侑「かすみちゃんとのデートはどうだった?」 しずく「普通ですわよ?」
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流行りのゆうしず百合ではありません…
前回的な
歩夢「しずくちゃんとはうまくいってる?」 かすみ「うーんいつも通りですかねぇ」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1609683474/ 侑「…、そっか普通だったんだね」
しずく「ええ、いつもどおりでしたわよ」
侑「……、いやーかすみちゃんとのデートって楽しそうだから気になって」
しずく「ふふ、かすみさんは私をお喜びにさせるのがお上手ですからね」
侑「………、そっか、そっか…」プルプル
しずく「侑さん下向いてますけどお具合でもお悪いのかしら?」
侑「…ごめん、なんでも…ない……」フー、フー
侑(おちつけー、おちつけー)フゥ
しずく「よかったですです。私は用があるのでごきげんよう」ニコッ
侑「ご、ご、いひひぃ、あーはっはっは! もうだめぇ!」ヒィー、ヒィー
しずく「ど、どうかされまして?」
侑「どうかしてるのはしずくちゃんだからね?」 しずく「わ、私は何ともありませぬのよ?」
侑「ムフッ、しずくちゃんが私の腹筋を殺しに来てるぅ。もうそれどういうキャラ?!」
しずく「キャラ作りなどしておりませぬわ?」
侑「ふぅー、ふぅー、もう埒が明かない。少し言わせてもらうよ!」
侑「まず話しかける前にしずくちゃんが顔を隠してじたばたしてるのを見ている!」
侑「多分あれだろうなって話しかけてみたらすっごい違和感のある喋り方!」
侑「そしてなによりも、ポーカーフェイスしてるつもりだけど顔はまっかっかぁだからぁ!」
侑「かすみちゃんと何かあったでしょ?」
しずく「ふにゃ〜///」カオカクシー しずく「うぅ…///」
侑「別に無理には聞かないよ。ただこのままだと、ねぇ?」
侑「今日は演劇部のほうで練習するんでしょ? なら今のうちに言いたいこと言っちゃってもいいかも」
しずく「……少し、聞いてくれますか?」
侑「もちろんだよ♪」
しずく「…昨日かすみさんとお買い物に行ったんです」
侑「うんうん」
しずく「その途中、エマさんと果林さんを見かけまして」
侑「ほうほう」
しずく「あんな薄暗いところで何してるのかな〜と見てたら」
侑「あぁ…、エマさんがいるから迷子ではないよねぇ…」
しずく「その…、…キ…してました…」
侑「ちゅーしてたんだね」
しずく「ふぁあああ///」 しずく「恥ずかしい、恥ずかしい///」ジタバタ
侑「まず落ち着こっか? 今の話しずくちゃんが恥ずかしがることじゃないからね」
しずく「でも、でも…」
侑「うん、かすみちゃんと気まずくなっちゃったんだね」
しずく「…はい」
侑「そっかぁ、せっかくのデート気まずいのは嫌だもんねぇ」
しずく「……はい」
侑「その後は解散しちゃった感じ?」
侑(もう大体何があったかは予想つくけど) しずく「いえ、その後は開き直って普通に買い物を始めたんですよ」
侑「服選びあったり?」
しずく「かすみさんに似合うと言われてつい買っちゃいました♪」
侑「ご飯食べに行ったり?」
しずく「駅前のパスタ屋さん美味しかったです♪」
侑「手つないだり?」
しずく「夕焼けの時間に橋の上をお散歩しました///」
侑「そして帰ったのかな?」
しずく「………んー///」フルフル
侑(わかりやすいなぁ、私の後輩かわいいぞ) 侑「私と歩夢は隣同士に住んでるからそこまで気にしないけど」
侑「かすみちゃんとしずくちゃんはどうしても帰る事に名残惜しくなっちゃうよね」
しずく「…だからいつも駅近くの公園で少し時間をつぶすんです」
侑「でも学校があるから帰らなくちゃいけないもんねぇ。しずくちゃんの家遠いし」
しずく「はい、なので本当は離れるのが寂しいですけど帰ろうとしたんです」
侑「帰ろうとしたんだけど?」ワクワク
しずく「したんですけど……」
侑「けど…?」ワクワク
しずく「………かすみさんが私の手を握って、引き止められました///」
侑(うおおおおお!! かすみちゃんかっこいい!!!)プシュー 侑(いやぁ王道はいいよね!)
侑「まだかすみちゃんも一緒にいたかったのかな?」
しずく「うーんそうだったんですかね? その気持ちもあったのかもしれませんけど」
侑「別っぽかったの?」
しずく「…別、だったのかもしれませんね……///」
侑「なんだろ? 言い忘れてたことがあったのかな?」
しずく「言い忘れもそうですし…、したかったこともあったそうですし…」
侑(じれったいけどかわいい。この空気たまらん)
侑「したかったこと?」
侑(そろそろ言っちゃいなYO!) しずく「…」
侑「…」
しずく「…」チラッ
侑「…」ン?
しずく「…」ニコッ
侑「………あーもうっ! 私から聞いちゃうからね!」
しずく「…ゆ、侑さん?」ビクッ
侑「かすみちゃんと、……ちゅーしたの?」
しずく「……あはは、変なこと聞かないでくださいよ」
しずく「侑さんも冗談が上手ですね」クスクス
しずく「………えっとですねぇ…………はい/// されちゃいました///」
侑「おほぉ! おめでとうしずくちゃん!!」イヤッホォーウ!!
しずく「は、恥ずかしいです///」 侑「そうかぁ、しずくちゃん達もこちら側に来たんだね」
しずく「こちら側って…、押し倒すこと基準にすれば全然だと思いますよ?」
侑「しずくちゃんも言うようになったな? ちょっとはすっきりした?」
しずく「はい、おかげさまで。…侑さんに話せてよかったです」
侑「そうでしょそうでしょ! 惚気話はいくらでも聞くよ」
しずく「ふふ、ありがとうございます。私も侑さんのいつでも聞きますよ」
侑「言ったね?」
しずく「え?」
侑「一昨日歩夢の部屋に泊まったんだけどさ」
しずく「し、刺激の強い話はちょっと…」
侑「映画見てたら二人して座ったまま寝ちゃった」
しずく「なんですかそれ」クスクス 侑「で、歩夢よりも先に目が覚めたんだけど」
しずく(オチたかと思ったら続くんだ…)
侑「ちょっとだけ声が聞こえるんだ」
しずく「寝言ですか?」
侑「うん、ユウ、チャン…って、かわいいからちゅーしたんだけどさ」
しずく「したんですか…///」
侑「思ったよりも無反応で面白くないなぁって思って」
侑「耳舐めてみたらピクッてした。歩夢すっごくかわいい」
しずく「だから刺激の強い話は…///」
侑「じゃあしずくちゃんに耐性がついたら話すようにしようかな」クスクス @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ思わぬ所で発見しちゃった♪ 侑「やっぱり好きな人とちゅーするのは素敵な事だよね」
しずく「実は私、衝撃的過ぎてあまり覚えてないのですが…」
侑「あはは、これからいっぱいするようになると思うからすぐわかるよ」
しずく「……もう少しだけ私の話に付き合ってもらっていいですか?」
侑「いいよいいよ! 前に2時間ぐらいしずくちゃんに惚気ちゃったからそのお礼」
しずく「かすみさんが普段着けているヘアピン、私からのプレゼントって話ししましたよね?」
侑「うん聞いたね。あの時には少し意識してたんだっけ?」
しずく「まぁ少しですけど…。でもそれよりも大きな感情があって」
しずく「私、かすみさんのおかげで少しずつですけど自分の事を好きになれたんです」 侑「かすみちゃんは見てるとこは本当に見てるよね」
しずく「はい、思い返すともっともっと救われてたんだなぁって」
しずく「だからあの時は感謝のしるしにって渡しました」
しずく「恋愛の感情も今ならあったとはっきり言えます」
しずく「けど、当時は本当の私をさらけ出せるようになったつもりでした」
しずく「でもやっぱり怖いものは怖かった…。勘違いだと感情を抑えていた…」
侑「なんでもかんでもさらけ出せばいいって事じゃないから間違ってはないと思うよ?」
しずく「そうですね…。でもそんな私をまた救ってくれたのがかすみさんでした」
侑(しずくちゃん…)
侑(めちゃくちゃ喋るなぁ。ずっと惚気たかったんだね…)ヨカッタヨカッタ しずく「SIFが終わってから少し経って、かすみさんにプレゼントされたんです」
侑「しずくちゃんが着けている、傘と雨のネックレスだね?」
しずく「はい、この前のお礼だって。でもそれじゃずっとお返しし続けることになっちゃうよ?って」
しずく「そうしたらこう言ってくれたんです」
それならずっとお返しし続けてもいいじゃん!
かすみんはしず子に、しず子はかすみんに!
わっ、しず子顔まっかっか!? 勘違いしちゃうよって?
ううん、勘違いなんてさせないよ。前にも言ったけどもう一度言うね
私は桜坂しずくの事を大好きだよっ!!!
これからもずーっと、私のそばにいてほしい!
侑(はぁ、はぁ。多分顔のゆるみがやばいことに)ニヤニヤ 侑「それから二人は付き合うようになったんだね」
しずく「はい、私もかすみさんの思いに答えました」
しずく「で、ちょっと前置きが長かったんですけど」
侑「あれ、この話前置きだったんだ。いい話だけどなぁ」
しずく「かすみさんから……その……、キスしてもらったんで……///」
侑(そこはまだ恥ずかしがるんだ)
しずく「今度は私から、お返しにできればなって思いました」
侑「うんうん。その心意気ときめいちゃう!」
侑「しずくちゃんの力になるよ! 歩夢とのちゅーした話いっぱいしてあげるから参考にして!」
しずく「…それ侑さんが惚気たいだけなんじゃ」クスクス しずく(少し遅くなっちゃった。演劇部のみんなはもう稽古始めてるかな?)タッタッタッ
演劇部部長「あーしずく遅い、皆待ってたよ」
しずく「すみませんでした! すぐに準備しま…す?」
しずく(皆準備してなくない?)
部長「しずく聞いたよ」
しずく(嫌な予感がする…)「な、何をでしょうか?」
部長「かすみちゃんの事、部員Cが幸せそうなしずくを見かけたってさぁ」
C「えへへ、見ちゃった♪」
しずく(あわわわわわわわわわ、どうしよどうしよ)アタフタ
部長「かすみちゃんとついに……、手をつないだんだってね!」ウキウキ
しずく「へ? あぁ…、そうですね…」
部長「えっ、反応うすくない?!」 侑さんに話せたおかげか、あの後かすみさんと会っても自然にふるまえた
顔を合わせるたびに顔真っ赤にするわけにはいかない
かすみさんにはいくらでも伝えたいことがあるからね
学校にいるときも、一緒に帰るときも、家にいるときも
そして休みのときも
デートが終わり帰る直前でも
かすみさんに伝えてもらったこと
今度は私から
しずく「かすみさん、目をつぶってくれる…?」
私も大好きだよ 侑「しずくちゃん」
しずく「…」
侑「しーずくちゃん?」
しずく「あっ、よ、呼んでました?」
侑「ボーっとしてたね、大丈夫?」
しずく「ええ、大丈夫です…」
侑「どうしたのかなって」
しずく「どうしたんでしょうね、あはは」ニガワライ 侑「…」
しずく「……ふぅ」スッ
しずく「………せんぱぁーいはなしきいてくださぁーい」ウエーン
侑「うんいいよ」ニコッ
侑(かわいい、かすみちゃんみたい)
しずく「途中までは完璧だったんです。でも、でもぉ…」
侑「大丈夫だよ、焦ることはないんじゃないかな?」
侑(ダメだったんだね、流れ的に成功したものかと思った)
しずく「かすみさんにヘタレだと思われちゃいましたぁ〜」
侑「いいじゃん、それもかわいさの一つだよ。歩夢なんていつもそんな感じだし」
しずく「今度こそは、今度こそはぁ〜」ウゥ・・・
侑「よしよし」ナデナデ かすみ「で、かすみん目をつぶったんですよ。でもなかなかこないなぁって目を薄く開けてみたら」
かすみ「なんとしず子も目を閉じてるんですよ!」
歩夢「しずくちゃんかっわいー♡」
かすみ「いやぁ本当めちゃくちゃかわいくて、我慢できずにこっちからちゅーしちゃいましたよ」
歩夢(私も同じような経験があるとは言えないなぁ)
かすみ「ふふ、しず子からいつしてくれるのかなぁ。そのままヘタレててもかわいいけどなぁ♡」
歩夢「幸せそうだね」クスクス
歩夢(私の後輩たちはほんと、微笑ましい)ニコッ
おわり |c||^.- ^|| んまーっ!たまりませんわ^〜 これを読んで俺はカプとしてのゆうしずが好きなのではなく単に仲良くしてるゆうしずが見られればそれで良いと気づいた
おつおつ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています