善子「梅雨が明けたら」
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なかなか梅雨が明けないわね
ヨハネは不幸体質だからいつでも折りたたみ傘は備えてて濡れる心配はないけど…やっぱり晴れないのは憂鬱だわ
でも今日は珍しく晴れだったの 曜「善子ちゃん、おはよう!」
善子「おはよ、曜さん」
曜「善子ちゃんテンション低いね〜、今日は珍しく晴れなのに」
善子「でも突然のにわか雨に見舞われる可能性もあるでしょ?私の勘では降るわね」
曜「ネガティブだなぁ。そうだ、今日遊びに行こうよ!」
善子「考えとくわ」 曜「いやー、どこ行こっか?やっぱ海?せっかくだしもう泳いじゃう?」
善子「ヨハネの家でゲームじゃ駄目なの?」
曜「えー!せっかく晴れなんだよ!?久し振りにこうわーっと体を動かしたくない?」
善子「体ならいつも練習で動かしてるじゃない」
曜「それだけじゃ物足りないよ−。ね、善子ちゃん海行こ?」
善子「まだ海は早いんじゃないかしら…」 曜「じっもっあい♪じっもっあい♪」
善子「なんでそんなテンション高いのよ」
曜「善子ちゃんがテンション低すぎるの!久々に海で泳げると思ったら興奮して…」
善子「まだヨハネは考えとくと言っただけで行くとはいってないわよ」
曜「そんなぁ…曜ちゃんと遊ぶの嫌?」
善子「別に嫌じゃないけど…どうせ雨が降るから気が乗らないのよ」
曜「そうやって降ると思うから降るんだよ!降らないって思えば降らない!」
善子「なによその超理論…」 曜「あ、バス学校に着くみたいだよ!善子ちゃん放課後ね!」
善子「えぇ…まぁ降らなかったら付き合ってあげるわ」
曜「やったー!善子ちゃんといちゃラブデートできるようー!」
善子「ちょ…いちゃラブデートって…はぁもうこの先輩は」
曜「冗談だよ冗談!じゃ、またねー!」 善子(はぁ…曜さんと話してたらなんか疲れたわ)
善子(私とは性質が真逆の人だもの…いい先輩だと思うし一緒にいて楽しいけどどうもまだ慣れないのよね)
花丸「善子ちゃん、考え事ずら?」
善子「別に大したことじゃないわ」
花丸「大したことじゃなくても人に話せばすっきりするものだよ」
善子「うーん…別に、そこまで悩んでるわけじゃないから」
花丸「そっか、でも言いたくなったらいつでも聞くからね」
善子「ありがと、ずら丸」 善子(花丸…深くは聞いてこないのね。あんたといるの居心地いいわ)
善子(なんてこれじゃ曜さんといるのが居心地悪いみたいじゃない…)
善子(ずら丸はずら丸、曜さんは曜さん。比べるなんて失礼だわ)
善子(別に曜さんが嫌いなわけじゃないのよ…むしろもっと仲良くなりたいと思ってる)
善子(でも性質が違うからどう接すれば良いか分からなくて…今朝みたいなつっけんどんな態度を取っちゃう) ルビィ「善子ちゃん、悩み事ならルビィも力になるからね」
善子「ふっ堕天使には悩み事なんて絶えないことなのよ。でもこの程度リトルデーモンの力を借りるまでもないわ」
ルビィ「そっか…でも善子ちゃんが辛くなったらいつでもリトルデーモン4号に任せてね!」
善子「主人を気遣うとは見上げた物ね4号。…ありがとね、ルビィ」
善子(ルビィは私の堕天使に付き合ってくれる貴重な子。こんな素直で良い子が私に懐いてくれていいのかしら?)
善子(ずら丸もだけどルビィも遠慮しないでいられるのよね)
善子(曜さんに堕天使は通じるのかしら?意外と付き合ってくれるかも…?)
