璃奈「かすみちゃんってお母さんみたいだよね」 かすみ「はい?」
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璃奈「ねぇねぇ、お母さん……」ギュッ
かすみ「え? 今、なんていったの?」
璃奈「ねぇねぇ、お母さん……」グイッグイッ
かすみ「いやいや、りな子大丈夫? 頭冷やした方がいいよ?」
璃奈「お母さんはこう言ってくれた……」
かすみ「へ?」
璃奈「かすみ『りな子、ダメなところも武器に変えるのが一人前のアイドルだよ(聖母の声)』」 かすみ「いやいや、それを言うならみんなもそれっぽかったよね?!」
璃奈「そうかな?お母さんが1番お母さんしてたよ?」
かすみ「りな子、さっきからお母さんお母さん言ってるけど、大丈夫? 病院行く?」
かすみ「かすみん、りな子のこと心配になってきたよ」
璃奈「……………」
璃奈「これだ……(小声)」
かすみ「いや、本当にさ、りな子は疲れているんだよ」 かすみ「ほら?ね?」グイッ
璃奈「」ズッキューン‼‼!
璃奈「ママぁ(小声)」
かすみ「え?今、何か言った?」
璃奈「ママ!」ギュッ
かすみ「ふぇっ?!」ギュッ
かすみ「りな子?!」
璃奈「ママぁ」ギュッ かすみ「ちょっと!りな子!こういうことをしたらみんなに誤解されるって!」ユサユサ
璃奈「お母さんが私のこと叱ってくれたら離すよ?」
かすみ「は?え?はい?今、何ていいました?」
璃奈「だから、お母さん私のこと叱って」
かすみ「いやいや、意味わかんないから!別にりな子悪いことしてないし、叱る必要ないよね?!」
かすみ「というかさ、悪い事してないのに子供を叱る親なんて居ませんよ?!」
璃奈「」ズッキューン‼‼! 璃奈(かすみちゃんママと接することで私の何かがわかるかも……)
璃奈「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」ジタバタ
ペシッ!ペシッ!
かすみ「ええっ?!りな子本当にどうしたの?! ちょっと!痛いよ!」
かすみ「それに、もうすぐで同好会始まるよ!」
璃奈「うぅー!」ジタバタ
ペシッ!ペシッ! かすみ「」イラッ
かすみ「流石のかすみんも我慢の限界です!早く練習行くよ!」グイッ
璃奈「うぅーっ!」ガシッ!
ズズズズッ
璃奈(かすみちゃん、私が駄々を捏ねても無理矢理引っ張ってくれる♡)ズズズズッ
ペタンッ
かすみ「ちょっと!りな子?!立ちなよ!自分で歩けるでしょ?!」
璃奈「嫌だ!抱っこ!抱っこがいい!」 かすみ「は?!抱っこ?!いやいや、かすみんとりな子じゃ体格あまり変わらないよね?!」
璃奈「」ジーッ
かすみ「うぅっ……視線がつらい……」
かすみ(そういえばりな子の家ってあれだよね……)
璃奈「」ジーッ
かすみ(お母さんとお父さんほとんどいないんだよね……)
かすみ「ほら、背中乗りなよ」ポンポン
璃奈「」パァァ かすみ「抱っこはできないけどさ…… おんぶくらいなら……」
璃奈「うん」
かすみ「よっと……」ヨイショ
璃奈「重くない?」
かすみ「重くないよ。 というか、りな子ご飯ちゃんと食べてる?」
璃奈「食べてるはず……(コンビニ弁当だけど……)」
かすみ「それ、絶対に食べてないやつじゃん!」
璃奈「うぅっ……」 かすみ「もぅ、今日はかすみんが晩御飯作ってあげるから…… 別に落ち込まなくても……」
璃奈「本当に?嬉しい!」
璃奈「…………」
かすみ「りな子?」
璃奈「やはり、かすみちゃんはお母さん」
かすみ「だからー、お母さんじゃないってばー!」
璃奈「お母さん」
かすみ「もぅ、あんまりしつこかっからおんぶしてあげないんだからね!」( *`ω´)
璃奈「それは困った……」シュン かすみ「あぁっ!落ち込まないで!」
璃奈「璃奈ちゃんボード『くすくす』。かすみちゃんはやっぱりお母さんみたい」
かすみ「いやさ、どうしてかすみんがお母さんなの? エマ先輩とかの方がそれっぽいと思うんだけど?」
璃奈「うーん、どうしてだろう?」
璃奈(厳密には作者がアニガサキを見て勝手にママぁ🤱てなっただけだし……)
かすみ「りな子、答えになってないよ?」
璃奈(かすみちゃんのおんぶなんだか昔を思い出すな……) 璃奈「かすみちゃん、ありがとう」
かすみ「ふっふっふ〜♪ もっと、も〜っと、かすみんに感謝してもいいんだよ♡」
璃奈「うん。璃奈ちゃんボード『またよろしくね!』」
かすみ「え〜?またするの〜? りな子はぁ〜、かすみんにメロメロですね〜♡」
〜間〜
エマ「ふふっ、かわいいお母さんだね♡」ナデナデ
かすみ「えへへ〜♡エマ先輩!もっとかすみんをほめてくださ〜い♡」
エマ「いいよ〜♡ ほらほら、璃奈ちゃんもおいで〜♡」
璃奈「うん!」 ダキッ♡
エマ「よしよ〜し♡妹が二人増えたみたいだよ〜♡」ナデナデ
彼方「おやおや〜、これはこれは…… ふむふむ……」ジーッ
エマ「彼方ちゃんもおいで〜♡」
彼方「それでは遠慮なく〜」ガバッ
ダキッ♡
エマ「彼方ちゃんもいつでも甘えていいからね〜♪」ナデナデ
彼方「えっへん!彼方ちゃん、甘える時も全力です!」
かすみ「いやいや、そこは誇ることじゃないですよ……」 璃奈「かすみちゃん、エマさんがとられてやきもち妬いているの?」
エマ「別にやきもちを妬かなくても大丈夫だよ〜」ナデナデ
かすみ「むぅ、なんだか、かすみん子ども扱いされていませんか?」
彼方「されているね〜」
璃奈「されていると思う」
かすみ「ですよねぇ?!」
璃奈(それでも、かすみちゃんにはやはりお母さん力とママ力があると思う)
璃奈(どっちなんだろう?)
璃奈(しいて言うなら両方?)
〜間〜 璃奈「お邪魔します」
かすみ「お母さん、ただいま〜」
かすみ母「かすみ、おかえりなさい」
かすみ母「あら?お友達?」
かすみ「うん」
かすみ母「いつもかすみがお世話になっています。今日は楽しんでいってね」
璃奈「えっと、かすみちゃんにはいつもお世話になっています」ペコリ
璃奈「お邪魔します」ペコリ かすみ「りな子もしかして緊張していた?」
璃奈「うん、少しね……」
かすみ「そうなんだ…… 別に、いつも通りでいいのに……」
かすみ「よし、おやつ持ってくるから待ってて」
璃奈「うん、あの……」
かすみ「どうかしたの?」
璃奈「私、かすみちゃんの作ったおやつがいい」
かすみ「そうなんだ…… まぁ、かすみんの料理は世界一ですからね♪ りな子もはまっちゃいましたか〜♪」
かすみ「そうだ! りな子も一緒にお菓子作ろうよ〜♪」
璃奈「本当にいいの?」
かすみ「もちろん! かすみんが手取り足取り教えるから大丈夫だよ♪」 かすみ「ふんふふ〜ん♪」
かすみ「りな子、コッペパンに詰める具材は何がいい?」
璃奈「うーん、何でもいいよ」
かすみ「りな子、かすみんとりな子は友達同士だからかすみんに甘えてもいいんだよ?」
かすみ「じゃなくて!たまには、自分のわがまま言ってもいいから」
璃奈「うん♪ やはり、かすみちゃんはお母さんみたい」
かすみ「あと!お母さんじゃないからね!」 璃奈「うーん、でもなかなか思いつかないや」
かすみ「そうだ!りな子って確かイチゴ好きだったよね?」
璃奈「うん!」
かすみ「それじゃあ、イチゴコッペパンにしよう!」
璃奈「かすみちゃん、ありがとう」
かすみ「それじゃあ、りな子はイチゴ切ってね」
璃奈「うん!」 璃奈(意外と切るのって難しい……)
かすみ「ふんふふ〜ん♪」マゼマゼ
璃奈(かすみちゃんはやっぱり普段から料理をしているだけあって手際がいい)
かすみ「う〜ん、トッピングは何にしようかな……」
かすみ「かすみん迷っちゃう〜♪」
璃奈「あっ!」スカッ ブスッ
かすみ「りな子?! 大丈夫?!」
璃奈「うん…… 少し指を切っただけ……」
かすみ「少しじゃないよ!血が出てる!手当しないと!」
〜間〜 璃奈「痛っ……」
かすみ「我慢しなよ」ピッピッ
かすみ「今回は軽くで済んだからよかったけど、次からは気を付けなよ」
璃奈「うん……」
かすみ「りな子は休んでいて、かすみんが作ってくるから……」
璃奈(かすみちゃんとお料理作りたいな……)
璃奈「かすみちゃん、迷惑かけてごめんね……」
〜間〜 かすみ「あのー、りな子? どうしてかすみんの後ろにいるのかな?」
璃奈「……」
かすみ「もー、わかったよ。 一緒に作るよ!」
かすみ「勘違いしないでよね! ただ単にかすみんがりな子と一緒におやつ作りたくなっただけで……」
璃奈「ふふっ」
かすみ「やっぱり、今のはな゛し゛!」
かすみ「ほら! かすみんがりんごさんを使ってお手本見せるから、見ておきなよ!」テレテレ
シャリシャリシャリ ブスッ
かすみ「!!!???」
〜間〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かすみ・璃奈「「パターン1とパターン2に分岐します」」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 パターン1
かすみ「おっほん! それでは気を取り直して……」←璃奈とおそろいの絆創膏
かすみ「それでは、天王寺君!」
かすみ「まずは、ねこちゃんの手だよ!こう!」ニャー
璃奈「こう?」ニャー
かすみ「うん!ばっちり!できてるじゃん!」グッ
かすみ「次に、包丁をまっすぐ下す」
璃奈「こんな感じ? あっ!できた!」
スコンッ
かすみ「ほら!できたじゃん! いい調子だよ!りな子!」
璃奈「かすみちゃん、ありがとう」
かすみ「うぅっ…… どういたしまして。その代わりに今度、数学教えてよね」
璃奈「うん!わかった!」
〜間〜 パターン2
璃奈「うーん、切るのって難しいね……」←かすみとおそろいの絆創膏
かすみ「仕方ないな〜」
かすみ「ほら、かすみんが一緒に切ってあげるから……」
かすみ「ね?」
スッ ←かすみ、璃奈を後ろから抱き着き、璃奈の手に自分の手をかぶせる
璃奈「かすみちゃん? どうしたの?」
璃奈「私の手をもって……」
かすみ「だから、一緒に切るって言ったじゃん」
璃奈「うん!うれしい!」
かすみ「ほら、いくよ! せーの!」
璃奈「うん!」
スコンッ
璃奈「できた!」
かすみ「ほら!できたじゃん! 次からもこうすればいいんだよ♪」
〜間〜 かすみ・璃奈「「できたー!」」
かすみ「りな子、やったね!」
璃奈「うん!」
かすみ・璃奈「「いただきまーす」」
かすみ「う〜ん♡おいしい〜♡ さすがは、かすみんですね〜♡」
璃奈「あっ!本当だ! おいしいよ!かすみちゃん!」
かすみ「それと〜、はい♡ これ♡」
璃奈「これは?」
かすみ「かすみんおすすめのレモン塩カスタードコッペパンですよ♡」
璃奈「いつの間に作ったの?」
かすみ「ふっふ〜ん、そこに気づかないとは、りな子もまだまだですね〜♡」
璃奈「食べてもいい?」
かすみ「はい♡」
璃奈「あっ!これもおいしい!」
かすみ「でっしょー?!」
〜間〜 かすみの部屋、ベッドの中
璃奈「今日は、一日ありがとう」
かすみ「かまいませんよ〜」
かすみ「というか、りな子、最後の方かすみんのことお母さんっていうの忘れてたよね?」
璃奈「いわれてみればそうかも……」
かすみ「もしかして、かすみんと遊びたかっただけとか?」
璃奈「そうだよ」
かすみ「へ? そっ、そうなんだ……」
かすみ「そうならそうと最初から素直に言ってくれればいいのに……」
かすみ「かすみとりな子の中なんだからさ……」
璃奈「かすみちゃん、ごめんね」
璃奈「でも、かすみちゃんから母性を感じたのは本当だよ?」
かすみ「え〜?本当に? なんだか、少しだけ複雑な気分……」
璃奈「私は、いいと思うけど」
かすみ「うぅっ、もう寝るよ!」
璃奈「ふふっ、おやすみ、かすみちゃん」
かすみ「りな子おやすみ」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お終い
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ※ちなみに、僕は、りなりーはママだと思います。かすみはアニガサキ6話はママ、アニガサキ8話はおかんだと思います。この世を救うのは母性しかないと思います
※エマはもちろんママ!ばぶぅ!彼方ちゃんはお母さん!ばぶぅ!
異論は認めます 分岐部分の説明がわかりづらいので解説します
パターン1がかすみが横で璃奈に切り方を教えています
パターン2がかすみが璃奈の手を後ろからもって教えています
この違いですね。内容自体に差はあまりありません。>>26と>>30の間は各々の好きな方の解釈で見てください 実際かすみんにバブみ感じるのめっちゃ分かる
切実にママになって欲しい >>40
クッソ汚い過去作からのこのSSとかこれもうわかんねえな かすみママ…
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