遥「お姉ちゃんって、案外甘えん坊なんだってね」彼方「え?」
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夕食
遥「この間お邪魔した時に、皆さんそう言ってたよ」
彼方「う〜ん…そうかなぁ」
遥「そうだよ。お姉ちゃん、膝枕してもらってるんでしょ?」
彼方「・・・まぁ、甘えん坊になるのかな〜……」
遥「うちに居る時とかなり違うみたいだから、私びっくりしちゃった」
彼方「ううっ。なんか、恥ずかしいかも……」
遥「お姉ちゃん、、、お母さんにもっと甘えたかったんじゃない?」 彼方「・・・まぁね」
彼方「まったく無いと言えば、嘘になるかな〜」
遥「やっぱり」
彼方「遥ちゃんは…寂しくない?」
遥「大丈夫だよ。私には、お姉ちゃんがいるから」
彼方「えへへ…照れるな〜」 遥「くすっ。・・・あ、この煮物おいしい」
彼方「ほんと?よかった〜」
遥「今度、私にも教えて」
彼方「もちろんもちろん。張り切って教えちゃうよ〜」
遥「ふふっ。ありがと」 彼方「・・・」モグモグ
遥「・・・」モグモグ
遥「最近ね」
彼方「どうしたの〜?」
遥「部活の友達みんな、お姉ちゃんの曲聴いてるんだ」
彼方「本当?東雲の人も、聴いてくれてるんだ〜……」
遥「うん。すっごく人気なのは嬉しいんだけど…」
遥「すっごく、からかわれるんだよね……///」
彼方「あぁ〜………」 彼方「そっか、遥ちゃんに向けて作ったから〜……ごめんね」
遥「ううん!お姉ちゃんが悪いんじゃないんだけど…ちょっとだけ、照れくさくて」
遥「嫌とかじゃ、絶対ないからね!」
彼方「えへへ。分かってるよ〜」
彼方「…あ、そうだ。今日プリンあるんだった」
遥「本当?やった!」
彼方「今、持ってくるね〜」 彼方「・・・うん。美味しい〜」パクッ
遥「本当。美味しいね」
彼方「あ〜、幸せ〜……」
遥「ふふふっ」
彼方「・・・」モグモグ
遥「・・・」パクパク 遥「…ねぇ、お姉ちゃん?」
彼方「ん?どうしたの〜?」
遥「そのさ、お姉ちゃんさ、今日」
彼方「うん」
遥「何か…嫌なことあったでしょ」
彼方「ゴフッ!!!……けほっ、けほっ」
遥「お姉ちゃん!?」 遥「だ、大丈夫お姉ちゃん!?」
彼方「大丈夫だよ〜……ごめんね汚くて、、」
遥「それは良いんだけど…」
彼方「・・・」
遥「お姉ちゃん…今日元気ないよ?」
彼方「そんなことないよ〜…」
遥「あるよ」 彼方「う〜〜ん…もしかしたら、ちょっと眠いからそのせいじゃ……」
遥「違う」
彼方「えーと………」
彼方(参ったなぁ……)
遥「・・・」
彼方「・・・」
遥「私には…言えない?」
彼方「ん〜………」 遥「妹の、私にも?」
彼方「・・・」
彼方「妹だから、かな…」
遥「…そっか」
彼方「一応彼方ちゃん、お姉さんだから…」
遥「うん」
彼方「だから、ごめん…言えないや」
遥「・・・」
彼方(あぁ、悲しそうな顔をさせてしまった、、、) 遥「それなら、さ」
彼方「?」
遥「エマさんには、、、言えそう?」
彼方「エマちゃんかぁ……」
遥「誰かに、話した方がいいと思うよ」
彼方「・・・」
彼方「そうだねぇ…明日、聞いてもらう事にするよ」
遥「そっか。良かった」 彼方「心配させて、ごめんね〜…」
彼方「本当に、大した事じゃないんだけど…」
遥「・・・お姉ちゃん?」
彼方「あっ、こういうのは、無しだったね…」
遥「そうだよ。すぐ無理するんだから」
彼方「う〜…ごめんごめん、、、」
遥「私だって、心配なんだよ?」 遥「…そうだ」スクッ
彼方「・・・?どうしたの」
遥「お姉ちゃん、ギュッとしよ!」
彼方「えっ、なんで急に」
遥「私にできるのは、これくらいだから」
彼方「・・・」
遥「私にできるのは、お姉ちゃんギュッと抱きしめてあげるくらいだから」
彼方「・・・遥ちゃん」 遥「……それに、高校生になってからあまりしなくなったでしょ?」
遥「ちょっと寂しいなあって…ずっと思ってたの」
彼方「・・・ぅぅ」フルフル
遥「……?」
彼方「遥ちゃん!!!」ダキッ
遥「きゃっ!!ちょっと…お姉ちゃん///」
彼方「ぎゅぅぅぅぅ〜っ……」
遥「あはは。苦しいよ〜……」 彼方「遥ちゃん、遥ちゃん」ギューッ
遥「えへへ。お姉ちゃん」ナデナデ
彼方「・・・はぁ」
彼方「今日ね、失敗ばかりしちゃってねぇ………」
遥「…学校?バイト先?」
彼方「どっちも…」ドヨーン
遥「そっか。大変だったね」ナデナデ
彼方「う〜……遥ちゃんにヨシヨシしてもらう日が来るとは、、、」 彼方「…遥ちゃんは?嫌なことなかった?」
遥「うん。今日は、絶好調だったよ」
彼方「そっかぁ。じゃあ今日は、良い日だね」
遥「え?」
彼方「遥ちゃんが幸せな日だったら、彼方ちゃんも幸せな日」
遥「・・・そうなんだ」 彼方「ありがと。遥ちゃんのおかげで元気満タン!!」
遥「えへへ…良かった」
彼方「それにしても」
遥「?」
彼方「遥ちゃん、おっきくなったねぇ……」ナデナデ
遥「そうかな?」
彼方「やばい、彼方ちゃん泣きそうだぜ〜……」 遥「・・・"だぜ"?」
彼方「最近、この口調ハマってるんだぜ〜……」
遥「へぇ〜、知らなかった」
彼方「本邦初公開だよ〜……」
遥「ふふっ」 彼方「…今日、久しぶりに一緒に寝よっか」
遥「ホント?・・・勉強は大丈夫?」
彼方「今日は遥ちゃんと早く寝て、朝早くやる事にするんだ〜」
遥「えへへ。お姉ちゃんと一緒の布団入るのなんて、いつぶりだろう」
彼方「そうと決まれば、お風呂入ってすぐに寝よっか」
彼方「洗い物してるから、先にお風呂入っておいで〜」
遥「ううん。私も手伝うよ」
彼方「そう?ありがとね〜……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
彼方「アラームを四時にセットして、と…」
彼方「ごめんね。朝、一瞬だけうるさくしちゃうかも」
遥「ううん。私も起きられたら、一緒に勉強するよ」
彼方「そっか」
遥「えへへ。二人で同じ布団だと、流石にちょっと狭いね……」
彼方「そうだねぇ……遥ちゃんと寝てる間に、くっついちゃいそう」
遥「あはは」 彼方「それじゃあ、遥ちゃん。おやすみ」
遥「うん。おやすみ・・・」
彼方「・・・」
遥「・・・」
遥「…お姉ちゃん」
彼方「……んぅ、どうしたの〜…?」
遥「・・・」チュッ
彼方「…んあっ」
彼方「ほっぺに、チュウされちゃった……」 遥「小学生の頃…寝る前にお姉ちゃんよく私にしてくれたでしょ?」
彼方「あ〜…良く覚えてるね遥ちゃん」
遥「私、毎晩すごく嬉しかった。今でも覚えてるの」
遥「だから、お返し」
彼方「えへへ……じゃあ彼方ちゃんも、ちゅっ」
遥「・・・ありがとう、お姉ちゃん///」
遥「おやすみなさい」
彼方「おやすみ…」 彼方「・・・zzz」
遥(おやすみ。大好きな、大好きなお姉ちゃん・・・)
遥(良い夢が、見られますように)
遥「・・・」スピー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (・8・)チュンチュン
彼方「あ、遥ちゃん。おはよう〜」
遥「おはよう、お姉ちゃん」
彼方「もう少しで朝ご飯できるから、ちょっと待っててね〜」
遥「うん」
遥(朝起きたら、お姉ちゃんはいつも通り朝ごはんを作ってくれている所でした) 彼方「遥ちゃん起こそうか迷ったんだけど、あまり気持ちよさそうに寝てるから、今日は起こさなかったよ〜」
遥「明日は、私に煮物の作り方教えてくれる?」
彼方「うん。任せてよ〜」
遥「ありがとう、お姉ちゃん」 彼方「遥ちゃんが作ってくれる煮物、今から楽しみだな〜……」
遥「・・・」
遥「…お姉ちゃん、私ね」
彼方「なぁに?遥ちゃん」 遥「朝起きたらお姉ちゃんが朝ご飯作って待っててくれてるのが、一番幸せなんだよ」
遥「…本当だよ?」
彼方「えへへ。それは、嬉しいな〜……」
遥「だから今度は、私がしてあげる」
遥(世界一美味しくて、愛情のこもった料理を作ってあげる)
遥(大好きな、大好きなお姉ちゃんへ)
終わり ノーベル平和賞とノーベル文学賞同時受賞すんのやめろ こういうのでいいんだよおじさん「こういうのでいいんだよ」 これで今日は安心して眠れそうだわ
高級しうまいさんサンクス エロは焼売におけるからしのようなもので、あれば嬉しいけどなくても全然美味しい 公式が実姉妹カプ推すとか俺得すぎるだろ、かなはるマジで萌えるんだな
遥になって彼方に「遥ちゃんホントかわいい、食べちゃうぞ〜」「もう、こんなに濡らしちゃって〜、そんなに彼方ちゃんの事が好きなの〜、イキたくなったらいつでも言ってね〜」
などと言葉攻めされながらゆる〜く攻められたい うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!! 彼方ちゃんのミスも彼方ちゃんが思ってるほど酷いものじゃなくて明日になったら相手もたいして気にしてないとかそんな平和な世界が良いな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています