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【SS】黒澤ダイヤの決闘
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0001>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:27:38.85ID:rcgeG/4c
注:とても平和な世界線です。登場人物は全員仲良しで、険悪な確執やわだかまりは一切ないものとお考えください。
0002>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:31:01.20ID:rcgeG/4c
世界を救った少女がいた。

遠くからその地へ越してきた少女は、雄大な自然を楽しみと仲間と絆を育む穏やかな旅に出たはずだった。

しかし少女は運命に呑み込まれる。

世界が閉じ込めていた脅威が暴かれ、神話として奉られていた危機が現実のものとして降りかかる。

誰もが呆然と受け入れるしかないと思われたその危機に、少女は立ち向かった。

数時間にわたる激闘の末、少女は生きて戻り、世界は再び優しい表情を取り戻した。

決して多くの人々に知られる活躍ではなかったが、それから程なくして、少女は今度こそ全土にその名と姿を轟かせる──長く君臨してきた絶対的王者を下した新たなる王として。

しかし今、少女は玉座に座っていない。

大好きな仲間との変わらぬ時間を選び、自ら玉座を退き、今も世界のどこかを自由に旅しているという──
0004>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:34:29.21ID:rcgeG/4c
鞠莉「マリーはこのときをずぅぅぅぅ〜〜〜〜っと待っていたの。首を longer'n'longerにしてね」

鞠莉「時は来たわ。満を持してあなたに戦いを挑む」

鞠莉 キッ


鞠莉「ダイヤ!マリーと────決闘デース!!」ビシィィッ


ダイヤ「ふん…ふふふ、よいでしょう。その決闘、全身全霊をもって受けて立ちましょう」

ダイヤ「わたくし達の絆の前にあえなく散るがよいですわ」フッ

ダイヤ「世界を救ったこの手で私闘に興じるのは些か気が引けますが、この黒澤ダイヤ、受けた挑戦に背を向けよとの教育は施されておりませんから」

ダイヤ コキッ コキッ


ダイヤ「返り討ちにしてさしあげますわ!!」バァァァン
0005>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:37:29.73ID:rcgeG/4c
「ま、あなたなら近いうちにそう言い出すと思っていたわ」

鞠莉「!? だ、誰!?」

鞠莉「イヤ──この声は、」


善子 スッ…


善子「私をお忘れじゃないでしょうね、鞠莉」

鞠莉「善子!やっぱりあなたは、ダイヤの味方に…」

善子「当然。ダイヤと私は運命を共にすると誓った仲なのよ。それはどんなときだって例外じゃない。故にこの決闘、」


善子「私はダイヤの側について──あなたを打ち倒す!!」ドーン
0007>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:40:30.46ID:rcgeG/4c
鞠莉「フフ、いいわ。それくらいじゃないと張り合いがないものね。へなちょこぴんのダイヤには善子が味方するくらいでやーっとマリーと even になるってものだわ」

ダイヤ「誰がへなちょこぴんですか」

ダイヤ「…鞠莉さん。どうやらこちらの軍勢を軽んじているようですが、わたくし達があなたに決闘を申し込まれることをわかっていながらただ座して待っていたとお思いですか?」

鞠莉「Umm…?」

ダイヤ フッ…

ダイヤ「お出でなさいな」


ルビィ スッ…


鞠莉「! shit…ルビィも抱き込んでたのね」
0009>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:43:33.42ID:rcgeG/4c
ダイヤ「抱き込んでいたどころの話ではありません。なにを隠そう、ルビィこそが此度のあなたの企てをわたくし達に教えてくれたのですよ」

鞠莉「そういうことなのね。それなら納得せざるを得ないわ」

ルビィ「ぅゅ…」

鞠莉「私達が対立するようなことがあれば、ルビィがダイヤの味方をするのは当然だものね。安易に口を滑らせたマリーがおばかさんだったと反省しましょうか」ヤレヤレ

ルビィ「ほんとなら争ってなんかほしくないけど、さけられないことだってゆうならルビィはおねいちゃんの味方です」

鞠莉「OK, OK. それを責めようなんて気は nothing よ」

ダイヤ「さて、それでは鞠莉さん。念のため問いますが」コホン


善子 ダイヤ ルビィ ザン…ッ

ダイヤ「わたくしに決闘を申し込むということで、間違いはありませんか──?」
0011>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:47:08.31ID:rcgeG/4c
ダイヤ「自ら名乗るのはやや口憚ったいことではありますが、わたくし達は一人ひとりが一騎当千の手練れ衆。いかに鞠莉さんと言えどもこの三人をお一人で相手取るとなれば軽傷では済まないと思いますよ」

ルビィ (お姉ちゃんが一騎当千…?)

善子 (一騎当千は私とルビィだけだけど)

鞠莉 フ──

鞠莉「ダイヤがイッキトーセンかどうかは置いておいても、善子とルビィがいるんじゃ分が悪いのは確かね。無策で死地へと踏み込むほどマリーは愚か者ではありまセーン」

ダイヤ「ほう、弁えていらっしゃるようで。それでは今回はお互いに矛を取らないと──」

鞠莉「ノンノン、冗談はやめてよ。ここ数ヶ月心待ちにしてきた event をそう簡単に諦めるつもりはないわ」
0012>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:48:42.19ID:rcgeG/4c
ダイヤ「ではどうすると?」

鞠莉「モチロン、決まってるじゃない」ニィ…

ダイヤ ゾクッッ

ダイヤ (!? この感じ──)

ルビィ (ただごとじゃない、気配がする…!)

善子 (──わかっていたことではあった。でも、やっぱり十全な心構えができていたかというとそんなことはなくて──)

鞠莉「come-on.」


果南 スッ…

果南「や、三人とも。ご機嫌いかがかなん?なんてね」


ダイヤ「か…ッ!」
0014>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:51:01.05ID:rcgeG/4c
果南の登場。

それは善子とルビィからすると、概ね見えていた事実。

しかし、ことダイヤに至っては──


ダイヤ「果南、さん…!」

果南「うん、私」ニコッ

鞠莉「善子とルビィを味方につけておいて、まさかマリーが果南と一緒に戦うのは反則だーなんて言わないよね♡」


世界を救うその過程でダイヤは立ちはだかる数々の敵を打ち倒してきたが、大小含め幾度かの苦汁を味わった。

中でも、旧知の親友である果南にこそ──最も手ひどく叩きのめされたと言ってもいい。
0016>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:53:20.62ID:rcgeG/4c
果南は、曲がりなりにも困難な旅路を乗り越えてきたダイヤのこれまでを嘲笑うかのごとく、全ての戦略を受け止め、そして蹴散らした。

その圧倒的な力量差が旅の大きな支障とならなかったことだけは、何度振り返っても胸を撫で下ろさずにいられない事実だった。

因縁ともいうべき果南が敵陣に加わる。

覚悟をしていた善子とルビィに反し、ダイヤにとっては固唾を呑まずにやり過ごすことなど到底できない──が。


鞠莉「どうかしら。改めて、マリーの挑戦を受けてくれるってことで間違いないのよねえ?ダイヤ…」

ダイヤ「ふっ…ふふふ…」

鞠莉「!」
0017>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:56:21.99ID:rcgeG/4c
ダイヤ「鞠莉さん。あなたはわたくしの言葉を聞いていなかったのですか?言ったはずですわよ」

ダイヤ「この黒澤ダイヤ、受けた挑戦に背を向けよとの教育は施されていない。返り討ちにしてさしあげる、とね」

鞠莉「ダイヤ…っ!」

善子 (果南との相対に、心底ブルってるのは間違いないはず。それでも虚勢を張るだけの気概は残ってる)

ルビィ (お姉ちゃんの心は、折れてない!)

果南「まあまあ」ポン

鞠莉「っ、果南…」

果南「戦う前からそんなに熱くなっちゃだめだよ、鞠莉もダイヤもね。それにこれはゲームなんだから、勝つより負けるよりまず一番に──楽しまないとね」


((((おまえが言うな────!!!))))
0019>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:59:26.27ID:rcgeG/4c
こうして戦いの火蓋は今まさに切って落とされた。

強力コンビ・善子とルビィを擁するダイヤ陣営、最強・果南を擁する鞠莉陣営。

果たしてこの戦いが迎える結末は。


果南「準備はいいかい?野郎ども」ニッ


ダイヤ「望むところですわ!」

善子「フッ、私の暗黒戦術の前に為す術なく散っていくがいい!」ギランッ

ルビィ「勝てなくても、鞠莉ちゃんと果南ちゃんに傷を負わせるくらいのことはしてみせるよ」

鞠莉「よく言うわ。あわよくば喰ってやろうって、瞳がギランギランよ?負けないけどね!」

ダイヤ「さあ再び、わたくしに力を貸してくださいな!──もくたんちゃん!」
0020>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 22:59:53.18ID:rcgeG/4c


 
──楽しい楽しいポケモンバトルのお話である!!


【SS】黒澤ダイヤの決闘


 
0021>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 23:01:05.21ID:rcgeG/4c
登場キャラクター紹介


ダイヤさん♀ LV3 まじめ @こんごうだま
とくせい:いしあたま
得意わざ:とぎすます、いやしのねがい
本編の主人公。自分のポケモンをこよなく愛し、殺さずの誓いを立てている。また人工薬は身体によくないと、あまりお薬を使ってくれない(おやつはモーモーミルクときのみ)。
ただしポフレはお腹がはちきれるほど与えてくれるなど、線引きがよくわからない。
『世界一ポケモンを楽しんでる』と言われている。


善子♀ LV1 いじっぱり @ダークメモリ
とくせい:とうそうしん
得意わざ:ミラクルアイ、やつあたり
ダイヤさんの恋人。強さや格好よさに主眼を置いてポケモンを選ぶ小学生のようなタイプだが、「強さ」の基準が数値に基づいているため割と合理的。
ダイヤがもくたんちゃんやポケモンへの愛情を示し、ダイゴやあああああへの信頼を示すたび、やや複雑な気持ちに駆られている。
もっと構ってほしい。
0022>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 23:02:15.01ID:rcgeG/4c
ルビィちゃん♀ LV1 がんばりや @フェアリーZ
とくせい:フェアリーオーラ
得意わざ:あまえる、さいはい
ダイヤさんの妹。隠れガチ勢。ダイヤさんがポケモンを楽しんでくれることがなにより嬉しく、不安な未来が見えても口出しするラインを弁えてこらえるなど、公平なセコンドとしての評価が高い。可愛い口調で辛辣なツッコミをすることにも定評がある。
たまに煽られてガチな声が出る。


鞠莉♀ LV3 きまぐれ @ひかりのこな
とくせい:ムラっけ
得意わざ:こうごうせい、ちょうはつ
ダイヤさんの親友。感情と合理を併せ持つハイブリッド戦士で、ポリシーの前にはリセットにためらいを見せない、三値を半分自己解析で理解し旅パに努力値を振ろうとするなど、癖のある廃人になりつつある。
ダイヤさんをからかってはいるが、周りから見ると結構同じレベルで自分のポケモンに甘い。
モチベーションは「ダイヤをボコボコにすること」。
0023>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 23:03:53.13ID:rcgeG/4c
千歌♀ LV2 むじゃき @オレンのみ
とくせい:いたずらごころ
得意わざ:つぶらなひとみ、じゃれつく
6歳児。ピンポイントで地雷を踏み抜く天才を持ち、思ったことをすぐ口に出してはダイヤさんやルビィちゃんに怒られたりする。
ポケモンの知識は中途半端でダイヤさんと一緒に初見だらけのオメガルビーを楽しんでおり、唯一「協力プレイ」をすることができる観戦者。
実況に呼んでもらえないと拗ねる。


果南♀ LV3 のうてんき @とつげきチョッキ
とくせい:ちからずく
得意わざ:ダイビング、ばかぢから
Aqours内での最強格廃人。「流行ったパーティだいたい全部試してそう」とまで言われている。
こんらんのために2ターン費やすお茶目さも持つ。
0024>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 23:06:00.30ID:rcgeG/4c
花丸♀ LV1 おっとり @ものしりメガネ
とくせい:アナライズ
得意わざ:みやぶる
どこからともなくどくどくの魅力にあてられ、気づけば二言目には「どくどく!」と言い放つ謎の信仰心を手に入れた。
どう考えても「未来」なゲーム機を物珍しがるのも程々に、割と早い段階で最低限の仕組みを理解し楽しむようになったが、たまについていけず一人だけ放ったらかしにされる。
しれっと殿堂入りに居合わせた。


梨子♀ LV2 ひかえめ @メトロノーム
とくせい:ぼうおん
得意わざ:スケッチ、うたう
わけもわからないまま実況の相方に呼ばれ、概ねわけがわからないまま解放された人物。
前説もないままに繰り出されるダイヤさんの恐るべきネーミングセンスの数々に震えていたら相方の時間が終わった。「光の壁」という概念に触れたことで新たに到達した境地があるとかないとか。
善子の生放送にも駆り出されている。
0025>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 23:07:07.73ID:rcgeG/4c
曜♀ LV2 がんばりや @???
とくせい:???
得意わざ:???
詳細不明。


もくたんちゃん♀ LV3 れいせい @もくたん
とくせい:きもったま
得意わざ:おんがえし、ダイヤストーム
ダイヤさんの相棒だったり、親友だったり、ダイヤさん自身だったり、様々な顔を持つ。
何事にも物怖じせず淡々と歩みを進める姿が頼もしい反面、悪の組織のボスの手招きに抵抗なく応じる、超古代ポケモンの背中に飛び乗るなど、周りをはらはらさせるような大胆さが危うく映ることもしばしば。
稀に発言する。
0026>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/17(月) 23:08:06.52ID:rcgeG/4c
本SSは、要はダイヤさんとAqoursのみんながポケモンバトル(ゲーム)をするお話です。
ダイヤさんが世界をどうこうしたみたいな話にまつわる前作がありますが、そちらを読んでいなくても楽しめるように書くつもりです。前作はとてつもなく膨大な長さ(八スレ分)なのでよっぽど興味がある方だけ読んでください。

【安価SS】黒澤ダイヤの実況 (一スレ目)
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1539441118/

明日からのんびり更新を始めます
長くなるかもしれないので気長にお付き合いください
0028名無しで叶える物語(茸)垢版2020/02/17(月) 23:09:53.91ID:3NHdp458
いとったんかワレェ!
元気してたか!?
0031名無しで叶える物語(SIM)垢版2020/02/18(火) 11:51:47.24ID:GNczC+AQ
9人でどうやって対戦するのかな
0032名無しで叶える物語(庭)垢版2020/02/18(火) 12:32:59.38ID:nFzDdnu1
あなたを待ってた、期待しかない


あと花丸ちゃん剣盾で、ほとんどのポケモンこら毒毒没収されたのショック受けてそう
0035>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 20:19:33.39ID:5WGaatj9
某日、黒澤邸──


善子 ドン

ルビィ ドン

ダイヤ ドドン


黒澤・午前会議


ダイヤ スッ

ダイヤ カチャカチャ… コポポポ…

ダイヤ「粗茶ですが」

善子「いやあなたがやるんかい」

ダイヤ「他に誰のやりようもないでしょう」

ルビィ「ごぜん会議…?」

ダイヤ「土曜日の午前に行なっているので午前会議よ」

ルビィ「なるほど!」

善子 ←土曜日の朝っぱらから活動を余儀なくされた人
0036>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 20:23:27.29ID:5WGaatj9
ダイヤ「さて、せっかく善子さんに無理を言ってお越しいただいたわけですから、早々に本題へ入るとしましょうか」

善子「そうね」

ダイヤ「ルビィ、議題を」パチン

ルビィ「はいおねいちゃん!」ゴソゴソ

ルビィ「ででん!」

『誰を味方に引き入れるか?』シュル

善子「なにその巻物」

ルビィ「作ったんだよ」

善子「なんのための演出なのよ」

ダイヤ「雑談は控えめにしてくださいな」コホン

善子 (CアゲAサゲ…)

ルビィ (CアゲAサゲ…)
0037>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 20:28:07.42ID:5WGaatj9
ダイヤ「先の一幕を二人とも覚えているわね」

善子「あんだけノリノリでやり合っといて忘れられるわけないでしょ」

ルビィ「けっこう楽しかったよ」

ダイヤ「鞠莉さんがわたくしに勝負を挑んでくる頃合いであることは、ルビィがくれた情報からもわかっていた。故にそれそのものに対する焦りはありませんでしたが──」

──果南『や、三人とも。ご機嫌いかがかなん?なんてね』

ダイヤ「果南さんが乱入してきた事実は、決して『ああそうですか』と流してよいものではない。ただ一人兵が増えただけと言うには些か重過ぎますわ」
0038>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 20:34:18.38ID:5WGaatj9
ダイヤ「果南さんと直接やり合うわけではないものの、彼女が持つ知識。戦術、視点。その全てを鞠莉さんが受け継ぐと考えると──相応の覚悟をしておかなければならなくなることでしょう」

善子「いいかしら、ダイヤ」

ダイヤ「はい」

善子「確かに果南はとても強力よ。この間のお手抜きパーティであれだけの戦闘をして見せて、かつ自分で『レートで鳴らした』とか言っちゃうくらいなんだものね」

ダイヤ (お、お手抜きパーティ!?クギバットさん達が!?) ガンッ…

善子「頭の回転が早く、かつポケモンの対戦環境に慣れてる。この二つを満たす果南の実力は改めて言うまでもないのだけれど──」

善子 グイッ

ルビィ「わ!?」

善子「あなたには私とこの子がついてるのよ?」
0039>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 20:47:13.98ID:5WGaatj9
善子「果南自身が出てくるというならまだしも、セコンドとしての勝負なら正直こちらに分があると思うのよ」

善子「いい選手がいい監督たり得るとは限らない──あの究極に感覚で最強極めちゃってそうな人じゃ、自分が戦うのはよくても鞠莉にその全てを教えるのは向かないはず」

善子「対してこっちは、あなたのことをよくわかっていて物事の伝達相性も飛び抜けてる妹さんと」

ルビィ「ぅゅ」

善子「美人で知的であなたと相思相愛なこの私」

善子「あなたと鞠莉なら、ここからの育成力が結果を分かつと考えてもいいでしょう。だったらこの勝負──有利なのはこちらじゃないかしら」ギラン

ダイヤ「それではもはや善子さん達と果南さんとの勝負にすげ替わってしまいかねない点と、約一名心当たりのない方がお話に出てきた点がやや気にはなりますが、」

善子「言われてるわよ妹さん」ウリウリ

ルビィ「美人で知的でおねいちゃんと相思相愛な人はいつ会議に来るんですか?」
0040>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 20:56:38.13ID:5WGaatj9
ダイヤ「善子さんの言わんとすることは概ねわかりました」

ダイヤ「確かに果南さんは、ご自身の勉強はできても教える立場になるととんと頼りにならないタイプの方ですからね。それがことポケモンに至ってのみ改善されてしまうという事態さえなければおっしゃる通りでしょう」

ルビィ「ってことは、ルビィとよしこちゃんでおねいちゃんをびしばし特訓すればいいってことだよね!」ヒリヒリ… ←善子にほっぺたむぎゅーってされた

善子「そう。とうとう私の可愛い闇の眷属達をお披露目するときが来たということ!」ヒリヒリ… ←そしてダイヤにほっぺたパシーンされた

ダイヤ「あまりりこちゃん♡(旅パのジュカイン)達に戦闘戦闘と強いたくはないけれど、これも一つ、成長の機会と思えばこそ」

ダイヤ「もくたんちゃんと共に一皮剥けるのもよいでしょう」

善子「そんじゃさっそく、実戦の中で特訓開始よ!」

ダイルビ「「おーーーっ!!」」
0041>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 20:59:38.96ID:5WGaatj9
善子「…」

ルビィ「…」

ダイヤ「…と、いうのがだいたい昨日までの流れを要約したもので」

善子「必要だった?この寸劇本当に必要だったかしらね?」

ダイヤ「ルビィ」パチン

ルビィ「うん」スマホ スッ


『果南ちゃん:ダイヤは鞠莉と対戦するんだよね』

『果南ちゃん:私はルビィと善子とやるってことでいいのかなん?』

『果南ちゃん:私2ロム操作で、マルチでもやる感じ?』


ダイよしルビ (((この人めっちゃやる気──!!))) ドーン
0042>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 21:10:47.82ID:5WGaatj9
善子「この後も延々と『うまくバランスを調整した上で二対一を実現する形式』が湯水のごとく提案されてきたのよね…」

ルビィ「ちょっとうるさかったから通知切っちゃったよ…」

ダイヤ「こんなにもポケモンに熱心になるとは思いもしませんでしたわ…」

善子「中学時代に同級生でありたかったわ」

ルビィ「果南ちゃんのでしゃばり具合に、鞠莉ちゃんもなんかだいぶ困惑してたよね。いつもより返信すっごく遅かったし」

ダイヤ「…まあ、それだけならば数多の提案から一つを選んで二人対一人の対戦を行えばよかったのですが……」


──『善子さん:さっきから聞いてりゃ、まるで当然自分が格上かのように』

──『善子さん:あなたの相手なら私が一人でやってやるわよ!!』

──『果南さん:へえ』


ルビィ「まさかのよしこちゃんがケンカに乗っちゃうとゆう…」

善子「面目ない」シクシク…
0043>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 21:15:17.55ID:5WGaatj9
ダイヤ「あれだけ執拗に『どうすれば二人が自分と釣り合うか』を提案され続ければ、そうなる気持ちもわからないでもありませんけれどね」

ルビィ「でも、結局それがきっかけで」


『マリ:それじゃこうしましょうよ』

『マリ:人数合わせてチーム戦!』

『マリ:マリー達の他にもポケモンに興味ある子がいたはずでしょ♪』


善子「…ってなことになっちゃったのよね」

ルビィ「つまりここからは、」

ダイヤ「我々の中での──味方争奪戦…!」
0044>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 21:25:13.73ID:5WGaatj9
ダイヤ「とは言え部内の全員でやるとなると奇数になってしまうので、そこはやりようを考えなくてはなりませんが──ひとまず!誰をわたくし達の陣営に引き入れるか、それを話し合おうというのが本日の議題ですわ」

ルビィ「戻ってくるのにずいぶんかかった」

善子「つっても元々こっちのが多いんだし、味方にできても一人か二人。慎重に考えないとね」

ダイヤ「ただ、手をこまぬいているわけにもいきませんわ。鞠莉さん達だってこちらと同様、早ければもう味方の獲得に動き出す頃でしょうから」

善子「それもそうね。欲しいのは即戦力だけど、正直私達以外にそこまでポケモンに精通してそうな人っていないし…」

ルビィ「へたに強そうな人をねらっちゃうと、鞠莉ちゃん達と出くわしちゃうかもしれないよね」

善子「うわ、それはそれでかなり面倒くさいわね…」

ダイヤ「うーむ………それでは、」

よしルビ「「それでは…?」」


誰を勧誘しにいきましょう? >>46
※ できればAqours内のメンバーがいいです。
0047>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 21:46:35.09ID:5WGaatj9
ダイヤ スマホ スッ

善子「お?」

ダイヤ ライン パッ

ルビィ「おお?」

『聖良さん』ポチッ

よしルビ「「んんん〜〜〜???」」

テンテンテン テンテンテン…

ダイヤ「出るでしょうか」

善子「え、へ?出たらどうだっての…?」

ダイヤ「あなたはなんのためにわざわざ土曜日の午前から内浦へ来たというのですか」

善子「それは味方を誰にするか話し

ダイヤ「ああ、聖良さん。おはようございます、ダイヤですわ」

善子「んんんんんっ!!」ジタバタ

ルビィ「どうどうよしこちゃん、どうどう」
0048>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 21:49:21.28ID:5WGaatj9
ルビィ「おねいちゃん、スピーカースピーカー」ヒソ

ダイヤ「! 少しお待ちくださいな、音声出力先を変えますので」ポチ

ダイヤ「聞こえますか?」

聖良『はい、変わらず聞こえていますよ』

ルビィ「聖良さんおはようございます」

聖良『その声はルビィさんですね。おはようございます』

ルビィ「よしこちゃん」ツン

善子「あー…ハヨザマス…」

聖良『善子さんもご一緒でしたか。おはようございます』

ルビィ (今のでわかったんだ)
0049>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 21:54:43.14ID:5WGaatj9
聖良『皆さん揃ってどうかしましたか?あ、もしや合宿中ですか。さすが、土日を使って合宿とはやりますね。なるほど、合宿中の効率的なメニューを相談したいといったところでしょうか。ふふ、いいですよ。まずは鍛えたいポイントを教えてもらえますか?』

善子「この人、一人でなに言ってんの?」

ルビィ「なんてことゆうの!」

ダイヤ「ああいえ、聖良さん。スクールアイドルのお話ではないのです」

聖良『おや、私としたことが早とちりでしたね。なんのお話でしょう』

ダイヤ「ポケモンのお話なのですが」

聖良『ポケモン』

聖良『…』

聖良『ポケモンですか』

善子 (困ってる!めっちゃ困ってるでしょこれ!) ヒィィィ

ルビィ (そりゃそうだよ…)
0050>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 21:58:21.98ID:5WGaatj9
聖良『はは…私ともあろう者が、お恥ずかしいことです』

ダイヤ「はい?」

善子 (私ともあろう者が、ってマンガでも聞いたことないわよ)

ルビィ (普通の人からは出てこない言葉だと思う)

聖良『いつの間に開始通知の設定を切ってしまっていたのでしょう、まさか理亞がなにか触ってしまったとか!』ガサガサ

善子「あんたも開始通知登録してるんかい!!」


聖良はダイヤさんがオメガルビーをプレイする様子を観て楽しむ趣味があるのだ!
※ 気にしなくていいです
0051>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 22:05:24.47ID:5WGaatj9
ダイヤ「──という事情でして、聖良さんにわたくし達の陣営に加わってもらえたらと思いご連絡した次第ですわ」

聖良『ほう、面白そうなことになっていますね。Aqoursの皆さんの仲の良さは、やはり特筆すべき部類に入ります』

ルビィ「レギュラー争いがないからだと思います」

善子「なるほど」

聖良『私、それに理亞も、あれ以来ポケモンへの興味が湧いて止まないところであることは認めましょう』

ダイヤ「それでは、ぜひ理亞さん共々わたくし達の陣営に──」

聖良『ですが、それはやめておきます』

善子「!」

ダイヤ「なぜ、ですか…?」
0052>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 22:12:45.84ID:5WGaatj9
聖良『実は私達、ちょうどポケモンのゲームを一緒に始めましてね』

ルビィ「えっそうなんですか!」

善子「だったらちょうどいいじゃないの。対戦好きじゃないの?」

聖良『好きかと聞かれればキライではありませんし、皆さんと遊ぶ機会を得たい気持ちは山々です。ですがそれ以上に、今は理亞と二人で遊ぶ時間を優先したいんです』

ダイヤ「! 聖良さん、確か進路を…」

聖良『はい、まあ。そんなわけで、気兼ねなく理亞とゲームをして遊ぶ時間というのがたっぷり取れる期間はそう長く残されていないんですよ』

聖良『ポケモンって離れていても一緒に遊べましたよね?』

善子「そうね、Wi-Fiがあれば」

聖良『では、次の機会にはぜひ理亞と二人で参加させてください。今は二人で、二人のやりたいように遊びたいんです。せっかくのお誘いですが』
0053>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 22:15:38.00ID:5WGaatj9
ダイヤ「…いえ、そういうことでしたら無理を言うわけにはいきませんわ。妹との大切な時間を阻害しようと、他の誰でもないわたくしが言えるものですか」ニコッ

ルビィ「えへへ…」

聖良『私達が参加させてもらうときには、完璧なチームワークで皆さんを蹴散らしてあげますよ』

善子「へえ、言うじゃない。楽しみにしてるわよ」

ダイヤ「理亞さんはお傍に?」

聖良『いえ、買い物へ行っています。先ほど出たばかりなので戻るにはまだかかるかと』

ダイヤ「そうですか。いえ、いらっしゃるならお声をと思っただけですわ。よろしくお伝えくださいな」

聖良『ありがとうございます。そちらも、鞠莉さん達によろしくお伝えください』

ダイヤ「ええ。では」

ルビィ「さようなら〜」

善子「またね」

プ…
0054>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 22:19:39.26ID:5WGaatj9
ダイヤ「と、いうことで」

ダイヤ「聖良さんの獲得には失敗しました」

善子「失敗したわね…」

ルビィ「でもりあちゃん達ポケモン始めたって!」

ダイヤ「ええ、自分の影響で好きなものが拡がっていくというのはなんとも嬉しいものね」

善子「ククク…私の実力も知らないで、随分な大口を叩いてくれたわね。聖良とやるのが楽しみだわ」

ルビィ「りあちゃんどんなポケモン使うのかな〜」

ダイヤ「聖良さんはタマザラシがお気に入りのようでしたが──」

──トドゼルガ『ゼルルァグァ!』

ダイヤ (どうかしらねえ…)


ダイヤ陣営:進展なし…
0055>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/18(火) 22:20:15.79ID:5WGaatj9
今日はこんなとこで。
しばらく仲間集めパートになります、次は鞠莉陣営視点です
0059名無しで叶える物語(庭)垢版2020/02/19(水) 11:28:02.43ID:LOJ4gLQL
乙です
あなたちゃんあたり呼べば、割とすぐに内浦に来そう

...あの娘の行動力考えると、いざポケモンやろうとなったら同好会の皆に6Vメタモンとか配りそう
0060名無しで叶える物語(SIM)垢版2020/02/19(水) 11:31:12.55ID:xNWTOOcV
前作はAqoursだけでやってたし個人的にはスクスタ次元にはなって欲しくないかなあ
0061>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/19(水) 13:20:50.20ID:+Zdbu3q6
ああ…
変に期待させてしまってもよくないと思うので先にお話ししておきますが、Aqoursだけでやるつもりです
仲間集めは誰がどっちの陣営に付くか、それだけを決めるためのパートです
0062名無しで叶える物語(庭)垢版2020/02/19(水) 14:41:23.28ID:4kFILGnA
ってことは5対5でやるなら、4人の方が誰か2回戦うことになるのかな?

...これダイヤちゃんに2回戦わせてみたいかも
0063>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:10:49.34ID:Chg2dV/w
鞠莉「味方?なんで?」

果南「いや、なんでっていうか言い出したの鞠莉じゃん」

鞠莉「ホワ〜?そうだったかしら」

果南「相変わらず適当だなあ、もう」

鞠莉「だってマリーと果南よ。ダイヤが十人で束になってかかってきても負けっこないわよ」フフン

果南「それは(PP切れで)負けると思うよ」

果南「ま、私もやれるんならダイヤともルビィともやりたいけどさ。あんなに正面から啖呵切られちゃ、善子を無視するわけにはいかないってもんだよ」ニィ…

鞠莉「あー…」

鞠莉 (思い出した思い出した。なんかこの面倒くさそうなモードに入ってたから適当に折衝案を出して流したんだったわ)
0064>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:13:37.19ID:Chg2dV/w
鞠莉「私、昨日なんて言った?」

果南「だからこっちと向こうで人数合わせてチーム戦やろう、って」

鞠莉「oh. そうだったわね。ってことはダイヤが強いコ引き抜いちゃう前にマリーの方に抱き込んどかなくちゃいけないってわけね!」

果南「ま、そういうことになるよね」

鞠莉「それで、誰がいいのかしら?」

果南「さあ?」

鞠莉「…」

果南「…」


…………完!
0065>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:16:34.83ID:Chg2dV/w
鞠莉「完!じゃなくて!」

鞠莉「ちょっとちょっと、誰を引き抜くか決めないと動けないじゃない。しっかりしてよ果南」

果南「そんなこと言われても、私このメンツ以外に誰がポケモンやってるかすら知らないし…っていうかポケモンやってる子なんか他にいるのかな?」

鞠莉「いないと提案倒れなんだケド…」

鞠莉「いいわ。やってなければ始めさせればいい、とにかくこういうときは行動あるのみよ!Let's go!」

果南「そこまでするくらいなら私一人で蹴散らすんだけどなあ…で、誰のとこに行くの?」

鞠莉「そうねえ、」


誰のとこに行くの? >>67
0068>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:29:18.12ID:Chg2dV/w
果南「で」


『桜内』

ピンポーン


鞠莉「梨子〜、あなたのマリーよ〜」

果南「梨子ちゃんになったんだ」

鞠莉「ウン。一番近いんだもの、ダイヤに先越されないように攻められるとこから攻めていかないとね!」

果南 (目と鼻の先に十千万あるけど、これ梨子ちゃん上手く誘えたら次は…ってつもりなのかな?)

梨子「はーい」ガチャ

梨子「珍しいですね、お二人がウチに来るなんて」

鞠莉「たまには自分の足で友達の家を訪ねてコーユーを深めないとって思ってね!」

果南 ハハ…

梨子 (あ、これなんか厄介事持ってきた感じだなあ…)

梨子「…とりあえず、入りますか?」

鞠莉「yes!お邪魔しマース!」

果南「失礼しますっと」
0069>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:35:28.05ID:Chg2dV/w
梨子の部屋──


梨子「決闘!?」

鞠莉「そうなのデース…愛する善子を奪い合って、とうとうマリーとダイヤはお互いの命をかけて決闘することに──」

果南 ギュウゥッ

鞠莉「イタタタダダダダうそうそうそ!嘘デース!ジョーダン、ジョーダンよ果南!」バシバシ

果南「ダイヤに先越されないようにさくさく進めるんだよね?」ニコッ

鞠莉「イエース、イエース……だから落ち着いて果南、つねるのはよくないわ」フーッ

梨子 (この二人は…)

梨子「それで、決闘っていうのは…?」
0070>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:40:55.88ID:Chg2dV/w
鞠莉「梨子もダイヤが Ω-ruby にお熱なのは知ってるわよね」

梨子「え?えーと…オメガ…?」

果南「ポケモンだよ。ポケモンのゲーム」

梨子「ああ、この間見せてもらったひかりのかべのやつですね。知ってますよ」

果南「ダイヤに突然巻き込まれたみたいで、災難だったね」

梨子「あはは…驚きましたけど、楽しかったからいいかなって思ってますよ。あんなにはしゃぐダイヤさん初めて見ましたし、ぐっと仲良くなれた感じがしますし」

果南「ん。ゲームは友達と仲良くなるにはもってこいのツールだよね」

梨子「ですね」クスッ

鞠莉 (『ひかりのかべのやつ』…?) hmm...??
0071>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:46:05.45ID:Chg2dV/w
鞠莉「今度、ダイヤと Pokemon battle をすることになったのよ!」ズイ

鞠莉「果南はマリーの味方で、ダイヤにはルビィと善子がついてるの!それでね、ぜひ梨子にもマリーと一緒に戦ってほしいなと思ってお誘いにきたのよ!」ズズイ

梨子「け、決闘ってそういうことですか!?ケンカじゃないならそっちの方が全然いいですけど…ポケモンバトル、ですか」

鞠莉「どう!?楽しそうでしょ!?」

梨子「それはまあ、楽しそうですけど。私、昔アニメ観てたくらいで、ポケモンのゲームってやったことありませんし、役に立たないと思いますよ」

鞠莉「フフン…♪そこは、心強〜いバケモノがいるからダイジョーブよ」ササッ

果南「誰がバケモノだよ」
0072>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:48:36.99ID:Chg2dV/w
梨子「果南さん、ポケモンに詳しいんですか?」

果南「うん、詳しいよ」

梨子 (おお…ここまで明言できるのは凄い…)

果南「なにを隠そう、メガガルとドーブルで小学生泣かせたほどの腕前だからね」

鞠莉「あれ果南だったの!?」

果南「いや伝わるんかい」

梨子「詳しいかどうかはともかく、それを自慢気に言うのは誉められた行いではないんじゃないかと…」ヒキ…

果南「ごめん、嘘ついた。私そんなことしてないから引かないで。お願い」
0073>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 21:58:25.80ID:Chg2dV/w
果南「まあつまり、私がきちんと鍛えるから心配しなくていいよってことだよ」

鞠莉「ね、どう!?一緒にダイヤのことボコボコにしましょーよー梨子〜〜」スリスリ

梨子「だ、ダイヤさんをボコボコにしたいって思惑は私にはないんですけど…」

梨子「でも、はい、それならいいですよ。楽しそうなので混ぜてください」

鞠莉「really!?ヤッターーーーー!!」

梨子「私でも役に立てたらいいんですけど」

果南「そこは大船に乗ったつもりでいてよ。私が最強のトレーナーにしてあげるからさ」

梨子「ふふ…お手柔らかにお願いしますね」

鞠莉「梨子、get だゼーーー〜〜〜!」ブイッ

果南「じゃ沼津行こっか」ヨイショ

梨子「な、なんでですか!?」

果南「え?3DSとソフト買いにいかないと」

鞠莉「善は急げデーーース!マリーがぶっ飛ばして連れてくわよ〜♪」

梨子「えええ〜〜〜〜………!?」


鞠莉陣営:梨子が参戦!
0074>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/19(水) 22:55:13.73ID:Chg2dV/w
宣言なく筆を止めて失礼、明日になりますが鞠莉陣営とダイヤ陣営どちらがいいですか?
0076名無しで叶える物語(SB-Android)垢版2020/02/19(水) 23:19:42.61ID:sS4m7kWr
切りが良いので、一方その頃みたいな感じでダイヤ陣営。
0078名無しで叶える物語(たこやき)垢版2020/02/20(木) 08:50:08.27ID:qI6tYBCA
小学生泣かせるとか大人げない水ゴリラずら
0081>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/20(木) 23:58:47.45ID:BazAEWW/
すみません、突発的に誘われてやっと終わりました
明日の夜に更新しますね
0083>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 19:56:37.50ID:r5uxgxhh
ダイヤ陣営
誰のとこに行きますか? >>85
0086>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 20:16:03.22ID:r5uxgxhh
ダイヤ「言うまでもないことですが、ここの選択は非常に重要ですわよ」

ダイヤ「先にも確認した通り、あちらの陣営が二人から開始しているのに対しこちらは三人からの開始。誘える味方は一人か、多くても二人」

ダイヤ「今でも充分に強力な布陣でこそあるものの、ここで加わる一人によっては揺るぎないほどの磐石さをも手に入れられるのですから──」キリッ…

善子「キリッじゃないわよ!しょっぱなから函館姉妹に電話するとかいう珍プレーでスタートダッシュ失敗してるんだから、かっこつけてないで早く行く!」

ダイヤ「ふぇぇ」

ルビィ「おねいちゃん、あれあれ!ルビィの赤のマフラー取って!」

ダイヤ「あっはい待ってちょうだいね」ササッ

善子「そもそも誰誘うかなんてラインでも電話でも話せたんだから決めとくべきだったわ、絶対マリ達もう動いてるってば!」

ルビィ「おねいちゃん、ちょっと!このブーツ難しいからひもむすんで!」

ダイヤ「よりによってなぜこれを履くのですか、もう」ムギュムギュ

善子「この場面で姉を使いっ走るなー!妹に使いっ走られるなーー!!」
0087>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 20:22:41.13ID:r5uxgxhh
移動中…


善子「ってか私達がずら丸んとこ行くより、来てもらった方がよくない?どうせ話がついたらまたダイヤん家に戻るんでしょ」テクテク

ダイヤ「それはそうですが、用件があるのはわたくし達なのだから出向くのが筋というものでしょう」テクテク

ルビィ「それにもしことわられちゃったら、はなまるちゃんにむだ足踏んでもらうだけになっちゃうもんね」テクテク

善子「…断られると思う?」

ダイルビ「「うーーーん………」」

ダイヤ「オメガルビーを観ているのは楽しそうにしていらしたように思うけれど。もくたんちゃんとも仲良しになっていたし、好きな…わざ…も、できたようだったし」

善子 (どくどくか)

ルビィ (どくどくかぁ)
0088>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 20:28:25.90ID:r5uxgxhh
ルビィ「でもみてて楽しいのとやって楽しいのとって全然ちがうよね」

善子「そう?例えば?」

ダイヤ「スポーツなどが代表的ではありませんか?ワールドカップやオリンピックなどは観ても、だからといってその競技をやりたいかはまた別でしょう」

善子「私観ないけど」

ダイヤ「知りませんわよ」

ルビィ「あー、あれ。スマブラとか」

ダイヤ「スマブラ?」

ルビィ「よしこちゃんがやってるのみて面白そうだなーって思ってやってみたけど、全然面白くなかったよ」

ダイヤ「ああ、あのルビィが一秒でやめたと言っていたゲームね」

ルビィ「なんか始まったらすぐよしこちゃんがババババってやってきて負けたからつまんなかったもん」

善子「そういうゲームだし…」
0089>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 20:36:58.15ID:r5uxgxhh
善子「ってかそういう話なら、そもそもあの子にゲームさせようってのがまずハードル高いのかしら」

ダイヤ「あー…」

ルビィ「どくどく一回使うのにボタン押すだけでもすごく慎重になってたもんね」
※ 対ゲンジ戦

善子「それこそスマブラみたいに操作技術が物を言うゲームじゃないんだし、慣れれば普通にできそうな気はするけど」

ルビィ「やろうって思うかなあ。苦手なことを」

ダイヤ「一緒に遊びたい気持ちはあるけれど、無理を言うのはなしにしましょうね。隣で応援していてくださるだけでも充分に心強いし楽しんでもらえるはずですから」

ルビィ「また勝手にボタン押しちゃわないようにお願いしとかないとね!」

善子「対戦中にそれやられたら手が出る可能性もあるわ」

ルビィ「よ、よしこちゃんの隣には座らせないようにしようね…」

ダイヤ「そ、そうね…」
0090>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 20:43:23.81ID:r5uxgxhh
国木田之寺


花丸「うん、やる!」

ダイヤ「んま」

花丸「わあ、嬉しいなあ。Aqoursのみんなで遊ぶの楽しみだなあ」

善子「その、わかってる?ゲームよ?ピコピコよ?鬼ごっことかじゃないわよ?」

花丸「わかってるずら。ぶっぶさんがどくどくしたりマルがほうでんしたりするやつでしょ。ポケモン!」

ルビィ「はなまるちゃんが…わかってる…!」

ダイヤ「その反応も大概失礼だとは思いますが…」

善子「あなたも似たような感覚でしょ」
0091>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 20:49:59.15ID:r5uxgxhh
花丸「もー、みんなして失礼しちゃうずら。おらだっていつまでもからくりに疎いままじゃないんだから」

善子「いやもうその言い方が古い。やばい」

ルビィ (からくり…?)

ダイヤ「で、では、ポケモンのゲームで鞠莉さん達と勝負するのに味方になってくださると、その認識で間違いありませんか?」

花丸「うん。よろしくお願いしますっ」

善子「言質は取ったわよ。『電子機器使うならやめるずらぁ!』とか言い出しても聞かないからね」

ルビィ「二人ともはなまるちゃんのことなんだと思ってるの…」
0092>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 20:57:30.83ID:r5uxgxhh
花丸「ふっふっふ…」

善子「ずら丸は確保したわね。あと一人行ってみる?」

ダイヤ「そうですわねえ。鞠莉さん達の方がどうなっているのか知りたいところですが、直接訊くのは憚られますしね…」

花丸「ふっふっふ」

ルビィ「鞠莉ちゃんと果南ちゃん以外のみんなに連絡してみたらいいんじゃない?」

ダイヤ「それは名案かもしれませんわ。今身の振り方がわかっていないのは、えー…あら、偶然にも二年生の三名ですか」

花丸「ふっふっふ!」

善子「じゃ私はリリーに連絡するわ」

ルビィ「ルビィは曜ちゃん〜」

ダイヤ「ではわたくしは、」

よしルビ「「千歌/ちゃん」」

ダイヤ「声を揃えて言われなくてもわかっていますわよ!」

花丸「ふーっふーっふーーー!!」

善子「あんたどうしたの、さっきから」

花丸「聞こえてるなら無視しないでほしいずら!」
0093>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:05:48.08ID:r5uxgxhh
花丸「実はね、こんなこともあろうかと」ゴソゴソ…

ルビィ「えっ」

善子「まさかあんた…」

ダイヤ「すでにオメガルビーを…!?」

花丸「じゃじゃーーーん、じいちゃんに最新のやつを買ってもらったずらーーー!」っゲーム機

ダイよしルビ「「「おおおおおおっ!!!」」」

よしルビ「「…………おお…?」」

花丸 っPSP バーーン!!

ダイヤ「なんとっ、素敵ですわ花丸さん!まさにわたくし達の救世主!共に戦う運命を感じ取ってくださっていたというのですね!」

花丸「よせやいずら。毎日こうやってボタンを押す練習もしてるんだよ、ほら。おらにかかれば○ボタンだってこんなに簡単に…」プルプルプル……ポチ

ダイヤ「押せてる!押せていますわ!だってほらご覧ください、へこんでいますもの!素晴らしい努力の結晶ね花丸さん!…はて、ところで○ボタンとな…?」
0094>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:08:09.74ID:r5uxgxhh
善子「ずら丸」ポン

ルビィ「はなまるちゃん」ポン

花丸「ずら?」

善子「とりあえず沼津行くから、おじいさんからレシート貰ってきなさい」

ルビィ「それとねはなまるちゃん。電源つけてソフト入れないと、それただの○ボタン押すだけの機械だよ」

花丸「ずら??ずらぁぁぁぁ………???」

ダイヤ「…??」

よしルビ ((大丈夫かこのチーム…))


ダイヤ陣営:花丸が参戦!
0098>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:19:55.91ID:r5uxgxhh
十千万



  美渡  志満
 ┏━━━━━━┓
 ┃      ┃
 ┃      ┃
 ┗━━━━━━┛
  千歌  鞠莉    ドン…!


鞠莉 キッ…

美渡「…」

志満 ニコ…

千歌「…」モゾモゾ

志満「お話とはなんでしょうか、小原さん」

鞠莉「ハイ」
0099>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:28:52.96ID:r5uxgxhh
鞠莉「タントーチョクニューに言います」

鞠莉「千歌さんに、game を買い与えさせてくだサイ!!」

千歌「………っ!」

美渡「ゲームをねえ」

志満「…学生の間はお友達と存分に遊んでほしいという思いは私にもあります。イヤイヤ言いながらなんだかんだ忙しいときには旅館も手伝ってくれて、できるだけ好きにさせたいとも思っています」

志満「ですが、欲しがるものをみんな買って与えるというのは、我が家の教育方針とは噛み合わない部分がありまして。妹にはお小遣いもあげているので、限られたお金をやりくりする能力も培ってほしいんです」

美渡「ってかチカ、志満姉に頼らなくても足りるだろ」

千歌「え、や、チカはなんてゆーか、鞠莉ちゃんになにも聞かされてなくて…」??
0100>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:33:03.73ID:r5uxgxhh
美渡「…?そうなの?チカがゲーム欲しいから志満姉にねだろうって言ったんじゃないのか?」

千歌「ううん、違うよ。さっき鞠莉ちゃんが表に来てるって連絡くれたから迎えに出たら、そのままこんなことに…」

志満「…あの…つまり…?」

鞠莉「ハイ。千歌さんに game を買い与えてもいいかどうかを確認しておきたくて」

志満「んん…ですので、千歌と遊びたいと言ってくれるのは嬉しいんですけど、だったら持ってないゲームを買い与えるということではなく、できることで遊んでほしいというか──…………ん…?」

美渡「買い、与えても…いいか……?」

鞠莉「マリーがちかっちに game を買ってもいいですか!!」

しまみと「「えええええええ!!??」」
0101名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/21(金) 21:36:30.26ID:/DBhiSTD
それは予想外過ぎてダイソウゲン
0102>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:36:49.10ID:r5uxgxhh
千歌「ど、どういうこと!?なんで鞠莉ちゃんがチカにゲーム買ってくれるの!?ニンテンドー!?」

鞠莉「ニンテン…?」

鞠莉「それは知らないけど、マリーがどーしてもちかっちとやりたいの!Pokemon を!」

千歌「ポケモン!?ダイヤさんがやってるやつ!?」

鞠莉「そう!あれでダイヤ達と battle することになったから、ちかっちにマリーの味方になってほしいのよ!」

千歌「!? !? ちょっと待ってあんまり話についていけてないかも!!」

鞠莉「うるせェ!!!!やろう!!!!」ドン!!!

美渡「ぽ、ポケモンなら私も持ってますけど…」

鞠莉「very old なので役に立ちまセーン!!」

美渡「意味なく傷つけられた!!」ガーンッ
0103>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:43:14.16ID:r5uxgxhh
志満「わかった、わかりました。いえ…いまいち意味はわかりませんけど」

鞠莉「! 認めていただけますか?」

志満「認めません」

Σ 鞠莉「なっ…」

志満「当たり前です。チョコやアメならまだしも、ゲームなんて高額なものを人様から買ってもらうようなことをしては、それこそ妹の価値観に大きな影響を与えてしまいます」

鞠莉「でもっ、それは私のワガママで──」

志満「そうですね。普段千歌ちゃんによくしてくださるとはいえ、人様のワガママは聞けません」

鞠莉「そんな…」

志満「だから、千歌ちゃん」

千歌「ほぇ…なに?志満姉」

志満「ワガママは、あなたが言いなさい」
0104>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:48:43.48ID:r5uxgxhh
志満「小原さんが一緒にやろうって誘ってくれて、そのゲームを千歌ちゃんは持ってなくて。もし買ってほしいと思っているなら、きちんと私に言いなさい」

志満「ただし、もちろんその分たっぷりお手伝いしてもらうけどね」

千歌「…! ほ、欲しい!チカ、鞠莉ちゃん達と遊ぶためにゲーム買ってほしい!お願いします志満姉、ちゃんとお手伝いするから、ゲームを買ってください!」ペコッ

志満姉「よく言えました。いいですよ」ニコッ

千歌「ほんとに!?やったーっ!」

鞠莉「エ?エ??買ってくださるんですか?」

志満姉「ええ。可愛い末っ子にワガママを言われちゃ、ダメなんて言えませんから。交換条件を呑むので精いっぱいですよ」

鞠莉「ほ、ホワ……??」キョトン…

志満姉「うふふ…さて、少し待っていてくださいね」スタスタ
0105>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:52:38.70ID:r5uxgxhh
志満「はい」っお金

千歌「へへえ〜、ありがとうございます!」

鞠莉「このまま沼津まで連れていってもいいですか?」

志満「随分と急ぐんですね。いいですよ」

千歌「わーいっ、鞠莉ちゃんとお出かけー!」

志満「迷惑かけないのよ」

千歌「わかってるー!行こ、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ええ。果南と梨子も待たせてあるから」

千歌「そうなの!?みんなでお出かけだ〜!行ってきまーす!」タタタ

志満「はい、行ってらっしゃい」

鞠莉「あの、ありがとうございます」

志満「いいえ。いつも千歌ちゃんと仲良くしてくださって、こちらこそありがとうございます。よろしくお願いしますね」

鞠莉「ハイ!」

鞠莉「ちょっと待ってよちか〜っち〜!」タタタ
0106>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:56:52.07ID:r5uxgxhh
美渡「末っ子に甘いな〜」ヌッ

志満「あら美渡ちゃん。いつの間にかいなくなっちゃって。小原さん帰っちゃったわよ」

美渡「いいなー、チカばっかり。志満姉、私部屋にコンポ置きたいんだけど」

志満「お給料を貰ってるんだから自分で買ってください」ニコニコ

美渡「ちぇー、なんだよー!次女にも甘くなってくれていいじゃんか〜」

志満「うふふ…」

志満「美渡ちゃん。私からお金は渡しておいたから、それは自分のお財布にしまってきなさい」ポン

美渡「ギクッ!!…いや、これは、コンポ買いにいこうと思って取ってきただけだし…」

志満「あらそう。チェックインが始まるまでには帰ってきてね」スタスタ

美渡「………はぁぁ…敵わないなあ」ポリポリ…


鞠莉陣営:千歌が参戦!
0107>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/21(金) 21:59:30.74ID:r5uxgxhh
と、こんなところで。
明日は日中か夜に更新できるといいな…
みんなマスク忘れずにね!
0108名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/21(金) 22:01:39.26ID:/DBhiSTD
乙です

さて曜ちゃんはどっちに入るか...
0109名無しで叶える物語(たこやき)垢版2020/02/22(土) 01:11:14.82ID:1amsNDh1
勇気リンリン元気ハツラツ興味シンシン意気ヨウヨウ
0112>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 13:31:34.93ID:WC5gmKWO
善子「やっっってきました!」


ゲーマーズ 沼津店


善子「ヌーマァァァァズ!!!」デデン

花丸「随分な張り切りようずらねえ」

ルビィ「よしこちゃんのホームだからね」

店員「ヨハネさん、こんにちは〜」

店員「久し振りですヨハネさん!またゲームしましょうね」

店長「ども、ヨハネちゃん。今日はどうかしたの?」

善子「あっ店長こんにちは!みんなも!今日は友達のゲーム買いにきたんですよ〜」

花丸「はー…大人気だねえ」

ルビィ「しかもみんなちゃんと『ヨハネ』って呼んでくれるからね。嬉しいんだと思う」

ルビィ「その反面──」
0113>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 13:34:02.29ID:WC5gmKWO
店の外


ダイヤ フー… スパァ… (シガレット)


花丸「ダイヤさんはなにやってるの?」

ルビィ「うん。みんなに『ヨハネ』って呼ばれてうきうきしてるよしこちゃんの様子があんまり好きじゃないみたい」

花丸「えええ…」

ルビィ「その辺はルビィ達が口出しすることじゃないから、ほっといていいと思うよ」

花丸「そっか〜」

善子「ほらずら丸、ルビィ!店長が安く見繕ってくださるってよ、こっち来なさい!」

ルビィ「だって」テテテ

花丸「おお、すごいね。さすが!」トトト
0114>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 13:39:30.95ID:WC5gmKWO
店長「こだわりがないなら3DSより2DSの方がいいかもね。特に女の子は手が小さいし、3DSは重いからね」

店長「どれか気に入った色はある?」

花丸「わあああ、こんなにあるんだ〜。えっと、おらこの黄色いのが好きだなあ」

善子「ん?2DSに黄色なんてありましたっけ」

店長「んー、あはは。天然でこれに目を着けるとは、なかなかやるね。せっかくだしって並べてみただけなんだけど」

善子「んん…?………いやっ、それはだめじゃないですか!?」

ルビィ「なにー?」ヒョコ

花丸「お高いやつずら?」

善子「値段がどうこうっていうか、これ、復刻ピカ版の同梱限定カラーですよね!?」

店長「だね〜」

ルビィ「ダネフシッ」
0115>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 13:44:11.13ID:WC5gmKWO
善子「そもそもヌーマーズって取扱対象店舗じゃなくないですか?」

店長「そこはまあ、ほら、これ私のだから」

善子「私物!!!」

花丸「店長さんのゲーム機を貰っちゃうわけにはいかないや…」

ルビィ「はなまるちゃん、まず『貰う』ものじゃないからね。買うんだよ」

花丸「これじゃないとしたら、う〜ん…黒、かなあ…」

ルビィ「赤でいいじゃん赤で」

花丸「やだよぉ、こんな派手なの怖くて使えないずら!」

善子「怖い…?」

店長「…」

店長「いいよ、これ。持っていきなよ」

善子「え!?」
0116>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 13:49:33.46ID:WC5gmKWO
店長「ピカ版はもう何周もしてるし、欲しいポケモンとか大体回収しちゃったからね。ハードなら他にもたくさんあるし、これあなたにあげるよ」

花丸「い、いいんですかぁ!?」パァ

善子「えっ、ちょ、そんな…」

店長「あなた、ゲーム初めてでしょ」

花丸「なんでわかったずら!?」

店長「わかるよ〜、ゲーム屋さんの店長だからね。初めてゲームを買うときのキラキラした目をしてるもん」

店長「今日からゲームを始めようっていうのに、欲しいものを妥協しちゃだめだよね。欲しがってるのを妥協させちゃうのも、うん、だめだ」

店長「ってことでその2DSあげるよ。私の私物だからね、もちろん売り物じゃないからお代はいりませんよ」

花丸「えええええ…!!」キラキラ

ルビィ「わあ、よかったねはなまるちゃん!」

善子「い、いいんですか?そんな簡単に…」

店長「私最近は専らスイッチやってるから。持てあましちゃっても可哀想だもん。あ、でもその代わりソフトはちゃんと買っていってね♡」

ルビィ「は〜い!」
0117>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 13:54:41.95ID:WC5gmKWO
花丸「箱にピカチュウ描いてあるよ」

ルビィ「はなまるちゃんもピカチュウは知ってるんだね」

花丸「うん。ソニックの隣にいつもいるよね」

ルビィ「それは…たぶんピカチュウじゃないかな…」

花丸「ずらあっ!?」

店長「ソニックなんか知ってるんだねえ」ホー

善子「まあ、あの子はあの子で色んなことやってるので」

店長「ヨハネちゃんのお友達はみんな可愛くていい子ばっかりだね。キミがいい子だからだろうね」ポン

善子「そ!…んな、こと…少しくらいしか」ゴニョゴニョ

店長「ははは!ところでソフトは決まってるの?わざわざDS系を買いにきたってことは、なにかお目当てのソフトがあるんでしょ」

善子「あ、はい。ポケモンなんですけど…」


鞠莉「善子みーーーーーーっけ!!!」
0118>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 13:58:07.05ID:WC5gmKWO
善子「ま、マリ!?」ギョッ

店長「元気そうな子だ」

鞠莉「ダイヤがいたから来てみたら、こんなところでこそこそ game のブッショクなんてやるじゃないの」

善子「別にこそこそしてないけど」

果南「なるほどね、善子が一緒ならそりゃここに来るか〜」

千歌「善子ちゃんが看板に落書きしてたお店だよね、久し振りに来た〜」

梨子「落書きっていうか、頼まれてやったんじゃなかったっけ…?」

ゾロゾロ…

店長「わお、大盛況だ」
0119>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:02:34.31ID:WC5gmKWO
ルビィ「わわわ、みんな来ちゃったの!?」

花丸「これは果南ちゃん達にはあげないんだから」ササッ

ダイヤ「はあ、表に立っていたのは迂闊でしたわ…」トコトコ

ルビィ「おねいちゃん」

ダイヤ「考えてみれば、鞠莉さん達だって味方を確保したのならどこかのタイミングでゲーム機を買いにいこうとなるはず。内浦にそんなお店はないのだから、当然沼津に来るはずでしたね」ハァ

善子「まあ、別に隠れてやんなきゃいけないことがあるわけでもないしいいんだけど」

店長「ヨハネちゃん」チョンチョン

善子「はい?」

店長「たくさん売れる予感??」ニコニコ つ在庫と

善子「あ、えーと…………少なくともDPtは買いませんよ」

店長「そっかぁ…」シュン
0120>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:07:17.56ID:WC5gmKWO
鞠莉「ン、ってゆーかコレ──」

ダイヤ「ええ。図らずもお互いのカードが明らかになったようですわね」

ルビィ「!」


鞠莉   ダイヤ
果南   善子
梨子   ルビィ
千歌   花丸
           ドン…!!


善子「そっちに付いたのね、リリー」

梨子「付いたっていうか、その、誘われたから…」

善子「ま、いいわ。同じギルキスとして多少心が痛むけど、敵対する以上は容赦しないから」ギラン

梨子「だ、だからそんな激しく対立するつもりなんかないんだけど…!」
0121>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:11:34.52ID:WC5gmKWO
ルビィ「千歌ちゃん…」

千歌「──チカもね、ダイヤさんとかちか達と一緒に戦いたい気持ちがあったよ。でも、鞠莉ちゃんには感謝してもしきれないほどの恩が生まれちゃったのだ…」

ダイヤ「感謝してもしきれないほどの…?」ピク

鞠莉「残念だけど、ちかっちはもうマリーのものなのよ。そういうケーヤクを交わしちゃったんだもの♡」

千歌「それもこれもー!ダイヤさんがチカのことすぐに誘ってくれなかったからなんだからー!うわあああんっ、ダイヤさんのばかーーー!」

ダイヤ「んなっ!?な、何事ですか!?」ギョッ

鞠莉「うふふ、いい子ね〜ちかっち。マリーと一緒にダイヤたんをボコボコにしてあげましょうね〜」ヨシヨシ

千歌「する…ボコボコ…する…!」フーッフーッ

ダイヤ「アンドロイドみたいになっていますが」
0122>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:15:10.90ID:WC5gmKWO
果南「まるはそっち行っちゃったか〜」

花丸「ダイヤさん達が一緒に遊ぼうって誘ってくれたから、いいよって。こんな険悪な対立になってるとは思ってなかったずら…」

果南「あはは、大丈夫だってば。みんな悪ノリが好きなだけだからさ、ケンカなんかじゃないよ。楽しくやろう」

花丸「う、うん」

果南「そういや、八人なんだよね。まだ」

花丸「え?ひい、ふう、みい…そうだね。曜ちゃんがいないね」

ダイまり「「!!」」

果南「連絡してみよっか?」ニッ

花丸「曜ちゃんならそんなにお家遠くないから来てくれるかも!」

果南「だね〜」
0123>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:22:26.59ID:WC5gmKWO
果南「………………あ、やっほー曜。今ひま?うん、うん、そうそう、実はたまたまみんな集まっちゃってさ。駅の傍なんだけど、おっ、さすが話がわかるね!うん、南口のゲーマーズにいるよ。善子のお店。…あはは、それは会ったら話すよ。はいは〜い」

ダイヤ「…来られるようですわね」

鞠莉「みたいね」

果南「すぐ行くってさ、さすが曜だね」

善子「曜が来たら取り合いが発生するのね。あの人なんでも器用にこなすイメージあるけど、ゲームなんかも得意なのかしら」

千歌「…そこそこ上手だよ。コントローラー握ってじっと座ってるのが苦手みたいで、すぐに飽きて放しちゃうけどね」

ルビィ「ゲームですら…」
0124>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:32:25.63ID:WC5gmKWO
店長「ヨハネちゃん」チョンチョン

善子「あっごめんなさい、店内でこんなに騒いで…!ほらみんな静かにしなさいよ、お店とお客さんに迷惑でしょ!…特にダイヤとマリと千歌さん!!」

ダイヤ「も、申し訳ありません…」

鞠莉「エ〜?マリーそんなにうるさくしてないよ〜」

千歌「する…静かに…する…!」フーッフーッ

梨子「それはもういいから」

店長「ああいや、ゲーム屋さんが賑やかなのはとってもいいことだから全然構わないんだけど、もう一人来るんだよね?」

善子「はい」

店長「この中で、ゲームを買いたい人は何人いるのかな」

善子「え?えっとー…ずら丸はソフトだけで、たぶんハードと両方買わなきゃいけないのはリリー、千歌さん、それと曜で…三人ですかね」

店長「ふむ」

善子「どうかしましたか?」

店長「いやあね、最新のソフトならいいんだけど、少し前のになると四つもあるかなーってさ。ポケモンだっけ」ハハハ

善子「……………あ。」
0125>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:38:07.33ID:WC5gmKWO
善子「あれ…?そういえばソフトってどうするのかしら…」

ルビィ「ORAS…かな…?おねいちゃんも鞠莉ちゃんもORASで始まったわけだし…」

果南「わざのエフェクトがなー、USMのが好みなんだけどねー」

善子「そんな些事を求められても」

ルビィ「わかる。ORASの剣舞あんまりかっこよくないよね」

善子「いや通じるんかい」

果南「私、USMなら両方持ってるよ」

善子「私も持ってるけど片方よ」

ルビィ「ルビィも」

店長「USMならたくさんあるよ?」

かなよしルビ「「「……………」」」
0126>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:46:34.26ID:WC5gmKWO
善子「ダイヤも鞠莉も知らないポケモンがうじゃうじゃ出てくるってのは、ちょっと可哀想じゃない?」

果南「そんなこと言ったら今日から始める人達なんかどのソフトでやっても同じじゃん」

ルビィ「どのソフトでやっても情報量はばらばらだもんね…」

果南「チーム制にすることでそれが均されてどっちも同じくらいになればいいってことでしょ」

善子「いや、なる?今日から始める人がこっちは一人、そっちは二人よ?曜がどっちに付くかわからないけど」

ルビィ「待って、千歌ちゃんは金銀やってたってゆってたじゃん」

果南「金銀って。ろくに情報量のアド取れないでしょそれは」

かなよしルビ「「「うーーーーーん……」」」
0127>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 14:57:00.00ID:WC5gmKWO
十数分後…


曜「みんないたー!お待たせー!」ヘイヘイ

鞠莉「マリーの曜!会いたかったわよー!」ムギュ

曜「わあ!?鞠莉ちゃん突然どうしたの〜」

ダイヤ「んな!!ず、ずるいですわよ鞠莉さん!」

鞠莉「エ、なにが〜〜〜??マリーはいつも通り大好きな曜に大好きの挨拶をしただけデース!」

ダイヤ「わっわたくしだってよよよ曜さん──…………大切な、仲間ですし…」

鞠莉「ホワぁ〜?ダイヤたんが誰でも言えそうなことを言ってまちゅね〜〜」

ダイヤ「んきーーーーーっ!!」

よしルビ ((うわあ うぜえ…))
0128>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 15:02:09.78ID:WC5gmKWO
曜「ポケモンバトル???」キョトーン

善子「そうなるわよね」

梨子「曜ちゃん、無理に加わる必要ないと思うよ。ゲーム苦手って聞いたし」

曜「ゲームが苦手ってわけじゃないんだけど、ずっとカチカチやってるのがあんまり得意じゃないっていうか…」

曜「ってか、え?みんなでポケモンやるの?なんで?」

善子「誰よりも困惑してるわよ」

ルビィ「ゆいいつおねいちゃんのオメガルビー見にきてないからね」

善子「ああね」ポン
0129>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 15:10:27.95ID:WC5gmKWO
ダイヤ「話せば長い──いえ長くはないのですが、あまり理屈の通った経緯はなく、話がどんどん拡がっていった結果といいますか」

鞠莉「みんなでダイヤをボコボコにしようって話だったんだけど、一年生がみんなあっちに行っちゃったのよ」

ルビィ「鞠莉ちゃん!ねつぞうしないで!」

曜「それはねつ造なんだ。いやほんとにわかんない」

花丸「ルビィちゃん、曜ちゃん。『ねつぞう』は慣用読みだよ」

善子「今そういうのいいから」

果南「いよいよ収拾つかなくなってきたね」ハハハ

曜「私を呼んだの果南ちゃんだよね!?」

千歌「よーちゃん!いいからなにも聞かずに鞠莉ちゃんの軍門に下って!チカと組むでしょ!」グイ

曜「えっ、私もどっちかに入るの確定!?」

ルビィ「ちょっと千歌ちゃん!曜ちゃんはCYaRon!なんだからこっちに入るの!」グイ

千歌「チカだってCYaRon!だよ!!」

曜「公演前に乱暴しないで!」

千歌「よーちゃん!」

ルビィ「曜ちゃん!」

ちかルビ「「どっちの味方なの!?」」

(((可哀想…)))

曜「え〜〜〜〜〜………」


どっちの味方なの? >>131
0132>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 15:44:40.04ID:WC5gmKWO
曜「ち、ちかちゃん…」

千歌「!」パァ

ルビィ グイーッ

曜「あたたた、いやいやルビィちゃん…」

ルビィ「!」ニコッ

千歌 グイーッ

曜「いててててて」

千歌 グイグイ

ルビィ グイグイ

ちかルビ「「むむむ〜〜〜〜っ」」バチバチ…

曜「腕が…痛いであります…」グスン

梨子「も、もうやめようよ千歌ちゃん。曜ちゃんが可哀想よ」

花丸「ルビィちゃん。そんな無理やりはよくないずら」

千歌「だって〜…」

ルビィ「曜ちゃんと果南ちゃんのコンビはなんかまずい気がするもん…」
0133>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 15:49:44.61ID:WC5gmKWO
果南「二人とも、その辺にしなよ」ポン

千歌「果南ちゃん」

ルビィ「ぅゅ…」

果南「曜に味方に付いてほしい気持ちはみんな同じなんだから。まるの言うように無理やり引き入れるようなやり方はよくないよ」

曜「果南ちゃーん!助かったよ〜!」ハグッ

果南「よしよし。ま、呼んだの私だからね。責任持たないとってさ」

果南「ちょっとしたブームが来ててさ、こんな感じの二組に分かれてポケモンのゲームで対戦することになったんだよ。それでお互い最後に曜を自分のチームに引き入れたいと思ってるってところ」

果南「どうかな?そもそも無理に参加してくれって言うつもりはないから、もしやりたければ好きな方の仲間になってよ」

曜「…私が入ったら人数が揃わなくなっちゃうよ」

果南「それはどうにでも調整できるからいいよ。誰かが二回戦ってもいいんだし」
0134>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 15:55:50.99ID:WC5gmKWO
曜「せっかくみんなで遊ぶんなら私だって加わりたいけど、うーん…」

果南「いいよ、曜のやりたいようにすれば。どっちかのチームに付かなくても隣で応援してくれるのだっていいしね」


善子「あなたが鞠莉といがみ合ってるうちに果南がきちんと三年生してるわよ」

ダイヤ「面目ないですわ…」

梨子「鞠莉さん…」

鞠莉「なっ、なによその哀れんだ目は!ノーノー!マリーそんな目を向けられるのはイヤよ!」


曜「…うん、決めた」

「「「!!」」」

果南「お、どうする?」

曜「私、果南ちゃんチームに入るよ!」
0135>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 15:59:27.26ID:WC5gmKWO
曜「ポケモンってやったことないから上手くできるかわかんないけど、見てるだけなんてつまんないからね!」

千歌「さっすがよーちゃん!チカの味方になってくれるって信じてたよ!」

ルビィ「曜ちゃん…ルビィとはここでお別れなんだね…」

曜「えええっ!?そんなつもりじゃないんだけど!」オロ

花丸「ルビィちゃん。己の意思は己以外の万物に左右されることはないずら。曜ちゃんの決定は尊重しないと」

曜「困ったとき頼りになるのはやっぱり果南ちゃんだなーって思ったら、へへ、果南ちゃんチームに入るのが安心かなって!」

果南「ん。歓迎するよ」

鞠莉「マリーのチームなんだけど」
0136>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 16:08:01.28ID:WC5gmKWO
ダイヤ「結局、Aqours全員参加と相成ったわけですが──」

ダイヤ陣営
善子、ルビィ、花丸

鞠莉陣営
果南、梨子、千歌、曜

善子「果南さん持ってかれた上に人数でもアド取られちゃったかー」

ルビィ「厳しい戦いになるので覚悟しておいてください!」

花丸「チーム一年生ふゅーちゃりんぐダイヤさんずら!」

ダイヤ「いや!一応わたくしがこの件の中心だと思うのですが!?」

善子「まあまあまあ」

ルビィ「まあまあまあまあ」
0137>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 16:12:25.00ID:WC5gmKWO
果南「二年生全員こっちに来てくれたね」

鞠莉「それはそれでなんだかキレイに分かれたわね」

ようちかりこ「「「よろしくお願いしまーす」」」

果南「後輩の育成って意味じゃ、普段とやってることは変わらないかなん。楽しくやろうね!」

ようちかりこ「「「………」」」

──果南『そう!バシッと回ってヒャーってやるの!』

──果南『ここの音はね、アーって感じ。違う違う、アーって』

──果南『なんかテュテューンみたいなリズムにならないかな?アガるやつ!』

ようちかりこ (((あれ?大丈夫か、これ…?)))


店長「揉め事が落ち着いた辺りで、いいかな」
0138>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 16:17:40.80ID:WC5gmKWO
USM ズラリ…


ダイヤ「あら?これは…?」

善子「うん。話し合った結果ね、ソフトはUSMでやろうってことになったのよ」

ダイヤ「…?」

ルビィ「オメガルビーじゃないやつだよ」

ダイヤ「!? で、ではもくたんちゃんはどうなるの!?りこちゃん♡によしこさん、まマさん達は!?」

善子「大丈夫、大丈夫!落ち着いてダイヤ!あなたのポケモン達はみんな連れていくから大丈夫よ、誰ともお別れなんかしないわ!」

ダイヤ「そ、そう…それならよいのですが」

ルビィ (もくたんちゃんは…壮大にイメチェンするけどね…!!)
0139>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 16:22:52.74ID:WC5gmKWO
果南「ソフト持ってない人はこれと、あとハードも買わないとね」

梨子「ゲームって結構安いのね」

千歌「音楽の道具に比べたらね。普通の高校生が買うには…充分高いよ…!」クッ…

鞠莉「デ・モ〜?」

千歌「志満姉がお小遣いくれたのだぁーーん!」イェーイッ

曜「えー!?ちかちゃんずるいなー」

千歌「よーちゃんは普段ほとんどお小遣い使わないから余ってるでしょー」

曜「まあこれくらいなら全然買えるけど」

ルビィ「おねいちゃんも。どっちがいい?」

ダイヤ「えと、これは…どう違うの…?」

ルビィ「こっちがお昼でこっちが夜だよ」

善子「どんな教え方よ」

ダイヤ「では夜で」

善子「あ、夜なんだ」

花丸「おらは昼のやつにしようっと」

ワイワイ…
0140>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 16:30:07.29ID:WC5gmKWO
チーン♪

店長「毎度ありぃ!」


果南「それじゃ全員必要なものは行き渡ったね?最低限エンディングまでは進めた方がいいだろうから、ちょっと延びちゃうけど──期限は一ヶ月!一ヶ月後の土曜日に、みんなでポケモンバトル大会だよ!!」

「「「おーーーーっ!!!」」」

果南「期間の使い方は自由ね。エンディングまで進めても進めなくてもいいし、とことんバトルの練習や知識の勉強に使ってもいい。とにかく一ヶ月後に全員万全の状態で集合すること!」

果南「さ〜て、一ヶ月…楽しくゲームできると思うなよ〜?」ポキポキ

二年生ズ「「「ひぇぇぇぇ…!」」」

善子「ダイヤとずら丸も。ストーリー楽しむのは程々にして、ポケモンの知識たっぷり詰め込むわよ!」

ダイヤ「は、はい!」

ルビィ「はなまるちゃんはゲーム機の使い方に慣れるところから始めようね」

花丸「お願いしますずら〜♪」

鞠莉「さあ楽しくなってきたわよ…」ウズウズ


鞠莉「シャイニーーーーーッ!!!」


続く…
0141>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/02/22(土) 16:34:03.87ID:WC5gmKWO
とりあえずチームを決める動きと、それに伴う現実的なストーリーを描写しました
みんながUSMを進めなくちゃいけないのでアレなんですけど、その様子はカットしてもいいですか。
ここから再び八スレは…ちょっと…
0142名無しで叶える物語(庭)垢版2020/02/22(土) 16:39:41.51ID:HXz8Ikml
乙です

>>1のしたいようにで、良いと思いますよ
個人的に贅沢を言えば、更新1回分をダイジェスト版で見てみたいのもありますが(各キャラがストーリーに軽く触れる感じで)
0144名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/23(日) 01:01:59.19ID:XIu/dx5Q
そういえばUSMって歴代でも1番難しい疑惑あったような(かがやきさまを見つつ)

これみんなクリア出来るのか?
0148>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 21:36:34.85ID:nw4DdxAU
桜内梨子の場合


『ポケットモンスター ウルトラサン』

梨子「わあ、映像すごく綺麗…!ダイヤさんの画面もそうだったけど、あれよりさらにきめ細かくなってるみたい。BGMも素敵…」

──果南『三人とも、一週間あげるからストーリーを進めておいで。来週の土曜日から対戦の特訓を始めるからね!』

──二年生ズ『『『はーい』』』

──鞠莉『マリーは?』

──果南『鞠莉は今日から特訓だよ!』

──鞠莉『エーーッ!?』

梨子「っていけないいけない。さくさく進めなくちゃいけないんだった」カチカチ

梨子「えっと、これが私のプレイキャラクターなのね。…ふうん、引っ越してきたんだ。あ、ニャース!アニメのニャースより可愛いかも。この子は喋らないのかな」

梨子「えっ、リリィタウン?ふふ、なんだか親近感が湧いちゃうな。どんな町なんだろう、おしゃれで可愛いものがいっぱいな町かな。なんてね」カチカチ
0149>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 21:44:11.91ID:nw4DdxAU
『ポケモントレーナーの ハウは ニャビーを 繰り出してきた!』

リコ『いけっ!アシマリ!』

アシマリ『ウキュプキュ!』

梨子「ニャビーはほのおタイプって書いてあったよね。アシマリが使えるわざは、はたく、みずでっぽう、なきごえ…か」

梨子「みずタイプのわざがほのおタイプによく効くはずだよね。サトシがよく言ってたもん」カチ

『相手の ニャビーの ひっかく!』

梨子「わ、ニャビーの方が先に動くんだ」

『アシマリの みずでっぽう!』パシュッ

『効果は 抜群だ!』

梨子「あっ、ほらね!えへへ、アニメ観てたのが役に立つなんて思わなかったな」
0150>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 21:48:35.76ID:nw4DdxAU


『ポケモントレーナーの ハウとの 勝負に 勝利した!』

ハウ『うわ〜、リコってばポケモンバトル強いな〜!』

梨子「そ、そう?強い?そうかな」テレ

梨子「私がっていうか、ほら、戦ったのはアシマリだもん。ね、アシマリが頑張ったんだよね」

アシマリ 手パンパン

梨子 (あっ可愛い…) キュン

梨子「──って、はあ!!これはまるでポケモンやってるときのダイヤさんみたい!!」ガンッ

梨子「じ、自分のポケモンが言うことを聞いて戦いに勝ったり動いてるのを見たりするのが、こんなにわくわくするなんて…隣でダイヤさんのゲームを観てるときにはこれっぽっちも感じなかったのに…!」ワナワナ…
0151>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 21:56:55.46ID:nw4DdxAU
梨子「このままアシマリ達のことを好きになっていっちゃったら、いずれ私も…」

──『やどりぎが ちかの 体力を 奪う!』

──ダイヤ『ぉぉぉ…』

──『ちかは 猛毒の ダメージを 受けている!』

──ダイヤ『おおおおおんっ!』

──梨子『情緒大変だけど大丈夫ですか』

──ルビィ『オメガルビーのときはよくあるからそんなに気にしなくていいよ』

梨子「ああなっちゃうのは………イヤ!!」ゴクリッ

梨子「これはゲーム、これはゲーム、これはゲーム…ポケモンのゲームを知るために淡々とエンディングを迎えるための作業なんだから、なんでもない…なんでもない…なんでも…」カチカチ

『アシマリは 8レベルに 上がった!』

『アシマリは チャームボイスを 覚えた!』

梨子「ええっすごいね、やったね!」

梨子「くあああっ!!」ガンッ (自律)
0152>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 22:03:01.05ID:nw4DdxAU
『あ!野生の ツツケラが 飛び出してきた!』

梨子「ツツケラ可愛いなあ。ゲットしたいけど、モンスターボール持ってないんだよね…もう少ししたら手に入るのかな」カチカチ

『アシマリは どうする?』

梨子「!」

梨子「ツツケラをゲットしたからってあなたのこと置いていったりしないわよ!大丈夫、ポケモンは六匹まで連れ歩けるんだもん。一緒に最強のポケモントレーナーを目指そうね」

梨子「ォァァアアッ!!」ガンッ (自律)
0153>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 22:08:57.11ID:nw4DdxAU
梨子 カチカチ…カチカチ…

女の子『お願いします、あのポケモンを助けてあげてください!』

オニスズメ『ウルルッパァ!』ツンツン

???『ぴゅい〜』

梨子「大変、弱そうなポケモンがいじめられてる!オニスズメったら、サトシのピカチュウをいじめたりもしてたし…行こうアシマリ!」カチ

リコ『いけっ!アシマリ!』

アシマリ『ウキュプキュ!』

梨子「アシマリ、チャームボイス──!」カチー

0154>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 22:12:21.52ID:nw4DdxAU
オニスズメ『ウルルッパァ〜!』バサバサ…

女の子『ほしぐもちゃん!』タタタ

ほしぐも『ぴゅぴゅい!』フワァ

梨子「よかった、何事もないみたいね」

女の子『ありがとうございます、トレーナーさん。あなたのポケモン、とっても強いんですね。それにあなた自身もとっても勇敢で、羨ましい…』

女の子『私も自分の力でこの子を守れるようにならなくちゃ』

ほしぐも『ぴゅ?』

梨子「きっとその気持ちが一番大切なんですよ。ポケモンのことをそんな風に思えるあなたなら大丈夫だと──」ハッ

梨子「…」

梨子 カチカチカチカチカチカチ…
0155>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 22:21:37.65ID:nw4DdxAU
ククイ『このポケモンをゲットしたい!そう思ったら、バトルで弱らせてから、ここで!モンスターボールを使うんだぜ!』

梨子 (ああ、これで新しいポケモンを捕まえられるようになりそう) カチカチ…

梨子 (気づいたら──気づいたらストーリーに一喜一憂して会話しちゃってる。さながらダイヤさんみたいに)

梨子 (隣で見てるときは大丈夫なのかなこの人って思ってたけど、くっ…予想以上に入り込んじゃう。こんな…こんなはずじゃ…!) カチカチ…

ククイ『これでリコも立派なポケモントレーナーさ。たくさんのポケモンをゲットして、キミだけの旅をするんだ!』

梨子 カチ…

梨子 (こんなはずじゃなかったら、どんなはずだったっていうの?)
0156>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 22:23:51.36ID:nw4DdxAU
梨子 (せっかく初めてやるゲームなのに、前準備だからって淡々と進めて?それってなんの意味があるの?)

梨子 (ダイヤさんがポケモンをやってる姿はとっても輝いてた、それは心から楽しんでたからに違いない。わくわくする気持ちも、アシマリを可愛いって思う気持ちも、おさえる必要なんかない。ううん、おさえちゃいけない)

梨子 (私はポケモンを──めいっぱい楽しむ!)

梨子「……よし!!アシマリ、行きましょう。たくさんポケモンをゲットして、私達で最強を目指すのよ!」

梨子「えい、えい、おーーーっ!」オーッ


扉│梨子ママ「…」

梨子「…」ォ…

扉│梨子ママ ……………… b グッ


梨子「○△×□★♪◇↓〜〜〜〜〜っ!!?」////


お母さん伝いで善子にはバレた。
0157>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/23(日) 22:38:38.39ID:nw4DdxAU
それぞれこのくらいずつでいいのですかね
ダイジェストかつコメントもないとなんだか味気ないですね
続きはまた明日、夜になると思います
0159名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/23(日) 23:54:26.11ID:XIu/dx5Q
>>1乙です
これで味気ない...だとッ!?

キャラごとに別々のシーンをかけば、ストーリーも見えて、各キャラがどんな風にポケモンにハマって行くか見れてるので、良いと思います。

もくたんちゃん対ウルトラネクロズマはちょっと見てみたい
0161>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 21:32:25.30ID:gW2UqsEL
高海千歌の場合


『あ!野生の ドロバンコが 飛び出してきた!』

千歌 カチカチ…

『野生の ドロバンコは 倒れた!』


『あ!野生の メリープが 飛び出してきた!』

千歌「わーメリープだーっ!でんきタイプなんだよね、えっとえっと、ニャヒートがみずタイプに弱いけどでんきタイプなら勝てるから………よーし捕まえよー!」

ちか『いけっ!にゃほ!』

にゃほ『ニャァーブフゥッ!』


千歌「えへへ〜、メリープ捕まえた〜♡」ホクホク

千歌「次のポケモンはっと」カチカチ

『あ!野生の ヨーテリーが 飛び出してきた!』

千歌 カチカチ…


『あ!野生の ミルタンクが 飛び出してきた!』

千歌「うおーっミルタンクだー!!」
0162>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 21:38:02.58ID:gW2UqsEL
スカル団『どっスカ!バトルしまスカ!』

千歌「む!」

『スカル団の したっぱが 勝負を 仕掛けてきた!』

『スカル団の したっぱは スリープを 繰り出してきた!』

千歌「えー、スリープなんか持ってるんだ。いいな〜」

ちか『いけっ!にゃほ!』

にゃほ『ニャァーブフゥッ!』

千歌「ニャヒートも可愛いけど、やっぱりオーダイル使いたかったなあ。もう少し進んだらワニノコ出てくるかな」カチカチ

──果南『ストーリー進めながら、対戦でどんなポケモンが使いたいか。どんな戦い方をしたいか、考えてみてね』

千歌「どんなポケモンが使いたいか…」
0163>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 21:46:31.59ID:gW2UqsEL
千歌 ムー…

──ちか『いけっ!なんとか!』

──なんとか(オーダイル)『ガルァシュッ!』

千歌 (オーダイルと冒険するの楽しかったなー。いあいぎりもなみのりもかいりきもワニニがみんなやってくれるから楽だったし)

千歌 (なんかこのポケモンだとマンタインでしかなみのりできないみたいだけど…) ←ちょっと不満

『にゃほの ほのおのキバ!』ボガブッ

『相手の スリープの どくガス!』

千歌 (昔の記憶のせいかな。新しく見るポケモンより、前に見たことあるポケモンの方が可愛くかっこよく見える。スリープなんかでも)

千歌 (こんな風に一生懸命動き回ってる姿、好きなポケモンだったら嬉しいだろうな。早くオーダイル捕まえたいな)

『にゃほは 毒を 浴びた!』

千歌「うわ!!」ゲッ
0164>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 21:48:19.50ID:gW2UqsEL
>>163

千歌 (オーダイルと冒険するの楽しかったなー。いあいぎりもなみのりもかいりきもオーダイルがみんなやってくれるから楽だったし)

の誤りです
0165>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 21:52:54.11ID:gW2UqsEL
カキ『一匹だけ違う動きをするガラガラがいる。どれだか当ててみせるんだ』

千歌「! へへ〜ん、チカこういうの得意なんだからね!」

ガラガラ達 ズンドコズンドコ…

千歌「…!………?」ジーッ

ガラガラ達 ズンドコズンドコ…

千歌「…」ジーッ…

カキ『さあ、動きが違ったのはどのガラガラだ?』

千歌「動きが違ったのは、真ん中…だったと思うけど…」カチ

カキ『正解!ガラガラが襲いかかるぞ!』

『野生の ガラガラと 勝負に なった!』

ガラガラ『…』

メーたん(モココ)『…』

千歌「………………いやこれガラガラじゃなくない!!?」ガーンッ
0166>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:02:14.08ID:gW2UqsEL
『カキの 試練を 達成した!』

千歌「ふぅ…結構強かったな。ぬしパワーってなんなの、チカも同じの使えたら負けないのに」

カキ『見事オレの試練を乗り越えたキミに、新しいライドポケモンを与えよう!』

千歌「! なんだろ、いあいぎりのオーダイルかな!?」パァ

カキ『来い!リザードン!』

リザードン『ザァウガァァ!』ビュン

千歌「違った…」シュン

千歌「でもリザードンも好き!!」

カキ『こいつを呼べば一度行ったことのある島や施設に自由に飛べるぞ』

千歌「知ってる!そらをとぶでしょ!ダイヤさんもなんか笛で呼んでたし、これでダイヤさんに並んだもんねー」イシシ

千歌「リザードンもありかなあ」
0167>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:10:05.39ID:gW2UqsEL
千歌「マップが広くてどこ歩いてるのかよくわかんなくなっちゃうな〜」カチカチ

千歌「ん」



壁草草草
壁 草草    ちか
壁草草草



千歌「怪しい…」

千歌「こんなときは!おいでしいたけ!」カチカチッ

ムーランド『ブルルバウゥ!』

千歌「こうやって〜」

ムーランド『………!』

『ちかは ビビりだまを 手に入れた!』

千歌「ほ〜らねっ!さすがチカ!さすがしいたけ!」ハッハッハ

千歌「…」

ムーランド『…』

千歌「しいたけこんなにブサイクじゃないや」カチカチ
0169>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:14:34.32ID:gW2UqsEL
マオ『やっと来たね、待ってたよ』

千歌「あ、さっきの女の子だ」

マオ『さあ!準備はいい?キャプテン・マオの試練を始めるよ!』

千歌「えっもう!?さっきガラガラの試練終わったばっかりなのに!?」

千歌「っていうかジムは!?ジムはいつになったら挑戦できるの!?」

マオ『マゴのみとあまいミツ、おおきなねっこを集めてね。全部揃ったら戻ってきて。はい、行ってらっしゃい!』

千歌「使いっ走られてるだけじゃん!自分で集めなよ!」
0170>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:18:13.95ID:gW2UqsEL
ちか トコトコ…

千歌「なんか光ってる」カチ

『マゴのみだ!とりますか?』

千歌「取るよ。集めないと進めないんだもん」

『カリキリが にらんでる… とりますか?』

千歌「だから取るってば」カチカチ

千歌「…ん?」

ちか トコトコ…  カリキリ チョコチョコ…

千歌 (なんかついてきてる)

ちか トコトコ…  カリキリ チョコチョコ…

千歌 (あれ?可愛くね?) カチカチ…
0171>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:21:05.36ID:gW2UqsEL
マオ『おっ、早かったね!確かにマゴのみだね…って、カリキリがついてきてるよ』

千歌「へっへーん、千歌のこと好きになっちゃったみたいで困ってるんだよ。仲間にするなんて言ってないのについてきちゃって、モンスターボールも使ってないのにもう仲間になった気でいるんだから〜」ドヤ…

マオ『あーあ。カリキリはこのマゴのみを返してほしいみたいだね』

千歌「へー?」

マオ『ほら、返してって。戦うつもりみたいだよ』

カリキリ『チュキ!』

『野生の カリキリと 勝負に なった!』

千歌「なんでなの!!!」
0173>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:26:01.08ID:gW2UqsEL
『あまいミツだ!とりますか?』

ちか トコトコ…  キュワワー スイー…

千歌「この子が離れてくれなくて大変だったんだから〜」ドヤ…

マオ『キュワワーの大切なあまいミツだったみたいだよ』

キュワワー『キュワッキュワプ!』

『野生の キュワワーと 勝負に なった!』

千歌「なんでなの!!!!」


『おおきなねっこだ!とりますか?』

ちか トコトコ…  ウソッキー ノソノソ…

千歌「ウソッキーはじょうろで水をかけたら怖がって襲ってくるんだよ。優しくしてあげたら喜んで仲間になってくれるんだから」ドヤァ

マオ『ウソッキーのところから持ってきちゃったんでしょ、このおおきなねっこ』

ウソッキー『ウルルンプッ!』

『野生の ウソッキーと 勝負に なった!』

千歌「なんでなの!!!!!」
0174>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:31:26.93ID:gW2UqsEL
千歌 ゼェ…ハァ…

千歌「ちょっと…この試練ポケモンバトル多いよ…」

マオ『これでスーパーマオスペシャルが作れるよ!ちょっと待っててね〜』

千歌「試練達成…あとはそのなんとかスペシャルが出来上がるのを待ってればいいだけなんだよね。はあ疲れた…やまおとこのオジサンなんか無視してたのに思い出させられるし散々なのだ…」

ズシン… ズシン…

千歌「んぁ?」

ぬしラランテス ヌゥ…

千歌「わー」

マオ『うわ、ラランテスだ!スーパーマオスペシャルのにおいにつられて来ちゃったんだね』

千歌「へー、野生のポケモンも寄ってくるなんて美味しいにおいがするんだろうなあ」

マオ『ちょ、私手が放せないから相手よろしく!』

千歌「………へ?」

『ぬしポケモンの ラランテスと 勝負に なった!』

千歌「ぎょえええええええっ!!」
0175>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:39:35.14ID:gW2UqsEL
『相手の ラランテスの ソーラーブレード!』

ズドンッ

メーたん ピコン…ピコン…

千歌「はあ!?」


『相手の カクレオンの ピヨピヨパンチ!』

『にゃほは こんらんした!』

千歌「はああ!!?」


『メーたんの でんじは!』

『ラランテスの リーフガード!』

『ラランテスには 効果が ないようだ…』

千歌「はあああっ!!!??」

0176>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:43:03.08ID:gW2UqsEL
千歌 ゼェハァ…ゼェハァ……ゼェハァ………

『ぬしポケモンの ラランテスを 倒した!』

『メーたんは 新しく エレキボールを 覚えたい…』

千歌「あ、そう…好きにしていいよ…」ゲッソリ… カチカチ…

マオ『お疲れさん!ちょうどスーパーマオスペシャルも出来上がったところだよ。はい、これ食べて元気もりもり!ポケモン達の体力もみんな回復しちゃうよ!☆』

千歌「ぉ………っ、遅いよーーーーー!!!」


スーパーマオスペシャルは美味しそうだった。
0177>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/24(月) 22:46:59.45ID:gW2UqsEL
ほしぐもちゃん…?おまえ、ほしぐもちゃん…だよな…?(ありがとうございます!)


前に頂いたイラストをせっかくなのでご紹介します

よしこ(ドクケイル)
https://i.imgur.com/ksJ0DHR.jpg

ちか(アメモース)
https://i.imgur.com/pijwNIf.jpg

ぶっぶさん(ダイヤ(ミロカロス))
https://i.imgur.com/mQiW09U.jpg

まマさん(まりのママ(ゲンシグラードン))
https://i.imgur.com/KAWi9pK.jpg

もくたんちゃん
https://i.imgur.com/GZlzBYg.jpg

他のイラストは次回にでも。
0179名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/24(月) 23:28:17.72ID:g+HAbYzY
>>1乙です

金やっててリザードンに思い入れがない?と思ったけど、千歌ちゃんたちの世代ってだいたいDPtだったわ
0181>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 22:05:17.62ID:aadS8uSW
渡辺曜の場合…


曜 カチカチ…

『ビーッ ビーッ!』

曜「ん?」

ビッケ『ルザミーネさま!この反応は、ウルトラホールの出現アラートです!』

ルザミーネ『なんですって… 一体どこに出現するというの!?』

ビッケ『それが──ここです!』

ズ… ズゥゥゥ…

??? ヌッ…

ルザミーネ『これは…ウルトラビースト…!』

曜 (ウルトラビーストってポケモンとはなにか違うのかな)

曜「…あ、私がバトルするんだ。はいはい」カチカチ
0183>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 22:11:58.38ID:aadS8uSW
『???と 勝負に なった!』

せんちょう『いけっ!ヒトデマン!』

ヒトデマン『ウルルビァンッ!』

???『…』

ヒトデマン『…』

曜 (名前が表示されてない。ストーリー的にも未知の生物って感じだし、正体不明ってことなんだろうな)

曜 (でもポケモンとバトルができるってことは結局ポケモンなんじゃないのかな。そういうことじゃないのかな、よくわかんないけど)

曜「…」ジー

???『…』

曜 (『そうでもなさそう』だけど、とりあえずは捕まえてどんなポケモンなのか確認しておこう) カチカチ

『エーテルパラダイスでは モンスターボールが 使えない!』

曜「あ。そうだった」

曜 (じゃ倒すしかないのか。これ、後でまた出会えるのかな?まさか名前もわからないこんなバトルでこれっきりってことないと思うんだけど) カチカチ…
0184>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 22:19:11.10ID:aadS8uSW
曜 (捕まえ方はどうしてもだったら果南ちゃんに聞けばいいけど、もし何回かバトルすることになる相手なんだとしたらデータは欲しいよね。ってことで) カチ

『???の パワージェム!』

曜「お、向こうの方が先に攻撃するんだ」

曜 (見た目そんな感じしないけど結構スピードあるんだなー)

『ヒトデマンの ミラータイプ!』ズズズジュ

『ヒトデマンは 相手と 同じ タイプに なった!』

曜「へへっ、これでオッケー。さっそく確認っと」カチカチ

曜「へー、いわ、どくタイプなんだ。クラゲっぽいから毒を持ってるのはわかるかも」ウンウン

曜 (みずタイプのわざでいいんだよね?でもヒトデマンはもう一回パワージェムを受けたら倒れちゃうから交代して…) カチカチ

曜 カチカチ…
0185>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 22:26:51.62ID:aadS8uSW
ビッケ『ああっ、ウルトラビーストが再びウルトラホールへ…!』

ルザミーネ『追わなくていいわ。相手はわからないことが多すぎる、こちらにとっても今ここで戦いを続けるのは被害が想定できない』

ビッケ『はい…』

??? ズズズ…

シュウウウウ…

曜 (クラゲは倒したけど逃げちゃったしウルトラホール?は閉じちゃった。なんか謎だけ放り込まれていった感覚だな)

ルザミーネ『ごめんなさい、こんな事態になるとは思っていなかったの。今日はここまでにしておきましょう』

ビッケ『私が地下まで送ります』

ルザミーネ『お願いね、ビッケ』

曜 (これでこの施設は終わりなんだ。また来ることがあるのかな?)
0186>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 22:35:46.90ID:aadS8uSW
『ウラウラ島に 到着しました!』

曜 (で、三つ目の島か。なかなかいいペースで進んでるよね。でも──)

──曜『果南ちゃん』

──果南『ん、どした?曜』

──曜『どんなポケモンで戦いたいか、って言われても、私よくわかんないよ』

──果南『ポケモンは丸っきり初めてなんだっけ。それじゃとりあえずストーリー進めてみなよ、曜は勘いいからストーリー進めるの自体はそんなに苦労しないと思うからさ』

──果南『やってみて、やっていくうちに好きなポケモンが見つかればそのポケモンをどう使うか一緒に考えよう』

──曜『うん、わかった』

曜 (とは言ったんだけど…)

曜 (正直、まだピンと来るポケモンに出会ってないんだよな〜)
0189>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 22:48:39.68ID:aadS8uSW
曜 (ヒトデマンもアシマリ…じゃない、オシャマリも全然キライじゃないけど。『これ!』って感じじゃないんだよね) カチカチ

曜 (千歌ちゃんが見せてくれたダイヤさんのやつで、一匹すごく好きな感じのポケモンがいたんだけど。あれなんだったのかな…このまま進めたらそのうち出会えるのかな)

ハウ『やっほー!』

曜「あ、ハウくんだ」カチカチ

『ポケモントレーナーの ハウは ライチュウを 繰り出してきた!』

曜「お」

曜 シゲシゲ…

曜 (自分の尻尾に乗ってる…?でもこれはこれで可愛いな。うーん、好きといえば好きかもなあ) カチカチ…
0190>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 22:59:47.09ID:aadS8uSW
『スカル団の したっぱは デルビルを 繰り出してきた!』

曜「犬…」


『あ!野生の ラッタが 飛び出してきた!』

曜「ねずみ…」


『あ!野生の オニドリルが 飛び出してきた!』

曜「なにかはわからないけど鳥…」

曜 (鳥…鳥か。なしじゃないな。でもオニドリルも速く飛べそうだけど、せっかくならもっと速く飛べそうなポケモンがいいな)

曜 (ものすごい速度で飛ぶポケモンとかいないのかな。その背中に乗ってヨーソローできたらきっと楽しいよね!) ウキウキ


『あ!野生の マケンカニが 飛び出してきた!』

曜 (いや、カニは違うな…) カチカチ…
0191>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 23:13:18.66ID:aadS8uSW
マーマネ『デンヂムシたちを… 捜してきてほしい…』

曜「任せて〜」カチカチ

曜 (私のデンヂムシもいいレベルになってきたけど、もうそろそろ進化するのかな?さすがにこの姿が最後ってことはない…よね)

曜 (電車みたいな形になったから、もう一つ進化したらきっと新幹線みたいになるんだろうな!そしたらものすごいスピードで動けるようになるに違いないし、楽しみだな) フフ

デンヂムシ『プォプォッフニニ!』

曜「二匹目みーっけ。あと一匹か」

曜「…」

曜 (鳴き声はアコーディオンっぽいし見た目も言われれば似てないこともないけど、まさか進化したら楽器ポケモンになったりしないよね…) ハハ…

曜 (新幹線ポケモンになりますよーにっ!) カチカチ…


ヒトデマンもデンヂムシもなかなか進化せずに果南に泣き付くのは、まだしばらく先のことだった…
0192>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/25(火) 23:17:34.01ID:aadS8uSW
曜ちゃんの実況()書くのめちゃくちゃ難しかったです

みんなが使うパーティはほぼ全て決定していますが、
あと何回かの更新の後に、ダイヤさんの六匹を決める安価を出すつもりです


善子とよしこ
https://i.imgur.com/Xp9QGHo.jpg

果南とかなん(ケッキング)
https://i.imgur.com/HujSOL0.png

梨子とりこちゃん♡(ジュカイン)
https://i.imgur.com/B9ZjdLr.jpg

ルビィとルビィ♡♡♡(エアームド)
https://i.imgur.com/MwyoIyT.png
0194名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/25(火) 23:22:34.80ID:TVNPZ8YL
>>1乙です。
0196>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 15:19:01.09ID:EEesXXhC
とある日…


千歌「おはよー!よーちゃんっ」

曜「おはようちかちゃん。梨子ちゃんも」

梨子「おはよう」

千歌「ねー、よーちゃんは昨日どこまで進んだー?」

曜「スカル団のアジトを突破したとこだよ」

千歌「へっへーん、チカもう三つ目の島も終わって先に進んだもんねー!」

曜「うわ、早いな〜。ちゃんとストーリー読んでる?」

千歌「読んでるもん!楽しくってどんどん進んじゃうだけだよ」

梨子「寝る時間も削ってるんだって」ハァ

曜「あーあ…また居眠りして怒られるよ」

千歌「今は授業なんかよりポケモンだもん」

曜「なんかって。そんなこと言ってたらダイヤさんからも叱られるよ?」

千歌「ダイヤさんはチカのこと見捨てたからキライ!」プンッ

千歌「今はチカのボスは果南ちゃんだもん」

梨子「別に見捨ててないと思うけど…それより果南さんは『うむ、感心感心』とか言いそうで困るわ」

曜「よくないなあ…」
0197>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 15:23:01.31ID:EEesXXhC
千歌「もー、チカの話はいいの!ポケモンの話しよーよ」

曜「怒られても知らないからね。梨子ちゃんはどの辺まで進んだの?」

梨子「私はゴーストタイプの試練の前でレポート書いたところよ」

曜「あれ?あんまり進んでない?」

千歌「そーなの。梨子ちゃんのんびり進めるからチカネタバレ気にしちゃってあんまり話せないんだよ!」

梨子「うう…だって景色も綺麗だし色んな人とかポケモンがいて楽しいから、つい寄り道しちゃうんだもん」

曜「もしかして、ポケモンみんな捕まえながら進んでる?」

梨子「うん…」

千歌「え!」

曜「にしし、私もだよ」

梨子「ほんと!?」

千歌「えっうそ!」
0198>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 15:31:08.27ID:EEesXXhC
曜「だって、バトルで使うポケモンを決めなくちゃいけないんだよ。だから色々捕まえて少しでもたくさんのポケモンを知らないとね!」

梨子「私はつい気になって捕まえちゃうんだけど、そうよね、バトルで使うポケモンを決めなくちゃいけないんだもん…」

千歌「えー、二人ともずるいよ!チカ全然ポケモン捕まえてないんだけど!」

梨子「ずるいって言われても…絶対そうしなくちゃいけないってわけじゃないわよ」

千歌「それじゃ梨子ちゃんとよーちゃんの方がポケモンに詳しくなっちゃうじゃん!」

曜「いや、だって半分くらいそれが目的でストーリー進めてるんだよね?」

梨子「千歌ちゃんも捕まえてみたらいいじゃない。バトルするだけじゃわからないこととかたくさん発見があって楽しいよ」

曜「そうそう。図鑑の説明とか読むの面白いし!あ、そうだ。昨日釣りしてたらすっごく好きな感じのポケモンに会ったんだよ!私、あのポケモンはバトルで使うって決めたんだ」ニシシ

千歌「え!?なんてポケモン!?」

曜「まだ内緒だよーっだ」

千歌「え〜〜!よーちゃんのいじわる!」
0199>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 15:37:31.35ID:EEesXXhC
曜「ちかちゃん達は何匹か決まった?」

千歌「オーダイル!」

梨子「お、オーダイル?」

曜「ありゃ。私そのポケモン知らないな。どこで出会ったの?」

梨子「オーダイルってワニノコの進化したポケモンよね?捕まえたの?」

千歌「ううん、まだストーリーでは見かけてない。でもオーダイル大好きだから絶対使うって決めてるの」

曜「なんだ、まだ出てないやつか〜。もしかしてポケモンってストーリーじゃ出会えないやつとかいるのかな」

千歌「たぶんたくさんいると思うよ。チカが昔やってた頃のポケモン、まだほとんど見てないもん」

曜「そうなの!?果南ちゃんに聞いてみないとだね」

千歌「あとねー、昔一緒にいたポケモンで出てきたから捕まえたやつがいるんだけど、内緒!」

曜「えー、教えてよ〜」

千歌「よーちゃんが教えてくれないから教えない!」
0200>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 15:42:26.45ID:EEesXXhC
千歌「ねえ梨子ちゃんは?」

梨子「私は…アシレーヌが可愛くなってきちゃったから、せっかくなら一緒に戦いたいかな…なんて」

曜「おー、いいね。歌う感じのポケモンだし梨子ちゃんにぴったりだよ!」

梨子「えへへ、そうかな」テレ

梨子「それと、前から好きで探してるポケモンもいるんだけど、まだ見かけてないの」

千歌「なになに!?誰!?」ズイ

梨子「………私も内緒!」

千歌「えーーーっ、なんでーーー!」

梨子「千歌ちゃんが教えてくれたら教えてあげる」

千歌「ち、チカだってよーちゃんが教えてくれたら教えるもん!」

曜「私ぃ!?だったら私も梨子ちゃんが教えてくれなきゃ教えなーい」

千歌「これじゃ意味ないじゃーん!」
0202>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 15:50:52.06ID:EEesXXhC
曜「あははは………ところでさ」

梨子「うん、なに?」

曜「土曜までに終わるのかな?」

梨子「…」

千歌「へ?終わらないかな?」

曜「あとどれくらいあるのか知らないけど、まだ三つ目の島だし…ちかちゃんはそろそろ終わりそう?」

千歌「えー…うーん………わかんない…」

梨子「たぶんだけど、Zクリスタルって全部のタイプのやつがあるんだよね?まだ半分くらいしか揃ってないんだけど…」

曜「私もそれくらいだった気が…」

ようちかりこ「「「………」」」

曜「果南ちゃんに、少し期限延ばしてくれるようにお願いしよっか…」

梨子「そうね…」


全然いいよと笑う果南の奥、憔悴しつつある鞠莉の表情はまだ見て見ぬふりをした三人であった…
0203名無しで叶える物語(庭)垢版2020/02/26(水) 16:10:29.62ID:Xz+MCf6H
1からガチ勢に知識を聞くとなると、ね...

3値の説明をし、廃人ロードを走り、いくらか楽になったとはいえ性格一致6Vを目指す...

うん、普通につれーわ
0206>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:09:31.91ID:EEesXXhC
国木田花丸の場合


花丸「ずらぁぁぁっ!?」

ルビィ「ど、どうしたのはなまるちゃん!」

花丸「おらがいなくなったずら!」

ルビィ「え!?どうゆうこと!?」

花丸「さっきまでこのボタンを押してたら歩いてたんだけど、ちょっと目を離したらいなくなっちゃった」

ルビィ「そんなばかな…」ノゾキコミ

はなまる『…』

ルビィ「あ、あれ?これだよね?」ツン

花丸「んん?」

花丸「んんん〜〜〜〜〜〜??」ジ…

花丸「ああ!この子だ!ありがとう、ルビィちゃん!」

ルビィ「う、うん」
0207>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:13:28.02ID:EEesXXhC
花丸「うわあまたおらがいなくなっちゃったー!」

善子「いやいるでしょここに!これ!このど真ん中に立ってるのがあんたよ!」ビシッ

花丸「わ、よく見つけられたねえ。こんなに人がいっぱいいるとどれが自分なのかわかんなくなっちゃうよ」

善子「どう見てもモブと比べて目立ってるしわかりやすいと思うんだけど…ポケモンで主人公見失うとか聞いたことないわよ…」

花丸「そんなこと言われても」

善子「あー、じゃあこうしましょ。ちょっと貸して」カチカチ

花丸「あんまり意地悪しないでね」

善子「少しもしないっての。…ほら、これでどう?」

はなまる(メガネ装備)『…』

花丸「メガネかけた!」

善子「このクソダサメガネかけてるのがあんたよ。これなら見つけやすいでしょ」

花丸「うん、ありがとう善子ちゃん!これでもうわかんなくならないよ」カチカチ

善子「やれやれ…」
0208>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:17:43.34ID:EEesXXhC
花丸「ルビィちゃん、おらを見つけてほしいずら…」

ルビィ「また見失っちゃったの!?」

ルビィ「あれ、でもよしこちゃんにメガネ着けてもらったんじゃ…」

花丸「そうなんだけど、欠点があることに気づいたの」

ルビィ「欠点?」

花丸「向こうを向いちゃってたら、メガネをかけてるかどうか見えないんだよ」シュン

ルビィ「あ、ああ、確かにね…そうだね…えっとどれどれ…」

はなまる(on ケンタロス)『…』

ルビィ「ケンタロスライドしてるよ!今までで一番わかりやすいよはなまるちゃん!!」

花丸「おーっ、こんなとこにいたんだね。よしよしお待たせ、先に進もうね」カチカチ

善子「ってか、いいから歩かせればイヤでもどれだかわかるでしょ…」
0209>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:23:57.19ID:EEesXXhC
『スカル団の 用心棒の グラジオは ズバットを 繰り出そうとしている…』

『はなまるも ポケモンを 入れ替えますか?』

花丸「ん?」カチ…

花丸「…」

花丸「…!」

花丸「おらもポケモンの交代ができそう!」

花丸 カチカチ

はなまる『もどれ、もくまる!いけっ!いとまる!』

いとまる『シュキィー!』

花丸 ドヤッ

善子「だああああっ!なんでズバットにイトマル出してんのよ!テキスト読めっつってんでしょーが!!」

花丸「ずらぁ?」キョトン
0210>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:32:10.42ID:EEesXXhC
ゾゾゾゾ…

ぬしオニシズクモ ザバァァ

『ぬしポケモンの オニシズクモと 勝負に なった!』

花丸「!?」

はなまる『いけっ!いとまる!』

いとまる(アリアドス)『シュシュギュア!』

ぬしオニシズクモ『…』

いとまる『…』

花丸「………!………!?」

ルビィ「あれ、はなまるちゃんどうしたの?バトルしないの?」

花丸「い──」

花丸「いとまるが、二匹に増えた…?よ…??」

ルビィ「えええええええ!?」ガビーンッ
0211>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:42:36.62ID:EEesXXhC
花丸「このオニシズクモってタイプはどうなってるの?」

ルビィ「あ、それきいちゃうんだ。むし、みずタイプだよ」

花丸「このオニシズクモはなんできらきらしてるんだっけ?」

ルビィ「ぬしパワーですばやさが上がってるからだよ」

花丸「ぬしパワー??」

ルビィ「はなまるちゃん、このオニシズクモさんはぬしポケモンなんだよ」
0212>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:44:54.56ID:EEesXXhC
花丸「うーん…」

花丸 カチカチ

ルビィ「!」

『相手の オニシズクモの バブルこうせん!』

『いとまるの いとをはく!』シュルルル

『相手の オニシズクモの すばやさが がくっと 下がった!』

ルビィ「いとをはく…」

花丸「うん。あれ、だめだったずら?すばやさが上がってるって言ったから、下げといた方がいいのかなって思ったんだけど…」

ルビィ「ううん、だめじゃないよ。いい行動だったと思う」

花丸「そっかぁ」
0213>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:48:40.59ID:EEesXXhC
『オニシズクモは 助けを 呼んだ!』

『シズクモが 現れた!』

花丸「ちっちゃいオニシズクモが来ちゃったなぁ」

ルビィ (驚いてる様子はない…)

花丸「ちっちゃいけどオニシズクモってことは、むし、みずタイプなんだよね。だからこのままいとまるでいいとして、どうしようかな」

ルビィ「…」

ルビィ (ゲーム画面にもゲームの操作にも慣れてない。テキストを読む習慣もないから漏らしちゃうこともある)

ルビィ (でも、一回把握したことはほとんど理解して自分のものにしてる。戦況に応じてバトルを進めることも充分できる)

ルビィ (意外と…ゲームうまいんじゃ…) ゴクリ
0214>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:52:44.34ID:EEesXXhC


『ぬしポケモンの オニシズクモは 倒れた!』

花丸「勝ったみたい!」

ルビィ「うん、はなまるちゃんの勝ちだよ」

花丸「手強かったずら〜」

ルビィ「…そう?どんなところが?」

花丸「効果抜群にならないところ」

ルビィ「!」

花丸「もくまる(フクスロー)だったらひこうタイプのわざが使えたけど、むしタイプのオニシズクモには向いてないから出せなくて、ずっといとまるで戦わなくちゃいけないから難しかったよ」

ルビィ「…そうだね。でも勝てたね!」

花丸「うん、ルビィちゃんのおかげだよ!」ニコッ

ルビィ (アリアドスだけでぬしオニシズクモ戦を突破しちゃった…)
0215>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 21:58:23.55ID:EEesXXhC
スイレン『お疲れ様でした。スイレン・ミズの試練はこれで達成ですね』スッ

花丸「だっ、誰ずら!?敵!?」カマエッ

ルビィ「はなまるちゃん、その人スイレンさんだよ」

善子「なかなかやるじゃない、ずら丸」ヌッ

花丸「善子ちゃん。いたの?」

善子「いたわよ。ずっと見てたし」

花丸「やだなぁ、人のゲームを覗き見るなんて感心しない趣味だよ」カチカチ

善子「おおァ!?散々泣き付いてきといてそんなこと言うのかァ!?」

ルビィ「よしこちゃん、どうどう」

ルビィ「でも、はなまるちゃんほんとに結構うまくない?」ヒソ

善子「うん、正直うまい。驚いてるわ。慣れさえすればそれなりになるかもね」ヒソ

ルビィ「そうだよね!」

花丸「………あれぇ!?ルビィちゃん善子ちゃん、湖から出られないずらぁ!」

善子「慣れればね…」

ルビィ「うん…」


ニックネームの入力はとても時間がかかるので善子とルビィにやってもらうようにした。
0216>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/26(水) 22:02:35.55ID:EEesXXhC
今日はこんなところで。

あまり意識して使ったことのない言葉ですが、最鈍と最遅は使い分けるべきなのですか?
0217名無しで叶える物語(庭)垢版2020/02/26(水) 22:07:10.75ID:r0hDwLHP
乙です

いとまる(アリアドス)は草
0218名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/26(水) 22:07:54.44ID:ySd5zCVS
わかんない……

最鈍ってレスした後にちょっと心配になって検索かけたら最遅の方がヒットしたから……

でもTwitterだと普通に最鈍って使うしどっちでもいいのかな……
0222>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 21:47:55.74ID:TNJ/qYub
ダイヤ「イ・ヤ、ですわ」

ルビィ「お、おねいちゃん。イヤとかじゃなくて…」

ダイヤ「絶っっっ対にイヤよ!もくたんちゃんではない子と、りこちゃん♡達以外のポケモンを連れて旅をするなど!わたくしは認めません!」

ルビィ「でもほら、そうしないと鞠莉ちゃんと対戦できないし…」

ダイヤ「オメガルビーで対戦すればよいでしょう。あの人も持っているのだし、今からでもこれをお店に返して、人数分のオメガルビーを買ってくればいいのよ」っウルトラムーン

ルビィ「お店にたくさんオメガルビーがなかったからこっちになったんだよ」

ダイヤ「それはあのお店だけに頼るからでしょう?沼津にはゲームを扱っているお店などいくらでもあるでしょうし、今時ならばネットで買うということもできるのではないの?」

ルビィ「できると思うけど…でもぉ…」

ダイヤ「ふーんですわっ!」プンッ
0223>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 21:52:00.30ID:TNJ/qYub
ルビィ「おねいちゃん、わがままゆわないで。もうみんなきっと始めてるし、早く始めて少しでも環境とポケモンに慣れないと勝てるものも勝てなくなっちゃうよ」

ダイヤ「わたくしはオメガルビーには充分詳しいので大丈夫よ」カチ

ルビィ「ちょっと!オメガルビーやり始めないでよ!ゆうほど詳しくないよ、ORAS環境にだって!」

ダイヤ「んま!なんということを言うのですか。よいでしょう、それならば今ここで再び矛を交えますか?あなたにも一戦の貸しがあるのだから、どこかで返しておかなければならないと思っていたところよ」

ルビィ「いいけどこてんぱんにするよ!!」

ダイヤ「なんですって!!!」
0224>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:00:11.67ID:TNJ/qYub
ダイヤ「ふふ、今日ももくたんちゃんは元気そうですしりこちゃん♡達は可愛いですわ。ああ、あなた達と離れることなど考えられないことね」カチカチデレデレ

ルビィ (た、助けて善子ちゃん…お姉ちゃんがウルトラムーン始めてくれないよぉ…)

ダイヤ「おっと、今日はまだ『あれ』を観ていなかったわね。ちょっと待っていてね」イソイソ

ダイヤ「…はい、一緒に観ますわよ!」


https://i.imgur.com/LnnkhLq.jpg
https://i.imgur.com/Gb2KWnk.jpg
https://i.imgur.com/TW8WAMP.jpg
https://i.imgur.com/rlND4We.jpg
https://i.imgur.com/PHGX0j4.jpg
https://i.imgur.com/fq89qLh.jpg
https://i.imgur.com/W6EeNqK.jpg


ダイヤ「ああ…何度観ても損なわれることのない気高い勇姿、いつまでも観続けていたいほど尊い余韻。うっとりしてしまうわ」

ルビィ「やめてよ、もう!殿堂入りムービー録ってる人なんか初めて見たよ!そんなことするくらいなら何回だってちゃんと殿堂入りして観なよ、みっともない!」

ダイヤ「み、みっともないですってぇ!?長過ぎるのかなんなのか動画をアップできないのだからと静止画をぺたぺた貼るのがそんなにみっともないことですか!」

ルビィ「誰もメタの話はしてないでしょ!」
0225>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:06:12.50ID:TNJ/qYub
ダイヤ「まさかダイゴさんに勝利した時点で強制的にレポートを書かれるとは思っていなかったのよ。獲得経験値を確認して殿堂入りのレベルを調整しようと思っていたのに」

ルビィ「再戦でクリアするのはさすがに無茶なレベルだもんね…」

ルビィ「って、だからそうゆうことじゃなくて!ウルトラムーンやろうよ!」

ダイヤ「何度言われてもわたくしは折れません。もくたんちゃんと、りこちゃん♡達と離れることは有り得ませんわ。ましてや顔ぶれを総取っ替えして新たな旅を始めるだなんて言語道断です」

ルビィ「そんなぁ…はなまるちゃんも千歌ちゃん達も、おねいちゃん達に巻き込まれてポケモン買ったんだよ?」

ダイヤ「元はと言えば果南さんの横入りと鞠莉さんの提案から拡がったことでしょう。そうでなくともゲームを買うと決めたのはそれぞれ当人達の意思。そこに責任を求められるいわれはないわ」

ルビィ「うう…」
0226>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:10:41.62ID:TNJ/qYub
ダイヤ「〜♪」カチカチ

ルビィ「はぁもう…」スマスマ

ルビィ (善子ちゃんならどうにかできるかな。できないとほんとに大変っていうか、みんなに合わせる顔がないんだけど…)

ルビィ ムー…



ルビィ「!」バッ

『よしこちゃん:そんなこともあるかなとは思ってたわ』

『よしこちゃん:任せて』

ルビィ「よしこちゃん…!」パァ

ルビィ「『なにか手伝うことある?』っと」

『よしこちゃん:そうね』


『よしこちゃん:それじゃ──』
0227>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:14:26.84ID:TNJ/qYub
しばらくして…


ルビィ「よしこちゃあん!」テテテ

善子「おー、よしよし。苦労したわね、変な姉を持って」

ルビィ「変ではないけどいじっぱりで…」

善子「使える性格だからよしとしましょう」

ルビィ「んんwww」

善子「ダイヤは?」

ルビィ「まだオメガルビーやってる」

善子「そう。頼んどいたものは?」

ルビィ「できてるよ」

善子「うし。そんじゃ──」コキッコキッ

善子「ひと芝居打つわよ」

ルビィ「ぅゅ!」
0228>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:18:55.02ID:TNJ/qYub
善子「ごきげんようダイヤ」ザッ

ダイヤ「あら善子さん、いらしたのですか。すみません、今ちょっとマルちゃん達とポケパルレに勤しんでいるもので」スッスッ

善子「…」

ダイヤ スッスッ スッスッ

善子「………」

ダイヤ スッスッ スッスッ スッスッ スッスッ

善子「…さては無限レベルの方やってるわね!!?」

ダイヤ「一番豪華なポフレをあげたいので」スッスッスッスッスッスッ
0229>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:22:31.82ID:TNJ/qYub


ダイヤ「お待たせしました」ズン…

善子「私と話すのに、ポケパルレの結果を露骨に引き摺ってくるのやめてくれない?」

ダイヤ「だってミスしてしまいましたし…」

ルビィ「いや、どこかではミスしないと終わらないし…普通の人が見たらドン引きするくらいにはできてたからいいと思う…」

ダイヤ「ところでどうかなさったのですか?昨日の今日でまたぞろ内浦へ来てくださるとは」
※ ゲームを買った日の翌日曜日

善子「あなたがしょうもない駄々をこねてルビィを困らせてるって聞いたから、私がわざわざ駆け付けたのよ」

ダイヤ「!」キッ

ルビィ サッ
0230>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:26:36.48ID:TNJ/qYub
善子「ウルトラムーンを始めずに未だにオメガルビーを黙々とやってるのは一体どういうことなのよ」

ダイヤ「ルビィに呼ばれて来たということは、わたくしの言い分もどうせ筒抜けて耳に入っているのでしょう?もくたんちゃんとお別れはしない。それだけのことですわ」

善子「聞いた聞いた」

ダイヤ「どうしてもと言うならば対戦の場をオメガルビーにしていただかなくては。それであれば喜んで決闘を受けて立つ意思があるわ」

善子「…あなた、もくたんからなにも聞いてないの?」

ダイヤ「……………は…?」ピク
0231>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:29:53.69ID:TNJ/qYub
ダイヤ「もくたんちゃんから、なにも…?いえ特に聞いていませんが…」

善子「ふうん。そうなの」

ダイヤ「そうですが」

善子「…」

ダイヤ「…」ウズ

善子「……」

ダイヤ「…なんですか!わたくしを差し置いて善子さんがもくたんちゃんからなにを聞いたというの!?」ガタッ

善子「痺れ切らすのが早い」

善子「…もくたんが引っ越すって、聞かなかったの?」

ダイヤ「は、い…?引っ越す…?」
0232>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:34:48.52ID:TNJ/qYub
ダイヤ「ぃ…」

ダイヤ「いえいえいえいえ!ばかをおっしゃいなさいな、そんなことあるはずがないでしょう!」

善子「なんで?」

ダイヤ「もくたんちゃんはつい先日ホウエン地方へ越してきたばかりなのよ?それがこんなにもすぐまた引っ越すだなんて、有り得ませんわ!」

善子「いやいや。引越ってする家庭はほんとにめっちゃするからね?小学生の頃とかいなかった?転校してきてほんの数ヶ月でまた転校してった子とか」

ダイヤ「こ、心当たりがありませんが…」

善子「そう。でもいるのよ、転勤族って。まじで」

ダイヤ「転勤族もなにも、もくたんちゃんのお父様はトウカシティでジムリーダーをなさっているのですよ。もくたんちゃん達はその後を追ってホウエン地方へ越してきたというのに、なぜまた離れることになるのですか」

善子「いやだからね、センリが他の地方に転勤になったのよ」

ダイヤ「そうなのですか!?」
0233>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:45:28.08ID:TNJ/qYub
善子「元々ホウエン地方はもくたんとお母さんがセンリと一旦合流するためだけの場だったらしいし、もくたんの旅もちょうど一息ついたわけでしょ。いいタイミングだったわね、さすがよ」パチパチパチ

ダイヤ「わ、わたくしが時機を狙って殿堂入りしたかのように!」

ダイヤ「ですが殿堂入りしたからといって旅が終わるわけではありませんし、まだまだホウエン地方でやれることは残っていますわ」

善子「それはそうだけど、引っ越した先でできることはそれ以上にあるでしょ」

ダイヤ「ぐ…」

善子「それに、ホウエン地方にずっと居続けるつもりがあったとしたら、チャンピオンの座を蹴ったのはどうしてかしら?」

ダイヤ「!!」

ダイヤ「いやしかし、チャンピオンとして座す生活より自由気ままな旅の日常を選んだというだけならばなにもおかしなことは…」

善子「チャンピオンのダイゴってめっちゃ自由じゃなかった?」

ダイヤ「た──確かに…!」
0234>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:50:00.47ID:TNJ/qYub
ダイヤ「…!」ワナワナ…

善子 チラ…


ルビィ コクコクッ


善子「ね、わかったでしょ。もくたんは始めからホウエン地方に長居する予定はなかったのよ」

ダイヤ「で、ではもくたんちゃんは…いずれお別れすることを承知の上でりこちゃん♡達と旅を始めたのだと…?」

善子「ばかね。そんなはずないじゃない」

ダイヤ「!」

善子「連れていくのよ、みんな。新たな場所にね」

ダイヤ「つ…連れていけるのですか!」

善子「そりゃそうでしょ。モンスターボールに入ってもらえばトラックの荷台に百匹だって乗れるわよ」

善子「…ん?ほら、仲間達は一足先に出発したそうよ?」

ダイヤ「へ…?」
0235>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:54:09.49ID:TNJ/qYub
ダイヤ「あら!?そういえばオメガルビーは!?」バッ


ルビィ「!」パッ


ルビィ「えへ…」ソロリ…

ルビィ「えへへ…」ソロソロ…

ダイヤ「あなた、わたくしのオメガルビーになにかしたの?」

ルビィ「ぴっ!?」ビクッ

ルビィ「な、なんにもしてないよ!ほら、おねいちゃんが触ってた画面のまんまでしょ!」

ダイヤ「どれ」スタスタ…

ダイヤ「……………そうね。変わった様子はないようだわ」

ルビィ ホッ…

善子「変わってることといえば、せいぜい仲間達を先に送り出したことくらいじゃない?」

ダイヤ「そうね。仲間達を先に送り出した………え?それはどういう…?」

善子「だから、ちょっと貸して。ほら」カチカチ

ダイヤ「…………!!!!」
0236>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 22:58:29.02ID:TNJ/qYub
『ポケモン』

『りこちゃん♡』


ダイヤ「りこちゃん♡しか…いない…!?」

ダイヤ「ようちゃんは!?まマさんは!?よしこさんにぶっぶさん、マルちゃんルビィ♡♡♡かなんさんは!?他の方々はどこへ行ったというの!?」カチカチカチカチ

善子「落ち着きなさいってば。先に送り出したんだって言ったでしょ」

ダイヤ「さ、先にとは…」フラフラ…

善子「もくたん達が引っ越す先──アローラ地方に向けて、一足先に旅立ったのよ」

ダイヤ「あ、アローラ地方…」

善子「そ。さあ、もくたんも早く行かないと愛しのよしこ達と離れっ放しよ」

ダイヤ「そ──それは許されませんわ!早く、早くアローラ地方へ行かねば!それでそのアローラ地方とやらへはどうやって…!?」

善子「ルビィ」

ルビィ「はい、おねいちゃん」っ2DS スッ

ダイヤ「は、はい…?」
0237>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:03:34.06ID:TNJ/qYub
ルビィ「ここが新しいもくたんちゃん達の旅の舞台、アローラ地方みたいだよ」

ダイヤ「え、ええ…?」ソッ…


ママ『ここがアローラ地方なのね。暖かくて気持ちがいいわね、もくたん! ▼』


ダイヤ「もう到着しているのですが!?」ガーンッ

ダイヤ「それとお母様なんだか随分と雰囲気が変わりましたが!!?」ガガーンッ

ダイヤ カチ…

ママ『間もなくククイ博士がいらっしゃるはずだから──あら』

ガチャ

ククイ『やあ、キミがもくたんかい。オレはポケモン博士のククイ!よろしく頼むぜ!』

もくたん コクン

ダイヤ「──もくたんちゃんももはや別人と言っていいほどに変わってしまっていますが!!!???」ガガガガーーーンッッ

善子「アローラは温暖な気候だからねえ」

ルビィ「イメチェンもしたくなるよねえ」

ダイヤ「イメチェン!?イメチェンの範疇におしまるかしらこの変貌具合は!?」
0238>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:05:03.10ID:TNJ/qYub
>>237

最後の台詞

× ダイヤ「イメチェン!?イメチェンの範疇におしまるかしらこの変貌具合は!?」

○ ダイヤ「イメチェン!?イメチェンの範疇におさまるかしらこの変貌具合は!?」
0239>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:09:22.86ID:TNJ/qYub
ダイヤ「とは言え」

ダイヤ カチ…

ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「来てしまったものも、イメチェンしてしまったものも仕方ありませんか…」カチカチ…

ルビィ (うわあほんとに受け入れたーーー!!)

善子 (さすがダイヤ…)

ダイヤ「ところで、りこちゃん♡は?先に旅立ったという他のコ達はどこに?」

善子「ああ、後でポケバンクから──じゃなくて、もう少ししたら合流できるはずだから先にアローラ地方に詳しくなっておくといいわ。りこちゃん♡達をスマートに案内できたらきっと喜ぶわよ」

ダイヤ「! そ、そういうことならば…ふふふ、わたくしがりこちゃん♡達に格好いいところを見せてあげなければね。ねえもくたんちゃん」カチカチ

善子 フー…

善子「ルビィ、今のうちにりこちゃん♡も私のポケバンクに」ヒソ

ルビィ「あいあいさ!」ヒソ
0240>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:13:55.49ID:TNJ/qYub
こうして多少の波乱も含みつつ、もくたんはアローラ地方へ無事に引っ越し、ダイヤはウルトラムーンへ無事に移行した。

りこちゃん♡達と合流できる(ポケバンクから連れてこれる)ようになるまで進めさせる、そして合流した後にりこちゃん♡達を引き連れて旅を進めようとするのを止めさせる。

その二点に二人が費やした労力もなかなかとんでもなかったものの──

なんとか、ダイヤさんを第七世代環境へ引っ張ってくることには成功したのだった。


そしてAqoursバトルに向けた九人の一ヶ月が幕を開けた──


続く…
0241>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:16:23.60ID:TNJ/qYub
本日の本編更新はここまでですが、対戦でダイヤさんが使用するパーティを決めたい(決めていただきたい)と思います

思い入れの面から基本的にはオメガルビー時代のメンツから選出するのでいいと思っていますが、要望があれば新メンツを一匹か二匹加えてみてもいいかもしれません
いかがでしょうか?
0243>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:20:07.74ID:TNJ/qYub
ダイヤさんの使用可能なポケモン


りこちゃん♡(ジュカイン)♀

ようちゃん(バシャーモ)♀

よしこ(ドクケイル)♀

ダイヤ(ミロカロス)♀

ゆきほ(ユキメノコ)♀

じゅっき(コイル)

ソーナノ

さくらうち(アブソル)♀

ドクロちゃん(ヨマワル)♀

ルビィ♡♡♡(エアームド)♀

ラティオス

♡♡りあ♡♡(タマザラシ)♀

かずお(ギャラドス)♂

マル(マルマイン)

あくあしっぷ(サメハダー)

まり(フライゴン)♀

かなん(ケッキング)♀

ちか(アメモース)♀


※ 連れてはきたものの対戦では使用不可
まりのママ(グラードン)
0245>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:21:39.19ID:TNJ/qYub
なおオメガルビーから連れてきた個体はタマゴわざを習得できないので、その点はご理解ください。

安価を出すのは明日くらいにしましょうか
0246>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:22:36.03ID:TNJ/qYub
安価でないとすると、皆さんで話し合っていただいてパーティを決めてもらう?
それとも私が六匹とも決めてしまうということでしょうか
0247名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/27(木) 23:22:39.95ID:A0joF7a+
そこまでガチな対戦をするのかどうかってのもあると思う

無作為抽出の6匹で組める戦略を考えるのも楽しいよ(勝率からは目を逸らす)
0249>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/02/27(木) 23:25:37.12ID:TNJ/qYub
参考までにお話しすると、ダイヤさん以外のメンバーは構築度外視で『それぞれが使いそうなポケモン、好きそうなポケモン』を六匹選び、そのパーティでできそうな構築を後追いで考えました
※ 一部完全に構築が先だった人もいます
0251名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/27(木) 23:55:06.85ID:Z3FbiYpY
今まで書いてきた>>1に任せて良いと思う

新メンツは適当にコメントに書き込んで>>1が気に入った物を適宜採用で良いと思う

と言うかダイヤちゃんのことだからアローラの冒険の仲間にも愛着持ちそうだし
0252名無しで叶える物語(dion軍)垢版2020/02/28(金) 00:11:43.85ID:6Ar5Sl9n
構築作るときは問題ないと思ってもいざ潜ると特定のポケモンに3縦されるのはよくあることだからなあ
0255名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/28(金) 00:58:32.46ID:NdV0IovF
それにしても>>1がリアルでもくたんちゃんを再現してたの草

Aqoursの皆は主人公の着せかえはやってるのかな?曜ちゃんやルビィちゃんあたりははまってそう
0257名無しで叶える物語(帝国中央都市)垢版2020/02/28(金) 09:25:44.22ID:iq03KB2P
構築ありきの選出は(読者視点だと)それぞれのポケモンが何をするか大体分かっちゃうからSSとしては面白くならなさそうなのがな
0258名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/28(金) 09:43:02.08ID:YyDYbL7m
かなよしルビ(果南2回?)がガチ勢、他がエンジョイ勢って感じかな?

知識0から1ヶ月で育成終わらせて対戦に慣れるところまで行くのは流石にキツいよね
0261名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/02/28(金) 14:08:57.21ID:NdV0IovF
>>259 果南の指導無しなら晴れに依存するパーティだっただろうけど、指導ありなら晴れがメインになるパーティになりそう

2回戦うのは、戦力的に考えれば花丸、話のノリとしてはダイヤかな
0265名無しで叶える物語(茸)垢版2020/02/29(土) 11:51:39.46ID:PmBPE8T0
第3世代までしかやってないからORはある程度わかってもSMはストーリーもポケモンもさっぱりだ
0268>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 20:49:32.17ID:cY2e6aA+
『堕天使ヨハネのポケモン対戦講座』


善子 コキッ コキッ

善子「やってくわよ」

ルビィ「わー」パチパチ

花丸「やんややんやーずら」

善子「ポケモンのストーリーを進めるのと対戦とでは、パーティの組み方から各ポケモンの技構成、戦闘での立ち回りまで、なにもかもが異なるわ。もはやそれらは別のものと言っていいほどにね」

花丸「ほうほう」

善子「決闘の日までに与えられた期間がたった一ヶ月である以上、ずぶの素人が対戦でまともな立ち回りができるようになるには一日だって無駄にできないのよ。ましてやそもそもソフトを開始するのを渋るなんてもっての外だからね!」ビシッ

ルビィ「それはルビィじゃなくておねいちゃんにゆってください」
0269>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 20:54:30.44ID:cY2e6aA+
ルビィ「ってゆうか」

ルビィ「別によしこちゃんもそんなにポケモンの対戦にめちゃくちゃ詳しいってわけじゃないよね?」

善子「ぅ」ギクッ

花丸 ジッ

ルビィ ジー

善子「…………い、いいのよそれでも!だって誰かが指揮とらなくちゃならないんだから、仕方ないじゃないの!」

善子「それともルビィが前に立つ!?」

ルビィ「むりです!」

善子「ほら!だったらせめてそれなりに見れる程度の試合ができるくらいまで持ってくための手伝いをしてちょうだいよ!」

ルビィ「わかってるよぉ。ちょっとからかっただけでしょ」

善子「ったくもう…」

花丸「それでヨハネ先生、続きは?」

善子「!!」

善子 (あ、あのずら丸が『ヨハネ』──しかも『先生』まで付けて呼んでくれてる…!?) ドッキーーーン
0270>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:03:12.31ID:cY2e6aA+
善子「ただいくらストーリーと対戦が全くの別物とは言っても、ストーリーを放ったらかして対戦の準備だけをすればいいのかっていうと、そういうわけにもいかないわ」

善子「なによりもあなた達には、ポケモンの知識そのものが圧倒的に不足しているから」

花丸「ゆきほさんはれいとうビームが得意だよ」ドヤッ

ルビィ (なぜよりによってそこ?)

善子「へえ、素晴らしい知識ね。それじゃその得意なれいとうビームはどんなポケモンにもばっちり効果があるのかしら?」

花丸「…」

善子「…」

花丸「もちろん」

ルビィ (言い切った!!)

善子「そういうとこよ!」
0271>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:09:17.21ID:cY2e6aA+
善子「れいとうビームはマンダにもガブにもランドにもぶっ刺さるけど、勢い余ってドランなんかに向けて放てば一ターン丸々大きな隙を晒すことになるわ!」

花丸「???」

ルビィ「よしこちゃん、むりある」

善子「…っとまあ、メノコ…ゆきほがれいとうビームを得意だって知ってるのはいいわ。知らないより随分いい」

善子「でもその理由も知らない断片的な知識だけじゃどうしようもないのよ。特にレートでもない仲間大会なんて、どんなポケモンが飛び出してくるかわかったもんじゃないんだから」

善子「あなた達にはまずポケモンのことをよく知ってもらわなくちゃ話にならない。そのためには座学と反復練習よりも、ストーリーを楽しむのが一番手っ取り早いわ」

花丸「つまり、対戦のことは置いておいてストーリーとやらを楽しめばいいの?」

善子「置いてまでおかれると少し困るけど、そうね。ひとまずはストーリーを楽しんで、自力でクリアしてほしいわ。その頃にはポケモンというゲームのことがそれなりにわかってるはずだから」
0272>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:15:00.98ID:cY2e6aA+
花丸「わかった!じゃあさっそくやってみるずら!」カチカチカチカチ

花丸「ルビィちゃん。おらのゲーム機壊れてるみたい。どこにももくたんちゃんが映らないよ」ショボン…

ルビィ「うん、はなまるちゃん。まずね、ポケモンやるときはここをカチッってやってゲーム機の電源をつけなくちゃいけないんだよ」カチッ

花丸「ふわぁぁぁあ…!未来ずらぁ!」

善子 (大丈夫か…)

善子「あれ?そういえば決闘の当事者が一言も発してないけど、どうしたの──」


ダイヤ「んまー!ここにもトレーナーズスクールがありますわ!さっそく行ってみましょうね、もくたんちゃん!」カチカチ


善子「無視して先に始めてるんじゃなーーーい!!」
0273>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:22:37.42ID:cY2e6aA+
ダイヤ「善子さん、ご覧くださいな。やはり居を構えるのは学舎の傍に限りますわね」カチカチ

善子「え、いや、そんな視点で家選んでないと思うけど…」

ダイヤ「なにを言うのですか。もくたんちゃんはジムリーダーの娘なのですよ。学ぶことに関してはどんなポケモントレーナーの方々にも劣らないほど貪欲なはずですわ」

『もくたんは 学習装置を 手に入れた!』

善子「さっそく手抜き道具貰ってるわよその子」

ダイヤ「もくたんちゃん!」

ダイヤ「学習装置ならばトウカの森でおじさまから頂いたものがあるでしょう。それはククイ博士へ慎んでお返ししなさいな!」

善子「…」
0274>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:30:58.88ID:cY2e6aA+
ダイヤ「おかしい…」

ダイヤ「持っていたはずのたくさんのモンスターボールもキズぐすりも、学習装置にむげんの笛もみんななくなっていますわ…」

ダイヤ「段ボールの中へしまったまま来てしまったのでしょうか。すぐそこですし、一旦取りに戻るとしましょう」カチカチ

善子「まっ!ストップ!行かなくていい!」

ダイヤ「なぜ止めるのですか。あれらはもくたんちゃんとポケモン達の旅を安全かつ快適に保つためのものなのよ。いざというときにキズぐすりがないとどんなことになるか、ポケモントレーナーならば想定できるでしょう」

ダイヤ「確かにホウエン地方での旅立ちこそカバン一つにりこちゃん♡一匹、着の身着のままで歩み出したけれど、再度の旅立ちをそれに倣う必要はないでしょう。多少荷がかさもうと、旅の安全の前には些事ですわ」

善子「や、わかったわかった!あなたの言いたいことは充分わかったんだけど!」
0275>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:40:22.17ID:cY2e6aA+
善子「あの、あっちで使ってた道具は、そう、ホウエン地方のものだから、ここはアローラ地方だから…」

ダイヤ ジト…

善子「……っ、ポケモンリーグの規定で他の地方の道具は持ち込んじゃいけない決まりになってるから!」

ダイヤ「────!!」

ダイヤ「そ、そうなのですか…!?」フルフル…

善子 (お、押せばいけそう…!)

善子「そう、そうなのよ。さっきお母さんが言ってたでしょ、アローラ地方は暖かくて気持ちがいいって」

ダイヤ「は、はあ。それが…?」

善子「ホウエン地方とアローラ地方は気候が全く違うのよ。それだけじゃない、ポケモン世界の地方はそれぞれ気候に大きなばらつきがあるんだけど、キズぐすりなんかはその地方ごとに合わせた調合をして作られてるから、他の地方で使うと効能が変わる可能性があるの」

善子「りこちゃん♡みたいに元々ホウエン生まれのポケモンならまだしも、ずっとアローラで育ってきたポケモン達にとっては万が一毒になっちゃう可能性もゼロじゃない…って、…学会で指摘されてて……」

善子 (学会とかわけわかんないこと言っちゃった!)


ルビィ (なんかまたお姉ちゃんを納得させるためにわけわかんないこと言ってる…)
0276>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:48:24.37ID:cY2e6aA+
ダイヤ「な、なるほど…確かにこちらの世界の医薬品一つを取っても、国によっては認可されていないものもある。日本では食料であるものが摂取禁止とされている国もあると聞く…」

ダイヤ「それは、全く抜け落ちている観点だったわ…」

善子 (やったやっぱり通じたーーー!!)

ダイヤ「で、でもそれはキズぐすりなどの薬品類に限った話ではないの?ポケモンに直接使うわけではないむげんの笛やあなぬけのヒモなんかには関係がない話なのでは…」

善子「…!」

善子「そ、それは…ほら、これはダメこれはオッケー、ってやっていくのはルールが煩雑になるだけでしょ?他の地方で新しい道具が発明されるたびに裁定しなくちゃいけなくなっちゃうし」

善子「アローラ地方の旅で必要な道具はアローラ地方で調達する、それを原則にしておくことで誰にでもわかりやすくなるというか…」

ダイヤ「…」

善子 ゴクリ…

ダイヤ「おっしゃる通りですわ」コクン

善子 (はい通りましたァーーーー!!!)
0277>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 21:57:30.40ID:cY2e6aA+
ダイヤ「わたくしとしたことが、ルールを敷く側としての思考を怠るとは恥ずかしい限りね。そういうことならばこのまま先へ進むとしましょう」カチカチ

善子「そんなところで恥じるのはダイヤくらいのものだと思うけど…」

善子 (なんにせよ、言いくるめられてよかったわ)

善子 (…これからエンディングまでにあと何回こういうことが起きるのかしら…) ゲンナリ…

ダイヤ「ま、ホウエン地方の頂の景色を知ったわたくしがついているのだから、大船に乗った気でいてくださいな。モクローちゃん」カチカチ

善子「そういえば、モクローには名前つけなかったのね」

ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「だってお名前をつけたら愛着が湧いちゃいそうですし…」ボソボソ

善子 (やばい!りこちゃん♡達受け取れるようになるまでの繋ぎくらいの気持ちでいそう!)
0278>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 22:03:24.69ID:cY2e6aA+
『園児が 勝負を 仕掛けてきた!』

『園児は トランセルを 繰り出してきた!』

もくたん『いけっ!モクロー!』

モクロー『モフックルポ!』

ダイヤ「ほう、トランセルとな。サナギのようなポケモンですが、戦えるのでしょうか」カチカチ

善子 (トランセルって初見になるのね。不思議な感覚だわ)

『モクローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「サナギだとすればむしタイプでしょうからね。ふふ、くさタイプだからと舐めていては痛い目を見ますわよ?」フフフ…

善子 (ほんと楽しそうにポケモンやるわね)
0279>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 22:09:47.76ID:cY2e6aA+
ダイヤ「先ほどのダメージを見るに、元々はあと一回のつつくで倒せたようですが」

『モクローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

トランセル『…』

ダイヤ「ふむ。かたくなるでぼうぎょを上げていましたからね。しかしこちらの方が先に動ける以上、あまり意味のない延命行為に終わってしまったようですわよ」

ダイヤ「さて、最後となる足掻きに一体どんな攻撃をしてくるのか──」

『相手の トランセルは 持っていた オレンのみで 体力を 回復した!』

ダイヤ「! なんと、これを見越しての耐久調整だったとでも…?なかなかやりますわね」ニィ…

ダイヤ「…」

善子「?」

ダイヤ「きのみだけは持ってきてよいのではありませんか!?」

善子「うわ戻ってきた!ふざけんじゃないわよトランセルめーー!!」

ダイヤ「オレンのみだけでも!!!」


全てに興味津々意気揚々なダイヤさんの旅は続く。続くったら続く──
0280>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/01(日) 22:11:17.52ID:cY2e6aA+
昨日は更新するとか嘘ついてすみませんでした
ダイヤさんの新ポケを決める一助とする目的も込めて、ダイジェスト的にUM実況を更新してみたいと思います
そんなにがっつりはやらないので悪しからず…
0282名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/01(日) 22:48:01.47ID:jM63ZHJ5
乙です

なんだかんだ、ジュナイパーになるときには愛着もってニックネームつけてそう
0283名無しで叶える物語(たこやき)垢版2020/03/01(日) 22:51:21.94ID:erfkUgyT
>>192
丸「ゴリラはがおーっていわないずら。ドラミングするずら。ケッキングはごりらじゃねえずら」
0285>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 20:50:03.73ID:TpYXqCwV
ハウオリ霊園


もくたん トコ…

ダイヤ「霊園ですか。興味本意で立ち入るべき場所ではないようにも思いますが、少し…覗くだけ…」カチカチ

ダイヤ「やはり雰囲気はおくりび山に似ているわね。ということはヨマワルやカゲボウズなどが住んでいるのでしょうか──」ハッ!

ダイヤ「ドクロちゃん…早く会いたいですわ…」

善子 (えドクロちゃん?誰…?)

ダイヤ「ここはアローラ地方、となれば必然生態系もホウエン地方とは異なるのよね。さて、オバケのポケモンおいでませ」カチカチ

ダイヤ「!」

『あ!野生の ゴースが 飛び出してきた!』

ダイヤ「ほう」
0286>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 20:52:20.26ID:TpYXqCwV
もくたん『いけっ!モクロー!』

モクロー『モフックルポ!』

ゴース『…』

モクロー『…』

ダイヤ「…」ジー

善子「ゴースも初見だっけ?」

ダイヤ「ええ、お見かけしたことはないと思うわ。これはさすがに疑う余地もなく、ゴーストタイプのポケモンですわよねえ」シゲシゲ

善子 (ORASって意外と出てない初代ポケ多いのね)
0287>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:00:05.57ID:TpYXqCwV
ダイヤ「悪そうなお顔のポケモンですわ。ゲットしましょう!」カチカチ

善子 (どうせどんなポケモンもゲットするくせに)

『相手の ゴースの さいみんじゅつ!』

ダイヤ「んな!?」

『しかし 相手の ゴースの 攻撃は 外れた!』

ダイヤ ホッ…

ダイヤ「なんと、まさかこれだけレベルに差をつけられていてもモクローちゃんより速いとは。驚くべきと共に、さいみんじゅつが外れてくれたのは助かったわね」

ダイヤ「モクローちゃん!反撃のこのは!」

『モクローの このは!』ピシピシッ

『効果は 今一つの ようだ…』

ダイヤ「んなな!!?」
0288>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:04:49.55ID:TpYXqCwV
ゴース『…』ケロッ

ダイヤ「ご、ゴースは けろっと している… ▼」

善子「どうしたどうした。なんかバグってるわよダイヤ」

ダイヤ「タイプの相性関係までホウエン地方とは異なるのですか!?」

善子「そんなことないわよ。いや、一部変更あったんだっけ?」

ダイヤ「やはり…!」

ダイヤ「くさタイプの技がゴーストタイプに今一つとなってしまうとは…」クッ…

善子「クッじゃなくて。そこに関しては絶対変更はなかったって断言してあげるから安心しなさい」

ダイヤ「ではなぜこのはが効果今一つなのですか!モクローちゃんがこんなに一生懸命に頑張っているのに!」キッ

善子「ど根性精神論でタイプ相性が変わったら堪ったもんじゃないわ」
0289>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:07:29.67ID:TpYXqCwV
善子「そんなの普通に考えて、ゴーストの他に複合して持ってるタイプによって半減されたに決まってるでしょ」

ダイヤ ハッ!

善子「ちょっと…こんな初歩の初歩から私の説明を必要としないでよ…サトシショックじゃないんだから」

ダイヤ「ちちち違いますわ!これはその、新たな地方に来たので心機一転という心構えに倣って物事を一から考え直しただけというか!」アワアワ

善子「はいはい…」

善子「んなことより、戦闘続けたら?捕まえるんでしょ、ゴース」

ダイヤ「おっと、そうでした」
0290>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:18:04.62ID:TpYXqCwV
ダイヤ「このはが通じないとなれば、代わりに放つことができるのはつつくかおどろかすですわね。ん?そういえばゴーストタイプはゴーストタイプに効果抜群だったような」

ダイヤ「タイプ一致の恩恵を加味したとしても、つつくよりおどろかすの方がダメージは多くなりそうね」カチ

『相手の ゴースの うらみ!』

ダイヤ「はあ!?なにを恨まれることがあるというのですか!そういうのを逆恨みと言うのよ!」

善子「別に逆恨みとは言わないでしょうよ」

『モクローの つつく!』チュン

ダイヤ「…よし。いい具合になったわね」
0292>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:20:04.39ID:TpYXqCwV
ダイヤ「このはが通じないとなれば、代わりに放つことができるのはつつくかおどろかすですわね。ん?そういえばゴーストタイプはゴーストタイプに効果抜群だったような」

ダイヤ「タイプ一致の恩恵を加味したとしても、つつくよりおどろかすの方がダメージは多くなりそうね」カチ

『相手の ゴースの うらみ!』

ダイヤ「はあ!?なにを恨まれることがあるというのですか!そういうのを逆恨みと言うのよ!」

善子「別に逆恨みとは言わないでしょうよ」

『モクローの おどろかす!』バアッ

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「よし!もはや瀕死寸前、これならば抵抗する体力もほぼないに等しいでしょう」カチカチ
0294>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:28:19.79ID:TpYXqCwV
『もくたんは モンスターボールを 使った!』ヒューン

ポワァン コン、コンコン…

ダイヤ「モンスターボールの類いも軒並み家に置いてきて、なけなしのお小遣いでバランスを取りながら道具を工面するあの感覚。すっかり物持ちになって忘れてしまっていたけれど、そう、旅の始まりとはこういうものだったわね」

善子「とは言っても、最近のポケモンってなんだかんだ道中で色んな人が道具くれるから結構困らないのよね」

ダイヤ「そうね。このモンスターボールもククイ博士から頂いたものの余りですし、トレーナーズスクールでは先生からスーパーボールも頂いてしまいましたし」

善子「私スーパーボールって好きじゃないのよね。全く使わないわ」

ダイヤ「ですがモンスターボールよりも捕まえやすいのだそうですよ?」

善子「それもあんまり信じてないからね。係数低いポケモンになればなるほど、モンスターボールだろうがハイパーボールだろうが捕まるときは捕まるし捕まらないときは捕まらないもの」

ダイヤ「なんだかそれ、まマさんとの戦いのときにルビィも言っていたような気がするわ」
0295>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:33:14.21ID:TpYXqCwV
善子「ところでダイヤ」

ダイヤ「はい」

善子「ゴース出てきてるけど?」

『…ああ!ポケモンが ボールから 出てきてしまった!』

ダイヤ「あれまーーー!?」ガーンッ

ダイヤ「ご、ゴースはおそらく係数とやらがとても低いのでしょう。そうなのでしょう」

善子「相当高い部類だと思う」

ダイヤ「やかまし!貴重なモンスターボールを消費して、許しませんわ!」プンプン

『相手の ゴースの したでなめる!』

ダイヤ「おァァっ!!?貴様ッ、わたくしのモクローちゃんになんてことをしやがるんですの!!?」ブチィィィッ

善子「ダイヤ口調、口調!さっそく情緒とんでもないことになってるわよ!」

善子「ってかもうすでにかなり情移ってない!?」
0298名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/02(月) 21:48:24.48ID:rmw2YyhX
かなた
0299>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:54:53.81ID:TpYXqCwV
『やったー!ゴースを 捕まえたぞ!』

ダイヤ「こんな序盤で捕獲を拒否されるとは思ってもいなかったわ。油断大敵ね」

善子「ま、捕まったんだからよしとしましょうよ。それよりニックネームどうする?」

ダイヤ「ん、そうですわね…」

善子「ゴーストタイプってことで、概念的な名前はどうかしら?イデアとか」

ダイヤ「ロゴスとか?」

善子「そんな感じ!」←よくわかってない

ダイヤ「言わんとするイメージは汲みますが、あまり可愛くない名前はNGですわね」

善子「だったら、かなたとかどうよ」

ダイヤ「…ふむ、かなたさんですか。どこか掴み所をはぐらかされているような、ゴーストタイプに合う響きね。ひらがなならば可愛いし、それは頂きですわ」カチカチ

善子 ニコニコ

ダイヤ「よし、ゴーストさん。あなたは今からかなたさんよ!」

『かなたを 手持ちに 加えました!』

ダイヤ「…」

善子 ニコニコ

ダイヤ「は──図りましたわね!!!」

善子「引っ掛かったァ!!」
0300>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 21:57:13.95ID:TpYXqCwV
ダイヤ「お名前をつけてしまったではありませんか!」

善子「かなた。ゴースのかなたがもくたんの仲間になったわ」

ダイヤ「やめっ、おやめなさいな!その名を呼ぶのではありません!」

善子「可愛いわね、かなた。きっともくたん達の旅の心強い味方になってくれるはずよ」

ダイヤ「名前を呼ぶなと言うのに!よいですか、そのお名前は封印します!これからこのゴースさんは『名前を呼んではいけないあの子』と呼ぶように!」

善子「ヴォルか」
0301>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 22:04:24.55ID:TpYXqCwV
善子「へー、随分冷たくするじゃない。まあ別に?私は関係ないからいいんだけど?どんな気持ちなのかしらね、『かなた』なんて可愛い名前を貰って旅のお供に加えてもらったのに、名前を呼んでももらえないし愛してももらえない、可哀想なゴースは」

ダイヤ「ど、どの口が言うのですか!わたくしのりこちゃん♡達をポケ質に取っておきながら!」

ダイヤ「それにっ、お名前を呼ばないからといって愛さないとは言っていないでしょうが!旅路を共にする以上、相応の信頼は当然に

善子「愛すの?」

ダイヤ「…っ、だから、きちんとゴースさんのことは信頼するし

善子「愛してあげるのよね?可愛い名前もつけてあげたんだものね」

ダイヤ「……ですからね、善子さん。信頼と愛情は似て非なるものでしょう。長く険しい旅の道を信頼なき相手とは歩めませんし、そういう意味ではゴースさんのことは

善子「そう、愛してあげないのね…」

善子「………………可哀想な、かなた…」

ダイヤ「愛しますわ!!!かなたさんもモクローちゃんも皆等しくッ!!!」


愛する仲間が増えました──☆
0302>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 22:06:34.38ID:TpYXqCwV
>これは生放送ちゃうのよね

コメントができるのか否かということですよね
迷ったのですが、生放送はしていない前提で書くことにしました
コメントを頂けた方が話も面白くなるでしょうし書きやすいのですが、実況がダイジェストでおさまらない感じになっていく未来が見えたので…
0304名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/02(月) 22:22:01.33ID:rmw2YyhX
乙です

>>303 そのまま、かなたちゃんがきせき持ちで参加しそうだな(笑)
このゴース催眠術や草笛が良く当たりそう


生放送じゃなくて、twitterやブログみたいな更新方式と言う設定にして、SS更新の最初の方でコメント返しのノリで反応するとかどうですか?
それならダイジェストでスパンがとんでもおかしくならないですし
0305>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 23:02:00.02ID:TpYXqCwV
>>304
わかりました、せっかくなのでそうしましょう
これまでと関わり方は変わると思いますが、なんとかダイヤさんとコメントが上手く付き合えるようにしてみます
0306>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/02(月) 23:03:21.42ID:TpYXqCwV
【コメント制度】
ダイヤさんがUMをプレイする様子は、一般に公開されており視聴することが可能です。
文頭に【コメント】とあるレスは動画へのコメント扱いとなり、物によってダイヤさんが反応してくれるかもしれません。
たくさんコメントしてみよう!
0307名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/02(月) 23:27:13.30ID:rmw2YyhX
ありがとうございます
それじゃせっかくなので

【コメント】ゴースはね、一回しか進化しないんだ、しなかったんだ!(血涙)
0314>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 21:26:49.32ID:otsjTrwH
ダイヤ「さてと」カチ

ダイヤ「お待たせしました、もくたんちゃん」

ダイヤ「…」

ダイヤ「モクローちゃんと、えー…かなたさん、もね…」

ダイヤ (これからの旅で、何度このお名前を呼ぶことになるのだろう。りこちゃん♡やよしこさんの名を呼んだ回数よりも多くなってしまうのだろうか)

ダイヤ ムムム…

ダイヤ「ひとまず先に進めましょうか」カチカチ…

善子「ダイヤ、ストップ」

ダイヤ「はい?」
0315>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 21:34:54.58ID:otsjTrwH
善子「進めながらでも構わないんだけど、とりあえずこれ」っ紙

ダイヤ「なんですかこれは」ヒョイ

善子「なにって、『黒澤ダイヤの実況』に寄せられたコメントよ」

ダイヤ ブーーーーッ

ダイヤ「な、なぜまだコメントが来るのですか!ウルトラムーンを始めるにあたって生放送はやめたはずでしょう!」

善子「そうね。でもせっかくプレイするならみんなに観ていてほしいじゃない?なんてったって、一緒に殿堂入りを果たした仲間なんだもの」

善子「ってことで」クイ

ダイヤ「なんですか、このゲーム機から伸びるコードのようなものは」

善子「録画のためのケーブルよ」

ダイヤ「いつの間にわたくしのゲーム機にこんなものを取り付けたのですか!!」
0316>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 21:39:59.23ID:otsjTrwH
善子「生放送って形はやめたけど」


『黒澤ダイヤの実況、アローラ地方編』

『第1回』

『第2回』


善子「逆にこうして一覧化して、いつでも好きな部分を楽しめるようにしてみたわ」

ダイヤ「ウェブサイトを立ち上げたのですか!?」

善子「諸般の事情によりこうなったのよ。あ、無料版で使えるクラウドの容量には制限があるから、できるだけ早めにストーリークリアしてよね」

ダイヤ「横暴が過ぎませんか」
0317>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 21:46:57.57ID:otsjTrwH
ダイヤ「こんなものわたくし自らの手でウェブサイトごと削除してくれますわ」カチカチ

ダイヤ カチカチ…カチカチ…

善子「ログインもしてないのに、一般の閲覧ユーザーにそんな権限あるわけないでしょ」

ダイヤ「一般の閲覧ユーザーとな!!?」

善子「簡単に編集してから載せようかとも思ったんだけど対戦準備をしてるときに割とそんな余裕ないし、あなたの実況はそのままで充分面白いからいいわよね」カチ

ママ『ここがアローラ地方なのね。暖かくて気持ちがいいわね、もくたん! ▼』

ダイヤ『もう到着しているのですが!?』

ダイヤ『それとお母様なんだか随分と雰囲気が変わりましたが!!?』

ダイヤ「最初っから録られとるやんけェ!!」

善子「頑張ったわ(ルビィが)」
0318>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 21:49:57.99ID:otsjTrwH
善子「それよりストーリー進めたら?」

ダイヤ「よくもそんないけしゃあしゃあとした物言いができたものね」

ダイヤ「まったく…やっと誰の目も気にすることなく自由気ままな旅ができると思ったのに…」カチカチ

善子 (生放送中でも相当自由気ままだったと思うけど)

ダイヤ「今からいざイリマさんの試練に挑もうというところなのよ。こんなことで手を止めないでほしいものね──」チラ

紙 ポツン…

ダイヤ「やれやれ…えー、なんですか」

善子 (結局自分から読みにいった!)
0319>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 21:53:37.19ID:otsjTrwH
【コメント】ゴースはね、一回しか進化しないんだ、しなかったんだ!(血涙)

ダイヤ「な、なにをそんなに憤っているのですか…一度しか進化しないポケモンなど、そう珍しいものでもないでしょうに」

【コメント】通信ケーブルどこにやったっけ

ダイヤ「はあ、通信ケーブル…?用途をそのまま名称にしたような道具ですが、なぜわたくしのウルトラムーンを観ながらそんなことを気にするのですか」

善子 トントン

ダイヤ「なんですか?」

善子 っ【コメント】ゴースはね、一回しか進化しないんだ、しなかったんだ!(血涙)

ダイヤ「いえ、それはもう読んだけれど…」
0320>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:01:59.87ID:otsjTrwH
【コメント】アニメのサトシも1から冒険し直すから良くあることだよ

ダイヤ「…それは、先のわたくしを慰めてくださっているのですか」

ダイヤ「聞いた話では、ホウエン地方だけでは出会えないポケモンもたくさんいるそうですからね。現にここアローラ地方へ来てまだそう時間も経っていないけれど、すでに向こうでは見かけたことのないポケモンを少なくない数見ている」

ダイヤ「なるほど、ダイゴさんのように自分の場所をここと決め追求し続けるのが道ならば、サトシさんや結果的にもくたんちゃんのように複数の地方を回って世界を拡げるのも道ということですか」フム

ダイヤ「うん?アニメのサトシさん…?と言えば、確か…アローラリーグで優勝だとか言っていたような。アローラとは、もしやここアローラ地方のことかしら…?」ピーン

ダイヤ「──はっ!いけない!ネタバレをするとフライゴンのファンが減ってしまうのでした!わたくしはなにも言っていませんからね!」

善子「さっきから一人でなに言ってるの?」
0321>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:08:17.70ID:otsjTrwH
イリマ『ボク、イリマの試練は単純さ。この洞窟の最奥に置いてあるクリスタルを取ってまたここに戻ってくるんだ』

ダイヤ「ほう」

イリマ『けれど、単純だからといって簡単とは限らないよ。ここはポケモンの巣穴だからね、心して進むんだ』

ダイヤ「わかりました。本当ならばわたくしの頼もしい仲間達を連れていきたいところですが、訳あって今は行動を別にしているので──行動を別にしているので!」

善子「大きな声出さなくても聞こえてるわよ」

ダイヤ「多少心もとないですが、このモクローちゃんとかなたさんと試練を達成してみせましょう」

ダイヤ「それでは行きますわよ!」カチー

イリマ『イリマの試練、開始!』
0322>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:15:16.63ID:otsjTrwH
茂みの洞窟


もくたん トコ…

ダイヤ「広い…」

ダイヤ「随分と静かでポケモンの気配はあまり感じないけれど、ええと…目指すのは最奥とおっしゃっていたわね」カチカチ

もくたん トコトコ…

影≡ ササッ

ダイヤ「ん!?今、なにか…」

≡影 ササッ

ダイヤ「! や、やはり…なにかいますわ!もくたんちゃん、気をつけてくださいな!」
0323>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:22:56.78ID:otsjTrwH
ダイヤ「いいや、向こうから襲いかかられるかもしれないと身構え続けるくらいならば」

ダイヤ ジリ…


影≡ ササッ


ダイヤ「今ですわ!」カチ

『あ!野生の コラッタが 飛び出してきた!』

ダイヤ「もくたんちゃんの周りをうろちょろと駆け回っていたのはコラッタだったのね」

もくたん『いけっ!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

コラッタ(アローラ)『…』

ダイヤ「コラッタはすでに捕まえたし、そのタイプと──技も確認しています。ふふふ、なんだか危機感のない表情をしていますわね」

ダイヤ「お気づきではありませんか?ご自身が置かれている状況に」
0324名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/04(水) 22:25:54.73ID:XbIh65TR
あっ(察し)
0325>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:28:45.63ID:otsjTrwH
『コラッタ LV9』

ダイヤ「そのレベルであれば、あなたが持つ攻撃技はノーマルタイプのもののみであるはず。ここまで言えばわかるでしょう」

かなた『…』

ダイヤ「あなたにはかなたさんを倒す術がないということに──!」ドドン

ダイヤ「無抵抗な相手を一方的にいたぶるという趣味はありませんが、今はイリマさんの試練の真っ最中。降って湧いたこの好機を逃す黒澤ダイヤではない」

ダイヤ「いきますわよ、かなたさん!こんな子ネズミはさっと蹴散らしてクリスタルをイリマさんの元へと持ち帰る──」ハタ…

『かなた』

『たたかう』

『さいみんじゅつ したでなめる うらみ くろいまなざし』

ダイヤ「…」

ダイヤ「おや…?」
0326>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:34:27.51ID:otsjTrwH
『かなたの さいみんじゅつ!』スァンスァンスァン…

『相手の コラッタは 眠ってしまった!』

ダイヤ カチカチ

もくたん『もどれ、かなた!いけっ!モクロー!』

モクロー『モフックルポ!』

『相手の コラッタは ぐうぐう 眠っている…』

ダイヤ カチカチ

『モクローの このは!』ピシピシッ

ダイヤ「なるほどねえ」

ダイヤ「まさか相手がこちらへ有効打を持たぬのと同時に、こちらも相手へ有効打を持たないとは。すっかり盲点でしたわ」

ダイヤ「幸い、さいみんじゅつが利いたおかげでモクローちゃんに傷を負わせることなく交代できたのでよしとしますが」カチカチ

善子「無償降臨」ヌッ

ダイヤ「わっ!?」ビクッ
0327>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:37:30.25ID:otsjTrwH
ダイヤ「しばらく黙っていたと思ったら一体なんなのですか」

善子「!」

善子「なんなのですか、と訊かれたら!答えてあげるが世の情け!」ンバッ

ダイヤ「…」ジー

善子「世界の破壊を防ぐため!世界の平和を守るため!」ビシッ

ダイヤ ジッ

善子「愛と真実の悪を貫く!ら…ラブリーチャーミーな………とめてよ!なんで黙ってずっと見てるのよ!」//

ダイヤ「いえ、またなにか奇異なことを始めたなと思いまして。どうぞ、まだ途中なのでしょう」

善子「もうやらんでええわい!!」//
0328>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:49:38.84ID:otsjTrwH
ダイヤ「ところで、無償降臨とは?」

善子「ああ、そうそう。ポケモン対戦における考え方の一つなんだけどね」

善子「戦闘してたら、今みたいにポケモンを交換したいタイミングってあるじゃない?」

ダイヤ「ええ。でなければあのまま決着がつかずに膠着状態となってしまいますからね」

善子「うん。他には、よっぽど不利な相手と対面しちゃってこのままじゃ勝ち目がないから勝てるやつに交換するとかね」

ダイヤ「はあ」

善子「そういうとき、どれだけ上手に交換するかってのが、一つ勝敗の行方を左右するポイントになるのよ」

ダイヤ「交換に上手下手があるのですか?」

善子「あるわ。強いポケモントレーナーは交換が上手い。これは間違いないことよ」

ダイヤ「! ほう…」
0330>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 22:58:58.76ID:otsjTrwH
ダイヤ「つまり、今のように相手を眠らせることで安全に交換すればよい、と?」

善子「それができれば越したことはないけど、対戦中にはそんな余裕がないことなんかザラよ」

善子「例えば、相手の方が速かったらどう?さいみんじゅつで眠らせる前に攻撃されてこっちが倒れるかもしれないわ。そうじゃなかったとしても、さいみんじゅつが外れたらどうかしら。命中率は知ってるでしょ」

ダイヤ「60%…」

善子「そもそもパーティが全員さいみんじゅつを覚えてることなんか相当少ないでしょうしね」

ダイヤ「むぅ…」

善子「そこで必要になってくるのが、相手の行動を『読む』力よ」

善子「相手が次になにをしてくるのか。それを正しく読めれば、こっちは行動しやすくなるでしょ」

ダイヤ「それはそうですが、言うほど簡単なことではないでしょう。それがわかるのであれば苦労はしませんわ」

善子「んー…そうは言うけど、あなたもオメガルビーやってるとき、たまに物凄く冴えた読みしてたわよ」

ダイヤ「へ?」
0331>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 23:04:12.27ID:otsjTrwH
善子「私も素直に驚かされた、すごく記憶に残ってるシーンがあってね。どこだったかしらねー」カチカチ…

ダイヤ「?」

善子「あった」カチ


ダイヤ『インファイトは、確かかくとうタイプのわざの中でも突出した威力だったはず。加えてエルレイドは──』

ダイヤ『それならば』カチカチ…

もくたん『いっておいで!ちか!』


ダイヤ「!?」

善子「チャンピオンロードの出口でのミツルとのバトルなんだけど」

ダイヤ「なにを再生しているのですか!」

善子「見せるのが一番手っ取り早いからよ。はい、おとなしく見て!過去の自分から学びなさい!」


ダイヤ『かなんさんをも打ち破る攻撃力が脅威だというならば下げてしまえばいい。そしてちかさんにはかくとうタイプのわざがほとんど通用しない』

ダイヤ『これで、恐るべきインファイトは一旦封じ込めたも同然』

梨子『すごい、完璧な選択…!』
0332>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 23:06:50.95ID:otsjTrwH
梨子『ダイヤさん、ここからは…?』

ダイヤ『そうですわね…』

ダイヤ カチカチ

もくたん『もどっておいで、ちか!いっておいで!あくあしっぷ!』

あくあしっぷ『シュルルギァッ!』

梨子『あくあしっぷちゃん…!』

梨子『これが、一体…』

『相手の メガエルレイドの サイコカッター!』

『効果が ないようだ…』

梨子『き──効いてない…!』

ダイヤ『素晴らしい』


善子「はい!ここ!」

ダイヤ ビクッ
0333>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 23:13:22.32ID:otsjTrwH
善子「このときダイヤも自分で自分の選択を『素晴らしい』と自賛してるけど、これはそうなっても頷けるほどいい手だったわ」

ダイヤ「す──『素晴らしい』と言ったのはあくあしっぷさんに対してですわ!」//

善子「これ、どんな風に考えてあくあしっぷに交換したかって覚えてる?」

ダイヤ「え、ええ…」

ダイヤ「メガエルレイドのタイプをかくとう、エスパーと見込んで、ちかさんには相性の悪いかくとう技は放ってこないと思ったので、であればもう一つのタイプ一致技であるエスパー技が来るのではないか…と…」

ダイヤ「そうだとすれば、エスパー技を最も安全に受け止めることのできるあくあしっぷさんにそうしていただこうと。さめはだで傷を負ってくださればとも思っていたけれど、さすがにそれは望み過ぎでしたね──って」

ダイヤ「ああ…『読む』とは、こういう…?」

善子「そういうことよ」コクン
0334>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 23:21:09.79ID:otsjTrwH
善子「もちろん、これは相手が単純なロジックで動くコンピュータだからキレイにハマっただけかもしれない。人間と対戦するときにはもっと複雑で高度な読み合いが必要になると思うわ」

善子「でも、基礎の基礎はこのシーンにある。あなたはすでにそれを自力で持っているの」

ダイヤ「!」

善子「ここからは、漫然とストーリーを楽しむだけじゃだめよ。対戦を──『決闘』を見越してハイスピードで成長していかなくちゃいけない」

善子「できるわね?」

ダイヤ「────はい!」

善子「ん、いい返事ね。それじゃひとまず」

ダイヤ「ええ」

コラッタ『zzz』

『モクローは どうする?』

善子「早くコラッタ倒したら?」

ダイヤ「あらぁ!?このは一撃では倒せていませんでしたわ!」ガンッ


善子 (半分いたずらしながらでもいいから、またダイヤに力を貸してよね──あなた達♡)
0335>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/04(水) 23:22:03.52ID:otsjTrwH
コメントというより、お便りな感じが強いかもしれませんね
さあ、やっぱり実況が長くなりそうな気配が漂ってきました…どうしましょうね…
0337名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/04(水) 23:35:50.46ID:XbIh65TR
乙です

対戦もみたいけど、もくたんちゃん実況パート好きだから、長いのは歓迎ではあるが...
短くするなら、試練と一部重要シーンに絞るって形がいいと思います。(新ポケモンはかなたの時みたいに>>1の独断でNNだけ安価、もしくは次の更新予定箇所を予告してそこまでの道筋で捕まえたポケモンとそのNNを安価して、次の更新で活躍させるとか)
0339>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 20:59:12.29ID:nz82tDBz
『モクローの このは!』ピシピシッ

『野生の コラッタは 倒れた!』(二匹目)

ダイヤ「よし。これで二匹、この辺りには他にコラッタはいなさそうね」

善子「順調?」

ダイヤ「もちろん。わたくしともくたんちゃんのコンビネーションを前に、コラッタごときではわずかの足留めにもなりませんわ」フフン

善子「そう、それはなによりね。それじゃ、はい」っ紙

ダイヤ「…」

ダイヤ「これは毎回やるのですか?」

善子「コメントが届いていれば、そういうことになるわね」

ダイヤ「…見せてご覧なさいな」

【コメント】最初の頃の放送みたいにヨハネと百合百合してもいいのよ

ダイヤ「書いたのあなたでしょう!?」

善子「ノットミー!」ブッブー!
0340>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:04:26.77ID:nz82tDBz
ダイヤ「そもそも、わたくしは生放送の最中にヨハネと百合百合したことなどありませんわ」カチカチ ←『百合百合』という言葉はとある筋の方から聞いて理解した

善子「生放送の最中にはね。ないかもね」

善子「生放送の最中にはね!」

ダイヤ カチ…

ダイヤ「なにを嬉しそうに余計な部分を強調しているのですかああああ!」// ギューッ

善子「痛たたたたたたつねるのはナシ!ナシ!調子に乗りましたああああ!」

ダイヤ「…まったく!たまにもくたんちゃん達の応援をしてくださるかと思えば、二言目にはこうしてわたくしのことをからかうのですから」フンス

ダイヤ「もくたんちゃんは旅のステージをアローラ地方へと移したというのに、あなた方といったらなにも変わりませんわね」カチカチ

善子 (もうアローラに順応してるし) ヒリヒリ
0341>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:10:37.13ID:nz82tDBz
ダイヤ カチカチ

もくたん トコトコ…

ダイヤ「!」


  ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━
   橋
      もく      影
      たん       モゾ…

  ┏━━━━━━━━━━━━━
  ┃


ダイヤ「あんなところで待ち構えているとは、よほど好戦的と見えるわね。よいでしょう、その勝負、受けて立ちますわ──!」カチ


  ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━
   橋
      もく        ≡影
      たん      スタタタッ

  ┏━━━━━━━━━━━━━
  ┃


ダイヤ「ぁ…」

もくたん ポツン…

善子「『あんなところで待ち構えているとは、よほど好戦的と見えるわね』」ギラン

ダイヤ「あァ?」

善子「すみませんでした」
0343>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:16:46.70ID:nz82tDBz
ダイヤ「姿だけ見せておいて、こちらが追う素振りを見せたら逃げるなど。やることが姑息ですわね」カチカチ

善子「あら?今の奴は無視して進むの?」

ダイヤ「当然でしょう」

ダイヤ「向こうに戦う意思があるのならばもちろん相手をするけれど、逃げる者を追ってまで仕留めようというほど血の気に飢えてはいませんわ」

ダイヤ「それに、先ほどから洞窟内でわたくし達がドンパチしているのを知っていながらあんなに目立つところで待っていたということは、隠れるつもりがなかったと見る方が自然だもの」

ダイヤ「逃げた先に罠を仕掛けており、追ってきたもくたんちゃんを嵌めるつもりだと推測することもできるわ。それが読めていながらみすみす飛び込むほど愚かではありませんから」カチカチ

善子「へえ」

ダイヤ「せいぜい作動しない罠をわくわく見詰めてお夕飯の時間を迎えることですわ」
0344>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:24:06.63ID:nz82tDBz
ダイヤ「イリマさんの試練は『洞窟最奥のクリスタルを持ち帰る』こと。決して無用な戦いで自ら歩みを止める理由などないのよ」

ダイヤ「さて、ここが最奥部への入口なのでしょう」

もくたん トコ…

ダイヤ「わたくし、イリマさんの試練で参ったもくたんと申す者ですわ。そこを通していただきましょうか」カチ

試練サポーター『試練の挑戦者だな。この奥は通称「ぬしの間」、試練を受けているとはいえ無条件では立ち入らせられないぞ』

ダイヤ「でしょうね」

ダイヤ「これ見よがしに門番の方などを配置するからにはそういうことなのでしょう。わたくし達の準備はいつでも万端」

ダイヤ「さあ、あなたのポケモンをお見せなさいな──!!」

試練サポーター『洞窟内にあと一匹ポケモンが残ってるな、そいつを倒したら通してやろう』


シン…


ダイヤ「………」

善子「『これ見よがしに門番の方などを配置するからにはそういうことなのでしょう。わたくし達の準備はいつでも万端。さあ、あなたのポケモンをお見せなさいな!』」

ダイヤ //// プルプル……
0345>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:30:54.73ID:nz82tDBz
ダイヤ カチカチ…

もくたん トコトコ…

ダイヤ「そうならそうと始めからおっしゃいなさいな、まったくもってまだるっこしい」プン

善子「まあ、回りくどい仕様ではあるわね」ヒリヒリ

ダイヤ カチカチ

ダイヤ カチカチ…

善子「…」ヒリヒリ


   ササッ  ≡影


 影≡  ササッ


ダイヤ「…いつまで経っても捕まらないのですが!?」
0346>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:36:54.50ID:nz82tDBz
ダイヤ「ちょ、なんなのですかちょこまかと!」

ダイヤ「こちらの穴に潜ったかと思えばあちらの穴から顔を覗かせ、あちらの穴へ回り込む頃にはこちらの穴へと移っている…」

ダイヤ「どうせよというのですか!」

善子「もっと速く回り込んだら?」

ダイヤ「そうは言っても…」カチ

もくたん モゾモゾ…

ダイヤ「穴同士の間を往復するのにどうしてもこの隙間をほふく前進でくぐらなければならない関係上、出せる速度には限りがありますわ。そうこうしているうちに、」


  影  ヒョコ…


ダイヤ「ああもう!また向こうへ逃げられた!」

善子 (wwwwwwww)
0347>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:42:33.61ID:nz82tDBz
ダイヤ「正攻法ではだめだとするならば、なにかあのポケモンの動きを誘導することさえできればよいわけで」

善子 (お。考え始めた)

ダイヤ「例えばこの穴の入口にモクローちゃんのこのはを撃ち込んで崩してしまう。そうすれば出口は一つしかなくなるので、音を立てずに傍で待っていれば捕まえられるタイミングが来るのではないかしら」

ダイヤ「…でも、それはさすがに取れない選択肢ね」

善子「どうして?穴を塞ぐってのはいい案だと思うけど」

ダイヤ「だって、ここは今でこそイリマさんの試練の場として使わせていただいているけれど、きっと普段は純粋にポケモン達の住み処なのでしょう」

ダイヤ「勝手な都合で使わせてもらい、すでに相当荒らしてしまっているというのに、そこに輪をかけて巣穴を崩してしまうだなんて言語道断。絶対に有り得ませんわ」フルフル…

善子「………だったらどうするつもりなのよ。このまま日が暮れるまで待ちぼうけるの?」

ダイヤ「ですから今それを考えているのでしょうが!」
0348>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:51:59.60ID:nz82tDBz
ダイヤ「崩さずとも穴の出口を塞げればよいのだけれど、まさか試練サポーターの方がそんなことに協力してくださるとは思えないし…」

ダイヤ「…そうだわ!ポケマメをここに置いておけば、お腹を空かせて出てくるのではないかしら!?」

ダイヤ「そうと決まればさっそく──」カチカチ



ダイヤ「──ん…なんですか、この怪しげな音楽は…」

スカル団『ヘイヘイ!やってまスカ!島巡りなんてクソ喰らえだぜ!』

ダイヤ「あれはスカル団の方…?なぜこの洞窟に…イリマさんはなにをやっておいでなのでしょうか」

スカル団『おいお前!島巡りなんて今すぐやめちまえよ!どうせ途中で挫けるんだろ!言っても聞かないってんなら俺が今ここでやめさせてやるよ!』

ダイヤ「…」

ダイヤ「ほぉぉぉう」ニタァ

善子「!?」ギョッ

ダイヤ「いけませんわねえ、こんなところへ土足で踏み入ってきて。マナーを弁えない若者には教育が必要ですわ。ところで」

ダイヤ「わたくしもちょうど人手を借りたいと思っていたところなのよ。ポケモンバトルであなたが勝ったら島巡りをやめろなどと抜かすのならば、こちらが勝った場合にも相応の取引が成立して然るべき──ですわよね♡」ニヤニヤ

善子 (うわ…)

『スカル団の 下っ端が 勝負を 仕掛けてきた!』
0349>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 21:56:22.71ID:nz82tDBz


『スカル団の 下っ端との 勝負に 勝利した!』

スカル団『なんだよなんだよ…強いのかよ…』

ダイヤ「ポケモンバトルで後塵を拝しておきながらそのまま立ち去ることなど許しませんわよ。ほら、早くついておいでなさいな」

スカル団『え、なに?手を貸せ?…やることもなくなったし別にいいけどよ』

善子 (噛み合ってるのイヤだなあ)


ダイヤ「そっち!そっちへ逃げますわよ!きちんと穴を塞いでいなさいな!」

スカル団『追い返したぞ、そっちに行くんじゃないか!?』


善子 (ストーリー以上にまじで協力してやんの)

ダイヤ「…!」


もくたん 影≡ スッ


ダイヤ「今ですわ!」カチ

『あ!野生の ラッタが 飛び出してきた!』
0350>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/05(木) 22:08:59.49ID:nz82tDBz
もくたん『いけっ!モクロー!』

モクロー『モフックルポ!』

ダイヤ「お名前と姿から察するにコラッタの進化したポケモンだと思うけれど、」

ラッタ(アローラ)『…』

ダイヤ「コラッタに比べてなんだかずんぐりとしましたわね」

ダイヤ「頬袋がとんでもなくパンパンになっていますが、きのみでも蓄え込んでいるのかしら。倒したら一つくれたりしてね」

善子 (ラッタの口から出てきたきのみを誰に食べさせるつもりだ)

ダイヤ「ここまでに随分と手間をかけさせてくださったわね。鬼ごっこも楽しかったけれど、生憎ながらわたくし達はあなたを倒さねばならない状況におりましてね。鬼を交代してもう一度というわけにはいかないのよ」

ダイヤ「覚悟はよいですか──?」ニッ


こうしてダイヤは、いよいよ初めてのぬしポケモンと相見えることになる──!
0356>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 17:24:52.45ID:UWMhfmeH
試練サポーター『全てのポケモンを倒したようだな、ぬしの間へ立ち入ることを認めよう』

ダイヤ「こうも厳重に出入りを制限されるとは。中にどれほど恐ろしく手強い罠が待ち構えているというのかしら」

試練サポーター『ぬしの間から無事にクリスタルを持ち帰れば試練は達成だ。…健闘を祈る』

ダイヤ「ありがとうございます」カチカチ
0357>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 17:27:18.24ID:UWMhfmeH
茂みの洞窟、ぬしの間


もくたん トコ…

ダイヤ「! ここは──」


シン…


ダイヤ「ただの、だだっ広い空間ね…」

ダイヤ「野生のポケモンの姿も見えないし、唯一目立つものといえば奥のオブジェクトくらいですが」

ダイヤ「…」

ダイヤ「いずれにせよ、進まなければお話にもなりませんか。もくたんちゃん、周囲への警戒を怠らずにね」カチカチ

善子 (いつも思うけど、もくたんに呼び掛けることでなにか変わるとほんのわずかにでも思い込んでるのかしら)
0358>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 17:31:28.27ID:UWMhfmeH
ダイヤ カチ…


  台座
 もくたん


ダイヤ「何事もなく辿り着いてしまったわ」

ダイヤ「落とし穴もなし、落石や天井の崩壊もなし。イリマさんから課せられた試練は」カチ

『台座に クリスタルが 置いてある… クリスタルを 取りますか?』

『→はい
  いいえ』

ダイヤ「これだけで完了してしまうようね」

ダイヤ「昔に見た映画だと、こういう場合はむしろ台座からお宝を持ち上げた瞬間にこそ罠が作動するのが定石の風でもあったけれど」

ダイヤ「そういうこと、なのでしょうか」

『→はい』カチ…

『ゲシュウウウウッ!』

ダイヤ「!!」
0359>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 17:34:04.50ID:UWMhfmeH
ダイヤ「い、今の鳴き声は…ポケモン…?」

ズシン…ズシン…

ダイヤ「なにか…大きなポケモンが近づいてきているような地響き…」

もくたん『!』バッ


ぬしラッタ ズゥゥゥン…!!


ダイヤ「も──もくたんちゃん…っ!」

ぬしラッタ『ゲシュウウウウッ!』

『ぬしポケモンの ラッタと 勝負に なった!』
0360>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 17:38:17.29ID:UWMhfmeH
ダイヤ「ぬしポケモンのラッタ。『ぬしの間』で宝を守る番人──いえ番ポケモンというわけですか。『ぬし』というからにはそれなりに力のある存在なのでしょうが、」

もくたん『いけっ!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

ぬしラッタ『…』ズン

かなた『…』

ダイヤ「いさか大き過ぎやしませんか!?」ガーンッ

ダイヤ「いえっ!ポケモンも人や犬猫と同様に、同じ種族であってもそれぞれ個体による違いがあるはわかりますが…」

ダイヤ「にしても先のラッタと比べて大き過ぎやしませんか!!?」ガガーーンッ

ダイヤ「かなたさんの小ささも相まって、もはや弱い者いじめの現場にしか見えませんわ!」
0361>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 17:47:56.34ID:UWMhfmeH
ダイヤ「…っ、とは言えポケモンバトルは身体の大きさを競うものではありませんから。かなたさんの小さな身体に秘められたありったけのパワーであなたを打ち負かし、そのクリスタルは持ち帰らせていただきますわよ!」

『たたかう』カチ

『さいみんじゅつ
 したでなめる   効果なし
 くろいまなざし
 のろい』

ダイヤ (あァァーーーー…っ!!)

ダイヤ (そうだった!かなたさんはコラッタおよびラッタへの有効な攻撃手段を有していらっしゃらないのだった!)

ダイヤ「ぁ…ぅぅ…ここは先ほどと同じくさいみんじゅつで眠らせてから、モクローちゃんに交代するしかありませんわね…」

『さいみんじゅつ』カチ…

ダイヤ (命中率は…60%…!)

ダイヤ (ままよ!) カチー


命中判定 >>362
※ コンマ00〜59で命中。
0363>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 18:08:52.26ID:UWMhfmeH
失礼、
>>360>>361の間に入るよう脳内補完してください



ダイヤ「かなたさんの小ささも相まって、もはや弱い者いじめの現場にしか見えませんわ!」

ダイヤ「…っ、とは言えポケモンバトルは身体の大きさを競うものではありませんから。かなたさんの小さな身体に秘められたありったけのパワーであなたを打ち負かし、そのクリスタルは持ち帰らせていただきますわよ!」

ぬしラッタ コォォォォ…

ダイヤ「ん?」

『相手の ラッタは ぬしパワーで ぼうぎょが 上がった!』

ダイヤ「は?」

ぬしラッタ メラメラ…

ダイヤ「…」

ダイヤ「なんだか、ぬしラッタさんの背後にめらめらと盛る炎のようなものが見えるのだけれど…」

ダイヤ「ぬしパワー…?という名称はなんでもいいとして、『ぼうぎょが上がった』というのは見逃せない情報ですわね」

ダイヤ「…考えても仕方のないことではありますが」

『たたかう』カチ
0364>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 18:12:38.97ID:UWMhfmeH
以下、>>361の続き



『かなたの さいみんじゅつ!』スァンスァンスァン…

『相手の ラッタは 眠ってしまった!』

ダイヤ「よし」

『相手の ラッタは ぐうぐう 眠っている…』

ダイヤ「ゴーストタイプのかなたさんを相手にたいあたりやでんこうせっかが飛んでくるとは考えがたいけれど、眠らせてさえしまえばより安全にモクローちゃんへ交代できる」

ダイヤ「的確な『読み』による無償降臨とやらも身に付けなければならないのでしょうが、目の前の勝負を制することも疎かにはできないわ」

ダイヤ「しかし、このまま下がってしまえば相手がラッタである以上、このバトルでかなたさんに活躍の場はなくなってしまうわね。せっかく体力も満タンにしているのだから、のろいくらい掛けておいてモクローちゃんの援護をしておくというのも選択肢としては…」

『ぬしポケモンの ラッタは 仲間を 呼んだ!』

ダイヤ「うん…?」

コラッタ シュタッ

ダイヤ「え」

『仲間の コラッタが 駆け付けた!』

ダイヤ「 」
0366>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 18:16:17.66ID:UWMhfmeH
『かなたは どうする?』

ダイヤ「え?いや、どうするって……え?」

コラッタ『…』

ダイヤ「なにを『最初からいましたが』みたいな表情でしれっとバトルに参加しているのですか」

ぬしラッタ『zzz』

ダイヤ「というか、あなた眠っているはずでしょう。どうやって仲間を呼んだというのですか」

ダイヤ「え………ぇぇぇ…なんですかこれは…」
0367>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 18:21:20.52ID:UWMhfmeH
ダイヤ「やや変則的ではありますが、ダブルバトルへ変更ですか?だとすればモクローちゃんが戦闘の場に…」

『かなたは どうする?』

ダイヤ「…」

ぬしラッタ『zzz』

コラッタ『…』

かなた『…』

ダイヤ (出てこない…)

ダイヤ (ああいや、これはオメガルビーでも起こっていたことか。ちかさんにあまいかおりを使っていただいたり道具のあまいミツを使ったりすることで起こる特殊なバトル──群れバトル)

ダイヤ (こちらが一匹であるのに対して相手は五匹もの多勢でバトルが展開されることは相当に理不尽でありながら、相手のレベルが通常よりもかなり低いことでどうにか難易度か均されていたけれど)
0368>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 18:25:25.77ID:UWMhfmeH
ぬしラッタ LV12

コラッタ LV10

かなた LV14

ダイヤ「…これは、さすがに彼我の戦力差がバランスを保てていると言えないのではありませんか…?」

ダイヤ (しかも──)

ぬしラッタ メラメラ…

ダイヤ (ぬしパワーだとかいう不思議な現象で、あちらの大きなラッタはぼうぎょが上がっているという)

ダイヤ (手持ちに控えるモクローちゃんのレベルは16。立ち回りは上手く考えなければ、もしかするともしかする可能性も…) ム…


かなたはどうする? >>370
※ さいみんじゅつ(コラッタ)、のろい(ぬしラッタ)、のろい(コラッタ)、交代、のいずれか。
さいみんじゅつの場合、同時に命中判定。コンマ00〜59で命中。
0371>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 18:43:50.97ID:UWMhfmeH
ダイヤ (モクローちゃんの技は、なきごえ、つつく、はっぱカッター、それに先ほど覚えたあやしいかぜ)

ダイヤ (威力が高いあやしいかぜはゴーストタイプの技──ゆえに、ラッタにもコラッタにも通用しない。はっぱカッターも威力は高いしタイプ一致の恩恵も受けるけれど)

ぬしラッタ メラメラ…

ダイヤ (どれほどのダメージとなってくれるのかは、正直わからない。であれば) カチ

『かなたの のろい!』カーン…カーン… ゾゾゾッ

『かなたは 自分の 体力を 削って 相手の ラッタに のろいを かけた!』

ダイヤ「自らを傷つけるような行い、本当ならばしてほしくないけれど──」

『相手の ラッタは ぐうぐう 眠っている!』

『相手の コラッタの しっぽをふる!』

『かなたの ぼうぎょが 下がった!』

ダイヤ「…よし。被害は充分に少なく抑えられたはずでしょう」

『相手の ラッタは のろいの ダメージを 受けている!』
0372>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 18:56:03.16ID:UWMhfmeH
『かなたは どうする?』

ダイヤ「コラッタにものろいをかけておきたいところですが、かなたさんの体力がもうそれを許してくれない。さいみんじゅつも選択肢としてはありですが、ここでは攻撃技は飛んでこないはずだから──」カチカチ

もくたん『戻れ、かなた!いけっ!モクロー!』

モクロー『モフックルポ!』

ダイヤ「この隙にモクローちゃんへと交代する!上手くいけばここでダメージを受けることはなく…」

『相手の ラッタは 目を覚ました!』

ダイヤ「! 目を…」

『相手の ラッタの かみつく!』

ダイヤ「くっ、そう上手くは事が運びませんか…!」

『相手の コラッタの しっぽをふる!』

『モクローの ぼうぎょが 下がった!』

ダイヤ「これも…どのくらい響くか…」

『相手の ラッタは のろいの ダメージを 受けている!』


ラッタ:残体力50%、ぼうぎょ+1、呪い状態
コラッタ:残体力100%
モクロー:残体力約80%、ぼうぎょ-1
0374>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:04:56.57ID:UWMhfmeH
ダイヤ (ラッタのかみつくで結構なダメージを貰ってしまった。そこに加えてしっぽをふるでぼうぎょを下げられて…)

ダイヤ (このターン、恐らくコラッタも攻撃を仕掛けてくるはず。ぼうぎょが下がった状態で受けきることはできるのだろうか)

ダイヤ (はっぱカッターがラッタの体力をあと半分も削ってくれれば。のろいのダメージと合わせて倒せる)

ダイヤ (コラッタだけならばそこまでの脅威とはなり得ない…はず…)

→はっぱカッター カチ…

『相手の ラッタの かみつく!』

ダイヤ「!! ラッタの方が先に──」ゲッ!

ダイヤ「だ、ダメージは…!?」

モクロー『…』


モクロー残体力:約80%→約43.1%


ダイヤ「おほーーーっ!効き過ぎィ!!」
0375>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:09:13.99ID:UWMhfmeH
ダイヤ「きゅ──」

ダイヤ「急所急所!はっぱカッターを急所にあててここで二匹とも倒してしまう他ありませんわよ!モクローちゃん!!」カチカチカチ ←混乱のA連打

善子 (うわ、そっこー急所頼みしてきた)

善子 (…でもたぶん、)

『相手の コラッタの ひっさつまえば!』

ダイヤ「え"ッッッ!!!」

モクロー『…』ピコン…ピコン…


モクロー残体力:約43.1%→約5.9%


ダイヤ「実数値にして3!!!」(白目)

ダイヤ「なん…っ、なんと………コラッタにさえ先の行動を許してしまうとは…」クラ…
0376>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:17:41.63ID:UWMhfmeH
ダイヤ「はっぱカッターが急所にあたらなければ──ここで──死──…っ!」

『モクローの はっぱカッター!』スパパパパッ

ダイヤ「急所に────!!」

ラッタ『…』

コラッタ『…』

ダイヤ「あたら──ない!!!」

ダイヤ (いやこれ、だいぶまずい状況ではありませんか!?)

ダイヤ (コラッタはさておきとして、)


ラッタ残体力:50%→約39.5%

コラッタ残体力:100%→約44.8%


ダイヤ (やだ…ラッタの守り堅過ぎ…!?)

『相手の ラッタは のろいの ダメージを 受けている!』

ダイヤ「なんとかのろいのダメージでかろうじてもう一撃の圏内に………あれ、それすら届いていないのではありませんか…?」


ラッタ:残体力約14.5%、ぼうぎょ+1、呪い状態
コラッタ:残体力約44.8%
モクロー:残体力約5.9%、ぼうぎょ-1
0377>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:23:36.71ID:UWMhfmeH
『モクローは どうする?』

ダイヤ コキーン… (フリーズ)

善子 (あー…詰んだかしら…)

善子 (私だとしたら……………まあ……)

善子 (でもプレイヤーがダイヤじゃねえ…)

善子「ダイヤ」

ダイヤ ギギギ…

善子「どうする?」

ダイヤ「どう、する、とは…」

善子「その危機的な戦況をよ」

ダイヤ「…わたくしのいいキズぐすりはどこに」

善子「そんなものはないわ」キッパリ
0378>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:32:28.02ID:UWMhfmeH
ダイヤ「もくたんちゃんの手元には、体力を回復する道具がキズぐすりしかないのです。先のダメージを見るに、20ぽっちの体力を回復したところでなんの意味もない」

善子「なんの意味もない」

ダイヤ「……………いいえ」

ダイヤ「より厳密に言うのならば、げんきのかけらだってあります…から」

善子「そうね」

ダイヤ (モクローちゃんかかなたさんを一度瀕死にする前提さえ持てば、この状況はまだギリギリなんとか持ち直せる可能性もある)

ダイヤ (お薬を使うこともイヤ。為すすべなく仲間が倒れることもイヤ)

ダイヤ (そんななにもかもをイヤだイヤだと言っているばかりで、その上で勝利を得ようなどという考えは──甘いというのかしら)

ダイヤ (決してそうは思わない)

ダイヤ (仲間が倒れることを前提に戦う?そんなのは、ゲームだから、自分事ではないから、取れる選択肢だ)

ダイヤ (──────だと、しても)

ダイヤ「善子さん」

善子「なに?」
0379>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:38:37.72ID:UWMhfmeH
ダイヤ「わたくしはこの旅を、ホウエン地方と同じ気持ちでただ漫然と楽しめばよいと、そういうわけではないのですよね」

ダイヤ「旅を楽しむのは重々結構、しかしその先で待つ決闘に備えていかなければならない」

ダイヤ「──そう、なのよね」

善子「そうね」

善子「本当なら、あなたにはただただポケモンというゲームを楽しんでほしいわ。オメガルビーのときみたいに、目的と手段が全く重なる形でね」

善子「でも今回はそんなことを言ってあげられる状況じゃない。目的は別のところにあって、この旅は明確に手段、過程だもの」

善子「もちろん旅を楽しんでほしいとは思うけれど、それだけではだめよ」

善子「あなたはこの旅を通じて、ポケモントレーナーとしてのステージを何段も上げなければいけない。鞠莉達を倒すためにね」

ダイヤ「…………わかりました」
0380>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:43:31.76ID:UWMhfmeH
ダイヤ「二つ、確認させてちょうだい」

善子「いいわよ」

ダイヤ「一つ。鞠莉さん達との戦いで、道具は使えるの?」

善子「もちものは持たせられる。でも対戦の途中でキズぐすりやらげんきのかけらやらは使えないわ」

ダイヤ「そう」

善子「ええ」

ダイヤ「もう一つ…よいですか」

善子「なにかしら」

ダイヤ「色々な人と戦う中で、自身の仲間が一匹も倒れないということは、どのくらいあるものですか」

善子「!」

ダイヤ グ…

善子 ジッ

ダイヤ コクン…

善子「…ないと思いなさい」

ダイヤ「!!」
0381>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:50:02.00ID:UWMhfmeH
善子「もちろん、よっぽど上手くやればそういう戦いがないわけじゃないわ。でもそれには奇跡的な運と絶対的な実力が必要なの」

善子「私だってそんなことは稀だし、果南だって──きっと、そうそうあることじゃないと思う」

ダイヤ「善子さんや…果南さんですらも…」

善子「ええ」

善子「だから、厳しいことを言うようだけれど、誰一人傷つけないまま勝利しようという意思は手放した方がいいわ。いえ、手放さなければいけないわ」

善子「一匹も倒れることなく──それにばかり気を向ければ、巡り巡って戦闘の中にある全ての勝機を逃すことになる。残るのは、全ての仲間が倒れて目の前が真っ暗になる敗北だけよ」

ダイヤ「………!」

善子「あなたのポケモンだって、もくたんだって、戦闘に勝ちたくないだなんて思ってない。だからこそ、取れる選択肢は全てを是として勝ちにいかなくちゃいけないのよ」

善子「それこそが一生懸命戦ってくれるポケモンにトレーナーが報いるための、ただ一つの答えだと私は思う」
0382>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:54:52.25ID:UWMhfmeH
ダイヤ「…善子さんの言うことは、理解しました」

ダイヤ「それはきっと正しくて、わたくしはきっと甘くて。つまりは弱い」

ダイヤ「善子さんや果南さんとわたくしを分かつ線がどこにあるかと問えば、その答えは今の善子さんのお話そのものなのかもしれません」

ダイヤ「鞠莉さんには勝ちたい。そのために強くだってなりたい」

ダイヤ「けれど──だけれど…」

ダイヤ「これがポケモントレーナーとして成長するということなのだとすれば、わたくしは………弱いままでよかった。ホウエン地方での生ぬるい旅を延々と続けていたかった」

ダイヤ「決闘なんて────────」

ダイヤ「…っ」
0383>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 19:56:52.80ID:UWMhfmeH
ダイヤ カチカチ…

『ポケモン』

『モクロー』

『つよさを みる』カチ

ダイヤ「…」

ダイヤ カチカチ…

『かなた』

『つよさを みる』カチ

ダイヤ「…」

『モクローは どうする?』

ダイヤ「………………」
0384>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 20:01:13.52ID:UWMhfmeH
ダイヤ スゥ

『たたかう』カチ

善子「!」

ダイヤ「…」

→はっぱカッター カチ

『相手の ラッタの かみつく!』

『モクローは 倒れた!』

ダイヤ「…っ」

ダイヤ カチカチ…

もくたん『戻れ、モクロー!いけっ!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

『相手の コラッタの ひっさつまえば!』

『かなたには 効果が ないようだ…』

『相手の ラッタは のろいの ダメージを 受けている!』

『相手の ラッタは 倒れた!』

善子 (………ああ、)
0385>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 20:06:23.30ID:UWMhfmeH
ダイヤ カチ

『かなたの のろい!』カーン…カーン… ゾゾゾッ

『かなたは 自分の体力を 削って 相手の コラッタに のろいをかけた!』

『相手の コラッタの しっぽをふる!』

『かなたの ぼうぎょが 下がった!』


かなた『…』ピコン…ピコン…


『相手の コラッタは のろいの ダメージを 受けている!』

………


『相手の コラッタは 倒れた!』

『ぬしポケモンの ラッタとの 勝負に 勝利した!』

ダイヤ「…」

善子 (………私は、)
0386>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 20:13:15.64ID:UWMhfmeH
イリマ『やあ、お帰りなさい。それでは試練の成果を見せてもらえますか?』

もくたん っクリスタル スッ

イリマ『うん!正真正銘、本物のZクリスタルですね。それではこれにて──イリマの試練、達成です!』

イリマ『それはノーマルZクリスタルといって、ポケモンにノーマルタイプのZパワーを与えることができるものです。そしてそのZパワーを引き出すためには、トレーナーもゼンリョクを出さなければなりません』

イリマ『お見せしましょう、ノーマルZ、キャプテン・イリマのゼンリョクを──!』

ダイヤ「…」

善子 (とび跳ねて喜びそうなものなのにね)

善子 (ああ、私は──ダイヤにとんでもない苦行を強いろうとしているのかもしれない──)


『決闘なんて』、その先を口にしなかったダイヤの心中を、私は推測しながらも呑み込むことしかできなかった…
0387>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 20:16:26.49ID:UWMhfmeH
なんで重くなるんだよ!!
こんなつもりじゃなかったんですけど、なんだか悲しい感じになってしまいました…


なにか旅の仲間に加えますか? >>389
※ フラベベ、オドリドリ(パチパチ)、ムチュール、誰も加えない、のいずれか。
0390名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/07(土) 20:33:29.68ID:5QKaIm3Y
乙です

と言うか、これでダイヤちゃん運がいい方なのかな?
調べてみたら試練のコラッタはかみつく覚えてるみたいだし
コラッタって序盤だとかなり早い方なんだな(S72)
0391>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 20:38:51.09ID:UWMhfmeH
あれ、ほんとですね
参考にしたサイトではノーマル技だけだったもので…
でもレベル考えたら普通かみつく持ってますね
0392名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/07(土) 20:45:51.15ID:5QKaIm3Y
そう言えば、コラッタは捕まえたってあるけど、ダイヤちゃんの手持ちかボックスにNNのないアローラコラッタがいるってことになるのかな?
0393>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/07(土) 22:22:51.60ID:UWMhfmeH
います
道中、通常プレイで捕獲可能なポケモンは概ね捕獲して、NNなしでボックス(または手持ち)にいると思っていただいてよいです
0394名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/08(日) 01:41:30.48ID:vTBTzsS/
なるほどなるほど

【コメント】仲間を呼ぶと言えば、確かこの近くでタツベイがボーマンダを呼び出すことがあるって聞いたことある
0399>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 20:48:15.59ID:8SfV49dr
ダイヤ「善子さん」クイクイ

善子「!」

善子 (なんだろ、甘えたいタイミングかしら)

善子「なに?どしたの?」ススス

ダイヤ「そのう、…ないのですか?」

善子 (ない?ないってなんだろ。『来ないのですか』的な感じ?それとも『今日はおやつのキスは頂けないのですか』的な!?やだもうダイヤったら、そんなのしたこと一回もないじゃない!でも…ダイヤがしたいっていうんなら、私…) ドキドキ

善子「ダイヤ…」

ダイヤ「もしあるのなら早く下さいな」

ダイヤ「コメント」

善子「…」
0400>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 20:55:56.89ID:8SfV49dr
ダイヤ「どれどれ」

【コメント】のろいで自主退場と言うのも戦法の一つだったりする

ダイヤ「自主退場、ですか」ヒリヒリ…

ダイヤ「この『のろい』とは恐らくかなたさんの技、『のろい』のことよね。その効果と自主退場という表現から合わせて考えると…」

ダイヤ「わざと自身の体力が半分以下のときにのろいを使って、相手に呪いをかけると同時に自分が瀕死になる…?それを戦法の一つとして数えることが有り得るのですか」

ダイヤ (ポケモンバトルは言わずもがなダメージを負うごとに敗北へと近づき、連れている全てのポケモンが瀕死となればそこで負けとなる)

ダイヤ (じこさいせいのような回復する技とはほぼ正反対のベクトル、自ら負けにいくような行為だと思えるけれど…)

ダイヤ「善子さん。これはどういうシーンで活用できる戦法なのですか?」クルッ
0401>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 21:04:35.68ID:8SfV49dr
善子「………………」←俯き壁向き体育座り

ダイヤ (わーお。久し振りに出たわね)

ダイヤ「ちょ、もう、またあなたはなにを前触れなく拗ねているのですか。今回はわたくしが一体なにをしたというのです」

ダイヤ「むしろ機嫌を損ねたいのはこちらの方なのですが?」ヒリヒリ…

ダイヤ「善子さんってば」トントン

善子 チラ ムゥ…

善子 ハァ…

ダイヤ「人の顔を見て溜め息をつくとは失礼な」

善子「もういいわよ…どうせヨハネが勝手に期待して勝手に裏切られただけなんだもの。はいはい、あなたを相手に甘い想像をした私が悪うございましたーっと」ヘーヘー

ダイヤ「は?なんですかそのふざけた態度は」イラァッ

善子「よいしょっと」
【コメント】最初の頃の放送みたいにヨハネと百合百合してもいいのよ

善子「で?なに?」

ダイヤ「とんでもなく不自然なものを座布団にして座るのをおやめなさいな。どういう状態ですかそれは」
0402>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 21:17:33.68ID:8SfV49dr
ダイヤ「これなのですが」っ【コメント】

ダイヤ「自主退場とはどういうシーンで活用できる戦法なのですか?」

善子「そうねえ」

善子「これも追究すれば結構深くなる戦法の一つだから、ひとまずは二パターンだけシンプルに覚えておけばいいわ」

ダイヤ「聞かせてくださいな」 メモと彡 サッ

善子「自主退場が必要になるのはひとまとめにしてざっくり言うと、『速やかに後続のポケモンに交代した方がいいとき』なの」

善子「一つは、サポート役のポケモンが役割を終えたときね」

ダイヤ「サポート?」

善子「例えば、壁展開…ひかりのかべとかリフレクターを張ったとき、あるいは天候始動…日差しが強い状態とか雨の状態とかにしたとき。それを終えて、その時点でできる役割がもうないと判断できる場合は一般的に速やかな自主退場が求められるわね」

ダイヤ「…なぜですか?」
0403>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 21:28:43.72ID:8SfV49dr
善子「この辺はパーティ構築の話にも関わってくるから浅く説明するのが難しい部分なんだけど…」

善子「そうね…例えばあなたのパーティがマル(マルマイン)とちか(アメモース)の二匹だったとしましょうか。先発はマルだとして」

ダイヤ「りこちゃん♡はいないのですか?」

善子「…夕飯の買い出しにいってるのよ」

ダイヤ「んま。言ってくれればわたくしも一緒に行くのに、どうしてお一人で行ってしまうのかしら」

善子「どうしてかしらねえ」

ダイヤ「もっとわたくしを頼ってほしいものだわ」

善子「話進めていい?」

ダイヤ「え?…………あっああ、はい、もちろん」

善子 ジト…

ダイヤ「す、すみませんでした。だってりこちゃん♡が買い出しにいったとか言うから…」
0404>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 21:44:14.23ID:8SfV49dr
善子「まずマルを出したところ、相手はロゼリアだったとするじゃない」

ダイヤ「ふむ」

善子「そもそもこの対面、あなたならどう判断する?有利、不利、どうかしら」

ダイヤ「……有利、では…ないと思います」

ダイヤ「マルちゃんはでんきタイプの攻撃技しかお持ちでないけれど、ロゼリアには効果が今一つとなるはずですから。くさ技もどく技も効果抜群ではありませんが、素直にぶつかり合えば消耗するのはマルちゃんの方が早い…ような…」

善子「うん。その程度の判断ができるなら充分ね」

ダイヤ ホッ…

善子「ここで、有利ではない対面になったとして、マルはどうする?」

ダイヤ「マルちゃんの技はほうでん、ボルトチェンジ、ひかりのかべ、でんじふゆう、の四つですが。でんじふゆうはないとして、ほうでんを放つよりは…せっかくちかさんがいるのなら、ボルトチェンジで交代した方がいい…?あるいはひかりのかべをしておくのもありですか…」

善子「…」

善子 (直近で連れ歩いてるわけでもない個体の技構成を当然のように…)
0405>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 21:56:27.01ID:8SfV49dr
善子「ま、そこはひかりのかべをしたとしましょう」

ダイヤ「はあ。ではひかりのかべで」

善子「それじゃ、さらにその次にマルが取るべき行動は?」

ダイヤ「…ボルトチェンジ、ではないでしょうか」

善子「どうして?マルが攻撃することもできるわよね」

ダイヤ「どうしてって、そりゃ…ほうでんはくさタイプのロゼリアにはほとんどダメージにならないはずなので、早めにちかさんに交代してしまった方が、受けるダメージは減るでしょうし与えるダメージは増えるでしょうし…」

善子「うん、そうね。ちょっと仮定のポケモンのタイプ相性を都合よくし過ぎちゃったけど、ここでダイヤに考えてほしいのは、ひかりのかべは5ターンで消えるってことなのよ」

ダイヤ「それは知っていますが…」

善子「例えばマルがひかりのかべを張った後、なんとか頑張って三ターンの間ロゼリアと渡り合ったとするじゃない」

ダイヤ「はい」

ダイヤ (苦手な相手に三ターン…!すごい大健闘よ、マルちゃん…!)
0406>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:00:46.92ID:8SfV49dr
善子「でもやっぱりほうでんはあんまり効かないし、反対にひかりのかべのおかげでロゼリアの攻撃もあんまり効かない。いよいよこれじゃ埒が明かないってんでそこでちかに交代すると、どうなるかしら?」

ダイヤ「そう、ですわね…」

ダイヤ (ああ…マルちゃん…いいえ充分に頑張ったわ。ほうでんを三度も浴びせたのなら、ロゼリアは麻痺になったかもしれない。この三ターンは全く無駄ではなかったわ)

ダイヤ (…ではなくて、ええと。ここで思考を促されるということは、ひかりのかべについて考えなければいけないのだろうけれど。ひかりのかべを張ってから三ターン経過して、ここでちかさんに交代)

ダイヤ (交代するのにも一ターンを使うので…)

ダイヤ「…ひかりのかべが消える…?」

善子「その通り」
0407>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:07:34.41ID:8SfV49dr
善子「まあ、ちかなら飛んでくるくさ技はそもそもタイプ相性で完全に受けられるんだけど。どく技とか他の技に対してひかりのかべの恩恵を受けられるのは交代で出てきたそのターンだけってことになるわよね」

善子「ここまで極端なことは言わなくても、つまりひかりのかべやリフレクターを張った後は、たいしたこともできないのにその場に居座ってもたもたしていちゃいけないってことなの」

ダイヤ「なるほど」

善子「ボルトチェンジってのは厳密には自主退場とは少し違うんだけど、例えば壁を張ってる間に体力が半分削れてたなら、その次にのろいを使うことで相手に呪いをかけながら素早く退場することができるでしょ?」

善子「天候を自分達に有利なものに変えたときなんかも考え方は同じね」

ダイヤ「サポートの恩恵をより活かせるコができるだけ長く戦闘の場に立つために、サポートの後は速やかに場を去る…ということですか」

善子「そう、さすがね」

ダイヤ「一応、理解できたと思います。もう一パターンはなんですか?」
0408>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:17:01.32ID:8SfV49dr
善子「もう一つは、そうね…放っておくと相手がどんどん強くなるとき、と思えばいいかしら」

ダイヤ「ど、どういう状況ですかそれは!?」

善子「難しい話じゃないのよ。例えばさっきと同じであなたがマル、相手がロゼリアだとするじゃない」

ダイヤ「はい」

善子「ここでひかりのかべを張るのは当然選択としてアリなんだけど、今回はロゼリアが攻撃ばっかりしてこないでせいちょうを積んできたとしましょう」

ダイヤ「せいちょう…というと、こうげきととくこうを上げる技でしたっけ」

善子「そうそう。じゃあマルがあんまりダメージを与えられないほうでんを繰り返してる間に、ロゼリアがずっとせいちょうを繰り返してたらどうなるかしら」

ダイヤ「それはもちろん、せいちょうの数だけこうげきととくこうが上がるでしょう」

善子「そうね。そして三回もせいちょうしたところでヘドロばくだんでもされれば、壁があってもマルは一撃で倒れるかもしれないわね」

ダイヤ「!?」
0409>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:25:08.85ID:8SfV49dr
ダイヤ「な、なぜですか!?」

善子「いやなぜって…そういうダメージ計算になるからとしか言えないけど…なるか知らないけど…」

善子「とまあそんな感じで、隙を見せた間に相手が能力を上昇させてきたら、それだけでこっちからは止める手段がなくなってしまうことなんかもあるの。一匹に全滅させられたとかね」

ダイヤ「い、一匹に…!?」

善子「有り得るわよ。ほら、メタグロスがつめとぎなんか積んだらって考えてみなさいよ」

ダイヤ「つめとぎとはどういう技ですか?」キョトン

善子「こうげきとめいちゅうがそれぞれ一段階ずつ上がる技よ」

ダイヤ「それはずるでしょう!!」

ダイヤ「まマさんと互角に渡り合うほどの力を持っていらして、メガシンカだってするのですよ!そこにさらにこうげきとめいちゅうを上げるだなんて…」ワナワナ…

ダイヤ「あのときギガインパクトが外れていなかったらどうなっていたとお思いですか!!!」ンキーッ!

善子「負けてたと思う」
0410>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:31:27.27ID:8SfV49dr
善子「だからそういうときは、一回くらいなら積まれてもなんとか対処できるポケモンに速やかに交代する。あるいは相手の能力を下げるタイプの技をかけながら自主退場するとかね」

善子「場合によってはそのままストレート負けだけど、それはもうどうしようもないわ」

ダイヤ「………なるほど」

ダイヤ「これも完全に理解し修得できたとは言えませんが、少なくとも『自主退場』が選択の余地に上がる場合があるということはわかったわ」

善子「ストーリーをクリアしたら実践も交えて対戦の練習をするつもりだから、あなたのパーティに合わせた必要な動きはそこで確認しましょう。今はそういうものがあるってわかればそれでいいわ」

ダイヤ「はい。丁寧にありがとうございます」ニコッ

善子「!// うん、まあ、いいけど」プイッ
0411>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:35:50.16ID:8SfV49dr
善子「そういえば、コメントもう一つ来てたわよ」

【コメント】仲間を呼ぶと言えば、確かこの近くでタツベイがボーマンダを呼び出すことがあるって聞いたことある

善子「仲間を呼ぶ、ってことはぬしバトルの様子を見ながらくれたコメントなのかしらね。ボーマンダって覚えてる?」

ダイヤ「ああ、はい。ゲンジさんが従えていらしたドラゴンポケモンですわよね…」

善子「そう…だけど、なに。どうかした?」

ダイヤ「いえ、『相手の能力を下げながら自主退場する技』…というと…」

ダイヤ「おきみやげ、とか…もしかしてそうですか…?」

善子「あら、おきみやげなんか知ってるのね。誰か使ってきた?フヨウだっけ?」
0412>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:38:23.36ID:8SfV49dr
ダイヤ「いえ、あれは確か──」


──『相手の ミカルゲの おきみやげ!』

──【コメント】おんみょ〜ん

──ダイヤ『お、陰陽…!?やはり、見た目に違わずゴーストタイプでしょうか…決死で特攻を仕掛けてくるかのようなイヤな気配が…!』

──『マルの こうげきが がくっと 下がった!』

──『マルの とくこうが がくっと 下がった!』

──ダイヤ『ぎゃああああああ!わずか1ターンでこうげきととくこうがそれぞれ二段階も!こんなのズルですわ、卑怯ですわ!』

──ダイヤ『…………ん?』

──『相手の ミカルゲは 倒れた!』

──ダイヤ『瀕死の特攻ですか!!??』


ダイヤ「そう──ミカルゲ…!!」
0413>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:39:36.54ID:8SfV49dr
善子「み、ミカルゲぇ…?そんなのいつどこで………ってああ、あの悪趣味な沈没船のイベントだっけ…」

ダイヤ「…………やり残したことがある」ぼそ
0415>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:46:14.01ID:8SfV49dr
善子「み、ミカルゲぇ…?そんなのいつどこで………ってああ、あの悪趣味な沈没船のイベントだっけ…」

ダイヤ「…………やり残したことがある」ボソ

善子「え?」

ダイヤ「わたくしには、やはりホウエン地方でやり残したことがありますわ!」バッ

善子「えっ!?」ギョッ

ダイヤ「あのミカルゲとやらの正体を暴かなければ、ずっと心に引っ掛かったままです!ちょっくら戻って捕まえてきますわ!」カチカチ

善子「え、や、戻るって、無理、どうやって」

ダイヤ「家に戻ればむげんのふえがあるでしょう。ラティオスさんが来てくれなければルビィ♡♡♡に乗って空を行くだけ。
とにかく!わたくしはミカルゲを捕まえにいきますわ!善子さん、ホウエン地方へ戻る間だけでもりこちゃん♡達を!」

善子「えっ…いいいやいやいやいや!待って待って待って!そんな無茶言わないで…」

善子「あっほらあの草むらじゃない!?タツベイ出そう!マンダにも会えるかもよ!あ、あなたのパーティにマンダ入れるのはいい考えかもね!そしたらチーム単位で二マンダ編成になるし!果南とか絶対使ってくるだろうからこっちもそれで対策を──」

ダイヤ「善子さん!りこちゃん♡達を!!」

善子「ボーマンダぁぁぁァァァ!!!」

ダイヤ「あなたが呼んでも出てきませんわよ!!」


善子は 助けを 呼んだ!
しかし 助けは 現れなかった… ▼
0416>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/09(月) 22:48:00.07ID:8SfV49dr
対戦にわかなので、こういうの書くの非常に難しかったです…嘘とか誤りがあったら随時ご指摘ください…
もはや対戦部分だけガチ製の方にやってほしい(ゲーム部方式)
0423>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:10:49.72ID:OO4c02X5
3番道路


善子「準備はいいかしら?」

ダイヤ「はい」

善子「道具の確認!」

ダイヤ「ビビりだま、5個!モンスターボール、20個!」

善子「よし!じゃ行くわよ、気を引き締めてね」

ダイヤ「…はい!」カチカチ

『あ!野生の マンキーが 飛び出してきた!』

『あ!野生の アブリーが 飛び出してきた!』

『あ!野生の オニスズメが 飛び出してきた!』

善子「まだまだぁ、始まったばっかりよ!」

ダイヤ「は、はぃぃ」カチカチ…
0424>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:14:30.16ID:OO4c02X5
『あ!野生の アブリーが 飛び出してきた!』

ダイヤ「くっ、またアブリーですわ」カチカチ

善子「焦らないの。必要なのは根気よ、あなたの得意分野でしょ」

ダイヤ「それはそうですが…」カチカチ

『あ!』

ダイヤ「! このシルエットは──」

『野生の ルチャブルが 飛び出してきた!』

ダイヤ「って違うのですか。…いえこれはこれで知らないポケモンなので捕まえておきたいところですが」

善子「今はだめよ。ボールは有限なんだから」

ダイヤ「わ、わかっています…」カチカチ

『うまく 逃げ切れた!』シュタタ

ダイヤ「うう…ルチャブルさん…」
0425>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:16:39.89ID:OO4c02X5
ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「マンキー………マンキー………アブリー………マンキー………オニスズメ………マンキー………」

ダイヤ「猿の率が高いですわ!!!」ンキーッ

善子 (猿みたいになっとる)

ダイヤ「………あ、ルチャブルさん…」カチカチ

善子 (ダイヤは今、)

──【コメント】仲間を呼ぶと言えば、確かこの近くでタツベイがボーマンダを呼び出すことがあるって聞いたことある

善子 (3番道路で絶賛タツベイ粘り中)
0427>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:22:38.93ID:OO4c02X5
ダイヤ カチカチ…カチカチ…

善子 (この草むらでタツベイが出現する確率は概算1%らしい。その細かい数字はさておき、出会うのが非常に困難であることは伝えたけれど)

ダイヤ ムムー

善子 (そもそも本当に出るのよね、この草むらで…) ←未体験

善子 (最大手の攻略サイトに書いてあったし、遭遇報告も上がってるみたいだし、出ないってことはないんだろうけど)

ダイヤ カチカチ…

善子 (ここまで遭遇しないとなかなか不安になるわね。まだ三十回もエンカウントしてないだろうし、確率が正しいならまだまだ判断する時期じゃないんだけど)

善子 (自分が体験したことじゃないだけに、結構不安が拭えないわね…)

ダイヤ「………アブリー…」カチカチ

善子 (まあ、そうなるわな…)
0428>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:29:43.19ID:OO4c02X5
善子 (そんでなんとかタツベイに出会えても、まず上手くマンダ呼びが成功するか)

善子 (順当にストーリーを進めてきたままほとんど最前線の草むらだもの。手持ちのポケモンで何ターン粘れるか)

善子 (みねうちがあるわけでもない、下手すればせっかく出会ったタツベイをうっかり倒しちゃうことだって充分に考えられるし)

善子 (マンダ呼びまで漕ぎ着けたとして、そこからはさらに高い壁。レベルが低めとはいえ相手はマンダ、捕獲係数だって高いポケモンじゃないし、耐久の難易度も跳ね上がる)

善子 (この序盤でマンダがパーティ入りすれば進行速度はとんでもなく速くなるに違いない。愛着が湧いてくれれば対戦パに入れることだってできる)

善子 (最悪タツベイで妥協するのも手だけど、過度なレベリングはしたがらないし。マンダに進化するのが終盤ならここで粘るほどの価値と釣り合うかどうかは…)

善子 ムムムム…
0429>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:36:03.66ID:OO4c02X5
『あ!野生の オニスズメが 飛び出してきた!』

ダイヤ ゲンナリ…

ダイヤ カチカチ…

『うまく 逃げ切れた!』シュタタ

善子 (それよりも、ここであまりにも気力を使わせる方が損失かな)

善子 (捕獲できれば報われるだろうけど、苦労の果てに倒しちゃったりボールが尽きちゃったりして諦めざるを得なくなったらそれは目も当てられないものね…)

善子 (今ならまだ被害も少ないし、やめさせることもできるはず…)

ダイヤ カチカチ………


やめさせる? >>431
0431名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/11(水) 21:37:50.99ID:xA3tEpyX
タツベイで妥協ルート
0432名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/11(水) 21:40:23.24ID:xA3tEpyX
ついでに生放送じゃないから反映は次の更新だけど

【コメント】タツベイの進化系は図鑑説明と合わせて1から進化させることを勧める
0433>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:43:48.12ID:OO4c02X5
ダイヤ カチカチ…

善子「ダイヤ、」

ダイヤ「あんですか」カチカチ

善子 (ひぃ!こっちを見もしない!すでに相当腐ってるわ!遅すぎたんだ!!)

善子 (い、いやいや負けるなヨハネ!頑張れヨハネ!ここは一つの大きな分岐点、ダイヤのモチベーションがどうなるかにもストーリーが滑らかに進むかにも、引いては対戦がどうなるかという結末すら握りかねないのよ!)

善子 (続けさせるなら意気揚々と、やめさせるなら悔いを残させないように!始めさせた責任は私が取らなくちゃ!)

善子「なにって、別に、なななななんでもないけどさささ」

ダイヤ「そうですか」カチカチ…

善子 (ああん日和っちゃった!怖いんだもんダイヤ!)
0434>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:49:51.74ID:OO4c02X5
善子「だ、ダイヤ、タツベイ、好き?マンダでも、よい」

善子 (か──カタコトになったわ!!) ガーンッ

ダイヤ「…」カチカチ

ダイヤ「タツベイに対する思い入れはほぼないと言ってよいですが」

ダイヤ「ボーマンダは、好きか嫌いかならば」カチカチ…

ダイヤ「嫌いです」

善子「………!そ、そうなの…?なんで…?」

ダイヤ「わたくしにとってボーマンダは、ただの一度きりゲンジさんとの戦いで相見えただけのポケモン。縁とゆかりはその一度にしかないわけですが」カチカチ

善子「うん………あっ」

ダイヤ「その一度は、わたくしの大切な仲間を瀕死へと追いやってくれた一度ですから」
0436>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 21:53:34.25ID:OO4c02X5
──『相手の フライゴンの いわなだれ!』

──『効果は ばつぐんだ!』

──『ゆきほは 倒れた!』


ダイヤ「決定打を下さったのはボーマンダでこそなかったけれど、唯一わたくしが持つボーマンダの印象は、その全てがあの戦いの中にあります」

ダイヤ「筋違いであることは重々承知していながらも、ですから、ボーマンダに対する印象は決してよくないというのが本音ね」カチカチ

善子「そう…ね」

ダイヤ「もちろん、ここで出会うかもしれないボーマンダはゲンジさんとはなんの関係もない。どころかそもそもボーマンダに非はないのですが」カチカチ

善子 (そう簡単に割り切れる性格を、この人はしてないわよね)
0437>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:04:21.01ID:OO4c02X5
ダイヤ カチカチ…

善子 (マンダは嫌い、か)

善子 (その感情が色々なもつれから来てるものだってことはダイヤもきちんと自覚してる。──とは言っても)

善子 (珍しく特定のポケモンを指して『嫌い』なんて言ったのを、見逃すわけにはいかないわね。しかもよりにもよって私の好きなポケモンを、嫌ったままでいられちゃ堪ったもんじゃないわよ──)

善子 (ねえ?アポカリプス)

──『シュウグルルァ…!』

善子 ニィ…

善子「そんなつまらなさそうなカオでポケモンやるんじゃないわよ」トン

ダイヤ「善子さん…」
0438>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:11:53.17ID:OO4c02X5
善子「たった五十回かそこら目的のポケモンに出会えなかったからって、そんなぶすーっとされてちゃ堪らないわよ」

善子「あなた、今、もくたんと同じ気持ちでいる?」

ダイヤ「もくたんちゃんと…?」

善子「もくたんはね、あなたが焦点を画面に合わせることもなく機械的にボタンをカチカチやってる間も絶え間なく草むらを掻き分けてるのよ。それはなぜ?あなたがボタンを押すから?…違うでしょ」

善子「なんとしてもタツベイに会いたいって、そう思ってるからじゃない?」

ダイヤ「!」ハッ

善子「確かにこうして座って指だけ動かすあなたは退屈かもしれないけど、もくたんはどうかしらね。アローラ地方に来て旅を始めてから、一度でも退屈そうにしてた?」

善子「退屈で面白くない作業みたいな時間が続いて、やめたければやめるといいわ。あなたのゲームだもの、誰も責めないわよ。この先へ進めば目まぐるしくたくさんのポケモンに会えるわよ。色んな人にも会うしイベントもきっと起こるわ」

善子「もくたんの気持ちだけがこの3番道路に置き去りになったまま、ね」
0439>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:20:08.31ID:OO4c02X5
善子「そういえばさっきククイ博士が面白そうなこと言ってたわね、大試練がどうとかって。大試練を突破したら次の島に行けるそうね。早く行ってみたくない?」

ダイヤ「…ばかをおっしゃい」

善子「!」

ダイヤ「もくたんちゃんがやりたがっていることを放り投げて、先へ進むですって?あまりわたくし達の絆を舐めないでいただきたいものね」

善子「…へえ?じゃどうするの?」

ダイヤ「もちろん、このままタツベイ捜索を続けますわよ!もくたんちゃんのやりたいことはわたくしのやりたいこと、途中で投げ出すくらいならば始めませんわ!」カチカチ

善子「そう来なくっちゃ」ニコッ

ダイヤ「ごめんね、もくたんちゃん。わずかばかり思い通りにいかないからと腐るような態度を取ってしまって。でももう大丈夫よ、わたくしとあなたが心を一つにして挑めばでにないことなどない」

ダイヤ「叶わないことなど──」

『あ!野生の タツベイが 飛び出してきた!』

ダイヤ「ないのだから!!」
0440>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:31:35.42ID:OO4c02X5
ダイヤ「やっとお出ましですか。随分とかくれんぼがお上手なことで」

善子 (この人の必然力には…本当に驚かされますぞwww)

善子「っしダイヤ、ここからが本番だからね。気合い入れていくわよ!」

ダイヤ「わかっていますわ。まずは体力をできるだけ削るのですよね」

善子「そう、倒さないように慎重にね」

ダイヤ「はい」カチ…

『かなたは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「…」

『ナイトヘッド』

ダイヤ「これ、ナイトヘッドだとどうでしょうか」

善子「んー…18か、いいくらいかもしれないわね。11レベルならHPが18以下ってことはないだろうし」

ダイヤ「では」カチ
0441>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:37:16.00ID:OO4c02X5
『かなたの ナイトヘッド!』キキキィィン

タツベイ『…』

善子「半分ちょっとか」

ダイヤ「惜しかったわね、これが半分以下ならばもう一度のナイトヘッドでちょうどよいところまで体力を減らせたのでしょうが」

善子「固定ダメだもの、そこは割り切るしかないわね」

『相手の タツベイの かみつく!』

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「! かみつくを使うのですか…」

善子「レベルに差があるおかげで一撃でピンチってことはないけど、あんまり悠長はしてられなさそうね…」

ダイヤ「そうですわね…」


タツベイ残り体力:約54.5%
かなた残り体力:約59.5%
0442>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:43:48.19ID:OO4c02X5
『かなたは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「のろいは論外、さいみんじゅつで眠らせるのは…」

善子「仲間を呼ばなくなるからだめね」

ダイヤ「でしたよね。ナイトヘッドでは倒れてしまうので、となると、ここはしたでなめるしかできませんか」

善子「うん」

ダイヤ「あんなものを舐めてお腹を壊さないかしら…」カチ

善子「あんなものって言うな」

『かなたの したでなめる!』ベロォンッ

『相手の タツベイの かみつく!』

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「…」

善子「…」

ダイヤ「善子さん」

善子「うん」

ダイヤ「これ、大丈夫ですかね?」

善子「うーん…」


タツベイ残り体力:約18.2%
かなた残り体力:14.3%
0443>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:51:20.70ID:OO4c02X5
『かなたは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「というか、もうこれ以上かなたさんではなにをすることもできないのですが」

善子「したでなめるもナイトヘッドも瀕死に蹴り込んじゃうとこまで来てるものね」

ダイヤ「しかも、放っておいたら次のかみつくでかなたさんが倒れてしまうのですが」

善子「ビビりだま使いたいけど、それより先に回復か交代しなくちゃいけないわね」

ダイヤ「しかもキズぐすりでは物足りず、今は貴重な物資であるいいキズぐすりを使わなければならないのですが」

善子「ダメージと回復量がほとんど同じになっちゃうものね」

ダイヤ カチカチ

もくたん『戻っておいで、かなた!いっておいで!フクスロー!』

フクスロー『フォゥフォーッス!』

『相手の タツベイの かみつく!』

ダイヤ「これならなんとか…」


フクスロー残り体力:約92.3%
0444>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:57:08.95ID:OO4c02X5
『フクスローは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「…はっぱカッターはまずいでしょうか?」

善子「今一つではあるけど、レベルがレベルだしね…こっち進化してるし…やめた方がいいかも」

ダイヤ「では、今のうちにひとまずビビりだまを使っておくというのは」

善子「…うん、今のダメージを見るに一気に窮地に陥ることはないだろうし、それでいいと思う」

ダイヤ「では」カチカチ

『もくたんは ビビりだまを 使った!』

『ビビりだまは 相手の ポケモンを 不安にさせる…!』

ダイヤ「これで早々にボーマンダを呼んでくれればよいのですが」

善子 (マンダ来たとして、これ…まじで何ターンもつのかしらね。なんならタツベイ相手にもすでにジリ貧感あるし…)
0445>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 22:59:19.86ID:OO4c02X5
善子「ごめん、ダイヤ。こんなこと言っちゃうと身も蓋もないんだけど。体制が全く整ってない状態で耐久するってのはやっぱり悪手だったかも──」

ダイヤ「 」

善子「…?ダイヤ、どうしたの──」

『相手の タツベイの ひのこ!』

『効果は 抜群だ!』

『フクスローは 火傷を 負った!』

善子「 」
0446>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 23:04:27.00ID:OO4c02X5
ダイヤ「よ」

ダイヤ「善子さん、これ、どうしましょう」ハハハ…

善子 (捕まえるならマンダの体力だって削らなくちゃいけないけど、フクスローの主砲は相性最悪のくさ技はっぱカッター)

善子 (低レベルのマンダがどんな技構成なのかはわからないけど、ひこう技があれば終わりだし、そうじゃなくても火力はタツベイより高い)

善子 (かなたはタツベイのかみつく一発で瀕死になる体力しか残ってない)

善子 (んーーーーー)

善子「ダイヤ」

ダイヤ「は、はい」

善子「タツベイ、ゲットの方向で。」

ダイヤ「はい。」カチカチ


そこそこ苦戦した末、なんとかタツベイを捕獲したもくたんは、脇目も振らずポケモンセンターへ走ったとさ…
0447>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 23:05:32.04ID:OO4c02X5
タツベイの性別とニックネーム >>449
※ 性別は要指定、ニックネームはつけなくてもよい。

フクスローとかなたの性別を決めていませんでしたが、呼び方とニックネームから♀だと判断します。
0450名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/11(水) 23:16:49.02ID:xA3tEpyX
そう言えば、ダイヤちゃんエピデルやったのかな?
0451>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 23:16:54.51ID:OO4c02X5
ダイジェストなのでそこまで意味はありませんが


現在のパーティ

フクスロー♀ LV20 しんりょく
あやしいかぜ、はっぱカッター、なきごえ、つつく

かなた(ゴース)♀ LV18 ふゆう
さいみんじゅつ、したでなめる、のろい、ナイトヘッド

ヒガンバナ(タツベイ)♀ LV11 いしあたま
いかり、ひのこ、にらみつける、かみつく
0453>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/11(水) 23:19:36.90ID:OO4c02X5
ヒント:

>ダイヤ「わたくしにとってボーマンダは、ただの一度きりゲンジさんとの戦いで相見えただけのポケモン」
0455名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/11(水) 23:23:41.09ID:xA3tEpyX
乙です

>>453 なるほど
まあ、レックウザもデオキシスも対戦じゃ使えないしね

ヒガナのこと無しでこの名前つけたとしたら今回の恨みが残ってるのかな?w
もしくは善子の入れ知恵とかかな?
0457名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2020/03/12(木) 18:03:49.02ID:mFUbh8c3
【コメント】お互いに相手の手持ちを全員倒そうと全力で戦ってるのに自分だけ1匹も倒されたくないなんてワガママ、勝負を甘く見てるんじゃない?
0459>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/12(木) 20:53:20.66ID:dPH2YQ6J
ダイヤ「ハラさんの大試練に備えて、少しだけレベリングをしておきましたわ」

善子「ふむ…」

『ヒガンバナ(タツベイ)♀ LV14』

善子 (どのくらい役に立つかはわからないけど、いないよりはいいか。確かZぶっ放してくるものね。それより…)

善子「その名前、なに?」

ダイヤ「へ?ああ、ヒガンバナさんですか」

善子「彼岸花ってあの赤い花よね?毒々しい感じの。あんまりよくないイメージの花って印象があるんだけど」

ダイヤ「一般的にはそうかもしれませんわね。ですが、わたくしは存外彼岸花が好きなのよ」

善子「そうなの?なんで?」

ダイヤ「赤色ですから」

善子「…」

ダイヤ「コホン…冗談です」
0460>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/12(木) 21:02:05.41ID:dPH2YQ6J
ダイヤ「捕まえたときにタツベイに関するポケモン図鑑の記載を読んだところ、こう書いてありました。『頭を 強く 打ちつける ことで 進化に 影響する 細胞を 刺激している という説も ある』と」

善子 (どうして一言一句すらすら出てきちゃうのかな。変態かな?)

ダイヤ「これに加えて、先にお寄せいただいたコメントがあります」

【コメント】タツベイの進化系は図鑑説明と合わせて1から進化させることを勧める

ダイヤ「正直、これだけではこの方の言わんとすることは汲み取れないのですが。ボーマンダを捕まえようと息巻いていたわたくし達に向けて下さった言葉なのだとすればいくらかの推測は立つわ」

ダイヤ「すなわち、タツベイがいかにしてボーマンダへと進化するのか、その過程をきちんと見届けろと、そう言われているのだと」

ダイヤ「図鑑の記載まで加味して考えてみると、タツベイはなにか強い意志をもって進化を望んでいると──そう考えられるとは思いませんか?」

善子「自分で頭ぶつけてまで進化しようとしてるって?」

ダイヤ「あの記載をわたくしはそう読み取りました」コク
0461>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/12(木) 21:10:57.26ID:dPH2YQ6J
ダイヤ「りこちゃん♡だってよしこさんだって、ジュプトルの姿で出会いドクケイルの姿で仲間になったわけではないもの」

ダイヤ「一緒に旅の道を経て、同じ経験を重ねて、一歩一歩進んだその末でボーマンダに進化したとき、きっとこのコの願いが──悲願が花開くのではないかと思ってね」

善子「………………あ、ダジャレ!?」

ダイヤ「べ、別にダジャレではありません!悲願が花開くまでのお手伝いをしたいという想いを込めて、好きな花の名にあやかってお名前を…」

善子「あーはいはい、ダイヤって割とそうよね。笑いのセンスが幼いっていうか、なんか『え、今さらそのギャグで笑う?』みたいなシーンちょいちょいあるものね」

ダイヤ「だから違うと!彼岸花は『葉見ず花見ず』とも言われ、花と葉が同時に生らない植物なのですが、それがお互いを恋うているようで美しいとわたくしは思っていて──」

善子「はいはい、はいはい。それっぽいのでっちあげなくていいから。早く進めましょ」

ダイヤ「聞きなさいと言うのに!!」

ダイヤ「というか、誰の笑いのセンスが幼いのですか!!!」
0462>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/12(木) 21:15:59.97ID:dPH2YQ6J
善子「ところで」

ダイヤ「はい」カチカチ

善子「こっちは?なにか言うことないの?」

【コメント】お互いに相手の手持ちを全員倒そうと全力で戦ってるのに自分だけ1匹も倒されたくないなんてワガママ、勝負を甘く見てるんじゃない?

ダイヤ ジト…

ダイヤ「なにか言った方がよいですか?」

善子「別に、好きにすればいいと思うけど。せっかくくれたコメントなんだから一言くらい反応してあげてもいいんじゃないかしら」

ダイヤ「まあ…おっしゃることはわかっています、それはオメガルビーの頃から幾度となく突き当たってきた壁ですから」カチカチ

ダイヤ「しかしそれについては、論理や理屈ではなく感情として『仲間が倒れるのがイヤ』なのだから、正論を言われたところで思い直すことでもなければ気持ちに嘘をつくことでもない」

ダイヤ「『言われてもどうしようもないこと』なのですわ」カチカチ
0463>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/12(木) 21:27:30.56ID:dPH2YQ6J
ダイヤ「勝利のために、なに一つ失わない覚悟」

ダイヤ「わたくしの気持ちはそれに近くて、きっと清く美しいことなのですが。同時に、儚く偽善的であることも承知している」カチカチ

ダイヤ「その理念を貫き通さんとするために最も足りないものは、わたくし自身の実力なのでしょう。誰にも傷ついてもらわずに勝ちたいのならば、それを成し遂げるだけの実力が必要なのは当然のこと」

ダイヤ「実力の伴わぬ身でわたくしが青いことを吐く姿は、それはそれは滑稽に映ることでしょう」カチカチ

ダイヤ「聞けば、善子さんでも果南さんでも『それ』はそうそう簡単にできることではないといいます」

善子「ま、そうね」

ダイヤ「ポケモンバトルの経験も知識も浅いわたくしでは、このお二人にすら達し得ない境地へ辿り着けるがいつになるか──それは果てしないことなのだと思いますが、だからといって理想を捨てる理由にはなりません」カチカチ

ダイヤ「鞠莉さん達との戦いで味わうことになるであろう苦しみは受け止める覚悟をしています。ですが、それを是として呑み込もうというつもりは、わたくしにはありません」

ダイヤ「──さて」カチ…

ハラ『来ましたな』

ダイヤ「勝負のときですわ」
0464>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/12(木) 21:32:10.51ID:dPH2YQ6J
vsハラ
先鋒は誰にしますか? >>466
※ フクスロー、かなた、ヒガンバナ、のいずれか。

参考、ハラのパーティ
ワンリキー♂ LV15
マクノシタ♂ LV15
マケンカニ♂ LV16 @カクトウZ
0469>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/13(金) 13:33:55.59ID:YrwNovsh
sage進行の弊害ですね
たぶん今夜は更新できると思います、半端なとこで中断する形になってすみません
0470名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/13(金) 13:53:03.62ID:5LtcOYkZ
期待ですな


かなたを投げるタイミングが重要ですな
上手くZ技を空かせると良いですぞ
(ちなみに最初の2体はゴースで完封可能)
0481>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 21:00:11.15ID:+PE3AmZk
ハラ『む』

ハラ『なかなか、いい表情になりましたな』

ハラ『初めてのアローラ地方、見るもの全てに驚かされたことでしょう』

ハラ『このメレメレ島をぐるりと一周済ませたあなたの表情からは、強い自信と、負けないほどの強い好奇心…島の外へ飛び出したいという想いが伝わってきますぞ』

ハラ『しかし!』

ハラ『その実力を確かめるまで、島の外へは行かせません』

ハラ『メレメレ島、最後の大試練。島キング・ハラとのポケモン勝負を制してみせなさい』

ハラ『我、メレメレ島、そして守り神カプ・コケコと意思を共にする島キングなり!今こそ全ての力を一つにするとき!』

ハラ『行きますぞ!!』


『島キングの ハラが 勝負を 仕掛けてきた!』
0483>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 21:04:47.85ID:+PE3AmZk
『ハラは ワンリキーを 繰り出してきた!』

もくたん『いっておいで!フクスロー!』

フクスロー『フォゥフォーッス!』

ダイヤ「ハラさんが島キング──最後の関門とはね。優しそうなおじさまですが、佇まいから強者の風格がびりびりと伝わってきますわ」

ダイヤ「ですが、おっしゃるとおり。わたくし達が目指すのは島の外、こんなところで足踏みしているひまなどないのです」

ダイヤ「行きますわよ、もくたんちゃん!フクスローちゃん!」

善子 (相変わらずこの人は息をするかのように当然に世界へ入り込むわよね)

善子 (ところでこのバトル、さて、どうなのかしらね──)
0484>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 21:09:46.10ID:+PE3AmZk
『ワンリキー LV15』

『フクスロー LV20』

ダイヤ「相手はワンリキー、その姿はホウエン地方で何度となくお見かけした。タイプや戦い方は充分に熟知しています。すなわち」カチカチ

『フクスローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「…!」

ダイヤ「いえ、まだ油断は禁物。返すワンリキーの攻撃は…」

『相手の ワンリキーの リベンジ!』

『効果は 今一つの ようだ…』

ダイヤ「…ふむ。タイプ相性がこちらの味方をしていることを加味しても、これは…少しフクスローちゃん達を鍛え過ぎたでしょうか」


ワンリキー残り体力:26%
フクスロー残り体力:約81.5%
0485>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 21:15:28.31ID:+PE3AmZk
『フクスローは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「相手のワンリキーの体力は黄色。これまでの経験上、ジムリーダーさんなどは体力が減ったポケモンにはキズぐすりをお使いになることが大半だったけれど。とはいえ、あの体力が『危険域』と判断されていた例はほとんどないように記憶している」

ダイヤ「つまりよほどの番狂わせが起こらない限りは、この一手で」カチ

『フクスローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

『相手の ワンリキーは 倒れた!』

ダイヤ「うん、好調な滑り出しですわね!」

善子 (下手すればこのままフクスローで三タテも有り得る…の、かしら?)

『ハラは マクノシタを 繰り出そうとしている… もくたんも ポケモンを 入れ替えますか?』


交代しますか? >>487
※ かなた、ヒガンバナ、しない、のいずれか。
0488>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 21:48:30.78ID:+PE3AmZk
ダイヤ「続く兵はマクノシタ。その並びにはなんだか運命のようなものを感じてしまいますわね」

ダイヤ「わたくし達の選択はもちろん、」カチ

『ハラは マクノシタを 繰り出してきた!』

フクスロー『…』

ダイヤ「このままお相手いたしましょう」

ダイヤ「ヒガンバナさんに強敵との戦いを経験してほしい気持ちもある。かなたさんの成長にこの場を使いたい気持ちもある。──でも」

──『相手の マクノシタの つっぱり!』

──『かずおは 倒れた!』

ダイヤ「トレーナーのエゴとも言うべき目の前の感情が取り返しのない後悔を生むことがあるのだと、わたくしはこの身で何度も味わった。愚かなほどに繰り返した」

ダイヤ「故にこの絶好の対面を手放すことはありませんわ、フクスローちゃん!」カチ
0489>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 21:55:22.73ID:+PE3AmZk
ダイヤ「ビルドアップもつっぱりもさせることなく、倒しきってしまいなさいな──」

『相手の マクノシタの ねこだまし!』

『フクスローは 怯んで 動けなかった!』

ダイヤ「! なんと…」

ダイヤ「ダメージこそたいしたことはないものの、なるほど、確実に先手を取った上でこちらを怯ませる技でしたか。厄介なものを」

善子「だいたいのポケモンは習得のレベルが低いおかげで、逆にストーリーの後半ではほとんど見かけなくなる技だけど」

善子「対人戦だとまあまあの頻度で受けることになるから、ねこだましには注意するようにしなさい」

ダイヤ「ほう、そうなのですか。わかりました、心に留めておきますわ」コク


フクスロー残り体力:約73.8%
0490>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:03:57.13ID:+PE3AmZk
ダイヤ「しかし、ねこだましの効果は一度きり。いわば奇襲」

ダイヤ「小手先の戦術を果たした身で、抗いようがあるのならば見せてご覧なさいな」カチカチ

『フクスローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「…ぉ…っ、…惜しい…!」

ダイヤ「まさか返しにれいとうパンチなど放ってくることはないでしょうが」

善子 (進化先を思うとなかなか的を射てる)

『相手の マクノシタの すなかけ!』

ダイヤ「!」

『フクスローの 命中率が 下がった!』
0491>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:09:56.51ID:+PE3AmZk
ダイヤ「自身では満足にダメージを与えられないと悟り、控えるエースへと全てを託す──そんなところですか?」

ダイヤ「ふっ、よいでしょう」

ダイヤ「自らの手で相手を打ち倒したいという心意気は、戦闘の場に立つ以上は必ず持っているはずですが。それを押してもチームとしての勝利のためにできることを最大限に行う」

ダイヤ「なるほど、かくとうタイプに相応しい見上げた精神ではありませんか」フッ

ダイヤ「…」ハタ…

ダイヤ (自身では満足にダメージを与えられないと悟り、控えるエースへと全てを託す)

ダイヤ (自らの手で相手を打ち倒したいという心意気を押して、チームの勝利のためにできることを最大限に行う)

ダイヤ (それは…それ、は……)

──善子『一匹も倒れることなく──それにばかり気を向ければ、巡り巡って戦闘の中にある全ての勝機を逃すことになる。残るのは、全ての仲間が倒れて目の前が真っ暗になる敗北だけよ』

──善子『あなたのポケモンだって、もくたんだって、戦闘に勝ちたくないだなんて思ってない。だからこそ、取れる選択肢は全てを是として勝ちにいかなくちゃいけないのよ』

──善子『それこそが一生懸命戦ってくれるポケモンにトレーナーが報いるための、ただ一つの答えだと私は思う』

ダイヤ (ハラさん…島キングともあろう方でも、やはり………)

善子「ダイヤ?」

ダイヤ ハッ
0492>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:15:38.78ID:+PE3AmZk
ダイヤ「ああ、いえ。攻撃の機会を一度ふいにしてまですなかけをしてくるとは、なかなかだなと…そんなことを考えていました」

善子「…?そう」

ダイヤ「しかし、視界の端々に舞う取るに足りない砂粒など、雄々しき翼で払い除けてあげればよいだけのこと。さあフクスローちゃん、これでマクノシタとも決着ですわ」カチ

『ハラは いいキズぐすりを 使った!』

『相手の マクノシタは 体力を 回復した!』

ダイヤ「あっ忘れてた!どう見ても『危険域』の体力でしたわ!!」

『フクスローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「そして結局元の体力に戻った!これ何回か見たことある光景ですわ!!」ンマーッ

善子 (忙しい人…)


次のターン…


『フクスローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

『相手の マクノシタは 倒れた!』

ダイヤ「よしよし、大筋に狂いはありませんわね」ウン
0493名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/16(月) 22:20:00.30ID:NjDZrxhv
【コメント】対戦を視野に入れるなら、入れ替えモードじゃなくて、勝ち抜きモードにした方が練習になるのでは?
0494>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:22:02.81ID:+PE3AmZk
『ハラは マケンカニを 繰り出そうとしている…』

ダイヤ「!」

ダイヤ「マケンカニ──は、確か…」

──『あっ!きのみの 山から 野生の マケンカニが 飛び出してきた!』

ダイヤ「目付きのよくないカニさんでしたわね。タイプはワンリキーやマクノシタと同じかくとうタイプ。であれば引き続きフクスローちゃんに戦闘を務めていただいてよいでしょう」

ダイヤ「続けての戦いになるけれど、頑張れるわね?」

ダイヤ「…」

ダイヤ「うん!それでこそわたくし達の旅のリーダーですわ!この戦闘が終わったらたくさんポケマメを頂きましょうね」カチカチ

善子 (リーダーなんだ。まあ、リーダーか)

善子 (…)

善子 (もう堕ちてね?)
0495>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:28:32.55ID:+PE3AmZk
『ハラは マケンカニを 繰り出してきた!』

ハラ『参りましょうか。最後の最後まで気を抜いてはなりませんぞ!』

ダイヤ「先人のお言葉、ありがたく頂戴いたします。しかし元よりそのつもり、揺るがぬ勝利を手堅く頂いていきますわよ!」カチカチ

善子 (さあ)

善子 (来るわよ)

善子 (このマケンカニ、初手は──)

『フクスローの つつく!』

『しかし 攻撃は 外れた!』

ダイヤ「…!すなかけの影響が…」


ハラ カットイン!


ダイヤ「ん…!?」


ハラ カッ!

ハラ フンフンフンフンッ、フンッッッ!!!


ダイヤ「ん、んんん…!?」


全 力 無 双 激 烈 拳


ダイヤ「…………!!!!???」
0496>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:35:28.40ID:+PE3AmZk
マケンカニ ヒュンッ…

マケンカニ ヒュンヒュンヒュンヒュン

ダイヤ「あっあっ」

マケンカニ ヒュババババババババ

フクスロー ボコボコボコボコッ

ダイヤ「お、おやめなさいな!そんなに殴らなくてもよいでしょうが!」アセアセ

マケンカニ スゥ…

マケンカニ ダッ──

ダイヤ「ちょっ、待っ…」

────ドズン!!!

ダイヤ「1ターンのうちにやっていい攻撃の範疇を明らかに凌駕しているでしょう!!!」
0497>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:41:26.93ID:+PE3AmZk
ダイヤ「あっ、あんなの…あんなの!ずるですわ!何十回も殴ってっ、あげくっあんなすごい速度で体当たりまでしてっ!反則!反則負けです今のは!!」ギャンギャン (涙目)

善子「落ち着いて、落ち着いて!これもルール通りの攻撃なんだから責める筋合いはないのよ!」

ダイヤ「どこがルール通りなものですか!少なくとも殴るのと体当たりとで二回は攻撃したでしょうが!」

善子「そういう技なのよ!」

ダイヤ「どういうことですか!」

善子「Z技…って、さっき説明してもらったでしょ。Zクリスタルをポケモンに持たせることで、戦闘中に一回だけ使える超大技」

善子「あなただってノーマルZ持ってるんだから、使おうと思えば使えるのよ。使うか使わないかは自由なんだから、一方的に責めるのはお門違いってもんでしょうよ」

ダイヤ「超大技?Zクリスタルぅ?そんなの…」グスン…

ダイヤ「…」

ダイヤ「…確かに、説明は聞いたしZクリスタルは手に入れましたね…」
0500>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:46:19.12ID:+PE3AmZk
善子「これがホウエン地方とアローラ地方のポケモンバトルで最も違う点といえるわね。Z技によるバケモノ火力」

善子「いつ、どのポケモンから、どのタイプのZ技が飛んでくるかわからない。賛否はあるけど、これが第七世代…っとアローラ地方のポケモンバトルをぐっと奥深く難しいものにしているのは事実よ」

ダイヤ「…そんな言い方をなさるということは、つまり」

善子「もちろん」コク

ダイヤ「鞠莉さん達との決闘でもこのZ技は使用可能、ということですか…」

善子「いい洗礼になるかと思って、あえて言わずにおいていたわ。ごめんね」

善子「でも、ここから先はZ技ありきでバトルを考えていくようにしなさい。それが結局は決闘のルールなんだから」

ダイヤ「……わかりました」
0501>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:51:53.45ID:+PE3AmZk
ダイヤ「しかしわたくしの無知がゆえ、フクスローちゃんにはとんでもない痛みを味わわせてしまった…」

善子「いや、そんなことないわよ」

ダイヤ「へ?」

善子「見てみ」スッ

『効果は 今一つの ようだ…』

フクスロー『…』ケロッ

ダイヤ「あら!?だいぶなんでもなさそうなカオをしていらっしゃいますわ!?」

善子「レベル差、タイプ相性、それに元の技が確かグロパンだからね。総合的なダメージは相当低くおさまったみたいね」

ダイヤ「あ、はあ、そうですか…」

ダイヤ「えー…」カチカチ

『フクスローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「Z技の三倍くらいダメージが入りました」

善子「入ったわねえ…」

善子 (かえってインパクトだけの肩透かしになっちゃった…かな…) ウーン…
0502>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:54:27.33ID:+PE3AmZk
『フクスローの つつく!』チュン

『効果は 抜群だ!』

『相手の マケンカニは 倒れた!』

『島キングの ハラとの 勝負に 勝利した!』

ダイヤ「──っふう…」

ハラ『…お見事!!』
0503>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 22:59:18.36ID:+PE3AmZk
ハラ『見事、見事でしたぞ。もくたん殿』パチパチパチ

ハラ『このハラ、紛れもなくゼンリョクを出しましたが、敵いませんでしたな』

善子 (ゼンリョクねえ)

ハラ『島キングを破ったことを認め、これを進呈しましょう』

大試練、達成!

『もくたんは メレメレの大試練達成の証を 手に入れた!』

ダイヤ「で、ではこれで…!」

ハラ『これからはこの島を飛び出し、あなたの世界を拡げに新たな旅を始めるのですぞ』

ダイヤ パァ

ハラ『そしてこれも渡しましょう』

ダイヤ「は、はい。なんでしょう?」
0504>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 23:05:25.95ID:+PE3AmZk
『もくたんは カクトウZを 手に入れた!』

ダイヤ「!!」

ハラ『それはカクトウZ』

ハラ『ポケモンに持たせることでかくとうタイプのZパワーを与え、必殺の全力無双激烈拳が放てるようになります』

ダイヤ「先ほどの、やり過ぎパンチを!」

ダイヤ「ううん、あれはアローラ地方のポケモンバトルの色。受け入れて、そして使いこなしていかなければならないのですよね」

ダイヤ「ありがとうございます、ハラさん。このカクトウZと共に、アローラ地方でも最強のポケモントレーナーを目指しますわ!それではさっそく海へ──」

ハラ『ではもくたん殿、ご一緒に』

ダイヤ「へ?」

ハラ『カクトウZ、ゼンリョクの構え!』


ハラ カッ!

もくたん カッ!


ダイヤ「ぁ、ぃゃ、そのださい…じゃなくてえっと…わたくし達は結構です……」


ハラ『そーれ、それそれそれそれ!』フンフンフンフンッ

もくたん フンフンフンフンッ


ダイヤ「いやぁぁぁぁ………っ、おやめくださいなもくたんちゃぁぁぁぁん………!!!」


ダイヤの悲痛な叫びは、むなしく響いたという…
0505>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/16(月) 23:06:31.30ID:+PE3AmZk
遅くなりました、保守ありがとうございました。
sage進行で下2は悪手だと言われたこともあるので、次回より安価を出す際は直下に出します
0507名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/16(月) 23:18:00.88ID:NjDZrxhv
乙です

【コメント】今回のグロウパンチベース(威力40)のZ技は威力100だったりする
なお対戦では、はかいこうせん以上の威力のZ技がノーリスク必中で飛んでくる模様
0508>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/17(火) 07:30:05.95ID:10MngufL
>>490
ちょっと今さらなんですけど、

>ダイヤ「まさか返しにれいとうパンチなど放ってくることはないでしょうが」

>善子 (進化先を思うとなかなか的を射てる)

ここ書いたときなぜかマケンカニのこと考えてました。あまり影響ないとは思いますが念のため
0509名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2020/03/17(火) 08:45:38.52ID:tvKROZIB
ハリテヤマ教え技で3色パンチ覚えるし対人戦的には間違ってはないからそういうことかと思ってた
0514>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 19:50:19.69ID:TuJubbZm
なにか旅の仲間に加えますか? >>515
※ ダンゴロ、メレシー、ドロバンコ、イーブイ、誰も仲間に加えない、のいずれか。

更新は虹の生放送終了後になります、悪しからず
0517名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/18(水) 21:21:45.37ID:lxNoD8vk
ダイヤちゃん的にはメレシー捕まえるところもみたいけど、ディアンシーが出ないのはほぼ確定だしなぁ
0518>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 21:44:21.31ID:TuJubbZm
アーカラ島


ダイヤ「………………!!」ハァ……ハァ……

善子「…」

ダイヤ「こ、このわたくしが…手も足も出ないだなんて…」

ダイヤ「ううん、わたくしが、というのならまだしも……もくたんちゃんですら…っ」

ダイヤ「なにもわからないまま…なにもできないまま…蹂躙されただけ。こんな…こんな醜態を晒すことになろうとは…」ワナワナ…


判定員『おいおい、随分海水を飲んだんじゃないか?根性だけは買うけど、もしかしたらあまり向いてないのかもしれないな。でも懲りずにまた来てくれよ』

判定員『波は逃げないからな!』

『マンタインサーフ スコア:42点』


ダイヤ キッ

ダイヤ「誰が!逃げも隠れもするはずがないでしょう、わたくしを黒澤ダイヤと知っての発言ですか!いいわ、目の玉が飛び出てしまうほどのテクニックを見せてさしあげるのでそこで待っていなさいな──」

善子「ストップ」ガシッ
0519>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 21:53:39.07ID:TuJubbZm
ダイヤ「なぜ止めたのですか」カチカチ

善子「あんなとこで足止め喰らってたら永遠に進まないからに決まってるでしょ」

ダイヤ「初めてで戸惑っただけですわ!落ち着いてやれば、あんなものすぐよ!」

善子「そう言って一時間サイクリングロードのタイムアタックぶっ通してたのはどこの誰よ」

ダイヤ「うっ」ギクッ

善子「しかもマンタインサーフって、確か最低でも10,000点とか出さなきゃいけないはずよ。できるの?」

ダイヤ「ううっ」ギクギクッ

ダイヤ「ま、まあ…目下はポケモンバトルの腕を上げるのが最優先ですからね。しばらくは玉座を譲っておいてあげるとしましょう」カチカチ

善子 (ORASの『ねらってヘッド』といい、リズム感が必要なものが苦手っぽい?スクドルとしてそれはどうかって感じだけど)

善子 (…っていうか、あんなクソザコ点数が出るものなのね…)
0520>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 21:56:32.28ID:TuJubbZm
ダイヤ「さて、やっとメレメレ島を抜けて次の島──アーカラ島へと辿り着いたわけですが」

善子「うん」

ダイヤ「まずは頂いたコメントに目を通すとしましょう」ゴソ

善子 (この人ラジオのパーソナリティとか向いてそうね。『黒澤ラジオ放送局』とか言って…ああでも変なこと言っちゃいそうだから、ゲストで必ず誰かを傍に置いておいた方がいいかもね)

【コメント】対戦を視野に入れるなら、入れ替えモードじゃなくて、勝ち抜きモードにした方が練習になるのでは?

ダイヤ「勝ち抜きモード」

善子「!」

善子「そ──それは盲点だったわ…!」ガーンッ

ダイヤ「へ?」
0521>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:03:18.32ID:TuJubbZm
善子「いや、なんていうか、指摘されるまで全く考えもしなかった…そもそもストーリーが対戦と完全に切り離されてて、モードが存在することすら頭になかったわ…」

善子「ダイヤ、設定を変更するわよ」

ダイヤ「せ、設定ですか?なんの…?」

善子「戦闘形式の。対戦の練習をするってんなら、真っ先に切り替えておくべきだったわね。恥ずかしい限りよ」

ダイヤ「はあ…設定変更というと、この画面ですか?」カチカチ

善子「そう、そこよ」

ダイヤ「戦闘のアニメーションを切るわけにはいかないわよ。フクスローちゃん達がどんな風にして戦っているのかをしっかりと見ておかなければならないのだから」

善子「うん、それは好きにしてくれたらいいけど…」

善子「じゃなくて、『戦闘のルール』ってやつよ。そうそれ」

『→いれかえ』

ダイヤ「確かに、入れ替えルールになっていますね。これを…ほう、こっちにすればよいのですか?」カチカチ

『→かちぬき』
0522>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:15:29.05ID:TuJubbZm
善子「そうね。対戦に備えようってのに入れ替えルールでやってたんじゃ話にならないわ」

ダイヤ「これでなにがどう変わるのですか」

善子「今はポケモントレーナーと戦うとき、相手を倒して次のポケモンが出てくるときに交代するか聞かれるでしょ?あれがなくなるのよ」

ダイヤ「…結構変わりませんか?それ」

善子「まあ、結構変わるでしょうね。私はストーリーの戦闘で余計な時間使いたくないから基本入れ替えで、っていうかストーリーで勝ち抜きってやったことないわ」

ダイヤ「大丈夫でしょうか…」

善子「大丈夫じゃない?ただ先頭のポケモンの体力にだけは常に気を遣っとかないと、一旦リズム持ってかれたら一気に崩れることも多いわよ」

ダイヤ「わ、わかりました」フンス
0523>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:21:19.57ID:TuJubbZm
【コメント】今回のグロウパンチベース(威力40)のZ技は威力100だったりする

ダイヤ「今回の」

善子「ハラの」

ダイヤ「ああ。…って、威力100!?こんな旅の始まりで出てきていい類いの技ではなくないですか、それは!?」

善子「今のレベル帯じゃ普通はあんまり見ない威力ね、確かに」

ダイヤ「というかなんですか、『グロウパンチベースの』とは。意味のわからないことを言うのはおやめなさいな」

善子「理解できないものへの当たりが強すぎるでしょうよ」

善子「Z技ってポケモンが元々覚えてる技のうちどれかを媒介にして発動するんだけど、どの技を媒介にするかによってZ技の威力も変わるのよ」

ダイヤ「異なる技なのだから、それはそうでしょうね」

善子「いや、Z技自体はタイプごとに同じ技っていうか………まあその認識があるなら下手に混乱させることを言うのもナンセンスか」
0524>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:26:42.31ID:TuJubbZm
【コメント】なお対戦では、はかいこうせん以上の威力のZ技がノーリスク必中で飛んでくる模様

ダイヤ「!?」

ダイヤ「は──はかいこうせんが…!?それはつまりギガインパクトということですか!?」

善子「それはよくわからない」

ダイヤ「しかもノーリスクというのは、もしかして反動がないということなのではありませんか…?」

善子「そういうことね」

ダイヤ「そんな…!」

ダイヤ「はかいこうせんもギガインパクトも、外れることがある上に使えば次のターンは反動で動けないというリスクがあるからこそのあの威力だったわけでしょう!それをなんのリスクも抱えずに放つだなんて…」

善子「何回か言ってるけど、それあなたも同じように使えるんだからね?」

ダイヤ「…」

ダイヤ「それは、心強いですわね」カチカチ
0525>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:36:25.10ID:TuJubbZm
4番道路


ダイヤ「やっと町の探索が終わったわ」

善子 (長っっっげえ) ゲッソリ…

善子 (オメガルビーの頃からそうだったけど、一つひとつのイベントに真剣に向き合い過ぎでしょ…)

善子 (ポケモン勘がついてきて効率がよくなってきたことだけは救いね。ほんと、カナズミシティとかムロタウンとか回ってた頃のプレイ時間とんでもなかったものね…) ブルル

ベルボーイ『ポケモンと遊んでいられる休憩時間は至福の時!』

『ベルボーイが 勝負を 仕掛けてきた!』

『ベルボーイは カリキリを 繰り出してきた!』

ダイヤ「勝ち抜きルールとなってから初めての戦闘!見ていてくださいな、善子さん。ルールの差など物ともせず華麗に勝利してみせるわ!」

善子「頑張って。でもそのトレーナー、ポケモン一匹しか持ってなさそうだけどね」

ダイヤ「…………!!」プルプル…

善子「私を睨まれても困る」
0526>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:43:06.30ID:TuJubbZm
『ベルボーイとの 勝負に 勝利した!』

ベルボーイ『朝から晩まで休憩時間だったらいいのになあ』

ダイヤ「せっかくアーカラ島へ来たことだし、ここらで仲間を増やしておきたいものね」カチカチ

『あ!野生の ドロバンコが 飛び出してきた!』

ダイヤ「馬」

『あ!野生の ツツケラが 飛び出してきた!』

ダイヤ「キツツキ」

『あ!野生の コラッタが 飛び出してきた!』

ダイヤ「ねずみ」

『あ!野生の ヨーテリーが 飛び出してきた!』

ダイヤ「犬」

ダイヤ「と、なんだかこの辺りも動物園じみていますわねえ」カチカチ

善子「どうしても動物モチーフのポケモンは多くなるものよね」

ダイヤ「ですか」カチカチ
0527>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:52:11.41ID:TuJubbZm
善子「次はどんなポケモンを仲間にしたいの?」

ダイヤ「それはもちろん、可愛くて強いポケモンに決まっていますわ!」

善子「可愛くて強いポケモンねえ」

ダイヤ「…ん!?あれ、あそこ、カリキリではありませんか!?どうやってこちらへ呼べばよいのでしょうか!」カチカチ

善子「それは背景だから接触できないわよ」

ダイヤ「そんなあ…」シュン

ダイヤ「ああ、可愛いポケモンといえば、先ほどジーナさんが連れていらしたポケモンはなんだか可愛らしかったわ」

善子「ジーナが?…………あー…」

ダイヤ「なんですかその声は」

善子「いや…………ふうん、ダイヤはムチュール好きなのねーと思って」

ダイヤ「ムチュール…?ううん、そちらではなく、その後に出てきた方です」

善子「…でしょうね」

──『ジーナは グレイシアを 繰り出してきた!』

善子 (ここに来てブイズに目を着けたか…)
0528>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 22:57:34.32ID:TuJubbZm
ダイヤ「ん?そういえばグレイシアというお名前、どこかで聞いた気が…」

善子「え?そんなことないでしょ。さっきのが初出のはずよ」

ダイヤ「いえ、アローラ地方でのことではなく…もっと前、そう…ホウエン地方で…」

──【コメント】ダイヤちゃんってグレイシアにも似てて可愛いよね

ダイヤ「──あっ!わたくしに似ている可愛いポケモン!!」ピーン

善子「ええ…なにその認識、やば…」

ダイヤ「ちっちちち違いますわ!わたくしが言ったのではなく、ホウエン地方を旅していた頃に頂いたコメントにそのようなことが書いてあったのです!」アセ

善子「コメントで?ふうん、ダイヤがグレイシアにねえ…」

善子「…」

善子 (言われてみれば似てないこともないかな?あのモミアゲが大きな理由だと思うけど)
0530>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 23:07:51.48ID:TuJubbZm
善子 (グレイシアか)

善子 (ちょうどこの辺りでイーブイは出るはずだし、グレイシアはパーティバランスで考えれば悪くはない──いてもいなくてもいい感じのタイプだけど、そんなことよりなによりも)

善子 (進化できるのが遅過ぎるのよね)

善子 (グレイシアに進化させるためには、ラナキラマウンテンまで行かなくちゃいけない。旅もほぼ終盤、リーグ戦を残すだけってタイミングまでイーブイで連れてくことになるってのがどうしてもネックね)

善子 (加えて、この人の性格上進化キャンセルはしないであろうことを考えると──)

善子 (十中八九、どっか適当なタイミングでエーフィかブラッキーかニンフィアに進化するに決まってる)

善子「…」

善子 (ま、それはそれで面白いかw)

善子「それならこの辺で進化前を捕まえとけばいいんじゃない?」

ダイヤ「えっこの辺で出会えるのですか!?」パァ

善子「確かね。確率は低いと思うけど」

ダイヤ「探す探す!探しますわ!」カチカチ…


十数分の後にイーブイは無事捕獲できたもくたんだったが、果たして進化先はどうなるのか──続く…
0531>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 23:08:59.84ID:TuJubbZm
進化はまだしばらく先になると思いますが。

イーブイの性別とニックネーム >>532
※ 性別は要指定、ニックネームはつけなくても可。
0534>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/18(水) 23:21:46.46ID:TuJubbZm
安価了解
それとすみません、些事ですが、ルール変更後の初バトルはたぶんハウ戦かジーナ戦だったと思います
0535名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/18(水) 23:45:14.06ID:lxNoD8vk
乙です、今作は皆ラブライブ関係じゃない名前つけてるんだな(かなたは自分でとったやつなのでノーカン)

そう言えば、Z技を誰に持たせるかは試練の時に安価するのかな?
0540名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/19(木) 19:04:30.03ID:kXWIfSCx
ブイズって9種いるし、”ナイン“エボルブーストなんて技もあるし、一人一匹持ってたら面白そう
(ホントはイーブイにAqoursってニックネームつけたかったけど安価終わってたorz)
0541>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 20:56:42.74ID:UXyFEgUz
ダイヤ「ほーら、ポケマメですわよ〜」

エリュシオン コリコリコリ…

エリュシオン『〜♡』

ダイヤ「おほ〜、可愛いですわぁ」デレェ

ダイヤ「たくさん撫でてあげましょう」スッスッスッ

エリュシオン『〜♡』

ダイヤ「おほーっ!」

【コメント】善子ちゃんは夜に進化するやつが好きそう

ダイヤ「む?」

ダイヤ「夜に進化するやつ…?」

ダイヤ「またあなた方は不思議な物言いでわたくしを混乱させて。それではまるで昼と夜で進化した姿が異なるようではありませんか」

ダイヤ「ねえ?ルビィ」

ルビィ「あ、うん、そうだね」
0542>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:03:12.49ID:UXyFEgUz
ダイヤ「エリュシオンちゃんは、この首のところがマフラーみたいで特に可愛いわね」モフモフ

エリュシオン『〜♡』

ルビィ「ねえおねいちゃん、エリュシオンってなに?」

ダイヤ「イーブイちゃんのお名前よ!」

ルビィ「それは見たらわかるけど、そうじゃなくて由来?」

ダイヤ「ああ、由来ですか。ふふ、些か格好よすぎるかとは思ったのだけれどね。これはギリシア神話の

ルビィ「黒の剣士の愛剣?」

ダイヤ「なぜ伝わって拾ってくれそうな方がいなくなったタイミングでそういうボケをかましてくるのかしら」

ダイヤ「ではなくて、英雄の魂が集う楽園を意味する言葉なのよ。全てを受け入れて包み込むようなおおらかさを持ってほしいという願いを込めて

ルビィ「絵里ゅしおん」

ダイヤ「そう。なにを隠そうあのエリーチカから頂いてつけたお名前です」キリッ
0543>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:07:43.72ID:UXyFEgUz
オハナタウン


『お預かりしたポケモンは、みんな元気になりましたよ!』

ダイヤ「よし。これでハウさんとの戦いで受けた傷もすっかり癒えて、先へ進めますわね」

ダイヤ「…っと、んー…」カチカチ

『もくたんは おいしいみずを 手に入れた!』※

『もくたんは げんきのかけらを 手に入れた!』※

ダイヤ「まあ。なかなかに有用な道具を手に入れてしまったわ。これで先行きも安心ね」ウキウキ

ルビィ「…」

ルビィ「あ、そういえばもう一つあったよ」

ダイヤ「どれ。読んでくれる?」カチカチ

ルビィ「【コメント】おうたうたって」

ダイヤ カチ…

ダイヤ「出ましたわね」

ルビィ「久しぶりだね」
0544>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:11:58.15ID:UXyFEgUz
ダイヤ カチカチ

マダム『はいはいそこのお嬢ちゃん!私のポケモン見てってよ!』

『マダムが 勝負を 仕掛けてきた!』

『マダムは メレシーを 繰り出してきた!』

ダイヤ「ほう、初めて見るポケモンね」

もくたん『いっておいで!ヒガンバナ!』

ヒガンバナ『ギァシュッ!』

ルビィ「普通のメレシーじゃ意味ないんだよね」

ダイヤ「え、なにが?」

ルビィ「ううん、なんでもない」
0545>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:20:03.42ID:UXyFEgUz
ダイヤ カチカチ

『ヒガンバナの りゅうのいぶき!』

『効果が ないようだ…』

ダイヤ「!?」

ルビィ「歌わないの?」

ダイヤ「え、ああ、歌ってもよいですが」

ルビィ (お?これはあんまり気分が乗ってないときのお姉ちゃんだ)

ルビィ (テンション高いと、割とノリノリで歌うこと多かったよね)

ルビィ (…)

ルビィ (ま、どうせすぐテンション高くなって勝手に歌い始めるか!) ゥュ!

ダイヤ「相手が放つのはいわ技、ドラゴンタイプの技が無効になるというのがどのタイプの特徴だったかピンと来ないけれど…ここはいわタイプに焦点を当てて、フクスローちゃんへ交代しなければね」ブツブツ

ルビィ (それにしてもいやな感じにポケ廃さんっぽくなってきたなあ)
0546>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:28:27.93ID:UXyFEgUz
もくたん『戻っておいで、ヒガンバナ!いっておいで!フクスロー!』

フクスロー『フォゥフォーッス!』

『相手の メレシーの かくばる!』

『相手の メレシーの こうげきが 上がった!』

ダイヤ「よし、無償降臨に成功したわ。とは言え、これはたまたま上手くいっただけだものね。いわおとしをされていたら効果抜群のダメージを負っていたわけだから、まずは相手の技を把握し、かくばるを使わせるように誘導。
そのタイミングで交代できていれば最もよかったのね」ブツブツ

ルビィ (うわあ、無償降臨とか言ってる…やだなあ)

『フクスローの はっぱカッター!』スパパパパッ

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「さすがですわ!…でも倒し切るには至りませんでしたか…」

『相手の メレシーの いわおとし!』

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「…っ、こうげきを上げてこのダメージ。見た目からも攻めるより守ることに特化していそうなポケモンで助かったわね。まだまだ、知識も戦略も不足しているわ」カチカチ
0547>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:34:56.72ID:UXyFEgUz
『相手の メレシーは 倒れた!』

『マダムとの 勝負に 勝利した!』

マダム『やだもう、本気になっちゃって!』

ダイヤ「ふう」

ダイヤ「しかし、こんな道行くトレーナーを相手に渡り合うようなバトルをしていてはいけませんわね。もっと強くならなければ」

ルビィ「あんまり強くなることにばっかり目を向けないでほしいなあ」

ダイヤ「…」ジッ

ルビィ「なに?」

ダイヤ「いいえ。強くなることも目的の一つではあるけれど、わたくしは充分にこの旅を楽しむつもりでいるし、このコ達を愛することも忘れるつもりはないわよ」

ダイヤ スッスッスッ

ヒガンバナ『〜♡』

ルビィ「あ、よかった。ちゃんと今回の旅パ…じゃなくて、アローラ地方での旅の仲間も好きになったんだね」

ダイヤ ピク

ルビィ「よしこちゃんが気にしてたんだよ、りこちゃん♡達が手元に戻ってきたら今の仲間を放り出しちゃうんじゃないかって」

ダイヤ …
0548>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:43:24.56ID:UXyFEgUz
ルビィ「最初は名前つけないとかゆってたみたいだけど、えりゅしおんちゃんもヒガンバナちゃんもかなたちゃんもつけてあげてて安心した〜」

ルビィ「やっぱりアローラ地方での旅はアローラ地方で出会った仲間とやらなくちゃね」

ルビィ「ね、おねいちゃん!」

ダイヤ ギリリリリリ…ッッ

ルビィ「うわかおやばーーー!」

ルビィ「な、なにそのかお!?どんな表情なの!?スクールアイドルがやっていい顔じゃないよ!」

ダイヤ「そんな言い方をすると、まるでわたくし達がりこちゃん♡達のことを見限ったようではありませんかァ…っ!!」

ルビィ「そ、そんなことゆってないよ。新しい仲間が増えたのはいいことだねって、

ダイヤ「だってフクスローちゃんもかなたさんもヒガンバナさんもエリュシオンちゃんも可愛いのだから仕方がないでしょう!!!」

ルビィ「なんかよくわかんない怒り方」

ダイヤ「フクスローちゃんにだって早くニックネームをつけ直してあげたくて居ても立ってもいられないというのに!」

ルビィ「あっそうなんだ」
0549>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:47:45.90ID:UXyFEgUz
ルビィ「あれ?でもウルトラムーンの姓名判断師さんって結構早い段階で出てこなかったっけ?」

ダイヤ「え?」ピク

ルビィ「でもおねいちゃん町の人達みんなとお話しして進めてるもんね。ってことはまだ先なのかな」

ダイヤ「……………」キィィィン──

ダイヤ「──いえ…!」ハッ

ダイヤ「そうですわ、訪れ損ねた場所が一ヶ所だけあります!」

ルビィ「ゅ。そうなの?」

もくたん クルッ

ダイヤ カチカチ

ルビィ「!?」

ルビィ「おねいちゃん、どこ行くつもり!?」

ダイヤ「少々野暮用で」カチカチ

ルビィ「絶対ニックネームつけ直しにいくんでしょ!!」
0550名無しで叶える物語(帝国中央都市)垢版2020/03/19(木) 21:50:24.61ID:AcO9ifis
【コメント】あと8匹イーブイ捕まえてニライカナイ、ホウライ、シャングリラ、アガルタ、エルドラド、ザナドゥ、アルカディア、エデンと名付けよう
0551>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 21:54:43.83ID:UXyFEgUz
ダイヤ「大丈夫ですから、すぐに戻りますから」カチカチ

ルビィ「別にいいけど、止めないけど」

ルビィ「あーあ、もうちょっと進んだらおっきなワンちゃんに乗れたのになー」ボソッ

ダイヤ「!」

ルビィ「可愛いのになー、ワンちゃん。ルビィなんかアローラ地方冒険してる間ずっと乗ってたくらい可愛いのになー」

ダイヤ ソワ…

ダイヤ「わ、ワンちゃんというのは…?ケンタロスさんのことかしら?」

ルビィ「ケンタロスさんは牛でしょ。ケンタロスさんは速いけどワンちゃんは可愛いんだよ」

ダイヤ「ふ、ふうん…ですが、まあ、パッと行ってパッと帰ってくればよいのでしょう?なにもここで一分一秒を争うということではないのでしょうし」ソワソワ

ルビィ「早い者勝ちってゆってたような気がする」

ダイヤ「!!」

ルビィ「行って戻ってきたら誰かに取られちゃってるかもね、ワンちゃん」

ダイヤ「………」
0552>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 22:00:56.70ID:UXyFEgUz
マオ『よいしょっと』

マオ『ポケモンライドに登録できたよ!これでいつでもムーランドを呼び出せるからね!』

ダイヤ ワクワク カチ…

もくたん(on ムーランド) ポンッ

ダイヤ「ぉ…おほーーーーっ!もくたんちゃんが…もくたんちゃんがしいたけさんに乗っていますわァ!!」

ルビィ「ムーランドさんね」

ダイヤ カチカチカチカチ

もくたん(on ムーランド) モソモソ…モソモソ…

ダイヤ「んまあ…のそのそ動いて可愛い…!」

ルビィ (ムーランドさんに乗るのは好きなんだけど、でも…性能的にはお姉ちゃんには必要ないかもね…)

ダイヤ「ケンタロスさんよりは遅いですが、確かにこれはずっと乗っていたくなる気持ちもわかるわね!」ウキウキ

ダイヤ「あ、道具が落ちていそうですわ」カチ

『もくたんは むしよけスプレーを 手に入れた!』※

ルビィ (すっかり目押しで隠れ道具見つけるようになっちゃったからなあ…)


※印は隠れ道具だったぞ!
0553>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 22:04:35.47ID:UXyFEgUz
現在のパーティ

フクスロー♀ LV22 しんりょく
あやしいかぜ、はっぱカッター、なきごえ、つつく

かなた(ゴース)♀ LV19 ふゆう
さいみんじゅつ、したでなめる、のろい、あやしいひかり

ヒガンバナ(タツベイ)♀ LV16 いしあたま
りゅうのいぶき、にらみつける、ひのこ、かみつく

エリュシオン(イーブイ)♀ LV12 てきおうりょく
しっぽをふる、ほしがる、すなかけ、つぶらなひとみ
0554>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/19(木) 22:07:29.97ID:UXyFEgUz
安価です

フクスローのニックネーム >>555
※ つけなくても可。

ノーマルZを持たせるポケモン >>556
カクトウZを持たせるポケモン >>557
※ 上記四匹の中から被らないように指定。誰にも持たせなくても可、該当するタイプの技を覚えてないポケモンでも可。

ブイズパね、考えたんですけどね…
0555名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/19(木) 22:08:36.67ID:kXWIfSCx
ヨハネ(ハートマーク)
0559名無しで叶える物語(茸)垢版2020/03/19(木) 23:05:42.53ID:mierW1HM
【コメント】こっちに引っ越すと住民票変わるからホウエンで捕まえたポケモンはニックネーム変えられなくなるから気を付けてね
0561名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/20(金) 01:35:57.16ID:Se6kyUsH
イーブイの進化系は8種(火、水、雷、超、悪、草、氷、妖)

ナインエボルブーストは多分これ+イーブイで"9"ってことだと思う
0573名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/24(火) 12:48:46.70ID:rUfzgdyd
ギガ保守
0574>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/24(火) 15:30:02.50ID:qoERxwZ3
更新止まっててごめんなさい、
筆が思うように進まなくて…
今晩は更新できるように頑張ります
0576>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 21:28:42.78ID:sZLR8+5/
【コメント】あと8匹イーブイ捕まえてニライカナイ、ホウライ、シャングリラ、アガルタ、エルドラド、ザナドゥ、アルカディア、エデンと名付けよう

ダイヤ「…」

ダイヤ「なぜ余計に八匹も捕まえる必要があるのですか」

ルビィ「どうせおねいちゃんのことだから、エーフィ三匹、ブラッキーに二匹、ニンフィアさん三匹とかになっちゃうよ」

ダイヤ「なにか言った?」

ルビィ「ゆってないよ」

ダイヤ「しかし、よくもまあこれだけのニックネームの羅列を思い付きましたわね」

ルビィ「エルドラドは知ってる。黄金郷でしょ」

ダイヤ「黄金郷だけ把握しているのではありません」
0577>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 21:34:15.29ID:sZLR8+5/
【コメント】ムーランドはどこロト?

ダイヤ「なにを」

ダイヤ「跨っているでしょうが」

もくたん(on ムーランド) バァン

ルビィ「Bボタン押さなくてもそこそこ速く走れるからいいよね」

ダイヤ「ええ。ケンタロスさんのスピードだと上手く止まれずに行き過ぎてしまうことがしばしばあるので、ムーランドさんの方が乗り心地がいいわね」

ダイヤ「…」

ルビィ「?」

ダイヤ「そう、構ってほしかったのね。それならばそうと素直に言えばよいものを」カチカチ

ロトム図鑑『お役に立つロト〜!』

ルビィ (最初は一生懸命相手してたけど、ちょっとうっとうしくなってきちゃって途中から無視するようになっちゃったなあ)
0579>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 21:43:51.96ID:sZLR8+5/
ダイヤ「しかし――ふふふ」カチ…

『ポケモン』

『ヨハネ♡(フクスロー)』

ダイヤ「やっと!やっと、念願叶ってフクスローちゃんにお名前を付けてあげることができましたわ!」デデーン

ルビィ「まーたよしこちゃんの名前」

ダイヤ「まーたとはなんですか。そもそも善子さんとヨハネは別の存在なのだから、『また』などではありません」

ルビィ「だいぶ毒されちゃってるじゃん」

ダイヤ「今では笑い話ですが、エアームドちゃんにニックネームをつけたとき、善子さんが拗ねたことがあったわね」

ルビィ「いじわるしないで、つけ直してあげたらよかったのに」

ダイヤ「別にいじわるでつけなかったわけではないわ。その…なんだか、気恥ずかしいでしょう、ドクケイルちゃんのニックネームとはいえ『よしこ♡』だなんて…」//

ルビィ「ルビィ♡♡♡もじゅうぶん恥ずかしいでしょ」
0580>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 21:50:05.03ID:sZLR8+5/
ダイヤ「だいたい、一人がそういうことを言い出したからといって受け入れてしまえば、他の全員の要望を聞かなければならなくなり、かえって不公平感や不満が募るものよ。それこそクレームの温床となってしまうでしょう」

ルビィ「おねいちゃんはなにと闘ってるの」

ルビィ「ってゆうかそれ言い出したら、りこちゃん♡にはつけたじゃん」

ダイヤ「うっ」ギクッ

ルビィ「…」

ダイヤ「…わ、わかりました!わかりました!ではこうしましょう、りこちゃん♡達がわたくしの手元に帰ってきたら、字数の制限が許す限り全員につけられるだけのハートマークをつける!」

ダイヤ「それでよいでしょうが!!」

ルビィ「なにか解決するかな、それ」

【コメント】こっちに引っ越すと住民票変わるからホウエンで捕まえたポケモンはニックネーム変えられなくなるから気を付けてね

ダイヤ「んまーーーっ!?」ガーンッ

ルビィ「あくあしっぷさんにはハートマークつけてあげないんだ。かわいそう」

ダイヤ「今しがた目の前で目論見がご破算になったでしょうが!不要な追い討ちをかけてくるのではありません!」
0581>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:00:14.11ID:sZLR8+5/
ダイヤ「あら、木が道を塞いでいて通れませんわね。あくあしっぷさんもかなんさんもいないし、いあいぎりの秘伝マシンもないし…」

ダイヤ「ここは後回しにしておくとしましょう」カチカチ

ルビィ「たぶんいあいぎりじゃ切れないよ」

ダイヤ「そうなの?ではギガインパクトで破壊して進むわ」カチカチ

ルビィ「なんで突然そんな暴力にうったえるの」

【コメント】そういえば生放送で梨子ちゃんが、燃やすぞ島、って言ってたw

ダイヤ「えっ」

ルビィ「ハブられたからって燃やすのは草」

ダイヤ「なにか知っているの!?」

ルビィ「ううん、知らない知らない。ルビィはなんにも知らないよ」ブンブンブン
0582>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:08:18.27ID:sZLR8+5/
ダイヤ「も、燃やすというのは、このアーカラ島をでしょうか!?」アセ

ルビィ「うーん…」

ダイヤ「なにかあったのならば力になってあげなければ…!例えばなにもかもがイヤになったのだとしても、暴力で解決できることなどないのだから」

ルビィ「ギガインパクトがどうこうゆってた人に聞かせたいね」

ルビィ「そういえばアーカラ島ってなんだろ。メレメレ島も変な名前だし」

ダイヤ「一瞬で興味を失うのではありません」

ルビィ「だって『燃やすぞ』なんて梨子ちゃんがゆうはずないもん。果南ちゃん達も一緒にいるはずだし、勘違いだと思う」

ダイヤ「…それも、そうですか…」

ダイヤ「メレメレは、確かハワイの言葉で『黄色』ではなかったかしら。アーカラ…は聞いたことがないのでわからないけれど、メレメレが黄色だという記憶が正しければなにか他の色なのかもしれないわね」

ルビィ「ふうん、メレメレ島が黄色……ってことはアーカラ島はピンクかなあ」

ダイヤ「え、なぜ?」

ルビィ「うふふ…内緒」

ダイヤ「ええ〜、なんですかそれは〜〜」カチカチ…
0583>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:17:02.72ID:sZLR8+5/
『あ!野生の カリキリが 飛び出してきた!』

ダイヤ「あ!野生のカリキリが飛び出してきましたわ!」

ルビィ「うん、知ってるよ」

ダイヤ「先ほど道の端で見かけたのですが、善子さんに『背景だからダメ』などと意味のわからないことを言われてゲットできなかったのよ」

ルビィ「捕まえたら?」

ダイヤ「うーん…」

ルビィ「?」

ダイヤ「いえ、捕まえることには捕まえるのだけれど。旅の仲間に迎え入れるとなると、少し考えてしまうわね」

ルビィ「そうなの?なんで?」

ダイヤ「エリュシオンちゃんを仲間に加えたばかりだもの。またすぐに仲間を増やすのは、些か節操がないというか、なんというか…」

ルビィ「ちょっともうポケモンやってるときのおねいちゃん考えてることが難しすぎるよ」
0584>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:22:22.48ID:sZLR8+5/
ダイヤ「エリュシオンちゃんといえば、先ほどのコメントは一体なんだったのでしょうか」

ルビィ「どれ?」

ダイヤ「夜に進化するのがどうこう、とか」

ルビィ「あー…そうだね…」

ルビィ (別に隠すようなことではないと思うんだけど、善子ちゃんはまたいじわるしたがってそうだったなあ)

ルビィ (どれに進化させたいのかわかんないけど…)


イーブイの進化について教えてあげる? >>585
0586名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/24(火) 22:24:30.07ID:rUfzgdyd
進化方法のみ
0587>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:34:05.64ID:sZLR8+5/
ルビィ (なつき度が溜まるまでにはまだかかるだろうし、いずれ善子ちゃんが言うかな)

【コメント】イーブイの進化先が8種類あることをご存知でない???

ルビィ「あっ」

ダイヤ「んん?」

ダイヤ ジー…

ダイヤ「………………ほう」

ダイヤ「あの人はそんなこと一言も言っていませんでしたが、ご存知でなかったのかしらねえ?……まさかねえ」

ルビィ (あーあ…w)

ルビィ「…」

ルビィ「思い出したかも、そうだったね!イーブイさんの進化のことルビィが教えてあげる!」

ダイヤ「まあ、さすがルビィ!我が妹!どこかのいじわるな堕天使さんとは違って優しいですわね!」チュッチュ

ルビィ「えへへ〜」
0588>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:41:09.80ID:sZLR8+5/
ルビィ「えっとね、イーブイさんは八種類のポケモンに進化するんだよ!」

ダイヤ「八種類…とは、随分と多いのね」

ルビィ「うん。なんかちょっとずつ増えたの」

ダイヤ「しかし、八種類ですか。その中のどれが手持ちに残り、どれがパソコンへ行くのかは、選べるの?」

ルビィ「うん?」

ダイヤ「うん?」

ルビィ「…………」←いっしょうけんめい考えてる

ダイヤ「えと、だからその、八匹に進化されると、どうしたって全員は連れて歩けないじゃない。手持ちは六匹まででしょう?はみ出す二匹というか、イーブイ以外の手持ちのポケモンも考えると最大で七匹はパソコンに預けなければならないわけで…」

ルビィ「ああ!そうゆうこと!」ピーン
0589>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:53:09.96ID:sZLR8+5/
ルビィ「びっくりしちゃった、なんのお話かと思ったよ〜」

ダイヤ「あ、あら?なにか勘違いしていたかしら」

ルビィ「あはは、うん、ルビィの言い方が悪かったかも。イーブイさんは八種類に進化するんだけど、一匹が八匹になるんじゃなくって、八種類のどれか一つに進化するんだよ」

ダイヤ「あっ…ああ、そういうことなのね!」

ダイヤ「そう、そうよね。一匹が八匹にだなんて、それでは無性生殖のようだものね」

ルビィ「それはよくわかんないけど」

ダイヤ「生物で習ったでしょう。単細胞生物の細胞分裂による生殖または多細胞生物の個体分裂による生殖、あるいは

ルビィ「その気持ち悪い話は続けなくていいから。イーブイさんの話しようよ」
0590>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 22:59:40.66ID:sZLR8+5/
ダイヤ「グレイシアも、イーブイの進化する八種類のうちの一種類なの?」

ルビィ「! うん、そうだよ」

ダイヤ「善子さんがお好きそうだという『夜の』は?」

ルビィ「名前はブラッキーってゆうんだけど、どうだろう…オメガルビーで出てこなかったかなあ」

ダイヤ「お見掛けした記憶はないわね」

ルビィ「おねいちゃんがそうゆうならそうなんだね」

ダイヤ「他の六種類は?みんな知ってる?」

ルビィ「知ってるよ。ブースターと、シャワーズと、エーフィと、リーフィアと、ニンフィア。それと、サンダースだよ」

ダイヤ「ほう。お名前からタイプが想像できるコもいますわね。シャワーズ、はみずタイプではありませんか?」

ルビィ「正解!」

ダイヤ「サンダースとやらはでんきタイプでしょう?」

ルビィ「また正解!さすがおねいちゃん!」

ダイヤ「ふ、ふふ…よしなさいな。こんなの、少し考えればわかることですわ」テレ
0591>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 23:15:39.28ID:sZLR8+5/
ダイヤ「しかし…」フム

ダイヤ「ブラッキーを『夜に進化するやつ』と表現なさったということは、……それぞれ、進化するための条件が異なる、ということかしら?」

ルビィ「そう、だね」

ダイヤ「ブラッキーは夜になにかをすることでイーブイが進化する。となれば、昼――夜以外になにかをすることで進化するポケモンも、残る七種類の中にいるということでしょうか」

ルビィ「……」

ダイヤ「加えて、進化の条件が時間の区別だけでは八つの細分化は相当困難でしょうから、時間帯に関与しない進化の条件を持つポケモンもいる…とか」チラ

ルビィ「…………っ」

ダイヤ「これは憶測の域になるけれど、タイプが関係している可能性なんかも――あったり――」

ルビィ「…………な、なしなしっ!これ以上ルビィにゆわせようとしないで!かまかけないでえ!」

ダイヤ「うふふ。少々いじわるだったかしら?ですが、そう。奇特な性質を持ったポケモンなのね、イーブイは」
0592>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 23:16:11.42ID:sZLR8+5/
ルビィ「も〜、おねいちゃんが本気になったらルビィから情報を引き出すのなんて簡単なんだろうけど、やめてよね」プンプン

ダイヤ「はいはい、ごめんなさい。進化が八種類にも分かれるとわかっただけで、今は充分ですわ」カチカチ

ダイヤ「…………」

ダイヤ「…それじゃ、グレイシア以外に進化してしまうことも有り得るということかしら?」ハテ

ルビィ「そりゃ、もちろん」

ダイヤ「……………………英単語の glacier が由来であるとすれば、タイプは恐らくこおり。ジーナさんのグレイシアがこごえるかぜを放ってきたことからも概ね間違いないとは思うのだけれど、となると進化の条件は…」

ルビィ「な…なしってゆったばっかりでしょ〜〜〜〜っ!!!」


その後、がんばって話をそらしたルビィちゃんであった。(そして意図的にそらされてあげたダイヤさんであった)
0594>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/24(火) 23:19:22.50ID:sZLR8+5/
>【コメント】イーブイの進化先が8種類あることをご存知でない???

拾えそうな感じだったので、リアタイコメントですが拾いました。


どの程度のダイジェストにしていいのかわからず沼にはまりつつありました
弱音を吐いてすみませんでした
もうしばらく実況ダイジェストを続けてみようと思います
0598>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 20:34:46.35ID:I/IVJE2n
ダイヤ「む」

ダイヤ「奥でひときわ大きな水しぶきが上がっているわね。わたくしもそろそろ勘がはたらくようになってきたのだから」カチカチ

もくたん(on ラプラス) スイー

ダイヤ「これこそがきっと」カチ

ゾ…

ゾゾゾゾ…

ダイヤ「! ほら来ました。大きなヨワシさんが出てくるということでしょう、受けて立ちますわよ──」

ぬしオニシズクモ ザバァ

ダイヤ「ぇ…」

ぬしオニシズクモ『デュルルルプバゥァァッ!』

ダイヤ「で……でかーーーーーっ!!」

ルビィ (わかる。ぬしオニシズクモさんはすごく大きく感じる)


『ぬしポケモンの オニシズクモと 勝負になった!』
0599>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 20:43:42.60ID:I/IVJE2n
『相手の オニシズクモは ぬしパワーで すばやさが 上がった!』

ダイヤ「そう、今回も当然のようにぬしパワーとやらが発動するのね」

ルビィ「すばやさだからまだマシな方だよ…ってもゆえないんだよね。元々速いポケモンならまだしも、弱点をカバーされちゃったようなものだもん」

ダイヤ「しかし!相手がみずタイプだというのであればわたくしのヨハネ♡が火を噴きますわよ!」

ヨハネ♡『…』←フクスロー

ルビィ「フクスローさんが火をふくかなあ」

ルビィ「ってゆうかそうじゃなくても…」

ぬしオニシズクモ『…』

ダイヤ「…ねえルビィ」

ルビィ「なあに?おねいちゃん」
0601>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 20:51:05.56ID:I/IVJE2n
ダイヤ「ふと思ったのだけれど、オニシズクモはクモよね?」

ルビィ「だと思うよ」

ダイヤ「………」カチカチ

『ヨハネ♡の はっぱカッター!』スパパパパッ

ダイヤ「ああんやっぱり効果抜群ではありませんわァ!どう見てもむしタイプではありませんか!」

ルビィ「もうちょっとだけ早く気づきたかったね」

ダイヤ「で、ですが、むしタイプならばついばむで効果抜群のダメージを与えられる。対してこちらはひこうタイプを有しているおかげでむしタイプの技は効果抜群とはならないはず」

ダイヤ「初手こそ無様を晒したけれど、次のターンで一気に挽回を…」

『相手の ラッタの オーロラビーム!』

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「!?」ギョッ

ダイヤ「ま、まさかこおりタイプの…よりにもよってヨハネ♡が最も苦手とするタイプの攻撃を隠し持っているだなんて…!」

ダイヤ「とは言えこれならばもう一度耐えられる。落ち着いて戦えば大丈夫…」

『相手の オニシズクモは 仲間を 呼んだ!』

アメモース シュタッ

『仲間の アメモースが 駆け付けた!』

ダイヤ「ちかさん!!!」ンマーーーッ

ルビィ (大丈夫かなあ…)
0602>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 20:52:23.71ID:I/IVJE2n
>>601

×『相手の ラッタの オーロラビーム!』

○『相手の オニシズクモの オーロラビーム!』

です…
0603>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 21:02:53.90ID:I/IVJE2n
『相手の アメモースの いかく!』

『ヨハネ♡の こうげきが 下がった!』

ダイヤ「うっ…」

ぬしオニシズクモ『…』

アメモース『…』

ヨハネ♡『…』

ダイヤ「くっ…群れバトルで慣れているはずなのに、レベルに開きがないせいか、この並びが異様なまでに息苦しく感じられるわ…」

ダイヤ (オーロラビームが飛んでくるのだとすれば、ヒガンバナちゃんに交代することはできない。とはいえ防御力が高くないかなたさん、レベルの低いエリュシオンちゃんでは、二匹の攻撃を受けてさらに次のターン素早さで負けていればそれまで)

ダイヤ (こうげきが下がってしまったのは痛手だけれど…)

ダイヤ「ここは、ヨハネ♡を信じるしかない──!」カチ

『相手の アメモースの おいかぜ!』

ダイヤ「! アメモースの方が速い…っ!」

『相手に 追い風が 吹き始めた!』
0604>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 21:14:21.07ID:I/IVJE2n
ダイヤ「あら?おいかぜ、とは…確か…」

ルビィ「…味方のポケモンのすばやさが上がる技だよ」

ダイヤ「そ、それじゃあ──」

『相手の オニシズクモの オーロラビーム!』

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「!!」

ダイヤ「この苦境で行動の順番さえも覆されてしまった…!」

ルビィ (しかもいかくが刺さってるんじゃ、いくらタイプ一致の効果抜群技っていっても…)

『ヨハネ♡の ついばむ!』シュカカカッ

『効果は 抜群だ!』

ぬしオニシズクモ『…』

ルビィ (さすがに、ね…)


ぬしオニシズクモ:残り体力約22.2%、すばやさ+1、追い風
アメモース:残り体力100%、追い風
ヨハネ♡:残り体力20%
0605>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 21:27:35.36ID:I/IVJE2n
ルビィ (初手のはっぱカッターが痛かったな。あそこでついばむができてれば、今のと合わせてオニシズクモさんは倒せてたっぽいけど…)

ダイヤ ムムム…

ダイヤ (ヨハネ♡を回復させる?いや、オーロラビームが概ね体力を半分ほど奪う以上、アメモースにも攻撃されることを思うと戦況は決して好転することはない。それに決闘を見据えて、できる限り道具は使わずにいきたい)

ダイヤ (ここで誰かに交代するというのは、先の思考の通りナンセンス──それこそ、そのままずるずると全員が瀕死になってしまう状況すら有り得る)

ダイヤ (攻撃を当てさえできればオニシズクモはもう倒せる寸前だというのに、追い風がある以上、恐らく誰が戦闘の場に立とうとも相手二匹ともの攻撃を受けざるを得ない)

ダイヤ (つまりこの戦況を切り抜けるためには、誰かが瀕死になる前提を受け入れるしかない。そして最も被害を少なく抑える形を目指せば、その役目を担うことになるのは──)

ヨハネ♡『…』

ダイヤ「あなた、よね…」
0606>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 21:35:14.31ID:I/IVJE2n
ダイヤ カチ…

ルビィ「!」

『相手の アメモースの こわいかお!』

『ヨハネ♡の すばやさが がくっと 下がった!』

ルビィ (めっちゃS操作してくるじゃん…じゃなくって、下げなかったってことは)

『相手の オニシズクモの オーロラビーム!』

『効果は 抜群だ!』

『ヨハネ♡は 倒れた!』

ダイヤ「……っ」ギリ…

ルビィ (ヨハネ♡を切る選択をしたってこと──)


誰に交代しますか? >>607
※ かなた、ヒガンバナ、エリュシオン、のいずれか。
0608>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 21:55:42.94ID:I/IVJE2n
ダイヤ「ヨハネ♡、あなたの覚悟は決して無駄にはしないわ」グ…

ダイヤ (ヨハネ♡の献身で作った、このフラットな状況。二度の攻撃を耐えて果たすべき役割は、残るオニシズクモのわずかな体力を確実に削り切ること)

『かなた ヒガンバナ エリュシオン』

ダイヤ (正直、二匹分の攻撃を絶対に耐えられるという自信を持てるコは、いない────であれば)

ダイヤ カチカチ

ルビィ「!」

もくたん『戻っておいで、ヨハネ♡!いっておいで!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

ルビィ (かなたちゃんか。アメモースのは特殊寄りのポケモンだからいいとして、高くないはずの物理耐久でオニシズクモさんの攻撃を耐えられるかな…)

ダイヤ「──いざ」カチ
0610>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:08:28.14ID:I/IVJE2n
ルビィ (かなたちゃんのレベルは22、さっきなったばっかりのそのレベルで、かなたちゃんは新しい技を──ふいうちを覚えた)

ルビィ (どうしたって相手二匹から攻撃を受けちゃうのが苦しいこの状況、ふいうちはほぼ確実に成功する。けど)

オニシズクモ『…』

アメモース『…』

ルビィ (相手はどっちも進化ポケモンで、ゴースはおせじにもAが高いポケモンじゃない。あとちょっとのオニシズクモさんの体力ですら、削れるか怪しいよ…お姉ちゃん)

ダイヤ「…ナイトヘッド、を、忘れさせてしまったことが痛く響きますわね」

ダイヤ「あの技であれば、かなたさんが与えるダメージはレベルと同じく22。さすがにオニシズクモさんの今の体力がそれより高いということはないでしょうから」

ルビィ「そうだね…」

ダイヤ「新しく覚えた技、ふいうちも、かなたさんではあまり活かす機会がなさそうです。それも失敗だったわ」

ルビィ「! それがわかってて、おねいちゃん、どうしてかなたちゃんを…」

ダイヤ「…ふふ。この場面──ヨハネ♡の覚悟が作り出したこの場面を無駄にしないためには、絶対にオニシズクモさんをここで倒さなければならない。万に一つも『攻撃したけれどダメージが足りない』なんてことは、あってはならない」

ダイヤ「それならば」カチ

ルビィ「──!」
0611>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:13:51.10ID:I/IVJE2n
『相手の アメモースの むしくい!』

『効果は 今一つのようだ…』

ダイヤ「…」

『相手の オニシズクモの かみつく!』

ダイルビ「「!」」

ルビィ「か──かみつく!」

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「たっ──耐えてください、かなたさん!ここであなたに倒れられては、勝利は絶望的なものとなってしまいますわ…っ!」

HPバー ググググ…

ルビィ「だめだよ…ゴースの物理耐久じゃたえられない!」

ダイヤ「っ…、かなたさん!!」ガタ

ダイヤ「愛していますわ────!!!」

HPバー ………ピタ

ルビィ「…!」

『かなたは もくたんを 悲しませないように、ぎりぎりで 持ちこたえた!』

ルビィ「あ、愛のうた…!かなたちゃんにも…」

ダイヤ「さすが…です、わ」ホッ…
0612>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:18:14.38ID:I/IVJE2n
ルビィ「すごい、すごいよかなたちゃん!自覚がすごい!」

ダイヤ「自覚?」

ルビィ「あっごめんなんでもない」ゥュ

ダイヤ「しかし、これを『愛のうた』などと呼んでもよいのでしょうか」

ダイヤ「文字通り、死に物狂いで踏ん張ってくださったかなたさんに、わたくしが下していた指示は」

『かなたの のろい!』カーン…カーン…ゾゾゾッ

『かなたは 自分の 体力を 削って 相手の オニシズクモに 呪いを かけた!』

『かなたは 倒れた!』

『相手の オニシズクモは 呪いの ダメージを 受けている!』

『相手の オニシズクモは 倒れた!』
0614>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:26:28.53ID:I/IVJE2n
ダイヤ「ヨハネ♡が倒れてしまった今、確実にオニシズクモさんの体力を削ることができる技は、かなたさんののろいが筆頭候補だった」

ダイヤ「効果抜群の技を受けてなお踏ん張ってくださったというのに、わたくしは…その気持ちを裏切ってしまうような指示を……」

ルビィ「そんなことないよ!」

ダイヤ「ルビィ…」

ルビィ「ヨハネ♡ちゃんが倒れちゃったからこそ、チームみんなでできる手はなんでも使ってでも絶対に勝たなくちゃいけない勝負になったんだもん。ヨハネ♡ちゃんの次にもくたんちゃんの仲間になって、一緒にここまで頑張ってきたかなたちゃんだよ。
そんなかなたちゃんが、今ののろいの意味をわかってくれないはずないよ」

ルビィ「それでもやっぱり苦しいってゆうなら、あとヒガンバナちゃんとエリュシオンちゃん。この二匹で、たとえどっちかが倒れちゃうとしても、絶対にアメモースさんを倒すこと」

ルビィ「おねいちゃんがやるべきことは、それだけでしょ」

ダイヤ「………そうね、ルビィの言う通り。勝利のため、選んだ手段を振り返って反省こそすれ、後悔し立ち止まるなど愚の骨頂」

ダイヤ「もう大丈夫。わたくし達は、必ず勝ちますわ」

ルビィ「うんっ。おねいちゃん、がんばるびぃ!」

ダイヤ「ええ!」
0615>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:39:00.01ID:I/IVJE2n
ダイヤ カチカチ…

『ヒガンバナ』

『エリュシオン』

ダイヤ「アメモースさんより先に行動することは不可能。それを踏まえた上で、このお二人が勝利するためには…」

ダイヤ「────」

ダイヤ「…よし、決めましたわ」カチカチ

ダイヤ「まずは!」

もくたん『戻っておいで、かなた!いっておいで!エリュシオン!』

エリュシオン『キュルゥブィッ!』

ダイヤ「エリュシオンちゃんもレベルが低いとは言え、相手はアメモース。その性質は充分に理解しているわ。まともな攻撃技をむしくいしか持っていないのだとすれば、一度の攻撃は耐えられるはず」

『Zパワー』

ダイヤ (ここでZ技を使ってしまいたい衝動はぐっと堪えて…) カチ

『相手の アメモースの むしくい!』

ダイヤ「半分以上は削られてしまいましたか…ですが上等。エリュシオンちゃん!ヒガンバナちゃんへ繋ぐ──」

『エリュシオンの しっぽをふる!』

ダイヤ「しっぽをふる攻撃!」

『相手の アメモースの ぼうぎょが 下がった!』
0616>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:47:01.88ID:I/IVJE2n
ダイヤ「あとは、攻撃力の高いヒガンバナちゃんに託すとしましょう。アメモースが悠長に搦め手を交えてきたならば、隙が生まれることもあるかもしれない」

ダイヤ「今はこれが取れる最善手だわ」

ルビィ「うん。ヒガンバナちゃんの攻撃がどれくらいアメモースさんに通るか、その勝負ってことだね」

ダイヤ「ええ。せっかくならばエリュシオンちゃんにZ技デビューしてほしかったけれど、それは次の機会となりそうね」

ルビィ「大丈夫、これから何回だってチャンスは来るよ」

ダイヤ「ありがとう。エリュシオンちゃんもね、ご苦労様でした」カチカチ

『相手の アメモースの しびれごな!』

ダイルビ「「…!」」

『エリュシオンは 麻痺した!』

ルビィ「お、おねいちゃん…これ…!」

ダイヤ「え、ええ。攻撃してこなかった…麻痺したのは手痛いですが、もしかしたら──」


もくたん カットイン!


ダイルビ「「!!」」
0617名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/25(水) 22:48:38.61ID:S+ke3Uog
【コメント】もくたん「これが私の、私たちの、全力全開!!」
0618>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:49:17.75ID:I/IVJE2n
もくたん カッ!


ダイヤ「こっ…この動きは…!」


もくたん フゥゥゥゥ…

もくたん ビシッ! ビシッ!


ルビィ「う、美しきZの構え!」

ダイヤ「出る──出ますわ!エリュシオンちゃん必殺の!」


ウ ル ト ラ ダ ッ シ ュ ア タ ッ ク


ダイヤ「おほーーーーーーーーっ!!!!」
0619>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:52:10.62ID:I/IVJE2n
エリュシオン タッ…タッ…タッ…

エリュシオン タッタッタッ……

エリュシオン タタタタタ………

エリュシオン ダダダダダダダダダダダーーーーーッシュ!!!


【コメント】もくたん「これが私の、私たちの、全力全開!!」

ダイヤ「い──いっけえええええええええ!エリュシオンちゃああああああああん!!!」


アメモース『………!』


────ズドォォォォォォォン……ッッ
0620>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/25(水) 22:59:59.69ID:I/IVJE2n
ルビィ「きまった……きまったよ、おねいちゃん!エリュシオンちゃんのウルトラダッシュアタック!」

ダイヤ「とっても可愛く逞しい攻撃でしたわ!優勝!!」

ルビィ「ぼうぎょが下がったところに、てきおうりょくの一致Z技。これならもしかしてアメモースも…!」


アメモース『………』ハァ…ハァ…


ダイルビ「「!」」

ダイヤ「ふふ…そうは問屋が卸しませんか」

ルビィ「レベルも上だし、相手は進化してるポケモンだもんね」

ダイヤ「ですが、充分過ぎるほどの大健闘です。この体力ではヒガンバナちゃんの攻撃を満足に受けることはできないでしょう」

ダイヤ「次の攻撃でエリュシオンちゃんは倒れるけれど、それは決して負けではない」

ダイヤ「全員がそれぞれにできることの限りを尽くして辿り着いた、紛れもない──勝利ですわ」

ダイヤ「…そう。こういうことなのね。チームの勝利のため、たとえ瀕死になってでも後ろの味方を信じて戦い抜く。仲間が倒れるのはやはり苦しいけれど、少しだけ…受け入れられるような気がしたわ」ニコッ

ルビィ「おねいちゃん」

ダイヤ「ええ。最後まで気を抜かずに──いきますわよ!」

ルビィ「うん!」


エリュシオンは続くアメモースの攻撃に倒れたが、ヒガンバナの猛攻はアメモースの体力を難なく削り切り──無事、ぬしオニシズクモとの勝負にも勝利を収めたもくたん達であった。
0622名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/25(水) 23:05:49.49ID:S+ke3Uog
更新中の【コメント】は生放送中のものとして、更新後の【コメント】は後に動画化したものに寄せられたものにするのはどうですか?
>>1の負担が増えるけど...
0625>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 20:22:57.16ID:uzWI2IYe
誰か旅の仲間に加えますか? >>626
※ ナマコブシ、ディグダ(アローラ)、ヤトウモリ、ヤヤコマ、誰も加えない、のいずれか。
0627>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 20:59:32.37ID:uzWI2IYe
スイレン『お疲れ様でした。スイレン・ミズの試練はこれで達成ですね』スッ

ダイヤ「あらスイレンさん。身構えていた以上にハードな戦いとなって、正直へとへとですわ…一刻も早くヨハネ♡達をポケモンセンターへ連れていきたいところです」

スイレン『ミズの試練を達成した証として、これを進呈します』

ダイヤ「! これは…」

『もくたんは ミズZを 手に入れた!』

ダイヤ「みずタイプのZクリスタル…!」

スイレン『ミズZのZパワーをポケモンに与えると、ミズの大技・スーパーアクアトルネードが使えるようになりますよ』

ダイヤ「ほう、Aqoursとな?」ピク

スイレン『さあ、それではご一緒に!ミズZの構え!』

ダイヤ「──────……!」


ダイヤ「それやったことありますわ!!」

ルビィ「えっなにどうゆうこと!?」


やったことあった。
https://i.imgur.com/kM7GTSu.gif
0628>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 21:05:59.55ID:uzWI2IYe
ダイヤ「はー…まさかミズZのゼンリョクポーズがわたくしの舞だとは、驚いたわねえ」

ルビィ「あの動きを『わたくしの舞』とかゆわないで」

ダイヤ「身も心もくたくただけれど、こんなところで立ち止まるわけにはいかないわね。こうしている間にも、鞠莉さんを始めとしたみんながどんどん先へ進んでいるんだもの」カチカチ

ルビィ「そうかもだけど、ちょっとくらい寄り道したっていいと思うよ」

ダイヤ「ちょっとって、ヨハネ♡達をなでなでするくらい?」

ルビィ「もう、おねいちゃんってば。それは寄り道じゃないしいつもやってるでしょ!」

ダイヤ「あらそうでしたわ」

ダイルビ キャッキャ…

スイレン『あとこれもあげます、私のお古ですけど』

『もくたんは つりざおを 手に入れた!』

ダイヤ「釣竿が、やっと──!」目キラキラ

ルビィ「はいはいおねいちゃん先に進むよー。寄り道してるひまなんかないよー」パンパン


時間がかかりそうなことはやめさせておいた。
0630>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 21:11:47.96ID:uzWI2IYe
オハナ牧場


ダイヤ「む」

ダイヤ「そういえば、ここはギガインパクトで木を破壊しなければ通れない道だったわね。他に迂回路などあったかしら」

ルビィ「その認識どこで正しいと思っちゃったの…?」

ルビィ「とりあえず話しかけてみたら?」

ダイヤ「そうねえ」カチ

『怪しい 木が ある… ミズZを 見せますか?』

ダイヤ「は?木に?」

ダイヤ「別に見せませんが」

→いいえ カチ

ルビィ「進まないでしょ!!」


頑張ってミズZを見せさせてみたところ、怪しい木はウソッキーでした…逃げていっちゃった。
0631>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 21:18:45.80ID:uzWI2IYe
ミリン『あなたからは不思議な波長を感じます。我々の目的の妨げとなる存在でないか、確かめさせてもらいます』

『ウルトラ調査隊の ミリンが 勝負を 仕掛けてきた!』

ダイヤ「不思議な波長、ですか。ホウエン地方から来たからアローラ地方では見かけない雰囲気だとか、そういうことでしょうか」

『ミリンは ベベノムを 繰り出してきた!』

もくたん『いっておいで!エリュシオン!』

エリュシオン『キュルゥブイッ!』

ダイヤ「あなた方の目的など知る由もなければ興味もない、妨げる理由など微塵にもありませんが。むしろ邪魔立てされているのはわたくしの方、容赦なく討ち倒させていただきますわよ」カチカチ

ベベノム『…』

ダイヤ「なんだかロボットのような見た目のポケモンね、そちらの方がよほど不思議な波長を感じますが」

『相手の ベベノムの あまえる!』

ダイヤ「!!」

ダイヤ「…」

ダイヤ「飼いましょう」コクッ

ルビィ「飼わないよ」

【コメント】オニシズクモのUB感は異常

ルビィ「ちょっとそのワード出すの早いよ。ネタバレしないでよ」


お姉ちゃんは甘えられたことに集中していて気づいてなさそうでした。
0632>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 21:26:53.94ID:uzWI2IYe
ロイヤルアベニュー


ダイヤ「花壇があるわね」カチカチ

もくたん トコトコ…

ダイヤ「うん?」


    ┏━━━花壇━━━━
もく  ┃
たん  ┃
    ┃
    ┃✨
    ┃


ダイヤ「なんだか光っているように見えるわね」カチカチ…

『もくたんは うすもものミツを 手に入れた!』

ダイヤ「! うすもものミツ、ですか」カチカチ

『うすもものミツ』

『ロイヤルアベニューの 花壇で 手に入れた 花のミツ。 特定の ポケモンの 姿を 変える』

ダイヤ「…!こ、これは…!」ゴクリ

→ポケモン カチ

→エリュシオン カチッ

→使う カチ!

『使っても 効果が ないよ…』

ダイヤ「そうですか…」シュン


お昼なのがいけなかったのでしょうか…
0633>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 21:33:29.94ID:uzWI2IYe
ロイヤルドーム


ロイヤルマスク『大盛り上がりのバトルロイヤルで楽しもうぜ!』

ハウ『うわ〜、初めてでワクワクするな〜。楽しもうね、もくたん!』

グラジオ『ふっ…全てを蹴散らせ、ヌル!』

ダイヤ「前にお会いしたときから薄々感じていたのですが、このグラジオさん、

ルビィ「よしこちゃんに似てるよね」

ダイヤ「ああうん、やはりそうよね」カチカチ

『ロイヤルマスクは イワンコを 繰り出してきた!』

『ハウは オシャマリを 繰り出してきた!』

『グラジオは タイプ:ヌルを 繰り出してきた!』

もくたん『いっておいで!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

【コメント】催眠ゲーの始まりだ!ヒャッハー

ダイヤ「ひゃっはー!」

ルビィ「さいみんじゅつじゃ一匹眠らせるかどうかくらいの間に負けてると思う…」


イワンコとタイプ:ヌルから怒濤のあく技連撃でボコボコにされた。
0635>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 21:49:36.28ID:uzWI2IYe
カキ『キミがもくたんか!』

ダイヤ「はあ、そうですが。あなたは…?」

カキ『おれはカキ。この先のヴィラ火山を修行の場にしている者だ』

ククイ博士『そして彼は、若いながらにホノオの試練を預かっている猛者なんだぜ』

ダイヤ「まあ!」

カキ『や、やめてくださいよ。おれはほのおタイプのポケモンと修行するのが好きなだけで、まだまだ…』

カキ『とにかく、スイレン達からキミの話は聞いてる。試練を受けたければヴィラ火山の頂上まで来るといい、やけどなおしの準備を忘れずにな。それじゃあな!』スタスタ…

ダイヤ「ホノオの試練ですか。アスナさんとの戦いを思い出すわね」

ルビィ「おねいちゃん、アスナさんのことよくお話に出すよね」

ダイヤ「ええ。ホウエン地方のジムリーダーさん達との戦いはいずれも楽ではなかったけれど、やはりアスナさんとテッセンさんとの戦いは強く印象に残っているわ」

ダイヤ「…」

ダイヤ「アスナさんと、また勝負しようと約束を交わしたのに…わたくし達はホウエン地方を去ってしまって…」

ルビィ「だいじょうぶだいじょうぶ。だいじょうぶだから」


なにが大丈夫なのかは頑なに言わなかった。
0636>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 21:59:12.48ID:uzWI2IYe
7番道路


ダイヤ「お出でなさいな、ラプラス!」カチ

もくたん(on ラプラス) ポンッ

ダイヤ「ラプラスさん達には専グラがあるのね。こうしてなみのりをしていると、あくあしっぷさんの背中を思い出すわ」カチカチ

ルビィ「ねえおねいちゃん、思ったんだけど」

ダイヤ「なあに?」

ルビィ「あくあしっぷさんの特性って、さめはだでしょ」

ダイヤ「そうね。これは生物の鮫が本当に持つ皮膚の性質でもあるわ。本来の役割は水の抵抗を減らして泳ぐ速度を高めるためのもので、攻撃してきた相手にダメージを与えるためのものではないのですけれどね」

ルビィ「もくたんちゃんってあくあしっぷさんに乗るとき、座布団とかしいてたのかな」

ダイヤ「…」

ルビィ「…」

ダイヤ「だから今はきちんとポケモンライドの際に防具を着けているでしょうが」カチカチ


この防具、可愛くないからルビィあんまり好きじゃないな…
0637>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 22:00:14.64ID:uzWI2IYe
>>636

7番道路


ダイヤ「お出でなさいな、ラプラス!」カチ

もくたん(on ラプラス) ポンッ

ダイヤ「ラプラスさん達には専グラがあるのね。こうしてなみのりをしていると、あくあしっぷさんの背中を思い出すわ」カチカチ

ルビィ「ねえおねいちゃん、思ったんだけど」

ダイヤ「なあに?」

ルビィ「あくあしっぷさんの特性って、さめはだでしょ」

ダイヤ「そうね。これは生物の鮫が本当に持つ皮膚の性質でもあるわ。本来の役割は水の抵抗を減らして泳ぐ速度を高めるためのもので、攻撃してきた相手にダメージを与えるためのものではないのですけれどね」

ルビィ「もくたんちゃんってあくあしっぷさんに乗るとき、座布団とかしいてたのかな」

ダイヤ「…」

ルビィ「…」

【コメント】いたそう

ダイヤ「だから今はきちんとポケモンライドの際に防具を着けているでしょうが」カチカチ


この防具、可愛くないからルビィあんまり好きじゃないな…



コメント入れるの忘れてました
0638>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 22:10:27.00ID:uzWI2IYe
ヴィラ火山公園


ダイヤ「ここですわね」

ルビィ「公園なんだ、ここ」

ダイヤ「火山のふもとを遊び場にするとは、なかなかに肝の据わったことですが…」カチカチ

『あ!野生の ヤトウモリが 飛び出してきた!』

ダイヤ「おっ、さっそく初めてお見かけするポケモンですわ。ドラゴンタイプに進化する見た目をしていますわね──」カチカチ…

ルビィ「だめ!捕まえるんなら♀にしなくちゃだめだよ!」

ダイヤ「えっ、ええ…そうなの…?なぜ…」

ルビィ「ヤトウモリはそうゆうポケモンだから」

ダイヤ「そういうポケモンなのであれば、まあ、仕方がありませんか…」カチカチ

『うまく 逃げ切れた!』シュタタタ

ダイヤ「………………………」カチカチカチカチカチカチカチカチ……


ダイヤ「先に進めないのですが!!?」ガーーンッ


どうでもいいときはだいぶ運が悪いダイヤさんだった。
0639>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 22:23:23.88ID:uzWI2IYe
『あ!野生の ヤヤコマが 飛び出してきた!』

ダイヤ「ヤヤコマは捕まえたわね。かなり生息数の多いポケモンのようですし」

ダイヤ「無益な殺生はしない流儀なので」カチ…

ルビィ「ヤヤコマさんって」ボソ

ダイヤ「はい?」

ルビィ「進化すると、めちゃくちゃ強くなる…時期もあったんだよ」

ダイヤ「…ほう。聞きましょうか」

ルビィ「はやてのつばさってゆう特性を持ってる個体もいるんだけど、その特性がね、強かったの。強すぎて、弱くなったの」

ダイヤ「………ヤヤコマに不利な状況が意図的に作り出された、というようなこと…?」

ルビィ「そんな感じ」ゥュ

ダイヤ「明確に強すぎる存在は、何事においてもバランスを奪うものだものね。あのエリーチカでさえ、μ'sのメンバーとなるにあたってA-RISEとの力関係を強引に修正されてしまったのだから」
0641>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 22:28:53.77ID:uzWI2IYe
ダイヤ「弱くなってしまったということは」

ヤヤコマ『…』

ダイヤ「もう、はやてのつばさを持つヤヤコマを探す意味はないということかしら」

ルビィ「ううん。弱くはなったんだけど、それでも強いのには変わらないよ。だから探すのはありかもって思う」

ダイヤ「ならば──いくらか時間をかけてみても、探してみるとしましょうか」コキッコキッ

ダイヤ「はやてのつばさを持っているかどうかはどうすればわかるものなの?」

ルビィ「ヤヤコマさんが相手なら、しっぽをふるとかでぼうぎょが下がるかどうかを確認すればいい…」

ダイヤ「ではエリュシオンちゃんに」カチカチ

ルビィ「…けど」

ルビィ「仲間呼びでしか、たぶん出てこないと思うよ」

ダイヤ「…」
0642>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 22:31:38.17ID:uzWI2IYe
──『相手の タツベイの ひのこ!』

──『効果は 抜群だ!』

──『フクスローは 火傷を 負った!』

ダイヤ「……」

──善子『ダイヤ』

──ダイヤ『は、はい』

──善子『タツベイ、ゲットの方向で。』

──ダイヤ『はい。』

ダイヤ「………」

ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「うん」

ダイヤ「ヤヤコマは、なしですわ」カチカチ

『うまく 逃げ切れた!』シュタタタ

【コメント】焼き鳥

ルビィ「うん…」


オオスバメのことかもしれないので、とりあえずコメントは無視しておいたルビィちゃんであった──
0645>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 22:34:57.42ID:uzWI2IYe
現在のパーティ

ヨハネ♡(フクスロー)♀ LV26 しんりょく
あやしいかぜ、はっぱカッター、なきごえ、ついばむ

かなた(ゴース)♀ LV24 ふゆう
さいみんじゅつ、したでなめる、のろい、ふいうち

ヒガンバナ(タツベイ)♀ LV19 いしあたま
りゅうのいぶき、にらみつける、ずつき、かみつく

エリュシオン(イーブイ)♀ LV16 てきおうりょく
しっぽをふる、でんこうせっか、すなかけ、つぶらなひとみ
0646>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/26(木) 22:38:00.60ID:uzWI2IYe
カキの試練 先鋒 >>647
※ 上記四匹から指定。

更新は明日以降になります


参考:カキの試練
ガラガラ(アローラ)♂ LV22 S+2
エンニュート(仲間)♀ LV20
0647名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/26(木) 23:33:12.83ID:EohWcn5W
ヒガンバナ

>>1乙です
と言うかこれ結構きつそうだな
ぬし戦のみならかなたでのろいしかけるんだが

ダイヤさんの反応が楽しみだ
0648名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/27(金) 05:45:19.97ID:BGrs+cC6
【コメント】7世代になるにあたって、特性関係は結構下方修正入った
ちなみにかなたの最終進化系もその被害者の一人
0652名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/03/29(日) 00:19:16.95ID:ajr/Wm+W
おいしいホシュ
0654名無しで叶える物語(庭)垢版2020/03/30(月) 09:37:47.91ID:vqRYztH9
ホシュブレード
0655名無しで叶える物語(たこやき)垢版2020/03/30(月) 09:39:38.31ID:VCdMWwwd
【コメント】ポケモンアニメXY以降くそだらだらじゃねえか
サトシ!熱くなれよ
0656>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 20:49:16.88ID:JAxZl1Fy
ヴィラ火山、山頂


カキ『待っていたよ』

カキ『どうだ、この山のポケモン達は。なかなか手応えのある連中だったろう』

ダイヤ「ええ、そうですわね。特にわたくしの仲間達はほのおタイプとの相性があまりよくありませんので」

カキ『おれが受け持つホノオの試練は、このヴィラ火山に代々伝わる伝統の踊りを見てもらう特殊なものだ。用意はいいかな』

ダイヤ「踊りを?」ピク

ダイヤ「それが試練になるというのはよくわかりませんが、わたくしも踊りには一家言ありましてね。とくと見せていただきましょう」

カキ『それでは始めるぞ。ホノオの試練、開始だ!』

ダイヤ ゴクリ…
0657>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 20:52:52.24ID:JAxZl1Fy
ガラガラ(アローラ) ザッ…

ダイヤ「! あれは…?」

ガラガラ×2 ゾロゾロ…

ダイヤ「骨を持ったいかついポケモンが三匹」

カキ『これから、ガラガラ達の踊りを二度見てもらう。その二度で変わったのがどこかを答えてくれ』

ダイヤ「あっ…ポケモン達が踊るのですか!ほう、それは些か楽しみですわね」


ガラガラ×3『…』

ガラガラ達 ウーッハッハ ウーッハッハ ウーッハッハッハ

ガラガラ達 イャーッハッハ イャーッハッハ イャーッハッハッハ

ガラガラ達 ジャン!!


ダイヤ「ぉ…」

ダイヤ「おおおおおおっ!」パチパチパチ
0658>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 20:57:02.42ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「伝統の踊りというものだから、手前の事情もありてっきり控えめな舞踊かと思っていましたが…なるほど!ほのおポケモンに相応しい、力強く逞しい踊りでしたわ!」

ダイヤ「統制も取れていたし、手に持ったアイテムもとても雰囲気に合っていました。ふふふ、これはわたくし達も参考にさせてもらえるかもしれませんわね。なんて」クス

カキ『覚えたか?では次はどこかが変わるぞ』

ダイヤ「おっと、そうでした。はいはい、踊りを覚えるのは大得意なのですから。お見せくださいな」


ガラガラ×3『…』

ガラガラ達 ウーッハッハ ウーッハッハ ウーッハッハッハ

ガラガラ達 イャーッハッハ イャーッハッハ イャーッハッハッハ

ガラガラ達 ドン!!


ダイヤ「…!」
0659>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:02:29.20ID:JAxZl1Fy
カキ『さあ、先ほどの踊りとどこが違っただろうか』

ダイヤ「ふっ、この黒澤ダイヤをなめていただいては困りますわ。一度目も二度目も踊りとしてしっかり完成しているがゆえ、どちらが本来の形なのかは推測しかねますが…」

ダイヤ「違った点など、ここまではっきりと示されれば見逃す方が難しいというもの」

ダイヤ「違ったのは──」

→真ん中のガラガラ カチ

ダイヤ「センターのあなたですわ!」

カキ『なっ…なんということだ、一発で見抜くとは!違いがわかる女なのだな…』

カキ『そう、真ん中のガラガラ。正解だ!ということで、おいでませ!ガラガラ!』

ダイヤ「む…?」

『野生の ガラガラが 勝負を 仕掛けてきた!』

ダイヤ「おっと、勝負になるのですか!」ワタ

カキ『踊りをしっかりと見てもらったガラガラは、嬉しくて戦いたくなってしまうのだ』

ダイヤ「な、なるほど…?」カチカチ
0660>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:09:37.78ID:JAxZl1Fy
もくたん『いっておいで!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

ダイヤ「えー…」

ガラガラ『…』

ダイヤ「随分と雰囲気は変わったけれど、このガラガラ、道中幾度となく見かけたカラカラの進化した姿…よね…?」

ルビィ「そうだよ」

ダイヤ「であればじめんタイプですか。雰囲気から察するにほのおタイプも併せ持つようになったようですが」

ルビィ「…」

ダイヤ「じめんタイプの技は特性でダメージを受けないので、相性関係は有利も不利もない状態ですか。それならば素直に攻撃を」カチ

『かなたの したでなめる!』ベロォンッ

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「……!?」
0661>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:15:44.62ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「効果抜群…?したでなめるが…?」

ダイヤ「したでなめるはゴーストタイプの技なのだけれど、じめんタイプにもほのおタイプにも…」

ルビィ「…」

『相手の ガラガラの ホネこんぼう!』

ダイヤ「!」ハッ

『かなたには 効果が ないようだ…』

ダイヤ ホッ…

ダイヤ「ノーマルタイプかじめんタイプか、恐らくは後者なのでしょうが。かなたさんの特性にまで目を向けることができなかったのは嬉しい誤算ですわね」

ダイヤ「…とは言え、こちらから与えるダメージも満足なものとはいえませんが…」


ガラガラ残り体力:約75.5%
かなた残り体力:100%
0662>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:26:48.13ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「したでなめるは…物理技、ですか。これはこうげきの能力を使って攻撃するのよね」

ルビィ「そうだよ。だから、基本的にゴースとはあんまり相性がよくないの」

ダイヤ「そのようね。ナイトヘッドではすぐにダメージが伸びなくなるかと思って早めに忘れさせたけれど、未だしたでなめる以外のゴースト技を覚えてくださらないし、早計だったかしら」ムム…

ダイヤ「というか、そう!したでなめるはゴーストタイプの技なのですが!?」

ダイヤ「なぜガラガラさんに効果が抜群となるのですか!」

ルビィ「…えっと、」

ダイヤ「! ああいえ、答えを教えてほしかったわけではないのよ。ホウエン地方を冒険していた頃にも似たようなことは何度かあった、つまり…相手のタイプを誤認しているということなのよね」

ダイヤ「ゴーストタイプの技が効果抜群となるのは、わたくしが把握している限りはエスパータイプとゴーストタイプの二つだけ。そのいずれなのかといえば──」

ガラガラ『…』

ダイヤ「ゴーストタイプ、かしらね…」

ダイヤ「じめんタイプのガラガラがゴーストタイプに、加えてほのおタイプにもなったかと思うとなかなか奇異な進化ですが、このヴィラ火山という場所がそうさせるのでしょうかね」

ルビィ (原種を知らないから、そんなに混乱しないんだ。そこはちょっと安心かも)
0664>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:35:17.87ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「期せずして相性のよい相手だったことが判明したけれど、したでなめるの威力ではあと三回で倒せるかどうか…のろいをかけるほど逼迫した状況ではないし、ひとまずさいみんじゅつをかけておくとしましょう」カチ

『かなたの さいみんじゅつ!』スァンスァンスァン…

『相手の ガラガラは 眠ってしまった!』

『相手の ガラガラは ぐうぐう 眠っている!』

ダイヤ「ぐうぐう眠っているそうです」

ルビィ「え?うん、知ってる」

ダイヤ「眠ってさえいるのならば余裕もあることだし、したでなめるを繰り返して削り切ってみるとしましょうか。目を覚ましたところでホネこんぼうかもしれないし、うまくいけばダメージを受けずに倒せますわ」

→したでなめる カチ…

ダイヤ「…」

『ふいうち』
0665>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:44:19.47ID:JAxZl1Fy
ダイヤ (かなたさんが覚えているもう一つの攻撃技、ふいうち)

ダイヤ (威力は70と高いながら、タイプ一致ではなく物理技ということであまり使用する機会がなかったけれど…)

ダイヤ (もしかして…)

カチ

ルビィ「!」

『かなたの ふいうち!』スイ…バシッ

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「やはり…!そう、あまり確たる記憶はなかったけれどあく技はゴーストタイプに効果が抜群!したでなめるよりもダメージが多くなりますわ!」

『相手の ガラガラは ぐうぐう 眠っている!』

ダイヤ「ふふふ、しかもガラガラはまだ眠っている。これは危なげなく勝利することができそうね」

ルビィ「ぁ…あー…」

ルビィ (うーん…)
0666>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:48:59.59ID:JAxZl1Fy
『かなたの ふいうち!』スイ…バシッ

『効果は 抜群だ!』

『相手の ガラガラは 目を覚ました!』

『相手の ガラガラの ホネこんぼう!』

『かなたには 効果が ないようだ…』

ダイヤ「目を覚ましたばかりで覚醒しきっていないようね。その技が先ほどかなたさんにダメージを与えられなかったこと、すっかり忘れてしまっていたのでしょう」

ダイヤ「寸でのところで目が覚めたのはよかったけれど、遅過ぎましたわね。その体力ならばふいうちを使うまでもなく、したでなめるで充分に──」カチカチ

『かなたの したでなめる!』ベロォンッ

『効果は 抜群だ!』

『相手の ガラガラは 倒れた!』

ダイヤ「勝利の圏内ですわ♪」

ルビィ「…」
0667>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:53:46.09ID:JAxZl1Fy
カキ『見事!』

ダイヤ「ふふん、当然。たかだか野生のガラガラ一匹に後れを取るかなたさんではありませんわ」

カキ『では二問目に移ろう』

ダイヤ「!」

ダイヤ「あ、そうか…この一問で終わりではなかったのですね。そうよね、試練がこうもあっさりと終わってしまっては肩透かしだもの」

ダイヤ「踊りでわたくしに勝負を挑もうなどと、身の程知らずも甚だしいことだと教えてさしあげるわ」


ガラガラ×3『…』

ガラガラ達 ズンドコ ズンドコ ズンドコズン

ガラガラ達 ドンドコ ドンドコ ドンドコチン

ガラガラ達 ビシッ!!


ダイヤ「…ふむ」
0668>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 21:57:53.30ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「先ほどの荒々しい踊りに比べると、いくらかリズムと調和を重視したような動きに変わったわね」

ダイヤ「全体の動きが小さくなった分、細かい違いも仕込みやすくなったといえる。心してかかりましょうか」

カキ『覚えたか?では次はどこかが変わるぞ』

ダイヤ「はい」ジッ…


ガラガラ×3『…』

ガラガラ達 ズンドコ ズンドコ ズンドコズン

ガラガラ達 ドンドコ ドンドコ ドンドコチン

ガラg 山男 ビシッ!!


ダイヤ「!!!!????」
0669>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 22:03:35.25ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「えっ!?おっ、今っ、わた…わたくしが!?わたくしが見間違えましたか!?なにか全く様相の異なるものが写り込んでいたように思うのですが!?」

ダイヤ「カキさん…!」

カキ『さて、どこが違っただろうか』

ダイヤ「あら全く普通ですわ!!」ンマーッ!

ダイヤ「ぁ、あたた…頭が痛くなってきたわ…『バグ』とやらだったのかしら。あそこに気を取られてガラガラ達の最後のポーズを注視し損ねたし、今回のはちょっと自信が…」


→右のガラガラ
 真ん中のガラガラ
 左のガラガラ
 山男


ダイヤ「くっ、どこが違ったのか…途中の踊りは違う部分などなかったように見えたわ。だとしたらやはり最後のポーズで差を出してきた可能性が高い。右のガラガラは正直よく見えなかったけれど、
かすかな記憶を頼ると左と真ん中のガラガラは一度目と同じポーズだったような気がします。ということは、あまり取りたくはない手法だけれど、論理的な消去法的に最後に右のガラガラが異なるポーズをしていたという可能性が最も濃厚──


山男ァ!!!!!!」
0670>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 22:09:16.13ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「やまっ、山男!?なんだか見知らぬ類いの選択肢がしれっと紛れ込んでいるのですが!?」

ダイヤ「左のガラガラ、真ん中のガラガラ、右のガラガラ、山男」

ダイヤ「山男ァ!!!???」

ダイヤ「この試練はガラガラの踊りの違いを見極めるものなのではなかったのですか!?伝統の踊りを見せたガラガラに対して敬意のかけらも感じられないような無作法をはたらいていましたが!?」

ダイヤ「一問目の間も二問目の間も微塵の気配もなかったではありませんか!肝心要の場面にだけ横やりで登場するなどっ、この人は山から追放した方がいいですわよ!山男を名乗る資格はありませんわ!!」

ダイヤ「…」

ダイヤ「…………」

→山男 カチ…

カキ『なんとっ、またしても正解!』

ダイヤ「正解なんかい!!!」
0671>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 22:12:13.82ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「『なんとっ』ではありませんわよ!こちらのセリフです!」

ダイヤ「はあ!?この方が乱入してきたことは筋書き通りだとでもおっしゃるつもりですか!?カキさんの反応を窺うに、明らかに想定内でいらっしゃいますわよね!?」

ダイヤ「選択肢出してましたし正解でしたものね!!!」

カキ『そう、違ったのは山男。正解ですから、おいでませ!山男!』

『山男が 勝負を 仕掛けてきた!』

ダイヤ「はあああ!!??」ブチィッ
0672>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 22:15:10.73ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「なーーーにを試練に参加しているのですか!わたくしはホノオの試練を受けにここまで山道を登ってきたのですよ!」

カキ『踊りに交ぜてもらった山男は、嬉しくて戦いたくなってしまうのだ』

ダイヤ「道楽に付き合わせんじゃねーですわよォ!!」

ダイヤ「それとカキさん、あなたも覚えていなさいな!!」

『山男は ブーバーを 繰り出してきた!』

ダイヤ「しかもガラガラじゃないんかい…」←疲れた
0673>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 22:28:34.42ID:JAxZl1Fy
もくたん『いっておいで!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

ブーバー『…』

ダイヤ「ブーバー。これも初めてお見かけしましたが、わかりやすいほどにほのおタイプのポケモンね」

ダイヤ「したでなめるは威力が30、ふいうちは70なので…タイプ相性が同じであればふいうちの方がダメージを与えられるはずね」

ダイヤ「かなたさん、ふいうち!」カチ

『かなたの ふいうち!』スイ…バシッ

『ブーバーの ほのおのうず!』

ルビィ「!」

ダイヤ「ほのおのうず……ぅ、なかなかのダメージを貰ってしまったわ…」

ルビィ「…やば…」

ダイヤ「へ?」
0674>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 22:37:57.71ID:JAxZl1Fy
ダイヤ「いやね、ルビィ。確かにこのダメージは想定より大きいけれど、それならばヒガンバナちゃんと交代すればよいだけのこと。ヒガンバナちゃんはほのお技を効果今一つで受けられるのだから…」

『かなたは ほのおのうずに 閉じ込められた!』

ダイヤ「…ん…?」

『かなたは ほのおのうずの ダメージを 受けている!』

ダイヤ「! ターン終わりの継続ダメージ…!?」

ルビィ「…やばいでしょ、おねいちゃん。このスリップダメージでHPは半分以下になっちゃったから、ほのおのうずももう一回は受けられない…」

ダイヤ「だったら、交代………すれ、ば……」


──ダイヤ『ここは大事を取って交代しましょう──』

──『あああああは キノココを 繰り出してきた!』

──ダイヤ『……えっ!?』

──【コメント】うずしおやまきつくのような継続ダメージのある技を受けると逃げたり交代できなくなるよ


→ポケモン カチ…

『かなたは ほのおのうずに 閉じ込められていて 逃げられない!』

ダイヤ「………!」サー…

ダイヤ「こ、れ…は……」


ルビィ「かなたちゃんは──ここで、倒れることになるよ…」



ブーバー:残り体力約75.4%
かなた:残り体力約42.6%(炎渦ダメ込)、ほのおのうず状態
0675>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2020/03/30(月) 22:38:42.19ID:JAxZl1Fy
めっちゃ半端ですけど、ここですみません。
これぬし戦突破できるのかなあ…
0679>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 20:58:20.74ID:HwqtrVjV
『かなたは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「…ここからかなたさんが、ブーバーを倒すとまで言わずとも…自身が倒れることなく控えに戻ることができる可能性は、ある?」

ルビィ「…」

ルビィ (ブーバーは進化しない時期があった。それは最終進化形として最低限通用する程度の能力値を持ってるってことで、ほのおのうずでもあのダメージ。ひのこですら今より貰うダメージは増える──)

ルビィ「────ない、と、思う」

ダイヤ「…!」

ダイヤ クッ…

ダイヤ「…そう。はっきりと答えてくれてありがとう、ルビィ」

ダイヤ (わたくしの手持ちに控えるコに、ほのおポケモンに効果抜群の技を放てるコはいない…最もレベルの高いヨハネ♡はほのおポケモンへ不用意に差し向けるわけにはいかない)

ダイヤ (…と、するならば) カチ

ルビィ「!」
0680>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 21:07:15.09ID:HwqtrVjV
『かなたの のろい!』カーン…カーン…ゾゾゾゾッ

『かなたは 自分の 体力を 削って 相手の ブーバーに のろいを かけた!』

『かなたは 倒れた!』

ダイヤ「ごめんね、かなたさん…」

『相手の ブーバーの だましうち!』

『しかし うまく きまらなかった!』

ルビィ「!」

ルビィ (うわ、だましうちとか覚えてるんだ…どっちにしても生き残る可能性はほとんどなかったってことだね…)

『相手の ブーバーは のろいの ダメージを 受けている!』

ダイヤ「これで、よほどのことがなければ残り数ターンで無理やり勝負をつけることができるわ」カチカチ

もくたん『いっておいで!ヒガンバナ!』

ヒガンバナ『ギァシュッ!』

ダイヤ「しかしタイプ相性が有利とは言え、長引けば火傷を負わされる恐れもある…呪いのダメージに甘えるのではなく、一気に畳み掛けるわよ!」カチカチ──
0681>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 21:17:36.08ID:HwqtrVjV
『山男の 勝負に 勝利した!』

山男『あ… あ…… アローラ!!』

ダイヤ「なんとか早々に決着をつけることができたので、被害は最低限に抑えられたわ。とは言うものの…」

──『かなたは 倒れた!』

ダイヤ「まさかかなたさんを失ってしまうだなんてね…これはあまりにも都合のよいことですが、これで試練達成などということは…」

カキ『見事だ!それでは最終問題に移ろう』

ダイヤ「…ですわよね」ハァ

ダイヤ「ここから二戦、三戦と控えることなく、これが最終戦であることを不幸中の幸いと捉えるしかないわね」

カキ『最後の踊り、参る!』
0682>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 21:23:45.52ID:HwqtrVjV
ガラガラ×3『…』


ダイヤ (え、なんですかその陣形は…)


ドンタッタ ドンタッタ ドンタッタ、ドン


ダイヤ (いや、伝統の音楽こそ流れているものの誰も踊っていませんが…?写真撮影してません…?)


ルンパッパ ルンパッパ ルンパッパ、フゥ

カシャ!!


ダイヤ「カシャって。最後の音もう隠す気もないではありませんか」

ダイヤ「しかも今度は一度目から堂々と山男さんが写ってばりばりにポーズを決めているのですが。負けたのだから引っ込んでいなさいな」
0683>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 21:30:59.00ID:HwqtrVjV
カキ『覚えたか?では次はどこかが変わるぞ』

ダイヤ「…」


ガラガラ×3『…』

ドンタッタ ドンタッタ ドンタッタ、ドン

ルンパッパ ルンパッパ ルンパッパ、フゥ

カシャ!!  エンニュート \(^o^)/


ダイヤ「だっっっっれですか!!!」

ダイヤ「誰ですかあなたは!なぜ回を経るごとに参加者が増えるのですか!?そういうものならそういうものだと事前に説明しておきなさいな!いえされていても困りますが!」

カキ『どこが変わっただろうか』

ダイヤ「いる!?その質問は本当に必要ですか!?答えなければなりませんか!?」

ダイヤ「もくたんちゃんは真面目なのできちんと選択肢からこれと選ぶでしょうが、わたくしがこの場にいたら足で差して『ん』と言うのを回答と代えているところですわよ!!」

ダイヤ「チッ…」

ルビィ (あ、お姉ちゃんの舌打ち…はねるでめちゃくちゃにあおられたとき以来だ…)
0684>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 21:36:22.18ID:HwqtrVjV
→黒いポケモン
 見知らぬポケモン
 怪しいポケモン


ダイヤ「…これは、わたくしにもなんだか読めますわ。状況から察するにどの選択肢を選んでも正解となるパターンですわね」

ダイヤ「だったらもうこのような茶番は全て飛ばしてほしかったくらいですが…」ハァ

→黒いポケモン カチ

カキ『その通り!これで最終問題も正解だ!』

カキ『覚悟はいいな?おいでませ、ぬしポケモン!』

ダイヤ「ぬしポケモン──万全の体制とはかなり程遠い状態だけれど、無抵抗に敗北するつもりはありませんわよ。来なさいな!」

『ぬしポケモンの ガラガラとの 勝負に なった!』

ダイヤ「…!」


ダイヤ「乱入してきた黒いのがぬしポケモンじゃないんかーーーい!!」


陽気に踊り狂っていたのがぬしポケモンだった。
0686>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 21:39:11.46ID:HwqtrVjV
すみません、短いですがここまでで。

ぬしバトル戦の先鋒 >>687
※ ヨハネ♡、ヒガンバナ、エリュシオン、のいずれか。
ヒガンバナは残り体力80%、他二匹は満タン。
先頭のかなたが瀕死のため繰り上がりで誰が先鋒になったか、という旨の安価です。
0688>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/03/31(火) 21:44:43.09ID:HwqtrVjV
安価了解、
試練はUSUMの方の流れが調べてもうまく出てこなかったので、少しいじってSMから流用しました。
0695>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 21:37:30.67ID:jhDzcQSo
ダイヤ「…………!」

ルビィ「…………!」

『相手の ガラガラの かわらわり!』

『効果は 抜群だ!』

『エリュシオンは 倒れた!』

『もくたんの 手元には 戦える ポケモンが いない…』

『もくたんは 目の前が 真っ暗になった…』
0696>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 21:40:52.72ID:jhDzcQSo
『お預かりしたポケモンは、みんな元気になりましたよ』

ダイヤ「どうも」ペコ

ダイヤ カチカチ…

もくたん トコ…

ダイヤ フーーー…

ダイヤ「くっっっそボコボコにされたわ…」

ルビィ「そうだね…」

ダイヤ「全員一撃とまで言わずとも、ガラガラとエンニュートの連続攻撃を耐えられたコは一匹もおらず、わずか三ターンで壊滅」

ダイヤ「あそこまで一方的だと、なんというか…悔しいと感じるひますらなかったわ」

ダイヤ「…」

ダイヤ「とりあえずお詫びに撫でてポケマメをあげなくてはね」スッスッ
0697>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 21:45:53.94ID:jhDzcQSo
ダイヤ「ごめんね、わたくしが事前の準備を怠りさえしなければ。あなた達はあんな大敗を喫するようなポケモンではないのに」スッスッ

ルビィ「いやでも実際、あの二匹は強いよ。エンニュートは元々速いし、ガラガラも一番の弱点をぬしパワーで克服してくるんだもん」

ダイヤ「まあ、こちらが一度も行動させてもらえないままストレート負けするのはさすがに想定外が過ぎたわ」

ルビィ「ヒガンバナちゃんは初手だけ動いたけど…」

ダイヤ「結局みきりでかわされてしまったのだから、結果的には同じことですわ」

ルビィ「そう、だね」
0698>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 21:53:03.89ID:jhDzcQSo
ルビィ「…おねいちゃん事前の準備がってゆってたけど。今の戦い、なにが悪かったと思う?なんで負けたと思う?」

ダイヤ「そうねえ」

ダイヤ「なぜ負けたかといえば、それは相手が強かったからだと答えたくなるところだけれど。実際にはレベルの上ではそこまで不利ではなかったのよね」

ダイヤ「となると、……あまりこんな風には言いたくないのだけれど」

ルビィ「うん」

ダイヤ「…タイプの相性が悪かったのだと、そう思ってしまうわ」

ルビィ「ポケモンバトルで負けたのが『タイプ相性が悪かったから』なんて、あんまりゆっていい感じのことじゃないんだけど…」

ルビィ「でも、うん、普通にそうだと思う」

ダイヤ「そうよねえ…」
0700>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 22:03:16.42ID:jhDzcQSo
ルビィ「例えばかなたちゃんがブーバーに負けなくて、四匹とも万全の状態で挑めてたらどうだった?」

ダイヤ「…」

ダイヤ「まずこちらの先鋒はかなたさん、相手はガラガラ一匹ですが──最初の攻撃はみきりでかわされてしまうので、なにも起こらない。ターンの終わりにはエンニュートが駆け付ける」

ダイヤ「…かなたさんもそれなりにすばやさは高いけれど、ガラガラより先に攻撃できるのでしょうか」

ルビィ「どうだろ…たぶん、無理…かな」

ルビィ「エンニュートのすばやさってちょっとおかしいくらい高いんだけど、ガラガラはそれよりも速かったから…たぶんかなたちゃんも上から──じゃなくて、先に二匹から攻撃されちゃうと思う」

ダイヤ「なるほど。それではお手上げね」

ダイヤ「かなたさんが先に行動できるのだとしても、さいみんじゅつかのろいを一度放つのが精一杯というところ。ガラガラのたたりめは恐らく耐えられないし、他のコ達がこぞって行動する前に倒れてしまう以上、戦況に大きな差は生まれないわ」

ルビィ「厳しいね…」

ダイヤ「そうね」
0701>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 22:11:20.13ID:jhDzcQSo
ダイヤ「かなたさんはガラガラからたたりめを、エリュシオンちゃんはかわらわりを。ヨハネ♡に至ってはほのお技もどく技も効果抜群で貰ってしまう」

ダイヤ「ヒガンバナちゃんは効果抜群の攻撃こそ受けないものの、それでも二匹の攻撃を耐えるには防御力が足りない」

ダイヤ「これは──思ったよりも苦戦しそうね…」

ルビィ「でも、負けた原因はわかってきたよ。おねいちゃんなら、ここから対策を練れるでしょ?」

ダイヤ「それは、もちろん」

ダイヤ「敗因の要点は二つ。相手のすばやさが高いことと、タイプの相性が悪いこと。裏を返せばこの二点を攻略できれば活路は見出だせるということよ」

ルビィ「うんうん。それでそれで?」

ダイヤ「だから、それを覆すためには…えー…」

ダイヤ「………タイプを変えてすばやさを上げます」

ルビィ「それもう違うポケモンつれてきちゃってない!?」ガーンッ
0702>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 22:22:18.51ID:jhDzcQSo
ダイヤ「目前の戦いに勝つためだけに仲間を増やして頼るというのは、なんとも…」グヌ…

ルビィ「ようちゃんを否定するような発言はつつしんでもらおう」

ダイヤ「ようちゃんはもくたんちゃんとわたくしが誇りを懸けてあなたから勝ち取った秘密兵器だったでしょうが!!」

ルビィ (えっそうだっけ…)

ダイヤ「しかし、現実的に考えるならば──レベリング、ということになるのでしょうね」

ルビィ「そうなるよね」

ダイヤ「あわよくばかなたさんやヒガンバナちゃんが進化して有利なタイプとなってほしいところだけれど。それは置いておくとしても、ひとまずは全体的に能力を底上げしなければ太刀打ちできませんわ」

ルビィ「ブーバーとももっかい戦うことになるしね」

ダイヤ「山男だけは絶対に許しません」カチカチ


かくして、もくたん一行はアローラ地方において初めてのレベリングに勤しむこととなった…

どのくらいレベリングしますか? >>703
※ 自由記述でも、◯レベル程度、などでも割と自由に指定可。
0704>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 22:38:51.20ID:jhDzcQSo
ダイヤ「どこでレベリングしましょうかね」カチカチ

ルビィ「海でやろ!」

ダイヤ「海というと、メレメレビーチですか?」

ルビィ「そこまで戻らなくても…あの辺野生のポケモン出ないし…」

ルビィ「この山のすぐ下に海あったでしょ。そこでやろ」

ダイヤ「あれは海ではなく入り江なのではないかしら」

ルビィ「海みたいなものじゃん」プクー

ダイヤ「ヴィラ火山にはほのおタイプのポケモンが多いから、ここで特訓する方がガラガラとの戦いに備えられる気がしない?」

ルビィ「どこでやっても1経験値は1経験値だから大丈夫だよ。ほのおタイプのポケモンと戦うのは火傷しちゃうとめんどうくさいからだめ」

ダイヤ「身も蓋もないことを…」カチカチ
0705>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 22:48:35.00ID:jhDzcQSo
7番道路


ダイヤ「ラプラスさん、おいでなさいな!」カチ

もくたん(on ラプラス) ポンッ

ダイヤ「この戦闘の要となるのはかなたさんとヒガンバナちゃんよね。お二人を中心にレベリングするとしましょう」カチカチ

『あ!野生の ナマコブシが 飛び出してきた!』

ダイヤ「ぶっしさんですわ」カチカチ

もくたん『いっておいで!かなた!』

かなた『キュヒュゥー!』

ルビィ (タツベイの進化って結構遅かったよね…コモルーになったらかなり楽だと思うけど、さすがにそこまでのレベル上げは…)

ルビィ (かなたちゃんは──24レベル。こっちはもうそろそろ進化しそうな気もするけど、どうだったかなあ) ム…

ダイヤ「えっあっルビィルビィ」トントン

ルビィ「ゅ、どうかしたの?おねいちゃん…」

『おや…?かなたの 様子が…』

ルビィ「わー!進化しようとしてるー!」

ダイヤ「ブーバーとの戦闘で経験値を貰えていればあわや進化というところだったようですわ!」
0706>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 22:53:16.87ID:jhDzcQSo
『かなたは ゴーストに 進化した!』

ゴースト バァー

ダイヤ「ほう。ゴースも相当に『らしい』幽霊だったけれど、ゴーストはゴーストで少し方向性が変わって随分と『らしい』わね」

ダイヤ「なんだか陽気そうな見た目で可愛いです」

ルビィ「ゴーストならおくびょうでしょw」

ダイヤ「は?あなたがですか?」

ルビィ「ルビィおくびょうじゃないもん!」

『ゴースト ガスじょうポケモン』

『悲しい 気持ちの 夜は 1人で 外に 出ると 危険。ゴーストに 捕まり 家に 帰れなくなる』

ダイヤ「ただでさえ悲しい気持ちなのに、輪をかけて家にも帰れなくなるとは…」

ルビィ「さんざんだね…」
0708>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 22:57:50.59ID:jhDzcQSo
『かなたは 新しく シャドーパンチを 覚えたい…』

ダイヤ「お!」

ダイヤ「やっと新しい技を覚えてくださいますわ!名前からして物理技のようだけど…」

ルビィ「したでなめるよりはきっと強いよ」

ダイヤ「そうね、お腹を壊す心配もなくなるものね」カチカチ

ルビィ (またそういう意味わかんないこと)

『かなたは したでなめるの 使い方を きれいに 忘れた!』

『かなたは 新しく シャドーパンチを 覚えた!』

ダイヤ「威力は60。やはり物理技だけれど、したでなめるの倍のダメージを与えられると思えばまずまずでしょう。タイプ一致である分、ふいうちよりもダメージは大きくなるものね」

ダイヤ「かなたさんがより頼もしくなったわ。お次はヒガンバナちゃんの番ですよ」カチカチ
0710>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:03:15.08ID:jhDzcQSo
ダイヤ「さてさて、この勢いでヒガンバナちゃんもボーマンダに進化してくださるとよいのですが」カチカチ

ルビィ (そんなバランスブレイカーだったら困っちゃう)

『あ!野生の キャモメが 飛び出してきた!』

もくたん『いっておいで!ヒガンバナ!』

ヒガンバナ『ギァシュッ!』

ダイヤ「キャモメならば恐れることはないわね。まさかれいとうビームなど放ってはこないでしょうし」カチカチ…

【コメント】ゴーストが進化するという悪質なデマ

ダイヤ「うん?」

ルビィ「ぉ」

ダイヤ カチカチ…

『相手の キャモメは 倒れた!』

『ヒガンバナは 経験値を 貰った!』
0711名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/04/03(金) 23:05:53.48ID:TlO85VQE
【コメント】そもそもゴース系列はガスが生命体になったポケモンだから、そもそもお腹を壊すと言う概念が無いような...
そもそも毒タイプがお腹を壊す姿はちょっとシュールw
0712>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:10:41.89ID:jhDzcQSo
ダイヤ カチカチ…

ルビィ「…」

ダイヤ「あ」

ルビィ「!」

ダイヤ「思い出したわ。そういえば少し前にも似たようなことをおっしゃる方がいらしたような…」

──【コメント】ゴースはね、一回しか進化しないんだ、しなかったんだ!(血涙)

ダイヤ「…なぜ皆さんゴーストの進化にだけそう食い付くのでしょう?」カチカチ

ルビィ「んー、なんでだろうね!w」

ダイヤ「…あ、レベルが上がったわ♡」
0713>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:15:25.47ID:jhDzcQSo
【コメント】ダイヤさんSMはやったの?

ダイヤ「はい?」カチ…

ダイヤ「SM…?」

ダイヤ フム…

ダイヤ「!」

ダイヤ「ええ、やりましたわよ」

ルビィ「!?」

ダイヤ「というかご覧になっていらしたはずでしょう」カチカチ

ルビィ「おねいちゃん、ちなみにSMってなんのことだか…」

ダイヤ「へ?サメハダーのことでしょう?」キョトン
0715>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:18:23.79ID:jhDzcQSo
『あ!野生の コイキングを 釣り上げた!』

ダイヤ「あらかずおさん」

ダイヤ「かずおさん…」ジワ

ルビィ「見て見て、よく見て!このコイキング♀だよ!かずおさんとは全然ちがうよ!元気にいこうよおねいちゃん!」

ダイヤ「はっ、いけないいけない。今はヨハネ♡達と旅を楽しむと決めたのでした」ブンブン

ルビィ ホッ…
0717>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:26:06.31ID:jhDzcQSo
【コメント】7世代になるにあたって、特性関係は結構下方修正入った

ダイヤ「7世代?」

ルビィ「前にゆったことなかったっけ。ポケモンって何個かゲームがあって、最初から順番に第一世代、第二世代ってゆう呼び方するんだよって」

ダイヤ「ああ。オメガルビーは第六世代だったわね」

ルビィ「そうそう」

ダイヤ「では第七世代というのが、ウルトラムーンのことなのかしら?」

ルビィ「ウルトラムーンの前にもサンムーンってゆうのがあってね、そっちとウルトラムーンを合わせて第七世代ってゆうんだよ」

ダイヤ「ほう。それで、第七世代になるにあたって特性に下方修正が入った…と」

ルビィ「結構入った」ゥュ
0719>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:31:42.46ID:jhDzcQSo
ルビィ「ヤヤコマさんのはやてのつばさの話とか、そうだよ」

ダイヤ「ああ。具体的には聞かなかったけれど、弱くなったのだと言っていたわね」

ルビィ「第六世代はね、一部の特性とかが強すぎるってゆう意見が多かったみたい。だから第七世代に変わるときに色々見直したんだけど、その中で弱くなっちゃった特性がいっぱいあったんだよ」

【コメント】ちなみにかなたの最終進化系もその被害者の一人

ダイヤ「! ゴーストが…!?」

ルビィ「うーん…」

ダイヤ「かなたさんの特性はふゆう。まりさんが同じくふゆうだったはずだけれど、はて、大きな違いがあるでしょうか。わたくしはじめんタイプの技のダメージを受けなくなるということしか把握していないのだけれど」

ルビィ「まあ、かなたちゃんの最終進化形は浮いてるように見えないもんね。仕方ないよね」

ダイヤ「え、そ、そうですか…?」

かなた『…』バァー
0720>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:35:48.87ID:jhDzcQSo
【コメント】ポケモンアニメXY以降くそだらだらじゃねえか

ルビィ (あー…XYで本気出し終えた感じは確かにあるよね)

【コメント】サトシ!熱くなれよ

ルビィ (顔も変わっちゃったもんね…)

ダイヤ「アローラリーグとかいう町内大会で優勝したのだったわね」ボソ

ルビィ「!!!??」バッ

ダイヤ カチカチ…
0722>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:41:30.72ID:jhDzcQSo
『相手の メノクラゲは 倒れた!』

『ヒガンバナは 25レベルに 上がった!』

ダイヤ「おっと、もうそんなレベルですか。ルビィとお喋りしながらだと、いつの間にか長くやってしまうわね」

ルビィ「おねいちゃん、おなかすいてきちゃった」

ダイヤ「そうね、そろそろお夕飯の支度をしなくてはいけない時間ですわ…っと」

『ヒガンバナは 新しく かみくだくを 覚えたい…』

ダイヤ「まあ、ちょうどいい。ではかみくだくの代わりにかみつくを忘れていただいて」カチカチ

ダイヤ「今日はこの辺にしておきましょうか」

ルビィ「うん!結構レベリングしたね」

ダイヤ「そうね。これだけ底上げされていれば、次はそう易々と敗北したりしませんわ。必ず勝って、ホノオZを頂くのだから!」

ルビィ「おーっ!」

ルビィ (…えっ、ホノオZ貰えるなんてストーリーで出てきてないはずなんだけど…)



ダイヤさんがメタを張り始めて少し不安を覚えたルビィちゃんであった…
0723>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:44:01.76ID:jhDzcQSo
現在のパーティ

ヨハネ♡(フクスロー)♀ LV28 しんりょく
あやしいかぜ、はっぱカッター、こうごうせい、ついばむ

かなた(ゴースト)♀ LV26 ふゆう
さいみんじゅつ、シャドーパンチ、のろい、ふいうち

ヒガンバナ(タツベイ)♀ LV25 いしあたま
りゅうのいぶき、にらみつける、ずつき、かみくだく

エリュシオン(イーブイ)♀ LV20 てきおうりょく
リフレッシュ、でんこうせっか、かみつく、つぶらなひとみ
0724>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/03(金) 23:45:54.88ID:jhDzcQSo
かなたを進化させますか? >>726
※ させる、させない、のいずれか。

カキの試練(再戦)の先鋒 >>728
※ 上記四匹から指定。
0730>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 22:36:55.00ID:nBibHIv+
もくたん ザッ

カキ『…』

ダイヤ「さて、戻ってきましたわカキさん。今度こそ一分の隙もなく完勝をおさめ、わたくし達はこの先へと進ませていただきます」

ダイヤ「わたくしの未熟によりヒガンバナちゃん達に苦汁を舐めさせるような無様はもう致しません」

ダイヤ「──二匹」

ダイヤ「ヒガンバナちゃんとかなたさん、この二匹だけでホノオの試練を突破してみせましょう」キリッ

ルビィ (なんで自分からハードル上げるの…)

ルビィ (お姉ちゃんはすぐ調子に乗る。これ結構おっきな弱点だよね) モウッ

ダイヤ「それでは参りましょうか、猛る炎をクールに制する戦いへと──!」

【コメント】ゴーストは通信交換で進化するよ、本当だよ

ダイヤ「はいストップ」
0731>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 22:44:17.71ID:nBibHIv+
ダイヤ「だからなぜあなた方は、わたくしが勇んで踏み出そうとする瞬間にそういうことを言うのですか」

ダイヤ「前にも似たようなことがあったわね、覚えているわよ。確かあれはヒワマキジムでナギさんにいざ勝負を挑もうという時分だったかしら。あのときもぶっぶさんの進化を餌にわたくしの足を止めてからに…」

ダイヤ「まあ、あれは有用な情報だったので結果的によかったのですが」

ダイヤ「…」

ダイヤ「もしかして、今回も本当のことなのでしょうか…?」

ダイヤ「っ、いやいや!そう何度も騙されて堪るものですか!そうしてわたくしの足止めをするのが狙いなのでしょう!さては鞠莉さんから差し向けられてきた刺客ですか!?」

ルビィ「鞠莉ちゃんはそんなにおばかさんじゃないと思うよ」

ダイヤ「だいたい通信交換で進化するなどという意味のわからないことをどうやって真に受けろと…」

【コメント】ダイヤさん、通信交換しよう。ドクロちゃんは通信交換をしないと2回目の進化が出来ないゾ

ダイヤ「!?」

ダイヤ「な、なぜドクロちゃん(※ ヨマワル)のお話を今!?」
0732>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 22:48:13.23ID:nBibHIv+
ダイヤ (ぶっぶさんの例もあるし、変則的な手段を用いて進化するポケモンが存在すること自体は真実だと知っているけれど)

ダイヤ (かなたさん、それにドクロちゃんも?通信交換をすることで進化するのだと、どうして信じられよう。そもそも信じたところで通信交換は一人ではできないのだから確かめようもない──)

ダイヤ「…あら?そういえばルビィ、あなたウルトラムーンを持っているの?」

ルビィ「へ?なに今さら。持ってるに決まってるじゃん。じゃないとみんなと対戦できないでしょ」

ダイヤ「それでは、もしかして通信交換をしようと思えばあなたとできるの?」

ルビィ「できるよ?」

ダイヤ「できるの!?」

ルビィ「で、できるよ…」
0733>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 22:57:00.14ID:nBibHIv+
ダイヤ「かなたさんが、その、通信交換で進化するという情報をね、その…嘘か本当かはっきりさせておきたいのだけれど…」ゴニョ

ルビィ「なんでちょっと遠慮してるの」

ルビィ「いいよ、気になったまんまにしてたらよくないし、交換しよ」ゴソ

ダイヤ「いいの!?」パァ

ルビィ「そんなにおおげさに喜ぶことでもないと思うんだけど…」カチカチ

ダイヤ ワクワク

ルビィ (あ、『ゲームっぽい』から好きなんだ。たぶん)

ダイヤ「わたくしは今ヴィラ火山の山頂にいるわよ」

ルビィ「どこでも大丈夫だよ。あ、でもフェスサークルに潜ってね」カチカチ

ダイヤ「フェスサークルですか。確かここからこうやって…ああ、マーマネさんが管理していらっしゃるテーマパークよね」カチカチ

ルビィ「それでね、下画面の『交換』ってことをね」

ダイヤ「この青いボタンね。えい!」カチ

ルビィ (楽しそうw)
0734>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:03:43.95ID:nBibHIv+
『交換に 出す ポケモンを 選んでください』

ダイヤ「これ!ようちゃんのタマゴとラルトスちゃんを交換したときにもやったわ!」

ルビィ「おねいちゃんがルビィがラルトス奪ったとかゆってたやつね」

ダイヤ「かなたさんを選んで、『交換に出す』っと」カチカチ

ルビィ「聞こえてるんでしょ。ねえ」
0735>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:08:55.58ID:nBibHIv+
『かなたを ルビィさんに 送ります!』

『ばいばい、かなた!』

ダイヤ「うっ、かなたさん…すぐに、すぐに取り戻すからね。ほんのわずかの辛抱ですわ」グス…

ルビィ「ちょっと、ルビィがむりやり連れてっちゃうみたいな言い方やめてよ」

ルビィ「おねいちゃんこそ、ルビィのまいかちゃん絶対返してね」

かなた ヒュイーーーン…

ダイヤ「かなたさんっ…」

ルビィ (これで通信切ったらどんな反応するのかなあ)

【コメント】昔通信交換でゴースト友達にパクられたわ

ダイヤ「!!」

ダイヤ「ルビぃぃぃぃいいいいっ!!!」

ルビィ「ルビィはおねいちゃんの友達じゃないでしょ!!」←?
0736>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:15:04.64ID:nBibHIv+
『ルビィさんから まいかちゃんが 送られてきた!』

『まいかちゃんを 可愛がって あげてね!』

ダイヤ「小さなイカが来たわ」

ルビィ「ルビィの相棒のまいかちゃんだよ」

ダイヤ「というか、このポケモン捕まえた気がするのだけれど」

ルビィ「最初の方の草むらで出るから、おねいちゃんなら捕まえてるかも。…あっおねいちゃん、ほら、見て見て」スッ

ダイヤ「はい?」

ダイヤ「…!」
0737>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:18:07.45ID:nBibHIv+
『おや?かなたの 様子が…』

ダイヤ「か──かなたさんがっ、本当に…!」

デレレレッ テッテッテッテッ…

シュワシュワシュワ…

かなた クルクルクル

かなた クルクルクル… シュワンシュワン…

………パァァァァ

ダイヤ「!」

ゲンガー ニヤァ

『かなたは ゲンガーに 進化した!』

ダイヤ「進化──しましたわ…!」

ルビィ「進化しちゃったねえ」
0738>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:25:04.27ID:nBibHIv+
ダイヤ「も、もっとよく姿を見せてくださいな。ああ、こんなにも短時間で二度も進化してしまうだなんて…あなたは…」ウル

ルビィ「おねいちゃんの方に戻ってからゆっくり見てあげなよ」

ダイヤ「目が赤いですわ」ウルウル

ルビィ「いやその感じはよくわかんない」

ダイヤ「しかし、いかにも幽霊らしかったゴースやゴーストの頃と比べて、些かその雰囲気はなくなったわね。なんというか…『幽霊ポケモン』らしくなった、ような」

ルビィ「そうだね。初代って結構そのまんまな感じのポケモンが多いから、それがゲンガーに進化したらそうゆう感じもするよね」

ダイヤ「ああ、居ても立ってもいられない。早くゲンガーに進化したかなたさんをわたくしの手で撫でて、ポケマメをあげて、たくさん触れ合いたいわ。ルビィ、ルビィ!もう一度交換を!」

ルビィ「おねいちゃんがはなしてくれなかったんでしょ。はいはい…変なの送ってこないでまいかちゃん返してよね」カチカチ

ダイヤ「わかっていますわ」カチカチ
0739>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:33:16.73ID:nBibHIv+
『まいかちゃんを ルビィさんに 送ります!』

『ばいばい、まいかちゃん!』

まいかちゃん ヒュイーーーン…

ダイヤ (99レベルのイカ…)

『ルビィさんの ところから かなたが 戻ってきた!』

かなた『ゲェェンッギャッ!』

ダイヤ「かなたさん、すっかり逞しくなって…お帰りなさいな」

『ゲンガーが 新しく 図鑑に 登録されます!』

『ゲンガー シャドーポケモン』

ダイヤ「ほう、ガスじょうポケモンではなくなったのね」フム

ルビィ「一回見ただけで当たり前みたいに分類覚えるのやめて」
0741>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:42:15.12ID:nBibHIv+
ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「…うん、やはり能力も随分と高くなっている。一層頼もしくなったわね」

ルビィ (序盤でゲンガー使えるようになっちゃうのは、ちょっとやり過ぎだったかなあ)

ダイヤ「まあ、かなたさんってば。いたずらっぽい雰囲気だったのが一変、悪そうな笑顔をするようになってしまって。もくたんちゃんに悪さをしてはいけませんからね♡」スッスッ

かなた『〜♡』

ルビィ (…ま、嬉しそうだしいっか)

ルビィ「あんまりおやつあげ過ぎたらお腹こわしちゃうよ〜」

ダイヤ「も、もちろん適切な分量しかあげないに決まっているでしょう」アセ
0742>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/04(土) 23:43:50.99ID:nBibHIv+
【コメント】そもそもゴース系列はガスが生命体になったポケモンだから、そもそもお腹を壊すと言う概念が無いような...

【コメント】そもそも毒タイプがお腹を壊す姿はちょっとシュールw

ダイヤ「ほ、ほら!」

ルビィ「なにが『ほら』なの」

【コメント】でもやけどするだろ!

ルビィ「ゲンガーになってからはちょっと実体あるっぽい感じだから…」

ダイヤ「細かいことはいいのよね。だってこんなに可愛いんですもの」スッスッ

かなた『〜〜♡』


まだしばらくホノオの試練への再挑戦は始まらないのであった…
0744名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2020/04/04(土) 23:57:15.03ID:kuLcw61i
>>1乙です

ここまでやっても勝てるか怪しい気がするのは気のせいだろうか...
0750>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2020/04/07(火) 20:03:50.25ID:KQ2VGcBd
すみません、通信環境が不調で更新できずにいます。
いずれにせよ新スレで更新する予定なので、このスレは保守していただかなくても大丈夫です
遅くなっていて心苦しいのですが、今しばらくお待ちください
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