千歌「修羅場を作るよ!」 2
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あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ 鞠莉「LINEはブロックするし…挙句2人が浮気してるから自分は悪くなかったって…」
果南「えっ?」
果南「え、ちょっと待って、LINEブロックしてるの?」
鞠莉「ええ、千歌は曜の…たぶん梨子のことも、ブロックしてるわ」
果南「鞠莉の言いたかったことってそれか…」
鞠莉「気づかれない限り直接本人達に影響するような話じゃないとは思うけど、ダイヤにも知っておいてもらった方がいいと思ってね」
果南「これは本人達には言えないよね…私たちでどうにかするしかないかな…」 鞠莉「………」
鞠莉「千歌は曜達をどうしたいのかしら…」
果南「わからない…けど…」
果南「私達は今できることをやるしかないんじゃないかな?」
果南「さっき鞠莉も言ってたみたいに、少なくとも今頑張ってる1年生を巻き込まないようにしていかないと、真面目に頑張ってる人がバカを見るなんてあって欲しくないし」
果南「鞠莉とダイヤは曜と梨子ちゃんのケアを頑張ってくれてるから私がなんとかしないと」
果南「いざとなったら…まぁ今まで止められてない私が言うのもどうかと思うけど…なんとかして千歌を止めるからさ」
鞠莉「…………」 淡島着
「あいよ!おまちどおさん!」
果南「ありがとおじちゃん、また明日」ニコッ
タッタッ
果南「鞠莉も、また明日ね」
鞠莉「ええ、そうね」
テクテクテクテク
果南(はぁ……)
果南(まさかLINEブロックしてたなんて知らなかったよ…)
果南(鞠莉の言い方的に隠し通そうとしてるけど…そんなうまくいくのかなぁ…)
果南はぁ(………)
果南(明日ダイヤにちゃんとこの話しとかないとかな) 訂正です
>>908
淡島着
「あいよ!おまちどおさん!」
果南「ありがとおじちゃん、また明日」ニコッ
タッタッ
果南「鞠莉も、また明日ね」
鞠莉「ええ、そうね」
テクテクテクテク
果南(はぁ……)
果南(まさかLINEブロックしてたなんて知らなかったよ…)
果南(鞠莉の言い方的に隠し通そうとしてるんだろうけど…そんなうまくいくのかなぁ…)
果南(はぁ………)
果南(明日ダイヤにもこの話しとかないかな…) ぜーんぶ見ちまったよ…面白えなこれ。
千歌の印象がことごとく崩れちゃった… 昨日の夜からpart1読み始めて一気に追いついちまったよ…期待 酒井監督もドンびく
最初はようりこをバチらせて一年学校にいきづらくさせて果南泣かせたうんこだったのにこの後に及んでまだやるか 更新来てた
LINEブロックは長く隠してるなんて無理そうだね。二人ともさすがに気付いちゃうだろうし ーーーーー
ミーティング後
部室
カチャッカチャッ
ダイヤ「後は部室の鍵を閉めたら大丈夫そうですわね」チラッ
ダイヤ「梨子さん、お手伝いありがとうございました」ニコッ
梨子「あっ……うん」
ダイヤ「…………」
梨子「……………」 ダイヤ「梨子さん」
梨子「……?」
ダイヤ「……ごめんなさい」
梨子「えっ……」
ダイヤ「先ほどの話し合いの時のことです」
ダイヤ「ルビィの成長が嬉しくて…話し合いを止めることができませんでした…」
ダイヤ「本来ならあの場でわたくしが話し合いを止めるべきだったのです、梨子さんの気持ちを知っていたのですから…」
ダイヤ「梨子さんが裏切られたような気持ちになるのは無理もありません」
梨子「だ、大丈夫、私のことは気にしないで?」ニコ
ダイヤ「ですがっ…」 梨子「私が少し我慢すればいいだけだから、大丈夫…大丈夫…」ボソボソッ
梨子「あっ、そろそろお迎えが来る頃じゃない?待たせちゃ悪いから行かないと」
スタスタスタ
ダイヤ「待ってください梨子さん!!」
バッ
腕ギュッ
梨子「やめてっ!」
ブンッ
ダイヤ「っ…!」
梨子「今引き止められたら嫌なこといっぱい言っちゃいそうだから」
梨子「今日は帰ろ…?」
ダイヤ「梨子さん……」ウルッ 梨子「明日からちゃんと…うまくやって行くから」
梨子「だから心配しないで?」ニコッ
ダイヤ「できません…心配しないなどできるわけないではないですか!」
ダイヤ「わたくしは梨子さんに傷ついて欲しくないんです!」
梨子「そんなこと言ってルビィちゃんの方が大切なんでしょ…?」
ダイヤ「っ……!」
梨子「だからもう大丈夫、私はただの後輩だから」
ダイヤ「梨子さんっ!違うのです、わたくしは…わたくしの気持ちは…!」
梨子「今日はもう帰ろ…?嫌なこと言っちゃってごめんね」
ダイヤ「梨子さん………」 梨子「ごめんね……」ボソッ
チラッ
梨子「あれってお迎えの車だよね?待たせたら悪いからそろそろ行かないと」
ダイヤ「……そうですわね」
スタスタスタスタ
黒塗りの車
ガチャッ
オカエリナサイマセ、オジョウサマ 梨子「お邪魔します」
ダイヤ「…お迎えありがとうございます」
「十千万の隣でよろしかったですか?」
梨子「はい、よろしくお願いします…」
ブ---ン
ダイヤ「……………」
梨子「……………」
ダイヤ(あの時わたくしが止めていれば…こんなことにはならなかったのでしょうね)
ダイヤ(肉親可愛さに…大切な人を蔑ろにしてしまったのです。わたくしのこの辛い気持ちは当然の報いですわね) ダイヤ(………)
ダイヤ(きっと梨子さんは明日からまた無理をしてしまう)
ダイヤ(わたくしのせいで……)
ダイヤ(ただ…こうなってしまった以上は仕方ありません)
ダイヤ(梨子さんが自然にAqoursから…曜さんから距離を取れるようにサポートしていくのが最善…)
ダイヤ(生徒会の頼みごとと称して梨子さんを練習中に呼び出して、徐々に頻度を上げていけば…自然に距離が取れそうですね)
ダイヤ(あるいは…グループ毎の練習…ですが決勝前にそれは難しい…)
ダイヤ(帰ってから今後の方針を熟考する必要がありますわね) ダイヤ(今誰よりも辛いのは梨子さんなんですから…わたくしが支えなければまた壊れてしまうかもしれません)
ダイヤ(それこそ今日のような不安定な気持ちの時など…睡眠に影響が出るのではないでしょうか……?)
ダイヤ「梨子さん…あの」
梨子「…?」
ダイヤ「もしよろしければなのですが…今日は梨子さんの家に泊まらせていただいてもよいですか?それかわたくしの家でも…」
梨子「……今日は1人になりたいかな」
梨子「ごめんね」
ダイヤ「そう…ですか」
ダイヤ(本来なら多少強引にでも…一緒に寝たほうがいいのでしょうけれど…)
ダイヤ(たった1日で心の距離が離れてしまったように感じます…今の梨子さんを強引に誘うのはより傷つけてしまいそうですわ…)
ブ------ン 桜内家着
ガチャッ
梨子「ありがとうございました」ペコッ
梨子「おやすみ、ダイヤちゃん」
ダイヤ「お疲れ様です梨子さん」
ダイヤ「良い夜を…」
ドアバタン
ダイヤ「はぁ………」
ダイヤ(梨子さん…心配です…)
ダイヤ(明日からまたひどいストレスに苛まれながら…自分を殺して生活していくことに…)
ダイヤ(いえ…絶対にそんなことにはさせません)
ダイヤ(何かあるはずです、いい方法が)
ダイヤ(梨子さんが何にもとらわれないで済むようにできる方法が…!) 更新きた
ちかっちがクズっちなのは当然として3年も悪手多いよなw 姉じゃなくてもあの場面で反対できる人なんていない気がするwクズっちのやり方が上手かった 1です
皆さん読んでいただいてありがとうございます!
次か次の次の更新で次スレに移ろうと思います
ペースがさらに遅くなってしまっていますが、気長にお待ちいただけると嬉しいです >>935
どっちでもよくなった
好きに書きなさい ーーーーー
梨子部屋
梨子「……………」
梨子(ダイヤちゃんに悪いことしちゃったかな…)
梨子(ダイヤちゃんなら助けてくれるって思ってたんだけど…甘えすぎちゃってた、よね)
梨子(でも………)
梨子(ワガママなんだと思うけど…やっぱり裏切られた感じがしちゃうな)ウルッ
梨子(ルビィちゃんの方がやっぱり大切なんだってわかっちゃったし……)
ーーーーー
梨子「憧れの人で……お姉ちゃんみたいな存在だと思ってる」
…………
ダイヤ「梨子さんにそう思い続けていただけるようにわたくしも頑張っていきますわね」ニコッ
ーーーーー
梨子(あの時…すごく、嬉しかったのにな…)ウルウル 梨子(けっきょくルビィちゃんに比べたら私なんてどうでもいい存在だったんだよね)ポロポロ
梨子(憧れのお姉ちゃんができたと思ってたのに…)
頭ブンブンッ
梨子(でも本来はそれが正しいんだよ、今までのダイヤちゃんが優しすぎただけ)
梨子(こんな私と一緒にいてくれたんだもん、私が寝れないときも一緒にいてくれたし)
梨子(私のことを大切にしてくれてるのは嘘じゃなかった…はず) 梨子(明日ちゃんと謝らないと…こんな考えしちゃう私のことを心配してくれるんだもん)
梨子(下心もなくここまで優しくできる人なんだもん、そこまで疑ったらダメだよね)
梨子(でも……)
梨子「はぁ………」
梨子(どうしよう……明日からどうすればいいんだろう……)
梨子(ルビィちゃんが頑張ろうとしてるのに私が辞めるなんて言えないし…千歌ちゃんがやりたかったAqoursだし…辞めるなんてやっぱり……)
梨子(でも……曜ちゃんと一緒にいたら……)ゾワワッ
ブルブルブル
梨子(ダメだ、たぶん……殺される) 梨子(でも…だからこそ千歌ちゃんを渡すわけにはいかない)
梨子(だけど曜ちゃんと一緒にはいたくないよぉ…どうすればいいの…?)
カチンッ
カチンッ
梨子「!!」ビクッ
梨子(窓から音…?)
チラッ
千歌が梨子のベランダの窓に向けてしいたけの餌投げてる
梨子「ん…?」
窓ガラララッ
千歌「んぁ!やっと気づいてくれたりこちゃん!」 梨子「び、びっくりしたよ!携帯で呼んでくれたらいいのに」
千歌「実は壊れちゃって…」ホラッ!
スマホ(美渡が昔使ってたスマホ、画面破壊済)
梨子「あー…だから連絡取れなかったのね…」
千歌「うん、ごめんね?」
梨子「う、ううん!怒ってるわけじゃないよ!」
梨子「……ん?」チラッ
足元に散らばるドッグフード
梨子「もしかしてこれ…しいたけちゃんの餌?」
千歌「うん!石とかおはじきとかだと割れちゃいそうだなぁって思って!」
梨子「もぉ…あとで掃除しなきゃ…」
千歌「ごめんごめん」ニハハ 千歌「それを集めて持ってけばしいたけと仲良くなれるよ」
梨子「そ、それは遠慮しようかな…」
千歌「えぇー!ざーんねん」アハハ
梨子「ふふっ」
梨子(なんだかこういう風に千歌ちゃんと話すのって久しぶりだなぁ)
梨子(さっきまであんなに嫌な気持ちでいっぱいだったのに…こうやって話すだけで吹き飛んじゃう)
梨子(やっぱり千歌ちゃんは私にとって太陽みたいな存在なんだね)フフッ 千歌「ん?どうしたの梨子ちゃん?」
梨子「ううん、なんでもない」
梨子「こうやって2人で話すのすごーく久しぶりだなぁって思ったら嬉しくなっちゃっただけだから」フフッ
千歌「そっか!よかったぁ、実はちょっと緊張してたんだよね、呼ぶの」
梨子「そうだったんだね…ふふっ、でも緊張したからってドッグフード投げるのはもうダメだよ?」メッ!
千歌「えへへ、はぁい」ニコッ 梨子(千歌ちゃんと話してる時がやっぱり1番幸せなんだってすごく実感する)
梨子(1週間もまともに喋ってなかったし…学校だと曜ちゃんがいるし)
梨子(ずっとこうして話せたらいいのに)
千歌「ねぇね、梨子ちゃん」
梨子「ん?どうしたの?」
千歌「相談、乗るよ?」ニコッ
梨子「!!!」 千歌「様子見てたらわかるよ、何か悩んでるんだなぁって」
千歌「私なんかが頼りになるかわからないけど…梨子ちゃんに辛い思いして欲しくないから」
千歌「2人で解決しよ?」ニコッ
梨子「千歌ちゃん………」ウルウルッ
梨子(あぁ……ずるいよ千歌ちゃん…本当に千歌ちゃんはずるい…)
梨子(私が辛い時に1番欲しい言葉をくれるんだもん…)
梨子(大好きだよ、千歌ちゃん) でも懲りないのはようりこの二人もだと思う。相手がろくでなしでもとことんまで入れ込んじゃう
メンヘラみたいになっちゃってるなw
>>935
好きに書くのがいいと思う >>939
ダイヤさんの録音聞かせると下心があったんだって梨子ちゃんの心が破壊される? ーーーーー
梨子部屋
千歌「なるほど…そうだったんだね」
梨子「うん…こんなこと言って和を乱すのもどうかと思って言えなかったんだけど…ごめんね」
千歌「ううん、気づけなかった千歌が悪いんだよ」
梨子「そんなっ!私が言い出せなかったのが悪いから…」
千歌「でも…うーん、どうしようか」
千歌「前の喧嘩みたいになっても困っちゃうし…難しいなぁ」
梨子「………」
梨子(前の喧嘩、か……せっかくだから千歌ちゃんに本当のこと聞いてみたほうがいいのかな…曜ちゃんが言ってたことは本当なの?って)
梨子(でもそんなことするなんて思えないし…)
梨子(でもダイヤちゃんが言ってたみたいにそれは崇拝になっちゃうのかも…)
梨子(ちょっと回りくどいかもしれないけど遠回しに…) 梨子「あの、ね…」
梨子「前の喧嘩のことなんだけど…」
千歌「ん?」
梨子「あの後ダイヤちゃんに呼ばれたでしょ?あの時に色々と話を聞いてもらったんだけど…」
千歌「………」
千歌「その話って今重要?梨子ちゃんがこれからどうして行くかの話じゃないの?」ギッ
梨子「っ…!!」
梨子(えっ…何今の…少し怖かった…)
梨子(喧嘩の話題は触れちゃいけないところだったのかな…)
梨子(気になるけど…今はあんまり触れない方がいい、かな)
梨子(私が変な風に疑ったりしなければいいだけだし…そうよね、私が疑わなければいいだけ…) 千歌「梨子ちゃんが辛いなら辞めるっていうのも止められないけど……ここまで来れたし梨子ちゃんと一緒に頑張りたいとは思うよね」
千歌「辞めちゃったらルビィちゃんも責任感じさせちゃうかもしれないし…何かいい方法が………」
千歌「あっ!」ピコ-ン
梨子「?」
千歌「わかった!じゃあ3年生引退までは続けるってことでどう?」
千歌「練習もできるだけグループ毎の練習メインにしてもらったりして!」
千歌「学年練習は自主練でもできるからとか言えばなんとかなりそうな気がするし」ニコッ
梨子「それなら…うんっ、頑張れる気がする!」
梨子(やっぱりさっきのは気のせいかな?いつものあったかい千歌ちゃんだ)
梨子(私のことを思ってこんなにいっぱい案を出してくれて…もうちょっとだけ頑張ってみようかなって自然に思えてくるんだもん、やっぱり千歌ちゃんはすごいなぁ)
梨子(うん、ダイヤちゃんが引退するまでは続けよう!ダイヤちゃんにも相談したらきっと続けられる気がする…!) 梨子「ダイヤちゃんにもお願いしたらなんとかしてくれそうだし…きっと
バンッ!!!!!
梨子「!!!」ビクッ
ユラッ
千歌「ねぇ、梨子ちゃん」グイッ
梨子「…??……?」ウルッ
梨子(な、なに?なんで千歌ちゃんは怒ってるの……??)
千歌「そんなにダイヤちゃんが好きなの?」
梨子「………」
梨子「えっ……?」 梨子「えっ!?ちょ、ちょっと待って千歌ちゃん!!私そんなつもりじゃ……」
千歌「じゃあどういうつもりなの!?さっきからダイヤちゃんダイヤちゃんって!!」
梨子「ちっ、違うの千歌ちゃん!!」
千歌「何が違うの?正直に話してみなよ」
梨子「あっ、あのっ…」ウルッ
梨子「私が千歌ちゃんと離れちゃってた時に相談に乗ってもらってたの…」プルプル
千歌「それで?」 梨子「ち、千歌ちゃんと離れちゃってたときに…いっ…嫌な夢見ちゃったりして…眠れなく、なっちゃって」ヒック
梨子「ダイヤちゃんに一緒に寝てもらったりしてっ…」ポロポロ
千歌「……そっか、正直に話してくれてありがとう」ニコッ
梨子「ち、千歌ちゃん…!!」パアッ
梨子(怖かった……やっぱりさっきの千歌ちゃんは怒ってたんだ……喧嘩の話題じゃなくてダイヤちゃんの話題で……)
梨子(でもこういう喧嘩も必要だよね、お互いを信じあうためにもちょっとずつ歩み寄って
肩に手をポンッ
千歌「それ、浮気だよね」耳元ボソッ
梨子「!!!?」ゾクッ 梨子(えっ…??なんで…!?)
梨子「ち、違うの!!ダイヤちゃんとは何もやってないわ!!」
梨子「ダイヤちゃんは私に下心とかなかったし…だから私も安心して相談できて……」
千歌「ふーん、ダイヤちゃんはそうなのかもね」
千歌「ダイヤちゃん"は"」
梨子「えっ……」
千歌「ほら、これ見てみてよ」
梨子がダイヤに抱きつく動画
梨子「!!!!」
梨子(あの時の………!?ダイヤちゃんが私の家に来てた朝の……)
千歌「どれだけ言っても行動は正直だよね」
梨子「えっ、どうして…違うの…違うの千歌ちゃん…っ」プルプル
梨子(なんで…?なんでこんなことになってるの…?私何か悪いことしたかな…?)
梨子(その部分が全部じゃないのに…やましいことなんて本当にしてないのに…) 千歌「はぁ……今までずっと信じてたのに…」ウルッ
千歌「さいてー」キッ
梨子「違うの!!待って!!」
千歌「なぁに?何か言いたいことあるの?」
梨子(ダメだ……このままじゃ千歌ちゃんが離れちゃう!!)
梨子(何か……なんとかして千歌ちゃんに信じてもらわないと……) 梨子(………!)
ーーーーー
ダイヤ「普段しっかりしている梨子さんなのですから、少しくらい迷惑をかけることがあってもいいではないですか」
ーーーーー
梨子(そういえば前にダイヤちゃんが言ってたよね)
梨子(………少しくらいなら迷惑かけても…いいんだよね?)
梨子(少しくらい…少しくらい……)
梨子「そ、それはダイヤちゃんが……勝手に……」 千歌「ん?ダイヤちゃんが何?梨子ちゃんから抱きついてるよね?一緒に寝ようって何?何を信じろって言うの?」
梨子「違うの…違うよ…お願い…信じて……」プルプル
千歌「だから、何が違うの?」
梨子「た、たしかにそれは事実だけど…」プルプル
千歌「事実じゃん、さいてー」
梨子「ま、まって!」
梨子「ダイヤちゃんも私のことは大切な仲間の1人としか思ってないし、私はちょっと尊敬する先輩ってだけでとしか思ってないの!」ズキッ
ーーーーー
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
ーーーーー
梨子(ごめんねダイヤちゃん) このスレのおかげで千歌・ちかりこ・ようちかが大嫌いになりました
ありがとう 梨子「こんなことになる前まではずっと距離があったし…たまたま千歌ちゃんと離れてたときに私の相談担当になっちゃっただけで ……私が一緒にいたかったわけじゃないの!」ズキンッ
ーーーーー
ダイヤ「辛くなったらいつでも頼りにしてください」ニコッ
ーーーーー
梨子(ごめんねダイヤちゃん…) 梨子「お互いに恋愛感情なんてまったくないからっ!ダイヤちゃんなんて全然好きじゃないから!!信じて千歌ちゃんっ!」
ーーーーー
ダイヤ「誰よりも優しくて繊細で…誰よりも人を思いやる心に溢れている…そんなあなたがわたくしは大好きです……」ポロポロ
ーーーーー
梨子(ごめんね、ダイヤちゃん……) 梨子「ダイヤちゃんのことなんてなんとも思ってないのっ!」
ーーーーー
ダイヤ「梨子さん」ニコッ
ーーーーー
梨子(私は千歌ちゃんといたい) グシャッ
グニャァ-ッ
ーーーーー
「……………」
ーーーーー 千歌「うわぁ…さすがに言い過ぎじゃないかな?お世話になったんじゃないの?」ヒキッ
梨子「そんなことないよ、本当に私が好きなのは千歌ちゃんだけだってわかってもらいたいから」
千歌「…………」
千歌「……そっか、そこまで言うなら信じる」
梨子「千歌ちゃんっ!!」
梨子(よかった、千歌ちゃんに信じてもらえたっ…!)
千歌「はぁ、でもよかったよ」
梨子「え?」 千歌「梨子ちゃんダイヤちゃんに騙されてたの千歌知ってたからさ、ちょっと怖がらせちゃったかもしれないけど助けられてよかったなぁって」ニコッ
梨子「………え?」
千歌「ほら、これ聞いてみて」
ピッ
ーーーーー
ダイヤ「わたくしは梨子さんのことをお慕いしています」
ダイヤ「これで満足ですか?」
ーーーーー
梨子「!?!?」
千歌「ダイヤちゃんは下心100%で梨子ちゃんに近づいてたんだよ」 千歌「ほら、続きも」
ピッ
ーーーーー
千歌「じゃあダイヤちゃんは梨子ちゃんと付き合いたいってこと?」
ダイヤ「これ以上答える義理はないと思いますが」
ダイヤ「………」ギリッ
ダイヤ「元々は梨子さんが幸せであればそれでいいと思っていました、梨子さんが幸せならわたくしは共にいられずとも構わないと」
ダイヤ「けれど……」
ダイヤ「あなたと一緒では梨子さんは幸せになれません」
ダイヤ「それならば多少強引でも…奪ってでもお付き合いしたいと思っているのは事実です」
ーーーーー
梨子「ダ、ダイヤちゃん………?」
千歌「そう、ダイヤちゃん」 梨子「なんで……?」
千歌「梨子ちゃんが好きなのはいいけど…仲を引き裂こうって頑張ってみたいだよ」
千歌「だからこうやって色々証拠を残しておいたんだ」ニコッ
梨子(そっか……そうだったんだねダイヤちゃん……)
梨子(あの手料理も……一緒に寝てくれたのも……私が大切だって言ってくれたのも……柔らかかった時間全部が)
梨子(全部が……ぜんふぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ偽物だったんだ)
梨子(私の幸せを1番に願う……?嘘ばっかりじゃない!!)
梨子(あんなに罪悪感に苛まれて……心が砕けそうになったのに……バカみたい)
梨子(あのミーティングの時のダイヤさんが真実だったってことだよね…信じてたのに)
千歌「あーあとね、言いづらいんだけど……」
千歌「梨子ちゃんと曜ちゃんの喧嘩も…3年生が仕組だことだったんだよね」
梨子「……???」
梨子「私と曜ちゃんの喧嘩も……?」 千歌「たぶんだけど…ダイヤちゃんが曜ちゃんの弱みを握って、千歌を襲うように言ったんだと思う、何を握ったのかはわからないけど…」
千歌「それに………」プルプル
千歌「千歌も曜ちゃんと付き合わないと……十千万が……」ガタガタ
梨子「!!!!」
千歌「だから千歌は曜ちゃんとも付き合うことになっちゃったの…ごめんね、梨子ちゃん」
千歌「本当ならあの時に私が浮気してるからって梨子ちゃんとすんなり別れさせるつもりだったと思うんだけど」
ーーーーー
ダイヤ「梨子さんのそれは崇拝です」
ーーーーー
梨子「それであんなことを……」
千歌「これがあの時の真実だよ。まぁ…千歌の意思が弱いのがいけなかったんだけどね、十千万くらいって思えないとだよね…」アハハ……
梨子「違うわ!千歌ちゃんは悪くない!」
梨子「悪いのはダイヤさんだけだよ…!」
梨子(そう、悪いのはダイヤさんだけ)
梨子(私も千歌ちゃんも曜ちゃんも…誰も悪くなかった)
梨子(千歌ちゃんと私を引き離すためならなんでもするなんて…本当に信じられない) 前は笑っていられるクズだったけど
完全に死ねばいいのにって思えるクズに進化したな 千歌「それで、ね」
千歌「相談なんだけど……」
梨子「ん?」
千歌「さすがに曜ちゃんもかわいそうで千歌から別れたりすることはできないと思うんだけど…大丈夫かな…?」
梨子「………」
梨子「正直…もう曜ちゃんのことは好きになれないから嫌だけど、ダイヤさんに踊らされてただけだもんね」ギリッ
梨子「仕方ないと思う、さすがにいきなり別れるのもかわいそうだし…私がもし逆の立場だったらって思うと……」ゾクッ
梨子「うん…だから時が来るまでゆっくりと、で大丈夫だよ」ニコッ
千歌「梨子ちゃんっ!」パァッ
千歌「ありがとうっ、梨子ちゃん!」ギュッ 1には悪いがマジで胸糞悪くなってきた
ダイりこSSでも探して気分を落ち着かせたい程だ 千歌「でも…怖かったよぉ〜…ダイヤちゃんすごく威圧感あって……」プルプル
梨子「私のために…ありがとう、千歌ちゃん」ニコッ
千歌「ううん、梨子ちゃんを守れて本当によかったよ!もう安心していいからねっ!梨子ちゃん」スッ
梨子「千歌ちゃん…」
チュッ
梨子(なんでだろう、さっきまで罪悪感に苛まれて地面に埋まっちゃうんじゃないかな?ってくらい心が思かったのに)
梨子(今は不思議と心が軽い)
梨子(私があんな風になったのも…あんなに苦しい思いをしたのもダイヤさんのせいだった)
梨子(こんなに人間関係をぐちゃぐちゃにして…曜ちゃんも千歌ちゃんも傷つけて…)
梨子(ダイヤさん、私はあなたを許すことができそうにありません) 恋は盲目っていうけど、簡単に騙され過ぎな気がするw ここまで読者の心を揺さぶらせる作者の実力は素直に射精 修羅場を作るという当初の目的は、Aqours全体を巻き込んで見られそうだしな どうしようもない胸糞展開だな
この千歌は最後はちゃんと痛い目にあうことを期待したいけど 1です
読んでいただきありがとうございます
書き溜めるのに時間がかかってしまいました
次の更新は次スレにしますが、書溜めを使い切ってしまいました…
また少し書き溜めて投下してになるのですが一応スレだけ立てておきます
更新はまた少しずつかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです!
千歌「修羅場を作るよ!」 3
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1594043263/ このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 125日 4時間 4分 47秒 レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。