侑(せつ菜ちゃんのことをいきなり菜々って呼んだらどういう反応するんだろう…)
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ガチャッ!
せつ菜「失礼しまーす!!…おや?まだ侑さんだけですか?」
侑「お疲れ様、今日は菜々が一番乗りだね?」
せつ菜「えっ…今侑さんなんて…」 侑「??…菜々が一番乗りだねって言ったんだけど…何か変なところ、ある?」
せつ菜「あ…いえ、なんでもありません」
せつ菜「///」
侑(ぷくく…戸惑ってる戸惑ってる…いい反応だよせつ菜ちゃん) せつ菜「その…侑……さんは今日のウォームアップのストレッチ、誰とやるつもりなんですか?」
侑(おっ、せつ菜ちゃん、私を呼び捨てで呼ぼうとして反撃してきたな?それなら)
侑「もちろん菜々と組むつもりだよ、だって私と菜々は、ベストパートナーだもん」
侑(ここで腕を組んでっと…)グイッ
せつ菜「あぅぅ…///」 せつ菜「ベストパートナーって…言ってもらえるのは嬉しいんですけど…///」
せつ菜「その…侑さんはなんでいきなり菜々って呼び捨てで呼ぶようになったんですか?」
侑「…だってさ、菜々ってご両親が付けてくれた良い名前じゃん」
侑「もちろんせつ菜も素晴らしい名前だけどさ、菜々は菜々なんだから私も菜々って呼びたいんだ」
せつ菜「あ、ありがとうございます…///」
侑「あと、私は菜々って呼ぶから菜々は私を侑って呼んでね?」
せつ菜「ええええっ!?」 侑「今から侑、って呼ばないと返事しないんだからね?3、2、1、よーいスタート」
せつ菜「ちょっ…待ってください侑さんってばら!!」
侑「ふーんだ」プイッ
せつ菜「侑っ…さん…ああうう…///」
侑(あたふたするせつ菜ちゃん…可愛いなぁ) せつ菜より菜々のが可愛いよな
てかアニガサキってメガネキャラが可愛く見える希少なアニメだわ
だいたいメガネって不人気なのに ガチャッ
愛「おつかれー…ゆうゆとせっつーだけかぁ…何してんの?」
せつ菜「愛さん!?」
侑「愛ちゃん!良いところに…実はね…」
──
愛「へぇ〜ゆうゆはせっつーを菜々って呼べるのに、せっつーは侑って呼んでくれない…かぁ…」
侑「そうなんだよ〜」
愛「そーかー、なら愛さんが代わりにゆうゆを侑ってよんじゃうぞー!」
侑「!!…なら私も愛ちゃんのこと愛って呼ぼうかなー?」
愛「へへっ、侑!」
侑「あ…愛?」
せつな「!!!」
愛「ふふっ、これで侑&愛、ってねー!!そーだ侑!今日のストレッチ、一緒にやっちゃわない?アタシの方がせっつーより相性良さそうだし…」チラッ
侑「そうだねーそうしよっか…」
せつ菜「だっ…」
せつ菜「駄目です!!それはダメですよーッ!!!」ドサッ
侑「わっ…菜々っ!?」 侑(あっ…私倒れっ…)
ドッ
侑(痛ッ…あれ…菜々が私の上に覆いかぶさってっ…///)
せつ菜「っ…///」
侑(菜…々…!?)
愛「あれあれあれあれ〜?2人ともー!お熱いなー?」ニカッ
せつ菜「んっ…ゴホン…///とにかく!今日は私は侑さんとストレッチを組ませてもらいます!それでいいですねっ!!」ズイッ
侑(すごい圧だ…)
愛「悪かったなぁ…いいよぉせっつーはゆうゆと組みなよぉ」 せつ菜「さぁ侑さん!早く着替えて準備してください!」
侑「いや…みんな揃ってからでも…」
せつ菜「早く準備してくださいといいましたよね!?…それと今日は私達と同じメニューを侑さんにもこなしてもらいます!分かりましたね???」
侑「ええっ…そんなぁ…」
愛「おっと…せっつーこっわぁ…」 ──
せつ菜「では、行きますよ!」
侑「ぐえぇぇぇぇ…」
せつ菜「身体に力が入ってますよ!もっと深く息を吸ってから…吐いて!」
侑「そんなこと言っても限界が…ぐぎゃぁぁぁあっ!」
かすみ「侑先輩…せつ菜先輩に思いっきりシゴかれてますね〜」
歩夢「侑ちゃん大丈夫かなぁ…私ちょっと言ってくるね」
歩夢「あの…せつ菜ちゃん…侑ちゃんキツそうにしてるから…」
侑(歩夢!助け船が来た!)
せつ菜「何ですか!?」キッ
歩夢「ひいっ…」
侑(なんてことだ…歩夢を視線だけで退けたよ…) せつ菜「さあっ!次は筋トレです!!」
侑「ちょっと…せつ菜ちゃん…休憩っ…」
せつ菜「私達同好会の他にここに人はいませんよ?……なのに菜々って呼ばないんですね」
侑「あっ!そ…それは…」
せつ菜「…休憩は終わりです。早く筋トレ始めますよ?」
せつ菜「…」 ──
侑「は…はひぃ…終わったぁ…」
歩夢「お疲れ様、侑ちゃん……せつ菜ちゃんと何か…あったの?…私に教えてほしいな?」
侑「あのねっ…それは…なんというかその…」
愛「あーゆむーっ!!」ダキッ
歩夢「わあっ!もー愛ちゃんってばー!!」
愛「あははははっ!あっ!ねぇねぇ歩夢!練習終わったしゲーセン寄ってかない?なんでもクソゲーが取れるクレーンキャッチャーが出来たみたいでさー」
歩夢「本当に!?私行きたい!侑ちゃんは…」
愛「こらこらー!今日は歩夢とー!二人きりでデートな気分なんだよー!ほらほらいこいこっ!」
歩夢「あん…愛ちゃぁん!」
侑「…」
侑(愛さん…気を利かせてくれたの…かな、今のまま歩夢も話に入ったらややこしいことになりそうだったし…) かすみ(にっしっしっし…いつも侑先輩といる歩夢先輩がいない今がチャンス!今日の放課後はかすみんと侑先輩2人きりですよ〜!)
かすみ「あのぉ〜侑先ぱぁい♡良かったらぁ、今日はかすみんと一緒に帰りませんかぁ?♡」
侑「あっ…かすみちゃ…」
せつ菜「…!」ピシピシッ
かすみ「ひいいいいっ…ごべんなさいごめんなさーい!!」ダダダダッ
侑(せつ菜ちゃん…私に触れるもの全てを退けるつもりだね…)ダラダラ ゆうせつ?ゆうなな?
どちらにせよいい感じですね!!!!!
続きが楽しみです!!!!! せつ菜「…」
侑「あの〜ゴホン…菜々…今日一緒に帰らない?…なーんて」
せつ菜「…今日は私は生徒会の仕事が残ってますから…失礼します」プイッ
侑「あっ…あのっ…」
侑「待ってる…終わるまで…待ってるからね!菜々っ」
せつ菜「っ…」バタン 確かに...俺メガネっ子ってあんま好きじゃなかったのに菜々めっちゃかわいいじゃん... ──
侑「ん…Zz…」
侑「はっ!?部室で寝ちゃってたっ!!」
侑「菜々っ…そうだっ…生徒会室…」
──
侑(もう…だいぶ遅い時間で学校中真っ暗だ…まだ残ってるのかなあ…)
ドッ!
侑「わあっ!」
??「うわああっ!?」
侑「いてて…大丈夫ですか…?って菜々!?」
菜々「侑…さん!?どうしてここに?」
侑「いやぁ…部室で待ってたら寝ちゃってたみたいでさ…まだやってるかなぁと思って生徒会室向かってるとこだったんだ」
菜々「そうでしたか…私は…今終わったところで…侑さんが部室に残っているかな…と」
菜々「あ…い、いえ!下校時刻はとっくに過ぎているので!さっさと帰るところでした」
侑「そっか…」
菜々「うっ…」
侑「まあいいよ、何はともあれ菜々とこうして会えたんだから」ニコッ
菜々「あ…はいっ///」 侑「あのさ…今日はもう真っ暗だし…一緒に帰らない?」
菜々「…良いんですか?」
侑「菜々もさ…話したいことあるでしょ?」
菜々「はい…では行きましょうか」
──
菜々「…」
侑「…」
菜々「あのっ…すみませんでした!!…今日は辛く当たってしまって…」
侑「い、いや…それは私が悪かったから…菜々…って呼ぶからには、ふざけっこ無しだってわかってた筈なのに…ごめんなさいっ!」
菜々「いえ!私だってふざけてるんだなってわかっていたんです!…けど、こんなこというの恥ずかしいんですけど…」
菜々「愛さんと侑さんの息が合ってたのと…侑さんを呼び捨てで呼べない自分がもどかしくなって…頭の中がもやもやしてカァーッ!となってしまって…///」
侑「まぁ…それは愛さんの良いところだから…」
菜々「侑さんだけじゃなくて、愛さんや歩夢さん、かすみさんにまで当たって…あぁもうっっ!!」 菜々「…生徒会長として、優木せつ菜として立つ私も…仮面を外したら実はこんななんですよ……わらっちゃいますよね…はは…」
侑「…」
ギュッ
菜々「えっ…えええっ!?」
侑「ありがとう…菜々の気持ち…正直に話してくれて」
菜々「侑さん…///」
侑「あのね…生徒会長として…優木せつ菜として…そしてひとりの女の子として…全部ひっくるめて菜々は菜々だよ」
侑「そんな菜々のこと、私は大好き」
菜々「!!…わっ…私だってっ…侑のこと大好きですっ!!!!」
侑「ありがとう…///」
侑「あははっ…仲直りのハグにしようと思ってたのに…すごいこと言っちゃったな…///」
侑「まずいなぁ…今の私の顔、恥ずかしすぎて菜々には見せられないや//////」
菜々「あーっ!今の侑の顔見たいです!!見せてください!!!」
侑「やだやだぁ!やだよぉ!///」 侑「そ、そういえば菜々は私のことをさっきから侑、って呼んでくれるようになったねー、あーうれしーな〜!」
菜々「そ…それは…話の流れでぇ…そこは流すところですよ!!!///」
侑「おっとぉ!菜々の顔も赤くなってるよ〜?」
菜々「み…見ないでくださいっ!!!////」
侑「ほらほらー!こっち向くー!!」 数日後
ガチャッ
侑「ごめんねー遅くなっちゃって」
せつ菜「もうっ!侑ってば待っていましたよ?」
歩夢「えっ…」
一同「えーっ!?????」
完 大人びて見える菜々ちゃんが子どもっぽい面を見せると破壊力が高い 素晴らしいですね!!!!!
この後の一同の反応が非常に気になります!!!!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています