曜「千歌ちゃん…」
千歌「2人ともひどいよ！ そんな哀れみを込めた目で見ないで！」
千歌「裏の星女学院」
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曜「千歌ちゃん…」
千歌「2人ともひどいよ！ そんな哀れみを込めた目で見ないで！」
善子「それにしても名前を残すんだ！っていう学校の名前を間違えるなんて」
曜「千歌ちゃんらしいと言えばそうだけど」
善子「でも千歌 名前を間違えたから哀れんだってわけではないのよ？」
千歌「チカほんとに哀れまれてたの！？ ショックだよ！」
善子「大丈夫よ まだ死ぬって決まったわけじゃないもの」
善子「きっとなんとかなるわ」
曜「でもっ」
千歌「えぇ なんなのだ この空気」
千歌「うん… 花丸ちゃんにまでいいつけられるようなことなの」
ルビィ「千歌ちゃん…」
千歌「ルビィちゃんまでそんな目でチカのこと見ないで！」
ルビィ「でも千歌ちゃん…」
花丸「これ 気持ち程度にしかならないかもだけど…」
花丸「マルのお寺の御守り 持ってて欲しいずら」
花丸「寝るときは枕の下に入れて寝てね」
千歌「なんかどんどん変な感じになってきたのだ…」
ダイヤ「千歌さん！ 今の話は本当なのですか？」
千歌「学校の名前間違えたこと？」
ダイヤ「それですわ！ まさか浦と裏を間違えてしまったとか？」
千歌「そうだよ ダイヤさん でも何かあるの？ みんななんか変なんだけど」
ダイヤ「あぁ なんてことを…」
ダイヤ「詳しい話は鞠莉さんに聞いてくださいな」
千歌「うん… いよいよ本格的にやばそうなのだ…」
鞠莉「この学院が統廃合される隠された理由の１つが学院の呪いなの」
千歌「呪い…」
鞠莉「学院の名前を間違えた生徒が寝ている間に裏 つまり反対の世界の学院に連れ去られてそこから帰れなくなるっていうものなの」
千歌「帰れなくなるっていうのは？」
鞠莉「目を覚まさなくなるってことね」
鞠莉「場合によっては死ぬこともあるらしいわ」
千歌「そんな…」
千歌「果南ちゃん なにこれ…？」
果南「めざしだよ！ 鬼とかにいいっていうからさ」
果南「とりあえず持って帰って食べてよ」
千歌「やっぱりあの話…」
果南「やめてっ 千歌には悪いけど そういう話は…」
千歌「そんなぁ」
梨子「それにしてもほんとなのかなその話…」
千歌「みんな本気っぽかったよ…」
梨子「でも千歌ちゃんだけ知らなかったなんてね 転校生のわたしはともかく…」
梨子「お姉さん達には聞いたの？」
千歌「怖くて聞けなかったよ…」
千歌「ねえ梨子ちゃん 今日うちに泊まってよ」
梨子「えぇぇ まぁでも…」
千歌「お願い梨子ちゃん」
梨子「うん じゃあそっち行くね」
千歌「跳んでこないでね！？」
梨子「寝ないっていうのも１つの手だとは思うけど…」
千歌「でもとんでもない睡魔が…」
梨子「それも呪いだったりして」
千歌「ひとごとだと思って！」
梨子「まぁわたしも隣で寝るしなにかあったらすぐ助けるから」
梨子「一応もらった御守り敷いて寝よう？」
千歌「うん」
梨子「おやすみ きっと考えすぎだよ」
千歌「おやすみ」
＞ バーリバーリバリィ〜〜〜〜〜！！ ＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣
／⌒＼__,､. -――- ､,､___／⌒＼
/ _ / l _､ ＼
/' ｀⌒ヽ./ (ﾟ):(ﾟ） ヽ _/⌒´ ＼|
／⌒/ ・・' Y⌒＼
{ ((:::))ﾄｪｪｪｲ((::::） ） _ }
人 l＼_ _／ （ ＼
／ ／｀¨l ￣￣￣ ｀¨T´＼, -＼
〈 ⌒ ーｧ | ／⌒＼ , -r一' ＿/
￣了ｲ ! { } { rく⌒ヽ
〈ﾆﾉ_,∧ ＼＿／ ∧ `┐l ﾉ
￣人 ＼ ／ ｀广¨´
「……チ………ンャ……カチ……」
千歌「んんっ」
「！ンャチカチ」
千歌「えぇ なに？ わかんないよ…」
「ンャチカチ ネタキオ」
千歌「起きたけど…」
千歌「って あれ… ここって」
千歌「学校？ まさか…」
千歌「なんか色も変だし左右も違う気がするけど…」
千歌「裏の星… 裏…」
「星ノ裏ハココ ヨダウソ」
千歌「ひっ」
「ホラ ダンダン チカチャンモコッチニナレテキタ」
千歌「でもずっとここにいたら起きれなくなっちゃうんだよね？」
「起キル？ ドウシテ？」
千歌「学校にも行かないとだし Aqoursも…」
「学校？ ココニアルノニ？」
千歌「でもここは裏の星で…」
「大丈夫ダヨ ムコウニイルカラ」
「ハヤクイコウ？」
千歌「えっ どういうこと？」
「イイカラコッチダヨ」
「教室ダヨ」
千歌「部室じゃなくて？」
「間違エチャッタ 部室ダヨ」
千歌「うーん？」
「ミィツケタ」
千歌「え？ なに？」
「イイカラ 部室ネ」
千歌「よーちゃん？」
だいや「千歌サン 遅イデスワ」
千歌「ダイヤさん…？」
千歌「あれ？ ホクロの位置が…」
千歌「よく見たらよーちゃんの分け目も逆…」
千歌「ねえ！ これみんなじゃないよ」
「バレチャッタ スグバレチャウ」
「チカチャンハココニイルノハイヤ？」
「ソウ アナタノ学校ハ楽シイノネ」
「ズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイ」
「ドウシテ逃ゲルノ？」
「ワタシト一緒ニ遊ビマショ？」
「ミンナモ待ッテル」
千歌「違うよ！ 待っててくれてるみんなはここにはいないもん」
「ムコウノミンナガ好キナノネ」
「ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ」
「ズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイ」
千歌「あわわ 増えた… 逃げなきゃ！」
千歌「えっとあれ」
千歌「逆さまだからわかんないよっ」
千歌「どうしようっ」
千歌「一旦隠れよう…」
「ドウシテ逃ゲルノ？」
「浦ノ星ガ好キダカラ？」
「学校ガ楽シイカラ？」
「友達ガ好キダカラ？」
「ソンナノユルセナイ」
「ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ」
「ズルイズルイズルイ」
千歌「っ」
「マダ逃ゲルノ？」
「逃ゲル千歌チャンナンテ大キライ」
「ソンナノユルセナイ」
「モウ一緒ニ遊ベナイノネ」
「仕方ナイカラ殺シマショ」
千歌「こないでっ」
でも楽しみ
「嫌ガラナイデ 怖クナイカラ」
千歌「でもさっき殺すって…」
「心配シナイデ コノ世界ノ住人ニナルダケ」
「痛クモシナイヨ」
千歌「そしたらもう元には戻れないってこと？」
「元ニ？ ナンデソンナノ気ニスルノ？」
「ココデズーット一緒ニ過ゴシマショ」
千歌「やだ」
「前ノコトナンテ忘レチャウカラ平気ダヨ」
「ホラコッチキテ」
千歌「うぅ…」
「ホラホラ」
「ダンダンナレテクルカラ」
「全部忘レヨ」
チ歌「助けて…」
チ歌「助けてヨーちゃン… みンナ…」
チカ「モウダメ… サヨナラ… ミンナ」
「アハハハ コレデズット一緒ダネ」
「ズットズーット一緒」
「裏ノ星ノナカマガ増エタ」
「モウ離サナイ…ズットイッショ…」
バチッ！！！
「痛イ！何コレ！」
チ歌「ソウダ…花丸チャンカラ貰ッタノッポパン…ポケットニ入レタママダッタ…」
花丸「起きて！千歌ちゃん！起きるずら！！」
「ナニ…？ナンナノ…？」
ルビィ「千歌ちゃん起きて！一緒にカラオケに行く約束だよ！」
善子「リトルデーモン千歌！起きなさい！一緒にゲーム配信する約束でしょ！」
「ナニコレ…光ガ…」
ダイヤ「千歌さん！起きなさい！一緒に伝伝伝を徹夜で見ると約束したでわありませんか！完走するまで寝かせませんわ！」
鞠莉「千歌っち！起きて！一緒にお茶しながら新作マカロンを試食する約束だよ！乗馬もしてみたいって言ってたよね！」
「光…マブシイ…アタタカイ…」
梨子「千歌ちゃん！曲のイメージは出来てるんだから詩を頂戴！ラブソングを作るんでしょ！」
曜「衣装のイメージも出来てるよ！うーんと可愛くしたんだから！採寸も必要だし！だから…」
曜&梨子「起きて！！千歌ちゃん！！」
「マブシイ…ヤクソク…イイナ…イイナァ！！」
千歌ママ「千歌ちゃん…今度は投げ出さない！最後までやるって言ってたよね」
千歌パパ「…」コクリ…
美渡「コラ！バカチカ！いつまで寝てんだ！起きろ！」
みんな「「「チカ！、千歌！、千歌ちゃん！」」」
志満「………千歌ちゃん💢……」
千歌「！！！」ビクッ！！！
千歌「…あと…なんか踏んではいけないものを踏んだような…恐怖が…」
「ヒカリ…アタタカイ…ヒカリ…イイナァ！…ウラヤマシイ…ズルイ！イカナイデ！イッショニイテ！！」
千歌「ゴメンね…でも私行かないと…みんなとの約束があるの…みかん大使の仕事もあるし…」
千歌「そうだ！！今度私たち浦の星でライブやるの！貴方達も来て！！」
「…ライブ…？」
千歌「そう！ライブ！私たちAqoursが歌って踊るの！キラキラ眩しくて最高に楽しいよ！みんなで来て！約束！」
「…ライブ…ヤクソク…楽しみ！うん！行く！みんなで行く！…約束！約束！」
千歌「うん！待ってる！」
千歌「待って…る…約…束だよ…」
………
……
…
￣ヽ、 _ノ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
｀'ｰ '´
○
Ｏ
＿＿＿＿,.=ンﾉラ_
／,r=─-､__;:-=⌒ヾz´
／:/´ __ ヾ
/; ; / ,,.-､ __ 'ﾞrxヽ }i
i: : :{ ! rゅ r'ﾆ,＞ゞ=' ヾr‐､ と思う堀川くんであった
{: : :ヽ ｀¨ >､ヾ.ﾉ
r‐ヽ: :/ ,.. _,ノ }
{｀ヽ{: { !ﾞ¨ー──‐'''" _ノ
ヽ、＼＼ ,ィ'ﾞ
｀ｰ''ヽ､ﾞミｰ------''"´(
｀7: : : : : : : : : ヽ
／: : : : : : : : : : : :ヽ
／: : : : : : : : : : : : :ヽ:: :ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : :ﾊ: : : ヽ
/: : : : : : :/: : : : : : : : : : : ﾊ: : : :ヽ
. /: : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : ﾊ: : : ::ﾊ
/: : : : : : ::ｨ: : : : : : : : : : : : : : : ',: : : : ﾊ
/: : : : : : :/l: : : : : : : : : : : : : : : : :',: : : : ﾊ
. i: : : : : : ::/.l: : : : : : : : : : : : : : : : : i: : : : : }
{: : : : : : : { l: : : : : : : : : : : : : : : : : :i: : : : /
∨: : : : : :ヽl: : : : : : : : : : : : : : : : : :l:: : :/
ヽ: : : : : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : l: :/
梨子「へー不思議な夢ね…裏の星か…」
曜「ちょっと怖いね…でも最後はライブに来るって言ってたんだ…来てくれるのかな？」
千歌「来るよ！来るって言ってたもん！約束したもん！」
梨子「ハイハイじゃあスペース用意しとかないとね」
曜「恥ずかしくないライブにしないとね！よーし燃えてきた！」
果南「みんなー練習始めるよー」
千歌&梨子&曜「「「ハーイ」」」
千歌 (来てくれるかな？いやきっと来る！私たちの輝きが少しでもあの娘達に伝わってくれるといいな…)
千歌「よーし！頑張るぞー！！」
「…ガンバレ…」
千歌「…ん？」
おしまい
ただプロットや導入が凄く面白かったのでどうしても最後まで読みたくなって書いてしまいました
拙い筆で本当にすみません
IFルートの一つみたいに思っていただけると…
おつかれさまです もともと書いてた者です
ラブライブっぽい感じでよかったです
わたしも途中で筆を折ってしまった形になってしまったので
元々考えてあった千歌ちゃん助かるルートで書いてみようと思います
チ歌「？ンゃチ子善」
善子「てし出り守御の丸ラズ」
千歌「これ？」
善子「そうそれ 助けに来たわよ」
「ズルイズルイズルイズルイ」
「2人マトメテ殺シチャウヨ？」
善子「さっさと逃げるわよ！ こっちに校門があるから！」
千歌「はぁはぁ ここまで来れば大丈夫かな？」
千歌「ところでなんで善子ちゃんは大丈夫だったの？」
善子「まぁアレよ 善子とヨハネの多重人格みたいなもんよ」
善子「半分だけこっちに来た的な」
千歌「自分でそれ言っちゃっていいの？」
善子「いいわよ この際」
千歌「待って！」
善子「え？」
千歌「あの子のこともどうにかできないかな…」
善子「あなた… 襲われたっていうのにほんとお人好しね」
千歌「だって… すごく悲しそうだったから…」
千歌「知らないや…」
善子「生徒や先生の悪口書くサイトみたいなものよ」
善子「あの子はそこでいじめられて それを苦に自殺してしまった怨霊だって言われてるわ」
千歌「そんな…」
「ネエネエ 2人トモナカガ良サソウダネ」
「ワタシトモアソンデヨ」
千歌「追いついて来た！」
善子「くっ」
善子「ねえあなた ちょっとお話をしましょう？」
「オ話！ ナニナニ？ アソンデ来レルノ？」
善子「だからこそ裏の星なんて裏サイトが大嫌いだった」
善子「でもね 浦の星はなくなってしまうの」
「ナクナル…」
「ジャアズットココニ居ヨウヨ」
善子「いいえ 違うわ」
善子「でも」
善子「ここにいる千歌と私達Aqoursがあなたの大好きだった浦の星の名前は絶対に残してみせる！」
千歌「うん！」
「裏ノ星…ナクナル」
「モウ誰モ傷ツカナイ？」
善子「そうよ だけど思い出と名前は残っていく」
千歌「わたし達頑張るよ！」
善子「そしてよかったことを思い出して」
「ヨカッタコト」
善子「楽しかったこといっぱいあるでしょ？」
「楽シカッタコト… うん…」
「そっか 約束だよ？」
千歌「約束するよ！ あなたが楽しかったことばかり思い出せるように！」
千歌「だから天国から見ててよ！」
「うん 見てるね 頑張って」
善子「成仏できたみたいね」
千歌「よかったね でも善子ちゃんはどうやって来たの？ わざと間違えたとか？」
善子「違うわよ！ ズラ丸にその御守りの片割れを一緒にもらったのよ」
千歌「なるほど ただいいつけたわけじゃなかったんだね！」
善子「そんないじわるしないわよ！」
千歌「そういえば善子ちゃんだけ冷静だったのも？」
善子「なにかあっても助けに行けるからね…」
千歌「さすが善子ちゃん！」
善子「ヨハネよ！ ほらそろそろ目も覚めるわよ じゃあまた学校で」
千歌「おはよう 梨子ちゃん」
千歌「絶対ラブライブ 優勝しようね！」
梨子「突然！？」
千歌「いい曲かいてよ〜」
梨子「それにはまず歌詞からよ…」
千歌「げっ が…頑張ります…」
千歌「浦の星女学院の名前を残すためにも！」
>>45
お疲れ様でした
善子カッコ良かった
ハッピーエンドにしてくれて嬉しかったです
出すぎた真似をしてしまって本当に申し訳ありませんでした
ただ何度も言ってるようにプロットが秀逸で楽しく読ませて頂いてました
次回作も期待してます
ありがとうございました
描写不足ですんません
そこは涙ぐみながら逆ギレしてるしまねえで
千歌ちゃんたら心配かけて！悪い娘なんだから！
くらいのイメージです
ぶっちゃけ千歌ちゃんが飛び起きると面白いなくらいで…
最初にスレタイ見た時に学校裏サイト関連のネタかなと思ってたけどまさかそれが絡んでたとは
面白かった
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