しずく「あっ!野生の彼方さんだ!」
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ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
しずく「すごい!本物は初めて見ました!写真撮って自慢しよ!///」パシャパシャ
しずく「…でも」
しずく「どうしてこんな所に野生の彼方さんが?」
しずく「ここは江ノ島…危険区域として有名」
しずく「数年前までは野生のかすみさんで溢れる憩いの地域だったけど」
しずく「何が原因か野生の桜坂しずくが急増してしまい、今では一匹のかすみさんも見かけない」
しずく「この子もこのままにしておいたら野生の私に何をされるか…」
しずく「……」 ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
しずく「連れて帰っちゃった」
しずく「仕方ないよね…この子の安全のためだし」
しずく「…可愛いし///」
オフィーリア「ワンワン!」ガジガジ
しずく「こらオフィーリア!かじっちゃダメ!」
ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピピピ...
しずく「…動じない子」
しずく「疲れてるのかな? ご飯も食べずに眠りっぱなし」
しずく「やっぱり…似てる…」クスッ 璃奈「見て二人とも。璃奈ちゃんボード【我輩は猫である。名前はまだ無い】」
かすみ「うわーロボット猫! 何これ、りな子が自分で作ったの?」
璃奈「うん。いずれ○ラえもんを作る野望の第一歩」
かすみ「え゛。そ、それは流石のりな子でも…」
璃奈「完成したらかすみちゃんには半額で売ってあげる」
かすみ「マジでっ!? あーんりな子様! 私達、死ぬまでズッ友だよ♡♡♡」ギュ
しずく「しっかりお金は取るんだ…」
璃奈「本当は本物を飼いたいけど、うちペット禁止だから。しずくちゃんが羨ましい」
かすみ「あー確か演劇関係の…海老蔵くんだっけ?」
しずく「オフィーリアですっ!」シャシングイー 璃奈「…大きい」
しずく「でも大人しいんだよ。頭もいいし」エッヘン
かすみ「あれ?ねぇしず子、これここに映ってるの、彼方さんじゃない?」
しずく「! そうなの! この前江ノ島に行った時、偶然野生の彼方さんを見つけちゃって!」フフン
璃奈「すごい。野生の彼方さんは超激レア。ブリーダー資格の無い人が飼ったら罰金取られる稀少個体」
しずく「えっ!!??」
かすりな「?」
しずく「っと…そんなにレアだったんだねー、知らなかったー。私ってラッキー…あは…」ボーヨミ
璃奈「ちなみにレア度で言うと野生の侑さん・歩夢さんはN。繁殖率が高くどこにでもいる」
かすみ「ノラ侑先輩かわいいよね〜♡ すぐノラ歩夢先輩が邪魔しに来るのが玉に瑕だけど」
璃奈「SRは野生のせつ菜さんで、ほとんどの個体は奈々のまま一生を終える。最近は野生のかすみちゃんもレア」
かすみ「えーやっぱり? 可愛いからどうしても狙われちゃうんだよねぇ〜。もう存在が罪って言うかぁ♡」
璃奈「ただかすみちゃんは養殖技術が確立してるから店で買う分には激安。ワンコインで買える」
かすみ「クォラ!!!! 落とすために上げたなりな子ォォ!!!!」
しずく「ふふふ…」クスクス しずく「ただいま」
(( ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ プニプニ
しずく「あ、起きてる」
しずく「ただいまです、彼方さん。オフィーリアと仲良くしてましたか?」
しずく「……」ツンツン
しずく「彼方さん、罰金ですって。彼方さんと一緒にいるだけで罰金!」クスクス
しずく「…しかるべき所に届けるべきなんですかね?」
しずく「彼方さーん…どうしたらいいと思います?」
しずく「だんまりですかっ」ムニー
しずく「なんて…ふふっ」 (( ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ モソモソ
しずく「わ」
しずく「…膝に乗られちゃった」
ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
しずく「よしよし」ナデナデ
しずく「……」
しずく「一緒にいるくらい、いいじゃないですか」
しずく「もういなくならないでください…彼方さん…」 しずく「ただいま」
(( ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ プニプニ
しずく「お迎えしてくれるようになったね」
しずく「本物はいつも寝っぱなしでお出迎えでしたけど」フフッ
しずく「そう…本当に…寝るのが好きで…」
しずく「だから…あの時だって…」
しずく「……」グスッ
ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スリスリ
しずく「ん」
しずく「…慰めてくれてる?」
しずく「……」ギュッ 璃奈「しずくちゃん。薄々思ってたんだけど。彼方さん飼ってるの?」
しずく「えっ!?」ドキーン
しずく「なな何の事? 璃奈さんったらもう、かすみさんみたいな事言い出して」アハハ
かすみ「いやうろたえすぎでしょ。何の事ってこっちのセリフだよね」
璃奈「うん。ネタ振りかと思って、突っ込むに突っ込めなかった」👆
しずく「え? …上?」
ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
しずく「あー! 彼方さん! ついてきちゃったの!?」
かすみ「ずっと頭の上に彼方先輩乗っけてるんだもん。むちゃくちゃ目立ってたよ」
しずく「ど、道理で今日は首が凝ると…」
璃奈「前も言ったけど彼方先輩は激レア。これがかすみちゃんならスルーしたけど」
かすみ「ねぇりな子? 最近当たり判定おかしくない? もうちょいかすみんに優しくしない?」 ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
かすみ「よしよし可愛いですねぇー。それで結局?」
しずく「うん実は…うちの子…」
璃奈「もしかしたらって思ってた。写真見せてくれた時、しずくちゃん変だったから」
かすみ「しず子はいつも変だよw」
しずく「鏡って知ってる? 便利だから使ってみてね♡」
璃奈「隠さなきゃいけない理由は一つ。しずくちゃんはブリーダー資格を」
しずく「うん…持ってない…」
かすみ「えー! まずいじゃんそれ! 罰金でしょ確か!」
璃奈「それに当局に知れたら彼方さんも手放す事になる」
しずく「!! そんなのイヤ! 彼方さんはうちの子だもん! 手放さないし罰金も払わない!!」
かすみ「いや罰金は払いなよ…ブルジョアの癖に…」 ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
しずく「彼方さんだって離れたがってないもん…ブリーダー資格はこれから取ればいいんだもん…」ギュッ
璃奈「……」
璃奈「離れたがってないのは、しずくちゃんの方だと思う」
しずく「!!」
璃奈「しずくちゃんはまだ…」
璃奈「彼方さんが亡くなった事に、責任を感じてるんだね」
しずく「……」ギュゥ かすみ「そんな…もう何度も言ってきたけど、しず子のせいじゃないよ」
かすみ「冬の公園で宴会した。爆睡した。凍死した。当たり前の三段活用じゃん」
かすみ「私達だってみんな肺炎で搬送された。一週間の停学も食らった」
かすみ「彼方先輩が亡くなったのは…仕方の無い事故だったんだよ…」
しずく「違う!」
しずく「私が…私が彼方さんを殺したんだ!」
しずく「忘れられるわけない…あの日…ラブライブの1位から9位まで虹ヶ咲が独占した快挙の日…」
しずく「浮かれた私が公園で酒盛りしましょうって言い出さなければ…彼方さんは…」
しずく「私のせいで彼方さんは…凍死したんだよぉ…」ヒックヒック 璃奈「よく覚えてる。あの日は鼻水が凍るほど寒かった」
璃奈「しずくちゃんがどこを会場に選んでも、きっと天に召されてた。幹事のせいじゃない」
しずく「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛! 幹事じゃないから言えるんだあああああ!!」
しずく「あんなクソ寒い日…私なら宅飲みにしたけどねって思ってる顔だああああああ!!!!!」ビエエエエ
璃奈「……」
璃奈「感情が出せるようになるって…いい事ばかりじゃないんだね…」フッ
かすみ「り、りな子?w」 しずく「でも違うの…本当に私のせいなの」グスッ
しずく「あの日…宴会ムードも手伝って私は気が大きくなってた」
しずく「にじよんを見てくれれば分かる通り、私は彼方さんにはちょっぴりツンデレ…」
しずく「だから…いつも私に対してお姉さんぶるから…あの日くらいは…」
ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
しずく「……」ギュッ
しずく「一人の女の子として…褒めてほしかったの…」 昔ずく「かならひゃ〜ん、のんれまふか〜?」ヘベレケ-
昔なた「しずくちゃん飲みすぎだよ…ほらお水。ちょっとペース落とそ?」
昔ずく「ろーひてかならひゃんはいっつもわらしをころもあつかひするんれしゅか!」
昔ずく「わらひ、らぶらびうでゆーひょーしたんれしゅよ! ころもりゃありまへん!」
昔なた「いぇーい…子供のセリフだあ…」
昔ずく「よーひ、いまからこのいっひょーびんをあけへみへまふ!」
昔ずく「そひたら、もおわらひをころもあつかひしゅるのはやめへ…」
昔ずく「…ご、ごほーび…とか……えへへ///」グイ 昔なた「わーだめだめ! そんなのあけたら死んじゃうってば!」
昔ずく「ひららいれすぅー。うわばみのまえだとはわらひのことれしゅぅー」ウェハハ
昔なた「あ、アウトオブベースゥ〜。このままだとしずくちゃんが…」
昔なた「…えーい! しずくちゃんに飲ませるくらいなら! いっそ彼方ちゃんがぁ!」グビグビ
昔ずく「あ」 昔なた「……」
昔なた「」コテン
昔ずく「かならひゃん? かならひゃん?」ユサユサ
昔なた「」
昔ずく「なんら、ねひゃったんれすか…ひんぱいさせないれくらさい…」ウィック
昔ずく「ほんろにかならひゃんは…せわがやけうんれしゅから…///」フフッ
昔ずく「……」zzz... しずく「うっうう…最後の添い寝は…氷のような肌触りでしたぁ…」グスグス
かすみ「……」
かすみ「ふ、ふうん…」
かすみ(どうしよう…まったく涙が出てこない…)チラッ
璃奈「璃奈ちゃんボード【T△T】」
かすみ「あっきたね!! りな子きったね!! ボードはずせルォラァ!!」
璃奈「璃奈ちゃんボード【触るな】」ボカスカ
しずく「…この子は彼方さんじゃない。法律にも違反してる。そんなの分かってる。でも…それでも…」
しずく「二度も彼方さんを失うなんて…耐えられないんだよぉ…」ボロボロ
かすみ「……」 かすみ「しず子の気持ちは分かったよ」
かすみ「でもさ、しず子が今でもそんなに泣いてたら、彼方先輩はどうなるの?」
かすみ「…かすみんだって沢山優しくしてもらったよ」
かすみ「膝枕してもらったり…一緒に一つのマフラー巻いたり…ぐすっ…」
かすみ「そんな彼方先輩だからこそさ…私達が毎日めそめそしてたら……成仏できないじゃん…」ヒック
璃奈「…うん。かすみちゃんの言う通り」
璃奈「彼方さんは絶対しずくちゃんが悪いなんて思ってない。それだけは自信持って言える」
しずく「……」 しずく「そうだね…彼方さんはそういう人だったね…」
しずく「……」
しずく「ちなみにこの前ライブ会場で遥さんに会ったんだ」
しずく「近寄っても一度も目を合わせてくれなかったし」
しずく「何度話しかけても『死ね』って返されたんだけど」
しずく「私…楽になってもいいのかな…?」
かすみ「……」
璃奈「……」 しずく「ほらああああ!!!! やっぱり私が戦犯なんだああああ!!!! 責めを負うべき人間なんだああああ!!!!」ビエエエン
かすみ「ああありな子! どうして何も言わないのさ! なんかいい感じのセリフを! 何のためのボードなの!?」
璃奈「かすみちゃんこそ。国語で理系に頼って恥ずかしくないの? 璃奈ちゃんボード【文系って何が得意なの?】」
遥「許しますよ」
璃奈「えっ」
かすみ「は…」
しずく「遥さん!? なぜここに!?」 かすみ「あっそうだ。次のライブの打ち合わせで呼んだんでした☆」テヘッ
璃奈「璃奈ちゃんボード【ホウレンソウ…】」
遥「…許します、しずくさん」
遥「この前はひどい事を言ってしまったけれど…全て水に流します」
しずく「遥さん…」
遥「…ただし」
ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
遥「そのお姉ちゃんを私に渡してくれたら…ですが!!」バーン
しずく「!!!!」 遥「お姉ちゃん、遥だよ。ずっと会いたかった。私あれから毎日泣いてたんだよ。一緒に帰ろ、お姉ちゃん?」
しずく「こ、これは彼方さんであって彼方さんじゃないというか…彼方さんだってもう私のおうちに慣れましたよね?」
ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ スヤピ...
遥「……」
しずく「……」
🤜ىչcY,, ┯ ྌ ┯ ,,)չ🤛 イデデデデデ シヌヌヌヌヌ
遥「は・な・し・て・く・だ・さ・いぃぃーーー!!!」ググググググ
しずく「い・や・で・すぅぅぅーーー!!!!」ギリギリギリ
かすみ「やめて二人とも! 彼方先輩が裂ける寸前のお餅みたいになってる!!」ペシペシ
璃奈「私の家、お餅なんて焼いたこと無い。璃奈ちゃんボード【かすみちゃんが羨ましい…】」
かすみ「言ってる場合かァ!! 手伝えりな子ォォォ!!!」ペシペシペシ
遥「もうお姉ちゃんと…」ググググググ
しずく「彼方さんと…」ギリギリギリ
しずはる「離れるのは嫌!!!!!」グスッ その時――
二人の少女の涙が彼方の上に落ちた時――
✨✨✨✨――部室はまばゆい光に包まれた――✨✨✨✨ かすみ「なっなんですかこの光は!? 眩しくて何も見えませーん!!」
璃奈「どうなってるの? 璃奈ちゃんボード・モード【ナイトビジョン】」ウィーン
✨✨ ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ ✨✨ スヤピ...
璃奈「これは…光ってるのは…彼方さん?」 ✨✨ ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ ✨✨
✨✨ ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ ✨✨
_//_ ニョキ
✨✨ ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ ✨✨
_, ‐'´ \ / `ー、_ ✨
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ ✨
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl ムキムキムキ
'い ヾ`ー〜'´ ̄__っ八 ノ ✨
\ヽ、 ー / ー 〉 ✨
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
璃奈「」
💥 ポンッ かすみ「うう…ようやく視力が戻ってきました…って…え?」
かすみ「かっ…!?」ガタガタ
璃奈「か…」ブルブル
しずく「か…!!」ワナワナ
しずかすりな「「「(本物の)彼方さん!!!」」」 彼方「……」
彼方「…皆さんどうもお揃いでぇ」
彼方「うーん…」ノビッ
彼方「おひさしぶりだねぇ〜」ニコッ 遥「おっ…」
遥「お姉ちゃああああん!!!」ガバッ
遥「お姉ちゃん! お姉ちゃん!! お姉ちゃんなの!? ほんとにお姉ちゃんなの!!?」
彼方「本物の彼方ちゃんだよー」
彼方「遥ちゃん…ちょっと痩せちゃった?」
遥「だって! だって! だって、お姉ちゃんが急にいなくなるから!」
遥「お姉ちゃん以外のご飯なんて…うわぁーん!!!!」ギュー
彼方「うん…そうだねぇ…お姉ちゃんが悪かったねぇ…」
彼方「ごめんねぇ…」ナデナデ 璃奈「…ネット上の都市伝説だと思ってた。まさか本当だったなんて」
かすみ「何か知ってるのりな子!? このトンチキな状況の原因を!?」
璃奈「…スクールアイドルブリーダーの間でまことしやかに囁かれていた噂がある」
璃奈「真実の愛を注がれた野生のスクールアイドルは…1/8192の確率で上級クラスに進化すると…!」
かすみ「……」
かすみ「はい?」
璃奈「今年の春先に、中国のユーザーが大騒ぎしてたの」
璃奈「飼っていた養殖かすみちゃんが、ある日突然…本物のかすみちゃんになったって…!」
かすみ「……………………は?」 璃奈「ほとんどのネット民はフェイクニュースでしょwで済ませた話。でもブリーダー業界は違った」
璃奈「なぜなら調査の結果、世界で数件ながら同様のケースが見つかったから」
璃奈「業界は色めきたった。けれど研究もむなしく、誰にも具体的な条件を突きとめる事はできなかった」
璃奈「曖昧だと知りつつも、統計から、おそらくこれではないかと結論づけられた条件が…」
しずく「…真実の…愛…」
璃奈「……」コクン かすみ「待って流さないで。え。この世にもう一人かすみんがいるの? え? 真実の愛? かすみんの知らない所で???」
璃奈「…進化後の個体は本人と同じ記憶を持っている」
璃奈「信じられないけど、この光景を見ると信じざるを得ない」
璃奈「Science is…beautiful…///😭😭😭」ブルルッ
かすみ「ねえなんで流すの!? アナザーかすみんはどうなったの!!??」
璃奈「こうしちゃいられない。みんなに連絡しなきゃ。璃奈ちゃんボード【彼方さん、リスポーン】」タタタ
かすみ「ちょっと! それここでもできるよね!? おい逃げるなりな子ォォォ!!!!!」タタタ しずく「……」ブルブル
彼方「…ん〜?」
しずく「あっ……」
しずく「か、彼方さん……私……」シュン
彼方「……」
彼方「しずくちゃん」
しずく「!! はっ、はい!!!」
彼方「……」ンー
彼方「…しずくちゃんもぉ」
彼方「おいで〜」ニッコリ
しずく「……!!!!」ブワッ
しずく「彼方さん…」
しずく「彼方さあああん!!!!!」ガバッ しずく「彼方さん!! ごめんなさい!! ごめんなさい゛い゛ぃ゛ぃ゛!!」ビエエエエン
彼方「なんでしずくちゃんが謝るのさぁ〜」
彼方「悪いのは…」
しずく「…悪いのは?」
彼方「……」ンー
彼方「前田だよぉ〜」ニコッ
しずく「……」グスッ
しずく「はい!!!!」エヘッ かすみ「彼方せんぱーい、服飾同好会から服借りてきましたぁー」テテテ
彼方「ありがとぉ〜。かすみちゃん、ますます可愛くなったねぇ〜」
かすみ「えっ、やっぱりそう思います? ですよねぇー♡ かすみんの可愛さは、世界にオンリーワンですよねぇ〜♡♡♡」クネクネ
彼方「何かあったの?」👉
璃奈「そっとしておいてあげて」🙏
彼方「璃奈ちゃんも、表情が豊かになったねえ」ニコニコ
璃奈「……」
璃奈「そう見えるなら…」
璃奈「今日はいい事があったから」ポフン
彼方「…うん…彼方ちゃんもだよー…」ナデナデ 遥「お姉ちゃん帰ろ! 部屋、1年前のままにしてるから! お母さん達もすぐ帰ってくるって!」ミギテニ ベター
彼方「うん!」
しずく「……」ヒダリテニ ベター
彼方「…ねぇしずくちゃん」
しずく「! はっ はい!」
彼方「またたまには…お泊まりしに行ってもいいかなぁ?」
しずく「えっ、はい! って、え…? 彼方さん、その…」
しずく「うちにいた事、覚えてるんですか…?」
彼方「ぼんやりとだけどねー」アハハ
しずく「そ、そうですか」
しずく「……///」モジモジ
かすみ「?」
璃奈「?」
遥「……」 彼方「…ねぇねぇしずくちゃん」コソコソ
しずく「はいっ!?」
彼方「それで今日はぁ…しなくても平気?」ヒソヒソ
彼方「その…」
彼方「おやすみなさいのぉ…」ニッ
しずく「!!」
しずく「かっ…………彼方さん!!!!」ペシペシ しずく「……」
しずく「…それはまた」
しずく「泊まりにきた時に…お願いします…///」ボソボソ
彼方「……」
彼方「うんっ」ニコッ
遥「話は済んだ? それじゃ帰ろっか」ニコニコ
かすみ(こわ)
璃奈(こわ) しずく(……)
しずく(おかえりなさい彼方さん)
しずく(一年前、彼方さんがいなくなった日)
しずく(ちょうど一年後に彼方さんが生まれ変わって帰ってきた)
しずく(彼方さんがうちにいる時に)
しずく(ButterflyというよりButterdogですねw)
しずく(とかやらなくて)
しずく(本当によかった…)
しずく(……)
しずく(お誕生日おめでとうございます)
しずく(これからもずっと)
しずく(一緒にいてくださいね…)ギュッ 少女たちは知らない
確かに彼方は真実の愛で甦ったが
それは彼女を取り合っていた二人の少女の力ではなく
彼方が真っ二つになるのを防ごうとした
少女の真心のおかげだったのだと
しかし、そんな事は知らなくたって生きていける
彼女達にはどうでもいいのである
なぜなら彼女達は今
幸せなのであった…
END ギャグなのに若干のエモさと百合があって不思議だった 魂的には本物の彼方ちゃんではないのに、しずはるはそれでいいのか...? >>60
魂がなくても記憶があれば本物ってロボとーちゃんが言ってたゾ! なんだこれ…
ツッコミどころが多すぎるけど神SSなのは間違いない おつ、とりあえずシリアスの原因がアホ過ぎてちょっと草だった ىչcY,,╸ྌ╺,,)չ なんかこんな風に表示されんだけど端末の問題かな? 俺も口のところ文字化けしてる
野生のしずくはかすみや彼方さんを捕食するのか… 高校生が酒盛りした件は、スルーした方が良いのかな?w ゆゆっ!とってもかわいい おへやさんですぅ
かわいいかすみんの すてーじさんにしちゃいますよ〜
みたいな虐待ものかと こういうSSは深く考えると脳が沸騰しそうになるので
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