ルビィ「お姉ちゃんのマフラーはどうしてそんなに長いの?」ダイヤ「それはですね」
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ファサ
ルビィ「え?」
ダイヤ「こうやってあなたにかけてあげる為ですわ」ニコッ
ルビィ「わぁ、あったか〜い。ありがとうお姉ちゃん♪」
ダイヤ「寒い時はこうして寄り添うのが1番ですわ」ギュッ
ルビィ「うんっ、お姉ちゃんと一緒だとぽかぽかで幸せだよぉ♪」ピトッ ルビィ「はぁ〜……はぁ〜……手袋忘れちゃったよぉ」スリスリ
ダイヤ「まぁ、手袋はわたくしも持っていませんわね」
ダイヤ「―そうだ、ルビィ手を出して」
ルビィ「ん?うん」スッ
ダイヤ「手袋がないのならこうして手を繋いで」ギュッ
ダイヤ「わたくしのコートのポケットへ招待しますわ」ニコッ
ルビィ「あは、手袋よりこっちの方がいいや♪」 ルビィ「あ、焼き芋屋さんだ。ねぇねぇお姉ちゃん買ってよぉ」クイクイ
ダイヤ「夕飯も控えているというのに……仕方ありませんわね」
ルビィ「えへへ♪ありがと〜」
ルビィ「でもこれ、最後の1個だ。どうしよう」
ダイヤ「わたくしの事は気にせずルビィが食べなさい」
ルビィ「えぇ……せっかくお姉ちゃんに買ってもらったのに」
ルビィ「―そうだ、半分こしよ」パカッ
ルビィ「はいお姉ちゃん」スッ
ダイヤ「あら、わたくしも食べていいんですの?」
ルビィ「おいしい物は一緒に食べるともっとおいしいんだよぉ♪」
ダイヤ「そうですか、ではいただきます」パクッ
ダイヤ「―うん、おいしい。体が暖まりますわね」ニコッ
ルビィ「甘くてほくほくでおいしいねぇ〜♪」モグモグ ルビィ「……」ヌイヌイ
ダイヤ「ルビィ、なにをしているの?」
ルビィ「ぴぎゃっ!?な、なんでもないっ」サッ
ダイヤ「そう、夕飯が出来ましたわよ。早く来なさい」
ルビィ「うん、今行く」
ルビィ「あの、お姉ちゃん」
ダイヤ「なんですの?」
ルビィ「これ、よかったら……」スッ
ダイヤ「これは、毛糸の帽子?」
ルビィ「ルビィとお揃いのを編んで作ったの。お姉ちゃん帽子は持ってないみたいだから」
ダイヤ「ルビィ……」
ダイヤ「ありがとう、この帽子をかぶって2人でまたお出掛けしましょうか」ニコッ
ルビィ「うんっ‼お姉ちゃんとお揃い嬉しいな♪」 コンコンコン……
ダイヤ「ん……?誰?」
ルビィ「お姉ちゃん」ガチャ
ダイヤ「ルビィ?どうしたのこんな遅い時間に」
ルビィ「今日は寒いからお姉ちゃんと一緒に寝たくて来ちゃった」
ルビィ「お邪魔しま〜す」モゾモゾ
ダイヤ「あ、こら」
ルビィ「えへへ〜♪お姉ちゃんのベット暖か〜い♪」スリスリ
ダイヤ「もう……あなたはいつまで経っても甘えん坊なんだから」
ルビィ「寒い時は寄り添うのが1番って言ったのはお姉ちゃんだよぉ」
ダイヤ「あぁ、そんな事も言いましたっけ」
ダイヤ「まったく、ルビィには敵いませんわね」ナデナデ
ルビィ「ルビィがいればお姉ちゃんも暖かいでしょぉ?」ムギュー
ダイヤ「ちょ、苦しいですわ……」
ダイヤ「―でも、確かに暖かいですわね。うふふ♪」
ルビィ「お姉ちゃんがいれば寒い冬も平気だね」ニコッ
ダイヤ「えぇ、寒い時はいつでもわたくしの所へ来なさい」ニコッ
ダイヤ「おやすみ、ルビィ」
ルビィ「おやすみなさいお姉ちゃん」 少しだけ続けてみました、短いですが終わりです。ありがとうございました。 |c||^.- ^||それはですね、…お前を巻くためですわー! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています