璃奈「穂乃果さん朝だよ、起きて」穂乃果「う〜ん……」
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穂乃果「雪穂〜あと5分……」ゴロン
璃奈「私は妹さんじゃない、それに早く起きないと遅刻しちゃう」
璃奈「私が来た意味なくなっちゃうよ、起きて穂乃果さん」ユサユサ
穂乃果「う〜ん……?」パチッ
穂乃果「ん……あれ?璃奈ちゃん?」
璃奈「やっと起きた、璃奈ちゃんボード『おっはー』」 穂乃果「なんで璃奈ちゃんが私の部屋に……」パチクリ
璃奈「穂乃果さんに朝起きられる装置をお願いされたけど」
璃奈「完成が間に合わなかったから私が起こしに来たの」
穂乃果「別に完成してからでもよかったのに……ふわぁ〜」ムクリ
穂乃果「わざわざ来てもらってごめんねぇ」
穂乃果「璃奈ちゃんじゃなくてもお母さんや雪穂でもよかったんだけど」
璃奈「自分で起きるっていう発想はないんだね……」
璃奈「穂乃果さんのお母さんもそこまでしなくてもいいって言ってくれたんだけど」
璃奈「穂乃果さんと約束したからどうしても私が起こしてあげたくて」
璃奈「無理矢理お邪魔しちゃった、ごめんなさい」
穂乃果「璃奈ちゃ〜ん……」
穂乃果「ありがと〜璃奈ちゃんは優しいなぁ」ムギュー
璃奈「えへへ……ここまで来た甲斐があった」 穂乃果さんを起こす…それは私自身が穂乃果さんの妹になることだ 雪穂「あ、お姉ちゃんやっと起きたんだ」
雪穂「ごめんね璃奈さん、お姉ちゃん寝起き悪かったでしょ」
璃奈「まぁ中々手強かったけど起きてくれたからよかった」
雪穂「璃奈さんに感謝しなよお姉ちゃん、わざわざ部屋まで起こしに来てくれる後輩なんていないよ」
穂乃果「あはは……まさか本人が来るとは思わなかったよ」
雪穂「朝ごはん、出来たってさ。璃奈さんも一緒にどうぞってお母さんが」
璃奈「え?私もいいの?」
穂乃果「せっかくだから璃奈ちゃんも一緒に食べようよ」
璃奈「私は家を出る前に済ませて来たんだけど……」
璃奈「でも、そういう事ならお言葉に甘えて」
穂乃果「うんうん、皆で食べるとおいしいよ‼」 母「皆来たわね、冷めない内に食べちゃいなさい」
穂乃果「またごはん〜?たまには食パンが食べたいなぁ」
母「毎日準備する私の身にもなってみなさい」
母「そんな事言うならあなたに作ってもらうわよ」
璃奈「そうそう、作ってもらえる事に感謝しないと」
穂乃果「えへへ……冗談だよ冗談」
璃奈「私の分まで用意してもらって……飛び入りなのに申し訳ないです」
母「いいのよ、沢山作ったから。1人くらい増えたってどうって事ないわ」
母「穂乃果の為に来てくれてありがとう、いっぱい食べてね」ニコッ
璃奈「はい、いただきます」
穂乃果「雪穂、お醤油取って」
雪穂「はいよ」スッ
穂乃果「サンキュー」
母「お父さん、おかわりはいかが?」
父「……」スッ
璃奈「……」ジーッ
璃奈(家族でごはんを食べるこの感覚……久し振りだなぁ)
璃奈(賑やかで、楽しい……)チラッ
璃奈(穂乃果さんのお母さんの料理も温もりがあってとてもおいしい)
璃奈(家族って……いいなぁ) 穂乃果「どうしたの璃奈ちゃん?ボーッとして」
母「料理、お口に合わなかったかしら?」
璃奈「あ、いや、そんな事は……すごくおいしいです」パクパク
璃奈「―私、いつも家で1人でいて誰かと一緒にごはんを食べる事滅多にないから」
璃奈「羨ましいなって、思って」
母「そう、うるさいでしょ。いつもこんな感じなのよ」
璃奈「うるさいだなんて、むしろ見ていて楽しくなります」
璃奈「家ではテレビの音しか聞こえないから……」
璃奈「ずっと、こうしていたいくらい」
母「ゆっくり食べていいからね、おかわりはどう?」
璃奈「いえ、ここに来る前に軽く食べたのでこのくらいに」
璃奈「おいしかったです、ごちそうさまでした」 璃奈「あ、そういえば穂乃果さんがごはんを食べている間に教科書を鞄に詰めないといけないんだった」
雪穂「お姉ちゃん、そんな事までお願いしたの?」ジトーッ
母「それくらい自分でやりなさいよ」
穂乃果「あ、あはは……いいよ璃奈ちゃん、私がやるから」
璃奈「そういう訳にはいかない、約束したから」
璃奈「それにおいしい朝ごはんをごちそうになったお礼も兼ねて私にやらせて、璃奈ちゃんボード『ふんす』」
穂乃果「そ、そう?それじゃお願いしようかなぁ〜」
母「穂乃果!!」
穂乃果「ひぃ〜ん、今度からは自分でやりま〜す」
璃奈「―ふふふっ」 璃奈「数学と、現代文、科学に世界史」ガサガサ
璃奈「ふーん、2年生ではこういう事を習うのかぁ」パラパラ
穂乃果「ごめんね璃奈ちゃ〜ん」ガチャ
穂乃果「教科書鞄に詰めてくれたんだ、ありがとう」ナデナデ
璃奈「どういたしまして、このくらいお安いご用」
璃奈「あとは髪を結んでいる間に歯磨きをして欲しいんだよね」
穂乃果「そうだけど流石にそこまでやってもらうのも……またお母さんに怒られちゃうよ」
璃奈「その時は私が事情を説明するから心配ない、私にやらせて」
穂乃果「璃奈ちゃんって結構頑固なんだねぇ……」
穂乃果「あぁ〜」
璃奈「穂乃果さん動かないで、今度は下の歯をやるからね」シュコシュコ
穂乃果「うあぁ〜あぁ〜」
璃奈「もう、どうしたの?」ピタッ
穂乃果「―璃奈ちゃんに歯磨きをしてもらいながら髪を結ぶの難しいよ」
璃奈「じゃあ先に歯磨きを終わらせちゃおう」
璃奈「もう少しじっとしててね」シュコシュコ
穂乃果「おあぁぁ〜」 璃奈「はいおしまい、口をゆすいで」
穂乃果「くちゅくちゅくちゅ……ぺっ」
穂乃果「ふぅ〜さっぱりしたぁ」
穂乃果「誰かに歯磨きしてもらうなんて小さい頃お母さんにしてもらって以来だよ」
穂乃果「璃奈ちゃん、歯磨き上手だねぇ」
璃奈「細かい作業は得意なの、お役に立ててよかった」
璃奈「それじゃお次は髪を結んで」
穂乃果「髪を結ぶのは私が自分でやるよ、それなりにやり方があるからね」
璃奈「そう、わかった」
穂乃果「よいしょ、っと」シュルシュル……キュッ
穂乃果「うん、バッチリ♪」
璃奈「なるほど、簡単そうに見えてそうでもない。中々奥が深いね」
穂乃果「そこまで難しい事でもないけどね」 穂乃果「―あれ、璃奈ちゃん髪の毛跳ねてるよ」
璃奈「えっ?本当?やだな、ちゃんととかしてきたはずなのに」ビョイーン
穂乃果「私がブラシかけてあげる」スッ
穂乃果「私の為に早起きしてくれたんだもんね、これくらい仕方ないよ」スィースィー
璃奈「ふぁ〜穂乃果さんにやってもらうと気持ちいい〜璃奈ちゃんボード『うっとりん』」
穂乃果「ふふ、やっと少しお返しが出来た」
穂乃果「―よし、こんなもんかな」
璃奈「ありがとう穂乃果さん」
穂乃果「なんのなんの、それじゃ学校に行こう」
璃奈「うん‼ね、手繋いで行こう」
穂乃果「いいよ〜手、出して」ギュッ
璃奈「えへへ、やったぁ」ギュッ 学校
璃奈「あ、海未さんだ」
穂乃果「おはよう海未ちゃん」
海未「おはようございます、珍しい組み合わせですね」
璃奈「うん、穂乃果さんの為に穂乃果さんの家に行って」
穂乃果「ちょ、ちょっと璃奈ちゃん」バッ
璃奈「むぐっ!?うむむぅ〜」
海未「穂乃果、なにをするのですか。璃奈が苦しんでいますよ」
穂乃果「璃奈ちゃん、朝の事は海未ちゃんには内緒で……」ボソッ
璃奈「……」コクコク
海未「なにをこそこそ話しているのですか」
穂乃果「な、なんでもないよなんでも」パッ
璃奈「―ぷはっ、そうそうなんでもないのなんでも」
海未「怪しいですね……」ジローッ 海未「まぁいいです、ところで穂乃果、数学の宿題はやってきましたか?」
穂乃果「ほえ?宿題?―はっ!?」
海未「……まさか、やっていないのですか?」
海未「昨日も言いましたよね、忘れずにやって来るようにと……」
穂乃果「いややろうとは思ったんだよ、でもテレビを見始めたら止まらなくなっちゃってそのまま寝る時間に……あはは」
海未「穂乃果……あなたという人は……」ゴゴゴゴゴ
璃奈「あ、これは……璃奈ちゃんボード『ピーン‼』」
璃奈「穂乃果さん大変、海未さん怒りそうだよ」
穂乃果「そんなの言われなくてもわかるよぉ〜!!」
海未「―穂乃果ぁ〜!!」ドカーン‼
穂乃果「ひえぇ〜ごめんなさぁ〜い!!」 璃奈「待って海未さん」シュバッ
海未「璃奈……なんですか、そこをどきなさい」
璃奈「どかない、お願い許してあげて」
璃奈「穂乃果さんはやろうと思ってた、テレビが面白かっただけだよ」
海未「そんな屁理屈は通用しません、そうやって甘やかすのは穂乃果の為にならないですよ」
海未「今日という今日はお仕置きを」スッ
穂乃果「ひいぃっ!?」
璃奈「―なら、私にもお仕置きして」
璃奈「実は私も現代文の宿題やらなかったの」
穂乃果「璃奈ちゃん……?」
海未「あなたも宿題を忘れたのですか?」
璃奈「うん、どうしてもわからない所があってまだ終わってないの」
璃奈「だから、穂乃果さんをお仕置きすると言うのなら私にも」
海未「……」
海未「……はぁ、仕方ないですね」
海未「出来ない所、わからない所は私が教えてあげます」
穂乃果「海未ちゃん……」
海未「まったく、璃奈にここまで言われたら怒る事も出来ませんよ」
海未「今回は璃奈に免じて許してあげます、今の内に終わらせてしまいましょう」
璃奈「海未さん……ありがとう」 穂乃果「はぁ〜やっと終わったぁ〜」
璃奈「私も宿題が終わってよかった、海未さんの教え方はとても丁寧でわかりやすかった」
穂乃果「うんうん、ありがとう海未ちゃん♪」
海未「お礼なら私ではなく璃奈に、璃奈がいなかったら私がお仕置きをして終わりでしたよ」
穂乃果「そうだね、璃奈ちゃんのおかけで命拾いしたよ〜」ムギュー
璃奈「海未さんの怒りは回避出来なかったけど最小限に食い止められたから、璃奈ちゃんボード『結果オーライ』」
璃奈「一応ダメ押しにこれを海未さんに」スッ
海未「これは……ほむまん‼」パァァ
璃奈「穂乃果さんのお母さんからもらったの、まだあるから1つあげる」
海未「いいんですか、ありがとうございますぅ♪」ルンルン
穂乃果「おぉ……海未ちゃんがすっかりご機嫌に」
穂乃果「やるねぇ璃奈ちゃん、私も今度からおまんじゅう持ち歩こうかなぁ」
璃奈「海未さんはおまんじゅうに弱い、と。やっぱりご機嫌取りにはお菓子が最適」 璃奈「これで一通りのお願い事は叶えられたかな」
璃奈「実際にやってみてこんな風なんだという事もわかったから家に帰ったら装置に改良を加えよう」
穂乃果「ううん、もう装置は作らなくてもいいよ」
璃奈「え、どうして?」
穂乃果「朝起きるのも教科書を準備するのも歯磨きをするのも」
穂乃果「海未ちゃんに怒られないようにするのも私がしっかりすればいいだけだから」
穂乃果「自分の事は自分でやらなくちゃダメだって気付いたよ」
璃奈「じゃあ、装置はいらないの?」
穂乃果「うん、なるべく自分で出来るように努力してみる」
穂乃果「それでも、どうしても出来ない時は」
穂乃果「その時はまた助けてもらってもいいかな」
穂乃果「装置じゃなく、璃奈ちゃんに」
璃奈「装置じゃなくて、私に……」
璃奈「任せて、私頑張るから」
璃奈「―私も、今度から装置に頼らず自分で起きてみようかな……」 次の日 璃奈の家
璃奈「すぅ……すぅ……」
ピンポーン
璃奈「……ふぇ?」パチッ
璃奈「お客さん……?今何時?」チラッ
璃奈「6時……こんな時間に一体誰が」
璃奈「ふぁ〜参ったなぁ顔も洗ってないのに」ムクリ
璃奈「ふあ〜いどなたですかぁ」トテトテ
穂乃果「朝早くからごめん、穂乃果だよ」
璃奈「穂乃果さん?」ガチャ
穂乃果「やぁ璃奈ちゃん、おっはー」
璃奈「どうしたの穂乃果さん、こんな時間から……ふわぁ」クシクシ
穂乃果「昨日色々お世話になったからそのお礼がしたくてね」
穂乃果「今日は璃奈ちゃんの為に私が頑張っちゃうよ‼」
璃奈「そんな……別にいいのに」ウトウト
穂乃果「せっかく起きたんだからシャキッとしようよシャキッと‼」
璃奈「まだ眠いよぉ〜ふわぁ……」
穂乃果「顔を洗って着替えれば目も覚めるよ」
璃奈「まだ体が追いつかない……」
璃奈「穂乃果さん、着替えさせて〜」ピタァ
穂乃果「ふふふ、しょうがないなぁ〜」
穂乃果「よーし、それじゃ穂乃果にお任せだよ‼」 穂乃果「制服は用意してあるね」
璃奈「穂乃果さん、顔洗ってきたよ」
穂乃果「お、さっぱりしたね璃奈ちゃん。さっそくパジャマを脱ぎ脱ぎしましょうね〜」ヌギヌギ
璃奈「わぷっ、くすぐったいよぉ〜」
穂乃果「小さい頃雪穂の着替えも手伝ったっけなぁ〜懐かしい」
璃奈「私も小さい頃はよくお母さんに着替えさせてもらってた」
璃奈「穂乃果さん、お母さんみたい。嬉しいな」
穂乃果「そう?いつも子供扱いされるから私も嬉しいよ」
穂乃果「靴下も履いて、と。よいしょ〜」
穂乃果「あとは……璃奈ちゃんすごい寝癖だね、あはは」
璃奈「うぅ……この寝癖が中々手強いの」
穂乃果「また私がとかしてあげる、お膝にどうぞ」ポンポン
璃奈「わぁ〜い、失礼しまーす」チョコン
穂乃果「痛い時は言ってね〜」スィースィー
璃奈「あぁ〜やっぱり気持ちいいなぁ〜」
璃奈「ねぇ穂乃果さん、私も穂乃果さんみたいに髪を結んでみたい」
穂乃果「お、それじゃ穂乃果とお揃いにしようか」
穂乃果「こうやって……こうすれば……はい」シュルシュル……キュッ
穂乃果「これで完成、よく似合ってるよ♪」
璃奈「わぁ、かわいい〜」クイックイッ
璃奈「穂乃果さんとお揃い、嬉しいな。璃奈ちゃんボード『これで私も妹だ』」
穂乃果「お姉ちゃんって呼んでもいいよ」
璃奈「穂乃果おねーちゃん♪」スリスリ
穂乃果「璃奈ちゃ〜ん、かわいい妹よ〜♪」 グゥ〜
璃奈「あ……」
璃奈「お腹……空いた」カァァ
穂乃果「そろそろ朝ごはんにしようか」
璃奈「穂乃果さんが作ってくれるの?」
穂乃果「もちろん‼今日は璃奈ちゃんと食べたい物があったんだ」
璃奈「食べたい物?」
穂乃果「私ね、いつも家だとごはんばかり食べててさ。大好きなパンが食べられないんだよね」
璃奈「そういえば食パンが食べたいって言ってたね」
穂乃果「そうそう、いい機会だから今日の朝ごはんはお腹いっぱいパンを食べようと思って」ゴソゴソ
穂乃果「じゃーん‼海未ちゃんからもらった食パンとジャムを持ってきたよ」
穂乃果「海未ちゃん、璃奈ちゃんからおまんじゅうもらったのが嬉しかったみたいでさ。話題のお店のパンを買ってくれたんだよ」
璃奈「ほぉ、海未さんが。それはありがたくいただかないと」
穂乃果「今用意するから待っててね〜」
穂乃果「朝はパン♪パンパパン♪」
穂乃果「ふんふんふふふ〜ん♪」
璃奈「穂乃果さん、なに作ってるの?」
穂乃果「パンだけじゃ味気ないと思って簡単なおかずをね」
璃奈「穂乃果さん料理出来るんだ」
穂乃果「あ、今意外とか思ったでしょ」
穂乃果「お父さんとお母さんがいない時はよく雪穂と一緒に料理作ったりしてるんだよ」
璃奈「へぇ〜穂乃果さんの料理、楽しみ。璃奈ちゃんボード『わくわく』」
穂乃果「もう少しで出来るからね〜」 穂乃果「璃奈ちゃんお待たせ、出来たよ〜」
璃奈「すんすん……いい匂〜い、コーンの匂いがする」
穂乃果「正解!!さっとだけどコーンスープとサラダを作ったよ」
璃奈「朝にぴったりのメニューだね」
穂乃果「それじゃさっそく食べようか」
璃奈「いただきま〜す」
穂乃果「まずは食パンをなにも付けずにそのまま食べてごらん」
璃奈「どれどれ……あむっ」
璃奈「もぐもぐ……―おぉ、ほんのり甘い」
穂乃果「ね、おいしいでしょ?パンの食べ方は色々あるだよ」
穂乃果「ジャムを塗ったり〜」パクッ
穂乃果「サラダを挟んだり〜」パクッ
穂乃果「コーンスープに浸してみたり」パクッ
璃奈「すご〜い、テーブルにある物全部と相性ピッタリだね」
璃奈「私はコーンスープに浸して食べるのが好きだなぁ、あーん」
穂乃果「ふふふ、パンのおいしさがわかってもらえてよかった」
穂乃果「まだまだあるからね、いっぱい食べよう」
穂乃果「いや〜やっぱりパンはうまい‼」
璃奈「璃奈ちゃんボード『うまい‼』」 璃奈「ふぅ、お腹いっぱい……」
穂乃果「璃奈ちゃんもう食べないの〜?」モグモグ
璃奈「サラダやスープも食べたらもう食べられない」
璃奈「穂乃果さんの料理、おいしかった。ごちそうさま」
穂乃果「ごめんね大口叩いた割りに大した物作れなくて」
璃奈「そんな事ない、私にとって大事なのは『なにを食べたか』より『誰と食べたか』」
璃奈「穂乃果さんが一緒だったらたとえいつも家で食べているレトルトの料理だってすごいごちそうになる」
璃奈「誰かと一緒に食べられるだけで……誰かがそばにいてくれるだけで」
璃奈「それだけで私は幸せだよ」
璃奈「今度は、海未さんと3人でごはん食べたいな」
穂乃果「そうだね、海未ちゃんも料理上手だからなにか作ってもらおうか」
璃奈「うん‼学校に行ったらお願いしてみる」
穂乃果「よし、洗い物したら学校に行くよ。準備しておいて」
璃奈「はーい」
璃奈(色々便利な装置を開発したけど)
璃奈(人の『暖かさ』だけは装置じゃ作れない)
璃奈(私も、もっと勉強しないといけないな)
璃奈(これから穂乃果さんに教えてもらおう)
璃奈「―うふふっ♪」 これで終わりになります、最後まで読んでいただきありがとうございました。 良いお話でした、ありがとう
最初のほうで雪穂が璃奈さんって呼んでるところで、ん?あれ?璃奈さん…?あっ璃奈ちゃん小さいし華奢だけど高1だから雪穂より年上か!という混乱が起きてしまった(笑) 地味にサンドウィッチマンのネタが挟んであって草
パンだけに トレインイベント以来のほのりなだった
(毎日劇場にもあったような気がするけど) 千歌のところに泊まりにいくSSも良かったし
りなりーはオレンジ組との相性抜群 かわいいさいこうありがとうございます
ほのりなのかのうせい 穂乃果のお姉ちゃんっぽさが良く引き出されている
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