善子(私、あの人のこと全然分かってないのね…) 花丸「ねぇ善子ちゃん、今日は天気いいし良かったら遊びに行こうよ」
善子「あっ…ごめん、今日は用事があるの」
花丸「そっか…善子ちゃんにも遂に彼氏が出来てマルは見捨てられたずらね…」
善子「なにアホなこと言ってるのよ」
花丸「冗談だよ。善子ちゃんに彼氏なんて出来るわけないもんね」
善子「もう!ずら丸が言えたことじゃないでしょ」
ルビィ「でも一瞬ほんとに彼氏が出来たのかも?ってドキドキしちゃった…」
善子「ルビィ…大丈夫よ、私はいかなる時でもリトルデーモンを見捨てないわ」
ルビィ「えへへ…善子ちゃんに彼氏が出来たらルビィ泣いちゃうからね」
善子「な、なにも泣くことないでしょ…」
善子(この子は私に懐いてくれてるけどたまにそれ以上のなにかがある気がする…) 善子(授業退屈だわ…)
善子(曜さんって真面目に授業受けるのかしら…あんまり成績悪いとか勉強で困ったって話は聞かないけど…)
善子(私、今日はやけに曜さんのことばかり考えてるわね…)
先生「津島、天気が良いからって授業中に空を眺めてるのは感心しないぞ。ここ当ててみろ」
善子「えっ?あ、そこはx=3、y=11です」
先生「ほう、正解だ。お前頭良いんだから授業も真面目に受けてくれよな」
善子(いきなり当てられるなんて…でも答え分かって良かったわ…今日は珍しくついてる。これなら本当に雨も降らないかも)
花丸(善子ちゃん流石だね)
ルビィ(はわわ、善子ちゃんすごい…///) 善子(曜さんの得意科目って何かしら?やっぱり体育…?器用だから意外と勉強も得意だったりして?)
善子(今2年生はどんな授業受けてるのかしら…曜さんも私みたいに当てられてたりして…)
善子(そうだ、帰りに聞こう。私、あの人のこともっと知りたい)
先生「ほーう、またしても余所見とはよっぽど空を見るのが好きなようだな。津島、もう一度当ててみろ」
善子「えっ!?あ…その、分かりません…」
先生「はぁ、津島、天気が良くて浮かれるのはいいが上の空になってどうする。まぁさっきは当てたから大目に見てやるが次はないぞ」
善子「は、はい…すみません…」
花丸(あらら、善子ちゃん…)
ルビィ(しょんぼりしてる善子ちゃんもかわいい…///) 善子「はぁ、2回も当てられるなんて散々だったわ」
花丸「善子ちゃんが真面目に聞かないのが悪いずらよ」
ルビィ「善子ちゃん、やっぱり悩みって深刻なんじゃ…」
善子「大丈夫よルビィ。先生も言ってたように天気が良いから空を眺めてただけ」
ルビィ「それならいいけど…」
花丸「善子ちゃんのから揚げ美味しそうずら!貰って良い?」モグモグ
善子「貰ってから言うセリフじゃないわね…」
花丸「お詫びにのっぽパン一口あげるずら」
善子「一口?から揚げ貰ったくせにケチすぎない?」
花丸「…」チラッ
ルビィ「!」 ルビィ「ル、ルビィのハンバーグあげるから大目に見てあげて?」
善子「あら、いいの?このハンバーグハートの形してて可愛いじゃない」ハムッ
善子「うっま!このハンバーグすっごく美味しいわよ!凄いわ、これどうなってるの!」
ルビィ「えへへ、実は手作りなの」
善子「手作り!?凄く美味しいわ…将来ルビィは絶対いいお嫁さんになるわね…」モグモグ
花丸「食べながら喋るのはお行儀悪いずらよ」
ルビィ「いいお嫁さん…えへへ…///」
花丸(良かったね、ルビィちゃん)ウィンク
ルビィ(花丸ちゃん…ありがとう)ウィンク 善子「そういやずら丸、スマホは慣れたの?」
花丸「ばっちし!善子ちゃんにらいん送ってみるね」ポチ…ポチ…
善子(おっそ)
-5分後-
花丸<よしこちやんきようはいいてんきですね
花丸「ほら!もうこの通りらいんもマスターしたずら!」
善子「フリック入力全然慣れてないじゃない…」ピローン
善子「ん?」
ルビィ<善子ちゃん、今日は良い天気だね♥今度二人で遊びに行きたいな
善子「なによルビィ、これくらい普通に話せばいいじゃない」
ルビィ「えへへ、せっかくだからルビィもLINE送ってみたくなって」
善子(ルビィのLINEは絵文字多くてかわいいのよね)ピローン 善子「ん、また?」
曜<よーしこー!放課後楽しみでありますなぁ!.
善子「ふふっ」
ヨハネ<ヨーハネー!
曜<うぅ…曜ちゃんに用はねえ(よーはねー)でありますか…(*;ᴗ;*)ゞ
善子「くだらなっ…」
花丸<まるもえもじつかえるずら
善子「絵文字のチョイス…」 善子「授業終わったー!1日に4回も当てられるなんて思わなかったわ」
ルビィ「でも善子ちゃん3回目も4回目も答えられてたから凄いよ!」
花丸「善子ちゃんはお母さんが教師だから勉強だけは出来るずら」
善子(そう、今日は珍しく冴えてた…こんなに調子が良いなら天気もきっと晴れのままよね…?)
善子「勉強だけ…?クックック、我が魔力を持ってすれば不可能なことなどな」
花丸「ん、なんか急に曇ってきたね」
ルビィ「それに真っ黒な雲が寄ってきてるよ…」
善子「…運の悪さも絶好調だったわ」
花丸「あ、降ってきたずら…」
ルビィ「どうしよう、ルビィ傘持ってきてないよ…」
花丸「マルもだよ…」 善子「…こんなこともあろうかと2本傘を用意してたのよねぇ」
善子「ずらルビ!これを貸してあげるから仲良く相合い傘して帰りなさい」
花丸「いいの!?流石善子ちゃん!不幸慣れしてるだけあるね」
善子「ま、まあね…堕天使たるものいかなる事態も魔眼で見通して対処できるのよ」
ルビィ「凄い…凄すぎるよ善子ちゃん!」
花丸「じゃあなんで2回目当てられた時答えられなかったずら」
善子「と、とにかく!私には必要ないからその傘使いなさい。いいわね?」
花丸「ありがとう善子ちゃん!傘は明日返すね」
ルビィ「またね善子ちゃん!傘本当にありがとう!」
善子「えぇ、また明日。」
善子(やってしまった) 善子(どうしよう…途中までバスとはいえ結構歩くし傘無しだとキツいわ…)
善子(もしかしたら降らないかも?って思ってたのに…やっぱりヨハネってついてないわ)
善子(でもあの二人の困った顔見て見捨てるなんて堕天使の風上にも置けないわ)
曜「どうしたの?善子ちゃんぼんやりして」
善子「あ、曜さん…いえ、つくづく自分はついてないなって思って」
曜「あー…本当に降るなんて思わなかったよねぇ。海、行きたかったなぁ」
善子「…そうね、たまには海も悪くなかったかもね」
曜「まぁ海はそのうち行こうよ。それよりバス来るよ、帰ろうか」
善子「その、傘を忘れちゃったのよ」 曜「へへ、じゃーん!なんと曜ちゃん傘を用意していたであります!」
善子「うそ、なんで!?」
曜「ほら、私の特技って体感天気予報だから。今日もしかしたら降るかもしれないと思ってね」
善子「そうなの…」
善子(雨降るかもしれないと分かってて私を海に誘ってくれてたのね…そんなに海に行きたかったのかしら)
曜「でも今日は外れると思ったんだけどな…てるてる坊主も吊したのになぁ」
善子「そんなんじゃ魔除けにもならないわよ…」
曜「善子ちゃんと遊べると思って今日は本当に嬉しかったのになぁ…」
善子(え?曜さんは海に行きたいんじゃなくて単に私と遊びたいだけだったの?) 曜「じゃあ帰ろっか!入って入って!」
善子「ふ、二人で入ったら濡れちゃうわよ?」
曜「そんなの気にしなくていいの!せっかくあるんだから有効活用しないと!」
曜「それにバスもう来ちゃうよ。それとも曜ちゃんと相合い傘はいや?」
善子「そんなわけ無いじゃない。…じゃあお言葉に甘えさせて貰うわ」
曜「わーい!善子ちゃんと相合い傘−!」ピョンピョン
善子「あ、もう!濡れちゃう!」
善子(雨が降ってるのになんでこんなにはしゃげるのかしら) 曜「雨が降ったのは残念だけどこうして善子ちゃんと相合い傘出来て嬉しいな」
善子「そんなに私と相合い傘出来るのがうれしい?」
曜「うん!とっても!」
善子「…前から気になってたけど曜さんはどうしてそこまで私を気にかけてくれるの?」
曜「うーん…善子ちゃんが優しいから、かな」
善子「優しい…?」
曜「善子ちゃん、傘忘れたって嘘でしょ」
善子「え、どうして分かったの…?」
曜「実はさっきの見てたんだ。傘貸してあげたんだね」
善子「盗み見なんて趣味悪いわよ」
曜「嘘だよ、善子ちゃんが傘持ってないなんて珍しいから誰かに貸したんだろうなーって思っただけ」
善子「カマかけたの!?」
曜「ごめんね。でも善子ちゃんらしいね。そういう優しい所が私、大好きなんだ」
善子「そ、そう…面と向かって言われると照れるわね…でも私なんて全然優しくないわよ」
曜「いやいや、優しいってのはちゃんと根拠があって言ってるんだよ」
善子(?) 曜「そうだ!聞いてよ、今日授業中空を見てたら先生に当てられてさ〜」
善子「え、曜さんも?」
曜「善子ちゃんも?あはは、私たち似たもの同士だね」
善子「そうかしらね、でも私は答えられたわよ?」
善子(2回目は答えられなかったけど)
曜「善子ちゃんもなんだ!私も偶然知ってる問題だったから答えられたんだよね〜先生に逆に褒められちゃったよ〜」
善子(意外…この人勉強出来たんだ)
曜「もう、意外そうな顔するなんて心外だなぁ」
善子「あ、顔に出てた?」
曜「善子ちゃん分かりやすいよ〜きっとポーカーも弱いんじゃない?」
善子「な…私のポーカーフェイスは完璧よ!ただいつも引きが悪いだけで…」
曜「弱いのはほんとなんだ…」 善子「そう言えば聞こうと思ってたんだった、曜さんの得意科目は?」
曜「ズバリ体育!」
善子「イメージ通りね」
曜「そういう善子ちゃんは何が得意なの?」
善子「私?うーん…特に得意科目はないけど苦手科目もないって感じかしら」
曜「器用貧乏なんだね!」
善子「オールマイティって言いなさいよ!」
曜「でも苦手科目無いって凄いよ。大抵英語が苦手ーとか数学が苦手ーとかあるのに」
善子「マ…仮の同居人が教師だから分からないところはすぐ聞けるのよ」
曜「なるほど…ママ…仮の同居人がねぇ」
善子「ママなんて言ってないわよ!」 曜「善子ちゃんと話すのは楽しいなぁ」
善子「私を弄るのが楽しいの間違いじゃなくて?」
曜「ぎくぅ!そ、そんなことないでありますよ…?」
善子(ぎくぅ!って…そういえば曜さんに堕天使は通じるのかしら、試してみよう)
善子「我が魔眼は真実のみを見通すのよ、甘いわねリトルデーモン」
曜「くぅ、さすが堕天使…でもこの禁断の果実があれば魔眼が通じないんじゃないかな…?」つ みかん
善子「ぐっまさか魔除けを用意しているとは…リトルデーモンの反逆は許さないわよ!」
曜「反逆だなんてそんな…契約を結んだあの日からリトルデーモンヨーソローは堕天使ヨハネ様の忠実な僕であります!」
善子(通じた…!しかも曜さんめっちゃ付き合い良いじゃない!) 曜「ははっ善子ちゃんと話すの本当に楽しいなぁ…今だから言うとね、私最初は善子ちゃんとどう接すればいいか分かんなかったんだ」
善子「え、そうなの?」
善子(意外だった。曜さんも接し方が分からないなんてことがあるなんて)
曜「うん。でも優しい子だってのはすぐ分かったから接し方も考えるまでもなくて」
善子「そういえばさっきも根拠があるって言ってたわね。私が優しい根拠って?」
曜「色々あるけど…スクールアイドルを始める前に私が寝過ごしそうになったとき起こしてくれたこと、かな 〜〜〜
善子「あ、あの。バス着きましたよ」
曜「ん…あれ?私寝ちゃってた?」
曜(あれ、この子いつも同じバスの…わざわざ起こしてくれたんだ…)
善子「その…迷惑じゃなかったですか?いつもここで降りるから声かけたんですけど…」
曜「ううん、ここで降りる予定だったんだ!助かったよ!あなた、名前は?」
善子「ヨハ…善子です、津島善子」
曜「善子ちゃんかー。見る限り1年生かな?同じ学校だしこれから仲良くしてね!」
善子「は、はぁ…」
曜(なんてちょっと馴れ馴れしかったかな…善子ちゃん萎縮しちゃってるし…)
善子「よろしくお願いします、渡辺先輩」
曜「え、なんで私の名前知ってるの?」
善子「先輩は有名人ですから。水泳部で凄い活躍してるとかで」
曜「有名だなんてそんな…」
善子「謙遜しなくても1年でも話題になってるなんて凄いですよ」
曜(大丈夫みたい、この子思った通り優しい子だ)
曜(私とは性質が違う子だけど…きっと仲良くなれるよね?)
〜〜〜 善子「あー、そんなことあったわね」
曜「それで善子ちゃんが優しい子ってのはAqoursに入る前から分かってたんだ。あの時の善子ちゃん初々しかったな〜」
善子「も、もう!人見知りなんだからしょうがないじゃない!勇気をだして声かけたんだからね」
曜「あの時はありがとね。それにほら、善子ちゃん私の話にいつも付き合ってくれるでしょ?眠そうなときも疲れてるときも嫌な顔しないで楽しそうにさ」
善子(私…そんな楽しそうだった…?でも曜さん私は分かりやすいって言ってたっけ…)
曜「突然来なくなって心配したときもあったけどまた学校に来てくれて、しかもAqoursに入ってくれて…善子ちゃんとこうして毎日登下校するのが楽しみなんだ」
曜「こんな素直で優しい後輩が出来て曜ちゃん幸せであります!しかもかわいい!」
善子(素直で優しい…私がルビィに対して抱いてるのと同じ感情を抱いてくれてるのかしら)
善子(曜さんにそう思われるの…嬉しいな) 善子(その後も曜さんと他愛のないことを話してた)
善子(楽しみに買ったゲームがクソゲーだったこと、最近配信でセクハラコメが多いこと、神話の好きなエピソードのこと)
善子(なんてこと無い話なのにそのどれもに曜さんは目を輝かせて楽しそうに聞いてくれた)
善子(楽しそうに聞いてくれるのは曜さんもじゃない…接し方が分からないなんて思ってたけど私、この人が好きだわ)
善子(自分の思いに素直でこんな私にも気遣ってくれて…ちょっと食えないとこがあるけど)
善子(私も曜さんみたいな先輩が出来て…嬉しい)
善子(なんて今は恥ずかしくて言えないけど。でも、梅雨が明けたら)
善子(今より少しだけ素直になって、素直な気持ちを伝えたい)
善子(私、曜さんともっと仲良くなれるかしら?)
善子(梅雨が明けたら、今より仲良しになれてるといいな)
善子(いや、梅雨が明けたらなんて勿体ないわ。だから今日は私から…)
曜「善子ちゃん?おーい?」
善子「ん、なんでもない。それより曜さん」
善子「梅雨が明けたら一緒に海に行かない?」
曜「…その言葉が聞きたかった」ニヤリ
終わり じ…じもっ、じももっももおもおおおおおおお!!!!あああああああああ!!!!!!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています