞いてなかったから焦ったけどね〜」
しずく「うっ……すみません、つい…」
彼方「まぁ彼方ちゃんも途中でホントに寝ちゃったしお相子ってことで」 彼方「それはそうと彼方ちゃんは自由にやってただけなのに、それに合わせてぽんぽん台詞が出てきてびっくりしちゃったよ〜」
しずく「演劇部でもない彼方さんに、台本を渡して覚えてもらうというのも酷な話ですからね」
しずく「それに逆を言えば彼方さんこそ、大まかな流れだけで台詞が決まっているわけでも無いんですから全編アドリブみたいなものですよ」
彼方「彼方ちゃん自身を演るってお話だったからね、彼方ちゃんがその時思ったことをそのまま言っただけだよ〜」
彼方「それにしてもしずくちゃんの演劇動画も人気になってきたよね〜」
しずく「毎回ご協力頂いてる彼方さんのおかげですよ」ニコッ
彼方「えへへ〜」 彼方「今回のは視聴者の人のリクエストをテーマにしたんだっけ?」
しずく「はい、“マイペース系先輩を慕うヤンデレ系後輩”みたいなテーマでしたね」
しずく「彼方さんはそのままで問題無さそうだったので、私が合わせる形にして何とかって感じです」
しずく「たまたま彼方さんがASMRにハマっていたので、シナリオに使わせてもらっちゃいました♪」ニコッ
彼方「うぅ…内緒にしてたのに〜」
しずく「まぁまぁ、視聴者の方はお芝居の中のお話だと思うでしょうし」
しずく「…でもさっきのお芝居、一つだけ演技じゃない部分があるんです///」ドキドキ
彼方「え、そうなの〜?」キョトン
しずく「それは……その…彼方さんのこと、大好きってとこ……です///」カァァ
彼方「………………」
彼方「えへへ、ありがと〜なんだか改まって言われると照れちゃうね〜」ニヘラー しずく(この様子だと……あんまり伝わって無さそうだなぁ)
しずく(でも良いの、今はダメでもいつか絶対振り向かせて見せるんだからっ!)
しずく「そうだっ!さっきの勝負で、勝った方の言うこと何でも聞くって約束したの覚えてますか?」ニヤニヤ
彼方「えっ!あれお芝居の中のお話でしょ〜?」アセアセ
しずく「ふふっ、勝敗の結果まではシナリオで決めてませんから真剣勝負ですよ?」
彼方「そんな〜!聞いてないよ〜」
しずく「そんな大したことじゃありませんよ、帰りに少し寄り道して行きませんか?」
彼方「な〜んだ……びっくりした〜…そういうことなら喜んで」ホッ
しずく「そうと決まれば善は急げですっ!早速行きましょう?」ガラガラッ スタスタ
『それは……その…彼方さんのこと、大好きってとこ……です///』
彼方「………………///」ドキドキ
しずく「彼方さーん?どうしたんですかー?行きましょう?」
彼方「あっ!う〜ん!今行く〜!///」スタスタ
TrueEnd おつでした。Bがトゥルーエンドだったのか。投票だと一番少なかったから危なかったんだな。全部書いてくれてよかった 乙
ASMRにハマってる彼方ちゃんで某スレ思い出した 素晴らしいかなしずでした!!!!!
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