千歌「修羅場を作るよ!」 2
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ 果南「……」
果南「梨子ちゃんと曜はそれで幸せになれるって本当に思ってるの?」
曜「うん」
梨子「ええ」
果南「千歌は本当に心から2人が好きなの?」
千歌「うん、もちろん」
果南「……」ハァ
果南「じゃあ私からは何も言えない」
ダイヤ「か、果南さんっ!?」
果南「だって2年生がみんな満足してるなら…私たちは何もできないでしょ」
果南「本当に仲直りしてるなら、ね」チラッ
曜「…!」
梨子「…」
千歌「もちろん仲直りしてるよ!ね?2人とも?」 >ちょっと強引かなぁとは思ったけど
あれだけのことをしてちょっとと言い切る千歌ちゃんはもう手遅れだなw せんうたちゃんは病院で見てもらったほうがいいレベルでやばい >>38
ダイまりの二人は千歌には一言も話しかけてないから、話すのも嫌なレベルまで落ちてしまったのか 果南だけは真実に気づいているようですね…。
でも、もうこれまでの日常に戻すには千歌がスタンド能力に目覚めるしかないと。
千歌「アナザーワン!バイツァーダスト!!!!」 この千歌が目醒めるとしたらシビル・ウォー系のなすりつけ能力だろ 果南「正直まぁ…どんな手段だったかは置いておいて…千歌なら2人と付き合うってのはあり得なくはないのかもとは思ってた」
果南「だから2人が満足してるって言うんだったら私はそこに口は出さない、節操なしの非常識だとしても同意の元なら仕方ないし」
果南「ただ曜と梨子ちゃんは1つだけ約束してほしい」
曜梨子「「……?」」
果南「浦の星女学院にいる間は…特に1年生達のいる前では絶対に何も起こさないで」ジロッ
果南「あんた達にとってはもう千歌以外どうでもいいのかもしれないけど…1年生は毎日精神をすり減らす思いを強いられることになるから」
果南「少しでも千歌以外を思いやる心が残ってるなら約束できるよね?」
曜「…わかってるよ」
梨子「!!ちょっと…」
果南「はぁ…やっぱりそう言うことだよね」ハァ
曜「あっ…」アセッ
千歌「ん?」
果南「まぁいいよ、今は波が立ってないみたいだしそれをずっと続けてくれるなら」
ダイヤ「果南さん…」
果南「ただ約束を破ったら…私にも考えがあるから、覚悟してね?」ギロッ
曜梨子「「…っ」」ゴクッ 千歌「もう果南ちゃんは心配性だなぁ、ちゃんと仲直りしてるから大丈夫だよ」ニコッ
果南「……」イラッ
鞠莉「はぁ…まぁ逆に安心したわ、その方が自然よね」
鞠莉「とりあえず今後のAqoursについての話なんだけど」
鞠莉「さっきの話を聞いた後だと不本意だけど…3年生はAqoursの活動に支障が出ないようにフォローはしていくことにしたわ」
千歌「よかったぁ、1年生達がちょっと心配だったんだよね、2人のこと怖がっちゃってるんじゃないかなぁって」ホッ
ダイヤ「……今一度…今一度だけ考え直すことはできませんか?お二人とも…こんなの絶対におかしいです…」
梨子「ごめんなさい、ダイヤさん」
曜「おかしいのは承知の上だよ」 鞠莉「ダイヤ、心配なのはわかるけどもう私たちにはどうすることもできないわ」
ダイヤ「………」
鞠莉「ただ…最後に1つだけ言わせて、もうこれを言ったらあなたたちの関係に口出しはしない」
鞠莉「ダイヤを見ればわかると思うけど…あなた達を案ずる人がたくさんいることは忘れないでね。ダイヤだけじゃない、善子もルビィも花丸も…厳しいことは言うけど果南だって」
鞠莉「もちろん私もよ」
鞠莉「もしも辛くてどうしようもなくなったらいつでも相談に乗るわ、肯定的な意見は言えないかもしれないけど…心の負担を減らすくらいならできるかもしれない」
鞠莉「ね?ダイヤ」
ダイヤ「……そうですわね」
ダイヤ「いつでもいらしてください」ウルッニコッ
曜梨子「「………」」 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
ダイヤ「予鈴がなってしまいましたわね、教室に戻りましょうか」
果南「結局朝練はできなかったかぁ、1年生に悪いことしちゃったかな」
鞠莉「仕方ないわよ、放課後から頑張りましょ」
テクテクテク
千歌「みんな心配性だなぁ…私はちゃんと2人のこと好きでい続けられるのに…」ブ-ッ
梨子「仕方ないよ、やっぱりそんな簡単には認められないと思うし」
曜「私だけが理解してあげられればいいんじゃないかな?」
千歌「そうだけどぉ〜…」ブ-ッ
千歌「まぁでもこれで…Aqoursは解散せず済みそう…だよね!」
千歌(よし!これでなんとか全部丸く収まった!!)
千歌(Aqoursも続けられて曜ちゃんとも梨子ちゃんとも付き合い続けられる…我ながら完璧だよっ!)
千歌(でも…この一週間は生きた心地がしなかったなぁ…)
千歌(修羅場作りたいなんて思わなければ…うーん…うん、まぁでも…結果オーライ!だよね!) ーーーーー
曜「はいっ!千歌ちゃん!曜ちゃん特製のスープセット!たくさん食べてね!」
千歌「わぁい!最近曜ちゃん料理どんどん上手になってるよねっ!ヤミツキになるおいしさなのだ!」パクパクッ
曜「ふふっ、千歌ちゃんへの愛情がいーっぱい入ってるからだよっ!おかわりもあるからたくさん食べてね!」
曜(千歌ちゃんを私だけのものにするにはやっぱりこれだよね)
曜(ちょっと危ないけど…特別な漢方も入れたし…ね)ニヤッ
曜(私の料理しか食べられないようにしてあげるからね、千歌ちゃん…♪) ーーーーー
梨子「ねぇねぇ、千歌ちゃん」
梨子「曜ちゃんの体にいっぱい痕…ついてたよね?」
千歌「あっ、あれね!ちょっと夢中で吸いすぎちゃったみたい…あはは」アハハ
梨子「もしも千歌ちゃんがもっと激しいのが良かったら…私…頑張るから…!」
梨子「千歌ちゃんの好きなように…使ってほしいな?///」キュッ
千歌「うぇぇ!?で、でも梨子ちゃんの身体綺麗すぎて…あっ、曜ちゃんが汚いとかじゃないんだけど、綺麗すぎるから…」
梨子「はむっ」チュ-ッ
千歌「んっ、首筋っ//」
チュ-ッ
パッ
梨子「えへへ、私の跡…つけちゃった♪やり返してくれる…よね?どんなことでも受け止めてあげるっ//」
千歌「梨子ちゃんっ…//」
千歌「うがーっ!!もう止めてあげないからね!」
梨子(曜ちゃんにしてることは全部私にやっていいんだよ?)
梨子(ほら、私の身体の方が綺麗でしょ?好きなだけ汚していいから、千歌ちゃん色に染めていいから)
梨子(だからお願い…私だけの千歌ちゃんになって…) ダイヤにしてみれば自分の卒業後も大切な妹が残るわけで、切実さが他の二人とは違うよなあ ーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
静真高校校門
千歌「あれからもう1年経つのかぁ…早いなぁ」
千歌「あ、曜ちゃん、お弁当は?」
曜「もちろんあるよ!はいどうぞ」
千歌「ありがとっ大好き曜ちゃん!」ギュッ
曜「えへへっ//」
梨子「ち、千歌ちゃん…卒業式なのにこれ付けてないとダメなの…?」ブブブブブッ
千歌「うんっ、梨子ちゃんが登壇した時の可愛い姿いっぱい見たいなぁ♪」
梨子「あっ…んんっ…//ち、千歌ちゃん//」ブブブッ
千歌(今日で高校も卒業かぁ…あっという間だったなぁ)
千歌(浦女は守れなかったしラブライブも優勝できなかったけど…やっぱり最後までスクールアイドルができてよかったなぁ)
千歌(2人もこんな私とずっと付き合ってくれてるし…思い残すことは何もない!って感じだよね)
千歌(でもなんだろうなぁ、この虚しさは)
千歌(果南ちゃんは時々連絡くれるけどダイヤちゃんと鞠莉ちゃんは一度も会ってないし)
千歌(善子ちゃん達も私たちが引退してからは全く会わなくなっちゃったし…)
千歌(私何か間違えちゃったのかなぁ…)
千歌(…いや、そんなことないよね!)
千歌(私は2人がいれば大丈夫!だって…)
千歌(私が輝くためには2人が必要なんだから!) 1です
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
これで終了となるのですが
何個かエンドのパターンを考えていたので続けてもいいでしょうか?
安価で分岐方式にしていなかったため、話を巻き戻すしかなくなるので多少見づらくなるのですが…
もし需要があればやりたいと思いますので、今日はひとまず寝ようと思います これで終わってしまっては消化不良なので複数エンドお願いします、永遠に続けてもらっても構いません 1です
キリがいいタイミングなので寝る前に1つだけ…
千歌ちゃんをクズにさせすぎちゃったんですが、千歌ちゃんが嫌いなわけではないです
むしろ桜内の次に好きなんですけど、無自覚で泥沼化させる側面があると思ったのでこういう書き方をしてしまいました
キャラ崩壊で不快に思った方は申し訳ありません SSなんてキャラ崩壊してなんぼよ。気にせずこれからも書いてくれ
どこで分岐するんだろうか なんで梨子にバイブ入れてんだ?
曜には飯作らせてるだけみたいだが… 嫌いなキャラだからクズに書くより、好きだけどお話の都合で酷い扱いにしちゃう方がよほど誠実な気がする そんなん気にせんでええんやで
所詮便所の落書きなんやから 悪意ないのかもしれんけどSSスレでそういう言葉よくチョイスできるな 最後の一言でこのみかんは輝き教祖ですらない何かだと悟った
別エンド欲しいれす^p^) これhappy endなのか
とにかく別エンド希望 求心力失ったちかっち率いるアクアは本編ほど団結できなくて優勝逃したわけか…まあ当然だろうなあ
違う世界線も楽しみにしてる >>80
これがハッピーエンドってことは、他はこれ以上ではないということなんだろうかw
あくまで千歌にとってのハッピーエンドで、他の子達のはまた別なのかもな
個人的にはようりこの二人がメンヘラから回復する分岐も見てみたい ーーーーー
果南「………」
トンッ
Aqoursの写真の入った写真立てパタッ
果南(卒業してから1年か…)
果南(卒業してから私は千歌達と連絡は取ってるけど…ダイヤと鞠莉は狂った曜達を見てられないからって言って…それっきりらしい)
果南(1年生も苦労したって言ってたっけ、新しい高校でスクールアイドルを続けて新入部員募集しても…千歌が声かけた新入生を曜達がいじめて…結局Aqoursは善子ちゃん達で終わり)
果南(どうしてこんなバラバラになっちゃったんだろう…あの時…千歌にもっと厳しくできてればこんなことにはならなかったのかな…?)
果南(あの時千歌に他の方法を示せればこんなことにはならなかったのかな…?)
果南「…はぁ」
果南(後悔しないように頑張ってきたはずなんだけど…もうわかんないや)
果南(私は…私たちがいなくなっても同じ夢を追い続けて欲しかっただけなのに…やっぱりワガママすぎた…のかな)
シュ-ッ
果南「流れ星…」
果南(どうかお願いします、Aqoursを…元の仲が良かったAqoursに戻してください…)
果南(あははっ、星にお願いなんて今時しないよね)クスッ
果南(でも…何もできなかった私はお願いするくらいしかできないから)
果南(もしも少しでも願いが届くのなら…もう一度みんなで笑い合いたいな)
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー ようりこエンドも見たいわ
お互い元々嫌いなわけじゃなかったし
2人とも被害者だし 俺もようりこがくっ付いてクズ千歌が精神崩壊するのが見たい 最大の被害者と言えば1年ズ及び新入生とかなんだろうけどこの果南ちゃんは見てて可哀想になるよ あなたにタイムリープのやり方教えてもらうしかないな 果南にぶん殴られたのが最初の分岐点かなぁ
まあ千歌のようりこへの想いが変わらない限り似たようなendかもっと酷い事になりそうだが 曜ちゃんが正気に戻れば十分可能性あるよね
梨子側は嫌い切れてなかったし 立ち直らせるために積極的に動いてくれた3年生と、というのもありかもね
今回の3年はほぼ見てただけだったけど 夢落ちかタイムワープエンドみたい
くそ千歌よ、三年生がくそレベルなのに
お前がしっかりしないとどうする 果南が千歌をビンタした時に
強く叩き過ぎて千歌が意識不明の重傷で入院
その間に3年がようりこの心のケアをして
1年がようりこを仲直りさせる
ようりこ「今までのこと許してあげるから千歌ちゃん目を覚まして!」
千歌「本当!?」 ムクッ
ハッピーエンドね 1です
1スレ目289から始めます。
それまでは同じ流れです。
読みづらくなってしまうかもしれないので、
希望があれば1スレ目の本文をコピーして貼ろうと思いますが、
レス数が増えてしまうのでそのままでよければそのまま続けようと思います。 そのままでも大丈夫やで。ファイトだよ! (و'ω')و ありがとうございます、そのまま続けようと思います! ーーーーー
果南「ほら、千歌もうずくまってないで行くよ」
グイッ
千歌「やめてぇ!!!」
千歌「殺さないでぇ…お願い、殺さないでぇ…」
果南「何言ってるの千歌、梨子ちゃんと曜がそんなことするわけないでしょ?」
千歌「殺される…殺されちゃうぅ…」
果南「ほら、大丈夫、梨子ちゃんも曜もいないから、行くよ」
グイッ
千歌「たすけてぇ…」
果南「私も千歌を助けたいからさ、だから部室行こ?」
千歌「か、かなんちゃん……」
ヨタヨタ
千歌「ふぅぅっ…くすん…」
果南「心配で来てくれたのに…嫌なもん見せちゃってごめんね、私たちがなんとかして見せるから…みんなは心配しないで」
ルビィ「もう…戻れないのかな…?」ポロポロ
善子「Aqoursが解散するのは嫌だけど…2年生が苦しんでるのもみんなが悲しんでるのも嫌…!」ポロポロ
花丸「私たちは何もできないのかな…」ポロポロ
1年生s頭ポンポン
果南「大丈夫、今はこんなことになってるけど私たちを…Aqoursを信じて」
スタスタ
ヨタヨタ ーーーーー
部室
果南「少しは落ち着いた?」
千歌「うんっ…ありがとかなんちゃん…」グスッ
果南「ほら、私のスポドリでよかったら飲んでいいから、はい」ヒョイッ
千歌「…」ゴクッゴクッ
果南「それで?殺されるってどういうことなの?」
千歌「…怒らないで聞いてくれる…?」
果南「私はそう簡単には怒らないよ」フンスッ
千歌「じゃあ話すね…」
ーーーーー ーーーーー
パシ-----ン
バタッ
千歌「うがっ…!!」
果南「バカ!!!バカちか!!!あんた最低だよ!!!」
ムナグラガシッ
千歌「か、かなんちゃん…怒らないって…」
果南「怒らないでいられるわけないでしょ!?」
ーーーーー
ーーーーー
ーーーーー
千歌「えぐっえぐっ…なんでこんなことやっちゃったんだろう…あくあが…Aqoursがぁ…っ…」グスッ
千歌「私がしっかりしてないせいで…なんでぇ…」ヒック
果南「…」ハァ
果南「本当なら自分達で解決するべきだろうけど」
果南「今はAqoursの未来がかかってるから…私達も協力する、だから千歌もどうしたらいいか考えな」
果南「もちろん自分のためにじゃなくて、2人のために、みんなのためにね」
千歌「うぅっ…ひっく…うんっ…なんとかしなきゃ…」ヒック ーーーーー
放課後
果南の部屋
ダイヤ「果南さんのお部屋にお邪魔するのは久しぶりな気がしますわね」
鞠莉「私はよく来てるけどね」
果南「離れてるとやっぱり来づらいよねぇ」
ダイヤ「せっかく来たのにこのような暗い話をする場にしてしまって申し訳ありません」
果南「いいよいいよ、学校で話すわけにもいかないしホテルでこんな話するのもねぇ…」
鞠莉「今更気にすることないのに」
ダイヤ「早速ですが…話し合いのご報告をお願いいたします」
ーーーーー
ーーーーー
ーーーーー
ダイヤ「私たちがとるべき対処としてなんですが」
鞠莉「なに?もう何か案が出たの?」
ダイヤ「いえまだですが…方向性についてまず確認しようかと」
鞠莉「方向性ねぇ…正直解決する見込みは薄い気がしちゃうけど…」ハァ
果南「それをなんとかするのが私たちの仕事でしょ、あの子達に最初から最後までちゃんと続けてやりきって欲しいし」
ダイヤ「続けて欲しい気持ちはもちろんあります。あるのですが…」
鞠莉「曜と梨子の気持ちを考えると…かなり酷な事をさせることになるわね」
果南「たしかに…だけど2年生達なら…」
ダイヤ「信じたい気持ちはわかりますが…梨子さんから話を伺っている限りだと、曜さんとの間にできた溝は到底埋まるようなものでは無いと思います」
鞠莉「私もそう思う。埋まる瞬間があるとするなら、千歌を2人が心の底から軽蔑した時くらいでしょうね」
ダイヤ「…どちらに転んでもAqoursの存続は難しいと思います…」
果南「そんな…」 ダイヤ「私としてはAqoursよりも…曜さんと梨子さんのメンタルケアを優先に考えたいと思っています」
鞠莉「私も賛成よ。Aqoursを続けて欲しいっていうのは私たちのエゴ。本当に続けられるのかどうかを判断するのはあの子達自身だからね」
果南「…そうだよね…たしかに今回の件は千歌が悪いし曜と梨子ちゃんのケアが最優先だよね」
果南(そりゃそうだよね…本当は千歌も助けたいけど…2人が最優先だよね、千歌にはきつく言ったつもりだし…後は千歌が自分で自分を戒めるしかない)
果南(私にできることは…2人が仲直りするために全力を尽くすこと…!)
果南「わかった、まずは2人のメンタルケアをする方向で行こっか」
果南「だけどできたら…Aqoursは続けて欲しい…」
ダイヤ「ですから…それが難しいのではと」
鞠莉「Aqoursは全員揃ってAqoursなのよ?誰が欠けても成り立たないわ、今の梨子と曜を続けさせるのは本人達も、1年生達もハードだと思うわよ」
果南「もちろんわかってるよ」
果南「だけど…難しいかもしれないけどどうにかして…曜と梨子を仲直りさせられれば…可能性はあるんじゃない?」 鞠莉「どうにかって具体的にどうするの?」
果南「そこについてはまだ…でもきっと何か方法はあるはず…!」
ダイヤ「……」
ダイヤ「無理矢理仲直りさせたところで…それは表面上の解決にしかなりませんわよ?」
ダイヤ「もしも表面上の解決でもいいからAqoursの存続を望むと言うのでしたら…わたくしは賛同できかねます」
鞠莉「私もよ」
鞠莉「まぁもちろん仲直りできるようにサポートはしていきたいと思ってるけれど…どこまでできるかしらね」ハァ
鞠莉「私としては仲直りさせる前提で動くよりは、梨子と曜の千歌依存度をできるだけ下げるように動いていく方がいい気がする」
果南「………」ウ-ンッ
果南「………!」ピコンッ
果南「あっ!わかった!じゃあ役割分担しよっか!2人は曜と梨子のメンタルケアを優先して、私は仲直りできる方法を考える」
果南「曜と梨子の話聞いたのは2人だし、2人が話した方が話しやすいだろうし…どうかな?」
ダイヤ「かまいませんが…曜さんとお話ししなくて大丈夫なのですか?幼馴染なのですから…」
鞠莉「今の曜は私の話を聞くような感じじゃ無いし…私で曜を助けられるかしら…」
果南「あーそっか…鞠莉とダイヤにばっかり負担かけるわけにはいかないしね…もしも行き詰まったら交代しようか、私でもなんとかできる自信はないけど…」
果南「2人がうまく千歌離れできたら…絶対に仲直りしたくなるはずだし、それまでは私は仲直りのサポートに回る」
ダイヤ「…わかりました」
ダイヤ「話した内容や状況はこまめに報告するように致しましょう、人間の心模様のことなのでわたくし達以外には他言無用でお願い致します」
鞠莉「Alright!」
果南「おっけー」グッ めっちゃ見てみたいw
これに限らず面白いSSのアニメ化見てみたいよな
二次創作でアニメは難しいから公式で色んな世界観やってほしいよ 公式が作ってもつまらなくなるだけだと思うわw
二次創作で好き勝手にやるから面白いんであって >>114
公式で二次創作をアニメ化して欲しいって言いたかったんだ
分かりにくくてごめん
まあそんなの無理なのは承知だけど こんな恐ろしいのアニメ化したら純粋なファンぶちギレだろ ーーーーー
果南部屋
果南(うーん…2人を仲直りさせる方法…)
果南(ちゃんと千歌がケジメをつけたとしても絶対に消えないわだかまりになるだろうし…なんとかしなきゃ)
果南(1番早いのはお互いのことをどう思ってるか聞くことだよね、まぁ今は怒りしかないだろうけど…)
果南(でも…ダイヤと鞠莉が頑張ってるのに横から茶々を入れるようなことするのも悪いし…直接聞くのはダメ…)
果南(千歌を経由してが1番可能性はあるけど…今2人と関わらせるわけにはいかない、本格的に動くのはもうちょっと時間が経ってからかな…)
果南(となると…)
ーーーーー
LINE 松浦果南,黒澤ルビィ,津島善子,国木田花丸
松浦果南「明日放課後少しだけ時間作れないかな?ちょっとだけ聞きたいことがあるの」
ーーーーー
果南「巻き込みたくないけど…今できる最大限はやりたいもんね」ウツムキ また果南ちゃんが無能ムーブしかけてるからもう1年生の確変に期待するしかない >>116
どちらかとくっつくとかよりは、まだそっちの方が丸く収まった感が少しはある気がするw ーーーーー
翌日
部室
ガララッ
千歌「おはよ〜」
果南「おはよう、千歌」
千歌「あれ?果南ちゃんだけ?」
果南「うん、部活停止って書いてあったでしょ?」
千歌「朝練もダメなんだ…でも、なんで果南ちゃんはここに?」
果南「1つだけ聞いておこうと思ってね」
千歌「え?な、何?」オドッ
果南「曜と梨子ちゃんってどうやって仲良くなったの?」
千歌「ほっ…」フゥ
果南「どうしたの?また怒られると思った?」
千歌「う、うん…昨日の今日だからちょっと構えちゃった…」
果南「昨日のことについては言うことは言ったつもりだから後は千歌がしっかり考えること、今日はまた別件だから安心して」
千歌「うん…ありがとう」
千歌「曜ちゃんと梨子ちゃんのことだよね?たしか…」
ーーーーー ーーーーー
果南「なるほどね…わかった、ありがとう」
千歌「うん、でもどうして2人のことを?」
果南「ん、まぁちょっとね」
千歌「……」ムッ
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
果南「おっ、ちょうどよく予鈴だね」
果南「教室戻ろっか」
千歌「…うん」 ーーーーー
放課後
部室
ガララッ
果南「お疲れ〜、私が1番最後かぁ」
果南「ごめんね、待たせちゃったかな?」
花丸「ううん、大丈夫…だけど」
善子「…聞きたいことって何?」
ルビィ「もしかして…Aqoursについて…とか?」
果南「あっ、ごめんね、あの文だと怖がらせちゃったかな?」
果南「聞きたいことってのは曜と梨子ちゃんについてなんだけど…あの2人の関係について何か思い当たる節とか気づいてたこととかあったら教えてほしいなって」
花丸「よ、よかったずら…」ホッ
ルビィ「昨日みんなでどんなことになっても頑張ろうね、って話したばっかりだったから焦ったよぉ…」ホッ
果南「!!そうだったんだね……じゃあ尚更頑張らなきゃっ」ニコッ
果南「ダイヤと鞠莉には無理だーって言われてたんだけど…2人を仲直りさせようと思っててね」
果南「今は情報集めって感じなんだよね」
善子「2人を仲直りさせるの!?本当に…できるの!?」バッ
果南「うわっ、びっくりしたっ!」
花丸「ごめんね、果南ちゃん。善子ちゃんあの2人と仲良かったから…」
果南「そっか…不安だよね、ごめんね」ヨシヨシ
果南「できるかどうかはわからないから安心してとは言えないけど…なんとかなるように頑張るよ」ニコッ
善子「ありがとう…手伝えることがあったらなんでも言って」
果南「ありがとね」
果南「そしたらあの2人の普段の感じとかが聞きたいんだけどいい?」
善子「わかったわ」 夢オチエンドみたい
千歌が六人に攻められ家に帰れば梨子曜の修羅場が待っていて逃げる術がなくなって千歌が助けを呼んだところで目が覚めて、クソドラマに影響を受ける前の日に戻る
千歌は夢のことをきっかり覚えていてくそドラマを見ないというセーフなオチ ーーーーー
曜宅
窓を見つめる曜
曜「………」ボ-ッ
テクテク
ピンポ-ン
曜(……?鞠莉ちゃん…?)
オジャマシマス
テクテク
ガチャッ
曜「……鞠莉ちゃんどうしたの?」
鞠莉「曜…もしかしてずっと窓の外見てたの…?」
曜「たまたま見てただけだよ、それより私に用があったんでしょ?」
鞠莉「いいえ、用は特にないわ」 曜「用もないのに来たの?私を謹慎にしたのは鞠莉ちゃんとダイヤちゃんなのに?」ギロッ
鞠莉「……」
鞠莉「今のあなた達を会わせるわけにはいかないもの」
曜「やっぱりね…私も梨子ちゃんとは会いたくないけど、千歌ちゃんのためにもカタをつけないと」
鞠莉(1番は千歌と距離を置いて冷却期間が欲しかったからなんだけど…来ておいて良かったわ)
曜「まぁみんなに迷惑かけちゃったのは間違いないし…謹慎は仕方ないかなって思うけど…」
鞠莉「わかってもらえて何よりよ」
曜「それで、今日来たのはなんで?」
鞠莉「本当に何もナッシング!暇だろうなぁと思ったから話し相手になってあげようと思ってね」ニコッ
曜「そんな嘘いいから」
鞠莉「つれないわねぇ、むすっとしてると可愛い顔が台無しよ?」
ホッペプニッ
曜「……」イラッ 曜「用がないなら帰ってもらってもいいかな?話し相手してくれようってのは嬉しいけどそんな気分じゃないから」
鞠莉「私が帰ったらどうするつもりなの?また窓とにらめっこ?」
鞠莉「曜はせっかく友達が来たのに窓の方を大事にする様なひどい女の子だったかしら〜?」ジト-ッ
曜「………」
曜「はぁ〜…そんなにまでしてなんで私と話したいの?どれだけ話したって気持ちは変わらないってわかるでしょ?」イライラ
鞠莉「………」
鞠莉「放って置けないのよ」
鞠莉「落ち込んでたら励ますし、道をはずれそうなら引き止める、それが仲間でしょ?友達でしょ?」
曜「別に落ち込んでなんか…」
鞠莉「普段のあなたはそんか虚ろな目をしてないわ、夢と思いやりにあふれた優しい目をしてた」
曜「………」
鞠莉「……」ハァ
鞠莉「口うるさく言っちゃってごめんなさいね、本当にこんなつもりはなかったの」
鞠莉「お話しする…なんて雰囲気じゃないし帰ることにするわ」
鞠莉「またね」
スッ
ガチャッ
曜「……ありがとう」
鞠莉「!!」
鞠莉「どういたしまして♪」ニコッ ーーーーー
梨子宅
ピンポ-ン
ガチャッ
コンコン
ガチャッ
梨子「あ、ダイヤちゃん…」
ダイヤ「いきなり押しかけてしまい申し訳ありません…おじゃましてもよろしいでしょうか?」
梨子「うん、大丈夫だけど…私に何か用ですか…?」
ダイヤ「用というほどのことではないのですが…」
ダイヤ「一晩置いて色々考えられたと思いますので…色々悩みが出てきたのではないかと」
梨子「………まぁ」
ダイヤ「お節介だと思いますが…よかったら相談してもらえませんか…?」
ダイヤ「梨子さんは真面目な方ですので…溜め込みすぎてしまわないか心配で」
梨子「ありがとうダイヤちゃん、でも私は大丈夫だから」フフッ
梨子「それよりも千歌ちゃんのところに行ってあげて欲しいな」
ダイヤ(梨子さん…昨日あんなことがあって疑っててもおかしくないのに千歌さんの心配を…)
ダイヤ(こんな優しい方が弄ばれてると思うと…)イラッ
ダイヤ(いけませんわね、梨子さんのケアが最優先…怒りは仕舞っておきましょう)
ダイヤ「千歌さんは学校でお話ししました」ホクロポリポリ
梨子「そうなんだ、どんな話をしたんですか?」
ダイヤ「お二人の話を出すのは憚られまして…他愛もない話しかできませんでしたが…」ホクロポリポリ
梨子「…そっか」 でもこのイラッとするのが普通の反応だよね。一番普通の反応はドン引きして距離を置くことだろうけどw ダイヤ「ですので…梨子さんがよろしければではありますが…悩みをお聞かせ願えませんか?」
ダイヤ「一人で抱え込むより幾分気持ちが楽になるかと…」
梨子「……優しいのねダイヤさん」
梨子「だけどまだ言うわけにはいかない…かな」
梨子「言葉にしたら私自身の気持ちが言葉に引っ張られそうだから」
梨子「気持ちだけ受け取っておくね、ありがとう」ニコッ
ダイヤ「梨子さん……」
ダイヤ「仮に、の話です」
ダイヤ「仮に…千歌さんが浮気をしていた場合
梨子「やめて」ギロッ
ダイヤ「っ…!」
梨子「気持ちだけ受け取っておくって言いましたよね?その言葉が聞きたくなかったから」
梨子「私は千歌ちゃんを疑いたく無い…疑いたく無いから言葉にしない」
ダイヤ「梨子さんが疑いたく無いという気持ちはわかります、わたくしも大切な仲間を疑うなんていい気分ではありませんから」
ダイヤ「ですが…昨日も言いましたが梨子さんのそれは崇拝です、千歌さんは過ちを犯している…」
梨子「やめてって!!」
ダイヤ「本当に相手のことを大切に思うなら…正しい道に導いてあげるのが仲間…なのではないでしょうか」
梨子「…!!」
ダイヤ「今の梨子さんにわたくしの言葉が届いているかどうかはわかりませんが…今日のところはお暇します」
ダイヤ「また明日来ますわね。梨子さんの心に届くまで…」ホホエミ
ガチャッ
スタスタ
オジャマシマシタ
梨子「本当に千歌ちゃんが大事なら…」
梨子(私は…千歌ちゃんを信じたい…けどそれだけじゃ…ダメなのかな…?) ーーーーー
翌日
部室
ガララッ
鞠莉「グッモーニン」
果南「お、ちゃんと時間通りだね」
鞠莉「当たり前でーす!時間厳守はマナーだからね!」
ダイヤ「遅刻の常連が何を言ってるんですか…」
ダイヤ「お話ししてる場合ではありませんわよ、昨日の報告にしましょう」
果南「そうだね、じゃあまず私から行こうかな」
ーーーーー ーーーーー
鞠莉「うーん…ダイヤも私も同じような状態か…」
ダイヤ「千歌さん離れできるように話をしているつもりなのですが…なかなか難しいですわね」
果南「その感じだと仲直りは…」
鞠莉「当然難しそうよ、曜のあの感じ…本当に梨子を殺しかねない」
ダイヤ「梨子さんの方はどうでしょうか…殺意のようなものがあったとは感じませんが…」
果南「どのタイミングで動くべきなんだろう…」
鞠莉「今日も私は曜の家に向かうつもりよ」
ダイヤ「わたくしも梨子さんの家に伺おうかと」
果南「そしたらそうだなぁ…私は今日はもう一回千歌と話してみようかな」
ダイヤ「わかりましたわ」
鞠莉「果南〜?気をつけてよね?千歌に毒されたりしたらダメよ?」ジト-ッ
果南「どんな心配してるの鞠莉、そんなことになるわけないでしょ」ペシッ
ーーーーー ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています