凛ちゃんが陸上の推薦を蹴ってかよちんに付いて来た裏設定
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中三 秋
凛「ねぇ、かよちんは高校どこにいくの?」
花陽「う…うん、色々悩んだけど、やっぱり近いし音ノ木坂に行こうと思ってるんだ」
花陽「凛ちゃんはもう決めたの?」
凛「凛はそもそも選べるほどの学力はないにゃ…」
花陽「でも、○○高校から推薦の話が来てるんだよね?」
凛「うん!これで思いっきり高校でも陸上ができるにゃ!」
花陽「すごいなぁ、大会になったらお弁当持って応援しに行くね」
凛「かよちんのお弁当今から楽しみだにゃ〜」
花陽「でも、そっかぁ…」
凛「どうしたの?」
花陽「高校生になったら、離ればなれになっちゃうんだね…」
凛「! あ…」
花陽「ちょっと寂しいけど、ずっと友達だからね!凛ちゃん」
凛「う…うん…」 〜授業中〜
先生「じゃあこの問題を…星空!答えてみろ」
凛(離ればなれ…かぁ)
凛(今までずっと一緒だったのに…)
凛(でも…陸上は頑張りたいし、かよちんと同じ高校に行ける学力も凛には…)
先生「星空!」
凛「に、にゃ!?」
先生「ったく…推薦が決まってるとはいえ、授業はちゃんと聞いておけ」
先生「勉強しておけば、人生の選択肢は増えていくんだから」
凛「はい…すいません…」
ジャ、サイカイスルゾー
凛「人生の…選択肢、かぁ」
花陽(凛ちゃん、難しそうな顔してどうしたんだろう…?) 〜星空家〜
凛「ゔっ…模試の結果届いてる…」
\国立音ノ木坂学院高校 判定C/
凛「かよちんに教えてもらって一生懸命勉強したのに…」
凛「これは…へこむにゃ〜」ハァ…
凛「推薦が決まる前は…かよちんと一緒の高校行きたくて必死だったなぁ…」
凛「今から…頑張ったら…」
凛「………どうしようかな」 〜星空家〜
凛「ゔっ…模試の結果届いてる…」
\国立音ノ木坂学院高校 判定C/
凛「かよちんに教えてもらって一生懸命勉強したのに…」
凛「これは…へこむにゃ〜」ハァ…
凛「推薦が決まる前は…かよちんと一緒の高校行きたくて必死だったなぁ…」
凛「今から…頑張ったら…」
凛「………どうしようかな」 〜外〜
凛「ハァ…ハァ…」タッタッタッ
凛(走ってると、頭の中スッキリしていいにゃ)
凛(やっぱり、凛は陸上も本気でやりたい)
凛(勉強より走る方が性にあってるにゃ)
パラ…パラ…ザァー
凛「ゲッ…雨降ってきたにゃ…」
凛「ど、どこかで雨宿りしないと」ダッ 〜神田明神〜
凛「せっかく頭の中整理出来そうだったのに…ついてないにゃ」ハァ…
?「ねぇキミ、何か悩み事?」
凛「にゃ!?」ビクッ
?「あぁ、ごめんごめん、驚かすつもりは無かったんよ?」
凛「み…巫女さん…?」
?「バイトやけどね」 凛「どうして凛が悩んでるって分かったんですか?」
?「フッフッフ、これでも人を見る目には自信あるんよ〜?」
凛「はぇ〜さすが巫女さんにゃ…」
?(ほんまはさっきから溜息ばっかりついてる姿を見てたからやけど)
?「で、どうしたん?巫女さんに話してみ?」ケイゴジャナクテイイヨ
凛「実は…」カクカクシカジカ ?「陸上か、友達か、ってこと?」
凛「陸上もしたいけど、かよちんと一緒にいたいっていうのもあって…」
凛「でも、同じ高校に行くには凛の学力が全然足りないにゃ…」
?「………」
凛「それで…どうしようかなって…」
?「かよちんって子は幸せもんやね」
凛「え…?」
?「だって、凛ちゃんが頑張った陸上に負けないくらい考えてられてるわけやん?」
凛「かよちんは凛の一番の親友なんだから、そんなの当たり前だにゃ!」
?「ふふっ、そうやね」 凛「………」
凛「ねぇ、巫女さんはどうしたら良いと思う?」
?「それは凛ちゃんが決めることや」
凛「そうだけど…」
凛「凛、もうどうしていいかわかんないよ…」ウツムキ
?「………」
?「凛ちゃん、かよちんに悩んでるって事は言ったん?」
凛「言ってない…かよちんに心配かけたくないし…」
?「言ったほうがいいよ?」
?「凛ちゃんも、かよちんに悩みがあるとしたら聞いてあげたいやろ?」
凛「…!」
?「ね?」
凛「巫女さん…凛、話してみるね!」
?「ふふっ…じゃ、雨も上がってきたし、中学生はそろそろ帰らんとね」
凛「え、あー!もうこんな時間ー!?」 凛「か、帰らないと!」
?「あ、待って」
凛「ん?」
?「これから困難に立ち向かう凛ちゃんに、巫女さんから"勝守"を授けるよ」
凛「良いの?凛お金持ってないにゃ…」
?「ええよ、巫女さんからのエールや、スピリチュアルパワーたっぷり注入しといたで!」
凛「えへへ、巫女さん、ありがとにゃ!」タタッ
?「ばいばーい」ヒラヒラ
タッタッタッ
?「青春やねぇ」
希「ふふっ」 タッタッタッ
凛(今まで大事な事はいつもかよちんに相談に乗ってもらってたんだ)
凛(凛一人で悩む必要なんて無かったんだにゃ!)
凛(凛の気持ちを…明日、かよちんに伝えるんだ!) その日、久しぶりに凛は夢をみたにゃ
〜幼少期〜
りん「にゃ〜!」スタタタ
はなよ「りんちゃん、かけっこはやいね!すごい!」
りん「えへへ、つぎはもっとはやくはしれるよ!みててね!」
はなよ「うん!」
そうだった…
最初は、かよちんを喜ばせたくて…
〜中学2年〜
花陽「凛ちゃん!優勝おめでとう!」
凛「かよちん!ありがとにゃ!見て見て、自己ベストだよ!」
花陽「この日の為に頑張ってたもんね、すごいよ!」
凛「かよちんの応援のおかげだよ〜」
スカウト「星空さん、初めまして、○○高校の者ですが」
凛「あっ、えっ…?」
スカウト「少しこちらで話しませんか?」
凛「あっ、はい、ごめんねかよちん、また後でね…」
花陽「う、うん…」
それから…結果が出るようになってきて…
〜中学3年 春〜
花陽「ねぇ、凛ちゃん、この前行きたいって言ってたラーメン屋行かない…?」
凛「かよちん、ごめんにゃ、大会近いから監督にそういう食べ物は控えろって言われてて…」
花陽「あ…そうなんだ、こっちこそごめんね、大会頑張ってね…」
凛「うん、あ、早く練習行かなきゃ…!」
いつの間にか、陸上よりも大切な物が見えなくなっていて… 〜中学3年 夏〜
凛「推薦…ですか?」
先生「ああ、○○高校さんが是非ウチに、とな」
凛「○○高校って、あの強豪の…!?」
凛「あ…でも、凛は音ノ木に行こうとーーーーーー」
先生「お前の志望校の音ノ木ははっきり言って学力的に厳しいし、ここは推薦を受けておいた方がいいと思うぞ」
凛「……はい」
そうだった…凛は諦めちゃったんだ、かよちんと同じ高校に行く事を、簡単に…
〜朝〜
凛「ハッ」ガバッ
(・8・)チュンチュン
凛「…凛、やっぱり、かよちんと…」
凛「」グッ 〜花陽家〜
花陽「はぁ…」
花陽(凛ちゃんと同じ高校に通えるのも、後数ヶ月なんだよね…)
花陽(ちょっと前まで…高校も一緒の所に行くんだと思ってたのに…)
花陽(しょうがないよね、陸上は、凛ちゃんが一番好きな物なんだから…)
花陽(離れちゃうの…嫌だな)
花陽「凛ちゃんの応援するって言ったのに…こんなんじゃダメだよね…」
花陽「よしっ!」
花陽「明日は応援の意味も込めて凛ちゃんにおにぎり(特大)作っていこうかなっ」
花陽「凛ちゃん喜ぶかな〜」ウキウキ 〜翌日 学校〜
花陽「ふぅ…」ドサッ
花陽(ちょっと大きすぎたかな?でも凛ちゃんアスリートだし、大丈夫だよね)
凛「」ガララ
花陽「あ!凛ちゃんおは 凛「かよちん!」」
花陽「り…凛ちゃん…?」
凛「ちょっと来て!」グイッ
花陽「ちょ…凛ちゃん!?ま、待って〜」タッタッタッタッ 〜屋上〜
花陽「はぁ…はぁ…凛ちゃん、どうしたの?急に…」
凛「かよちん…あのね、凛は陸上を頑張りたいから、○○高校に行こうと思ってる」
花陽「う…うん…?知ってるよ?」
凛「でも、今は…かよちんと同じ高校に行きたいって思ってるにゃ」
花陽「…!」
凛「凛ね、この気持ちが昨日ずっとぐるぐるしてたの」
凛「それでね、ある人に相談したら、かよちんにもこの気持ちを言ってみたらって言われたの」
凛「凛の…一番の親友に…伝えないとっ…て」
花陽「凛…ちゃん…」
凛「かよちんは…凛に陸上を頑張ってほしい…?」
凛「それとも…」
花陽「……」 凛「ごめんね…かよちんは応援してくれたのに、急にこんなこと言って…」
凛「でも、かよちんも、もし一緒の高校に行きたいって言ってくれるなら、凛も音ノ木にーーーーーーー」
花陽「…ョニ…タイ」グスッ
凛「え…?」
花陽「私も…凛ちゃんと…一緒の高校へ行きたい…」ポロポロ
凛「かよ…ちん…」
花陽「陸上に…凛ちゃんが取られたみたいで…私、悔しかったの…」
花陽「凛ちゃんは、私の、一番の親友だから…!」ポロポロ
凛「いいの…?」グスッ
凛「勉強でいっぱい迷惑かけちゃうかもよ…?」
花陽「迷惑なんかじゃない!」
凛「凛の親が反対するかも…」
花陽「私も一緒に説得に行く!」
花陽「だから…!頑張ろう…凛ちゃん!」ギュッ
凛「うん…うん…!ありがとう…かよちん!」ポロポロ 〜数ヶ月後 受験当日〜
凛「筆記具、受験票…あ〜何回確認しても不安だにゃぁ〜」
凛「もっと、鞄の隅まで…」ガサゴソ
凛「ん?これって…あの時もらった勝守?鞄に入れてたっけ?」
<リンチャーン、モウイクヨー
凛「あ…かよちん来ちゃった…行かないと」
凛「……神様、どうか、お願いしますにゃ!」ギュッ
凛「よーし、それじゃ、いっくにゃー!」タタタッ
おしまい 終わりです、駄文垂れ流して申し訳ありませんでした人生初ssでしたのでご容赦してください |c||^.- ^||やっぱりりんぱなは良いですわ〜 これで初めてのSSなの?
めっちゃよかったぞ
ラブライブ板のSSスレ復活してきたし>>1もこれから頼むわ 一緒にいたいで人の進路変えるとかどういうつもり?
責任とって結婚しろ 〜後日談 合格発表日〜
花陽「うぅ…緊張してきました…」
凛「もう、かよちんずっと不安そうな顔してるにゃー」
花陽「だ…だってぇ…」
凛「ここまで来たら自分を信じるしかないよ!早く行くにゃ」
花陽「凛ちゃん、何でそんなに落ち着いてるのぉ…?」
凛「かよちんを見てたら落ち着いてきただけだよ」スタスタ
凛「見に行く前に神田明神に参拝に行くにゃ」
花陽「うん…」 〜神田明神〜
凛「」キョロキョロ
花陽「凛ちゃん、どうしたの?」
凛「あ、何でもないにゃ」
凛(この前の巫女さん、いないのかな、暗かったから顔あんまり覚えてないけど)
パンッパン
凛(神様、お願いしますにゃ)
凛(かよちんと)
花陽(凛ちゃんと)
りんぱな(同じ高校に!) 〜音ノ木坂学院〜
花陽「つ…着いちゃったよぉ…」
凛「さ!早く結果見に行くにゃ!」タタッ
花陽「あ…凛ちゃん、待ってよぉ〜」
凛「えーと…191、191………………」
凛「え……?」
花陽「114…114、あ…あった!あったよ!凛ちゃん!」
凛「」チーン
花陽「り…凛ちゃん!?」
花陽「こんな所で寝転がっちゃだめだよぉ」アセアセ
凛「191が…191が無かったにゃ…」
凛「お…終わった…凛…駄目だったにゃぁ…」グスッ
花陽「そ…そんなぁ……あれ…?」
凛「ごめんねかよちん、高校別でもこれからも 花陽「凛ちゃん!」」
凛「にゃ…!?」ビクッ
花陽「これ、191じゃ無くて161だよ!」
凛「え…?」
花陽「見て!あったよ161!ほら!」
凛「あ…あああ…」
凛「や………やったにゃぁ〜〜!」ギュッ
花陽「わっ…凛ちゃん、苦しいよぉ〜」
凛「アハハ!よかった、よかったにゃ!」
凛「かよちん!」
凛「これからもずっと一緒だよ!」
花陽「うん!」 <アハハハハ
希「………」
絵里「希ー?何してるの?合格者説明会の準備するわよ?」
希「ん?ああ、ごめん…今すぐ行くやん」
絵里「何してたの?」
希「うーん?スピリチュアルパワーこめた甲斐があったなーって」
絵里「もう…不思議なこと言ってないで、早く行くわよ?」
希「えりち」
絵里「?」
希「ウチら…ずっと友達やで!」ニコッ
絵里「ふふっ…、急にどうしたの?当たり前じゃない」ニコッ
<アヤセーチョットキテクレー
絵里「あ、はい、じゃ…先行ってるわね」タタッ
希「うん、わかったやん」ヒラヒラ
希「……」
希「よかったね…凛ちゃん…」
今度こそ終わり 俺の中で春色からずっとりんぱなブーム来てるからありがたい 癖がなくて読みやすいし、その中でキャラの良さが出ててとても好きです ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています