花丸「ネトゲするずら」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
-スクールアイドル部部室
曜「善子ちゃん、今やってるイベントっていつまでだっけ?」
善子「限定イベントのほうよね? それなら今月末までよ」
曜「そっか。また時間ある時にでも一緒に行こうよ」
善子「ふふ、また堕天使ヨハネの範囲大魔法が世界を焼き尽くすのね!」
曜「善子ちゃんいつもヘイトとりすぎて介護が大変なんだよー?」
ルビィ「ゲームの話かな?」
花丸「いんたーねっとげーむずら」
梨子「よくわからないね」
千歌「チカも前に曜ちゃんに誘われてやってみたけど、なんだかややこしかったよ」
果南「私は時々だけどやってるよ」
ダイヤ「正直よく飽きないものと、感心しますわ」
鞠莉「ダイヤはチャットをするのも一苦労だもんね」
ダイヤ「うるさいですわ」
鞠莉「あ、そうだ忘れてたわ。花丸〜〜」カタッ
花丸「ん?」
鞠莉「ステキなプレゼントがあるんだけど、今日時間いいかしら?」
花丸「ついに小原家の財産分与がマルに!?」
鞠莉「それはまだ先の話ね」
果南「先にあるのか」
-花丸ちゃん家
花丸「えっ…マルにパソコンくれるずらか!?」
鞠莉「私のパソコンを少し前に新調したんだけどね、たくさん持っててもあんまり使わないし」
花丸「他にもあるんだ」
鞠莉「部室でよくパソコン弄って遊んでるみたいだし、使えるのよね?」
花丸「し、修行中で……」
鞠莉「じゃあ丁度いいわね。外に持ってこさせてるんだけど、運んじゃっていいかしら?」
花丸「え、今日?」
鞠莉「善子は急げよ」
花丸「なんか多いずら」
花丸「で、この大きい箱はなに?」
鞠莉「パソコンよ」
花丸「もしかして旧型というやつずら?」
鞠莉「まぁそうね、型落ちはしてるわ」
花丸「時代は小型化ずらよ、マリちゃん」
鞠莉「文明すべてが小型になるんならまずは人間を小型化するべきね」
花丸「キーボードと……これはなに?」
鞠莉「マウスよ」
花丸「え……どっちの?」
鞠莉「たぶん、どっちでもないわよ」
花丸「?」
鞠莉「っと、とりあえずセッティングはこれでいいかな」
花丸「テレビもくれるの?」
鞠莉「これはモニターよ」
花丸「おっきいね〜」
鞠莉「時代に合わせて小型のにする?」
花丸「時代の波に逆らう姿勢も嫌いじゃないずら」
鞠莉「浅いのねー」
花丸「あ、マリちゃん、まだキーボードがどこにも繋がってないよ?」
鞠莉「無線よそれ」
花丸「無銭? お金がいるの?」
鞠莉「コードレスってこと。そのまま使えるわ」
花丸「…………………み、未来ずら」
鞠莉「結局言うのね」
花丸「これで夢のいんたーねっと生活が満喫できるの?」
鞠莉「できるわよ」
花丸「お………おぉ……」フルフル
鞠莉「嬉しそうでなによりだわ」
花丸「あ、でもいんたーねっとってお金はかからないの?」
鞠莉「本来は色々と必要なんだけど、まぁこれに関しては平気よ」
花丸「すごいずら…」
鞠莉「勿論パソコンやモニターを使う分の電気代は別よ?」
花丸「………残念ずら」
鞠莉「花丸がネットで何か買い物したり、課金要素のあるコンテンツを利用するのにもお金はかかるわ」
花丸「えっと……じゃあ何がお金かからないの?」
鞠莉「プロバイダ契約よ…って詳しく話しても理解するのは無理かしらね」
花丸「無理そうずら」
鞠莉「簡単に言うとこの家の裏手にうちの基地局が立ってて、そことWi−Fiで繋ぐからよ」
花丸「いつからかお寺の裏になんかたってるなと思ってたけど、あれマリちゃんとこのだったの」
鞠莉「お家の人に聞いてない? 最初に説明と許可はとってあるんだけど」
花丸「さっぱり」
鞠莉「まあそういうことよ」
花丸「ところでわいふぁいってなに?」
鞠莉「いんたーねっとの海で調べるといいわ」
花丸「……探求の旅が始まるずら!」
鞠莉「有害サイトは見れないようにしておくわね。危なそうだし」
花丸「有害って?」
鞠莉「主にエッチなのよ」
花丸「え、見れないの?」
鞠莉「見たかったの?」
花丸「……後学のため?」
鞠莉「その情熱は今は温めておきなさい」
鞠莉「そういうのは色んなサイトでも見て回って、ネットに慣れてからね」
花丸「なるほど…」
鞠莉「それか、適当にネトゲでもやって他の人と交流してみるのもおもしろいかもね」
花丸「ネトゲ……それってよく善子ちゃん達が話してるやつ?」
鞠莉「そうよ。善子達のやってるのはMMOね」
花丸「えむえむ…おー?」
鞠莉「いんたーねっとの海で調べるといいわ」
花丸「あしらわれたずら」
鞠莉「よかったら花丸もやってみる? 善子達がやってるネトゲ」
花丸「え?」
-スクールアイドル部部室
曜「善子ちゃん、昨日のあれは無茶だよー」
善子「情けないわね〜あれくらいで」
鞠莉「マリーまで巻き添えよっ」
果南「まあまあ、おかげでアイテム回収ははかどったよ」
ルビィ「またゲームの話かな?」
梨子「そうじゃないかな。私はよくわからないけど」
花丸「みんな好きずらね」
-花丸ちゃんのお部屋
花丸「……マルもすっかりハマったけど♪」カタカタ…
-MMORPG ボクらはみんなラブライバー
花丸「まだキャラを作って少しクエストをやっただけだけど…」カチカチ…
―――――
鞠莉『え、みんなには黙ってて欲しい?』
花丸『ずら』
鞠莉『どうして? みんなと遊んだほうが楽しいわよ?』
花丸『前に読んだラノベにこういう話があったんだけど……』
―――――
花丸「中の人が実は身近な人でしたドッキリをしかけるずら♪」カチカチッ
花丸「いちおうマリちゃんに教えてもらってみんなと同じさーばーにキャラは作ったけど……」
-ペコマル Lv7 クレリック
花丸「善子ちゃん達はすっごくやりこんでるらしいからもっとレベルを上げないと…」カチカチ…
プレイヤー検索中………ピッ
花丸「いた……すっごい…」
-ヨハネ Lv325 ダークロード
花丸「一緒に冒険するにしてもまだまだ先になるずらねぇ」カチカチ…
-スクールアイドル部部室
ルビィ「お姉ちゃん、いよいよ今日だね!」
ダイヤ「そうですわね」
花丸「何かあるずらか?」
ルビィ「沼津の駅前にあるスイーツ店で抹茶フェスがはじまるんだよっ」
ダイヤ「抹茶アイスに抹茶プリン、抹茶ラテと、夢のようなフェスティバルです!」
花丸(まえもやってたような…)
ルビィ「花丸ちゃんも行く?」
花丸「あ……マルは明日の休みにそなえて行くところがあるから」
ルビィ「そうなんだ。どこいくの?」
花丸「修行に備えて買い出し……ずら」
-休日 花丸ちゃんのお部屋
花丸「ふふ、お休みの日に一日ネトゲするなんて、マルもすっかり堕落……堕天してしまった…」ガサッ
-ペコマル Lv12 クレリック
花丸「おかしもたくさん用意したし、完璧ずら♪」カチカチ…
-東の鍾乳洞
花丸「マリちゃんが経験値稼ぎにはここがいいって言ってたけど…」ポチリ
-魔獣Lv10 たくさん
花丸「くれりっくでも1匹づつ相手すればいけるかな…」ポチリ…
-リンクしました
花丸「ん?」 ワラワラワラ…
花丸「な、なんかいっぱいきたずらぁ!!」カチカチ…
花丸「どど、どうして1匹攻撃しただけで…あぅ、増えた!?」カチカチ
-ペコマル HP 30/110 ゲシゲシッ!
花丸「かか、回復してるだけじゃMPがきれてやられちゃうっ!」
ヒューーーン…… ドカーーーン!!
花丸「え!?」
-ペコマル Lv13↑ レベルガアガッタ!
花丸「魔獣がいっぺんに……どうして?」
ヨハネ『大丈夫?』
花丸「っ!? ヨハネ……善子ちゃん!?」ドキッ
ヨハネ『無茶な稼ぎ方してるわねー』
ペコマル『……………』
ヨハネ『っと………初心者さんかな?』
花丸「あ、マルだって気づいてるわけじゃないんだ。っと、お返事……」カタカタ…
ペコマル『はい』
ヨハネ『そうなんだ。この辺りからモンスター同士がリンクする奴がでてくるから気をつけてね』
ペコマル『…………』
ヨハネ『?』
ペコマル『わかりました』
ヨハネ『チャットもまだ練習中?w』
ペコマル『はい』
ヨハネ『あ、そうだったんだ。ネトゲも初めてとか?』
ペコマル『はい』
ヨハネ『おー、そういう人ひさしぶりだよ』
花丸「善子ちゃん、ゲームだと普通の人ずらね」カタカタ…
ヨハネ『この辺りで経験値稼ぐならPT組んだほうが効率いいよ』
ペコマル『………わかりました。ありがとう』
花丸「チャットの速度もうちょっと早くなりたいずら…」カタカタ…
ヨハネ『そうだ。これからこの辺りでPT組んで稼ごうと思ってるんだけど、一緒に行かない?』
花丸「ん、確かマリちゃんがレベル差があると経験値1しかもらえないしアイテムもでないとか言ってたような…」
ヨハネ『少し前に始めたってフレと一緒にやるんだけど、クレリックなら丁度いいし』
ペコマル『でも……レベルが………』
ヨハネ『私はジョブ変えてやるし、レベルも丁度いいよ』
花丸「ジョブ……最初に選んだやつから変えられるんだ……」
ペコマル『わかりました。おねがいします』
ヨハネ『おk、PT申請送るね。OKだしねて』
ピコッ -ヨハネからPT申請があります。許可をしますか?
花丸「善子ちゃんとこっそりPT組んで遊ぶドッキリがもう叶っちゃった」ピッ
そういえばうちのLSのまるがヨハネを好きみたいだぞ?
ダボイでトカゲを狩っていたらリンクして逃げているときに
すれ違っただけの堕天使が助けてくれたらしい
黄色いトカゲにディアガとばしたら敵が猛威を振るってきた
ところがトカゲの攻撃は圧倒的な戦力を持ったヨハネに対してあまりにも無力過ぎた
高位ケアルをほどこしてやると狂ったようにトカゲが牙を剥いて来たらしいが
次々と倒されていく仲間のトカゲを見て絶望しながら消えていったらしい
まるはそこで溜めてたトカゲの皮を1Dトレードしたが9枚で良いといわれたらしい
今のLSではそのヨハネは謙虚な天使で人気者 ヨハネ『よろしく〜』
ペコマル『よろしくおねがいします』
ヨハネ『@2人そろそろくるから待ってましょ』
ペコマル『はい』
花丸「@ってなにかな……後でマリちゃんに聞いてみよ」
-フォルティがPTに入りました
-モルツがPTに入りました
花丸「わっ、いきなり増えた!? 残りの人かな」
ヨハネ『おいっす』
モルツ『今向かってる〜』
フォルティ『よろしくお願いします』
ヨハネ『現地でヒーラーさんゲットしたよ』
モルツ『さすがナンパ師』
ペコマル『よろしくお願いします』
モルツ『よろしくねー』
ヨハネ『ネトゲ自体始めたばかりの初心者さんだって』
モルツ『フォルティさんと似たようなものか。人が増えるのはいいことだ』
花丸「このフォルティって人もマルと同じなんだ…」
ヨハネ『フォルティさんは最近知り合ったフレで、モルツは昔からのフレね』
ペコマル『そうなんですか』
花丸「ん、という事はモルツさんて曜ちゃんかな?」
ヨハネ『んじゃサクっとレベル上げますか』
モルツ『釣りやるよー』
ヨハネ『ヘイトはフォルティさんよろしく、ペコマルさんは適当に殴りつつフォルティさんを回復で』
フォルティ『わかりました』
ペコマル『わかりました』
花丸「緊張するずら……」カチカチ…
ヨハネ『よーし、行くわよっ』
-夜 花丸ちゃんのお部屋
花丸「ぉぉぉぉ……」
-ペコマル Lv34 クレリック
ヨハネ『お疲れ様ー』
モルツ『お疲れっ』
フォルティ『おつかれさまです』
ペコマル『おつかれさまです』
ヨハネ『ペコマルさん初めてのPTとは思えないくらいいい感じだったよ』
モルツ『そだねー』
フォルティ『たすかりました』
花丸「すっごいレベル上がった……。PTいいずらね〜♪」
ヨハネ『ペコマルさん、フレ登録していい?』
モルツ『あ、こっちもいいかなー』
花丸「スキルもたくさん増えて、新しく装備できるものも増えたずら〜」
ヨハネ『あれ?』
モルツ『ペコマルさん?』
フォルティ『寝落ちでしょうか?』
花丸「……あ、いけない」カタカタカタ…
ペコマル『います』
ヨハネ『お、フレンド登録していい?』
ペコマル『はい、ありがとう』
-スクールアイドル部部室
善子「やっぱたまには違うジョブで遊ぶのもいいわよね」
曜「他職経験があると立ち回りもわかってくるしね〜」
果南「私はヒーラーとか無理だわー」
鞠莉「果南は周りみないですぐつっこむからね」
ルビィ「みんな最近ずっとゲームのお話しだね」
ダイヤ「ダンス練習もこれくらい熱心にやって欲しいものです」
千歌「ライブ終わったばかりだから切り替えがなかなかねぇ」
梨子「みんなゲーム好きだね」
花丸「梨子ちゃんはゲームしたりとかしないの?」
梨子「まったくないわけじゃないけど、最近はピアノのこととかもあってそっちに集中してたから」
花丸「そうなんだー」
梨子「なに、花丸ちゃんもみんながやってるゲームが気になるの?」
花丸「え!? マ、マルがゲームなんてできるわけないずらっ」
梨子「?」
花丸「マル、キーボード苦手だし、ゲームアカウント登録とかもさっぱりだし…」
梨子(仕組みはしってるんだね)
-花丸ちゃんのお部屋
花丸「まぁ、登録関連は全部マリちゃんに頼んでやってもらったんだけどね」カチカチ…
-ペコマル Lv51 プリースト
ヨハネ『おいっす、今からクエストでナザリック大墳墓行くけど一緒にどう?』ピコンッ
ペコマル『行きます〜!』ピコッ
ヨハネ『おk、モルとフォルも来るそうだからフルパすんのに他にも声かけとくわ』
ペコマル『は〜い』
花丸「えへへ、60になったらあの可愛いローブ装備できるし、楽しみずら〜♪」カチカチ…
モルツ『おっす』
フォルティ『こんばんは』
ペコマル『こんばんは〜!』
花丸「手強いモンスターばかりでドキドキしたー…」
-ペコマル Lv61 プリースト
ヨハネ『おつかれっ』
モルツ『おつっす』
ペコマル『おつかれさま〜』
フォルティ『おつかれさまです』
花丸「でも楽しかった〜♪」
ヨハネ『あー…明日学校ダルイ』
モルツ『ほんそれ』
花丸「ん?」
フォルティ『ヨハネさんて学生さんなんですか?』
ヨハネ『まーねー』
モルツ『同じく』
フォルティ『ほー、若いんですね』
ヨハネ『フォルっちは社会人?』
フォルティ『…………はい。そんなとこです』
モルツ『そういやみんなどの辺に住んでるん?』
ヨハネ『私とモルは静岡だけど』
フォルティ『私は関東です。お二人はリア友でしたっけ』
モルツ『うん。近所なんだー』
花丸「マルは知ってるけどー」
ヨハネ『ペコは?』
ペコマル『えっと…』
花丸「どこで正体を明かしてネタバラシするかあんまり考えてなかったけど…」
ペコマル『同じ…静岡です』
モルツ『え、そうなんだ。もしかして近くにいるのかも?』
ヨハネ『どの辺りなの?』
フォルティ『…………』
ペコマル『山奥ですよー』
ヨハネ『ってーと、どの辺だ?』
花丸「ふふ、まだ教えないずら〜」
モルツ『あ、よかったら今度遊ばない?』
ペコマル『……ん?』
ヨハネ『いいね。ひさしぶりに浜松方面に遊びに行きたいとおもってたし』
フォルティ『…………』
ヨハネ『フォルっちは今週末は…ちょっとしんどい?』
フォルティ『そうですね。けっこうかかっちゃうので週末すぐは厳しいです』
モルツ『そっかー残念。ペコマルは?』
ペコマル『えっと……今週ですか?』
ヨハネ『うん。もうじきテストだから今のうちにね』
モルツ『簡単なオフ会みたいなもんだよ』
花丸「あ、ここでドッキリネタバラシするのもおもしろいかな?」
ペコマル『いいですよー』
ヨハネ『おk、じゃあ土曜の13時に浜松駅南口のコンビニ前集合でいい?』
モルツ『りょ』
ペコマル『わかりましたー』
ヨハネ『フォルっちも時間あるときに遊べるといいね』
フォルティ『そうですね』
モルツ『社会人って連休とかあるん?』
フォルティ『いちおう、有給とか…お盆休みとかもあります』
ヨハネ『じゃあまた都合のいい時あったら教えてよ』
フォルティ『はい』
モルツ『あ、やば。さっさとお風呂入れってうるさいから落ちるよ』
ヨハネ『またね〜』
フォルティ『おつかれさま』
ペコマル『おつかれさまー』
-スクールアイドル部部室
善子「やっぱり今回のイベントバランスおかしいわよね?」
曜「ノルマは大変だけど、善子ちゃんフル回収しようとするからじゃない?」
果南「武器だけとれればいいかなー」
鞠莉「私は脱落したわ」
花丸(明日のオフ会の事は…話題にはださないかー……)
ルビィ「花丸ちゃん。明日遊ぼ〜」
花丸「ルビィちゃん……えっと、明日は…用事があって……」
ルビィ「ぅゅ、そうなんだ。じゃあお姉ちゃんでいいや」
ダイヤ「ルビィ!?」
梨子「……………」
-土曜日 浜松駅周辺
花丸「こっち方面にくるのひさしぶりずら……でも」
-南口セブ〇イレ〇ン
花丸「んふふ、二人ともきっと驚くずらよ〜」
善子『ま、まさかペコマルがあんただったなんて!?』
曜『すごい、花丸ちゃんてネトゲできたんだね!』
花丸「成長したマルの姿を見せる時がきたずら」キョロキョロ
花丸(っと、二人はまだかな……男の人が二人いるだけ……)ジー
「?」
「……あ」
花丸「ん?」
「もしかして、ペコマル?」
「え、マジで?」
花丸「ふえ?」
「あ、わかるかな……俺、モルツだよ」
花丸「え、ええっ!?」
「マジでペコ!?」
花丸「へ……あれ? よ、善子ちゃんは?」
モルツ「よしこ? 誰?」
花丸(ど、どういう事!? ヨハネって善子ちゃんじゃなかった……?)
ヨハネ「ペコって女だったんだ。てか、中学生?」
モルツ「あ、こいつヨハネだよ」
花丸「ヨハ……ネ……え、でもずっと女の人だと思ってた……です」
ヨハネ「キャラに合わせてっからなー」
モルツ「ただのネカマだろ。驚いた?」
花丸「」コクコク…
ヨハネ「こっちも驚いたっつーか、ペコ……可愛いじゃん」
モルツ「そうだね、驚いたよ」
花丸「あ……いえ……」
ヨハネ「まぁいいや、さっそくどっか行こうぜ」スッ
モルツ「どこいく?」
花丸「え…………」
花丸(どど、どうしよう…マル、男の人と遊びになんて行った事ないよぅ)
ヨハネ「無難なところでカラオケ行っとくか」
モルツ「あ、いいねー。ペコマルもそれでいい?」
花丸「カラオケ……あ、それなら…」
花丸(カラオケならルビィちゃんとも行った事あるから大丈夫かな…)
ヨハネ「じゃあいつものとこでいっか」
モルツ「あそこ部屋狭くない?」
ヨハネ「三人ならそうでもないだろー」
花丸「……………」
花丸「せ、狭いところ?」
ヨハネ「大丈夫、機材は最新のやつだぜ」
モルツ「少し前に流行ったコンテナ型カラオケボックスだよ」
花丸「そ、そうなんだ……じゃあ…大丈夫……かな?」
梨子「大丈夫じゃないでしょっ!」ヌッ
花丸「え、り、梨子ちゃん!?」ガッ
ヨハネ「だ、誰?」
梨子「この子の保護者です! 申し訳ありませんがこの子は連れて行きます!」グイ
モルツ「え?」
花丸「ち、ちょっと梨子ちゃん、痛いずら〜!」ズルズル…
梨子「いいから来なさい、このバカっ」タタタタ…
花丸「い〜〜た〜い〜〜〜ズラー…」
ヨハネ「………」ポカーン
モルツ「………」ボウゼン
梨子「取り敢えずこの辺までくればいいかな…」スッ
花丸「ちょっと梨子ちゃん、いい加減離して……あ」カクッ
梨子「まったく、ここまで見事に釣られるとは思わなかったよ…」
花丸「どういうことずら? てか梨子ちゃんはどうしてここに?」
梨子「知らない人、それも男の人にほいほいついて行くのがどれだけ危険か、わかってるの?」
花丸「で、でもさっきの人は知ってる人だし……」
梨子「会うまで男の人だっていうのもわからなかったくせに?」
花丸「そ、それは……そうだけど……」
梨子「ヨハネさんの名前も知らないよね?」
花丸「うぅ………って、あれ、梨子ちゃんどうして知ってるの?」
梨子「…………」
梨子「私がフォルティだからよ」
花丸「フォル……えっ!? フォルティさん? 梨子ちゃんが?」
梨子「正確にはフォルティッシモ、ね」
花丸「えーーーーー!!!」
梨子「ふふ、花丸ちゃんが逆にドッキリにかかったみたいね」
花丸「お、驚いたずら……」
梨子「じつは鞠莉ちゃんにお願いされてたんだよね」
花丸「え、マリちゃん?」
梨子「ネット初心者の花丸ちゃんが暴走しないか。変なのに騙されないか…」
花丸「どうしてそれを梨子ちゃんが?」
梨子「私もみんながやってるネトゲっていうのにちょっと興味があってね。これをきっかけにはじめてみたの」
花丸「梨子ちゃんも初心者さんだったのね」
梨子「ネットを介したチャットとかは経験あったからあんまりそうは見えなかったと思うよ」
花丸「すっかり騙されたずら」
梨子「鞠莉ちゃんから、花丸ちゃんが善子ちゃんにドッキリ仕掛けようとしてるけど、たぶん失敗するだろうから見ててあげてって」
花丸「見抜かれてるずら」
梨子「ちなみに善子ちゃんのキャラはヨハネじゃないよ」
花丸「え!? そっちも驚き……」
梨子「善子ちゃんのキャラは、堕天使ヨハネだよ」
花丸「………あ、なんか納得」
梨子「だいたいあのヨハネさんと善子ちゃんじゃ色々と繋がらないよ?」
花丸「どういうことずら?」
梨子「善子ちゃんは曜ちゃん達と、今やってるイベントをず〜っとやってるはずだよ」
花丸「それは知ってるけど、合間に違うジョブをあげるついでにやってたのかと……」
梨子「今回のイベントアイテム全回収するんだって、善子ちゃん息巻いてたでしょ」
花丸「うぅ、よくわかんない……」
梨子「とにかく善子ちゃんも違うジョブで遊んだりはしてるけど、ほとんどはイベントに集中してるよ」
花丸「詳しいね」
梨子「鞠莉ちゃんを通しての情報だからね」
花丸「梨子ちゃんも他のみんなに内緒でやってるの?」
梨子「うん。私は曜ちゃんにドッキリをやろうと思ってね♪」
花丸「恐ろしいずら……」
-夜 花丸ちゃんのお部屋
花丸「梨子ちゃんの言う事はわかるし、マルの認識が甘かったのは認めるけど…」カチカチ…
ペコマル『………こんばんはー』
ヨハネ『あ、ペコ! 今日どうしたの?』
モルツ『いきなり連れていかれたけど、大丈夫だった?』
ペコマル『あ、あの実は……私、お家の用事無視して遊びにいっちゃって…』
ヨハネ『そうだったの。それで怒られたのかw』
モルツ『それは大変だったねー。ちゃんと時間あるときにまた遊ぼ』
ペコマル『今日はホントに、ごめんなさい』
ヨハネ『いいよ、気にしないで』
モルツ『どんまい』
フォルティ『こんばんはー』
ヨハネ『お、フォルこん! おし、また稼ぎに行くか』
モルツ『おk−』
花丸「しかし、梨子ちゃんってばスラスラ話してたけどあれ全部嘘なんだよね……」
ペコマル『…………』
フォルティ『ペコさんどうしたの?』
ペコマル『いえ、なんでもないです』
フォルティ『今日のオフ会、どうでした?w』
ペコマル『え、えっと……』
花丸「む〜っわかってて弄るなんて鬼畜ずら……」
フォルティ『………w』
花丸「マルにはネットはまだまだ難しいみたいずら……」
花丸「あ、そういえば……堕天使ヨハネ……検索…っと…」カチカチ
-プレイヤー検索中……ピコン
花丸「…………バケモノだったずら」
-堕天使ヨハネ Lv846 カオスイーター
おわり
善子ちゃんナザリック大墳墓の10層にいそう
面白かった乙 ボンバーマンオンラインでレベル上げのためにお互い死にまくったこと思い出した 長さも内容もいい感じで一気に読んじゃいました(まとめ感) 花丸は慣れれば誰よりもパソコンを使いこなすイメージ 乙です、おもしろかった
頼まれてたとはいえ花丸ちゃんのピンチに駆けつける梨子ちゃんカッコいいな おもしろかった
自分がネトゲ初心者だった頃のことを思い出したわ マル「そう言えば水ゴリラも少しやってるとか言ってたずらね、、、、どこにいるずら」 >>60
静岡横断は初めて走ると腹立つレベルで遠く感じるね もちろんフォルテが来ないifルートも書くんだよな? 【スーパーマリオはわいせつだ!】
まず、男二人が主人公で、捕まるのは女性。これは明らかに女性差別です。
主人公が好色なイタリア人の男。これも子供の教育にはよくありません。
特に二人のあの鼻!!卑猥すぎます。
ブラザースが土管に出入りする、つまり穴兄弟です。
ピーチ姫って、ピーチですよ。オシリです。明らかに性の象徴じゃないですか!!
そして敵がクリボーにノコノコ。これらはキノコに亀です。
明らかに男性器を象徴しています。
ブラックパックンやパックンフラワーなんてもう・・・女性器そのままです。
ゲッソーも性器の形ですし、プクプクもまんま電動フグじゃありませんか!!
ハンマーブロスですって!!まぁ!!
パワーアップアイテムもそうです。キノコに花。これも男性器と女性器です。
しかも、大きくなるんですよ。勃起です勃起。子供には早すぎます。
あのスターってなんですか?よく男性の読むいかがわしい漫画で
女性の乳首や性器を隠すのに用いられるのが星マークですが、
それが逃げる、マリオが追いかける、
こういった姿は見せたくないものを無理やり剥ぎ取ろうとするレイプを連想させます。
あぁ、もう言い尽くせません。
マントマリオは当然女性器の俗称をもじったものですし、
しっぽマリオなんてネーミングも外見も全てがセクシャルハラスメントです。
コインを集めると1UP、これはお金さえ出せばもう一回できるということです。
コインがたくさん出るブロックなどを叩く姿などは
ピストン運動そのものではありませんか。
無限増殖はクローンの大量生産。倫理上とてもよくないことです。
さらに、クリアー時のお城は子宮、花火は女性の絶頂とまたは妊娠を表しています。
ドクターマリオが出てから女性の飲み物に
薬物を混入する事件が増えたと思いませんか?
マリオカートはレースゲームとしてイカサマ、妨害なんでもあり、
どんな手を使ってでも 良いゲームです。つまり、これはレイプです!
マリオゴルフは穴に入れますし、マリオテニスは男性性器をもじっています。
さらにマリオパーティーは乱交パーティーを連想させます。
まさにわいせつの宝庫ですね❤ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています