千歌「修羅場を作るよ!」 2
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あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ どっちでも良いよ
作者がモチベーション保ちやすいやり方でお願いしたい
別に次スレいってもかまわないし 無理して短くするよりは何スレかかってもいいからちゃんと書いてほしい >>825
気の向くまま好きなように書いてください。
楽しみにしてます。 SSスレは何スレまで、とか決まってるわけじゃないし、3スレ目立ててのんびりやってもいいんじゃないかな 1です
みなさんありがとうございます
毎回同じようなこと聞いてしまい申し訳ないです、スレの切り替わりが近くなるとどうしても不安になってしまいますね…
そしたら今のうちに確認なのですが、おそらく3スレ目に行ってしまうと思います
長くなりますがお付き合いください!
明日か明後日には更新できると思いますので、お待ちください >>834
お前ばかりに良い格好はさせないぜ!
休みは俺が引き受ける!
>>1は好きにやってください ーーーーー
放課後
部室
ガララッ
千歌「ありゃ、私たちが1番最後かぁ」
トコトコ
曜「みんな久しぶりっ」
梨子「お、お邪魔します…」
ダイヤ「…………」キッ
鞠莉「…………」ジッ
善子「…………」
花丸「…………」
ルビィ「…………」
果南「みんな揃ったよ、千歌」
千歌「そうだね、最後になっちゃってごめんねぇ」
トコトコトコ
着席
千歌「じゃあ始めようか、話し合い」 千歌「と、その前にまず少しだけ時間もらうね」スクッ
曜「……」スクッ
梨子「……」スクッ
千歌「私たちのせいでみんなに迷惑かけちゃってごめんなさいっ!!」シャザイッ
曜梨子「「ごめんなさい!!」」
鞠莉「………」ピクッ
ダイヤ「私たち……?」ピクッ
果南「今は抑えて…」コゴエ 千歌「話し合いの前にこれだけは言っておきたかったんだ」
千歌「みんなで集まることもなくてこうやって謝ることもできなかったから…」
千歌「決勝が近いのに喧嘩なんてして本当にごめん」
ダイヤ「喧嘩をして……?あなた……」ピクッ
果南「ダイヤっ!1年生もいるんだから、抑えて」コゴエ
ダイヤ「ですがっ……」 千歌「善子ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃん」
ルビィ「は、はいっ」オドッ
千歌「休みの間も練習してたんだよね」
ルビィ「えっ、なんで知ってるの…?」
千歌「そんなのみんなの表情見たらわかるよ」
千歌「3年生達の最後のライブ、立派に送り出したいんだよね?」
花丸「うん。浦の星の名前を残すとかそんなの関係ない…ダイヤちゃんと果南ちゃんと鞠莉ちゃんに笑って卒業してほしかったから」
果南「まる…」
ダイヤ「っ……」
鞠莉「……」
千歌「それなのにこんなことになっちゃって…本当にごめん」ウツムキ 善子「気にしない…とは言えないけど…過ぎたものは仕方ないわ」
善子「それよりも今後のことを考えていきましょう?そのために集まったんだもの」
千歌「うん、それでなんだけどね」
千歌「1年生をリーダーにして今後の活動をしていくってどうかな?」
鞠莉「………」ピクッ
果南「なっ!?」
ルビィ善子花丸「「「!?!?」」」
ダイヤ「…どういうことですか?」 まぁ、今の千歌についてこいって言われても納得できない面々がいるからなぁ 千歌ぁ、笑えねえ糞になったね
3年どももまともに動かねえし 千歌「ずっと考えてたんだけどね」
千歌「私は今回の件の責任を取らないとだと思うんだ」
千歌「Aqoursがバラバラになっちゃって、みんなに迷惑がかかっちゃったから」
果南「…………」
千歌「それに1年生はきっとこの中で今一番ラブライブに想いをかけてる」
千歌「Aqoursがバラバラになっちゃっても、きっと元通りになるって信じて毎日練習してたんだよ」
千歌「私なんかよりもよっぽどリーダーだよ」
ルビィ「千歌ちゃん…」
花丸「ま、待って千歌ちゃん!まる達にリーダーなんて…体力もダンスも歌もまだまだだし…」
千歌「関係ないよ、私だって全然なんだから」
善子「それに仮にやるとしても…私たち全員ってわけにはいかないでしょ?誰ができるのよ…」
千歌「……」チラッ ルビィ「ル、ルビィ……私、やってみる」
花丸「ルビィちゃんっ!?」ギョッ!?
善子「ルビィ!?」ヴェッ!?
ダイヤ「…!?」ガタッ
ルビィ「千歌ちゃんと違って頼りないかもしれないけど…」
ルビィ「でもっ!ルビィが成長したところをおねえちゃんに見せたい!安心して卒業してもらえるように!」
ダイヤ「ルビィ…」ウルッ
千歌「ありがとう、ルビィちゃん」ニコッ
千歌「みんなはどうかな?これから決勝まで…ううん、3年生が卒業するまではルビィちゃんがリーダー!」 花丸「丸はルビィちゃんの意見を尊重するずら」
花丸「ルビィちゃんが本当にやりたいことなら背中を押してあげるつもりだよ」
善子「私もそうね…ルビィがラブライブにどれだけ思いを賭けてるかずっと見てきてるし、反対する理由もないけど」
善子「ルビィが本当にやりたいかどうか次第ね」
果南「ルビィちゃん、本当にいいの…?」
ルビィ「うん、ルビィなんかに務まるかはわからないけど…」
ルビィ「でも甘えてちゃダメだから…ルビィが変わらないとダメだからっ!」キリッ
クルッ
ルビィ「だから…おねえちゃんっ見ててねっ!」ガンバルビィッ!
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」ウルッ これでもう揉めたらルビィちゃんの負担になるから、表面上は仲良くやるしかないのかw 千歌(よしよし信じてたよルビィちゃん!我ながら上出来!)
千歌(この流れでAqours解散にしよう!とか辞める!なんて言う人はさすがに人の心がない鬼としか思えないもんね、フリ◯ザ様もびっくりしちゃうよ)チラッ
梨子「…………」ウツムキ
千歌「他のみんなはどう?ルビィちゃんリーダーで続けて行くことに反対の人はいるかな?」
千歌(千歌がリーダーやらなきゃでしょ!とか果南ちゃんなら言いかねないけど…言えるわけないよね、この流れで)
千歌(だって私じゃなきゃダメってここで言うってことは…)
千歌(ルビィちゃんの覚悟を潰すってことだもん)
千歌「じゃあ賛成なら拍手ー!」
パチパチパチパチパチ
千歌「うんっ!みんな賛成みたいだね」ニコッ ルビィ「あ、ありがとうございましゅっ!頼りないかもだけど…みんなを引っ張っていけるように頑張ります!」オジギッ!
千歌「じゃあここからはルビィちゃんが進行していこうか」
ルビィ「は、はいっ!」
ルビィ「改めて…急にリーダーになってみんな色々困惑しちゃうところもあると思うけど…頑張って行くから、よろしくお願いしますっ!」
パチパチパチパチ
ルビィ「じゃあまず…今後のAqoursの活動方針と練習について…後は…………」
ーーーーー
ーーーー
ーーー ルビィを人質に取ったわけか
録音したのをルビィちゃんに聞かせてもいっいのかな〜♪ ラブライブ!初回版全7巻セット 【特装限定版】 Blu-ray(\4,699)がフリマアプリ ラクマで販売中♪ #rakuma #ラクマ https://item.fril.jp/5b9991695a965b769ba16631f327284b ーーーーー
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ーーー
ーー
ルビィ「えっと…じゃ、じゃあこれで今日の話し合いは終わりにしようと思いますっ」
ルビィ「って感じで…ど、どうかな?」タドッ
千歌「うんうん、すっごく良かった!安心して任せられそうだよ」
ルビィ「よ、よかったぁ…緊張しちゃったけど…次からはもっと頑張るね」ニコッ
ダイヤ「わたくしたちのために頑張ってくれるのは嬉しいですが…無理はしたらダメですわよ、ルビィ?」
ルビィ「うん、ありがとうおねえちゃん」ニコッ
梨子「…………」ウツムキ
千歌「方針も決まったしそろそろ帰ろっか、バスの時間もあるし」
曜「明日の朝から朝練始める?」
ルビィ「うん、少しでも練習時間増やすためにやった方がいいと思う…かな」
曜「了解でありますっ!」
千歌「じゃあ明日からまた頑張ろうねっ!」 千歌「じゃあルビィちゃん、掛け声よろしくぅー」ヨロッ!
ルビィ「えっ、ル、ルビィがっ!?」ウュュ
千歌「そーだよぉ、だって今はルビィちゃんがリーダーなんだから!」
ルビィ「で、でも掛け声は…」チラッ
善子花丸「………」ニコッ
善子花丸、無言の頑張ルビィ
ルビィ「ううん、そっか…そうだよねっ…!」
ルビィ「じゃ、じゃあ……」
ルビィ「明日からみんなで頑張っていこうっ!」キリッ
ルビィ「あくあー!!!」
一同「「「「「「「「サーーーン!シャイーーーン!!」」」」」」」」 千歌「うーん!私以外の掛け声ってなんか新鮮で……すごくいい!!」キラキラ
ルビィ「ルビィはまだ慣れないけど…」アハハ
善子「やるって言ったからには頑張りなさい、リトルデーモンの名にかけて」フフッ
花丸「頼りになるかわからないけど…丸たちも支えていくから、一緒に頑張っていこうねっルビィちゃん」ニコッ
ルビィ「うん、ありがとう善子ちゃん!花丸ちゃん!」ニコッ
千歌「うんうん、なんかこういう感じいいなぁ…ねっ、曜ちゃんっ!」
曜「うん、なんだか1年生見てると若いなぁって感じちゃうね」
千歌「えぇー!それじゃあ千歌達おばさんみたいじゃん!」
曜「ルビィちゃん達に比べたらわしらなんて…」
千歌「それじゃあおばあちゃんだよぉー」ヤダヤダァ
曜「あはは、ごめんごめん」アハハ 千歌「まったく…ん?」時計チラッ
千歌「んあっ!もうこんな時間!バスなくなっちゃうよ!!」
曜「うそっ!?本当だ!!善子ちゃん急がないと!歩いて沼津になっちゃうよ!」
善子「ええっ!?それは無理っ!!」
ルビィ「あっ、でも善子ちゃんは空間移動使えるし安心だねっ!」ニコッ
善子「あっ、あれは夜になると使えないのっ!だから急ぐわよ!」
千歌「よぉっし!じゃあバス停まで競争だっ!」
ガララッ
チョッマッテヨッ!
ゼンソクゼンシンッ!
ミンナマッテェ
タッタッタッタッタッ 果南「じゃあ私と鞠莉も行くけど、ダイヤと…梨子ちゃんはいいの?」
梨子「私は………」
ダイヤ「…………」チラッ
梨子「…………」ウツムキ
ダイヤ「わたくしはもう少し残ることにします、帰りはお父様にお迎えをお願いすることにしますわ」
ダイヤ「梨子さん、家まで送るので少し残っていただけますか?」
梨子「えっ…うん、わかった」
果南「じゃあ梨子ちゃんはダイヤに任せるね」
果南「歩いて帰ったりしたらダメだからね、ダイヤなら大丈夫だと思うけど」
ダイヤ「心得ていますわ、ご心配ありがとうございます」
果南「じゃあ行こっか鞠莉」
鞠莉「ええ、また明日2人とも」
果南「おつかれー」
梨子「お疲れ様です」
ダイヤ「お気をつけて」
ガララッ ダイヤ「梨子さん…」
梨子「…………」ウツムキ
ダイヤ「…………」
ダイヤ「一緒に…最後に戸締りの確認、お願いできますか?」ニコ
梨子「うん…」 書く気ないんだろ
朝起きてこれが上にあると面白くなってきたのか期待してるのに日に日につまらなくなってるし保守は多いし
最近良質な鬱系増えてるしもう気軽に消えていいよ作者ちゃん、みんな飽き飽きしてる
こっから保守なしでもいいと思う ーーーーー
ミーティング後
帰り道
テクテクテクテク
果南「まさかこんなことになるとは思わなかったなぁ…」アハハ
鞠莉「………」
果南「ルビィちゃんの成長が見れるのは嬉しいけどちょっと複雑な気分だよね」
鞠莉「………」
果南「…………」ジッ 果南「ねえ、鞠莉」
鞠莉「なぁに?」
果南「今日、さ」
果南「一回も喋ってないよね」
果南「何かあったのかなぁって……」
鞠莉「あー……ごめんなさい」
鞠莉「口を開けたら自分を抑えられる自信がなかったからってだけで、他意はないの」
鞠莉「ここまで来たらもういいかしら」ウシロチラッ
鞠莉「…果南は気づかない?」
果南「気づくって…何を?」
鞠莉「今日の千歌のこと」 鞠莉「あの子、みんなの前で自分が謝ってるように見せて…一言も自分が悪いとは言ってなかったのよ」
果南「うん、それは私も気づいてたよ、ダイヤとか今にも掴みかかりそうな目で見てたし」
鞠莉「責任を取るって形で謝る、なんて卑怯な言い回しだったわよね」
鞠莉「こんなことになっちゃった、だとか2人が喧嘩をしちゃって、だとか」
鞠莉「原因は自分じゃないんです!私も被害者なんです!ってアピールしてるようにしか見えなかった」
果南「うん……たしかに私もそれは思ったけど…さすがにあの場で指摘はできないよね…」
鞠莉「計算なのか天然なのかわからないけど…そうなるってことをわかってのあの言い回しだったと思うわよ」
果南「前までなら否定してたかもしれないけど今は…うん」 鞠莉「その後千歌がなんの話したか覚えてる?」
果南「…リーダーを辞めるって話でしょ?」
鞠莉「その前」
果南「その前?」
鞠莉「……1年生が練習してたって話」
果南「あー、そっか、千歌がリーダー辞めるってのとルビィちゃんがリーダーやるってのが衝撃すぎてすっかり忘れてた」
鞠莉「………」
鞠莉「人間ってのは複雑なようで単純な生き物よね」
鞠莉「これだけ頑張りました!これだけのことをやりました!ってアピールして認めてくれないと、その人に対する不信感に繋がる」
鞠莉「逆に誰にもわからないようにしている努力をほんの少しでも認めてくれる人がいると…その人に信頼を置くようになる」 果南「……つまりは?」
鞠莉「千歌は1年生からの信頼を取り戻すのに成功したってことよ」
果南「えぇ!?そこまで簡単かなぁ?」
鞠莉「私たちは千歌の非道ぶりを見てきたからその程度で信頼を取り戻すことはないけど、1年生には話していないでしょう?」
鞠莉「状況を見てたから察してはいるんだろうけど…それで曜と梨子がどうなってしまったかを知らないから、千歌への信頼をすべて無くしたわけじゃないと思うの」
果南「たしかにそうなのかな…」
鞠莉「私も本人じゃないから間違いないとは言えないけど…1年生が歩み寄ろうって気持ちを持っていたとしたら…おそらくね」
果南「鞠莉がそう言うとなんかそんな気がしてくる…」
果南「………」ハァ 果南「ダイヤと鞠莉には負担かけてるからせめて千歌を止められたらって思ってたんだけど…全然千歌が何考えてるかわからなくて…ごめんね」
鞠莉「気にすることないわ、一般人にサイコパスの思考はわからないし果南がわかったら少しショックだもの」
果南「サイコパスは言い過ぎだよ」アハハ
鞠莉「いいえ、あの子はサイコパスの素質を持っているわ」
鞠莉「カリスマ性も思考も行動力も…それがよくない方に活きてしまってるのがサイコパスでしょう?」
果南「………」 鞠莉「ごめんなさいね。ちょっと脱線しちゃったけど、大事なのはここから」
鞠莉「ずっと不可解だったことがあるのよ」
鞠莉「あの子がなんでリーダーを辞めてまでルビィ達の信頼を得たかったのか…果南わかる?」
果南「Aqoursを強制的に存続させていくため…じゃないかな?予定ではAqoursをどうしていくか話し合うつもりだったわけだし…」
鞠莉「もちろんそれもあると思う、あの場でAqoursを解散にしようなんて言える人がいたらそれはそれでどうかしてると思うわ」
鞠莉「でも正直…それだけのことならそこまでしないと思うのよね」
鞠莉「仮に曜が辞めるって言い出すにしても梨子が辞めるって言い出すにしても、千歌は上手く言いくるめちゃうと思う。悔しいけどね」
鞠莉「2人がいる限りは私とダイヤもやめないって察してると思うし」
鞠莉「だからわざわざ1年生達から入る必要がない。不可解なのよ、あの行動が」 果南「そう言われるとたしかに…ごめん、私そこまで考えが回ってなかった…」
鞠莉「気にしないで」
鞠莉「私がただ深読みしすぎてるだけかもしれないし」
果南「いや、なんとなくだけど…鞠莉の考えあってると思う」
果南「話し合いを今日の放課後にしたのも、もしかしたら私達が集まることを読んでたからじゃないかなって思うし」
鞠莉「その可能性もありそうね…」
鞠莉「何を企ててるのかはわからないけど…1年生達は出来るだけ巻き込まないようにしたいわよね」
果南「そうだね」
果南「今の心配が全部杞憂でこのままAqoursを続けていきたいだけだった!とかならいいんだけど…」
果南「はぁ……」 そういえばクズッちは何か企んでたな。今度はどんなクズなことをやらかすのか 淡島行き船着き場
「おっ、鞠莉お嬢、果南ちゃん、おかえり!最終便乗ってくかい?」
果南「うん、ありがとおじちゃん」
鞠莉「Thank you」
タッタッタッタッ
乗船
ザパ--ンッ
ブブブブブブブブッ 鞠莉「そういえば今日の放課後話したかったことってなんだったの?」
果南「あっ、そうだった!」
果南「これはさすがに言っておかないとって思ってたんだけど…たぶん平常心じゃいられなくなると思うからタイミングがね」
鞠莉「今なら大丈夫、周りに誰もいないし」チラッ
果南「そうだね、ダイヤにも後で言わないとなんだけど……ほら、前千歌に写真を見せられて曜と梨子ちゃんが浮気してるって相談された時があったって言ったじゃん?」
鞠莉「ええ、言ってたわね」
果南「あの後話し合ってる時にさ、千歌は2人が浮気してるのは確定だって自分の中で決めちゃったみたいなんだよね」
果南「だからダイヤと鞠莉は恋敵だと思ってるし、自分は被害者だと思ってるんだと思う……だからあーいう言い方になったんじゃないかなって」
鞠莉「は………?」
鞠莉「なによそれ…?曜はあんなに千歌のことを思ってるのに………」プルプル
果南「前の写真の一件から不信感があったのを私が火付けしちゃったみたいな感じになっちゃったからちょっと罪悪感があるんだけどさ…」
鞠莉「果南が悪いわけないでしょ、そんな腐った考えをする千歌が悪いに決まってる」
鞠莉「どれだけ気持ちを踏みにじったら気がすむの…?曜と梨子のことをオモチャか何かだと思ってるの…?」 鞠莉「LINEはブロックするし…挙句2人が浮気してるから自分は悪くなかったって…」
果南「えっ?」
果南「え、ちょっと待って、LINEブロックしてるの?」
鞠莉「ええ、千歌は曜の…たぶん梨子のことも、ブロックしてるわ」
果南「鞠莉の言いたかったことってそれか…」
鞠莉「気づかれない限り直接本人達に影響するような話じゃないとは思うけど、ダイヤにも知っておいてもらった方がいいと思ってね」
果南「これは本人達には言えないよね…私たちでどうにかするしかないかな…」 鞠莉「………」
鞠莉「千歌は曜達をどうしたいのかしら…」
果南「わからない…けど…」
果南「私達は今できることをやるしかないんじゃないかな?」
果南「さっき鞠莉も言ってたみたいに、少なくとも今頑張ってる1年生を巻き込まないようにしていかないと、真面目に頑張ってる人がバカを見るなんてあって欲しくないし」
果南「鞠莉とダイヤは曜と梨子ちゃんのケアを頑張ってくれてるから私がなんとかしないと」
果南「いざとなったら…まぁ今まで止められてない私が言うのもどうかと思うけど…なんとかして千歌を止めるからさ」
鞠莉「…………」 淡島着
「あいよ!おまちどおさん!」
果南「ありがとおじちゃん、また明日」ニコッ
タッタッ
果南「鞠莉も、また明日ね」
鞠莉「ええ、そうね」
テクテクテクテク
果南(はぁ……)
果南(まさかLINEブロックしてたなんて知らなかったよ…)
果南(鞠莉の言い方的に隠し通そうとしてるけど…そんなうまくいくのかなぁ…)
果南はぁ(………)
果南(明日ダイヤにちゃんとこの話しとかないとかな) 訂正です
>>908
淡島着
「あいよ!おまちどおさん!」
果南「ありがとおじちゃん、また明日」ニコッ
タッタッ
果南「鞠莉も、また明日ね」
鞠莉「ええ、そうね」
テクテクテクテク
果南(はぁ……)
果南(まさかLINEブロックしてたなんて知らなかったよ…)
果南(鞠莉の言い方的に隠し通そうとしてるんだろうけど…そんなうまくいくのかなぁ…)
果南(はぁ………)
果南(明日ダイヤにもこの話しとかないかな…) ぜーんぶ見ちまったよ…面白えなこれ。
千歌の印象がことごとく崩れちゃった… 昨日の夜からpart1読み始めて一気に追いついちまったよ…期待 酒井監督もドンびく
最初はようりこをバチらせて一年学校にいきづらくさせて果南泣かせたうんこだったのにこの後に及んでまだやるか 更新来てた
LINEブロックは長く隠してるなんて無理そうだね。二人ともさすがに気付いちゃうだろうし ーーーーー
ミーティング後
部室
カチャッカチャッ
ダイヤ「後は部室の鍵を閉めたら大丈夫そうですわね」チラッ
ダイヤ「梨子さん、お手伝いありがとうございました」ニコッ
梨子「あっ……うん」
ダイヤ「…………」
梨子「……………」 ダイヤ「梨子さん」
梨子「……?」
ダイヤ「……ごめんなさい」
梨子「えっ……」
ダイヤ「先ほどの話し合いの時のことです」
ダイヤ「ルビィの成長が嬉しくて…話し合いを止めることができませんでした…」
ダイヤ「本来ならあの場でわたくしが話し合いを止めるべきだったのです、梨子さんの気持ちを知っていたのですから…」
ダイヤ「梨子さんが裏切られたような気持ちになるのは無理もありません」
梨子「だ、大丈夫、私のことは気にしないで?」ニコ
ダイヤ「ですがっ…」 レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。