『さようか、では遠慮無く…』
にやぁり、と男がものすごいゲスい笑顔をした
ごちん
私は一発男の頭をはたいた
『オゥッ!何をする!?』
「もうちょっと雰囲気作るとかしなさいよ!」
「女の気分を盛り上げるのも役目でしょ!」
『なんと注文の多いおなごよ…』
頭をさすりながら男は立ち上がり
するっと私の後ろに回って私を抱え込むように座り直す
『それなら気分を盛り上げるように蕩かしてみせようぞ』
そうして男は私の胸を掬い上げると
たぷたぷともてあそぶ
普段でも自慢の胸…ではあるけれど
男におもちゃとしてもてあそばれるのは想定外だった
そんな視線を感じることは多かったけどね
緊張して少し寒気すら感じていた体に
男の体温と温かい手のひらの感触が心地よく感じてしまう
男の手はやがて乳房の根元から先端へと
撫でるように何度も何度もうごめき
最後の乳首の部分で軽くきゅっとつまんでくる
そのたびに軽いしびれのようなものが
乳首から脳天へと走っていく
「んうぁっ…!」
すすすっ…きゅぅんむっ
「うくっ」
乱暴に揉みし抱かれるのと違い
テレビで見た牛の乳を搾るような手つきは人間にも有効だった
自然と表情も緩んでしまっているのが自分でわかる