千歌「修羅場を作るよ!」 2
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あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ ーーーーー
シャァァ
ブォォォォ-ン
コポコポ
チンッ
テクテク
ガチャッ
ダイヤ「お待たせいたしました、お風呂ありがとうございます」
梨子「早かったね、もっとゆっくりしてもよかったのに」
ダイヤ「人様の家で長湯するわけにはいきませんので」
ダイヤ「お風呂から戻る時にまたキッチンを少しお借りして…ホットミルクを作ってきましたのでよろしかったら」
コトッ
梨子「わぁ、ありがとう」
フ-ッフ-ッ
コクッ
梨子「すごい美味しい…私がたまに飲むホットミルクと全然違う味」
ダイヤ「牛乳の中に砂糖を少々ときな粉を多めに入れたものですわ、お口にあったようで何よりです」
梨子「和菓子食べてるみたいな気持ちになっちゃうね」フフッ
ダイヤ「ルビィが怖い話を聞いて眠れなくなった時もよく作ったものです」フフッ
ーーーーー この世界線の3年さ前の世界線はなんだったんだレベルに有能すぎる 対応は間違ってないんだけどこれはこれで泥沼化しそうな気配がぷんぷんと もうやることやっちゃってる時点で丸くおさまるなんて無理だしな ケアの為にめっちゃ献身的になったせいでようりこから依存されるダイまり クズに依存するよりは良いのだろうか
される方は可哀想だが この世界線だとようりこに入れ込んだダイまりが「曜/梨子さんをこんな目にあわせた千歌(さん)許すまじ」ってなって千歌を殺しかねない ーーーーー
PM21:00
ダイヤ「寝る前の準備も終えましたし…そろそろ床に着きましょうか」
梨子「そうだね…寝れるかなぁ…またあの時のこと…」
ダイヤ「……心身が衰弱した状態で1人でいると嫌なことを思い浮かべてしまうものです」
ダイヤ「今日はわたくしが隣にいますので安心してくださいませ」ニコッ
梨子「うん…ありがとう…」
ポフッ
ポフッ
モソモソ
梨子「んっしょ…」モソモソ
ダイヤ「………」ドキッ
梨子「…な、なんかこれはこれで…違う意味で寝れないかも…」ドキドキ
ダイヤ「い、言わないでください!わたくしも落ち着かなくなってしまいますわ」ドキドキ
梨子「えぇ…ダイヤちゃんが一緒に寝てくれるって言ったのに…?」
ダイヤ「…こほん」
ダイヤ「寝るとしましょうか」
梨子「あ、話そらしましたね?」フフッ
ダイヤ「し、仕方ないでしょう!恥ずかしかったのですから…//」
梨子「……」キュン
梨子「ダイヤちゃんが恥ずかしがってるところ新鮮で可愛いね」フフッ
ダイヤ「んなっ…//」
ダイヤ「い、いい加減寝ますわよ!そのために残ったのですからっ!//」
梨子「はぁい」 梨子(なんだかこの感じいいなぁ…1人でいると悪いことばっかり考えちゃってたけど)
チラッ
ダイヤ「?どうしました梨子さん?」ニコッ
梨子「ううん、なんでもない」ニコッ
ダイヤ「そうですか、ゆっくりおやすみください」ニコッ
梨子(ダイヤちゃん…本当に優しいなぁ)
梨子(お姉ちゃんがいたら、こんな感じだったの…かな?)
梨子(………)トロン
梨子(安心したら…眠気が…)ウトウト
梨子(うん…なんだか今なら…ねれ…そ、う…)
梨子「すぅ…すぅ…」
ダイヤ(よかった…ちゃんと眠れたようですわね)
ダイヤ(少しはリラックスできた…ということでしょうか)
ダイヤ(流石に毎日同衾するというわけにもいきませんし…明日明後日と同じように眠れるとは限りませんが…)
梨子「………」
ダイヤ(時間をかけてでも梨子さんが快方に向かうことができるならわたくしはどのようなことでも…) ダイヤ(梨子さんも眠りにつけたようですし…わたくしも寝るとしましょう)
チラッ
梨子「………」
ダイヤ(この綺麗な寝顔を見てると寝るのが少し惜しく感じますが…明日も早いのです、そうも言っていられませんわね)
ダイヤ(けれど…縁というのは不思議なものですね)
ダイヤ(わたくしが梨子さんと2人で一緒の布団で眠ることがあるなんて誰が想像できたでしょう)
ダイヤ(なんだか妹とも同級生とも違った特別な存在ができたような気分です)フフッ ダイヤ(………)
ダイヤ(今はこんな状態になってしまっていますが、その縁を繋げ続けたのは他でもない千歌さん…そこについては疑う余地もありません)
ダイヤ(あの方にはなぜか惹かれるモノを感じる…それはおそらく全員同じなのでしょう、故にAqoursができた)
ダイヤ(鞠莉さんや果南さんとまた一緒にいられるようになったのも、千歌さんの尽力があってこそですし…わたくしも感謝はしています)
ダイヤ(故に今回は裏切られた気持ちが強い…千歌さんにとってお二人は…Aqoursは大切な存在じゃなかったのかと)
ダイヤ(……しかし誰にでも大なり小なりの過ちはあります)
ダイヤ(梨子さんにはもう千歌さんに近づいて欲しくないというのが今の正直なところですが…)
ダイヤ(千歌さんが誠心誠意反省する姿勢を見せ、手を引くというのであれば…時間はかかるでしょうが…関係を修復することに協力するのもやぶさかではありません)
ダイヤ(もちろんおつきあいの関係ではなく、友人の関係に…ですがね)
ダイヤ(なんにせよ今は少しでも梨子さんが回復しつつあることを喜ばしく
梨子「……や…」
ダイヤ「…?」
梨子「や……いや……」
ダイヤ「っ…!!!」 千歌孤立エンドフラグキタ━(゚∀゚)━!
前のは罰を受けてないし痛い目みろ 憎まれっ子世に憚るとはいうけれど開き直った方よりちょっとは反省の色がある方が報いを受けることになるというのが何とも無情 梨子「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガバッ
ダイヤ「梨子さん!!梨子さんっ!!」ユサユサ
梨子「いや…千歌ちゃん…行かないでっ…」ブルブル
ダイヤ「梨子さん!落ち着いてください!ここに千歌さんはいません!」
梨子「疑ってごめん…千歌ちゃん…千歌ちゃんっ……」ブルブル
ダイヤ「…っ!!」
バサッ
ギュ---ッ
梨子「!!!」 完全に病んじゃってるじゃないですか。もうAqoursの未来とかを心配する段階は過ぎてそうw ダイヤ「梨子さん!!安心して!!あなたはわたくしが守るから!!」
梨子「ダイヤ…ちゃん…」
ダイヤ「あなたは1人じゃない…わたくしが隣にいるから…だから…落ち着いて」ヨシヨシ
サスサス
梨子「う、うぅ…」ポロポロ
梨子「ごめんね…私もうダメなのかも…どれだけダイヤちゃんが優しくしてくれても…結局こうなっちゃう……」ポロポロ
梨子「自分がどうすればいいのか考える度に苦しくなって…千歌ちゃんが遠くに行っちゃって…」ポロポロ
ダイヤ「大丈夫、大丈夫です…梨子さんはダメなんかではありません…」
梨子「苦しいよぉ…楽になりたいよぉ…」ヒックヒック
ダイヤ「…っ」
ダイヤ「梨子さん、まずは一緒に深呼吸しましょう…」ス-ッハ-ッ
梨子「っく、はぁー…ひっく…」ブルブル
ダイヤ(こんなにも震えて…梨子さん…)
ダイヤ(………)
ダイヤ(先ほどの考えは訂正しなければいけないかもしれませんね)
ダイヤ(いままでどれだけ頑張っていようと…ここまで人の心を弄び踏みにじっていい通りがまかり通っていいはずがない)ギリッ
ダイヤ(高海千歌さん…私はあなたを許すことができそうにありません)ギッ 梨子はバイブ突っ込んでも千歌といることを選んだんだもんな 訂正多くなってすいません…
>>224
ダイヤ「梨子さん!!安心して!!あなたはわたくしが守るから!!」
梨子「ダイヤ…ちゃん…」
ダイヤ「あなたは1人じゃない…わたくしが隣にいるから…だから…落ち着いて」ヨシヨシ
サスサス
梨子「う、うぅ…」ポロポロ
梨子「ごめんね…私もうダメなのかも…どれだけダイヤちゃんが優しくしてくれても…結局こうなっちゃう……」ポロポロ
梨子「自分がどうすればいいのか考える度に苦しくなって…千歌ちゃんが遠くに行っちゃって…」ポロポロ
ダイヤ「大丈夫、大丈夫です…梨子さんはダメなんかではありません…」
梨子「苦しいよぉ…楽になりたいよぉ…」ヒックヒック
ダイヤ「…っ」
ダイヤ「梨子さん、まずは一緒に深呼吸しましょう…」ス-ッハ-ッ
梨子「っく、はぁー…ひっく…」ブルブル
ダイヤ(こんなにも震えて…梨子さん…)
ダイヤ(………)
ダイヤ(先ほどの考えは訂正しなければいけないかもしれませんね)
ダイヤ(いままでどれだけ頑張っていようと…ここまで人の心を弄び踏みにじる行為がまかり通っていいはずがない)ギリッ
ダイヤ(高海千歌さん…私はあなたを許すことができそうにありません)ギッ ーーーーー
PM11:00
ダイヤ「落ち着いたようで何よりですわ」
梨子「うん…ごめんね、ダイヤちゃん…私のせいで…」
ダイヤ「梨子さんは悪くありません」
ダイヤ(悪いのは…)
窓チラッ
ダイヤ(きっと梨子さんがこんなに苦しんでいることも知らずに今も呑気に寝ているのでしょうね)
ダイヤ「梨子さん…あの状況を見て睡眠を強いるのは気が引けるのですが…」
ダイヤ「もう一度寝てみましょう」 梨子「え…いや、でも…私もう…」
ダイヤ「たしかにかなり辛いのだと思います、目を閉じて心を無にすればするほど孤独を感じ、嫌な思いがふつふつと湧き上がる…」
ダイヤ「わたくしにその感覚はわかりませんから他人事のように聞こえるかもしれませんが…」
ダイヤ「今の梨子さんがそれに蝕まれている様を見ているだけ、なんてわたくしにはできません…」
梨子「気持ちは嬉しいんだけどね…もうダメなの…」
梨子「目を閉じるのも怖くて…少し意識が飛びかけるとね」
梨子「私の世界から千歌ちゃんが消えちゃうの…」ガタガタ
ダイヤ「梨子さん」 >>219
これから反省するにしても二人ともに手を出しちゃってる時点でもう手遅れ感が強いしな
真摯に一人だけ選びますといっても選ばれなかった方は結果的にヤリ捨てられてるわけで
どう考えても同じグループでやるのは地獄だし、選ばれた方もお前そんなクズが好きなの?
ってなっちゃうしw 梨子「知ってる…?千歌ちゃんのいない世界って真っ黒なんだよ…暗いとかじゃない、気持ち悪くなるくらいの黒…」
梨子「そんな世界で私は1人で…ずーっと千歌ちゃんを探すの」
ダイヤ「梨子さんっ」
梨子「その度に…耳元で『あなたが疑うからいなくなっちゃうんだよ?』『正しい方向に導けなかったのもあなたのせいでしょ?』なんて囁きが…聞こえてっ…」ガクガクブルブル
ダイヤ「梨子さんっ!!」
梨子「うっ…うぅっ…」
梨子「うっ…おえっ…!」
ビチャビチャビチャ
ダイヤ「梨子さん!?」 これはもう親が知ったら完全に絶縁コースだろうな。自分の娘をこんなにされて許せる親なんていない ダイヤ(!?夕食を食べてから4時間は経っているはず…しかも消化にいいものしか作っていないはずなのに…まるで消化していない…どれだけのストレスを抱えればこんなことに…)
梨子「あっ…ああっ…あぁぁっ……」ガタガタ
梨子「ダ、ダイヤちゃんがせっかく作ってくれたのに…ごめんね…ごめんね…私…っ」ポロポロ
ダイヤ「気にしないで梨子さん、いまはもう一度落ち着いて…ね?」サスサス
梨子「うぅっ…ごめんね…ごめんね…せっかく優しくしてくれたのに…私なんかのために…ごめんなさい…っ…」ヒックヒック
ダイヤ「梨子さん、なんかなどと言わないでくださいまし…あなたを好きな人はたくさんいます…だからそんなこと言わないで…」
梨子「千歌ちゃんをっ…疑って…ひっく…1年生を怖がらせちゃって…っ…ダイヤちゃんにもっ…迷惑かけて…っ私なんて…」
ダイヤ「梨子さんっ、お願いですからわたくしの声を聞いて…」ウルッ
梨子「死んじゃえばいいのに…」 パシ------ン
梨子「、、、、、」
梨子「え…?」
ダイヤ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」ポロポロ
梨子「ダイヤ…ちゃん…?」 これもうダイヤさんは千歌ちゃんを敵として認識してそう 肩ガシッ
ダイヤ「なんで…なんでそんなことを言うのですか…?」ポロポロ
ダイヤ「あなたのことを大切に思う人がいないとでも思っているのですか…?」ポロポロ
ダイヤ「死んでいい命が…あっていいと思っているのですか!?」ブアッ
梨子「でも…っ私なんて…ひっく…みんなに迷惑かけてばっかりで…」ポロポロ
ダイヤ「迷惑?たしかにあなたたちの喧嘩に私たちは迷惑を被っています…」
梨子「そう、だよね…だから
ダイヤ「でも…それを何故あなたが抱え込む必要があるのですか…?」ヨロッ
ホッペソッ
梨子「…っ!」
ホッペナデナデ
ダイヤ「………」 ダイヤ「梨子さんは…優しすぎるのです…」
ダイヤ「誰よりも優しくて繊細で…誰よりも人を思いやる心に溢れている…そんなあなたがわたくしは大好きです…」ポロポロ
ダイヤ「ですが…抱え込まなくていいものまで抱え込んでしまう…たとえ自分が壊れてしまおうと」
ダイヤ「あなたが傷つくことで…あなたを大切に思う人はどう思うか…わかりますわよね…?」
梨子「でも…私のこと大切に思う人なんて…」ヒック
ダイヤ「………自分のことももっと思いやってあげてください…梨子さん」ナデナデ
梨子「…無理だよっ…そんなの…だって私…っ…じ、自分のことばっかりで優しくなんて…」ヒック
ダイヤ「いいえ…あなたはとても優しいですわ」ナデナデ
ダイヤ「自分のことではなく…誰かのために怒り誰かのために泣くことができる…そんな方が優しくないはずがありませんもの」ニコッ
梨子「ダイヤちゃん…っ」 ギュッ
ダイヤ「だからこそ余計に抱え込んでしまったのですよね、こんなになるまで…本当に…頑張り、ましたわね…っ…」ポロポロ
ギュ--ッ
梨子「私…いても…っ…いい、のかな…?」
ダイヤ「当たり前ではありませんか」
梨子「みんなに迷惑かけちゃったのに…?」
ダイヤ「普段しっかりしている梨子さんなのですから、少しくらい迷惑をかけることがあってもいいではないですか」
梨子「ダイヤちゃんにも…っ…いっぱい、迷惑かけちゃっ、て…」ヒック
ダイヤ「迷惑だなんて思っていませんよ、あなたを大切に思うから…わたくしがやりたくてやっているのです」
ダイヤ「エゴのようなものだと思ってくださいな」ニコッ
ダイヤの顔覗き込み
梨子「本当に…いてもっ…いい、のっ…?」ポロポロ
ダイヤ「はいっ」ポロポロニコッ
ダイヤ「だからもう…二度と死にたいなどと言わないでくださいませね?」アタマナデナデ
梨子「うっ…ううっ…ひっく…ありがどう…ダイヤちゃん…」ポロポロ ーーーーー
AM0:30
梨子「何度もごめんね、本当にいっぱい迷惑かけちゃって…」
ダイヤ「気にしないでくださいと言ったでしょう?」フフッ
梨子「ありがとう…」
ダイヤ「では…今度こそ眠りにつきましょうか、泣き腫らして疲れたでしょう?」
梨子「で、でも…やっぱりまだ…」
ダイヤ「千歌さんが気になりますか?」
梨子「う、うん…またあの時の光景が出てきちゃうんじゃないか、声が聞こえてくるんじゃないかって…」
ダイヤ「…一度ベッドに入っていただいてもよろしいですか?」
梨子「え?う、うん…」
ポフッ
ポフッ
モソモソ 梨子「入ったけど…って…」
ギュッ
梨子「えっ、ちょっとダイヤちゃんっ…!?//」
ダイヤ「気休めかもしれませんが…こうやって抱き合っていれば少しは安心できるのではないですか…?」
ダイヤ「応急処置にしかなりませんが…千歌さんのことを少しでも忘れられるかと」
ギュ-ッ
梨子「う、うぅ…たしかに安心はするけど…」
ダイヤ「それは何よりです」ニコッ 背中トントン
梨子(あっ…)
梨子(…心地いいリズム…)
梨子(私も昔ママにやってもらったこと…あったなぁ…)
梨子(あれ…なんだか…意識が…)
梨子「………」ウトウト
トン
トン
トン
ダイヤ「ルビィが寝付けない時…よくこうしていたのを思い出しますわね」フフッ
梨子「………」ス-ッス-ッ
ダイヤ「おやすみなさい、梨子さん」
ダイヤ(梨子さんは眠りにつくことができたようですわね)
ダイヤ(問題はこの後…何もないと良いのですが…) 前の世界線雑な打ち切り感あったけどこっちの世界線は見てて引き込まれる感覚!!
楽しみにしてます!! ーーーーー
AM1:05
梨子「すぅ……すぅ……」スゥスゥ
ダイヤ(寝始めてから25分…と言ったところでしょうか)
ダイヤ(今のところ大丈夫そうですが…まだわたくしが眠るわけにはいきませんわね…)
ダイヤ(けれど…正直わたくしもかなり…)ウトウト
ダイヤ(普段規則正しい生活をしていたのが裏目に出てしまいましたわね…)
梨子「…んっ…」
ダイヤ(!!)
ダイヤ(気を抜いている場合ではありませんわ…!)
梨子「ち、ちかちゃ…」ピクッ
ギュッ
ダイヤ「大丈夫、大丈夫ですわ…あなたにはわたくしがついています…」ササヤキ
ダイヤ「あなたは悪くありませんよ、自分を責めないで…」トントントントン
梨子「う…ぅっ…すぅ…すぅ…」
ダイヤ「ほっ…」
ダイヤ(気を抜いている場合ではありません…梨子さんを助けられるのはわたくしだけなのですから…!)
ダイヤ(必ずあなたを救ってみせます…安心してください、梨子さん…) ーーーーー
AM6:15
チュンチュン
梨子「んっ…あれ…私…」
梨子(もしかして…わたし…っ!寝れたんだ…!)
梨子「ダイヤちゃん!あれ…?ダイヤちゃんは…」
ガララッ
ダイヤ「あら、おはようございます、お早いのですね」ニコッ
梨子「!!ダイヤちゃんっ!私…寝れたの!ダイヤちゃんのおかげだよ!!」
梨子「真っ黒な世界にね…ダイヤちゃんがいて私を助けてくれたの…私がいるから、安心して…って声かけてくれて…!」
タッタッタッ
ギュ-ッ
梨子「一緒にいてくれてありがとうっ!」
ダイヤ「!梨子さんっ…」
ギュッ
ナデナデ
ダイヤ「どういたしまして…」ニコッウルッ 訂正です
桜内はママ呼びじゃなくてお母さん呼びでした…
>>247
背中トントン
梨子(あっ…)
梨子(…心地いいリズム…)
梨子(私も昔お母さんにやってもらったこと…あったなぁ…)
梨子(あれ…なんだか…意識が…)
梨子「………」ウトウト
トン
トン
トン
ダイヤ「ルビィが寝付けない時…よくこうしていたのを思い出しますわね」フフッ
梨子「………」ス-ッス-ッ
ダイヤ「おやすみなさい、梨子さん」
ダイヤ(梨子さんは眠りにつくことができたようですわね)
ダイヤ(問題はこの後…何もないと良いのですが…) 梨子「そういえば…ダイヤちゃん、さっき部屋の外にいたみたいだけど…どこにいたの?」
ダイヤ「昨日梨子さんのお母様に台所は好きに使って構わないと言われましたので」
ダイヤ「一泊の御恩にご家族分の朝食を作らさせていただいていたところです」
梨子「えっ…!ダイヤちゃんもしかして……」
ダイヤ「ご安心ください。梨子さんがちゃんと眠れたのを確認してからわたくしも眠りましたから」ニコッ ホクロポリポリ
ダイヤ(梨子さんに負い目を感じさせるわけにはいきません…これは必要な嘘…)
梨子「そっか…私は今日までは謹慎だけど…ダイヤちゃんは学校だし…無理、しないでね…?」
ダイヤ「お心遣い、痛み入ります」
ダイヤ「わたくしは今日も学校ですので…朝ご飯をいただいたらお暇しようと思います」
梨子「うん、ごめんね、バタバタさせちゃって…本当にありがとう」
ダイヤ「お気になさらないでください」
ダイヤ「可愛い寝顔をたっぷり見ることができたので満足ですわ♪」フフッ
梨子「も、もうっ!ダイヤちゃんっ!」 ダイヤちゃんのお姉ちゃんスキルが存分に発揮されてるな
依存先が変わってるだけとはいえ、修羅場が見たいからと身近な友人達で実践しちゃう
狂人相手よりはずっとましだろうから、ある意味最善に近いのかもしれない |c||^.- ^|| ダイりこ!尊み秀吉ですわぁ〜♡ ダイりこに目覚めそう
俺、この作品を読み終わったらダイりこのSSを探すんだ… まさか、千歌以外にも修羅場ドラマに影響を受けてドラマの真似事しようと考えてる人が三年の中に、、、、 1です
みなさん読んでいただいてありがとうございます!相変わらず展開遅くてすいません
申し訳ないのですが、3連休は更新できないかもしれませんので保守をお願いできたらと…
保守のついでにでも要望、感想、予想などもありましたら、励みになりますのでぜひお願いします! |c||^.- ^|| 心待ちにしておりますわ。ご緩りと。 こういう内容だから前スレでもこのスレでも色んな要望とか展開予想とかあるけど、とりあえず好きに書いて欲しいな
ここから、というか話の発端からしてみんなが納得する展開やエンドというのはすごく難しいだろうしw 1です
保守ありがとうございました!
明日の朝か夜から続きを書いていきますのでよろしくお願いします! ーーーーー
梨子「美味しかったぁ〜!ご馳走様でした」
ダイヤ「ふふっ、お粗末様でした」
梨子「旅館の朝ごはんみたいでびっくりしちゃったよ」
ダイヤ「朝ごはんは1日の活動の源ですから、しっかり食べた方がいいですわよ?」
梨子「朝ごはんは毎日食べるんだけど…やっぱりパンとか軽食が多くなっちゃって」
梨子「今度ダイヤちゃんに和食教えてもらいたいなぁ…」チラッ
ダイヤ「わたくしでよろしければ喜んで」ニコッ
梨子「やったぁ!ありがとうダイヤちゃん」 ーーーーー
ダイヤ「片付けも終わったのでそろそろお暇しますわね」サッ
梨子「あ、待って!バス停まで送るよ」
ダイヤ「そんな気を遣わないでくださいまし」
梨子「えー…じゃあせめて玄関までは送らせて?1人になっちゃうの寂しくて…」
ダイヤ「わかりました、では玄関までは…お願いしますわ」ニコッ
梨子「うんっ!」
テクテクテクテク
ハキハキ
ガチャッ
ダイヤ「では…お邪魔しました。ご両親にもよろしくお伝えください」
梨子「あっ、ちょっとだけ待って…」 ダイヤ「?」
ギュッ!
ダイヤ「えっ、梨子さんっ!?」
梨子「またこの後1人になっちゃうから…少しだけ…少しだけこうさせて…?」
梨子「少しこうすれば1人でも大丈夫だと思うから…」フルフル
ダイヤ「………」
ダイヤ「わかりましたわ」ニコッ
ナデナデ
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
ダイヤ「わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?」フフッ
梨子「本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」
梨子「今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?」
ダイヤ「喜んでお供いたしますわ」ニコッ
梨子「ありがとうダイヤちゃん…」ギュッ
ササッ 梨子「よしっ…もう大丈夫…!ごめんね、呼び止めちゃった上にわがまま言っちゃって…」
ダイヤ「お気になさらないでください」ニコッ
ダイヤ「ではそろそろ行きますわね」
梨子「うんっ、行ってらっしゃい」ニコッ
ダイヤ(昨日はどうなることかと思いましたが…梨子さんがいつもの笑顔を見せてくれるようになって本当によかった…)
ダイヤ(このまま梨子さんの不安を取り除ければよいのですが…まだまだ千歌さんに囚われている状態…気は抜けませんわね)
ダイヤ(来週には謹慎も解けて否応にも千歌さんと対面してしまいますし…)
ダイヤ(それならば…)
ダイヤ(来週までに千歌さんからの呪縛を解いてみせます…!梨子さんをこれ以上苦しめさせはしません…!) ーーーーー
千歌部屋
千歌「うーん…むにゃむにゃ…」スヤスヤ
梨子『いやぁぁぁぁぁぁ!!!!』
千歌「わわわっ!!?え、何ごと…?」
千歌「せっかくいい感じに眠れてたのに…」
ダイヤ『梨子さん!!安心して!!あなたはわたくしが守るから!!』
千歌「ん…?んん…?ダイヤちゃんの声…?どういうこと…?」
カ-テンシャ-ッ
千歌(暗くてよくわからない…2人は今一緒にいるってこと…?寝ぼけてて聞き間違いな気もするし…)
……………
千歌(静かになった、気のせいだったかな?梨子ちゃんがあんなに激しい寝言うなんて…人は見かけによらないんだなぁ) パシ-----ン!!
千歌「!?!?」ビクッ
ダイヤ『…あっていいと思っているのですか!?』
千歌(やっぱりダイヤちゃんの声だよねこれ…めちゃくちゃ怒ってるし…)
千歌(てことは今の音は…梨子ちゃんを叩いたってこと…?なんで…?)
千歌(もしも喧嘩とかになるんだったら止めなきゃ…だよね…少しだけ様子見しないと…)
…………
千歌(また静かになった…?)
千歌(なんでこんなことになってるんだろう…心配だなぁ…梨子ちゃん…)
千歌(今梨子ちゃんのところに行ってもいいけど…夜に押しかけるのはダメだし…)
千歌(明日の朝早めに家出て梨子ちゃんの様子見てから行こうかな) ーーーーー
AM6:45
千歌「よしっ」
千歌(予定よりも15分遅いけど…ちゃんと起きれた!我ながらえらいのだ)
千歌(梨子ちゃんの様子を見に行かないと
千歌(だけど………)
千歌(ダイヤちゃんが本当にあんな風に怒ってるなら…はぁ…急に憂鬱になってきちゃったなぁ…)
ハァ
千歌(でもそうも言ってられないよね…暴力は良くないもん、曜ちゃんと梨子ちゃんだけじゃなくてダイヤちゃんも喧嘩しちゃうとか嫌だし…)
千歌(Aqoursを元に戻すためには…やらなきゃ!)
千歌「行ってきまーす!」 千歌「よしっ、梨子ちゃんまってて…ね…?」
千歌「!?」
ササッ
コソコソ
ギュッ!
ダイヤ「えっ、梨子さんっ!?」
梨子「またこの後1人になっちゃうから…少しだけ…少しだけこうさせて…?」
梨子「少しこうすれば1人でも大丈夫だと思うから…」フルフル
千歌(えっ!?どういうこと…?喧嘩してたんじゃなかったの…?)
無音カメラカシャッ
ダイヤ「………」
ダイヤ「わかりましたわ」ニコッ
ナデナデ
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
千歌(え…?え…?梨子ちゃんもなの…?梨子ちゃんも曜ちゃんと同じなの…?)
無音カメラカシャッ
千歌(千歌…反省しようと頑張ってたのに…なんでみんなこんな酷いことするの…?)
●REC
ダイヤ「わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?」フフッ
梨子「本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」
梨子「今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?」
ダイヤ「喜んでお供いたしますわ」ニコッ
梨子「ありがとうダイヤちゃん…」ギュッ
ササッ
REC終
千歌(梨子ちゃん…梨子ちゃんは信じてたのに…)
千歌(2人とも付き合ってる人がいるなら……なんで私と付き合うなんて言ったの…?バレないと思ったから?だから私は悪くないってことだったの…?浮気はお互い様だからって…?)
千歌(もうわからないよ…)ポロポロ
タッタッタッタッ 自分は二人とも好きだから二股でもいいけど相手にはそれを許さないというクズっち ーーーーー
部室
AM8:00
千歌「うぅっ…くすん…ひっく…」メソメソ
ガララッ
果南「よっし、朝練終わり…って…千歌?」
千歌「が、がなんちゃん…」ヒック
果南「千歌!?どうしたの!?」
タタタタッ
千歌「あのね…あのねっ…りこちゃぁが…ようちゃぁが……っひっく…」ポロポロ
果南「あーもうっ、一回落ち着いてからでいいから!ほら、まず深呼吸!」
ス-ッハ-ッ ヒック
果南「私のスポドリも飲んでいいから」
千歌「あ、ありがどかなんちゃ…」
果南「汗拭くようのタオルしかないけど…これで涙拭いて」
千歌「うん…」ゴシゴシ ーーーーー
AM8:15
果南「それで…なにがあったの?もうあんまり時間ないから詳い話しは後で聞くけど…」
千歌「私ね…果南ちゃんに言われてから反省しないとって思って…謝りに行こうとしたんだけど…」
果南「うん、それで?」
千歌「曜ちゃんも梨子ちゃんも…うぅっ…うぅっ…」ポロポロ
果南「あーもうまた…落ち着いてゆっくりでいいから」ヨシヨシトントン
千歌「ありがと果南ちゃん…」
果南「もう話せそうかな?」トン トン
千歌「うん…」
千歌「謝らないとって思って家に行ったんだけどね…」
千歌「2人がね…うぅっ…浮気してたの……」クスン
果南「えっ?」
果南「ええええ!?」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
千歌「あっ、予鈴が…教室戻らないとだね…」
果南「えっ、ちょっと待って!行く前にその話を詳しく…」
千歌「後でまた相談させてもらうから…また放課後…お願いできるかな…?」
果南(放課後はダイヤと鞠莉とで報告会があるんだけど…これの真相を知るのが優先…かな…)
果南「わかった、放課後に千歌の部屋に行くよ」
千歌「うん…ありがと、果南ちゃん…」
果南(ダイヤと鞠莉はこのこと知ってるのかな…?いや、まだ言うわけにはいかないよね、真偽がわからないし…このことはまだあの2人には言わないでおこう…) はたして果南ちゃんは友人の人間性を信じるのか、それとも千歌ちゃん(証拠映像付き)を信じるのか ーーーーー
3年教室
ガララッ
ダイヤ「果南さん、おはようございます」
鞠莉「グッモーニンッ果南!」
果南「ん、おはよ」
ダイヤ「ふわぁぁ…」
果南「珍しいね、ダイヤがそんな欠伸するなんて…」
ダイヤ「!!わたくしとしたことが…失礼しました」
果南「もしかして昨日寝てないの?」
ダイヤ「実はいろいろありまして…」
ダイヤ「徹夜で学校に来たのなんて初めてです…」
鞠莉「あんまり無理しないほうがいいわよ?理事長権限で保健室自由に使わせてあげちゃうから」
ダイヤ「お気持ちは嬉しいのですが生徒会長のわたくしがそのようなこと…」
果南「ダイヤは意地でもちゃんと起きてそうだからね、本当に体調崩しちゃわないか心配だよ」
ダイヤ「あまりにも辛かったら無理はしないようにいたしますわ、ご心配ありがとうございます」ニコッ ーーーーー
昼休み
果南「あ、2人ともご飯食べるついでに」
鞠莉「?」
ダイヤ「どうなさったんですか?」
果南「今日私千歌のところに行くから放課後集まれなそうなんだよね、だから今聞いておきたいなって」
ダイヤ「千歌さんの…」
鞠莉「OK、そしたら生徒会室で食べましょうか」 ーーーーー
生徒会室
果南「まずは私からだけど…昨日はなんもできてないんだよね、千歌と話そうと思ってLINEしたんだけど無視されちゃってねぇ」
鞠莉「千歌がスルーなんて珍しいわね」
ダイヤ「それで今日会いに行くというわけですか」
果南「まぁそんなところかな」
鞠莉「私は昨日も一昨日と同じ感じ。だけどだいぶ心を開いてきてくれてるわ」
鞠莉「ただ千歌離れさせるのはなかなかハードね…」
鞠莉「ちなみに今日も行って来る予定よ」
ダイヤ「わたくしもほとんど同じですわね」
ダイヤ「ただ梨子さんの方は千歌さんへの思いとみんなに迷惑をかけた自責の念との板挟みで精神をやられている様子でしたので…」
ダイヤ「今日もできるだけ一緒にいてあげたいと思っています」
果南「梨子ちゃんそんなことになっちゃってたんだ…」
果南(もしも千歌の話が本当だとしたら…自責の念もそりゃあ強くなるよね…ってことはやっぱり千歌の話は本当…?)
鞠莉「梨子もダイヤに負けず劣らず真面目だからね…梨子のこと頼むわね、ダイヤ」
ダイヤ「お任せください。曜さんのことはおまかせいたしますね鞠莉さん」
鞠莉「オフコース!マリーに任せて!」
果南(この2人の頑張りを無駄にしないためにも…曜と梨子ちゃんの浮気の真偽を確かめないと…!) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています