ルビィ「肘からビームが撃てたらいいのに」
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ダイヤ「ですからルビィ!アイスのビニールはきちんとゴミ箱に捨てるように何度も何度も....」ガミガミ
ルビィ「うゅ....」
ルビィ(いつも怒ってばかり....あーあ)
ルビィ(肘からビームが撃てたらいいのに....) ルビィ(別にお姉ちゃんに当てるわけじゃないの)
ルビィ(でもお姉ちゃんの頬の1cm横、そこを掠めるくらいのビームが肘から出れば....)
ルビィ(お姉ちゃんは絶対びっくりするはずなんだ....) 朝
ルビィ「遅刻しちゃうよおおおおお!」
ルビィ(うぅ〜お姉ちゃぁ何で起こしてくれなかったの!?)
ルビィ「ゼェ....ゼェ....っ!」
ルビィ(この壁を無理やり越えたら大幅なショートカットになる、でもルビィじゃこんな高い壁越えられないよぉ....)
ルビィ「こんな時、ルビィの肘からビーム出ればなぁ」ボソッ ルビィ(肘からビームが出ればこんな壁吹き飛ばして学校へひとっ飛びなのになぁ)
ルビィ(もしビームの勢いが強いなら地面に撃ってその反動で飛んでみても良さそうだなぁ....)
ルビィ「ってそんなこと考えてる場合じゃないや!」タッタッタッ 昼休み
善子「ルビィ、今日はギリギリだったわね」
花丸「珍しいよね、ダイヤさんは一緒じゃなかったずら?」
ルビィ「うゅ....最近怠けてるから起きるのくらい自分でやれって、最近お姉ちゃぁ厳しいんだぁ」
善子「うふふ、でもダイヤさんはルビィのためにあえて厳しくしてるかもしれないわよ?」
ルビィ「え?」
花丸「そっか、ダイヤさんが卒業したらルビィちゃん一人で起きなきゃいけないもんね」 ルビィ「うーん、本当かなぁ....」
善子「『自分の身は自分で守れるようになりなさい!』とか」
花丸「ダイヤさんなら言いそうずら〜」
ルビィ「自分の身を守るか〜」
ルビィ「肘からビームが出せたら危険な目に会っても大丈夫なのにな〜」 花丸「ずら?」
善子「肘からビーム?」
ルビィ「そう、そしたら怖いものなんて無いでしょ?」
善子「ふふっ、ビームなんて子供っぽいわね」
花丸「善子ちゃんには言われたくないずら」
善子「ヨハネよ!」
ルビィ「え〜かっこいいのに....」 午後の授業
先生「えー、ここの式はxを...」
パァン!
テロリスト「テロリストだ!この教室は我々が占拠した!」
「「「きゃああああああああああ!!!」」」
テロリスト「うるさい!黙らないと撃つぞ!」
ルビィ(こ、これは中学生くらいが一度は想像するテロリストが占拠するシーン、まさか現実に起こっちゃうなんて!) テロリスト「人質だ、来い!」
善子「花丸!」
花丸「誰か助けてずら〜!!」
ルビィ「花丸ちゃん!」
テロリスト「黙れと言ったろ!」ガン
ルビィ「きゃあっ!」
花丸「ルビィちゃん!」
ルビィ「うぅ....」
ルビィ(こんな時にルビィの肘からビームが撃てれば....) キュイイイイイイイン
ルビィ「っ!!」
テロリスト「な、何だ!!?」
善子「ルビィ!?」
花丸「ルビィちゃんから光が....!?」
ルビィ(まさか....これなら!!)
ルビィ「はぁあああああああああ!!!」
ドォオオオオオオオオオン!!! テロリスト「あわあわあわ...」ガクガクガク
花丸「ルビィちゃんから....」
善子「ビームが....」
先生「今だ取り押さえろ!」
テロリスト「し、しまっ、うわあああああああああ!!」
.....
花丸「ルビィちゃん、助かったずら!」
善子「まさか、本当にルビィからビームが出るなんて....」
ルビィ「チガウ....」
よしまる「え?」
ルビィ「何で膝からビームが出るの!!?」 花丸「肘?」
ルビィ「ルビィは肘からビーム出したかったの!」
善子「ひ、膝じゃ駄目なの?」
ルビィ「駄目だよ!膝なんてカッコ悪いもん!」
花丸「ルビィちゃん、膝からビームもかっこいいよ?」
ルビィ「嘘!カッコ悪いもん!」
善子「私は手からビームが一番カッコいいと思うけどなぁ....」 ルビィ「でもルビィは肘からビームが撃ちたいんだもん!」ダッ
花丸「あっ、ルビィちゃん待って!」
.....
砂浜
ルビィ「....てぃっ!」
シーーン
ルビィ「....はぁっ!」(肘を構える)
ドォオオオオオオオオオン!!!
ザァアアア...
ルビィ「ははっ、膝からはビームが出るのにな...」
ダイヤ「ルビィ、ここにいたのですね」
ルビィ「お姉ちゃん....」 ダイヤ「花丸達から聞きました、あなたが膝からビームを出したと...」
ルビィ「うん、でもルビィは膝じゃなくて肘からビームを出したかったの...」
ダイヤ「それは生まれつきだからしょうがないですわ...」
ルビィ「....生まれつき?」
ダイヤ「....そろそろ話す頃だと思ってましたの、ルビィ」
ダイヤ「黒澤家は代々身体の一部からビームを出す特性があるのです」
ルビィ「っ!!!」 ダイヤ「発生条件は16歳を迎えた黒澤家の血を引く者が一定以上のストレスを与えることですの」
ルビィ「ストレス....まさか」
ダイヤ「最近ルビィには厳しく当たってしまって辛い思いをさせましたわね」
ルビィ「....肘からビームは出せないの?」
ダイヤ「ビームが出る場所は完全に人によってランダム、選ぶことはできませんわ」
ルビィ「お姉ちゃんはどこからビームが出るの?」
ダイヤ「私は....」
ダイヤ「乳首ですわ」 ルビィ「乳首?」
ダイヤ「えぇ、右乳首からは赤色、左乳首からは緑色のビームが出ますわ」
ルビィ「ルビィ、お姉ちゃんがビーム出したこと見たことないわ」
ダイヤ「だって路上で乳首出したら私捕まってしまいますもの」
ルビィ「....膝で良かったのかも」
ダイヤ「そう考える方がいいかもしれませんね」
ダイヤ「さっ、帰りますわよ」
ルビィ「うん....」 スッ
ダイヤ「きゃあっ!?」
ルビィ「お姉ちゃん!?きゃあっ!」ズサア
「動くな!!」
ダイヤ「....誰ですの?」
組織の者「色々な能力を調べてる組織の者さ昼のビーム事件から君たちを尾行しててね」
ルビィ「お姉ちゃんから離れて!」
組織の者「立ち上がるな!転んだまま動くなよ、膝を立ててビームを撃たれたら堪らないからな」
ルビィ「うゅ....」 組織の者「拘束して後ろを向けない姉、転んで膝を向けられない妹、こうすりゃ二人ともただのか弱い女子高生だな」
ダイヤ「くっ、私達をどうするつもりですか!」
組織の者「拐って身体を隅々調べ尽くすのさ、ククク楽しみだねぇ」
ダイヤ「っ....ルビィ、ビームを撃ちなさい!」
組織の者「黙れ!動いたらお前の姉を殺すぞ!」
ダイヤ「このまま二人とも捕まるなら私は死を選びますわ!」
ルビィ「っ....」
ルビィ(お姉ちゃんを助けなきゃいけない....こんな時っ)
ルビィ「こんな時肘からビームが撃てれば....」 組織の者「くくく、お前が膝しかビームを出せないのはさっきの会話で筒抜けさ!諦めろ!」
ルビィ(.....いや違う!)
ルビィ(お姉ちゃんは両方の乳首からビームが出せた、つまり2ヵ所ビームを出すことができる!)
ルビィ(今ストレスを受けているこの状況ならもしかして....!)
キュイイイイイイイン
組織の者「なっ、何だ!?」
ダイヤ「ルビィ!!」
ルビィ「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」
ドォオオオオオオオオオン!!! 組織の者「ぐはっ!!」ドサッ
ダイヤ「ルビィ!」タッ
ルビィ「っ...」ハァハァ
ダイヤ「まさかあの状況で新しいビームが出せるなんて、素晴らしいですわ!」
ルビィ「....チガウ」
ダイヤ「?」
ルビィ「何で今度は顎からビームが出るの!?」 ダイヤ「便利ですわよ、服が破れる心配も無いですし」
ルビィ「こんなので狙いつけてたらルビィの顎がしゃくれちゃうよ!」
ダイヤ「まぁまぁ、助かったからいいじゃないですの、それに....」
ルビィ「?」 次の日の朝
ルビィ「またお姉ちゃん起こしてくれなかったよ〜!!」
ルビィ「それにしても...」
ダイヤ『お母様は右の臀部とおへそ、左肩の3ヶ所から出ますわ!』
ルビィ「お母さんが3ヶ所から出るならいつかルビィも肘からビームが出せるかも!」
ルビィ「あー、それにしてもまたルビィ遅刻しちゃう...」
ルビィ「そうだ!この前やろうと思ってたビームで壁を破壊すればショートカットになるかも!」
ルビィ「よーし...」
キュイイイイイイイン
グラッ
ルビィ「あっ、この前はうつ伏せで顔が固定できたけど今立ってるから反動で標準がズレて....」 ヽ`
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ルビィ「ビームの標準がズレて学校を破壊しちゃった☆
あーあ、肘からビームが撃てれば膝に固定して標準を定めることができたのなぁ」 llil,,,
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