にこ「宇宙ナンバー1アイドル」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
海未「ワン、ツー、スリー、フォー、ワン、ツー、スリー、フォー」
絵里「ここまで。穂乃果!パフォーマンス中はよそ見をしない!」
穂乃果「はい!」
絵里「にこ!リズムがズレてたわよ」
にこ「わ、分かってるわよ」
真姫「しっかりしてよね。宇宙ナンバー1アイドルさん」
にこ「うるさいわね」 ドゴーーーーン
絵里「な、何?なんの音?」
花陽「校庭の方から?」
ことり「凄い音だったね」
凛「見に行ってみようよ」
希「そうやね。もしかしたらUFOが着陸したのかも」
絵里「…そんな訳ないでしょう」
穂乃果「取り敢えず行ってみよう!」 プシューー。
フリーザ「なるほど 悪くない。確かに良い惑星だ」
ピピピ
フリーザ兵「フリーザ様。あちらから生体反応が」
穂乃果「あーーー!宇宙人!」
希「ほらね!」
絵里「えぇ…嘘…」 フリーザ「どうやら地球人の様ですね」
ピピピ
フリーザ兵「ふふ…戦闘力たったの5…」
フリーザ「その数値はあてになりませんよ。地球人は戦闘力のコントロールを身に付けていますからね」
穂乃果「あの〜何か御用でしょうか?」
絵里「なんで宇宙人をそんなすんなりと受け入れられるの…?」 フリーザ「一つお尋ねしたいのですが。この惑星に宇宙ナンバー1を名乗る方がいらっしゃるとお聞きしたのですが」
絵里「え?どうして日本語喋れるの?」
穂乃果「宇宙ナンバー1?」
フリーザ「隠すのは…」
チュドーーーーン
フリーザ「あまりオススメしません」ニコッ
穂乃果「ひ、ひぃぃぃぃぃぃ」 海未「待って下さい。本当に知らないんです」
凛「そうです!疑うなんてあんまりですー」
フリーザ「そうですか。それではあなた方には」
穂乃果「え?」
フリーザ「死んで頂きましょう」
絵里「ちょ、ちょ、ちょっと待って」
フリーザ「おや?貴女は…その髪…その瞳…貴様…まさか…あの忌々しいサイヤ人…」
絵里「は?」
穂乃果「え?絵里ちゃん?知り合いなの?」
絵里「知らない知らない。身に覚えないわよ」 フリーザ「隠しても無駄です」
凛「あんな事言ってるよ?」
絵里「いや…待って。本当に人違い…」
穂乃果「待って!」
絵里「穂乃果?」
フリーザ「なんです?」 穂乃果「私!ナンバー1なら知ってます!」
絵里「え?」
フリーザ「ほう。やはり知っていましたか」
海未「穂乃果!知ってるのですか?」
にこ「なんか嫌な予感が…」
穂乃果「にこちゃんだよ!宇宙ナンバー1と言えばにこちゃん!」 にこ「やっぱり…」
穂乃果「この人です!この人が宇宙ナンバー1です!」
にこ「ちょっとバカ!何言ってるのよ!にこがやられちゃうじゃない!!!」
フリーザ「ほう!あなたが…そうは見えませんが…」
にこ「いや…ほんと違うんだって」
フリーザ「取り敢えず…あなた方には死んで頂きましょう」
にこ「待って待って。ほんと…いたた…お腹痛い…ちょっとトイレ…」 フリーザ「宇宙ナンバー1はこの世に二人もいりません。キェェェェェ」
チュドーーーーン
にこ「にごぉぉぉぉぉぉ」
穂乃果「にこちゃぁぁぁぁぁん」
絵里「え…嘘でしょ…」
ことり「に…にこちゃん?」 フリーザ「呆気なかったですね」
穂乃果「にこちゃん…嘘でしょ…にこちゃん…」
にこ「イテテ…」
穂乃果「にこちゃん!!!」
にこ「し、死ぬかと思った…」
フリーザ「な、なんだと…」
絵里「普通死ぬわよ…」 フリーザ兵「おそろしく低い戦闘力なのに…」
にこ「もぅ…最悪だわ」
フリーザ兵「わかった!あいつはギャグだ!ギャグ漫画の人間なんだ!」
穂乃果「そっか!そう言う事か!」
海未「なるほど。なら納得が」
にこ「違うわよ!誰がギャグ漫画よ!」
絵里「な、何を言ってるの…え?私がおかしいの?」 フリーザ「ギャグ漫画?なんですかそれは?いいですか?私は宇宙で一番強いフリーザ様なんですよ。宇宙ナンバー1…キェェェェェ」
ズドドドドドドドドドドドド
にこ「にごぉぉぉぉぉ」
穂乃果「にこちゃぁぁぁぁぁん」
フリーザ「はあ…はあ…ちょっとムキになり過ぎたかな。あんな虫けらごときに…」
にこ「ちょっとぉぉぉぉぉ。死ぬ所だったじゃなぃぃぃぃ」
絵里「いや…だから…普通死ぬって…」 フリーザ「な、なんだと…クソ…チクショォォォォ。こうなったら…この惑星もろとも貴様らをゴミにしてやるーーーー」
絵里「え…ちょっと…嘘でしょ?」
穂乃果「ギャグ漫画の住人はにこちゃんだけなんだって。にこちゃん助けて」
にこ「むりむり。あれは流石に死ぬってば。そもそもにこだってスクールアイドルプロジェクトの人間なんだから」
フリーザ「しねぇぇぇぇ」
穂乃果「にこちゃん盾になってよぉぉ」
にこ「無理だってば。押さないで。って…にごぉぉぉぉぉ」 海未「にこが…」
花陽「受け止めた…」
フリーザ「な、なんだと…」
にこ「いたた…」
フリーザ「……」
フリーザ兵「ほら…あいつ死にませんよ」
フリーザ「くっ…クソォォォォ」キーーーン
フリーザ兵「フリーザ様!!?」
穂乃果「あっ!逃げた…」 海未「にこのおかげで助かりましたね」
ことり「ありがとうにこちゃん」
花陽「やっぱりにこちゃんはナンバー1だね!」
にこ「え?あはは…まあね」
凛「お色気漫画だったら服がビリビリなってる所だったね」
穂乃果「ギャグ漫画出身で良かったね!」
にこ「だから違うって」
μ's「あははは」
絵里「…なんか納得いかない」
希「受け入れなって。その方が楽やん?」
絵里「そうね」 数日後
にこ「この間は酷い目にあったわ」
穂乃果「ね!よく無事だったよね」
絵里「ほんとに…壊れた校舎も次の日には直ってるし…」
ズゴォーーーーーン
穂乃果「え?なんの音?」
海未「もしかして…また?」
絵里「いやいや…え?」 セル「フフッ…果たして…この私を満足させてくれる者は居るのかな?」
穂乃果「また宇宙人?」
絵里「えぇ…」
凛「なんか虫みたいにゃ」
セル「ほう。この私を虫扱いとは見上げた根性だ。私はドクターゲロが作り出した究極生命体」
穂乃果「ドクターゲロ?」
凛「なんか変な名前にゃ」
海未「作り出したと言う事は…人造人間?」
絵里「ちょっと待って…頭が追いつかない」 こち亀とDBのコラボ(というかこち亀の何かの記念)であったな セル「ここに私を満足させてくれる人間が居ると聞いたんだが…諸君が相手をしてくれるのかな?」
穂乃果「にこちゃん!」
にこ「無理無理無理。絶対にむりだから」
凛「大丈夫だよ!宇宙ナンバー1なんだから!」
セル「ほう。宇宙ナンバー1とは…大きく出たなぁ」 海未「待って下さい」
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「私が相手をします」
セル「ほう。いきなり貴様からか。確かに素晴らしい戦闘力だ。楽しみは最後に取っておきたかったのだかな」
凛「やっぱり海未ちゃんって強いの?」
真姫「こんなかじゃ一番でしょ」
絵里「いやいや。相手は宇宙人なんだけど?」 ことり「そうだよ。海未ちゃん。やめた方がいいよ」
海未「ですが…」
穂乃果「やっぱりここはにこちゃんに…」
にこ「なんでそうなるのよ!無理だから」
セル「どうした?ここに来て怖気ついたか?」
海未「くっ…」 穂乃果「……出番だよ。花陽ちゃん!」
花陽「へ?」モグモグ
にこ「は?」
絵里「花陽?え?花陽?なんか食べてるし…」
セル「なんだと…そいつが?」
海未「穂乃果!花陽には無理です」 穂乃果「この中であの人を倒せるのは花陽ちゃんだけだよ。花陽ちゃんは物凄いパワーを秘めてる。やれるね、花陽ちゃん」
花陽「は、はい。やってみます」
絵里「え?嘘でしょ?やるの?」
セル「ほう。ガキが…スッカリその気か」
花陽「あの…私は…私は本当は闘いたくないです。例えあなたみたいな酷い人でも」
海未「花陽…一体何を喋って…小声過ぎて聞き取れない」 凛「かよちん。こーえ。もうちょっと大きく」
花陽「私は昔からご飯とアイドルの事となると我を忘れてしまう時があるんです」
セル「ほう面白い。私は貴様をますます怒らせたくなったぞ。どんな手を使ってもな」
キュイーーーーン
にこ「にごぉぉぉぉぉ」
花陽「にこちゃん!!?」 にこ「イテテ…」
凛「大丈夫?」
海未「穂乃果。穂乃果は間違っています。花陽は闘うのが好きじゃないんです。今、花陽が何を思ってるか分かりますか?」
希「お腹空いたとか?」
真姫「確かに。あり得ない話じゃないわね」
絵里「なんで二人もそんなに冷静なの?」
海未「花陽はNo.1でもまだ一年なんですよ!私は殺させても構いません。加勢します」
穂乃果「……」
絵里「え…待って…え?海未?」
穂乃果「…希ちゃん!?白米を私に頂戴!?」 希「ちょっと待ってな。さっき花陽ちゃんが食べてた…」
セル「何を企んでいるか知らんが。取り敢えず邪魔をさせて頂こう」
チュドーーーン
穂乃果「あっ!炊飯器が!」
花陽「あっ…ああ…」
プツン
花陽「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」
シュインシュインシュイン
花陽「もう許さないぞ!お前達!」
絵里「達?」
希「え?ウチ等も入ってるの?ウチ関係ないからね。壊したのあの人やん?」 セル「ふっ、ふふふ。痺れる程のパワーだ。だが」
花陽「これはお米の分!」
ボコ
セル「ぐわぁ」
花陽「白米の分!」
ボコ
セル「ぐはぁ」
花陽「そして…ご飯の分だぁぁぁ」
ボコォ
絵里「全部ご飯…」
セル「ち、ちきしょぉぉぉぉぉぉぉ」 セル「ちきしょぉぉぉぉぉぉぉ」
凛「かよちん!ご飯炊き直して来たよ!」
花陽「え?もう炊き直しを?」
凛「うん」
花陽「もう二度と食べ物を粗末に扱ったらメ!ですよ!」
セル「く、クソォォォォォォォ」ダッ
にこ「あっ!逃げた…」
真姫「何だったのよ」
海未「花陽。次は私と手合わせを」
ことり「辞めた方がいいと思うな」
絵里「……あはは。もう意味わかんない」 穂乃果が居たから楽しかった
ドジで明るくて優しくてそんな穂乃果が皆大好きだったから
これでラブライブのお話はおしまい。
完 フリーザ様たちは両津にあったことあるからな
ギャグ漫画の強さを知っている >>18そもそもにこだってスクールアイドルプロジェクトの人間なんだから←草 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています