せつ菜「かすみさんは可愛いですよ」
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かすみ「みなさーん今日もコッペパン持ってきましたよー!食べてください!」
エマ「わあ、かすみちゃんありがとう」
しずく「かすみさん最近よく持ってくるね」
かすみ「最近コッペパン作りにこってるんだよ♪」
エマ「これ昨日より見た目が可愛くなってるね」
かすみ「そうでしょう!可愛いかすみんに相応しい可愛いコッペパンを作ってるんですよ!」
かすみ「ほらーかすみんの事も可愛いって言ってくれていいんですよ?」
みんな「あはははー」
愛「かすみん可愛いよ」侑「かわいいよー」
せつ菜「はい、かすみさんは可愛いですよ」 かすみ「むぅ、それ真面目に言ってますう?」
せつ菜「言ってますよ」
かすみ「じゃあもう1回言ってください」
せつ菜「あはは、ほんとかすみさんは可愛いですね。
はい、かすみさんの事とっても大好きですよ」
彼方「みんな〜練習再開するって〜」
せつ菜「あっ、練習再開しましたよ。行きましょうかすみさん」
かすみ「…………」 〜部室〜
かすみ「ねぇねぇ見てみてこの服かすみんにすっごい似合うと思わない?」
しずく「確かに子供っぽくて似合いそう」
かすみ「もう!しず子!」
りな「そうだね。でもこっちも似合いそう」
かすみ「確かに!!こんな服も似合っちゃうなんてかすみん天才かも???」
かすみ「ん?せつ菜先輩、何読んでるんですか」
せつ菜 「!!これはですね、これはですね、今放送している異世界転生アニメの原作本でアニメでは見られないキャラの裏設定やストーリーの………」ズイズイ
かすみ「わ、分かりました……分かりましたからちょっと離れてください!」
かすみ「あっ、そう言えばこの服ってかすみんに似合うと思いません?」
せつ菜「そうですね!」
かすみ「しず子には子供っぽいって言われちゃったけど絶対このフリルとか可愛いと思うしかすみんに似合うと思うんですよね。かすみんって可愛いですから何着ても似合っちゃいそうですしかすみんの」
せつ菜「はい、かすみさんは可愛いですよ」ニコッ
かすみ「(ドキッ)」
かすみ「……もう!ちゃんと話最後まで聞いてください!!」
せつ菜「あっすみません…」 〜練習〜
かすみ「ハァハァもう疲れましたぁ〜」
エマ「あと1周だよ!頑張って!」
せつ菜「かすみさん一緒に頑張りましょう!」
せつ菜「私でよければ一緒に走りますから」
かすみ「せつ菜先輩もう終わってるじゃないですか……ハァハァ」
せつ菜「かすみさんの為ならもう1周走れます!!さあ行きましょう!!」ビューン
かすみ「ま、待ってください〜!!」
かすみ「はあはぁ、走りきった…」
せつ菜「疲れましたね…」
かすみ「はぁはぁ、せつ菜先輩ありがとうございます…でもこんな汗だくなかすみんも傍から見たら可愛いんだろうなー」チラッ
せつ菜「………」
せつ菜「はい!かすみさんは可愛いです!!」
せつ菜「さあみんなのところへ行きましょう!」 〜お昼〜
かすみ「うーん」
りな「どうしたの」
かすみ「うーん、なんだかなあ」
しずく「はい、飲み物買ってきたよ」
しずく「どうしたのかすみさん」
かすみ「うーんなんか最近せつ菜先輩が優しい気がするんだよね〜」
りな「そうかな」
しずく「確かに最近よく一緒にいるね」
かすみ「うん。なんかかすみんが言ってもらいたい事をやってくれると言うか…かすみんが可愛いって言ってもらいたい時言ってくれると言うか…」モグモグ
しずく「ふふっ、ご飯食べてるかすみさんは可愛いよ」
かすみ「そういうのじゃなくて!!」
かすみ「ちゃんと目を見て言ってくれるんだよね」 かすみ「前はそんな事あんまり無かったのに…」ゴクゴク
りな「前って、まだ5人だったころの?」
かすみ「そう…」
しずく「確かに5人だった頃よりはせつ菜先輩とも仲良くなれたと思うけど」
しずく「普通にせつ菜先輩と前より仲良くなれたからそう言って貰えるようになったんじゃない?」
かすみ「そうかなぁ……」 〜かすみハウス〜
かすみ「(……でも確実にせつ菜先輩から可愛いって言われる回数は多くなってるんだよね)」
かすみ「(5人の頃は…………)」
〜回想〜
せつ菜「みなさん!!こう言うライブをやりましょう!!」バンッ
せつ菜「火薬を用意してサビの前にドン!と使うんです!!絶対盛り上がります!!」
エマ「う、うんそうだね…」
かすみ「え〜かすみんはもっと可愛いのやりたいな〜」
かすみ「やるんなら一番盛り上がる時に花びらが舞うようにするのはどうですか?可愛いかすみんが引き立ちますよ!!」
かすみ「かすみんって可愛いですから〜」
しずく「うん」
せつ菜「かすみさん…今はそういう話をしているんじゃないんですよ。それでは皆の大好きは届けられません!!」
かすみ「な、何ですかそれ!!」
せつ菜「スクールアイドルたるもの皆さんに喜ばれなきゃいけないんです!!その上で大好きを届けたいんです!!」
かすみ「別にかすみんは大好きなんてどうでもいいです!!」
せつ菜「……………」
彼方「ふ、2人とも落ち着いて…」ワタワタ
かすみ「ふんっ」
〜〜〜〜 かすみ「(よく喧嘩してた…)」
かすみ「(ま、まあせつ菜先輩がかすみんのやりたい事をやらせてくれなかったのが悪いんですけど)」
かすみ「(………でもよく考えたらかすみんもせつ菜先輩の考えを尊重してなかったし……)」
かすみ「(かすみん達結構お互いにぶつかり合ってたかも…)」
かすみ「うぅ……」
かすみ「なんでせつ菜先輩の事こんなに考えちゃうんだ!!」
かすみ「なんであの時のことも…」 かすみ「もうせつ菜先輩にLINEで聞いてやる!!」
かすみ「(せつ菜とのLINEを見る)」
〜LINE〜
せつ菜「かすみさんちゃんと2人で話しましょう!!」
かすみ「もう嫌です!!かすみん可愛く無いライブなんてやりたくありません!」
せつ菜「もう1回2人で……」
かすみ「せつ菜先輩と話しても喧嘩するだけですから」
せつ菜「かすみさん……」
かすみ「(そうだ…あの時そのまま結局直接話さずにせつ菜先輩が抜けてしまったんだ)」
かすみ「直接言おう…」
かすみ「明日せつ菜先輩に面と向かって聞いてきますよ!!」スクッ せつかすじゃないですか!!!!!
続きが楽しみです!!!!! 〜次の日の練習〜
かすみ「あれ?せつ菜先輩は?」
歩夢「ああ、今日は生徒会の仕事があるから来てないよ」
かすみ「そうなんですね〜」
彼方「あれ?かすみちゃんせつ菜ちゃんが居なくて寂しいの?」
かすみ「なっ、、別にそういう訳では…!!」
彼方「でも最近せつ菜ちゃんよくかすみちゃんに構ってるよね〜」
侑「この前なんてせつ菜ちゃんかすみちゃんの魅力についてずっと語ってたよ」
かすみ「えっ!!」
侑「かすみちゃんの話になったら急にすっごく話始めてさ〜かすみちゃんの事好きなんだなって」
歩夢「うん♪私も聞いたよ」
かすみ「そうなんですね…」
彼方「んふふ、もっと嫌われてると思ってた?」
かすみ「そっ、そんな事!!」
彼方「せつ菜ちゃん意外とかすみちゃんの事大好きだと思うよ〜」
彼方「もしかしたら2人でお互いに思ってることは同じかもね。んふふ〜」
かすみ「どういう意味ですかそれ」
彼方「さあ〜もうじき分かるんじゃない〜?」 かすみ「きらり〜輝く〜未来にきゅんとしったな〜大切な場所〜なんだかんだね〜」フリフリ
かすみ「やっぱりダンスの練習って楽しいです!!」
歩夢「そうだね。曲に合わせてやるともっと楽しいよね」
かすみ「はい!!」
果林「もっとelegantな振り付け教えてあげるわ」
かすみ「かすみんに合うかな…」
皆「わいのわいの」
せつ菜「おーい!!」
かすみ「ん?」
せつ菜「かすみさん練習頑張ってくださいねー!!!!」
果林「あの子、教室から叫んでるわよ」
かすみ「なんであんな所から大声で!!」
周り「ドウシタノカナー」ガヤガヤ
かすみ「わ、分かりましたから〜せつ菜先輩も頑張ってくださいよー!」
せつ菜「はい!」
侑「びっくりしたぁ〜せつ菜ちゃんの声がしたと思ったらあそこから叫んでたなんて」
しずく「かすみさんの事が大好きなんだね」
りな「りなちゃんボード「同意」」
かすみ「だからってなんであんな目立つ様に…周りの人も見てましたし恥ずかしいですよ…」
歩夢「かすみちゃんの事応援したいんだよ」
侑「うんうん!」
かすみ「……そうだったら…嬉しいんですけど…」 せ!!!つ!!!か!!!す!!!
寿命が伸びますぞ!!! 〜練習終わりの放課後〜
かすみ「えっとせつ菜先輩は生徒会室かな…」
かすみ「どんどん暗くなってきてるし早いとこ見つけないとまずいですね…」
かすみ「げっ、もう閉まってる」
かすみ「せつ菜先輩どこにいるんですか…」
かすみ「えっと職員室に行けば…」
せつ菜「かすみさん」
かすみ「わっ、せつ菜先輩!!」
せつ菜「どうしたんですかこんな時間に。もう皆帰ったんじゃ無いんですか?」
かすみ「みんなはもう帰りましたよ………。でも今日はせつ菜先輩と話たい事があったんです」
せつ菜「私に!?」
せつ菜「そうなんですか…ここじゃなんですし教室に入りましょう」
せつ菜「それで話って……」
かすみ「と、言うかその前に今日大声でかすみんの事呼びましたよね!!」
せつ菜「ああ……そうですね…すみません迷惑でしたか…」
かすみ「いや、まあ迷惑と言うか…めちゃくちゃびっくりしたんですよ周りの人も見てたし!」
せつ菜「そうですね…でもそれ以上にかすみさんがかわいくて……」
かすみん「か、可愛い……」
せつ菜「かすみさんが楽しんで自分のやりたいスクールアイドルの練習をやってる事が嬉しくて…嬉しくて……」
かすみ「せ、せつ菜先輩……??」 せつ菜「いや、すみません取り乱して」
せつ菜「今日のかすみさん遠くから見てもとっても素敵でしたよ!!」
かすみ「……言いたいことはそれだけですか」
せつ菜「えっ?」
かすみ「さっき何か言おうとしてましたよね…。言ってください」
せつ菜「でも……」
かすみん「私、もうせつ菜先輩に嘘つきたくないんです。せつ菜先輩もかすみんに隠さないでください」
せつ菜「………」
せつ菜「………そうですね。」
せつ菜「最近のかすみさんを見て…かすみさんのあんな笑顔見たこと無いなと思いました。やっぱり私のやり方は誰かを束縛するようなやり方だったんだなと」
せつ菜「誰かの大好きを……抑え込んでしまう様な…」
かすみ「……」
せつ菜「だから…かすみさんが好きな事をやって楽しんでるのを見て、嬉しくて、嬉しくて、思いが溢れて叫んでしまいました」
せつ菜「自分勝手ですよね…。私が勝手に抑え込んでただけなのにかすみさんが好きな事をやってるのが嬉しいだなんて」
せつ菜「私にはそんな事言う資格無いですよね…」 かすみ「…それじゃあ最近優しかったのはかすみんがやりたい事をやってて嬉しかったからなんですか…?」
せつ菜「そんな優しかったですか、、私
でもそうかもしれません。無意識にかすみさんの事が嬉しくて優しくしてたかもしれません…」
かすみ「そうですか…」
かすみ「最近せつ菜先輩が妙に優しいからなんでなのか気になってたんですよ」
かすみ「嬉しかったからなんですね」
せつ菜「…………」
かすみ「かすみんも5人の頃…よくせつ菜先輩にキツく当たってましたしかすみんも悪かったと思ってます…」
かすみ「だからもう責めるのはやめてください…」
せつ菜「かすみさん……でも私かすみさんに嫌われてるんじゃないかって…」
かすみ「嫌いなんかじゃありませんよ…!せつ菜先輩の事大好きです!!」
せつ菜「ほんとですか…」
かすみ「ほんとですよ…。か、かすみんの1番のライバルはせつ菜先輩だと思ってますし」 せつ菜「うぅ……」ボロボロ
かすみ「大丈夫ですか…って、泣いてるんですか!?」
せつ菜「す、すみませんかすみさん…」
かすみ「……………」
せつ菜の手を握る
かすみ「……私達きっとやり直せますよ」
せつ菜「えっ?」
かすみ「5人で出来なかった事、今の同好会で一緒にやり直しましょうよ。」
せつ菜「………私が居ても大丈夫ですか…」
かすみ「何言ってるんですか!!せつ菜先輩が居なければなにも始まりませんよ!!」
かすみ「かすみん達すれ違ってぶつかったけどその分もっと…もっとお互いに高めあえると思います」
せつ菜「かすみさん…」 かすみ「天下の優木せつ菜がそんな弱気でどうするんですか!!」
かすみ「…ほら、立ちましょう」
せつ菜「はい…」スクッ
かすみの手を握るせつ菜
せつ菜「かすみさん…本当にありがとうございます」
グスッ
かすみ「は、はい………」
かすみ「そうだ、暑いですね…窓開けましょうか」
窓の前に並ぶ2人
せつ菜「涼しいですね…」
かすみ「そうですね」
せつ菜「……………」
かすみ「……………」
かすみ「…そうだ、さっきかすみんに構ってくれたのは嬉しかったからって言ってくれましたけどかすみんに最近可愛いって沢山言ってくれたのは…その…本気だったんですか?」
せつ菜「…はい、もちろん本気ですよ!!」
かすみ「そうですか……。急に可愛いって言われ始めたから茶化されてるのかと思ってました」
かすみ「まあせつ菜先輩はきっと嘘はつけないと思うんですけど……」 せつ菜「そうですね…。かすみさんは私の事よく分かっていますね」
かすみ「長い付き合いですし…」
せつ菜「でも私、そんなかすみさんの気持ち全く分かっていなかったんですね……。」
かすみ「あー!あー!もう!!しんみりした空気は無しです!!無しです!」
せつ菜「そうでした…!」
かすみ「でも嘘をつけないせつ菜先輩も好きですよ」
せつ菜「かすみさん…。あっもうそろそろ帰らないと…閉めましょうか、窓」
かすみ「はい…」
かすみ「………………」
かすみ「……じゃあ最後に聞きますけど…かすみんって、可愛いですか?」 せつ菜「……………」
せつ菜「はい、かすみさんは可愛いですよ」
せつ菜「とってもとっても可愛いです」
せつ菜「かすみさんの事大好きですよ!!」
窓から入った風でせつ菜の髪がなびく
かすみ「…………」
かすみ「(そうだ…このかすみんの目を見つめるこの笑顔……これが大好きで…憧れだったんだ)」
かすみ「(同好会に入った時1番最初に可愛いって言ってくれたのかすみんの目を真剣に…偽りの無い目で見つめてくれるせつ菜先輩だったんだ)」
せつ菜『かすみさんは可愛いですよ!』
せつ菜「か、かすみさん?」
かすみ「わっ!?」
せつ菜「どうかしましたか?」
かすみ「あっいや…ちょっと過去のことを思い出してて…(ヤバいちょっと涙出てきちゃった)」
せつ菜「今日は…ありがとうございました。
かすみさんのおかげで立ち直ることが出来ました」
せつ菜「私、周りの事を気にしすぎていました。他人に迷惑自分がこのまま何も気にせずスクールアイドルをやっていいのかって。でもこれからは自分の為だけにスクールアイドルをやります。だからかすみさんも…お互いに頑張りましょう!」
かすみ「はい…!」
せつ菜「私達、仲間で……」
かすみ「ライバルですから!!」 かすみ「と言うか私もせつ菜先輩のこと好きなんですからね」
せつ菜「分かってますよ」
かすみ「んもーなんかずるいなあ」
せつ菜「(かすみさんのそう言う素直で嘘のつけないところ私は大好きですよ)」
せつ菜「私達って真逆に見えて結構近いのかもしれませんね」
かすみ「そうですかね。太陽と月…みたいな?」
せつ菜「そうかもしれません」
せつ菜「……もう、帰りましょうか」
かすみ「そうですね」
かすみ「(彼方さんが意外と考える事は同じ…って言ってたけど案外そうかもしれないですね。)」
せつ菜「そう言えば明日は日食の日らしいですよ。一緒に見ましょう」
かすみ「はい!」
かすみ「かすみん達きっといいライバルになれますよね」
せつ菜「きっとなれますよ」
かすみ「よーしじゃあライバルなのであそこまで競走ですよ!負けたらジュース奢り!」ビューン
せつ菜「か、かすみさーん待ってくださいー!!」
完 ここまで読んでくれた方が居たらありがとうございます
勢いで書いたのでグダグダですが。初めて書いたSSでした。ありがとうございました せつかす助かる
同好会の仲間としてスクールアイドルとして互いに一番信頼の置ける間柄好きなんだよなあ 素晴らしいせつかすでした!!!!!
ありがとうございます!!!!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています