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【安価SS】黒澤ダイヤの実況、四日目
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0001>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 08:12:58.21ID:3MtS2eci
ダイヤさんが『ポケットモンスター オメガルビー』をプレイする様子を粛々と書き綴るSSです
たまに安価が発生します
0002>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 08:13:35.28ID:3MtS2eci
3レスでわかる3スレの振り返り 1/3

名前に惹かれて『ポケットモンスター オメガルビー』を始めることになったダイヤさん。
しかし善子の企てによりプレイングをニコ生配信することになってしまう。
視聴者はAqoursの面々だけだと思い込んでいるダイヤさんは、誰よりも真剣に喜び、怒り、泣き、笑い、ホウエン地方を今日も行く──!!
0003>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 08:14:12.46ID:3MtS2eci
3レスでわかる3スレの振り返り 2/3

ジムリーダーにマグマ団、行く手に待ち受ける数々の強敵達に時には快勝し、時には苦汁を味わわされ、一歩一歩確実に進んでいく黒澤ダイヤモンズ。
もくたんちゃん(ダイヤさんのプレイキャラ)率いる黒澤ダイヤモンズの、旅における至上命題は『仲間を傷付けないこと』。
幾度も膝をつきながらも、隣に立つ仲間達の声に応え、黒澤ダイヤの心は折れない!!
0004>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 08:14:51.09ID:3MtS2eci
3レスでわかる3スレの振り返り 3/3

決して平坦ならぬ旅路を経た黒澤ダイヤモンズは、遂に父親であるトウカシティジムリーダー・センリと対峙し、激闘の末、勝利を治める。
しかし、成長を讃えるセンリの声はどこか空しく胸を撫でる──幾戦ぶりかに訪れた仲間の戦闘不能が、ダイヤの心中にもたらした想いは。
再びパーティへと呼び戻したかずおと共に海を越え、一行は、ホウエン地方の東部大陸へと歩みを進める──
0006>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 08:17:11.91ID:3MtS2eci
【コメント制度】
ダイヤさんはプレイングを生放送で配信しており、全世界に向けてダダ漏れです。
安価とは別にコメントを送信することができ、文頭に【コメント】とある文章は生放送へのコメントと見なし、ものによってダイヤさんが反応したりそれに伴って流れが変わったりします。
たくさんコメントしてみよう!
0007>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 08:19:32.98ID:3MtS2eci
現在のパーティ

ジュプトル♀ くさ LV34 しんりょく
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、たたきつける
https://i.imgur.com/Ka4MAT8.png

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV31 いかく
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、バブルこうせん
https://i.imgur.com/mJFxzxk.png

かなん(ヤルキモノ)♀ ノーマル LV33 やるき
いわくだき、きりさく、いあいぎり、だましうち
https://i.imgur.com/3WokCcs.png

ようちゃん(ワカシャモ)♀ ほのお、かくとう LV30 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ニトロチャージ
https://i.imgur.com/es3gzk5.png

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV31 がんじょう
ほえる、はがねのつばさ、エアカッター、まきびし
https://i.imgur.com/fqo8N24.png

かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV27 いかく
ちょうはつ、たいあたり、かみつく、りゅうのいかり
https://i.imgur.com/QYE99gs.png
0008>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 08:21:37.83ID:3MtS2eci
ボックス控え

じゅっき(コイル) でんき、はがね LV14
でんじは、ちょうおんぱ、でんきショック、ソニックブーム
https://i.imgur.com/s5YVIHg.png

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV29 りんぷん
サイケこうせん、ヘドロばくだん、ぎんいろのかぜ、ベノムショック
https://i.imgur.com/Eh2UFrp.png

まり(ナックラー)♀ じめん LV22 ありじごく
すなじごく、いわなだれ、あなをほる、かみくだく
https://i.imgur.com/eX7dRqz.png

ソーナノ エスパー LV1 かげふみ
はねる、あまえる、アンコール
https://i.imgur.com/S9K0tGT.png

この他、道中普通に捕獲できるポケモンは全て捕獲済みで、ボックスに預けています。
ただしラルトスだけはいません。
0010>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 08:28:02.59ID:FP+pxgng
ダイヤ「ふう、このくらいでよいでしょう」ムフー

ダイヤ「…思えばこのなんということもない水上に随分と長居してしまいましたわ」

ダイヤ「そろそろ先へ進むとしましょうか。かずおさんもチマチマとわたくしのお水遊びに付き合うよりは思い切り泳ぎ回る方がよいでしょうからね」カチカチ

【コメント】一匹だけ種族名なのも可哀想かも。後でカイナシティに行って名前つけてあげれば?

ダイヤ「はい?なんのお話ですか?一匹だけ種族名…?」

ダイヤ「…」

ダイヤ「あ!」

ダイヤ カチカチ

→ポケモン

→ジュプトル

ダイヤ「ジュプトルちゃんのこと、ですか…」
0012>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 08:33:15.59ID:FP+pxgng
『ジュプトル ちか かなん ようちゃん ルビィ♡♡♡ かずお』

ダイヤ「確かに、他のコ達はそれぞれお名前があるものの、ジュプトルちゃんだけは特に付けてあげていませんが…といっても、」

──ダイヤ『この子には元よりキモリという立派な名前があるのだから、わたくしが下手にニックネームなど付けるわけにはいきませんわ!』

ダイヤ「手抜かりというわけでもないのよね」

ダイヤ「お名前を付けてあげていないとはいえ、それでジュプトルちゃんへの愛情が劣るということもないし、別に──」

ダイヤ「…」
0015>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 08:41:38.29ID:FP+pxgng
カイナシティ


──【コメント】一匹だけ種族名なのも可哀想かも。後でカイナシティに行って名前つけてあげれば?

ダイヤ「わたくしの記憶が正しければ、カイナシティでお名前に関するお話が出たのは確かこのお家だけだったと思いますが…」カチカチ

ダイヤ「お邪魔いたします」

姓名判断師『はいはい、私は姓名判断師。もしよければキミのポケモンのニックネームを占ってあげるけど、どうかな?』

ダイヤ「占いをしていただきたいわけではないのですが…」
0016>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 08:44:45.02ID:FP+pxgng
ダイヤ カチカチ

姓名判断師『ふーむ、ジュプトルか、とてもいい名前だね。だがもしよければ私がもう少しだけいい名前を考えてあげるけど、どうかな?』

ダイヤ「…」

ダイヤ (以前立ち寄った際もそうでした)

ダイヤ (興味半分でかなんさんの名前を占っていただき、同じようなことを言われた)

ダイヤ (正直、ここで『はい』と答えたくない。なぜなら、)


ダイヤ (このままだとこのおじさんに大切なジュプトルちゃんの新しい名前を決められてしまうから──!!) ドーン
0020>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 08:50:37.43ID:FP+pxgng
ダイヤ (いえ、いえ。さすがにわかります)

ダイヤ (不慣れながらここまでオメガルビーを進めてきたのだから、さすがのわたくしにもわかります。ニックネームを変更する機会として設ける措置として、これが妥協点であることくらい)

ダイヤ (通常、ポケモンのニックネームは仲間になった時点で決めるもの)

ダイヤ (それを例えば後回しにしたとか、うっかり忘れてしまったとか、あるいは今のわたくしみたいに心変わりをする場合もあるでしょう)

ダイヤ (ではそんなとき、新しいニックネームはどういう風に付けてあげるのが最も『違和感がない』か?)

ダイヤ (まさか、一緒に旅をしていて突然『あなたは今日から○○ちゃんよ』と別のお名前を与えられるなど、不自然極まりない)

ダイヤ (その点、姓名判断師さんというのは持ってこいです。姓名判断は現実的にもありふれた行いだし、その結果を受けてプロに新しい名を頂くというのは、非常に自然だわ)

ダイヤ (わかっている。そんなことくらいは重々承知だけれど………ッ!)
0023>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 08:54:49.17ID:FP+pxgng
ダイヤ グヌヌヌヌヌ………

ダイヤ …………………カチ

→はい

姓名判断師『よし、私に任せなさい!』

ダイヤ「オネガイイタシマス」ぶう

『ジュプトルの 新しい ニックネームは?』

ダイヤ (当然のことながら、ここはわたくしが自分で決められる)

ダイヤ (これすらも本当におじさんから与えられるようであれば、一も二もなくリセットしていたところだけれど)

ダイヤ「…最も大事な目的を前に、些事は切り捨てて然るべき。ですわね…」カチカチ
0026>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:03:06.79ID:FP+pxgng
りこちゃん♡『…』

ダイヤ「ジュプトルちゃん」

ダイヤ「今日からあなたのお名前はりこちゃん♡よ!」

ダイヤ「ご安心なさい。これは姓名判断師さんのわずかな助言のもとわたくしが丁寧に丁寧に考えたお名前ですからね。決して見知らぬおじさんが付けた名前などではないわ」

ダイヤ「よしこさんやちかさんと違って、じゅ…りこちゃん♡は、進化をすると呼び方が変わってしまう状態にあったのよね」

ダイヤ「わたくしもそれは気になっていて、できることならば一貫したお名前で呼びたいと思っていたものですから…」

ダイヤ「りこちゃん♡」

ダイヤ「…うふふ、なんだか少し照れ臭いわね」

ダイヤ「梨子さんのようにみんなを優しく守ってくれる存在であれと、そう願いを込めたお名前ですわ」

ダイヤ「さて!それでは気持ちも新たに、いざ東部大陸へ進むといたしましょう!」オーッ
0028>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:06:59.89ID:FP+pxgng
ダイヤ ♪フンフフフン カチカチ

ダイヤ「♪ちかちゃんは〜つぶらな瞳でパタパタと〜」

ダイヤ「♪ようちゃんは〜頼れるみんなの用心棒〜」

ダイヤ「♪りこちゃん♡は〜優しい木漏れ日春の朝〜」

ダイヤ「♪よ〜しこさんは〜ドクケイル〜」

ダイヤ「♪か〜なんさんは〜ちからもち〜」

【コメント】ダイヤさんこんチカー!千歌ってアメモースに似てるんだ〜

ダイヤ「え?」
0029>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:11:48.24ID:FP+pxgng
ダイヤ「お、ぇ、お…?ち、千歌さん…なの…?」

ダイヤ「いえいえ、まさかね。まさかまさか、千歌さんはこういうゲームやネットなどなさらないでしょう、どうせ善子さんか鞠莉さんあたりのいたずらに決まって」

【コメント】おかえりなさいなのだ

ダイヤ「会話が成立しましたわァーーーっ!!」ヒィィィーーー!

ダイヤ「ご、ごきげんよう、千歌さん。いいいいけませんわねェ、こんな天気のよい日に引きこもってパソコンを眺めているなんて!外に出て果南さんとランニングでもしたらとても気持ちいいわよ、きっと!」

ダイヤ「あの、そう、別に千歌さんがアメモースに似ているかどうかという話は、」

ダイヤ「………まあ、似ているなと思ったからそう名付けたのですけれど」
0030>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:14:51.57ID:FP+pxgng
ダイヤ「だってご覧なさい」カチカチ

→ポケモン

→ちか

→ようすをみる

ちか『キシュウルッ!』パタパタ…

ダイヤ「アメタマだった頃の姿はご存じでないかもしれませんが、この大きな瞳は進化前から健在なのです」

ダイヤ「頭半個分ほど低い位置から見上げてくる千歌さんのくりっとした瞳にそっくりではありませんか」

ダイヤ「…」

ちか『…』パタパタ…

ダイヤ「はあ〜〜ちかさん、かわいい…」ウットリ
0032>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:21:31.19ID:FP+pxgng
ダイヤ …コホン

ダイヤ「不意のことでやや取り乱しましたが、ええ、おっしゃる通り千歌さんはアメモースに似ているとまで言わずとも、愛らしい共通点があるのです」

ダイヤ「ですからなにか邪推をするような真似はせず、素直に賛辞と受け取ってくださいな」

ダイヤ「それにしても、千歌さんにまでオメガルビーのことが知れてしまっているとは。…善子さんが吹聴しているのならば当然のことかしらね」カチカチ

ダイヤ「よいですけれど、善子さんのように意地悪なことをしてもくたんちゃん達を困らせないようにしてくださいね」

ダイヤ「ふふ、とは言っても千歌さんがオメガルビーに詳しいとは思えませんし、わたくしという指揮官を超えてもくたんちゃんに悪意を届かせられるなどとは到底──」

【コメント】ダイヤさんってクチートに似てるよね

ダイヤ「はい?クチート?なんですかそれは、まさかわたくしの知らないポケモンではないでしょうね!?」

【コメント】从c*^ヮ^§

ダイヤ「なにわろ!!」ンマーッ
0034>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:30:24.13ID:FP+pxgng
118番道路


もくたん(陸地のすがた) トン

ダイヤ「到着っと」

ダイヤ「う〜ん、広大な海原を期待していたけれど、ここもたいしたことありませんでしたね…」

ダイヤ「タウンマップを見るに、もっと西へ行くしかないようですか。ごめんねかずおさん、存分に泳ぎ回れるようになるまでは、もうしばし我慢してちょうだいな」

釣りおやじ『…』

ダイヤ「あら。あの方、珍しい…釣りをなさらないのでしょうか」

──釣りおやじ『お嬢ちゃん、釣りは好きかい?』

──釣りおやじ『なに!釣りをしたことがないのか!そいつは大変だ!こいつをやるから今すぐ釣りな!』

──『もくたんは ボロのつりざおを 手に 入れた!』

ダイヤ「陸向きの釣りの方といえば、あのおじさまはお元気でしょうか。あれからムロタウンに立ち寄ることもなかったもので、随分とご無沙汰してしまっていますわね」

ダイヤ「近く会いに伺って、上達したわたくしの釣りの腕前を!こう!見せてさしあげなくては!」フンッフンッ
0035>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:34:11.30ID:FP+pxgng
ダイヤ「と、素振りはこのくらいにして…」

ダイヤ「こちらはこちらでポケモントレーナーがいますわね。さて、いくらか久し振りのような気もしますが、わたくし達の特訓に付き合っていただくとしましょうか」コキコキ

ダイヤ「まずはそこのお二人組──」

【コメント】ちょっと通りますよ

ダイヤ「え?わ、すみません。周りを見きれていませんでした」

ダイヤ「…」

ダイヤ「……」

ダイヤ「………?」

ダイヤ ハッ

ダイヤ「ちーかーーさーーーん〜〜〜〜っ!」コラーッ
0037>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:38:01.14ID:FP+pxgng
ダイヤ「残るはおじさまお一人。ポケモン勝負の準備はよいですか?」カチ

釣りおやじ『む!』

ダイヤ ザッ…

釣りおやじ『むむむ!』

ダイヤ「…」カマエ…

釣りおやじ『むむむむむむむ!!』

ダイヤ「な、なんですか…?ポケモン勝負を始めるのではないのですか…?」

釣りおやじ『キミ、釣りざおを使い込んでいるようだね』

ダイヤ「へ?はあ、とある方から頂いたもので大事に使わせていただいていますが…」

釣りおやじ『しかし甘いな!』

ダイヤ「はい?」
0038>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:41:33.90ID:FP+pxgng
釣りおやじ『その釣りざおでは出会えるポケモンに限りがある!そうだろう!』

ダイヤ「なっ」

ダイヤ「おじさまから頂いた釣りざおをばかになさるのですか!?」

──『コイキングを 釣り上げた!』

──『コイキングを 釣り上げた!』 

──『コイキングを 釣り上げた!』 

──『トサキントを 釣り上げた!』

ダイヤ グ…

ダイヤ「た、確かに出会えるポケモンの種類はそう多くありませんが…それはきっとわたくしの腕前が関係しているのであって、決しておじさまの釣りざおが悪いわけでは…」
0039>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:46:51.06ID:FP+pxgng
釣りおやじ『そこでコイツの出番だ!』

『もくたんは いいつりざおを 手に入れた!』

ダイヤ「………………ぇ」

釣りおやじ『水辺を見かけたら釣りざお!釣りざお!』

ダイヤ「こ、こんな…っ、物で釣ろうなどと、わたくしにはおじさまから頂いた立派な釣りざおが…」

釣りおやじ『珍しいポケモンが釣れたら、おれにも見せておくれよ!』

ダイヤ「はいいっ!ありがとうございますぅ!たくさん釣ってみせますわ!!」チョローン


こうしてもくたんは、引き続き足止めを喰うのであった…
0040>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 09:52:07.34ID:FP+pxgng
と、こんなところで。
随分とお待たせしてしまいましたが再開していきたいと思います
早々に見つけて保守してくださってありがとうございます
0046名無しで叶える物語(茸)垢版2019/07/01(月) 12:45:06.08ID:J3T9v3+F
いきワレェ!がんばー
0048>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:14:54.28ID:DnTHg/B3
ダイゴ『もくたんちゃん、だったね』

ダイヤ「!」

ダイヤ「こ、この方は──ダイゴさん!」

──ダイゴ『この荷物をある人物に届けてほしいんだ』

──ダイゴ『カイナシティの造船所にいるクスノキさんという方に渡してくれるかい。それじゃ、ボクは先を急ぐから』

──ダイヤ『なんですかその頼み方は!』

ダイヤ「あろうことかわたくしを伝書鳩のように使ったこと、忘れてはいませんわ」

ダイヤ「ふっふっふ、去り際の言葉を覚えているでしょう。ここで会ったが百年目、ポケモンバトルをイヤとは言わせません」

ダイゴ『こんなところで会うなんてね。うん、ポケモンもよく育てているみたいだ』

ダイヤ「当然でしょう。わたくし達の旅はあなたに現実の厳しさを教えるための修行の旅なのですからね…!」ジリ…

ダイゴ『キミはなんだか放っておけないトレーナーなんだよね。それじゃ』

ダイヤ「お待ちなすァ!!」
0049>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:18:22.01ID:DnTHg/B3
ダイヤ「ご自身の用件は一方的に話すくせにこちらの話には耳を貸さないというのですか!?」

ダイヤ「考古学の権威だかどうだか知りませんが、ちょっと横暴が過ぎるというものでしょう!」

ダイヤ「あなたにはなにがなんでもポケモンバトルに付き合っていただきます!さあ、背を向けていないでなんとか言いなさいな!」

『ひゅあーん!!』

ダイヤ「意味のあることを言いなさいな!!!」

ダイゴ『!?』

ダイヤ「ん──えっ、なん…ですか…?」

ラティアス『ひゅあーん!』

ダイヤ「わ、誰ですか!ポケモン…です、よね…」
0051>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:22:26.70ID:DnTHg/B3
ダイゴ『僕達に背中に乗れと言っているのか…?』

ダイヤ「え、そ、そうなのですか?」

【コメント】妹キター!!

ダイヤ「い、妹?ルビィ!?」キョロ

ダイゴ『準備はいいかい、もくたんちゃん。行こう!』ピョン

もくたん ピョン

ダイヤ「めっちゃ跳ぶやん」

ラティアス『ひゅあーん!!』キィィィ…

ダイヤ「わ、わ…わ……!」

ダイヤ「空を、もくたんちゃん達、空を飛んでいますわ!すごい…!」

キィィィン……
0052>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:28:46.35ID:DnTHg/B3
南の孤島


ダイゴ『なんだろう、ここは。まるで夢か幻の中にでもいるような…不思議な気分だ…』

ダイヤ「勢い連れられてきてしまったけれど、これは一体どういう状況なのですか」

ダイゴ『待てよ、確かこの島…』

ダイゴ『もくたんちゃん、奥を捜索しよう。ラティアスがここに連れてきたということは、僕達になにかを求めているのかもしれない』

ダイヤ「は?」

ダイヤ「もしこの、ラティアスさん…が困っているのならば手を貸すことにはもちろん吝かではありませんが」

ダイヤ ジト…

ダイヤ「ラティアスさんもあなたの差し金で動いているのではないでしょうね…まるで偶然を装って、またぞろわたくしを手駒のように使おうという腹積もりなのではないと、証明することはできますか?」カチ

ダイゴ『一旦118番道路に戻るかい?』

ダイヤ「いえ戻りませんが」

ダイヤ「…まあよいでしょう。なにかの罠だとしても、この黒澤ダイヤモンズの手で返り討ちにして差し上げますわ」
0053>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:34:07.32ID:DnTHg/B3
ダイヤ「捜索と言っても、そう広い島でもないようね」

ダイヤ「一体ここはどこなのかしら。飛んできたから当然とは言え、島の奥へ進む以外に陸地は続いていないようですし」

ダイヤ「周囲は海と滝」カチカチ

ダイヤ「でありながら、かずおさんで波に乗ることもできない、と」

ダイヤ「ラティアスさんがいなければ来ることも戻ることもできない孤島など、ますます怪しい気がしますが…」チラッ

ダイゴ『…』

ダイヤ「捜索と言いつつ微動だにしない人もいますし」

ダイヤ「…奥へ進んだ途端に四方を凶悪なポケモン達に囲まれるなどという展開は勘弁してほしいわね」カチカチ
0054>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:38:38.22ID:DnTHg/B3
南の孤島 奥地


ラティオス『…』

ダイヤ「…!」

ダイヤ「あれ…?先ほどまで島の入り口にいたと思いましたが、いつの間にこちらへ…」

ダイヤ「いえ、どこか先ほどと違うような…」ジッ

ダイゴ『ラティオス…!』

ダイヤ「あらダイゴさん。やっと来ましたか」

ダイヤ「驚いている様子を窺うに、ご自身が仕組んだものではないのだと判断してもよさそうですが。だったらいよいよわたくし達がここへ連れてこられた理由が──」

カガリ『………………先客』

ダイヤ「…え?」
0055名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/01(月) 19:39:18.09ID:jJ/RW6rf
【コメント】

       メノ^ノ。^リ

メノ^ノ。^リ  |c||^.- ^||   メノ^ノ。^リ

       メノ^ノ。^リ
0057>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:46:11.08ID:DnTHg/B3
下っ端『か、カガリさん!こいつです、我々の邪魔をする例の子どもというのは!』

ダイヤ「我々の…?」

ダイヤ「って、ああ!その格好はマグマ団の方々ですか!?」

ダイヤ「えんとつ山でもくたんちゃん達がマツブサに勝利して以来、久しいですが…」

ダイゴ『…ふむ、なるほど。ラティアスはこの危機を察知して、僕達に助けを求めたのかもしれないな』

ダイヤ「危機を…?」

カガリ『………………邪魔物は、排除』

下っ端『ぶっ倒してやるぜ!!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「なんだかよくわかりませんが、襲ってくるのならばお相手いたしましょう。ダイゴさん、お手持ちのポケモンが心もとないようであればおとなしくもくたんちゃんの後ろにでも──」

ダイゴ『準備はいいかい、もくたんちゃん。一緒に戦うよ!』

ダイヤ「──へ?」


『マグマ団の 幹部の カガリと 下っ端が 勝負を 仕掛けてきた!』
0058>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/01(月) 19:50:19.07ID:DnTHg/B3
がっつりイベント噛むとどうもテンポがよくないな
キリ悪くなりそうなのでここで。

安価
カガリ戦の先鋒 >>60
※ 相手はバクーダ(LV31)とベトベター(LV29)、ダイゴはメタング(LV35)です。
0061>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 21:24:47.66ID:3MtS2eci
>>7

すっかり忘れてたけど、かずおはなみのりでたいあたりを上書きされた


かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV27 いかく
ちょうはつ、なみのり、かみつく、りゅうのいかり
0062>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 21:28:33.46ID:3MtS2eci
『カガリは バクーダを 繰り出してきた!』

『マグマ団の 下っ端は ドガースを 繰り出してきた!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「相手はバクーダとドガース…ですか。いずれもそれなりに思うところのある顔ぶれではありますが、こちらは──」

『ダイゴは メタングを 繰り出した!』

もくたん『いっておいで!かずお!』

かずお『ギャォオスッ!』

ダイヤ「──波に乗り勢いに乗り、今や誰にも止められないかずおさんですわァ!」

ダイヤ チラッ

メタング『…』

ダイヤ (…えっ、なにそのポケモン………)


参考画像
https://i.imgur.com/Awf2bEC.png
0063>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 21:33:08.34ID:3MtS2eci
メタング『…』ヌーン

ダイヤ (無機物然とした出で立ち、感情を窺えぬ瞳、まるでじゅっきさんを見ているようですわ…)

ダイヤ (…あ、しかもこのポケモンも性別がない。ますますじゅっきさんのような…)

ダイヤ (もしかして、レアコイルが進化した姿だったりして…いやいやまさかね…)

『かずおは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「はっ!すみません、お待たせいたしました!」

ダイヤ「しかしこの対面、かずおさんが取るべき行動に迷いなどない!おやりなさいな、かずおさん!」カチー

『かずおの なみのり!』ザバァァアアッ

ダイヤ「この巨体から繰り出されるなみのりに、ほのおタイプのバクーダではひと溜まりもないことでしょ──う…!?」
0064>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 21:41:12.48ID:3MtS2eci
『バクーダに こうかは ばつぐんだ!』

バクーダ『…』

ドガース『…』

ダイヤ「ば、バクーダのみならず全員にダメージが…」

ダイヤ (このような二対二の戦闘の場において、相手を二匹とも攻撃する技ならばこれまでに何度か見た。ホムラのグラエナが使ったバークアウトなどがそう。しかし、まさか…)

メタング『…』

ダイヤ (味方であるメタングにまでダメージが入ってしまうとは…)

ダイヤ (幸い、ダメージの量そのものはたいしたものではない。レベルに大きく差を付けられていることが吉と出たわね)

ダイヤ (その分、バクーダにもドガースにもそれぞれ体力の半分以上を削るほどのダメージを与えることができた。一度の攻撃でこれだけの功績を残せたのは大きい、けれど…)

『ダイゴの メタングの しねんのずつき!』ウウウウ…ドンッッ

『ドガースに こうかは ばつぐんだ!』

『相手の ドガースは 倒れた!』

ダイヤ「…ナイスです、ダイゴさん」


ダイヤ (…これでは、やっていることはじばくと大差ない──!)
0065>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 21:47:34.70ID:3MtS2eci
『相手の バクーダの だいちのちから!』

『メタングに こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「!」ハッ

メタング『…』

ダイヤ「ぁ、ぶな…」

ダイヤ (ギリギリのところで踏みとどまってくださった…)

ダイヤ (もしこれが、かずおさんのレベルがもう一つか二つでも高かったとしたら)

ダイヤ (先のなみのりと合わせて、メタングは倒れてしまっていたのでは…)

ダイヤ「…くっ」

ダイヤ「まだまだ、わたくしには知らないことが多すぎるようですね」

ダイヤ「かずおさん」

ダイヤ「バクーダにとどめを刺しなさい──りゅうのいかりでね」カチ


『マグマ団の カガリと 下っ端との 勝負に 勝利した!』
0066>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 21:54:45.11ID:3MtS2eci
下っ端『くそー、またもこの子どもに邪魔されるなんて!』

カガリ『………………キミの味、覚えたから』

カガリ『………………必ず手に入れてみせる』

カガリ『………………また、今度ね』タタタ…

ダイゴ『行ったか』

ダイゴ『ありがとう、もくたんちゃん。やはりキミの腕前は確かだ、ポケモンとの息も合っていた』

ダイヤ「いえ、わたくしは戦うたび自身の未熟さに気付かされますわ。今回もダイゴさんのメタングを窮地に立たせてしまって、申し訳ありませんでした」

ダイゴ『さて、当面の脅威は去ったようだが、もくたんちゃん』

ダイヤ「はい?」

ダイゴ『どうやらこのラティオスは、キミの傍にいたいみたいだよ』

ダイヤ「………はい??」
0067>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 21:59:51.02ID:3MtS2eci
ダイゴ『ラティオスは優しい心の持ち主以外には決して心を許さないと聞いている。キミは見初められたみたいだね』

ダイヤ「え、や、はあ、それはありがたいことですが…」

『ラティオスが 手持ちに 加わった!』

ダイヤ「まだイエスともノーとも言っていませんが」

ラティオス『ひゅあーん!』

ダイヤ「ひゅあーんではなくてね?」

『手持ちが 六匹を 超えました!ボックスに 送る ポケモンを 選んでください!』

ダイヤ「どう考えてもあなたでしょう!」カチカチ…


ダイヤ「なぜあなたが居座り他のコをボックスへ送らなければならないのですかァ!!」
0068>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/01(月) 22:04:24.61ID:3MtS2eci
今日はここまで。

ヒマワキシティ到着までで誰かを手持ちに加えるか >>70
※ カクレオン、トロピウス、キバニア、ヒンバス、ポワルン、誰も加えない、のいずれか。誰かを手持ちに加える場合、ボックスへ送るポケモンも併せて指定。
0073>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/02(火) 05:44:24.19ID:G6PvecSL
ようちゃんの技を決めあぐねているので安価を出してもよいですか

LV31 ビルドアップ習得
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ニトロチャージ

上記五つの技からどれを諦めるか >>75
0077名無しで叶える物語(店)垢版2019/07/02(火) 10:28:20.80ID:jTIYkGzx
これニコ生だったんだ
0079>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 18:21:58.98ID:csfaM4Vx
『ボックスを 整理する』

ダイヤ カチカチ

『りこちゃん♡ ちか かなん ようちゃん ルビィ♡♡♡ かずお』

ラティオス『…』

ダイヤ「まったくもう、無理やり旅に同行などと、やや勝手が過ぎるわよ」

ダイヤ「わたくし達の仲間になりたいと思ってくださるのはとても嬉しいですが、だからといって自分勝手な振る舞いをしてはいけません。何事にも経るべき手順というものがあります」

ダイヤ「よいですか、いずれあなたの力を借りる日も来るでしょう。だからそれまで、よしこさんやじゅっきさんから教えを乞うていなさいな」

ラティオス『…』シュン

ダイヤ「…いえ、その、わたくしも言葉がきつかったことは謝りますわ。想定していなかったことで驚いてしまったもので」

ダイヤ「やり方が強引であったというだけで、あなたの気持ちはとても嬉しく思いましたから。今はこちらの皆さんと仲良くしていてくださいな」

ラティオス『…』つラティオスナイトと ソッ…

ダイヤ「…」
0080>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 18:28:10.00ID:csfaM4Vx
ダイヤ「そういえば…」

──ダイゴ『ラティオスとラティアスは、ポケモンの新たなる可能性、メガシンカの秘密を守る存在なんだ』

──ダイゴ『ラティオスがキミにかしずいたこともそうだけど、そのラティオスナイトこそがなによりの信頼だ』

──ダイゴ『もくたんちゃん』

──ダイゴ『僕からはキミにこれを託そう。メガストーンと合わせてメガシンカに必要となる道具だ』

──ダイゴ『キミなら正しく使いこなすことができると信じているよ』

──『もくたんは メガバングルを 手に入れた!』

ダイヤ「…と、なんだか説明されたようでその実なにも聞かされていないような気持ちですが、メガバングルとやらを頂いたのでしたね」カチカチ

→たいせつなもの

→メガバングル

ダイヤ「メガストーンと合わせてメガシンカに必要となる道具…」

ダイヤ「まあ、いずれお世話になるときもあるでしょう。今はよくわかりませんし、ひとまず気にしないでおくことにしますわ」
0082>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:05:38.76ID:csfaM4Vx
123番道路


ダイヤ「戻ってきましたわ!」

ダイヤ「ラティオスさんが無茶なことをなさるものだから、一旦ボックスへと飛んでいただいたようちゃんをキンセツシティで連れ戻し、やっとのことです」

ダイヤ「ここでも道が分かれていますが、海に近づく東へと歩を進めましょう」カチカチ

【コメント】メガシンカって設定上では苦痛になるポケモン多いんだよね

ダイヤ「む」

ダイヤ「苦痛…ですか」

ダイヤ「そもそもわたくしはメガシンカについてほとんど理解していないも同然ですが、殊更必要なものではないし、その上でポケモン達にとって苦痛となるならば追及する理由はますますないわね」
0083>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:13:34.94ID:csfaM4Vx
ダイヤ「そんなことよりも、すっかり戦意を削がれてしまって…ダイゴさんをまんまと取り逃がしたことの方が問題です」カチカチ

ダイヤ「一度協力体制を敷いたからといってわたくしが先の件を許したとは思わないでほしいものですわね」

ダイヤ「あのメタングとかいう奇異なポケモンも気になりますが…」

ダイヤ (さすがにレアコイルからの進化というのは飛躍した思考にしても、すでに出会った誰かが進化した姿なのかしら。ゴツゴツして、それでいてトゲなんかも生えていて、特徴的な瞳で──)

ダイヤ (あまり、似た印象のポケモンは思い浮かばないけれど) カチカチ

ダイヤ「あら、こんなところにお家がありますわ。失礼いたします…」
0085>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:20:43.44ID:csfaM4Vx
木の実名人『や!それはホエルコジョウロかい。お嬢ちゃんは植物が好きなようだね』

ダイヤ「あ、これですか。以前立ち寄ったお花屋さんで頂いたのです。うふふ、植物は大好きですわ」

木の実名人『そんなお嬢ちゃんにはこのきのみをあげよう!』

『もくたんは マトマのみを 手に入れた!』

ダイヤ「トマトの実…!こちらの世界にもトマトがあるのですね。わざわざ『実』と言うあたりが可愛らしいですが」クスッ

木の実名人『ほれ、もう一個!遠慮せずに持っていきなさい!』

『もくたんは ゴスのみを 手に入れた!』

ダイヤ「まあ、二つも!」

木の実名人『もっときのみが欲しければ、また明日来なさい。サン・トウカもよろしくな!』

ダイヤ「おじいさま、もしかしてサン・トウカの関係者でいらっしゃるのですか。実はこのホエルコジョウロは、サン・トウカの店員さんに頂いたものなのですよ」

ダイヤ「わたくしの方からも、サン・トウカの皆さんによろしくお伝えくださるようお願い申し上げますわ」ペコッ
0086>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:27:54.76ID:csfaM4Vx
木の実名人の妻『お嬢ちゃん、こんな言葉を聞いたことがあるかいね。半分は覚えとるんだがな、半分が思い出せんでな』

ダイヤ「まあ…」

ダイヤ「わたくしがおばあさまに勝る知識を有しているとは思えませんが、聞かせてくださいな。僭越ながらお力になれるかもしれませんわ」

木の実名人の妻『あのなあ、「かっこいい なんとか」じゃ。確かポケモンの名前が入ったと思うんだがな…』

ダイヤ「かっこいい…?」

『言葉を 選ぼう!』

ダイヤ「────!!」ピーン

ダイヤ「わかりますわ!」

ダイヤ「かっこいいポケモンというのならば、これで…」カチカチ

『かっこいい ギャラドス』ドーン

ダイヤ「間違いありませんわっ!」

木の実名人の妻『こんな言葉じゃったかのう…しかし考えてくれてありがとうよ。これはお礼だよ』

『もくたんは チーゴのみを 手に入れた!』

ダイヤ「大正解のようね!お役に立ててなによりですわ!」ニコニコ
0087>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:31:04.24ID:csfaM4Vx
もくたん トコ…

ダイヤ「ん」

ダイヤ「裏手にも道が続いているのね」

ダイヤ「そういえば、おばあさまが『裏に生っているきのみも好きなものがあればもってお行き』と言ってくださいましたわね」

ダイヤ「木の実名人と言われる方のお庭がどんなものか、ぜひ見ていくとしましょう」カチカチ…


ダイヤ「おほーーーっ!きのみだらけですわーーーっ!」
0088>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:36:24.79ID:csfaM4Vx
119番道路


→きのみ

→カシブのみ、ハバンのみ、ナモのみ、リリバのみ、ホズのみ、ロゼルのみ………

ダイヤ「すっかりはしゃいで根こそぎきのみを獲ってしまった」

ダイヤ「きちんと元の場所には一つずつ植え直してきたから大丈夫だとは思うけれど…」

ダイヤ「しかし、こうして見ると興味深い効果のきのみが多いですわね。これまではオレンのみやモモンのみなど、わかりやすいものばかりでしたが、上手く使うことでよりりこちゃん♡達の戦闘を優位に進められそうね」

ダイヤ「…と、123番道路は東に続いているものの段差に遮られて進むことができなかったから、今はこちらに来るしかないのだけど」


シトシト…


ダイヤ「…雨が降っていますわ」
0090>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:44:44.78ID:csfaM4Vx
ダイヤ「アスナさんと戦ったときは、マグマッグやコータスのにほんばれによって戦闘の場が『ひざしが強い』状態へと変わった」

ダイヤ「111番道路の砂漠では砂嵐が吹き荒れており、砂が苦手なコはちくちくとダメージを受けていた」

ダイヤ「順当に考えれば、この雨も戦闘の場においてなんらかの異常を引き起こす…の、かしらね」

ダイヤ「なんにせよ、その実情が明らかになるまでは細心の注意を払いましょう」カチカチ

【コメント】☔|c||^.- ^||☔

ダイヤ「で、出ましたわね。そのなんだか、その…よくわからない……」

ダイヤ「ですが、雨が降っているというのに傘を差さないというのは、確かに不用心ね。モンスターボールに入っているりこちゃん♡達はいいとして、もくたんちゃんは雨ざらしだもの」

ダイヤ「どこかで傘をお借りできればよいのだけど…」

【コメント】ダイヤさんなら鋼タイプ似合いそうじゃない?何となく

ダイヤ「はい?」
0092>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 19:54:16.84ID:csfaM4Vx
ダイヤ「は、はがねタイプが…?そうですか?考えたこともありませんでしたが…」

ダイヤ「はがねタイプといえばじゅっきさんですが、キンセツシティでボックスへと残っていただいたきり、お会いしていませんわね」

ダイヤ「他にもまりさんと、もちろんよしこさんと、一緒に旅路を行きたい方はたくさんいるわ。どこかキリのよいところで今のコ達と交替してみなければね」

【コメント】テッカグヤとかカミツルギも割と合いそう

ダイヤ「て、てっかぐや…?かみつるぎ…?」

ダイヤ「この会話の流れからしてポケモンの名前なのでしょうが、わたくしの知らないポケモンの名前を言われても…」

【コメント】ダイヤちゃんってグレイシアにも似てて可愛いよね

ダイヤ「だぁかぁらぁ!」

ダイヤ「はがねタイプのポケモンを次から次に列挙されてもわたくしにはわかりません!そうおっしゃるのならどこで出会えるのかくらい一緒に教えてくださいな!」
0093>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/02(火) 20:04:48.16ID:csfaM4Vx
オメガルビーではラティオスが、アルファサファイアではラティアスが、それぞれ南の孤島イベントで強制加入します
たぶんメガシンカのために。

それともう何回目かの更新の際、かなんがケッキングの進化レベルに到達します
0095名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/02(火) 20:26:26.87ID:1nMvmS8P
【コメント】テッカグヤもカミツルギもオメガルビーだと出現しないんだ、、、グレイシアはまずイーブイを捕まえてあさせのほらあなに、、、
0096名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/02(火) 20:28:48.32ID:1nMvmS8P
【コメント】マリーがタマザラシに似てるってずっと思ってて、そのあさせのほらあなってところに出るからストーリーに直接関係ないけど見つけたら行ってみてもいいかも
0097名無しで叶える物語(茸)垢版2019/07/02(火) 21:08:32.85ID:sHm8qyAD
【コメント】∬( c||^ヮ^|| 雨が降ってるとパワーアップするポケモンもいるな〜ん
0100名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/02(火) 23:43:42.40ID:gFTxTdg2
【コメント】センリ戦でケッキング怠けてたよね……そんなポケモンが他にもいたような……
0101名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/03(水) 00:31:05.49ID:Rx6hFjgP
【コメント】ここは一つ、彼女に判断を委ねてみてはどうか?

ケッキング進化時に使えるようなら
0102>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 05:21:45.70ID:y2IWRbyX
『相手の ユンゲラーの じこさいせい!』

ダイヤ「む!小癪な…せっかく与えたダメージを回復されてしまったわね。自身で体力を回復することができるのはやはり非常に強いようですわ…なまけるを忘れさせたのは間違いだったでしょうか」ムムム…

『相手の ゴーリキーの めざましビンタ!』

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「くっ、かなんさん唯一の弱点を…!ですがかずおさんがいかくで攻撃力を下げてくださっていますからね。わたくし達のコンビネーションを舐めないでくださいな──!」


『ブレイン&パワーズとの 勝負に 勝利した!』

サイキッカー『力が足りない!』

カラテおう『頭が足りない!』

ダイヤ「ブレイン&パワーズ。頭脳派と肉体派のコンビ…」

ダイヤ「なんだか、どこぞの仲良しさんお二人組を思い出しますわね。どこの誰とは言いませんが」クスッ

【コメント】∬( c||^ヮ^|| 雨が降ってるとパワーアップするポケモンもいるな〜ん

ダイヤ「あら肉体派──ではない、失礼」ムグッ
0103>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 05:26:53.96ID:y2IWRbyX
ダイヤ カチカチ

→ポケモン

『りこちゃん♡ LV35』

『ちか LV32』

『かなん LV34』

『ようちゃん LV32』

『ルビィ♡♡♡ LV32』

『かずお LV29』

ダイヤ「うん。皆さん順調に成長していますわね」

ダイヤ「そういえば、ここしばらく進化に立ち会っていないけれど…次はどなたがどのくらいで進化するのでしょうね」

【コメント】もう少しでジュプトルが世界樹に進化するぞ

ダイヤ「!」

ダイヤ「り、りこちゃん♡が…とうとう世界樹に…!」パアアアッ

ダイヤ「そうですかそうですか、もう間もなく念願の世界樹に!楽しみね、りこちゃん♡」
0104>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 05:33:58.95ID:y2IWRbyX
【コメント】かなんはストーリーで使うならこれ以上進化させないのも手。信じるか信じないかは任せるけどね

ダイヤ「え?」

ダイヤ「またまたぁ。なにをおっしゃるのですか」

ダイヤ「大方、あまりに強くなり過ぎたかなんさんにばかりわたくしが敬信するのではないかと危惧していらっしゃるのでしょう。心配ご無用、そのような不公平を敷くわたくしではありませんわ」

ダイヤ「今で充分に強いかなんさんやかずおさんがもしまだ進化するとなると、一体どれだけの戦力となってしまうのか、考えるだけでもワクワクしてしまいますわね」

【コメント】かなんが進化するとパッケージに印刷されてる伝説のポケモンと同じ種族値(強さの指標)にまで成長する(震え声)

ダイヤ「ほらご覧なさい!」

ダイヤ「…パッケージに印刷されている伝説のポケモン…?」

ガタッ ゴソゴソゴソ…(画面放置)
0105>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 05:38:09.20ID:y2IWRbyX
ダイヤ「これですか!」つオメガルビー箱

ダイヤ「この赤いゴジラみたいなのもポケモンなのですね。加えて、『伝説のポケモン』とは…」

──ダイヤ『エアームドは捕まえにくいポケモンなのですか』

──善子『そう言われてみたらそうだった気がするわ』

──ダイヤ『…知ってて黙っていましたか?』

──善子『まさか!そんなことないわよ!私あんまりポケモン捕まえながら進むタイプじゃないから、伝説は捕まえづらいってことくらいしか頭に──』

──ダイヤ『伝説…?』

──善子『あっ。なんでもないわ』

ダイヤ「以前善子さんがちらっとそんなことを漏らしていましたね。あのときは眼前のエアームドに夢中でさりとて気にしませんでしたが」
0106>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 05:44:38.73ID:y2IWRbyX
ダイヤ「展開を先読みするのはマナー違反のような気もしますが」

──善子『伝説は捕まえづらいってことくらいしか頭に──』

ダイヤ「伝説は捕まえづらい…」

ダイヤ ポクポク…

ダイヤ「…そういうことですか」ピーン

ダイヤ「かなんさんの進化については、実は前にも少しだけ話に上がったことがありましたね」

──【コメント】まあヤルキモノは進化したら戦闘で使いづらくなるから……

ダイヤ「これまで出揃った情報から導くに…」


ダイヤ「かなんさん──ヤルキモノは、このゴジラに進化するということ!!」
0107>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 05:52:47.63ID:y2IWRbyX
ダイヤ「戦闘で使いづらくなるとは、あまりに強力無比な存在となってしまうということ」

ダイヤ「捕まえづらいとは、ふふ…これもなかなかの盲点ですが、ヤルキモノの前進にそのヒントがあったということですわ」ニマニマ

ダイヤ「言わずもがな、かなんさんが今の姿と成る前の姿は、ナマケロ」

ダイヤ「大小あるとは言え皆さんが概ね自身の有利にはたらくとくせいを有する中、ナマケロが有していたとくせいは──『なまけ』」

──→かなん

──『とくせい:なまけ』

──『攻撃が 連続で だせない』

──ダイヤ『かなんさんの特性はなまけ…でしたね…』

ダイヤ「なんと攻撃をするたびに次はお休みしてしまうという有り得ないとくせいでした」
0108>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 06:00:44.54ID:y2IWRbyX
ダイヤ「わたくしの慧眼をもってしなければ、他に一体誰があの扱いづらいとくせいを提げたナマケロと後生大切に連れ添うでしょうか」

ダイヤ「しかし、思えば初めからその片鱗はあったのです」

ダイヤ「レベルが高かったことももちろんありますが、かなんさんは出会った最初の戦闘でりこちゃん♡とちかさん、それによしこさんまでをもお一人で完封してみせた」

ダイヤ「旅が進む中でも、皆さんより頭一つ高いこうげきと優秀な技の数々で常にわたくし達の切り込み隊長としてその辣腕を奮ってくださいましたわ」

ダイヤ「そうして迎えた──ヤルキモノへの進化」

ダイヤ「それからの活躍は語るまでもない」

ダイヤ「今でこそ秘伝技を三つも担っていただいていますが、それでも劣らぬ戦闘能力」

ダイヤ「くくく…これぞ、『伝説』と呼ぶに相応しい存在と言えますわ」

ダイヤ「ここから更に進化するとなると、その強さは味方でなければ目を覆いたくなるほどのものであろうことは想像に難くない」
0109>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 06:06:00.57ID:y2IWRbyX
ダイヤ「うふふ…さあかなんさん。もったいぶらずに、早くその真価をわたくしにお見せくださいな──最後の進化を遂げて!」

ダイヤ「なーんて、急かしても仕方がないことくらいわかっていますが、どうにも胸が躍るのを止められませんわ」ウキウキ

ダイヤ「そのためにも、先を急ぐことと…」

【コメント】センリ戦でケッキング怠けてたよね……そんなポケモンが他にもいたような……

ダイヤ「…………はい…?」
0110>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 06:28:01.75ID:nBxm3hWM
ダイヤ「………………ば」

ダイヤ「ばかをおっしゃい!」

ダイヤ「確かにセンリさんと相見えた際、相手のケッキングはなまけていました。なかなかに強力なポケモンながら後れを取らずにいられたのは、そのとくせいに助けられた部分が大きいことも事実ですが…」

──『相手の ケッキングの なまけ!』

──ダイヤ『……は?』

──『相手の ケッキングは なまけている!』

──ダイヤ『なま、け…?』

──ダイヤ (なまけはこの通り、隔ターンでしか行動できなくなるという非常にハンデの強い特性。こちらとしては助かったから文句を言うつもりはないけれど──)

──ダイヤ (わたくしが知る限り、特性がなまけであるポケモンは、一匹だけ…)

──ケッキング『…』ムフー

──ダイヤ『…まさか、ね』

ダイヤ「………いえいえいえいえ」

──『かなんは なまけている!』

ダイヤ「…まさか、まさか…ね……」ハハハ…
0111>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 06:50:48.85ID:nBxm3hWM
ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「あら?」

        ┃
    マグマ団┗━━
    マグマ団
    マグマ団┏━━
        ┃

ダイヤ「まーーーたこの方々は不当に公道を占拠してえ!!」

ダイヤ「一体どれだけもくたんちゃんの邪魔をすれば気が済むのですか!」チラッ

なんか怪しい建物 ドーーン

ダイヤ「…わかってますわ。わかっていますわよ」

ダイヤ「わたくしだってこのオメガルビー、とっくのとうに素人の域は脱したつもりですから」

ダイヤ「ですからね、わかっているのです」カチ

マグマ団『お天気研究所での任務が終わるまでこの橋を封鎖するなんて、思い切った指示だよなあ』

マグマ団『でもこっちだけ封鎖しても仕方ないんじゃないか?』

マグマ団『118番道路の方なんか広くて封鎖できないじゃん。これで精いっぱいだよ』

ダイヤ「ほおおおおらね!通れない!」

ダイヤ「どうせこの建物がお天気研究所とやらなのでしょう!?まったく、あなた方の次の目的地はおくりび山だったはずではないのですか!?」

ダイヤ「やれ孤島に出向くわお天気研究所に出向くわ、発言と行動を一貫なさいな!」フンス

ダイヤ (………お天気研究所?なんだか面白そう!)

ダイヤ「すぐに戻ってきますから、撤退の荷物をまとめていなさい!」カチカチ
0112>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 06:56:45.43ID:nBxm3hWM
お天気研究所


ダイヤ「たのもう!」

ダイヤ「ここにいるのは誰ですか?」

ダイヤ「ホムラ?マツブサ?それとも孤島にいたカガリさんとやらですか!?」

ダイヤ「む」

ダイヤ「その様相でマグマ団ということはなさそうですが…もし」カチ

研究員『あっ、キミ、誰!?もしかして助けにきてくれたのかい!?』

研究員『突然赤い服を着た奴らが乗り込んできたと思ったら、「天気に関する研究の結果を差し出せ」なんて騒ぎ出して、仮眠室にいた僕以外、みんな二階へ連れていかれちゃったんだ』

研究員『ブルブル… せっかくの研究結果をみんな持っていかれたらどうしよう…』

ダイヤ「…研究結果ではなくお仲間の心配をなさるべきでしょう、そこは」

ダイヤ「まあ、あらかたの状況は掴めました。いずれにせよわたくしもこのままでは旅を続けられずに困りますからね」

ダイヤ「通りすがりの正義の味方、始動といきましょうか!」
0113>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:06:43.74ID:nBxm3hWM
ダイヤ「一階の見張りは二人」

ダイヤ「大掛かりなことをする割に随分と手薄ですわね。これを組織が小規模であると楽観視するよりは、それだけ手広く各地で活動しているのだと見るべきでしょうね」

ダイヤ「まったく、もくたんちゃんはホウエン地方を守る警護隊かなにかですか…」カチ

マグマ団『気持ちは晴天、視界良好!戦闘開始だ!』

『マグマ団の 下っ端が 勝負を 仕掛けてきた!』

『マグマ団の 下っ端は グラエナを 繰り出してきた!』

もくたん『いっておいで!りこちゃん♡!』

りこちゃん♡『ジュァァッ!』

『相手の グラエナの いかく!』

『りこちゃん♡の こうげきが 下がった!』

ダイヤ「ふん、小賢しい。その程度でわたくし達を止められるとは、思わないことですわ──!」カチー
0114>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:13:44.78ID:nBxm3hWM
『相手の ゴルバットは 倒れた!』

『かなんは 経験値を貰った!』

ダイヤ「ふう。これで二階も下っ端の方々は片付いたわね」

『がくしゅうそうちで 手持ちの ポケモンも 経験値を 貰った!』

『りこちゃん♡は 36レベルに 上がった!』

ダイヤ「あら。やはりりこちゃん♡は成長の度合いが他のコ達よりも頭一つ早いですわね」

『マグマ団の 下っ端との 勝負に 勝利した!』

マグマ団『戦闘を雨天順延すべきだったか…』

ダイヤ「すべきは順延ではなく欠行だったのではありませんか?」カチカチ

『…おや?りこちゃん♡の 様子が…』

ダイヤ「!!」
0115>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:19:07.77ID:nBxm3hWM
りこちゃん♡ クルクルクル…

ダイヤ「あ…っ、き……きた…!」

りこちゃん♡ シュワンシュワン

ダイヤ「遂に──遂に──」

………パァァァァ

ダイヤ「りこちゃん♡が世界樹に──!」

『りこちゃん♡は ジュカインに 進化した!』テーテーテー

ダイヤ「世界──樹──………っ」

ダイヤ「………!?」


なんだかダイヤさんが想像していたもの
https://i.imgur.com/21upZLE.png

実際
https://i.imgur.com/Oub68eP.png
0117>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:24:16.34ID:nBxm3hWM
ダイヤ「世界樹…というには、やや迫力が足りないような…いえ、でも正直こっちの方が何倍も可愛いですわね…」

【コメント】やったわ。

ダイヤ「うん、そうね、やったわ」

ダイヤ「大樹の化け物に進化されたところで、わたくしには上手く力を引き出してあげられる自信がありませんし…」

ダイヤ「それならば、見慣れた姿かたちに近い方がよほどよいでしょう、うん」コクコク

ダイヤ「それにこれが最後の姿だという保証もありませんものね。次は50レベルくらいでもう一つ上の姿に進化を──」

『りこちゃん♡は 新しく ダブルチョップを 覚えたい…』

ダイヤ「チョップ!」
0119>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:28:59.67ID:nBxm3hWM
ダイヤ「りこちゃん♡、あなた、チョップを使うのですか!?」

ダイヤ「キモリだった頃からどちらかというと武闘派だったようには思うけれど、ここにきてよもやチョップを覚えるとは…」

ダイヤ「最終的に一体どのような姿になるのやら…」カチカチ

『ダブルチョップ』

『タイプ:ドラゴン』

ダイヤ「ドラゴン!!」ンマーッ

ダイヤ「ドラゴンと言えば、そうね、確か──」

──【コメント】ナックラーは最強でカッコいいドラゴンポケモンに進化するフリャ

ダイヤ「まりさんも確かそう!」
0120>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:34:59.48ID:nBxm3hWM
ダイヤ「これは…兆候が見えてきましたわ…」

ダイヤ「りこちゃん♡は次の進化でおそらく流麗なる世界樹ドラゴンポケモンに進化するのでしょう」

ダイヤ「そこに最強でカッコいいドラゴンポケモンと名高いまりさんが加わることで、出来上がるのは並び立つ双竜の図…!」

ダイヤ「ぅへへへ…いよいよ黒澤ダイヤモンズが最高峰の高みへと至る道筋が明確に見えてき始めたわ…」ニヤニヤ

ダイヤ「ダブルチョップはぜひぜひ覚えていただくとして、そうね、忘れていただくわざは──」カチカチ

【コメント】こいつもメガシンカするぞ

ダイヤ「んまーーーっ!メガシンカもしちゃうのですかりこちゃんんんんんっ♡」キュンキューーーンッ

『メガドレイン がんせきふうじ リーフブレード ダブルチョップ』


ダイヤさんの新たな想像
https://i.imgur.com/I93Cpgv.jpg
0122>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:45:50.09ID:nBxm3hWM
ダイヤ「さてさて」

ダイヤ「一人でにやにやするのはこれくらいにして、ここへ来た目的を果たすとしましょうか」←自覚はあった

ダイヤ「そこに見えるのは、どうやらホムラお一人のようですわね」

ダイヤ「マツブサなし、カガリさんもなし。研究所の制圧という大仕事を任されるからには、それなりの地位にある方なのでしょうね」

ダイヤ「これでわたくしとあなたは三度目のポケモンバトルとなり、あなたは三度目の敗北となるわけですが…」

ダイヤ「その大切に築き上げてきたのであろう地位を負われることがなければよいですわね」クス

ダイヤ「ご機嫌麗しゅう」カチ
0123>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:52:10.74ID:nBxm3hWM
ホムラ『ひょ!』

ホムラ『手こずらせてくれましたね、この忙しいワタクシを』

ホムラ『この労働対価は高くつきますよ。具体的には、この研究所が握る天候操作の秘密を明け渡してもらう程度の…』

ホムラ『…って、お子様!!』

ホムラ『あなたはいつもいつもワタクシ達の邪魔をして!しかし今回だけは譲るわけにはいきませんよ』

ホムラ『天候を操る技術とは、我らマグマ団が欲してやまぬ力と切っても切り離せないもの』

ホムラ『ここで出会えたのは運がよかったと思いましょう』

ホムラ『マグマ団幹部ホムラ、参りますよぉ──!』


『マグマ団の 幹部の ホムラが 勝負を 仕掛けてきた!』
0124>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 07:56:12.75ID:nBxm3hWM
『ホムラは バクーダを 繰り出してきた!』

ダイヤ「またぞろお手持ちは一匹、そしてその一匹はバクーダですか」

ダイヤ「毎度のことなのでわたくしも学んできましたわ、あなた方の傾向を。つまり──」

もくたん『いっておいで!かずお!』

かずお『ギャォオスッ!』

ダイヤ「進化したりこちゃん♡の強さを見たい気持ちは山々ですが、バクーダにドガースにゴルバット、あなた方が従えるポケモンはりこちゃん♡と相性がよくない場合が多いですからね」

ダイヤ「安全牌を切らせていただいて、結果は大正解!この対面ならば後れを取ることは万に一つも有り得ません」

ダイヤ「やっておしまいなさいな、かずおさん──!!」カチー
0125>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 08:04:23.69ID:nBxm3hWM
現在のパーティ
(お天気研究所解放直後)

りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV36 しんりょく
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ
https://i.imgur.com/Ka4MAT8.png

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV33 いかく
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、ぎんいろのかぜ
https://i.imgur.com/mJFxzxk.png

かなん(ヤルキモノ)♀ ノーマル LV35 やるき
いわくだき、きりさく、いあいぎり、だましうち
https://i.imgur.com/3WokCcs.png

ようちゃん(ワカシャモ)♀ ほのお、かくとう LV33 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ニトロチャージ
https://i.imgur.com/es3gzk5.png

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV32 がんじょう
ほえる、はがねのつばさ、エアカッター、まきびし
https://i.imgur.com/fqo8N24.png

かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV30 いかく
ちょうはつ、なみのり、かみつく、たつまき
https://i.imgur.com/QYE99gs.png
0126>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/03(水) 08:07:12.40ID:nBxm3hWM
『サトシのキモリ』なんかがゲームに実装されてたら、きっと木の枝を咥えていたことでしょうね

あああああ戦の先鋒 >>128
※ 上記六匹の中からいずれか。

参考、あああああのパーティ
ホエルコ LV31
キノココ LV31
ワカシャモ LV33
0132>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/03(水) 22:37:30.09ID:y2IWRbyX
今夜は更新できなかったので安価だけ置いておく

ハプニング安価@ >>134
ハプニング安価A >>136
※ ゲーム内外問わず、なにかしらのイベント事やダイヤさんの行動などを指定可。ものによって展開にねじ込めなかったらごめんなさい。

なお前回の
外を歩いてるとスクールアイドル黒澤ダイヤのファンではなく実況者黒澤ダイヤのファンによく声をかけられるようになる
が未消化なので、これもどこかでは発生させたいと思ってます
0137>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 05:12:29.63ID:FMmdNvex
ホムラ『ひょ!またしても…』

ホムラ『リーダーマツブサに報告せねば…』

ホムラ『しかし、あなたは気づいていないだけなのですよ。事態は着々と進行しつつあります。今さらワタクシの邪魔をした程度のことでなにかを変えられるとは思わないことですね!』

ホムラ『引き上げますよ、オマエ達!』
0138>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 05:20:34.27ID:FMmdNvex
ダイヤ「不穏な言葉を残していきましたわね。ただの負け惜しみならばよいのですが…」

ダイヤ「まあ、構いませんか。わたくし達の行く手を阻むようなら何度でも返り討ちにするだけですわ」フウ

所長『助かったよ、ありがとう!』

所長『うちには、実は天候を操作するほどの研究結果はないんだ。そんなことはできないし、していいことでもないからね』

所長『私達は天気の移り変わりが激しいこの場所で、自然との付き合い方を調べているだけに過ぎないんだよ。それが正しく伝わっていれば襲われることもなかったのかな』

ダイヤ「口頭では説明なさったのでしょう?自分達の望むものが置いていないと言われて、そうでしたかすみませんと引き下がる連中ではないでしょうからね」

ダイヤ「ですが、何事もなかったようで安心しましたわ」
0139>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 05:26:52.48ID:FMmdNvex
所長『たいした研究結果もない私達だが、守りたいものはあってね』

所長『しかし、ここではいつまたあのような連中に襲われるかもわからないし、そのときも守りきれる保証はない』

所長『そこでぜひキミに託したいポケモンがいるんだが、どうだろう。連れていってはくれないかな』

ダイヤ「んん!?」

→はい
 いいえ

ダイヤ「きょ、興味はありますが…」

ダイヤ「そのポケモンはこのお天気研究所の大切な一員なのでしょう。嬉しいお申し出ではありますが、やはりわたくしが連れ出してしまうわけにはいきませんわ」

ダイヤ「再び危機が迫ったら、そのときはまたもくたんちゃん達が助けにまいりますから。そのコはあなた方が大切にしてくださいな」

→いいえ カチ
0140>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 05:33:14.68ID:FMmdNvex
ダイヤ「ん〜っ」ノビー

ダイヤ「外は引き続き雨。この辺りは天気の移り変わりが激しいのだとおっしゃっていましたね」

ダイヤ「晴れと、雨と、よもや砂嵐が吹くとは思えませんが…他の天気になったりもするのでしょうか」カチカチ

ダイヤ「この旅が終わりを迎えたら、その報告もかねてまたこちらへ足を運びたいものですわ」

ダイヤ「…」カチ…

ダイヤ (旅の終わり、か…)

ダイヤ (残すところジムバッジは三つ)

ダイヤ (まだまだ一人前のポケモントレーナーになれたとは言いがたいし、なにより) カチ

『りこちゃん♡ ちか かなん ようちゃん ルビィ♡♡♡ かずお』

ダイヤ (このコ達とはまだまだ離れたくない)

ダイヤ (旅には必ず終わりが来るとは言え、なんだか寂しくなってしまうわね──)

ダイヤ「…あら?」
0141>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 05:41:25.63ID:FMmdNvex
ダイヤ「あああああさんではありませんか」カチ

あああああ『やあもくたん!』

あああああ『遠くからマグマ団の姿を見かけて飛んできたんだけど、もういなくなっちゃったみたいだね』

あああああ『え、お天気研究所を?それももくたんが?』

あああああ『そうか、力になれなくてごめんね。もう少し早く駆け付けていれば…』

ダイヤ「あああああさんにはあああああさんの旅路があるでしょう。それにたまたま今回はわたくし達が傍にいたというだけのことですから、あまり恐縮なさらないでください」

あああああ『でも、せっかくここで会えたのにバイバイじゃもったいないよね』

ダイヤ「ん?」

あああああ『ポケモン勝負しようよ!俺に勝ったらいいものあげるからさ!』

ダイヤ「ふっ、よいでしょう。望むところですわ!ばっちり勝利してその『いいもの』とやらを頂くことにしましょう!」


『あああああが 勝負を 仕掛けてきた!』


※ 描写し忘れたけど、お天気研究所を出るか出ないかあたりで手持ちの並び替えをしたことにしておいてください。どう考えてもかずおが先頭にいるはずなので。
0142>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 05:50:34.92ID:FMmdNvex
『あああああは ホエルコを 繰り出してきた!』

ダイヤ「む…!」

もくたん『いっておいで!ようちゃん!』

ようちゃん『シャモアッ!』

ダイヤ「りこちゃん♡が進化したのを受けてようちゃんのレベルも上げたくなって先頭に連れてきたけれど、よくなかったようね…」

ダイヤ「みずタイプのホエルコを相手にどこまで戦えるか──…まずは」カチカチ

『ようちゃんの つるぎのまい!』シャキンシャキン

『ようちゃんの こうげきが ぐーんと 上がった!』

ダイヤ「ホエルコは攻撃力がそれほどではない代わりに、守りは堅かったはずですからね。先にこうげきを引き上げておいて、と」
0143>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 05:55:09.22ID:FMmdNvex
『相手の ホエルコの みずのはどう!』プワパワワッ

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「うっ…意外と大きなダメージ…」

ダイヤ「さすが、あああああさんもお手持ちのポケモン達をよく鍛えていらっしゃいますわね」

ダイヤ (あと一回、みずのはどうを耐えられるか…耐えられないか…)

ダイヤ (すばやさはようちゃんの方が高いようだから、こうげきもぐーんと上がっているのだし、ここを耐えてくれれば恐らく二回の攻撃で勝てるはず…)

ダイヤ カチ…

ダイヤ「………いえ」
0144>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 06:03:17.20ID:FMmdNvex
『ようちゃんの バトンタッチ!』シパッ、ターッチ

ダイヤ「こんな風に根拠もなく仲間を過信して、一体どれだけ傷付けてきたことか」

ダイヤ「これだけのダメージ量。次の一撃を耐えきれる保証などない」

──ダイヤ「それで、つるぎのまい…ほう、こうげきをぐーんと上げる踊りの技。なるほど、ようちゃんにはなかなか合っていますわね」

──ダイヤ「つまり、ようちゃんはつるぎのまいやニトロチャージで自分の能力を上げながら戦って、苦手な相手などが出てきたときにはバトンタッチで有利なコに替わってもらう──という戦い方ができるということね」

ダイヤ「タマゴから産まれた時点でようちゃんが覚えていたこの技は、ルビィが託してくれたもの」

ダイヤ「元々、ようちゃんはこんな風にして戦うことも繋ぐこともできる二刀流型なのだから」

ダイヤ「相手がホエルコ、みずタイプであることを考えれば、引き継いでもらうのはもちろん──」カチカチ

もくたん『もどっておいで、ようちゃん!いっておいで!りこちゃん♡!』

りこちゃん♡『ジュオオゥッ!』

ダイヤ「りこちゃん♡ですわ!!」
0146>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/04(木) 06:24:51.48ID:FMmdNvex
『相手の ホエルコの しおみず!』ズゥバシャシャシャ

『こうかは いまひとつの ようだ…』

ダイヤ「ふっ…こちらからの相性がよいだけではなく、きちんと相手の攻撃も今一つで受け流してしまう手腕。さすがですわ、りこちゃん♡」ギラン

ダイヤ「こうげきはぐーんと上がっており、レベルもこちらの方が上、加えて効果抜群となれば」カチカチ

『りこちゃん♡の リーフブレード!』シュバシッ

『こうかは ばつぐんだ!』

『相手の ホエルコは 倒れた!』

ダイヤ「一撃以外、有り得ない!というやつですわァ!」グッ

ダイヤ「ふふ…ご覧なさいな、この勇ましい後ろ姿を。恐れるものなど何一つないと言わんばかりの堂々たる立ち居振舞いを」ウットリ

【コメント】敵の使う水の波動ってしょっちゅう混乱させられる気がする問題

ダイヤ「もっとりこちゃん♡に集中なさい」

ダイヤ「そうですか?ここまでの道中、そう何度も受けた技ではありませんが、そこまでこんらんさせられた記憶はわたくしにはありませんわね」

ダイヤ「こんらんと言えばやはりテッセンさんのレアコイルに苦しめられたのが最も強烈な記憶として…」カチカチ

『あああああは ワカシャモを 繰り出してきた!』

ダイヤ「…」

ダイヤ「交替させ損ねたではありませんかァーーーっ!!」
0147>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:00:06.45ID:Mo452CzP
ダイヤ (ええ…まずい、りこちゃん♡に見蕩れていて交替が頭から抜け落ちていたしメッセージも見ていなかった)

ダイヤ (タイプ相性上は不利な対面)

ダイヤ (わたくしの控えにはまだまだ元気なコ達が充分にいる、決してりこちゃん♡に踏ん張ってもらうべき場面ではない)

ダイヤ (…けれど)

ダイヤ (こちらはこうげきを引き上げた状態ですし、レベルも高い。なによりワカシャモより一つ上の段階に進化している)

ダイヤ (戦える──戦えるのでは…?)

ダイヤ (いやいやだめよ黒澤ダイヤ!これまでに舐めてきた苦汁の味を忘れたというの!?タイプ相性が有利であってもなにか一つの想定外で戦況は大きく狂いかねないのに、よりにもよって不利な相手を前にして!)

ダイヤ (でも、だって、りこちゃん♡強いし。ワカシャモなんかに負けないし)

ダイヤ (ち、違うのよようちゃん!ワカシャモをばかにしたのではなくて、純然たる力量差としての問題で──ああいやこれも気持ちのいい物言いではないかしら、えっとね、トレーナーの力量のことも言いたくてね)

ダイヤ (ようちゃんはりこちゃん♡と同じくらい強いし頼りになるわ、本当よ!どちらも黒澤ダイヤモンズにとって欠かせない存在ですもの、そこに優劣をつける気はありませんわ!」

ダイヤ「はっ!この対面、仮にどちらが勝ったとしてもジュカイン対ワカシャモというカードに一つの答えを出すことになってしまうのでは!?それによってりこちゃん♡かようちゃんが深く傷ついてしまう可能性も──」
0148>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:05:38.47ID:Mo452CzP
りこちゃん♡『…』

ワカシャモ『…』

『りこちゃん♡は もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ ハッ!

ダイヤ「や、やめてくださいまし!そんな目で見ないでくださいな!今わたくしは一生懸命に今後のチームに関わることを考えている最中なのですから──」ヤンヤンッ

ダイヤ「………」

ダイヤ「…コホン」←みんなが観てることを思い出した

ダイヤ「ここは冷静に交替するとしましょう。順当な思考でほのお技を放ってくると想定するならば、えー…」カチカチ

もくたん『もどっておいで、りこちゃん♡!いっておいで!かずお!』

かずお『ギャォオスッ!』
0149>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:19:09.29ID:Mo452CzP
『相手の ワカシャモの ビルドアップ!』ズオオオッ

『相手の ワカシャモの こうげきが 上がった!』

『相手の ワカシャモの ぼうぎょが 上がった!』

ダイヤ「不要な被弾は避けられたけれど、自身を強化する隙を与えてしまいましたか」

ダイヤ「ですが、ワカシャモはかずおさんに効果が今一つとなるほのお技とかくとう技以外には威力の低いつつくやひっかくしか覚えていないはず。焦らずに」カチカチ

『かずおの なみのり!』ザバァァアアッ

『こうかは ばつぐんだ!』

『相手の ワカシャモの ニトロチャージ!』

『こうかは いまひとつの ようだ…』

『相手の ワカシャモの すばやさが 上がった!』

ダイヤ「どんどん能力が上がっていきますわ…」
0150>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:25:58.02ID:Mo452CzP
ダイヤ「ただ、どうあれこのなみのりで倒せるからよいのだけど」カチカチ

『相手の ワカシャモの ニトロチャージ!』 

ダイヤ「!?」

『こうかは いまひとつの ようだ…』 

『相手の ワカシャモの すばやさが 上がった!』 

ダイヤ「せ、先手を譲ってしまった…」

ダイヤ「いえ、そんなこともありますか…ワカシャモは決してすばやさが低くはないし、レベルも高く、加えてニトロチャージの効果で能力が上がっているんですものね」フーム

ダイヤ「反対に、ビルドアップ一回程度では攻撃力はまだまだのようですわね。火力は威力、だそうですよ?」クスッ

『かずおの なみのり!』ザバァァアアッ

『こうかは ばつぐんだ!』

『相手の ワカシャモは 倒れた!』

ダイヤ「ナイス、かずおさん!」
0151>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:29:10.34ID:Mo452CzP
ダイヤ「最後の一匹は、」

『あああああは キノココを 繰り出そうと している…』

ダイヤ「そう、キノココでしたね。他の二匹から考えるとレベルは低くとも30程度のはずですが、まだ進化していないのですか」

ダイヤ「くさタイプには、このコよ!」カチ

もくたん『もどっておいで、かずお!いっておいで!ちか!』

ちか『キシュウルッ!』

ダイヤ「むし、ひこうタイプのちかさん!くさタイプのお相手をするのは大得意ですわよ!」
0152>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:35:26.84ID:Mo452CzP
『ちかの ぎんいろのかぜ!』ザサァァア

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「惜しいっ、あともう少しですね。大丈夫よ、万に一つも負けようなどありませんわ。落ち着いてこの攻撃を耐えて、勝利を治めましょうね」

『キノココの なやみのタネ!』ポポポーン

ダイヤ「なやみのタネ」

『ちかは とくせいが ふみんに なった!』

ダイヤ「………!!?」

ダイヤ「ち、ちかさんが不眠に!?しかも『とくせいが』ということは、いかくを失って!?」

ダイヤ「……………な、」

ダイヤ「なにをするのですかーーーーーッッ!!!」ブチィィィッ
0153>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:40:40.62ID:Mo452CzP
『相手の キノココは 倒れた!』

ダイヤ「よく頑張りましたね、ちかさん。でも不眠になってしまったのだと…」

ダイヤ「いいえ、心配しないでくださいな。たとえこれから先眠れない日々が続こうとも、夜が寂しければわたくしがずっとお話相手になりますわ」

ダイヤ「不眠ならば母が一時期悩んでいたので対処法を調べたこともあります。必ず治してみせるからね」

あああああ『くう、今回も負けちゃったな』

ダイヤ カチカチカチカチ

『もくたんは ひでんマシン02を 手に入れた!』


ダイヤ「ひとまずちかさんの状態の確認を…」カチカチ


ダイヤ「──あれ!?いかくですわよ!?」
0154>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 07:42:44.75ID:Mo452CzP
雨が降ってることを忘れてました
そこまで大勢に影響ないかなと思ってスルーし続けましたが、戦闘における雨の影響に気づいてもらう機会を逃した気もします

次回更新(たぶん今夜)でその辺のトレーナーともう一戦させるので、そのときは雨の描写をします
0158>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 18:50:11.67ID:Mo452CzP
ダイヤ「この119番道路は随分と南北に長いですね。これまでで最も広いエリアなのではないかしら」カチカチ

ダイヤ「それにしても、雨、やみませんわね…」

ダイヤ「結局ここまで傘のようなものも見つけられずに来てしまったし、そろそろ街へ着くか雨が上がってもらうかしないと、もくたんちゃんが風邪を引いてしまうかも…」カチカチ

ダイヤ「…ん?」

変な木?

ダイヤ「………んんんん…??」ジィッ

ダイヤ「あれは、木…よね…」

ダイヤ「針葉樹のそれに見えるけれど、どうも周囲と調和していないような…」

ダイヤ「…」

ダイヤ カチ

ニンジャごっこ『忍者を隠すなら森の中!まきびしがないからポケモンで撃退するぜ!』

ダイヤ「!?」ビクッ

『ニンジャごっこが 勝負を 仕掛けてきた!』
0159>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:05:07.07ID:Mo452CzP
『ニンジャごっこは テッカニンを 繰り出してきた!』

もくたん『いっておいで!ようちゃん!』

ようちゃん『シャモアッ!』

ダイヤ ドキドキ…

ダイヤ「なるほど、えー、あれはニンジャごっこの少年が周囲に擬態していた姿で、えー…隠れ身の術、というやつでしょう。知ってますわ」

ダイヤ「灰山に潜り込んでいる方もいたし、かと思えばこの雨の中あんな格好でじっと耐え忍ぶなんて、相当な忍耐力ね…」

ダイヤ「ううん、感心するのはこのくらいにして戦闘に集中するとしましょう」パン!

ダイヤ「相手はテッカニン…」

『雨が 降り始めた!』

ダイヤ「…!」
0161>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:11:57.98ID:Mo452CzP
ダイヤ「そういえば、この119番道路に来てからというもの、当然のことながら戦闘の場においてもずっと雨ね」

──ダイヤ『111番道路の砂漠では砂嵐が吹き荒れており、砂が苦手なコはちくちくとダメージを受けていた』

──ダイヤ『順当に考えれば、この雨も戦闘の場においてなんらかの異常を引き起こす…の、かしらね』

ダイヤ「不思議な動きをするポケモントレーナーの方々や背の高い草むら、首からバナナが生っているトロピウスさんなど、物珍しいものにすっかりかまけて頭から抜け落ちていましたが」

──ダイヤ『なんにせよ、その実情が明らかになるまでは細心の注意を払いましょう』

ダイヤ「せっかく雨が降っているというのならば、ここでその効力を明かしておきたいわね」カチカチ
0162>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:17:57.55ID:Mo452CzP
『相手の テッカニンの かげぶんしん!』ヒュッヒュッヒュヒュヒュン

『相手の テッカニンの かいひりつが 上がった!』

ダイヤ「これだけレベルに開きがあっても先手を取られるなんて…このテッカニンというポケモン、とんでもないすばやさですわね…」ムム…

ダイヤ「しかもかいひりつが上がったというのは、」

『ようちゃんの ニトロチャージ!』

『しかし ようちゃんの こうげきは 外れた!』

ダイヤ「こういうことが起こるので好きじゃありませんわ!」プン

『雨が 降り続いている…』

ダイヤ「雨も止まないし…」ムゥ

【コメント】
从c*•ヮ•§⛱
メノ^ノ。^リ⛱
(*> ᴗ •*)⛱

ダイヤ「Marine Border Parasol、先のライブで知った方、または一気にお気に入りとなった方も多かったのではありませんか?観ていない方はディスクが出たら要チェックですわ!」
0163>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:25:21.61ID:Mo452CzP
『相手の テッカニンの いやなおと!』ギギギィィ

『ようちゃんの ぼうぎょが がくっと 下がった!』

ダイヤ「ぅ」

ダイヤ「これで一気にようちゃんのぼうぎょは半分になってしまった…ここはなんとか攻撃をあててもらって、あわよくば倒してしまってほしいものね…」

『ようちゃんの ニトロチャージ!』グルルゥメラァッ

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「ぃよしっ、さすがようちゃん──と、言うものの…」

テッカニン『…』

ダイヤ「与えたダメージは六割程度といったところね。もう一度ニトロチャージが当たれば倒せるとは思うけれど、問題は回避されてしまわないかどうか…」

『ようちゃんの すばやさが 上がった!』

『相手の テッカニンの かそく!』

『相手の テッカニンの すばやさが 上がった!』

ダイヤ「随分と能力増減が激しい戦闘になってきたわね…」

『雨が 降り続いている…』
0165>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:35:59.87ID:Mo452CzP
『ようちゃんは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「誰かに交替したところで、あまり意味はないわね。元々とても素早い上に二回もすばやさが上がったテッカニンより先に動けるコがいるとは思えないし、そうこうしている間にかげぶんしんをされかねない」

ダイヤ「これ以上かいひりつを上げられてしまうのは、本当にやめてほしいですからね…戦略的な戦い方とは言えないけれど、このままあたることを願いながらニトロチャージを繰り返すのが最善でしょう」

ダイヤ「さて、どうかしら」カチ

『相手の テッカニンの きりさく!』ザシュッ

ダイヤ「!」

ダイヤ「まずっ、ようちゃんはぼうぎょががくっと下がっているのでした──」

ようちゃん『…』

ダイヤ「…あら、たいしたことはなさそうですわね…」

『ようちゃんの ニトロチャージ!』

『しかし ようちゃんの こうげきは 外れた!』

ダイヤ「チクショウですわ!!」
0166>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:41:44.75ID:Mo452CzP
ダイヤ「一瞬ひやっとしましたが、こうもダメージが低いとは…助かったわね」

ダイヤ「いくらぼうぎょが下がっているとは言え、ここまでレベルが離れているとそうそう窮地に陥ることもありませんか…」

ダイヤ「…………」

──『ようちゃんの ニトロチャージ!』グルルゥメラァッ

──『こうかは ばつぐんだ!』

──ダイヤ『与えたダメージは六割程度といったところね』

ダイヤ (ようちゃんのレベルは34、対するテッカニンのレベルは27)

ダイヤ (いやなおとを浴びた上でのきりさくがこの程度のダメージだというのに、タイプ一致で放ったニトロチャージで半分しかダメージを与えられない…?)

ダイヤ (そんな、こと…)

【コメント】火に水をかけるとどうなるだろう?

ダイヤ「──!」ハッ
0167>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:46:58.64ID:Mo452CzP
ダイヤ「火に水をかけたら、それは立ち消えると思いますが、それが…なに、か……」

──『ひざしが 強くなった!』

──【コメント】晴れの炎技を耐えられるかな

──ダイヤ「にほんばれの本当の効果、それは『ほのおタイプの技の威力を引き上げる』──そうでしょう?」

──【コメント】ちなみに晴れ下だと等倍のかなんですら一撃で落とされかねない

ダイヤ「まさか、そういうことなのですか…」
0168>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 19:55:57.65ID:Mo452CzP
ダイヤ「燦々と輝く太陽の下、ほのおタイプの技がその勢いを増すというのなら」

ダイヤ「反対に、涔々と降り止まぬ雨の中、ほのおタイプの技は本来の熱さを保てない──と」

ダイヤ (有り得る)

ダイヤ (いや、むしろにほんばれ下での戦闘を経ていながらなぜ今まで思い至らなかったのか恥ずかしいほどに、当然過ぎる解答!)

ダイヤ「こんな簡単なことにすら自分一人で気づけないとは、わたくしも焼きが回ったものですわ──なんて、ちょっと言ってみたかっただけですが」

ダイヤ「種が割れればどうということはない。炎の勢いが衰えるからといって手詰まりとなるような貧弱な戦士では、ようちゃんはありませんからね」ニッ
0169>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/04(木) 20:03:18.03ID:Mo452CzP
ダイヤ「強き者は常に奥の手を持っているということ!」カチカチ

『相手の テッカニンの かげぶんしん!』ヒュッヒュッヒュヒュヒュン 

『相手の テッカニンの かいひりつが 上がった!』 

ダイヤ「ふっ、今さら慌ててかいひりつの上昇を図りますか。それも一つの戦術ではあるのでしょうが、素直に攻撃する方がよかったのではありませんか?」

ダイヤ「きりさくならば急所にあたることも期待できたでしょう。それになんといっても、かいひりつは所詮運否天賦。本当の強さを前にして頼れるほどのものですか」

ダイヤ「お行きなさい、ようちゃん。炎が効かないというならば是非もありません」

『ようちゃんの にどげり!』ゲシッ

ダイヤ「鍛え抜いたその肉体で、まやかしの分身達もろとも蹴り砕いてみせなさいな──っ!!」

ゲシッ

『こうかは いまひとつの ようだ…』

ダイヤ「…」

テッカニン『…』←耐えた


ダイヤ (あれま大失敗────!)


次のニトロチャージで無事に倒せました。
0172>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 05:38:17.29ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「思わぬ相手に苦戦してしまったわね。雨が及ぼす影響にもっと早く気づいていたら、この道中、ようちゃんに無理はさせなかったというのに…悔やまれますわ」

ダイヤ「それにしても、んーっ……」ノビー

ダイヤ「結構ゲームしてましたね。三が日も落ち着き、お稽古も練習もない。もちろん学校もまだ始まっていない」

ダイヤ「だからといって新年の朝から昼過ぎまでずっとゲームをしているというのも、あまりよくないでしょうか…」

ダイヤ「目も休ませた方がいいし、少し散歩にでも行こうかしらね…」


この後どうする? >>174
※ ゲーム継続でもいいし、誰かに会いにいく、どこか具体的な場所を指定してそこへ行くなど、比較的自由に。できれば函館などの遠く離れた場所はやめてほしい、進行が遅くなります。
0175>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 06:40:32.69ID:1Nj1QmKi
ダイヤ カチカチ

『もくたんは レポートに しっかり 書き残した!』


ダイヤ「ルビィ〜、起きてるー?」

「………」

ダイヤ コンコンコン

「………スピスピ」

返事がない!ただのぅゅぅゅのようだ!

ダイヤ「んまーっ、まさかこんな時間まで寝ているのかしら!?冬期休暇中だからといって自堕落な生活を送っていてはいけませんわ!」ガラッ

ダイヤ「ルビィ、起きなさい!もうお昼過ぎよ!まったく、スマートフォンまでお布団に持ち込んで!」

ルビィ「んゅー…」

ダイヤ「ほら、しゃんとなさい。それが春には高校二年生になる人の生活ですか!」

ルビィ「……ぅぁ、ルビィ寝ちゃってた…」

ダイヤ「一度起きたの?」

ルビィ「うん。でももくたんちゃんの動画をみてるうちに寝ちゃってたみたい…」

ダイヤ「 」
0176>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 06:43:18.15ID:1Nj1QmKi
ルビィ「どこかおでかけするの?」

ダイヤ「ええ、少し目が疲れたので休憩がてらお散歩にでもと思って──」

ルビィ ジッ

ダイヤ …ハッ!

ダイヤ「な、なんですか!『目が疲れるまでゲームしていたんだ』とか『休憩がてらってことはまたすぐ再開するつもりなんだ』とか言いたいの!?」

ルビィ「ゆってほしいの?」
0177>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 06:49:43.89ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「ルビィも一緒に出掛けない?」

ルビィ「行くー!」

ルビィ ルンルン♪(準備中)

ダイヤ「なんだか随分と嬉しそうね」

ルビィ「三が日はおねいちゃんおうちのことばっかりで遊んでもらえなかったもん!」

ダイヤ「うふふ、そうね。季節事の際にはどうしても長女としての責任が付いて回るものね」

ダイヤ「でも花丸さんや善子さんと遊んでいたのでしょう?」

ルビィ「うん、遊んだー。でも三が日はやってないお店も多くて、だいたいどこかでおしゃべりとかしてたかも」

ダイヤ「そう。今日から通常営業に切り替えるお店が多いでしょうし、買い物なんかもできたらいいですわね」

ルビィ「うん!どうせおねいちゃん冬休みの間はずっともくたんちゃんと遊んでると思ってたから、一緒におでかけできるの嬉しい〜♡」

ダイヤ「…」

ルビィ ルンルン♪ ←悪気はない
0178>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 06:54:19.19ID:1Nj1QmKi
玄関


ルビィ「玄関に到着!」

ダイヤ「最後のチェックですわ」

ダイヤ「手袋は?」

ルビィ「した!」

ダイヤ「コートは?」

ルビィ「着た!」

ダイヤ「耳当ては?」

ルビィ「はめた!」

ダイヤ「マフラーを」

ルビィ「くるくるくる〜♪」

ダイヤ「完璧ですわ!」

黒澤母 (よくできましたの瞳)

ダイヤ (お任せくださいの瞳)

ルビィ (何歳までやるんだろうねこれの瞳)

黒澤母「気を付けていってらっしゃい」

ダイルビ「「いってきます」」ペコッ
0179>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 07:01:12.29ID:1Nj1QmKi
『沼津駅行き、発車いたします…』


ルビィ「もくたんちゃんどこまで進んだの?」

ダイヤ「どこまで観ていたの?」

ルビィ「えっと、雨がふってる…119番道路だっけ、そこに入ったとこまでは覚えてるんだけど…」

ダイヤ「…」

──ダイヤ『や、やめてくださいまし!そんな目で見ないでくださいな!今わたくしは一生懸命に今後のチームに関わることを考えている最中なのですから──』ヤンヤンッ

──ダイヤ『…コホン』

ダイヤ「そう。そこらへんまでならば、まあよいでしょう」

ルビィ「なにが?」

ダイヤ「お天気研究所の危機を救って、それからあああああさんとのポケモンバトルに勝利したあたりよ」

ダイヤ「あ、そうそう。なんとね、りこちゃん♡がジュカインに進化したのよ!」

ルビィ「えー、それ見たかったー!」

ダイヤ「とってもカッコいいんだから!」ドヤッ

ルビィ「後でポケパルレで遊ぶから貸して〜」

ダイヤ「え〜、どうしましょうかしらね〜」

キャッキャウフフ
0180>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 07:08:26.96ID:1Nj1QmKi
沼津駅前


ダイヤ「さてと」

ルビィ「町がお正月のよそおいですわね!」

ダイヤ「なんですかその変な口調は」クスッ

ダイヤ「のんびりと町を見て歩きながら、イトーヨーカドーにでも行ってみましょうか」

ルビィ「は〜い」

ダイヤ「はい、滑らないように手を繋ぎますわよ」

ルビィ「…は〜い」ギュ


出先で誰かに会う? >>182
※ 誰にも会わなくてもよい
0187>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:09:29.91ID:1Nj1QmKi
イシバシプラザ


ルビィ「人がいっぱいいるね〜」

ダイヤ「考えることはみんな同じということね」

ルビィ「四階行こー、おねいちゃん」

ダイヤ「いいわよ。わたくしは特にこれといって見たいものがあるわけではないから、あなたの行きたいところへ付き合うわ」

ダイヤ「誰かの新譜が出たの?」

ルビィ「でたよー!snAck-BOXがデビューシングル出すってゆったじゃん!」

ダイヤ「ああっ…そうね、今週だったわね。色々なものが重なってつい忘れてしまっていましたわ…」

ルビィ「もー、しっかりしておねいちゃん」

ダイヤ「新譜管理はルビィにお願いするのが一番ね」

ルビィ「しょーがないんだから〜」

ダイヤ「うふふ…」
0189>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:18:31.21ID:1Nj1QmKi
ルビィ「スクールアイドルはね〜、こっち」テテテ

ダイヤ「はいはい」ススス

ルビィ「ちょっとずつコーナーも広くなってきて、ルビィは鼻が高いよ」ぅゅ

ダイヤ「どうしてあなたが鼻を高くするの」クスッ

ルビィ「ん〜…あ!あったー!」

ダイヤ「まあ、可愛いジャケットですわ…」

ルビィ「特装版とやらが…置いてある…」

ダイヤ「だ、だめよルビィ!お年玉が手元にあるからって!」

ルビィ「でも考えてみてよおねいちゃん!特装版は発売記念、ここで買わなかったらもう二度と会えないかもしれないんだよ!?」

ダイヤ「で、でも…っ!そんなことを許してしまったら、これから先もきっと同じように特装版を買ってしまいますわ!これまでどんなに欲しくても耐えて通常版を買ってきたではありませんか…!」

ルビィ「それは今までタイミングが悪かっただけ、グッズとの出会いは一期一会って、熱い店長さんがゆってたよ!ここで諦めちゃっていいの!?」

ダイヤ「く──くぅぅっ…!!」ギリリ…

「あの〜」

ダイルビ「「はぃい!?」」キッ
0190>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:21:49.57ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「今大切な話し合いをしているところなのですが!」

ルビィ「だれですか!」

女子「ぁ、その、ごめんなさい…」ビクッ

ダイヤ「…」

ルビィ「…」

ダイルビ ((え?本当に誰…?))

ルビィ「ぉ、おねいちゃん、この人だれ?」ヒソ

ダイヤ「いや知りませんわよ。てっきり千歌ちゃんか曜ちゃんか梨子ちゃんだと思ったのに、全然知らない方じゃない」ヒソ

ルビィ「逆にその三人だと思ったのはどうして…?」ヒソ

女子 モジモジ…
0191>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:27:24.56ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「な、なかなか立ち去りませんね」ヒソ

ルビィ「いづらそうにしてるけど、どこかに行ってはくれないね」ヒソ

ダイヤ「…」

ダイヤ「あ、こちらの商品を取りたかったのですか?邪魔で失礼いたしました」スッ

ルビィ「せっかくならsnAck-BOXのデビューシングルも買っていってください」つCD スッ

女子「え、いや…」

ダイヤ「なぜあなたがsnAck-BOXのCDを売り付けるのですか!しかもよりによって特装版を!」

ルビィ「だって聴いてほしいもん!スクールアイドルに興味持ってくれた人なら絶対気に入るもん!」

ダイヤ「スクールアイドルだって系統は様々、どのグループを好み推すかは他人が口を出すべきではありませんわ!」

ルビィ「聴いてみて気に入らなかったらそこでやめたらいいじゃん!聴かずぎらいしないでほしい!」

ダイヤ「だーかーらー……」ハッ

ルビィ …ハッ

ダイルビ チラッ

女子 モジモジ…

ダイルビ ((Aqoursのファンか──!!)) ドーン
0192>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:35:21.58ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「あのう、もしや、その…わたくし達のことをご存知でいらっしゃる方ですか…?」

女子「!」パア

女子「は、はいっ」

女子「黒澤ダイヤさんですよね!それに、妹のルビィちゃん!」

ルビィ「ぴっ」ビクッ

ダイヤ (害意はなさそうに見えるけれど、どこまで対応したものか…これだけ人がいるのだから滅多なことはないにせよ、ルビィに危害が及ぶことだけは万に一つも避けなければ…)

ダイヤ「ええ、そうです。いつも応援していただき、ありがとうございます」

ダイヤ「まだまだ小さなグループですが、これからも見守っていただけたら嬉しいですわ」ペコッ

ダイヤ (これでも話を続けようと食い下がってくるようならば──)

女子「グループ…?」
0193>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:40:10.35ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「…へ?」

女子「グループでの活動だったんですか…あ、ユーチューバーみたいなやつですか?」

ダイヤ「えっ、と…」チラッ

ルビィ「…??」

ダイヤ「あのう、こんなことを訊くのも変ですが、わたくし達をどういう存在であるとご認識でいらっしゃいますか?」

女子「ごめんなさい、ダイヤさん達のグループっていうのはピンと来ないんですけど…」

女子「ダイヤさんは、私がとっても好きな実況者です!」

ルビィ「!!」

女子「もくたんちゃんとの冒険、いつも楽しく観させてもらってますっ!」

ダイヤ「──────はい…?」
0195>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:45:45.20ID:1Nj1QmKi
そのとき、黒澤ルビィの動きは速かった。

普段は自他共に認める甘えん坊で、ともすれば賢くないと見られることも多い彼女だが、それは周囲の環境によるところが強い。

頼れる姉を始めとし、なんでも捌き率いてくれる存在に恵まれていることで、自身がしっかりする必要をあまり感じない。

ゆえに、無意識ながら彼女は『手を抜いている』──周囲の認識に合わせ、黒澤ルビィに求められる期待に応えるべく、愛らしい彼女自身を知らず知らずに演じている。

だが、決して彼女はばかではない。

黒澤の血を引いて産まれ、姉の背を見て育ったのだから当然と言えた。

そして、このとき──黒澤ルビィは瞬間的な判断で一連の流れを手中に納めた。
0196>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:54:18.15ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「もく──た、ん…」

女子「はい!今日やっとジュプトルちゃん…じゃない、りこちゃん♡が進化しましたね!もうそろそろ次の町に着いちゃいますけど、せっかくならヒンバスを釣ってから…」

ルビィ「やだあっ!」グイッ

ダイヤ「え?る、ルビィ?」

女子「?」キョトン

ルビィ「おねいちゃあん…ルビィ、今はスクールアイドルのことだけ考えてたい。せっかくおねいちゃんとおでかけしてるのに、他の人とお話ししないで」グイ…

ダイヤ「るびぃ…!」キューン

女子 キューン

ルビィ「うゅゅ…」モジモジ

ダイヤ「…コホン」

ダイヤ「申し訳ありません。いつも応援してくださるのはとても嬉しいのですが、今日は久し振りに姉妹水入らずでの外出なのです」

ダイヤ「お気持ちは充分に頂きました。どうか、この場はお引き取りいただけませんか」
0197>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 19:56:44.69ID:1Nj1QmKi
女子「あ、えと、そうですよね。ごめんなさい、急に話しかけちゃって」アワアワ

ダイヤ「いいえ。これからもぜひ応援してくださいな」ニコッ

女子「は、はいっ。それじゃ、頑張ってください…」

ルビィ ジッ…

ルビィ「…わがままゆってごめんなさい。また、会えたらいいですね」(上目遣い)

女子 ドッキューーーンッ

女子「ぁ……あ…っし、失礼します!!」バッ タタタタッ


<ルビィちゃんもやばい〜〜〜〜〜っ!


ルビィ「…………ふぅ…」
0198>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 20:06:18.80ID:1Nj1QmKi
ルビィ (目の前の脅威は去った。けど…)

ダイヤ「………ルビィ」

ルビィ ビクッ

ルビィ「な、なあにおねいちゃん…?」

ダイヤ「今の方、Aqoursの黒澤ダイヤのファン──かしら」

ルビィ「えと、えと、う〜ん、なんだか不思議なこともゆってたけど、きっとそうなんじゃないかなあ」

ダイヤ「そう」

ダイヤ「ですが」

ダイヤ「確かに、もくたんちゃん、と…おっしゃいませんでしたか…?」

ルビィ「ピエエエエッ、ゅ、ゆったかなあそんなこと〜?」

ダイヤ「これはどういうことなのでしょうかねえ」

ダイヤ「ねえ、ルビィ」

ダイヤ「あなたは、なにか知っている…?」ゴゴゴゴ

ルビィ「しッ、知らない知らない!なんにも知らない!なんでもくたんちゃんとかゆってたのか全然わかんない!」ブンブンブンッ
0199>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 20:10:51.15ID:1Nj1QmKi
ダイヤ「ルビィはここで待っていなさいな。少し、善子さんとお話ししてきますから」

ルビィ「ぅ、うぅ…」ブルブル

ルビィ (まずい、まずい。とめなきゃ、全世界配信なんて知ったら、絶対ゲームやめちゃう。やだ、やめてほしくない、せめて殿堂入りまで達成してほしい)

ルビィ「ぉ、おね…ぉねぃちゃ…」

「あれー、ダイヤさんだ〜」

ダイヤ「…!」

ルビィ (ま、またぁ!?もう無理だよぉ、さすがにごまかしきれないよぉ──)

ダイヤ「…千歌さん」

千歌「こんにちはー!明けましておめでとうございまーす!…って、それはこの前言いましたよね」エヘヘ

ルビィ (ち──千歌ちゃん!)
0200>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 20:15:42.80ID:1Nj1QmKi
千歌「沼津で会うなんてすっごい偶然ですね!内浦でもなかなか会わないのに〜」

ダイヤ「ええ、そうですね…」

千歌「あ!ルビィちゃんもいる!やっほー!」

ルビィ「こ、こんにちはぁ」手フリフリ

ルビィ (ちゃ、チャンス!今のうちによしこちゃんに連絡しておかなきゃ!) スマスマ

千歌「ダイヤさん達もお買い物ですか?せっかくお年玉貰ったんだから、欲しいものパーッと買わなきゃ損ですもんね!」

ダイヤ「千歌さん、わたくし、少しだけ用事が──」

千歌「どこ行っちゃったかな〜。よーちゃん達も一緒なんですよ!」

曜「あ、あんなとこにいた!ちかちゃーん」

梨子「もう、目を離したらすぐどこか行っちゃうんだから」

ルビィ「!!」

ダイヤ「…っ」
0201>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 20:27:57.44ID:1Nj1QmKi
曜「おー、ダイヤさんだー!」

梨子「ルビィちゃんも。こんにちは」

ゾロゾロ…

梨子「内浦の人もお正月はこっちの方まで出てくるものなのね」

曜「向こうには高校生がお年玉を使うようなお店ってほとんどないからねー」

千歌「ダイヤさん達もお年玉をぱーっと使いにきたんだって!」

曜「えー、意外!」

ダイヤ「なっ…誰がそんなことを言いましたか!わたくしはルビィのお買い物についてきたのであって、」

ルビィ「お、おでかけしようって誘ってくれたのおねいちゃんじゃん」

ダイヤ「ルビィ!」

千歌「ほらやっぱりね〜!」

曜「恥ずかしいことじゃないですよ、ダイヤさん!お年玉は使うために貰うんだもん!」

ダイヤ「や、ですからわたくしは…」

梨子「ルビィちゃんはなにを買いにきたの?」

ルビィ「スクールアイドルのデビューシングル!」

ようちかりこ「「「あ〜…」」」

ダイヤ「あ〜ではありません!なんですかその目は!わたくしではなくルビィだとさっきから、」

ルビィ「おねいちゃんはい特装版」

ようちかりこ「「「あ〜〜〜…」」」

ダイヤ「ルビィ!!!」
0202>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 20:35:58.36ID:1Nj1QmKi
千歌「ねーダイヤさん、ゲームセンターで勝負しよー!」

ダイヤ「げ、ゲームセンター!?校則で立ち入ってはいけないことになっているでしょう!」

千歌「え〜〜〜、ダイヤさんが来てくれないならチカ達だけで行くことになっちゃいますよ〜」

ダイヤ「い、いけません!わたくしが行こうが行くまいがだめなものはだめで、」

曜「そーいえば、クレーンキャッチャーにあったやつ、あれなんだっけ?聞いたことあるようなないような…」

ルビィ「今月クレーンキャッチャーには、すいーぽぽぺぽのグッズが追加されたんだよ」

ダイヤ「!」

曜「あー、それそれ!それだ!その柄のタオルがクレーンキャッチャーコーナーにあったよ!」

ダイヤ「!!」

梨子「曜ちゃん…悪い人…」

曜「にししっ」
0204>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 20:39:39.62ID:1Nj1QmKi
千歌「ねーダイヤさ〜ん行こ〜」グイグイ

ダイヤ「ちょ、あの、引っ張らないでください…!」

曜「ほらほらダイヤさーん、行きましょーよー」グイグイ

ダイヤ「ちょちょ、あのあの、押さないでください…!」

梨子「…」

梨子 (がんばりこっ!) グッ

ダイヤ「見ていないで!!」


ダイヤ「あっ待っ、わたくしは行くとは、そもそも行っていいと言った覚えも、や、離しなさ……こらーーー〜〜〜っ!」


ひとまずこの場は乗り切りました。けど、みんなとばいばいした後どうなるのか思うと、なんだか遊ぶのに集中しきれないルビィなのでした…
0205>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/05(金) 20:40:38.58ID:1Nj1QmKi
リトルデーモン1号『よしこちゃん』

リトルデーモン1号『やばい』

リトルデーモン1号『知らない人からもくたんちゃん応援してますって言われた』


善子 ガタガタガタガタ


続く──!
0211名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/07(日) 19:55:36.87ID:dwyl+ywC
善子の生放送でうっかり口が滑ったとかいう言い訳もできるな
現状はみんな見てることを肯定しちゃうけど途中まではしっかりAqoursメンバーしか見てなかったってことにできるし
0212名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/07(日) 20:16:03.24ID:W/Bfm3lK
善子の生放送で口が滑ったとなると、ダイヤの認識としては全世界に情報が解き放たれたと同義なんじゃないだろうか……

>>210の方がまだ持ちこたえられそうな気はする(声をかける人が増え始めたらアウトだが)
0213名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/07(日) 20:23:25.27ID:z/bB6+Ml
実は気付いてるけどあたふたしてる善子やルビィが可愛いからと、わざと知らないフリをしてるダイヤさんがいてもいいと思うのです
0214名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/07(日) 20:28:02.52ID:dwyl+ywC
>>212
ここで全世界の人に見られてるっていうのがバレるのも一つの転機として面白いなって思うし、どっちに転んでも楽しみではあるけどそもそもバレたらやめちゃうか
0216>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/08(月) 05:14:10.83ID:7hInCOHr
チッ チッ チッ チッ…

リトルデーモン1号『ちかちゃん達と合流した』

リトルデーモン1号『さっきよしこちゃんに電話しようとしてたけど、ちかちゃんが連れ回してくれてる』

チッ チッ チッ チッ… 

リトルデーモン1号『ちかちゃん達と解散するまではよしこちゃんに連絡するの諦めたっぽい』

チッ チッ チッ チッ… 

リトルデーモン1号『なんで既読無視するの』

リトルデーモン1号『よしこちゃん』

リトルデーモン1号『そろそろ解散するみたいだよ』


善子「…………よし」
0217>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/08(月) 05:21:29.82ID:7hInCOHr
千歌「は〜楽しかったね〜〜」

梨子「お正月からこんなに一日友達と遊んだことなんて初めてだよ」

曜「向こうだとどんな風にしてたの?」

梨子「元日のお昼からはおばあちゃんのお家で親戚みんなで集まって、三日のお昼くらいに家に戻って、そこからは家族と過ごして冬休みが明けることが多かったかな」

千歌「うわ〜、現代っ子みたい…人との繋がりが希薄で寂しいね…」

梨子「現代っ子ですから!友達との繋がりが希薄なんじゃなくて家族との繋がりを大切にしてるの!!」

曜「ダイヤさん?疲れちゃいましたか?」

ダイヤ「え?いえ、そんなことは」

曜「結局一日付き合ってもらって、ありがとうございました。千歌ちゃんってばダイヤさんとルビィちゃんに会えたのがよっぽど嬉しかったみたいで」

ダイヤ「ええ、わたくし達も楽しかったですから。ね、ルビィ」

ルビィ「うん!一緒におでかけしてよかった〜」
0218>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/08(月) 05:26:52.36ID:7hInCOHr
曜「じゃ、私はここで。ここまで歩くの付き合ってくれてありがとー!」

梨子「それじゃあ、またね。曜ちゃん」

ダイヤ「冬期休暇も残りわずか。課題もあるでしょうし、練習もあるから。計画的にお過ごしくださいね」

曜「は〜い。それじゃちかちゃんもルビィちゃんも、また練習でね!」

千歌「ばいば〜い!」

ルビィ「ばいばい、曜ちゃん」

ダイヤ「…さて、内浦方面のバスは…っと」



ダイヤ「!」

ルビィ「あと15分くらいみたいだね」

千歌「どーする?お茶してく?」

梨子「していかないよ。もう充分遊んだでしょ」

ダイヤ「…ごめんなさい、お二人とも。ルビィのことをお願いできますか?」

梨子「え?」

ダイヤ「わたくしはこの辺りで、やっていかなければならないことができてしまいました」

ルビィ「おねいちゃん…?」
0219>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/08(月) 05:34:43.23ID:7hInCOHr
ダイヤ「…」スタスタスタ

──ダイヤ『千歌さん達と一緒に、先に帰っていてちょうだい』

──ルビィ『おねいちゃんは?』

──ダイヤ『…彼女のところへ行ってきます』

ダイヤ「……」スタスタスタ

──女子『黒澤ダイヤさんですよね!それに、妹のルビィちゃん!』

──女子『もくたんちゃんとの冒険、いつも楽しく観させてもらってますっ!』

ダイヤ「………」スタスタスタ… ピタッ


ピンポーン

「………今、開けるわ」


善子さん『果たし状』

善子さん『今日、うちに寄ってください』
0220>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/08(月) 05:38:44.55ID:7hInCOHr
善子の部屋


善子「いらっしゃい。突然呼び立てて悪かったわね」

ダイヤ「いえ。ちょうどこちらにおりましたので」

善子「らしいわね」

ダイヤ「…ルビィから連絡でも?」

善子「千歌さん達と一緒だったそうじゃない。せっかくなら呼んでくれてもよかったのに」

ダイヤ「生憎、スマートフォンを触るひまも与えてもらえなかったもので」

善子「そう。ま、いいわ」


ダイヤ「話したいことがあって呼んだのでしょう?」

善子「あなたからも話したいことがあったから来てくれたんでしょ?」


ダイよし「「ちょうどいい」」
0221>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/08(月) 05:43:56.52ID:7hInCOHr
善子「…私から話しましょうか」

ダイヤ「単刀直入に聞きます」

善子「!」

ダイヤ「わたくしがオメガルビーをプレイしている様子は、どこまでの方が観ているのですか?」

善子「…」

ダイヤ「今日、全く知らない方から声を掛けられたわ。てっきりAqoursのファンだと思ったのだけど、なんとAqoursのことなど知りもしないご様子でした」

ダイヤ「それはそれで少し残念ですが、言いたいのはそんなことではなく…」

ダイヤ「その方はおっしゃったのです。『もくたんちゃんとの冒険、いつも楽しく観させてもらってますっ!』と」
0222>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 05:54:36.97ID:hTJvjSmL
ダイヤ「これは──どういうことですか」

善子「…」

ダイヤ「様々な可能性を考えましたわ」

ダイヤ「実は善子さんの知り合いの方で一緒に観ているのかとか、あるいは善子さんがご自身の生放送とやらでうっかり口を滑らせたのではないかとか」

ダイヤ「幸い、千歌さん達と過ごす時間があったことで頭は冷えたからね」

ダイヤ「ここへ来るまでに、ある程度は落ち着きました。全く知らない方から一方的に認知されるという感覚にはまだ慣れないけれど、Aqoursのことで多少は経験があるもの」

ダイヤ「理由如何によっては呑み込むことができると思いますが──」


ダイヤ「説明、してくれる?」
0223>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 05:58:09.03ID:hTJvjSmL
善子「今日、ダイヤに声を掛けてきたっていうその人は」

善子「もしかして、黒髪で巻き毛の女の子?」

ダイヤ「………いえ、茶髪でショートの女の子でしたが」

善子「あらそう、残念。当てずっぽうで当たればラッキーと思ったけど」

ダイヤ「善子さん」

善子「そう怒らないでよ、私の冗談やいたずらは今に始まったことじゃないでしょ?」

善子「すぐに説明するから──」
0224>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:03:12.13ID:hTJvjSmL
善子 (っげええええええええ!)

善子 (想像してたよりだいぶ怒ってるぅぅ…!)

善子 (てっきり会うなり怒鳴り付けられるいつものパターンかと思ったら全くそんなことないじゃない!)

善子 (時間が経ったことで落ち着いたって、私にとっては全然いい方向にはたらいてないんだけど!)

善子 (でも、でも大丈夫…そんなのはこっちだって想定していたことよ。伊達にこの数ヶ月間、一番近い場所であなたをからかってきたわけじゃない)

善子 (これがなんの前情報もなしだったら危なかった。普通にジ・エンドだった)

善子 (私の勝因は──ルビィがこっち寄りのスタンスで動いてくれたこと、これに尽きる)

善子 (このアドバンテージがあるおかげで、私はこの勝負に勝てる…!)
0225>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:07:47.33ID:hTJvjSmL
善子「…コホン」

善子「単刀直入に聞かれた問いには、単刀直入に答えるのが礼儀というものかしらね」

善子「ダイヤ」

善子「あなたのプレイング──『黒澤ダイヤの実況』と銘打っているけれど、これはね」

ダイヤ「…?」

善子「全世界」

善子「全世界に向けて配信されていて、具体的な数字にして約九万人──それだけの人が熱心に観ているみたいね」

ダイヤ「…………」

ダイヤ「…………」 

ダイヤ「…………は…?」
0226>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:16:45.05ID:hTJvjSmL
ダイヤ「きゅう、まん…?」

善子「九万」

ダイヤ「九人の間違いではなく…?」

善子「ええ。九万人。我らがAqoursの一万倍の人数よ」

ダイヤ「………???」

善子「あなたもご存知のニッコリ動画というWebサイトは、約五十万人のユーザーを抱える大手の動画配信サイトなの」

善子「その中でもチャンネル登録数──これは『黒澤ダイヤの実況』を熱心に観ている人の数ね、それが九万人って数値はちょっと異常よ。Aqoursの知名度に支えられた感じね」

善子「最初はもっといたみたいだけど、あなたが一度挫折したとき──ううん、途中で飽きて離れちゃった人も相当数いるようね」

善子「もちろんこの九万人だって全員が全員熱心な視聴者として残ってるわけではないでしょうけど、そこは測りようがないから置いておくとして、ともかく」


善子「あなたがもくたんと旅をする様子は、九万人の目に触れている。それが事実よ」
0227>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:26:42.95ID:hTJvjSmL
ダイヤ「ちょ、ちょっと待ってください。その、そんなにたくさんの情報を一息に言われても追い付きませんわ…」

ダイヤ「九万?九万、人…?」

ダイヤ「それは、その、善子さんの生放送を観ている方が皆さん観ている、というような解釈でよいのですか…?」

善子「間違ってはいないけど、それじゃまだ認識が甘いわね」

善子「堕天使ヨハネのリトルデーモンは、先日やっと七万人に到達したところよ。こっちからそっちに流れで登録した人はもちろん大勢いると思うけど、それだけでは決してないわ」

ダイヤ「………」キョトン…
0228>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:32:52.45ID:hTJvjSmL
善子 (下準備はこれで終了)

善子 (せいぜいAqours全員に観られているのが関の山だと思っているであろうダイヤに、全く想定もしていない数字をぶつけることで思考力を麻痺させる)

善子 (ただでさえインターネットに疎いダイヤには、私が言ったことの半分も理解できていないはず)

善子 (この時点で処理能力はすでに大幅に下がってる)

善子 (一生懸命に脳をフル回転させて今与えられた情報を処理しようとすれば自然と気づく、ダイヤが知りたい──『私に聞くべき』もう一つの点)

善子 (ここを乗り切るための布石は打てるだけ打った。さあ、ダイヤ。勝負よ──!)
0229>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:40:38.19ID:hTJvjSmL
ダイヤ「………待って」

ダイヤ「九万人というのはよいとして、いえ全くよくはありませんが、一旦置くとして」

ダイヤ「それは…いつ、から…なの…?」

ダイヤ「善子さんがうっかりご自身の生放送とやらで口を滑らせてから、それだけの人数が観るようになったということなの…?」

善子「いいえ。最初からよ」

ダイヤ「最初、から…とは…?」

善子「だから、あなたがもくたんと旅を始めた最初の日からよ。確か次の日に確認したときは七百人くらいだったかしら。ドルオタってのは、プロだろうがスクールアイドルだろうが、情熱は変わらないものなのね」

ダイヤ「え?だって、七百…もくたんちゃんとの旅路はAqoursの皆さんにしか見えていないと──」

善子「ごめん、嘘ついたわ」シレッ

ダイヤ「な」

善子「本当は最初からネットで誰でも観られる状態にしてたの。だからといって最初から九万人もの人が見つけられたわけじゃなくて、もちろん徐々に増えていったんだけどね」

ダイヤ「────!!」
0230>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:45:55.74ID:hTJvjSmL
ダイヤ「…ぅ、嘘を…ついたの…?」

善子「ごめんなさい」ペコッ

ダイヤ「どうして──どうしてそんな嘘を…」

ダイヤ「わたくしが情けないプレイングを誰彼に晒すのが面白いと、そう思ったのですか…」

善子「違う」

ダイヤ「だったら──だったら、なぜ!なにを考えてのことなのか説明なさい!」

善子「あなたのことを応援したかったからよ!!」

ダイヤ「──…っ!?」
0231>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 06:53:15.02ID:hTJvjSmL
ダイヤ「応援…?わたくしのことを…?」

善子「そうよ。でも正しくは、あなた『達』を…と言うべきかしらね」

善子「ねえ、ダイヤ。オメガルビーを始めてから、あなたは私に言ってくれたわよね。ゲームをするのが初めてだってことと別に、もう一つ」

善子「私がやってること、生放送とかゲームとかそういうものに興味を持ってくれていた、って」

ダイヤ「ぇ…」

善子「オメガルビーって名前に惹かれたのがきっかけだったとは言え、私に歩み寄ろうとする気持ちを大事にして決心したことだったんだって」

──ダイヤ『わたくしはこれまで、善子さんのなさっていることが全然理解できずにいました。ゲームもそうですし、この配信とやらも』

──ダイヤ『せっかく共に過ごす時間が増えたのだからなんとか理解したい、できるならば一緒に楽しみたいとずっと思っていましたわ』

──ダイヤ『時折あなたがやって見せてくれるゲームにも、画面越しで黒魔術を行う姿にも、わたくしはずっと興味を抱いていたのですよ』

ダイヤ「それは、そうですが…」
0232>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:00:38.18ID:hTJvjSmL
善子「私はとっても嬉しかった」

善子「ずっと他人と距離が開く原因になってたことを、他の誰でもない──一番認めてほしいあなたが認めてくれて、受け入れてくれたことが」

善子「だからね、あなたがゲームを始めることにしたとき、最後まで諦めないでほしいって強く思ったの」

善子「難しかったり、全然上手くいかなかったり、ゲームってそれが当たり前なの。そういう風にできてるんだもの。でもね、それを乗り越えてクリアすることこそが、ゲームの一番の楽しみであり醍醐味なのよ」

善子「ゲームそのものが初めてのダイヤには、もしかしたらオメガルビーは難し過ぎるかもしれない。途中で嫌になって投げ出したくなっちゃうかもしれない」

善子「でもそんな気持ちになったときこそ、ぐっと堪えて、乗り越えてほしかったの。私がどうしてゲームが好きで、やめられないのか、それを少しでも知ってほしかったのよ」

──ルビィ『ジムリーダーに勝てないことなんか誰にだってあるよ!そうゆう風に作られてるんだもん!』

ダイヤ「……おっしゃることはわかるけれど、だからって、それがなぜこんなことになるのですか」
0233>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:04:19.76ID:hTJvjSmL
ダイヤ「わたくしは、一度キンセツシティで心が折れてしまったことがあるわ」

ダイヤ「りこちゃん♡達を傷つけるのがイヤで、勝てない相手から逃げ出したことがある」

ダイヤ「でもそのときは、ルビィが立ち直るきっかけをくれました」

ダイヤ「…それでよかったではありませんか!」

ダイヤ「これから先も同じようにわたくしの心が折れてしまうようなことがあっても、ルビィが──善子さんが──そのたびに励まして、また奮い立たせてくださればいい!」

ダイヤ「見ず知らずの赤の他人に見られているその事実が、一体なにになるというのですか!?」

善子「あのとき」

善子「奮い立たせてくれたのは、ルビィね」

善子「でも、ルビィだけだった?」

ダイヤ「え…」
0234>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:08:02.46ID:hTJvjSmL
善子「あのときだけじゃない」

善子「あなたがリセットしたとき、初めてかずおが戦闘不能になってしまったとき、それ以外にもわからないことや迷うことがあったとき」

善子「優しい言葉や励ましをくれたり、アドバイスしたり笑わせて元気付けてくれたり、そんな人が──いなかった?」

ダイヤ「は、はあ…?」

ダイヤ「わたくしは基本的に一人でオメガルビーをしていますし、隣で観ていたことがあるのは善子さんとルビィだけで──」

善子「最初は当然ミズゴロウデッショー」

ダイヤ「………それ、は…」
0235>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:17:32.63ID:hTJvjSmL
善子「最初の最初」

善子「突然どのポケモンをパートナーにするか選べと言われて戸惑うあなたに、こんなアドバイスが飛んできたわね」

ダイヤ「…ぇ、いや、」

善子「操作に不慣れなあなたは誤ってキモリを選んじゃったみたいで、最初からズッコケではあったけどね」

ダイヤ「……」

善子「黒澤家の長女たるもの街の探索は隅から隅まで行いましょう」

ダイヤ「!」

善子「ジムリーダーはポケモンリーグが置いた試験官です。学校のテストがジム、ポケモンリーグが受験と考えてもらえれば。」

善子「コイキングはすぐ進化させた方が強いってじっちゃんが言ってた」

善子「火か格闘の技ほしい」

善子「バトンタッチで交代すればニトロチャージで上げた素早さをそのまま後続のポケモンに引き継げるよ」

善子「アメモース、ワカシャモ、アメモースで大地の力かわしつつ光の壁消せるゾ」

善子「…こういうの、みんな聞き覚えがあるんじゃない?」

ダイヤ「……………っ!」
0236>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:26:11.81ID:hTJvjSmL
善子「あなたともくたんの旅は、あなたともくたんだけで続けてきたものじゃない」

善子「それは決して、ルビィや私がいたおかげだって言いたいわけでもない」

善子「私達なんかより、もっともっとたくさん応援してくれた人がいるはずでしょ。あなたがオメガルビーを開始すると同時に駆け付けて、役に立つことや下らないことを言う人がたくさんいるはずでしょ」

善子「あなたともくたんの一生懸命な姿が得たその人達は、『ファン』と呼べる存在なんじゃないかしら──?」

ダイヤ「──────!!!」

善子「真実を知って、ここでオメガルビーをやめるというのなら、もう私にそれを止める権利はないわ」

善子「嘘をついて、騙したのは本当にごめんなさい。でも不特定多数の人に観られてるなんて状況じゃ、絶対にあなたはゲームをやってくれないと思ったから」

善子「これが、私が伝えられる全てよ」
0237>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:29:08.00ID:hTJvjSmL
ダイヤ「………………………………」

ダイヤ「……………………」

ダイヤ「…………」

ダイヤ「…はあ」

善子「!」

ダイヤ「あなたは、もう…」

善子「っ」ドキドキ…

ダイヤ「本当に──ずる賢いのですから」

善子 ゴクッ…

ダイヤ「…」ジッ

ダイヤ「やめませんわよ。このまま続けますわ、オメガルビーを──『黒澤ダイヤの実況』とやらを」

善子「…!」パアアッ
0238>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:31:46.78ID:hTJvjSmL
善子「怒ってる…?」

ダイヤ「怒ってますわ!当然でしょう!」

善子「ぅぅ…」

ダイヤ「ですが」

ダイヤ「あなたに投げかけたい叱責を、なにもかも言えなくするようなことをして」

ダイヤ「…本当にずるい」

善子「…えへへ」

ダイヤ「誉めてないのだけれど?」ジトッ
0239>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:35:41.47ID:hTJvjSmL
ダイヤ「しかし、これでわたくしの方に得心したことが多数あるのも事実です」

善子「なに?」

ダイヤ「どう考えたってあなたやルビィ、Aqoursの誰かとは思えないようなアシストがたくさん寄せられていたことよ」

善子「ああ」

ダイヤ「特に、有用なアシストを軒並み善子さんがくれたものだと思わざるを得なかった腑に落ちない感覚が解消されてすっきりしましたわ」

善子「!?」

ダイヤ「なるほど、あれらが全て善子さんだったのではないとすると、とても納得できます」

善子「な、なんで!?役に立ったやつは全部私かもしれないじゃない!」

ダイヤ「あなたが隣でオメガルビーを観ていたとき、なにか一つでも役に立つことを言ってくださいましたっけ?」

善子「 」
0240>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:38:47.61ID:hTJvjSmL
ダイヤ「しかし、まったく…」

ダイヤ「『まったく』としか言えないのが、とてももどかしいですが…そこまで悪い気分でもないのでお咎めなしとしてあげるわ」

善子 ホッ…

ダイヤ「そこまで安堵するくらいなら、始めからこんなことをするのではありません──とも、心根を聞いた今では言いづらいわ。まったく!」

善子「えへへ…」

善子「でも、よかった」

善子「本当よね?本当に本当にオメガルビーやめないわよね?」

ダイヤ「はいはい、やめないと言ったでしょう。この黒澤ダイヤ、自身の発言を曲げるような真似は致しません」

善子「………ぅやったーーー!!だってよ!聞いた!?みんな!!」

ダイヤ「……はい?」
0241>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:44:23.74ID:hTJvjSmL
善子 サッ

『ヨハちゃんねる』

『配信中』

ダイヤ「…………!?」

【コメント】やったーーさすがヨハネ様!

【コメント】これからも楽しみにしてますぅぅぅ

【コメント】みんな、よく頑張ったね ダイヤもがんばった

【コメント】ぶっちゃけまだメンバー全員にバレてないの奇跡じゃね?

【コメント】今日も更新お疲れ様ずら。いつも楽しみにしてるよダイヤちゃん。ついでに善子ちゃんも

ダイヤ「!? !? ………!?」

善子「フッ…ギラン!これだけのリトルデーモンを前に宣誓したのだから、万に一つも発言を取り消すことなんかできないわね」

ダイヤ「よ、善子さん…あなた…ッ」ワナワナ…

善子「チッ、チッ、チッ」

善子「ヨ・ハ・ネ・よ♡」

ダイヤ ブチィッ


ダイヤ「いい加減になさーーーーーーいっっ!!!」


こうして、無事あらゆる誤解が解け、本当の意味でダイヤは始めることになりました──『黒澤ダイヤの実況』を!
0242>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 07:49:17.00ID:hTJvjSmL
ニコ動のユーザー数などは詳しくないので数字周りは割と適当です、悪しからず。
なにも考えずにニコ動にしたけど、今はYouTubeの方が主流なのですかね
どっちでもいっか!
0243名無しで叶える物語(家)垢版2019/07/08(月) 07:51:59.88ID:S4ufg0lc
朝から更新おつかれ
ニコ生でコミュ9万人おったらトップ配信者やな
でもヨハネの配信もニコ生をモデルにしてるみたいだしいいのではないだろうか
0244名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2019/07/08(月) 08:40:03.63ID:QA7eEPd5
これでまた実況パートか
非実況パートも好きだけどやっぱりどうしてもダイヤちゃんの冒険が恋しくなっちゃう
0247>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 18:29:40.64ID:hTJvjSmL
ダイヤ カチカチ…

『登録者数:89,772』

ダイヤ「ほんとだ…」

ダイヤ「これまで全く気にせずに来たけれど、きちんと画面を見たら様々な情報が読み取れるわね…気づかなかったわたくしが愚かだとでも…?」

ダイヤ「…」

ダイヤ (いや絶対そんなことない) イラッ

ダイヤ「まあ、よいですわ」

ダイヤ「この九万人の方々に支えられてきたのは紛れもない事実だし、考えたところで今まで観られていた事実が消えるわけでもない。まさかもくたんちゃんとの旅路をこんな道半ばで諦めたくはないしね」

ダイヤ「それならば、存分に観ていていただくとしましょう──わたくし達の勇姿をね」カチカチ


『Dia.K が生放送を開始しました』ピロン♪


『ポケットモンスター オメガルビー』
0249>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:06:01.29ID:hTJvjSmL
119番道路


シトシト…

もくたん『…』

ダイヤ「…」

ダイヤ「えー、……」

ダイヤ「ぜ、前回よりやや時間が経ちましたが、まだ雨が降っているようです」

ダイヤ「…えー…」

ダイヤ「今日は、この119番道路を越え、はい…次の町に到着するところを目指していきたいなと思い、いえ、思っています…です」

ダイヤ「さ、さあ、それではもくたんちゃんよ、先に進みましょうか!」カチカチ…

もくたん ギクシャク
0250>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:10:33.45ID:hTJvjSmL
ダイヤ「さあ!この119番道路、捕まえられるポケモンはあらかた捕まえたようですが、まだコンプリートには至っていないようですね!」

ダイヤ「よもや雨天では姿を見せないポケモンもいるということなのでしょうか!」

ダイヤ「それはー、困りました…わ、ねー…」

ダイヤ カチカチ…

ダイヤ カチカチ…カチカチ…

ダイヤ (………き、緊張する…!) ドーン
0251>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:16:17.52ID:hTJvjSmL
ダイヤ (こ、この画面の向こうに九万人もの人がいるのだと思うと…)

ダイヤ (九万人の方がもくたんちゃんの一挙手一投足に注目しているのかと思うと、歩かせることすら不恰好でないかと気になってしまう!)

ダイヤ (九万人の方が聞いているのかと思うと、発言一つひとつすら取り返しのつかない署名であるような気がしてしまう!)

ダイヤ (これまでりこちゃん♡達に強いてきた戦いを観て、わたくしは理不尽なポケモントレーナーであると思われているのでは?)

ダイヤ (これまで何の気なしに呟いてきた言葉を聞いて、不快な気持ちになり、わたくしのことを失礼な女だと思った方がいるのでは?)

ダイヤ (善子さんが、ルビィが、鞠莉さんが、Aqoursの皆さんだけが観ていた頃に戻りたい──!) カチカチ ←すでに泣きそう
0252名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/08(月) 19:16:30.44ID:jkc9/ozP
【コメント】
               
           ____      
         /"::::::::::::::::::::::"`ヽ    
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    .  /::: ::::::::´`:::::::´ `::::::´`::::ヽ 
     /::::::::::´l::::::i::::/i::::::l::::ノリ::::l:::i::ヽ  
      l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::::l  
     ll\l    ̄    ̄    ̄ l/l:l   
      ll/l / ̄\   / ̄ヽ l\l:l 
     ll::::::l            l::::::ll   
     l:l:::::l """  __ """ l:::::ll     
     l:l:::::lヽ    ・ ━     ノl::::l  
     l::l:::::l ::ヽ、____, "ノ::ノ:::::l    
     l:l:::::l:::::::::::::/    ヽ::ノ::ノリ:::::l
0253>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:20:38.61ID:hTJvjSmL
ダイヤ (うう…どうしてこんなに気を遣いながらオメガルビーをしなければならないの…)

ダイヤ (もっと楽しく、もくたんちゃんやりこちゃん♡達との想い出作りに励みたいのに…)

ダイヤ (こんな気持ちになるのなら、いっそのこと出掛けなければよかった…そうすればイシバシプラザであの方から声を掛けられることもなく、善子さんから全てを聞かされることもなかったはずなのに…)

ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「…」

──女子『もうそろそろ次の町に着いちゃいますけど、せっかくならヒンバスを釣ってから…』

ダイヤ「…と、おっしゃっていたわね…」
0254>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:27:26.32ID:hTJvjSmL
ダイヤ「ヒンバスを、釣ってから…?」

ダイヤ「…」

ザァァァ…

ダイヤ (119番道路へ踏み入ってからというもの、常に存在感を放ってきた川がある。滝がある)

ダイヤ (いいつりざおを頂いたときに散々釣りをした反動で、すっかり無視してここまで来てしまったけれど…ここで、この川でしか釣れないポケモンがいるのかしら)

ダイヤ「…いや、それはそうでしょう」

ダイヤ「110番道路と111番道路で草むらから飛び出すポケモンが異なるのに、水辺で釣れるポケモンがどこでも同じわけがない。ましてや海と川となれば、生態系は全く異なっていて当然ですわ」

ダイヤ「ヒンバス、というポケモンがまさしくそうなのでしょう。わたくしはこれまでに釣り上げたこともなければ、釣りのおじさん達が従えている場面に出くわしたこともない」

ダイヤ「完全に未知のポケモンだわ。…そうとわかれば」
0257>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:36:26.46ID:hTJvjSmL
もくたん on かずお デーーン

ダイヤ「釣りですわ!!」

ダイヤ「雨の中ではありますが、幸い豪雨というほどでもないし、
これはこれで乙なものだと思うことにしましょう。それに、」

ザァァァ…

ダイヤ「ご覧くださいな!この大きな滝を」

ダイヤ「こんな絶景を背にして釣りをする機会など、
こちらではそうそう得られるものではありません。
出会っていないポケモンがいることもわかったのだし、
存分に釣りを楽しむとしましょう」

ダイヤ「ゴーもくたんちゃん、そーれいいつりざおですわ!」カチ

もくたん ヒュンッ チャポ…

ダイヤ「な、に、が、つ、れ、る、か、な〜」ワクワク

『…………ひいてる ひいてる!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「今──」

【コメント】
               
           ____      
         /"::::::::::::::::::::::"`ヽ    
       /::: :::::::´´::::::::``::::::::ヽ    
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      l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::::l  
     ll\l    ̄    ̄    ̄ l/l:l   
      ll/l / ̄\   / ̄ヽ l\l:l 
     ll::::::l            l::::::ll   
     l:l:::::l """  __ """ l:::::ll     
     l:l:::::lヽ    ・ ━     ノl::::l  
     l::l:::::l ::ヽ、____, "ノ::ノ:::::l    
     l:l:::::l:::::::::::::/    ヽ::ノ::ノリ:::::l

ダイヤ ビクッ

『……にげられた!』

ダイヤ「 」
0261名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/08(月) 19:41:13.17ID:LBQLiLGr
【コメント】

    __    _____    _   
   /´:::`ヽ,,,/":::::::::"`ヽ/::`ヽ
   r"´´..``....i´::::´`:::::´`  `i"´´ `:j
   j:ヽ::ノ::ノ´´::´`:::::::´`::ヽ:::::i
  r:::ノ::j ´´:f::l:::y:y::::::::k::::j
  `v::::ノ:::ノリ´ `ヽ::l:::/´ `リノ::ノ:::/  
   v:::ヽ:::ノ´   ヽi:::ノ  `ヽ::ノ::ヽ
   `):::::l´/ ̄\   / ̄ヽ l`:j `:::(
     ノ::ヽ::l             l::ノ:::ヽ 
   i´::::::ヽ """ ヽ_人_ノ """ j::ノ:::::i
   ノリ:::ヽ:ヽ     −     ノ::j`ヽ:::)
   j j::::`ヽ :`ヽ____,、ノ::/::)::ノ                          
   ヽ::ヽ:::::ヽ/     ヽ:::ヽ:::j::ノノ
0262>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:41:48.08ID:hTJvjSmL
ダイヤ「誰ですか!なんですか今のは!」ムキーッ

ダイヤ「どうしてよりによって釣りをするタイミングでこういうことをするのですか!こんないたずらをなさるのはどうせ善子さんか鞠莉さんに決まって──」

ダイヤ ハッッ!!

──『登録者数:89,772』

ダイヤ「……あ、あまり…変なタイミングでアシストを下さるのは、そのう…控えていただけると助かるのですが…」←思い出した

ダイヤ「…」

ダイヤ カチカチ

もくたん ヒュンッ チャポ…

『………………つれないなあ』パシャッ

ダイヤ「ぅ」

ダイヤ「こ、今回はなにも掛からなかったようですね。実際の釣りがそうであるよう、オメガルビーでの釣りも糸を垂らせば必ず釣れるというものではなく、決してもくたんちゃんの腕前が云々かんぬん…」
0263>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:45:30.80ID:hTJvjSmL
『………ひいてる ひいてる!』

ダイヤ カチ

『コイキングを 釣り上げた!』

ダイヤ「あー、えー…コイキングです。コイキングは釣りをしていて最もよく釣れるポケモンでして、今もくたんちゃんを乗せてなみのりしてくださっているかずおさんも元はコイキングだったのですわ。って、観ていたのならご存知ですか…えっと」

ダイヤ「と、とりあえず、無益な戦闘は避けますね」カチカチ

『うまく 逃げ切れた!』
0264>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:48:49.47ID:hTJvjSmL
ダイヤ カチカチ…


『…………つれないなあ』

『コイキングを 釣り上げた!』

『コイキングを 釣り上げた!』

『……つれないなあ』

『メノクラゲを 釣り上げた!』

『…………………つれないなあ』

『コイキングを 釣り上げた!』


『……………ひいてる ひいてる!』

ダイヤ「!」カチ…

【コメント】

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   /´:::`ヽ,,,/":::::::::"`ヽ/::`ヽ
   r"´´..``....i´::::´`:::::´`  `i"´´ `:j
   j:ヽ::ノ::ノ´´::´`:::::::´`::ヽ:::::i
  r:::ノ::j ´´:f::l:::y:y::::::::k::::j
  `v::::ノ:::ノリ´ `ヽ::l:::/´ `リノ::ノ:::/  
   v:::ヽ:::ノ´   ヽi:::ノ  `ヽ::ノ::ヽ
   `):::::l´/ ̄\   / ̄ヽ l`:j `:::(
     ノ::ヽ::l             l::ノ:::ヽ 
   i´::::::ヽ """ ヽ_人_ノ """ j::ノ:::::i
   ノリ:::ヽ:ヽ     −     ノ::j`ヽ:::)
   j j::::`ヽ :`ヽ____,、ノ::/::)::ノ                          
   ヽ::ヽ:::::ヽ/     ヽ:::ヽ:::j::ノノ

ダイヤ ビクッ

『…にげられた!』

ダイヤ「だあああああからあああああ!!」
0265名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/08(月) 19:51:45.66ID:jjvGl/i2
                        _____       
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                   llヽl __  ̄    ̄ l/:l:::::::l:::::::::l 
     _     ____ ll::/l/ ヽ  / ̄ヽl\::l´ `l:::::::ノ  
    /´:::`ヽ,,,/::::::::ヽ ll:::l         l:::::::l6,ノ:::ノリ 
   r"´´..``....i´:::::::::::ヽl:l:::l "" __ "" l:::::::l:::::::::::ハ 
   j:ヽ::ノ::ノ´´::::::::::::l:l:::lヽ  −   /l:::::::l::::::::::ハ    
   `r:::ノ::j ´´´:f´`l:::y:y`l::l:::l ::ヽ・  / /:l:::::/:::::::::::ヽ               
   `v::::ノ:::ノリ´  j`ヽ:l::l l:l::::l :::::::l ̄  l::::l:::/:::::::::::::::::ヽ                
    v:::ヽ:::ノ´ _   `ヽl:ノ l::`ノ :/  __  ヽ:::::::::::::::::::::::::::::`:      
    `)::`::l´ / `ヽ  /`ヽ l:::/´ヽヽ"´ヽ/ `ヽ/://// ̄`ヽ 
     ノ::ヽ::l           l:/  ヽ:ヽ_ヽ__/::////    `)                             
    i´::::::`ヽ  """    ""l{_  ヽ::▽:::://{_____`}
    ノリ::ヽ:`ヽ:ヽ 、_人__,  lヽ==l /  ̄`囲 ̄´    / l====l
   j j:::::ヽ`ヽ :ヽ   ━  /:/ ̄'{ ヽ /::ヽ    /  l""`´ ̄/
   i::::/::/ヽ``-,____/::/   ヽ  l::::l     /´    /´
    ヽ/ヽ:ヽ::ヽ/    }__  /`ヽ l::::l     /    /  
       ヽ/ ヽ::ヽ   ∧  l // `ヽ  `l l::::l    /    /
     /´===`ヽ ヽ/ `ヽl // /´ヽ l l::::j   /    /
    {´ ̄ ̄ ̄ヽニニニニノノ      j´ l:::j’   /    /
0266名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/08(月) 19:52:27.43ID:dFR9B4e4
【コメント】

                        _____       
                      /":::::::::::::::::::::::"`ヽ   
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                   llヽl __  ̄    ̄ l/:l:::::::l:::::::::l 
     _     ____ ll::/l/ ヽ  / ̄ヽl\::l´ `l:::::::ノ  
    /´:::`ヽ,,,/::::::::ヽ ll:::l         l:::::::l6,ノ:::ノリ 
   r"´´..``....i´:::::::::::ヽl:l:::l "" __ "" l:::::::l:::::::::::ハ 
   j:ヽ::ノ::ノ´´::::::::::::l:l:::lヽ  −   /l:::::::l::::::::::ハ    
   `r:::ノ::j ´´´:f´`l:::y:y`l::l:::l ::ヽ・  / /:l:::::/:::::::::::ヽ               
   `v::::ノ:::ノリ´  j`ヽ:l::l l:l::::l :::::::l ̄  l::::l:::/:::::::::::::::::ヽ                
    v:::ヽ:::ノ´ _   `ヽl:ノ l::`ノ :/  __  ヽ:::::::::::::::::::::::::::::`:      
    `)::`::l´ / `ヽ  /`ヽ l:::/´ヽヽ"´ヽ/ `ヽ/://// ̄`ヽ 
     ノ::ヽ::l           l:/  ヽ:ヽ_ヽ__/::////    `)                             
    i´::::::`ヽ  """    ""l{_  ヽ::▽:::://{_____`}
    ノリ::ヽ:`ヽ:ヽ 、_人__,  lヽ==l /  ̄`囲 ̄´    / l====l
   j j:::::ヽ`ヽ :ヽ   ━  /:/ ̄'{ ヽ /::ヽ    /  l""`´ ̄/
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    ヽ/ヽ:ヽ::ヽ/    }__  /`ヽ l::::l     /    /  
       ヽ/ ヽ::ヽ   ∧  l // `ヽ  `l l::::l    /    /
     /´===`ヽ ヽ/ `ヽl // /´ヽ l l::::j   /    /
    {´ ̄ ̄ ̄ヽニニニニノノ      j´ l:::j’   /    /
0267>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 19:54:39.52ID:hTJvjSmL
ダイヤ「ちょっとよいですか!」

ダイヤ「あの、先ほどから誰ですか!?いえ、厳密には先ほどからではありませんわね!きっとこれまでにもあった数々のいたずらもあなた方なのでしょう!?」

ダイヤ「善子さんのふりをしたり鞠莉さんのふりをしたりしながらいたずらばっかりしてえ…っ!」※ 別にふりはしてない

ダイヤ「あなた方といったら、たまにもくたんちゃんのことを助けてくださるかと思えば、そこに感謝して余りあるほど邪魔をしてきて!なんなのですか!」

ダイヤ「もくたんちゃんの応援をしたいのか邪魔をしたいのかはっきりなさい!というか邪魔をするのが目的ならば去りなさい!」

ダイヤ「なんなのですか!!」プンプン

【コメント】おかえりダイヤ

ダイヤ「わたくしをキレ芸専門の芸人みたいに扱うのではありません!!」
0268>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 20:04:48.95ID:hTJvjSmL
ダイヤ「もういいです。もう知りませんわ」

ダイヤ「これもなにかの縁ですしせっかくわたくしは歩み寄ろうとしていたのに、あなた方がそういう態度を取るのであればわかりました!」

ダイヤ「もうあなた方の変なアシストにいちいち構ってなど差し上げませんからね」フン

ダイヤ カチカチ

【コメント】ダイヤちゃんコメント履歴見てみ

ダイヤ「あーはいはい、見てます見てます。いつも応援ありがとうございます」カチカチ

【コメント】ねぇきいてよ だいやよしこちゃん、ちかとようが生放送の味方わからないんだって笑

ダイヤ「へーそうですか、だったら教えてあげればよいではありませんかー」カチカチ

【コメント】ダイヤさん久しぶり!俺だよ覚えてる?

ダイヤ「覚えてます覚えてます、お久し振りですねー」カチカチ

【コメント】ソーナノはテクニカルなポケモンに進化するよ

ダイヤ「んまーすごいすごい」カチカチ

https://i.imgur.com/D7y4yi1.png

ダイヤ「いやホンマにすごいやつやんけそれェ!!」


※ 字数制限の兼ね合いで画像にしました。
0269>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/08(月) 20:05:58.51ID:hTJvjSmL
キリ悪くなりそうなのでここで。
ダイヤさん楽しそう
0272>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 06:03:51.68ID:ReEB211Y
『うまく 逃げ切れた!』

ダイヤ「うーん…」

ダイヤ「これまでに釣れたのは、九割がコイキング。たまにメノクラゲやキバニアが釣れたけれど、肝心のヒンバスとやらは釣れませんわね」

ダイヤ「ポケサーチを見てもこの界隈に捕まえていないポケモンがまだ残っているのは事実のようですし…」

ダイヤ「場所がいけないのかしら。それともやはり天気?」カチカチ

ダイヤ「こうして手探りで冒険を進めるのは楽しい反面、答えに辿り着くまではもどかしく感じてしまいますわね」

シトシト…

ダイヤ「雨が上がる気配も一向にないし、もう少し続けて出会えなければ、一旦引き上げてまた晴れた日に来てみるとしましょうか」カチカチ

もくたん ヒュンッ チャポ…
0273>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 06:10:25.99ID:ReEB211Y
『……………ひいてる ひいてる!』

ダイヤ「!」カチ

『ヒンバスを 釣り上げた!』

ダイヤ「ぉ…っ」

ダイヤ「おおっ!釣れましたわ!ヒンバスさん!」ガタッ

もくたん『いっておいで!かずお!』

かずお『ギャォオスッ!』

『ヒンバス LV25』

ダイヤ「ほーう、これがヒンバスですか…お身体の作りはどことなくコイキングに似ている、つまりオーソドックスなお魚の形ですわね」

ダイヤ「…」

ヒンバス『…』

【コメント】なんか不細工なポケモンだな

ダイヤ「んまっ!!」
0274>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 06:17:02.46ID:ReEB211Y
ダイヤ「な、なんということをおっしゃるのですか!全然不細工などではありません!全く、これっぽっちも!」

ダイヤ「目なんか『ん?アイプチとアイシャドウ失敗した?』というほどにギョロリと大きいですし!」

ダイヤ「お口も『あら、激辛料理でも食べたの?ギャグ漫画ですか?』というほどにぷるりと分厚いですし!」

ダイヤ「尾びれもご覧なさい、水を掻くのにはやや不適当なのではないかというほどにすれてボロボロになってしまって…」

ダイヤ「…」

ダイヤ「大丈夫ですか?このポケモン…」

参考画像
https://i.imgur.com/ufTKAYv.png
0275>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 06:36:08.42ID:ReEB211Y
ダイヤ「ま、まあいずれにせよ無事釣り上げることに成功したのだから捕まえますが」カチカチ

『かずおの なみのり!』ザバァァアアッ

『こうかは いまひとつの ようだ…』

ダイヤ「あら、思ったよりダメージがありませんわね。お魚のポケモンならばみずタイプでしょうが、効果今一つとは言えかずおさんのタイプ一致なみのりをこうも難なく受けられてしまうとはね」

ダイヤ「なかなかやるではありませんか」ニッ

ダイヤ「ですが、さすがにこれ以上攻撃すると倒れてしまいますわね。おとなしく捕まってくださるとよいのですが」カチカチ…

『やったー!ヒンバスを 捕まえたぞ!』

ダイヤ「あっさりだね!!」
0276>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 06:41:25.33ID:ReEB211Y
ダイヤ「さて…」

『ヒンバスが ポケモン図鑑に 記録された!』

『生まれつき ヒレが ボロボロで みっともないため 誰にも 相手に されない ポケモンだ。 海と 川の どちらでも 生活できる』

ダイヤ「おお、お…」

ダイヤ「なんだか随分な言われようですが、あなたはそれでよいのですか…と、ヒンバスさんに言ったところで仕方がありませんか」

ダイヤ「どこでも生きていけそうなことを仄めかしている割には、あなた海で姿を見せなかったどころか川でも相当苦戦させてくれたわね」

『ヒンバスに ニックネームを 付けますか?』

 はい
→いいえ

ダイヤ「…」
0277>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 06:48:50.19ID:ReEB211Y
──女子『もうそろそろ次の町に着いちゃいますけど、せっかくならヒンバスを釣ってから…』

ダイヤ (せっかくならヒンバスを釣ってから?)

ダイヤ (あっさり釣れるかと思っていたものを、存外手こずらせてくれた。天候などの条件により出会うことができないのかと思ったけれどそうではなかった様子だし)

ダイヤ (つまり、単純に出会うのが難しいポケモンであるということ…)

【コメント】みにくいアヒルの子の話を知っていて?

ダイヤ「!」

ダイヤ「みにくいアヒルの子はもちろん知っています。シンデレラストーリーの構想の基盤になったとも言われる日本昔ばなしですわね」

ダイヤ「ここでそのお話をなさることの意味、わたくしでなくとも容易に想像できますが…問題は、」

ダイヤ (これは信じてもよい方のアシストなのか──!?)
0278>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 06:56:54.90ID:ReEB211Y
ダイヤ (善子さんや鞠莉さんならカマの掛けようもあるけれど、このアシストは全国約九万人の見も知らぬ誰かが寄越したもの)

ダイヤ (これまでアシストが有用であったか否かという勝負は、正直なところ分が悪い)

ダイヤ (わたくしが本当に必要とするとき以外はだいたい下らないことや嘘をおっしゃる方々だもの、そうそう常に窮地に陥っているわけでもないのだから、それは分母から考えて割合が低くなるのが当然だけれど…)

ダイヤ (もし、ここで黒澤ダイヤモンズのどなたかに泣いてもらってヒンバスを手持ちに加えたとして、このまま進化しても結構悲惨なポケモンだったとしたら──)

ダイヤ (その選択をした自分を、わたくしは悔いても悔いきれない気がする)

ダイヤ (だったらここは危険な橋を渡ることなどせず、おとなしくこの出会いを喜んでからボックスへ行っていただく方が…)

【コメント】大丈夫、私達なら出来る

ダイヤ「!」
0279>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 07:03:15.70ID:ReEB211Y
ダイヤ「こ、れは…」

──【コメント】おかえり、ダイヤ

──【コメント】ダイヤ、新しい仲間、楽しみだね

──【コメント】私とダイヤの仲間をなめないで

ダイヤ「──もくたんちゃん!」

ダイヤ「普段は寡黙なもくたんちゃんですが、その胸に秘める皆さんへの愛情は本物。ここぞというときに一言くれる小さな呟きは、万兵をも得た気持ちにさせてくれる…」

ダイヤ「私達なら、できる」

ダイヤ「そうね。ヒンバスの行方が悲惨なものとなるか、それとも明るく輝くか。それは他でもないポケモントレーナーであるわたくし達の手に懸かっているはずですわね」

ダイヤ「あなたが、そう言うのならば」

ダイヤ「この黒澤ダイヤ、喜んでこのヒンバスさんを新たな仲間として迎え入れましょう!」
0280>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 07:06:43.08ID:ReEB211Y
完全に忘れてました

ヒンバスの性別とニックネーム >>282
※ 性別は必須、ニックネームは付けなくてもよい。

ヒンバスのとくせい >>284
※ すいすい、どんかん、のいずれか。


実はとくせいがすいすいだった場合、かずおをあっさり抜くんですよね…
途中で更新止まる方がイヤかなと思って、すばやさには触れずに書きました
0285>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 08:11:23.56ID:ReEB211Y
安価了解
(まりはすでにいます、下記参照)

ちなみに、少し形式を変えることにした
要所要所でパーティ編成の安価を出して、その時々によって異なる六匹を選出して旅立たせます


ヒマワキジム挑戦時のパーティ >>
※ 1レスで三匹まで指定可、被ったり六匹未満だったりしたら下1も安価に含む。安価取るのは一人一回。
ただし、かなんは固定なので残り五匹。

候補
りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV36 しんりょく

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV33 いかく

ようちゃん(ワカシャモ)♀ ほのお、かくとう LV34 もうか

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV33 がんじょう

かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV31 いかく

じゅっき(コイル) でんき、はがね がんじょう LV14

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV29 りんぷん

まり(ナックラー)♀ じめん LV22 ありじごく

ソーナノ エスパー LV1 かげふみ
はねる、あまえる、アンコール

ダイヤ(ヒンバス)♀ みず LV25 すいすい
はねる、たいあたり
0286>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 08:12:57.24ID:ReEB211Y
失礼、安価漏れが。

ちなみに、少し形式を変えることにした
要所要所でパーティ編成の安価を出して、その時々によって異なる六匹を選出して旅立たせます


ヒマワキジム挑戦時のパーティ >>288-289
※ 1レスで三匹まで指定可、被ったり六匹未満だったりしたら下1も安価に含む。安価取るのは一人一回。
ただし、かなんは固定なので残り五匹。

候補
りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV36 しんりょく

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV33 いかく

ようちゃん(ワカシャモ)♀ ほのお、かくとう LV34 もうか

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV33 がんじょう

かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV31 いかく

じゅっき(コイル) でんき、はがね がんじょう LV14

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV29 りんぷん

まり(ナックラー)♀ じめん LV22 ありじごく

ソーナノ エスパー LV1 かげふみ
はねる、あまえる、アンコール

ダイヤ(ヒンバス)♀ みず LV25 すいすい
はねる、たいあたり
0290名無しで叶える物語(茸)垢版2019/07/09(火) 10:32:46.96ID:FunxFfZE
【コメント】ヒンバスとは全然関係ないけど単純なレベルアップだけじゃ進化しないポケモンもいるよ。ヒンバスとは全然関係ないけど!
0292>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 18:33:02.05ID:ReEB211Y
ダイヤ「…」

ヒンバス『…』

『ニックネームを 入力してください!』

ダイヤ (き)

ダイヤ (決まらない…!)

ダイヤ (順当に考えれば当然花丸さんのお名前を頂くところだけれど、)

ヒンバス『…』

ダイヤ (万が一、万々が一この雰囲気を残したまま進化してしまった場合、花丸さんがどう思うかわからない)

ダイヤ (現時点では決して可愛いとも格好いいとも言いがたいこのポケモンに名前をお借りして付けることで、あらぬ誤解を受けない保証もない)

ダイヤ (いいえきっと考え過ぎ。わかっています)

ダイヤ (花丸さんは人の悪意を邪推するような方ではないし、なによりヒンバスさんを輝かせると決めたのだから、そんな心配はするだけ無意味)

ダイヤ (──わかってはいるけれど!!)

ダイヤ ムー…

ダイヤ (…仕方がない。よほどのことがない限りこの案は採用すまいと思っていたけれど…)

ダイヤ カチカチ…

『ダイヤ』

ダイヤ「こ──これならば誰にも迷惑はかからないでしょう…ッ」(震え)
0293名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/09(火) 18:34:32.97ID:4dKalD3i
       
   ┏┓    ┏┓┏┓    ┏━━━┓        ┏┓ ┏━┓
  ┏┛┗━┓┃┃┃┃    ┗━━┓┃        ┃┃ ┗┓┃
  ┗┓┏┓┃┗┛┃┃         ┗┛┏━━━┓ ┃┃   ┃┃
   ┗┛┃┃   ┃┃┏┓ ┏┓     ┗━━━┛ ┃┃   ┃┃
     ┏┛┃   ┃┗┛┃ ┃┗━━┓        ┃┗┓ ┗┛
     ┗━┛   ┗━━┛ ┗━━━┛        ┗━┛

                ,__、 ____
               /  ./       ゛ヽ
.              /  /       ヽ  'ヽ
             ノ  lヽヽノ´"`ヽヽゝヽ  l
             ( ( .( ( l `○   ○´l ノ 
.             )  l/ヽゝ""  ワ ""l_/
             ./ .ノ`ヽ))ヽ__________ノヽ
             ヽノ  ./´`j::》o《:::l`ヽ ._
                 l~~ノ'l:::::::lヽ`´ )
                 'ヽ__):::::::l .`-´
                  /_/_l_l_l_l_ヽ_ヽ
.                   ヽ_i__/    
                   l::::::l::::/
                    `-`-´
0295>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 19:08:44.70ID:ReEB211Y
『ダイヤを ボックスへ 預けました!』

ダイヤ「うっ…やはり自分の名前を呼ばれるというのは、なかなかクるものがあるわね…」

ダイヤ「しかし、これこそが最も平和的な解決法なのだから仕方がありませんわ。これくらいのことで動揺するわたくしではありません」

ダイヤ「…よし、それではこれで目的は達成したわね。早く次の町へ行ってダ──」

ダイヤ「ダイヤ、さん…ちゃん……ダイ…」モニョモニョ

ダイヤ「と、とにかく次の町を目指すとしましょう!」カチカチ

ダイヤ「かずおさんには随分と長いことなみのりをしてもらっていましたわね。その間もくたんちゃんが乗りっ放しで疲れてしまいましたか?そこの陸地までお付き合いくださいな」

もくたん on かずお スイー…

『あ!野生の キャモメが 飛び出してきた!』

ダイヤ「あら」
0296>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 19:21:13.20ID:ReEB211Y
もくたん『いっておいで!かずお!』

かずお『ギャォオスッ!』

ダイヤ「ふふ…この辺では見かけないポケモンがいるぞと、気になってたくさんのポケモンが見にきますわね」

『かずおは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「あなたのことを言ったのですわよ?かずおさん」クスッ

ダイヤ「〜♪」カチカチ

『うまく 逃げ切れた!』

ダイヤ「姿を見て満足したのなら、下手なことはせずに立ち去りなさいな。かずおさんがその気になれば、怪我をする程度では済みませんからね」フフッ

ダイヤ「陸に到着っと」

もくたん(陸地の姿) スタッ

ダイヤ「もうトレーナーの皆さんとも、全員戦い終えたようね。うーん…」カチ

ダイヤ (もう少しでレベルが上がるコが何匹かいるのだけれど…)

ダイヤ「どうしましょうかね…」
0297>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 19:28:09.59ID:ReEB211Y
ダイヤ カチ…

『かなん LV35』

ダイヤ ムム…

──【コメント】かなんはストーリーで使うならこれ以上進化させないのも手。信じるか信じないかは任せるけどね

──『相手の ケッキングの なまけ!』

──ダイヤ『……は?』

──ダイヤ (わたくしが知る限り、特性がなまけであるポケモンは、一匹だけ…)

ダイヤ「…………いえいえ」

ダイヤ「いえいえまさかまさか」ブンブン

ダイヤ「この辺のポケモンならば、もう一匹か二匹でも倒すか捕まえるかすればかなんさんはレベルが上がるけれど…」


ダイヤの行動 >>299
※ 迷わず進化させる、しばらく進化を見送る、誰かに相談する、など比較的自由に指定可。相談する場合、相手によって進化に対するスタンスが決まるので注意。
0300>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 19:46:29.00ID:ReEB211Y
ヒワマキシティ


『お預かりしたポケモンは、みんな元気になりましたよ!』

ダイヤ「どうもありがとうございます」

ダイヤ (結局怖くなって、そのまま町へ来てしまった)

ダイヤ「ヒワマキシティ」

ダイヤ「…わたくしの語彙にはない言葉ですわね。一体なにを語源とする町名なのかしら」

ダイヤ「差し当たり」カチカチ

『もくたんは マユミの ボックスに 接続した!』

ダイヤ「んー…」カチカチ

『りこちゃん♡ ちか かなん ようちゃん ルビィ♡♡♡ かずお』

『りこちゃん♡ ちか かなん ようちゃん ダイヤ かずお』

ダイヤ「…うん」
0301>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 19:51:52.28ID:ReEB211Y
ダイヤ「ルビィ♡♡♡には一旦休んでいてもらうとして、このダイヤ…を、旅に連れてみるとしましょう」

ダイヤ「皆さんを満遍なく旅路にお連れして、この先々で状況に合った編成をできるようにするのが目的ですわ」

ダイヤ「姿がコイキングに似ていることからも、ダイヤの進化にも期待できます。きっと格好よく可愛く逞しい、かずおさんのようなポケモンに進化するはずだわ!」

ダイヤ「さて、と…」

ダイヤ (町に着いたのだから、向かうのはポケモンジム)

ダイヤ (しかし目下の懸念は──)

かなん『…』

ダイヤ「…ここは一つ、善子さんにでも相談してみるとしますか」
0302>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/09(火) 19:53:06.57ID:ReEB211Y
更新が遅くて申し訳ない、今日はここで。
途中ヒマワキシティと打ってましたね、恥ずかしい
0305>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/10(水) 05:16:07.51ID:u9YZb5cW
善子『進化させない理由があるの?』

ダイヤ「え」

ダイヤ「っと、その…」

ダイヤ「かなんさんはこれ以上進化させない方がよいみたいなことを皆さんがおっしゃるものですから、それに進化した姿に一つだけ心当たりがあって、その想像通りとするならやや気が進まないというのも確かで…」

善子『………………ふうん』

ダイヤ「な、なんですかその声は」

善子『随分保守的なプレイングをするようになったなーと思ってね』

ダイヤ「は、はい?」
0306>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/10(水) 05:22:39.99ID:u9YZb5cW
善子『あなたが初めて進化させたポケモンはケムッソだっけ』

善子『ケムッソがマユルドに進化したとき、どう思った?』

ダイヤ「へ?それは、もちろん…」

──『よしこは マユルドに 進化した!』テーテーテー

──ダイヤ「おおっほーーーー!!」ガタッ

──ダイヤ「進化!進化しましたわ!よしこさんが!」

──ダイヤ「マユルド…なるほど、芋虫が蝶になるのだからその過程で繭に入る。現実に即した素晴らしい進化の軌跡!やや不思議な色ではあるけれど、そんなことを差し引いても──」

──ダイヤ (なんだか──嬉しい…!) ジン…

ダイヤ「とっても、嬉しかったです」

ダイヤ「お一人では満足に戦うこともできなかったよしこさんがやっとの思いでその努力を結実させ、完全変態の準備に入ったこと」

ダイヤ「それから程なくして訪れたドクケイルへの進化はも含めて、あんなにも感動したことは忘れられませんわ」
0307>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/10(水) 05:27:45.76ID:u9YZb5cW
善子『だったらそれだけで充分じゃない?』

善子『このポケモンが進化したらどうなるのか、これはポケモンをプレイする中でもトップに君臨するほどのわくわく要素だと思うけど』

善子『早く進化してほしいと願うトレーナーはいても、ずっと進化しないでいてほしいなんて願ってるトレーナーなんか、一人だっていないわ』

ダイヤ「!」

善子『そりゃね、ポケモンのことをたくさん知っていけば、進化させない方がいい場合が出てくるけど』

善子『もし進化してちょっと扱いづらくなったとしても、それはそのポケモンの個性でしょ。進化する前からトレーナーがビビって可能性を潰すなんてこと、少なくともストーリーじゃやらなくていい』

善子『私はそう思うけど』

ダイヤ「………そう。そうね、善子さんのおっしゃる通り」
0308>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/10(水) 05:38:48.67ID:u9YZb5cW
ダイヤ「わたくしは、少しオメガルビーに慣れたことで傲慢になっていたようですわ」

ダイヤ「戦うのが難しいということならば、コイキングだった頃のかずおさんだってそう。マユルドだった頃のよしこさんだってそう」

ダイヤ「それに、ナマケロだった頃のかなんさんだって──そう」

ダイヤ「レベルが上がって、新しい技を使えるようになって、進化をして」

ダイヤ「皆さんがこんなにも自身の成長を実感でき、戦う力を得ることができる機会を、他でもないわたくしが潰してしまうなんて言語道断」

ダイヤ「これまで誰よりも率先してみんなの、もくたんちゃんのためにその拳を振るってきてくださったかなんさんだもの。たとえどんな姿に進化しようが、どんな戦闘スタイルに変わろうが、輝かせるのはわたくし達」

ダイヤ「わたくしともくたんちゃんが諦めなければ、決して進化を恐れる理由などない。そういうことね」

善子『…ええ』

ダイヤ「ありがとうございます、善子さん。やはりいざというときに頼りになるのはあなたね。おうふくビンタをされたような気持ちでいっぱいですわ」

ダイヤ「そうと決まればさっそくかなんさんのレベルを上げてきます。それでは──」

善子『ま、ヤルキモノが進化したら扱いづらくなるのはまじのまじよ。強いけどね』

善子『じゃ』プツッ

ツー…ツー…ツー…

ダイヤ「………は」
0309>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/10(水) 05:44:28.00ID:u9YZb5cW
119番道路


ダイヤ「なぜああいうことを言っていくのですか、あの人は!」プリプリ

ダイヤ「せっかく感謝して心を新たにかなんさんと踏み出そうと決意できたというのに、憎まれ口を叩いて!」

ダイヤ「照れ隠しなのかなんなのか知らないけれど、ああいうところが頂けないわね!」カチカチ

ダイヤ「よいですよいです、扱いづらかろうが戦いづらかろうが関係ありませんわ。かなんさんはかなんさん、ゴジラになろうがケッキングになろうが大切な仲間ですから」

ダイヤ「申し訳ないけれど、何匹か野生のポケモンにお相手いただくとしましょう」カチカチ

もくたん『いっておいで!かなん!』

かなん『グガァァッ!』
0310>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 05:53:31.59ID:/hjEqq+s
『かなんは 36レベルに 上がった!』

ダイヤ「レベルがいくつで進化するのかは置いておいて、ひとまずこれでよしと──」

『…おや?かなんの 様子が…』

ダイヤ「っ!」

ダイヤ「ぴ、ピンポイント…!まるで進化のレベルを知っているかのように描写してしまったことは失敗でしたが、まあよいとしてとうとうその進化が──!」

かなん クルクルクル…

ダイヤ ドキドキ…

かなん シュワンシュワン…

ダイヤ「さあ、かなんさん。進化したそのお姿をお見せくださいな」

………パァァァァ

『かなんは ケッキングに 進化した!』テーテーテー

ダイヤ「んんんんんですわよねえ!!」
0312>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 05:59:34.74ID:/hjEqq+s
かなん『…』ムフー

ダイヤ (うーん、相変わらず何度見てもふてぶてしいこの態度。愛らしいナマケロとも勇ましいヤルキモノとも似ても似つかないようだけれど)

ダイヤ「やはり、センリさんのいずれのケッキングよりもかなんさんの方が可愛いですわね」

ダイヤ「あなたのとくせいは知っています、『なまけ』でしょう?」

ダイヤ「せっかく『やるき』を手にして眠らされることにも強くなったのに、また一転、そんな面倒くさそうな態度になってしまって。果南さんを見習ってくださいな」

ダイヤ「二回に一回はなまけるのだから、こうげきもぼうぎょも二倍以上になる成長を見せてくださらないと許しませんわよ?なんてね」クスッ

『かなんは 新しく いばるを 覚えたい…』

ダイヤ「かなんさん…」

ダイヤ ニコッ

『かなんは いばるを 覚えずに 終わった!』


なまける上に威張ることまではさすがに許さなかった。
0314>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:07:03.02ID:/hjEqq+s
現在のパーティ
(ヒワマキシティ到着時点)


りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV36 しんりょく
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ
https://i.imgur.com/Oub68eP.png

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV33 いかく
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、ぎんいろのかぜ
https://i.imgur.com/mJFxzxk.png

かなん(ケッキング)♀ ノーマル LV36 やるき
いわくだき、きりさく、いあいぎり、だましうち
https://i.imgur.com/WG2NmOn.png

ようちゃん(ワカシャモ)♀ ほのお、かくとう LV35 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ニトロチャージ
https://i.imgur.com/es3gzk5.png

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV33 がんじょう
ほえる、はがねのつばさ、エアカッター、まきびし
https://i.imgur.com/fqo8N24.png

ダイヤ(ヒンバス)♀ みず LV25 すいすい
はねる、たいあたり
https://i.imgur.com/ufTKAYv.png
0315>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:08:01.69ID:/hjEqq+s
失礼、かなんちゃんのとくせいが。

現在のパーティ
(ヒワマキシティ到着時点)


りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV36 しんりょく
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ
https://i.imgur.com/Oub68eP.png

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV33 いかく
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、ぎんいろのかぜ
https://i.imgur.com/mJFxzxk.png

かなん(ケッキング)♀ ノーマル LV36 なまけ
いわくだき、きりさく、いあいぎり、だましうち
https://i.imgur.com/WG2NmOn.png

ようちゃん(ワカシャモ)♀ ほのお、かくとう LV35 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ニトロチャージ
https://i.imgur.com/es3gzk5.png

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV33 がんじょう
ほえる、はがねのつばさ、エアカッター、まきびし
https://i.imgur.com/fqo8N24.png

ダイヤ(ヒンバス)♀ みず LV25 すいすい
はねる、たいあたり
https://i.imgur.com/ufTKAYv.png
0316>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:23:44.82ID:/hjEqq+s
ダイヤ「さて、ここで気づいたことがあります」

かなん『…』

ダイヤ『…』

ダイヤ「お二方の能力についてですわ」

ダイヤ「まずね、まずかなんさん」カチカチ

『かなん』

『こうげき 134』

ダイヤ「これは一体どうしたことですか!?」

ダイヤ「あなた先ほどまで75とかではありませんでしたか!?」

──【コメント】ステータスを見てみよう

ダイヤ「そんなことをおっしゃるから何事かと思えば…」

──ダイヤ『二回に一回はなまけるのだから、こうげきもぼうぎょも二倍以上になる成長を見せてくださらないと許しませんわよ?なんてね』クスッ

ダイヤ「本気にしちゃったの!?」

ダイヤ「こんな、こんなの…」

【コメント】水ゴリラ

ダイヤ「口に出さないの!!」

ダイヤ「…あっやば」
0317>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:29:50.33ID:/hjEqq+s
ダイヤ「他の能力も、二倍とまでは言わないまでも、それぞれ飛躍的に成長している…」

ダイヤ「レベルが最も高いことを考慮しても、かなんさんだけが飛び抜けていますわ。同じレベルのりこちゃん♡とも比べ物にならないほどに」

ダイヤ「かずおさんが進化したときを彷彿とさせますわね…」

ダイヤ「これがもし『なまけ』以外のとくせいであったとするならば、」

ダイヤ ゴクリ……

ダイヤ「か、かなんさんはちょっとなまけているくらいの方がちょうどいいのかもしれませんわ」ウンウン…
0318>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:34:06.18ID:/hjEqq+s
ダイヤ …フゥ

ダイヤ「かなんさんの戦闘能力が実際どのくらいのものなのかという検証は追い追い行うとして」

ダイヤ カチカチ

ダイヤ フーーーッ…

ダイヤ「ダイヤさん!!」

ダイヤ『…』

ダイヤ「なにをぼーっとしているのですか!あなたです、ヒンバスのそこのあーなーたーですわよ!」

ダイヤ『…』

ダイヤ「くううううっ、もう!」

ダイヤ「自覚は!自覚はおありですか!?能力とんでもないことになってますわよ!かなんさんとは反対の意味合いで!」

ダイヤ「しかもぉ…」カチ

『ダイヤ』

『わざ:はねる、たいあたり』

ダイヤ「技ァァァァ!!」
0319>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:39:41.23ID:/hjEqq+s
ダイヤ「かずおさんじゃん!コイキングだった頃のかずおさんじゃんコレ!」

ダイヤ「つい先ほどマユルドやナマケロと並べて『戦うのが難しい』と評してしまったばかりのコイキングだった頃のかずおさんと同じじゃん!!」

ダイヤ「しかもあなたもう25歳(レベル)なのですよ!?かずおさんはあなたくらいの年齢(レベル)の頃にはとっくに成人(進化)してみんなを引っ張っていけるほどに独り立ちしていたというのに!」

ダイヤ「唯一素早さは高いようですが、技はたいあたり一本でこうげきはこの値。いかに先手を取って動けようとも、これでどうやって戦うおつもりなのですか…」ハァァァ

ダイヤ『…』

ダイヤ「間違っていません。技はたいあたり一本です」キッパリ
0320>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:50:59.52ID:/hjEqq+s
ダイヤ「いくらかレベルを上げたら進化することを祈りたいものですわ…」

ダイヤ「しばらくは先鋒で出ていただいてすぐに他のコへ交代する作戦とがくしゅうそうちで様子を見るしかなさそうね」カチカチ

ダイヤ「やれやれ、気難しいコを引き入れてしまったようで悩ましいんだから」モウッ

ダイヤ「しかし、ここに来てりこちゃん♡かずおさんと、進化が相次ぎましたわね。この辺りが第二次進化期なのでしょうか」

ダイヤ「だとすると他のコ達も間もなく進化するのかしら。楽しみですわ」

ダイヤ「〜♪」カチカチ
0321>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 06:59:52.25ID:/hjEqq+s
ヒワマキシティ


ダイヤ「先ほどはさっと立ち寄ってすぐに119番道路へ引き返してしまったけれど、なんというか…これまでの町並みと比べて一風変わった様子になったわね」

ダイヤ「曲がりなりにも海を挟んでいることで、生活様式や文化に差異が生まれたということでしょうけれど、それにしてもここまで様変わりするとさすがに驚きますわ」

ダイヤ「ここから行く町々も、それぞれ独特の文化を見せてくれるのでしょうか。楽しみね」

ダイヤ「しかし高床式とは、湿度が高い地域なのかしらね。川は近かったけれど海からは離れているし、そんなこともなさそう──ああいえ、南の海は遠くとも北の海には近いですか」

ダイヤ「タウンマップを見るに、裏手の山を越えたらすぐに海のようですものね。なるほどなるほど」フンフン

ダイヤ「では町を見て回るとしましょうか」カチ…

【コメント】ヨハネ様とのイチャイチャ放送はもう見れないんですの?

ダイヤ「…」

ダイヤ「もうってなんですか。そのような不埒な放送は一度だってしたことがありません」カチカチ
0322>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 07:06:04.16ID:/hjEqq+s
民家


ばあさん『どっちにモンスターボールを握っとるか当ててみい』

ダイヤ「そんなものを握っていたら、どれだけ離れていても普通にわかると思いますが」

ダイヤ「いえ、モンスターボールの正しい大きさなど知りませんけれど…」カチカチ

ばあさん『ふっ、そっちじゃないぞ』

ダイヤ (モンスターボールってとても小さいのね…!!)


『もくたんは わざマシン10を 手に入れた!』
0323>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 07:09:11.31ID:/hjEqq+s
民家


少女『ねーねー、お姉ちゃんパッチールって捕まえた?この辺では出会えないからどうしても欲しくって…』

ダイヤ「!」

ダイヤ「パッチールなら捕まえましたが…」

少女『私のエネコと交換して!』

ダイヤ「ぃ──イヤです!疑うわけではありませんが、どこのどなたとも存じぬ方にわたくしの仲間をおいそれと明け渡すことなどできません!」


交換不成立!
0324>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 07:13:40.47ID:/hjEqq+s
ひみつきちギルド


ギリー『また会ったな。よく来た、俺達の隠れ家──「ひみつきちギルド」へ!』

ダイヤ (誰ですっけ)

ギリー『あれからキミもロマンを追い求めているか?』

ダイヤ (ロマン?ひみつきち…?)

ダイヤ ………ハッ!

ダイヤ「あなたは──あのときの!」

ダイヤ「すみません、わざマシンまで頂いておきながら、どうしても技の枠を割く気になれずあれっきり…」

ギリー『ここで再会できたのもなにかの縁だ。これを持っていけ』

『もくたんは グッズ おふれがきを 手に入れた!』

ダイヤ「なんだか申し訳ありません」シュン…
0325>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 07:28:19.27ID:/hjEqq+s
もくたん トコトコ…

ダイヤ「!」

ヒワマキジム ドーン

ダイヤ「ありましたわ、ヒワマキジム」

ダイヤ「町の中心、一等地」

ダイヤ「民家が軒並み樹上に構えられている中、ポケモンジムだけは地に建っていますのね。町の構成上、地建ての方が悠々と敷地を使えるし、敷地面積も民家の比ではないのだから当然の選択でしょうかね」

ダイヤ「はてさて、ジムバッジを頂く頃にはダイヤさんが進化していてくれることを期待して、いざ──」

もくたん ドン

ダイヤ「…?もくたんちゃん?」

もくたん ドン…

ダイヤ「………??」
0327>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 07:32:07.85ID:/hjEqq+s
ダイヤ …カチ

『見えない なにかが 道を 塞いでいる!』

ダイヤ「!?」

ダイヤ「み、見えないなにかが──とは!?」

ダイヤ「木ですか?岩ですか?どちらであろうとそんな小さな障害などかなんさんが取り除いてくれましょう!」

ダイヤ「ゴーかなんさん、ゴー!」カチー

『見えない なにかが 道を 塞いでいる!』

ダイヤ「しまったなまけていますわーーっ!!」ガーンッ
0328>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 07:37:39.88ID:/hjEqq+s
格闘すること数分…


ダイヤ「行き詰まりました」

ダイヤ「わたくしは、この『見えないなにか』を突破する術を心得ていません」

ダイヤ「木ならば伐ればよい。岩ならば押せばよい。波ならば乗ればよい」

ダイヤ「これまで、現実に即する形で現れもくたんちゃん達の行く手を塞いできた様々な障害は、現実に即する対応策でそれぞれ乗り越えてきましたが…」

ダイヤ「『見えないなにか』になど遭遇したことがあるはずもなく、解決の糸口も全く思い当たるものがありません」

ダイヤ「オメガルビーの中での出来事である以上は正当な解決策が用意されているのだとは思いますが、どこで見落としたのかもわからないとなると…」

ダイヤ (ミシロタウンから散策のし直し)

ダイヤ ゲンナリ…

ダイヤ「す、少し休んできますわ…」カチカチ


『もくたんは レポートに しっかり 書き残した!』
0329>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 07:43:00.12ID:/hjEqq+s
安価

120番道路で旅のお供候補に誰か加えるか >>331
※ カクレオン、アブソル、ドジョッチ、誰も加えない、のいずれか。
パーティの編成に関しては、これ以降 >>286 形式となるため捕獲時点での入替えは行いません。

最近よく漏らしちゃうけど、他に今のうちに安価取るべき事項はあるかな?
0335>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:09:00.56ID:/hjEqq+s
高海家 千歌の部屋


千歌 ウーン…

梨子「千歌ちゃん。手が止まってますけど」

千歌「梨子ちゃん」

梨子「はい」

千歌「チカは今悩んでるの!この小さくてプリティな頭を捻って一生懸命考えてるんだよ!」

梨子「…小さい自覚なんかあったのね」

千歌「どこ見てるの!脳みその話じゃないよ!」ササッ

梨子「私の視線すごい」

梨子「フレーズで悩んでるなら教えてよ。私だってリズムで悩んだら言ってるでしょ。遠慮しないで、せっかく一緒にやってるんだから協力しましょうよ」

千歌「…違うんだよぅ」

千歌「歌詞のことで悩んでるんじゃないよーーう!!」グワアッ

梨子「きゃあっ!?」
0336>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:11:03.81ID:/hjEqq+s
梨子「歌詞のことで悩みなさい」

千歌「痛いでやんす」ヒリヒリ

梨子「それで?作詞の手も止まっちゃうほど、一体なにを考え込んでるっていうの?」ジト

千歌「梨子ちゃん信じてないでしょ」

梨子「日頃の行いを振り返りなさい」

千歌「チカが考えてるのはダイヤさんのことなの」

梨子「ダイヤさん?」

千歌「ダイヤちゃん」

梨子「なぜ言い直したの」
0337>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:13:54.41ID:/hjEqq+s
千歌「うん…」

梨子「…なにか怒られるようなことでもしたの?」ソッ

千歌「ちっがぁうよ!気遣うふりしていやな感じの心配しないでよ!」ウガーッ

梨子「日頃の行いを振り返りなさい」

千歌「うぎぎぎ…」プクーッ

梨子「もう、さっきから話が進まないじゃない。ダイヤさんがどうしたの?」

千歌「話が進まないのチカのせいじゃないでしょ」
0338>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:20:05.74ID:/hjEqq+s
千歌「イシバシプラザでダイヤさんとルビィちゃんに会ったじゃん」

梨子「うん。そのときなにか言われた?」

千歌「ううん、言われてない。でも、チカが見つけて声をかける前、ダイヤさん知らない人とお話ししてて…」

千歌「なんか、それが気になっちゃって…」

梨子「知らない人と…?」

梨子「千歌ちゃんが知らないっていうだけで、ダイヤさんの知り合いなんじゃない?」

千歌「そんな感じじゃなかったと思う。話してる途中で、ダイヤさんルビィちゃんを庇うみたいにしてちょっとだけ前に出た──ような、気がするし」

梨子「うーん…そんなに気になるならダイヤさんに聞いてみたら?別に変なことでもないんだし」

千歌「うん…」

梨子「………じゃあ、こうしましょ」

千歌「ん?」


どうしましょ? >>340
0341>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:29:54.39ID:/hjEqq+s
梨子「ルビィちゃんに聞いてみましょうよ」

千歌「ルビィちゃんに?」

梨子「うん。ルビィちゃんも当事者なんだから、なにか事情があるようなことならダイヤさんにも配慮して答えてくれるんじゃないかな」

千歌「うんー…うん、そうだね」

梨子「このまま放っておいたら歌詞が進まないから、できれば早急に解決してほしいな」

千歌「梨子ちゃんはもうちょっとチカ自身のことを気にしてくれてもいいんじゃないかな」

梨子「千歌ちゃんがラインする?私がしようか?」

千歌「ねー聞いてよ!電話する!」

梨子「電話なんだ」
0342>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:34:45.61ID:/hjEqq+s
prrr...

ルビィ『は〜い、ルビィでーす』

千歌「こんばんは、ルビィちゃん。急に電話しちゃってごめんね」

ルビィ『だいじょうぶだよ。どうしたの?』

千歌「えっと、」チラ

梨子「…」

梨子「あ、ルビィちゃん。梨子です」

ルビィ『梨子ちゃんも一緒だったんだ〜。歌詞か曲の相談?』

梨子「千歌ちゃんがなかなか作詞を進めてくれないんだけど、どうしたらいいかな」

千歌「今かんけーないでしょ梨子ちゃん!」

ルビィ『納期を決めて見返りを設定してみたらどうかな〜』

梨子「結構オトナな視点だね」

千歌「みかんがいいです」
0343>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:38:09.72ID:/hjEqq+s
梨子「あのね、今って一人?」

ルビィ『うん、一人だよ。自分の部屋』

梨子「千歌ちゃんが聞きたいことがあるらしくて電話したんだけど、少し話しづらいことみたいで、一人ならちょうどよかった」

ルビィ『聞きたいことってなに?』

梨子「はい」

千歌「ぅぅ…」

千歌「えっとね、その…」

千歌「ダイヤさんって、茶髪でショートの知り合いっているかな!?」

ルビィ『え?どうだろう、わかんないかも…』

梨子「話の入りそこでいいの!?」

千歌「えっとー、えっとー…」ンンン…
0344>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:41:45.76ID:/hjEqq+s
ルビィ『おねいちゃんのことで、なにか気になることでもあったの?』

千歌「うん…」

梨子「頑張って」

千歌「…あのね、イシバシプラザで、ダイヤさんとルビィちゃんが話してた人のことなんだけど」

ルビィ『イシバシプラザで…?』

ルビィ『………あっ』

千歌「あの人って、その、どういう知り合いなのかなって、気になっちゃって。声かける前に話してるのが見えたんだけど、あんまり仲良しで話してるって風には見えなかったから」

千歌「もしよくない人に絡まれてたんだったら、話してほしいなって…思って…」

梨子 (…そういう心配だったのね。まったく、千歌ちゃんってば) ヤレヤレ
0345>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:45:41.14ID:/hjEqq+s
ルビィ『えっとー…あの人はねぇ…』

千歌「あ、でも、ちょっと気になっただけだから!もし話したくないことだったら話してくれなくてもいいんだけど!」

ルビィ『…』

千歌「…」チラッ

梨子「黙っちゃったね」

千歌「やっぱり聞かない方がよかったかなあ…失礼だったかなあ…」ウル

梨子「そんなことないよ。イヤなことならイヤって言ってくれるはずだもの、ダイヤさん達のことが心配だっただけだもんね」ヨシヨシ

千歌「うん…」

ルビィ『……千歌ちゃん、梨子ちゃん』

梨子「!」

千歌「な、なに?」

ルビィ『なんかもう気にしなくていいっぽいし、教えてあげる!』

ちかりこ「「…へ?」」
0346>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:51:57.22ID:/hjEqq+s
『ニッコリ動画』

『Dia.K の過去の放送一覧』


ダイヤ『おほーーーーーーーーっ!!』

ダイヤ『アチャモ!アチャモが産まれましたわ!!アチャモ!ルビーーーッ……あ、今いないのでしたか』

ダイヤ『アチャモは知っていますわよ!あああああさんが従えていらして、ほのおタイプなのです!進化するとワカシャモになりますわ!』

ダイヤ『赤ちゃんっ… そうか、 そうですわよね、このコは産まれたばかりの赤ちゃん…お名前…そうですわね…』

ダイヤ『こういうのは直感に従うのが吉ですわ。曜ちゃんにしましょう!』

ダイヤ『あっ、ちゃんまで付けてしまいましたわ… まあよいですか。可愛いですし』

ダイヤ『よろしくね、ようちゃん♡』


ちかりこ ポカーン…
0347>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 19:57:26.55ID:/hjEqq+s
千歌「る、ルビィちゃん…これは…?」

ルビィ『もくたんちゃんだよ!』

千歌「もうちょっとわかりやすく」

ルビィ『よしこちゃんに勧められて、おねいちゃんポケモン始めてね、ここしばらくはずーっとポケモンばっかりやってるんだよ』

千歌「え、そうなんだ…すごいね…ダイヤさんがポケモンかあ…」

梨子 カチカチ

梨子 クイクイ

千歌「な、なに梨子ちゃん?」


『ちかは アメモースに 進化した!』

ダイヤ『あああああわわわわわ……っっ』

ダイヤ『かっ、かわいい…!』

ダイヤ『かわいい!ちかさんがかわいいです!かわいくないですか!?』

ダイヤ『おめめが随分と大きくなりましたわね〜…って、これ目じゃなくて羽の模様ですわ!…羽!?ちかさんあなた、羽が生えましたわよ!すごい、飛べるのでしょうか!?』


千歌「変なもの見つけてこなくていいよ!」///
0348>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 20:03:10.86ID:/hjEqq+s
梨子「それで?びっくりはびっくりだけど、ダイヤさんがゲームを始めること自体はそんなに騒ぐほどのことじゃないとして、どうしてわざわざ配信なんかしてるのかな」

ルビィ『よしこちゃんに騙されたみたいだよ』

梨子「だ、騙されたんだ…」

ルビィ『なんかいいことゆってごまかしてたけど、怒られたくなかっただけだと思う』

梨子「そ、そうなんだ…」

千歌 カチカチ

千歌 クイクイ

梨子「?」


ダイヤ『今日からあなたのお名前はりこちゃん♡よ!』

ダイヤ『りこちゃん♡』

ダイヤ『…うふふ、なんだか少し照れ臭いわね』

ダイヤ『梨子さんのようにみんなを優しく守ってくれる存在であれと、そう願いを込めたお名前ですわ』


梨子「さ、さっきまで私いなかったじゃない!なんで!?なんでなんで!?」バシバシ

千歌「梨子ちゃんハートマークついてるw」

千歌「…ちょ、痛い痛い!恥ずかしいからってチカ叩くのやめてよ!」
0349>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 20:09:27.02ID:/hjEqq+s
ルビィ『…とゆーわけで、あの女の人はもくたんちゃんのファンだったみたい』

千歌「…………そ、そうなんだぁ…」ゼェハァ

梨子「……し、心配してたようなことがなくてよかったね、千歌ちゃん…」ゼェハァ

ルビィ『ちゃんと聞いてた?』

梨子「聞いてた聞いてた。すごいね、Aqoursとしてはたまにあるけど、こんな形でファンができるなんて──」

千歌「りこちゃん♡」

梨子「海の壁紙が涼しくて気持ちいいからって下画面でピョコピョコお散歩してるくせに!!」バシーンッ

千歌「へぶっ!」

ルビィ『めっちゃコアなファンみたいになってる』
0350>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 20:17:47.63ID:/hjEqq+s
ルビィ『だからね、知らない人に話しかけられてちょっとびっくりしちゃっただけなんだよ。心配してくれてありがとう、千歌ちゃん』

千歌「そういうことならよかったよ〜」ホッ

ルビィ『たまにはもくたんちゃんの旅を応援してあげてね!おやすみなさ〜い』プッ

梨子「これで胸に詰まってたものもすっきりしたね」

千歌「うん!やっと作詞に集中できそう!」

梨子「それはよかった」

梨子「さ、それじゃロスした時間の分だけしっかりお互いの作業を──」

千歌 ソワソワ

梨子「…千歌ちゃん?」

千歌「ね、ねえ梨子ちゃん。もうちょっとだけダイヤさんのポケモン観てからにしない?」ソワソワ

梨子「こうなると思ったのよーっ!」ンモーッ


結局だいぶ観た。
0351>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/10(水) 20:19:08.61ID:/hjEqq+s
他のss書くときのノリが出ちゃって、雰囲気合わなかったような気がする
違和感があったようならごめんね
視聴者にちかりこ参戦!
0355>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/11(木) 05:22:16.85ID:EgykNaYa
120番道路


ダイヤ「ヒワマキシティでダイゴさんを見かけたので追いかけてきたら」

ダイゴ『ちょうどいい、もくたんちゃんにあげたいものがあったんだ』

『もくたんは デボンスコープを 手に入れた!』

ダイヤ「なにか不思議なものを頂いてしまいました」

ダイヤ「そしてなんとこのデボンスコープとやら」カチカチ

『見えない なにかの 正体は カクレオンだった!』

『驚いた カクレオンが 襲いかかってきた!』

もくたん『いっておいで!ちか!』

ちか『キシュウルッ!』

ダイヤ「透明になって姿を隠していたカクレオンの存在を見破ることができるという、やや尋常ならざる技術の賜物のようです」

ダイヤ「『冒険に役立つと思う』との理由でこんなものをほいと寄越すだなんて、やはりこの世界の方々は若干もくたんちゃんに甘過ぎるような感じがありますわね…」
0356>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/11(木) 05:28:32.78ID:EgykNaYa
ダイヤ「しかし、ポケモンが透明になって道を塞いでいるとは、いよいよなにが起こるのか読めなくなってきたわね」

ダイヤ「カクレオン…」

──『エリートトレーナーは カクレオンを 繰り出してきた!』

──ダイヤ『それにしても、先ほど戦ったカクレオンというポケモンは面白かったわね。攻撃を受けるとひこうタイプに変わるだなんて…』

ダイヤ「フエンジムでお会いして以来のポケモンですわね」

ダイヤ「確かへんしょくというとくせいをお持ちで、攻撃を受けるとひこうタイプに変わるのよね」

ダイヤ「奇しくも以前戦ったときと同じ対面となりましたわ」

ちか『…』パタパタ

カクレオン『…』

ダイヤ「ま、今回はあなたを倒すことはせず、捕まえさせていただきますけれどね」カチ
0357>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/11(木) 05:35:52.25ID:EgykNaYa
『ちかの エアカッター!』シュパパパン

『相手の カクレオンの へんしょく!』

『相手の カクレオンは ひこうタイプに なった!』

『相手の カクレオンの げんしのちから!』

『こうかは ばつぐんだ!』

ちか『…』パタパタ

ダイヤ「っぶな…」

ダイヤ「ちかさんはむし、ひこうタイプですから、いわタイプの技は最も苦手とするところなのですが…それでもこれだけのダメージに抑えるとは、さすがですわね」

ダイヤ「滅多なことが起こってもいけませんし、早く捕まえてしまいましょう」カチカチ
0358>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/11(木) 05:42:07.82ID:EgykNaYa
『やったー!カクレオンを 捕まえた!』

ダイヤ「よしよし」

ダイゴ『他にも先へ進めないところがあったらそれを使ってみるといいよ』

ダイゴ『実はまだ試作品の段階でね、誰かに使ってみてもらえる方が助かるんだ』

ダイゴ『それじゃ!』

ダイヤ「…とてもとてもピンポイントにわたくしの目下の障害を取り除くことができるので大いにありがたいことではあるのですが」

ダイヤ (よもや、カクレオンを連れてきたのがそもそもダイゴさんなのだということはないのでしょうね)

ダイヤ「なんだか救いの手が取って付けたような適当さで、疑わしくなりますわ」

ダイヤ「…あの方の思惑がどうあろうと、もくたんちゃんの邪魔さえなさらないのならばなんだって構いませんけれどっ」フンス

ダイヤ「さーて、ポケモンジムへ向かう前にこの付近のトレーナーさん達にお相手いただくとしましょうか」カチカチ
0359>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/11(木) 05:44:03.25ID:EgykNaYa
失念してた
ここでダイゴから『ジュカインナイト』を貰います
貰った瞬間の反応は置いておくとして、ジュカインナイトに興味津々な状態から続きを書きます
0360>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:03:22.78ID:L+f3fQXi
ダイヤ「じゅ──ジュカインナイト…!」

ダイヤ「これは、ええ、その、もしかせずとも、ジュカインを──りこちゃん♡をメガシンカさせることができるどうぐなのでは…!?」ドキドキ

ダイヤ ソワソワ

鳥使い『…』

ダイヤ (あの見た目は鳥使いの方。その名の通り主にひこうタイプのポケモンを従えていらっしゃって、りこちゃん♡にとって決して相性がよい相手ではないけれど──)

ダイヤ ウズウズ

ダイヤ「んんんん辛抱堪りません!まずいようならばすぐに交代するので、少しだけ様子を見させてくださいな!」カチー
0361>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:11:28.03ID:L+f3fQXi
『鳥使いが 勝負を 仕掛けてきた!』

『鳥使いは オオスバメを 繰り出した!』

ダイヤ「オオスバメ…!りこちゃん♡がキモリの頃から何度も相見えてきたポケモンで、こちらからがんせきふうじで効果抜群の攻撃をすることはできるものの、一回で倒し切れることはなかなかない」

ダイヤ「加えて相手の方が素早さが高いため先にタイプ一致のひこう技で攻撃されることが多く、りこちゃん♡にとっては苦戦を強いられるためぶつかり合いを避けてきたけれど…」

ダイヤ「それがこのメガシンカで、どう変わるのか──」カチ
0362名無しで叶える物語(ぎょうざ)垢版2019/07/11(木) 06:18:11.16ID:jI2Q/5Rw
しかし閲覧者9万弱て予想以上に多いな

メンバーを装ったコメント的なのももう有象無象が呟いた戯言として流されちゃうのかな
0364>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:27:06.74ID:L+f3fQXi
『りこちゃん♡の ジュカインナイトと もくたんの メガバングルが 反応した!』

ダイヤ「!」

もくたん ヒュバッ

キィィィィン…

ズズゥッ ウォォオオァァッ

『りこちゃん♡は メガジュカインに メガシンカした!』

りこちゃん♡(メガジュカイン)『…』

ダイヤ「か…っ」

ダイヤ (かっこいい…!)

参考画像
https://i.imgur.com/khQdkVC.png
0365>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:32:16.18ID:L+f3fQXi
『相手の オオスバメの つばめがえし!』

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「む」

ダイヤ「やはりダメージはそれなりに受けてしまうわね…」

ダイヤ「しかし攻撃の面はどうでしょう…」

『りこちゃん♡の がんせきふうじ!』ズゴゴォッ

『こうかは ばつぐんだ!』

『相手の オオスバメは 倒れた!』

ダイヤ「た!!」

ダイヤ (倒れた──がんせきふうじ一回で…!)

ダイヤ「りこちゃん…♡」

りこちゃん♡『…』

ダイヤ「りこちゃああああんっ♡!」キューーンッ
0367>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:38:48.31ID:L+f3fQXi
ダイヤ「しかし!」

ダイヤ「メガシンカしたりこちゃん♡の格好よさはもはや言うまでもないことですが、それを支えたもくたんちゃんについてもわたくしは言及したい!」

ダイヤ「先日ダイゴさんより頂いたメガバングルとやら、きちんと腕に着けていたのですね。それを──こう!構えて!」ヒュバッ

ダイヤ「もくたんちゃんが構えたメガバングルとりこちゃん♡が持つジュカインナイトとが互いに強く反応し、行き合う想いをエネルギーと変え、りこちゃん♡の超常的な成長を促す!!」

ダイヤ「はあ〜…♡」

ダイヤ「いいなあもくたんちゃん、いいなあ。わたくしもりこちゃん♡達と強く想いを通わせてメガシンカさせてあげたいなあ」

ダイヤ「もくたんちゃんが劣っていると言うつもりは決してないけれど、わたくしだってりこちゃん♡達のことを想う気持ちなら負けませんもの。ギガシンカさせることだってできますわ!」

『鳥使いは ネイティオを 繰り出そうと している…』

ダイヤ「はっ」

ダイヤ「ネイティオ。笑」

ダイヤ「このままりこちゃん♡がお相手して差し上げますわ」カチカチ
0368>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:43:27.99ID:L+f3fQXi
ダイヤ「オオスバメをも一撃の元に伏すあなたの真の力を見せてあげなさい、りこちゃん♡」

ダイヤ「そのメソポタミア文明のような感情なき瞳が焦燥に彩られるかと思うと心苦しさでいっぱいですが──やーっておしまいなさい!」カチー

『りこちゃん♡の がんせきふうじ!』

『しかし りこちゃん♡の 攻撃は 外れた!』

ダイヤ「ぁ」

『相手の ネイティオの エアスラッシュ!』スゥパパパーッ

『こうかは ばつぐんだ!』

りこちゃん♡『…』ピコン…ピコン…

ダイヤ「りこちゃああああああんっ♡!!」

【コメント】ダサい(小声)

ダイヤ「誰ですかァ!顔が見えないからといってなにを言ってもわたくしが無視すると思わないことですわァ!」
0370>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:47:19.62ID:L+f3fQXi
『鳥使いとの 勝負に 勝利した!』

鳥使い『雨で翼が濡れちゃ羽ばたけないぜ…』

ダイヤ「ふっ、口ほどにもありませんでしたわね。究極のシンカを経たりこちゃん♡にはもうオオスバメすらも脅威とはなり得ない」

ダイヤ「りこちゃん♡が世界樹ドラゴンとなりその名をホウエン地方に轟かせる日も近いようね…!」

ダイヤ「…そうだ、メガシンカしてどのくらい強くなったのか見ておきましょう」カチカチ

→ポケモン

→りこちゃん♡ カチ

ダイヤ「…あら?」
0371>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:50:48.16ID:L+f3fQXi
『りこちゃん♡』

ダイヤ「…」

ダイヤ「えと、ジュカインのままに見えるわね…能力も」カチカチ

ダイヤ「メガシンカをする以前とは大きく変わっていないような…というか、んん…全く同じ…?いえ、そんなはずは…」

ダイヤ「確かにメガシンカをして、メガジュカインになったはずなのだけど。んんー…」

ダイヤ「りこちゃん♡、あなたメガシンカはどうしたのですか?疲れてしまったの?」

【コメント】あとでハート消してください恥ずかしい

ダイヤ「え」
0372>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 06:56:43.49ID:L+f3fQXi
ダイヤ「り、りこちゃん♡…?」

ダイヤ「どうしたのですか、そのような反抗的なことを言って…」

ダイヤ「ハートマーク?ハートマークが恥ずかしいと言うの?」

ダイヤ「…」

ダイヤ「んまーっ!」

ダイヤ「確かにりこちゃん♡は可愛いというよりは格好いい姿に育ったけれど、それでも歴とした女の子なのだから!ハートマークは恥ずかしくもなんともありません!」プンプン

ダイヤ「よいですか、あなたのお名前をばかにするような方がいたら真っ先にわたくしに言いなさいな。懲らしめてあげますわ」←名付けた人

ダイヤ「でもなにより、自分の名前に自信を持つこと。これが一番です」

ダイヤ「名は体を表し、体は名を誇るべし」

ダイヤ「ハートマークの一つや二つでやいのやいの言われる程度のこと、気にしない大きな度量でいてほしいとわたくしは願いますわ。中には三つも抱えているコだっているのだからね」←名付けた人
0373名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/11(木) 07:04:44.58ID:BVNfA5ir
【コメント】

ダイヤちゃん♡かわいい

的なコメント×30くらいが一気に流れてくる
0374>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 07:05:04.60ID:L+f3fQXi
ダイヤ「りこちゃん♡も思春期に入ってしまったようね。お年頃の女の子だし、むべなるかな」

ダイヤ「ふふ、今でこそとっても可愛いルビィだけれど、そういえば反抗期のような時期に入ったこともあったわねえ」

【コメント】ルビィちゃんの恥ずかしい話してよ

ダイヤ「ええ、恥ずかしい話ですか?」

ダイヤ「恥ずかしいかどうかはわからないけれど、あの子の反抗期を象徴する話ならば一つありますわよ」

ダイヤ「中学二年生の頃です。あの子が中学二年生と言えばもちろんわたくしは高校一年生で、学校を離れてしまったばかりの頃でしたわ」

ダイヤ「わたくしが中学校に上がったときは寂しい寂しいとわんわん泣くばかりだったのだけれど、そのときは──あの子も多感だったということなのでしょうね、寂しさからかやや反抗的になってしまってね」

ダイヤ「かねてよりルビィはわたくしのものを自分のものにしたがる癖があるのですが、最も顕著なのはおやつなのです」

ダイヤ「プリンやアイスを冷蔵庫に入れておくと、見つけた端から食べてしまうのよ。それだけでも充分困ったものなのに、あの頃は特にひどかった──」
0375>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 07:08:04.15ID:L+f3fQXi
回想

ダイヤ『んま!』

ダイヤ『ルビィめ…またわたくしのプリンを食べたわね…!』

ダイヤ『しかもカップだけ冷蔵庫に戻すなんて、姑息極まりないやり口ですわ!食べたなら食べたでちゃんとゴミは捨てなさい!…いやいやいやいや、勝手に人のおやつを食べるのはやめなさい!まったく!』プンプン

ダイヤ『…ん?』つプリンカップ

ダイヤ ジッ…

ダイヤ『ちょっと苦いからってカラメルだけ底に残すのはやめなさーーーいっっ!!!』

回想終わり
0376>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 07:11:56.26ID:L+f3fQXi
ダイヤ「お高めのプリンであればあるほど、それは起こったわね…」

ダイヤ「大衆向けのプリンと比べてカラメルに香ばしさや苦味が含まれていることも多分にあるから、それがあの子の幼い口には合わなかったのでしょうけれど…」

ダイヤ「ああやって残しておいたらわたくしがカラメルだけを頂くとでも思っていたのでしょうかね」

ダイヤ「…」

ダイヤ「そう思われていたのだろうということも、それが正しかったことにも、当時は腹が立ったものですが」カチカチ

ダイヤ「──い、今はそのような真似はしませんからね!だいたいからしてカラメルだけを目にするようなことはなくなりましたし!お高いプリンでもカラメルまでちゃんと食べられるようになりましたから、あの子も!」

ダイヤ「……………いや食べないでよ!!」

【コメント】ダイヤちゃん♡かわいい

ダイヤ「な」
0377>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 07:17:11.45ID:L+f3fQXi
ダイヤ「ちょっとお待ちなさいな、なぜ今の話の流れでわたくしが可愛いと言われることになるのですか」

ダイヤ「どちらかと言えばルビィが可愛いエピソードでしょう、今のは」

ダイヤ「というか別に可愛いエピソードでもなかったでしょう…」

【コメント】ダイヤちゃん♡

ダイヤ「…だから、」

【コメント】ダイヤちゃん♡かわヨ

【コメント】ダイヤちゃん♡ばりかわいか

【コメント】ダイヤちゃん♡めこ

【コメント】ダイヤちゃん♡てげかわい

【コメント】ダイヤちゃんちゃん♡

ダイヤ「や、やややややめなさい!なんのおつもりですか!」//

ダイヤ「言うならばせめてルビィに向けて言いなさいな!わたくしではなく!こらっ、この…やめなさいってば!!!」


似たような内容のコメントが60を超えたあたりでダイヤさんは自室を出ていってしまったが、五分くらいでこそこそと戻ってきました。
0378>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 07:28:37.17ID:L+f3fQXi
次はアブソルとジムに立ち入るとこまで行けるかな
ヨハネ側の視聴者とAqoursファンから流れてきたらそんなもんかなって思って九万人にしたけど、さすがに多過ぎたみたいですね!
0380>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 18:27:32.77ID:L+f3fQXi
ダイヤ「あっちは道が塞がれていたし、雨も降っていたことだし、ひとまず120番道路の散策はこの辺にしておくとしましょう」

ダイヤ「りこちゃん♡のメガシンカは何度でも見たくなるほど格好いいですわね。ヒワマキジムで他のコ達に全く出番がなかったらどうしようかしら、なんてね」クスッ

ダイヤ「〜♪」カチカチ

ダイヤ「119番道路といい、この辺りは随分と背の高い草むらが多いわね。雨天が続く中できるだけ日光を求めようとすると、植物はこんな風に育つのでしょうか」

ダイヤ「そう思うと、ヒワマキシティが湿度を回避する町の作りになっているのは、海が近いという点に限らず雨が多い地域であることの方が理由としては強いのかもしれませんわね」カチカチ

ダイヤ「この草むらに潜ってしまうと、もくたんちゃんが頭まですっぽり隠れてしまってやや危ない──」

『あ!野生の アブソルが 飛び出してきた!』

ダイヤ「あら、まだお会いしていないポケモンがいたのですね」

もくたん『いっておいで!りこちゃん♡!』

りこちゃん♡『ジュウォォオッ!』
0381>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:09:58.77ID:L+f3fQXi
ダイヤ「メガりこちゃん♡の姿を眺めていたい気持ちは山々なのだけど、このアブソルは捕まえたいからね。メガシンカはさせずにいていただくとしましょう」カチ

『りこちゃん♡の メガドレイン!』シュワァァア

ダイヤ「だからこちらのメガで我慢してちょうだいね」

ダイヤ「うーん、それなりのダメージだけれど、もう一回メガドレインを受けたらアブソルは倒れてしまいそうですわね…」

ダイヤ「りこちゃん♡がキモリちゃんの頃に覚えたわざで、威力は40ですからね。もうそろそろ強いくさタイプの技に置き換えたいところですが──」

『相手の アブソルの きりさく!』

『急所に 当たった!』

ダイヤ「!?」ギョッ

ダイヤ「な──なんですかこの攻撃力は…!?」
0382>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:12:31.82ID:L+f3fQXi
ダイヤ「いくら急所に当たったとは言え、」

りこちゃん♡『…』ピコン…ピコン…

ダイヤ (ほとんど満タンに近かったりこちゃん♡の体力を一撃で危険域まで…!?)

『相手の アブソルは 命が 少し 削られた!』

ダイヤ「!」

アブソル『…』ズ…

ダイヤ「!!」

ダイヤ「た、体力がひとりでに…!」
0383>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:16:51.84ID:L+f3fQXi
アブソル『…』

りこちゃん♡『…』ピコン…ピコン…

ダイヤ「…一回でおとなしく捕まってくれるとは限らないし、ここはルビィ♡♡♡に効果今一つで受けてもらうとして」カチカチ

もくたん『もどっておいで、りこちゃん♡!いっておいで!ルビィ♡♡♡!』

ルビィ♡♡♡『キョエキィー!』

ダイヤ グ…

『相手の アブソルの つるぎのまい!』シャキンシャキン

ダイヤ ホッ

『ルビィ♡♡♡は もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「?」

ダイヤ「体力が減らない…?」
0384>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:22:46.94ID:L+f3fQXi
ダイヤ「…」カチカチ

『もくたんは モンスターボールを 使った!』ヒューン

ダイヤ「あれだけの攻撃力を有する狂暴なポケモンが、まだ体力が危険域にもない状態ですんなりと捕まってくれるかどうか…」

『だめだ!ポケモンが ボールから 出てしまった!』

ダイヤ「くっ…でしょうね」

ダイヤ「元々あれだけ高い攻撃力に、つるぎのまいでこうげきがぐーんと上がっている。ルビィ♡♡♡ならば平気だとは思いたいけれど…」

『相手の アブソルの かみつく!』ガシュッ

ダイヤ「──うっ…やはり、それなりに効くわね…」

『相手の アブソルの 命が 少し 削られた!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「ま、また…」
0385>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:28:27.53ID:L+f3fQXi
ダイヤ (一体これはなんだというの?アブソルのとくせい…?)

ダイヤ (隔行動ごとに自身の体力を削るなんて、なんの意味があるというの?)

ダイヤ (普通に考えれば、自身の体力を削るというからにはなにかしらの恩恵を受けているのだろうけれど…)

──『かなんは なまけている!』

ダイヤ (こうげきが非常に高い、ということも考えられますか。りこちゃん♡へ放ったあの一撃を思うとそんなばかなとは言いがたい)

ダイヤ (…いずれにせよ)

ダイヤ「あなたを捕まえてみれば、その種だって中身が割れるでしょう」カチ
0388>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:35:19.99ID:L+f3fQXi
…………

『やったー!アブソルを 捕まえた!』

ダイヤ「やっとおとなしくなりましたか」

ダイヤ「もう一度つるぎのまいをされたときにはさすがに背筋が冷えたけれど、ルビィ♡♡♡の防御力たるや恐るべし、といったところね」フゥ

ダイヤ「さてとこのポケモン、名はアブソルですが──」

『アブソル わざわいポケモン』

『アブソルが 人前に 現れると 必ず 地震や 津波などの 災害が 起こったので 災いポケモン という 別名で 呼ばれた』

ダイヤ「わざわいポケモンであくタイプ。随分な存在であるようね」

ダイヤ「仔細な情報を見るのが楽しみですわ」

『アブソルに ニックネームを 付けますか?』

ダイヤ「…」
0389>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:36:48.29ID:L+f3fQXi
うーーわーーーそのコメントめちゃくちゃ拾いたかったミスったーーーー!!


安価
アブソルの性別とニックネーム >>391
※ 性別は必須、ニックネームは付けなくてもよい。
きりさくを急所に当てたかったのでとくせいは『きょううん』にしました
0392>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:48:45.98ID:L+f3fQXi
ダイヤ「あくタイプ、ね」

ダイヤ「これまでに出会ったあくタイプのポケモンは、グラエナとキバニアだけだったかしら。マグマ団の方々がよく従えていらっしゃるおかげでなんだか馴染みのあるタイプになっているけれど、うーん…」

ダイヤ「これもなにかの縁というものでしょう。深く考えるのはやめにして、お名前を付けておくことにしましょう!」

ダイヤ「はなまる…いや、さすがに花丸ちゃんという雰囲気ではないわね…」

ダイヤ カチカチ……カチ カチカチ………(試行錯誤)

ダイヤ「こうかしら」

『さくらうち』

ダイヤ「りこちゃん♡はハートマークを恥ずかしがっていたものね。消してなど絶対にあげないけれど、格好いいポケモンに格好いい名前を付けろというのは頷ける言い分だもの」

ダイヤ「これでりこちゃん♡の無念も晴れるというものでしょう!」←満足げ
0393>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:56:30.98ID:L+f3fQXi
ポケモンセンター


ダイヤ「さくらうちさ〜ん、巡回ですよ〜」カチカチ

『ボックスを 整理する』

ダイヤ「さくらうちさんはっと…いたいた」カチ

『とくせい:きょううん』

『相手の 急所に 攻撃が 当たりやすい』

ダイヤ「えっ」

ダイヤ「つ、強くないですかこのとくせい」

ダイヤ「こうも強力なとくせいが他にあるでしょうか。『当たりやすい』というのがどの程度のことかはわからないけれど、この効果に伴う対価も特にないようですし…」

ダイヤ「…って、んん?それで『命が削られた』というのは…」カチ

ダイヤ「わざも至って普通ですが…」

『もちもの:いのちのたま』

ダイヤ「あら、なにか持ってますわね、さくらうちさん──」

『たせると 攻撃する たびに HPが 少し 減ってしまうが 技の 威力が あがる』

ダイヤ「!!?」
0394名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/11(木) 19:57:20.08ID:ioCHipXF
【コメント】
         _____
        /:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      /:::::/l_/l__l_l/l_l_l::::l::::::::::l
      lヽ/ ∧   ∧ l<l::::::/ .  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
     __l/l "" _ """l::::lヽ:::l__   d⌒) ./| _ノ  __ノ
    (  l::lヽ ___・________l::::l_// )  ---------------
     ヽl:/       .l::/  ..,/   制作・著作 NHK
0395>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 19:57:45.82ID:L+f3fQXi
>>393

『持たせると 攻撃する たびに HPが 少し 減ってしまうが 技の 威力が あがる』

の誤りです
0396>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 20:03:41.31ID:L+f3fQXi
ダイヤ「な、な…なんというどうぐを持っているのですか!!」

ダイヤ「早くそれを放しなさいな!」カチカチ

『さくらうちから いのちのたまを 預かりました!』

ダイヤ「こ、このどうぐのせいだったのですわね…力を与える代わりに命を削るなど、考えられませんわ!」

ダイヤ「野生のポケモンがこんなものを自ら進んで持つわけがない、一体誰が…」

──マツブサ『いんせき』

──マツブサ『そんな高密度エネルギーの塊と、例えば火山なんかが化学反応を起こせば、果たしてなにが起こるのか…』

──マツブサ『誰も踏み込んだことのない境地へ至ろうとしているのだ、万人に理解されるとは始めから思っていないさ』

──マツブサ『だから、私はキミを責めない。その代わりに、キミの言葉を素直に聞くつもりもないがね』

ダイヤ「力を求めるあの方々が好きそうなことですわ…!」ギリリ…ッ
0397>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 20:09:00.79ID:L+f3fQXi
ダイヤ「さくらうちさんと出会えて、そして捕まえられてよかった」

ダイヤ「うっかり倒してしまおうものなら、救うこともできず、この呪いの玉を手放すこともできず、
望まぬ力の代償にと命を吸われ続けることになるところでした」

さくらうち『…』

ダイヤ「今はゆっくりと休んで、心と身体の傷が癒えた頃、
ぜひわたくし達と一緒にこの世界を見て回りましょうね」

ダイヤ「ホウエン地方は広く、そして美しいのよ。
呪いから解き放たれたその身その足で歩き回れば、きっとそのことに気づけるはずですから」

ダイヤ「そう、わたくし達の旅はまだまだこれから──」

【コメント】
         _____
        /:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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      /:::::/l_/l__l_l/l_l_l::::l::::::::::l
      lヽ/ ∧   ∧ l<l::::::/ .  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
     __l/l "" _ """l::::lヽ:::l__   d⌒) ./| _ノ  __ノ
    (  l::lヽ ___・________l::::l_// )  ---------------
     ヽl:/       .l::/  ..,/   制作・著作 NHK

ダイヤ「終わらないですわよ!!!」
0398>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/11(木) 20:10:41.89ID:L+f3fQXi
別に終わりません。
ジムに立ち入ることすらできませんでした
真姫戻したかったけど…なんとか他のシーンでいい感じに拾えるよう頑張る
0399名無しで叶える物語(庭)垢版2019/07/11(木) 20:18:53.48ID:ubFUac8A
もくたんちゃん意識して書いたコメントがちゃんともくたんちゃんとして拾われて嬉しい
これからももくたんちゃんコメ投下していきます
0401>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 05:45:12.79ID:YReDkT5Q
ヒワマキジム


ダイヤ「やってきました、ヒワマキジム」

ダイヤ「先般トウカジムへ挑んでから随分と、具体的には半年ほど経過したような気持ちでいっぱいですがそんなことはなく、幾日かぶりのポケモンジムへの挑戦となります」

ダイヤ「ジムに入ると目の前にすぐ坂」カチカチ

ダイヤ「これは越えることができないようです。では右側のこの…」カチ

   ━┳━
もくたん┃ グッ…

    ┃ クリンッ
    ┣━
    ┃もくたん 

ダイヤ「おおっ!屏障が回転して向こう側に行くことができましたわ!」

ダイヤ「ポケモンジムのからくりはジムリーダーさんが考えていらっしゃるのかしら。どのジムにも独特の工夫が施してあって、とっても面白いですわね」カチカチ

ダイヤ「さてと、一人目の門下生ですが──」カチ

鳥使い『ここは鳥使いの憧れヒワマキジム!大空舞うボクのポケモンをキミに捕らえられるか!?』

『鳥使いが 勝負を 仕掛けてきた!』

ダイヤ「やはりここは──ひこうタイプを専門とするジムの様子!」
0402>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 06:10:17.55ID:YReDkT5Q
『鳥使いは オオスバメを 繰り出した!』

もくたん『いけっ!ダイヤ!』

ダイヤ『ヴルルッ!』

ダイヤ「今回のポケモンジムへの挑戦はわたくしにとっても新たな試み。ダイヤさんのレベルを上げながらの妥当ジムリーダーさんを目指しましょう」

ダイヤ「つまり先鋒を必ずダイヤさんに務めていただくということで、それは後続のコ達の被弾数が増えるということ」カチカチ

ダイヤ「こうなると、ひこうタイプを苦手とするりこちゃん♡やちかさんは戦闘に出ていく機会を狙うのが難しくなる」

ダイヤ「一重にわたくしのトレーナーとしての腕に懸かっているというわけですが…」カチカチ

もくたん『もどれ、ダイヤ!いっておいで!ルビィ♡♡♡!』

ルビィ♡♡♡『キョエキィー!』

ダイヤ「かなりルビィ♡♡♡頼みの戦闘になるかもしれませんね。ほのおタイプのわざを持つ相手がいなければよいのですが」
0403>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 06:16:54.57ID:YReDkT5Q
『ルビィ♡♡♡の はがねのつばさ!』ギィンズパパッ

『相手の オオスバメは 倒れた!』

ダイヤ「よしよし。ルビィ♡♡♡は攻めるより守る方が得意なようですが、それは攻め手に欠くということではありません」

ダイヤ「はがねタイプのおかげで攻撃のほとんどを効果今一つで受けることができるから、とても安心して後続を担ってもらえるわね。お次の相手は…」

『鳥使いは エアームドを 繰り出そうとしている…』

ダイヤ「──う!?」

ダイヤ「はがねタイプは…厄介ですわね…」カチカチ

もくたん『もどっておいで、ルビィ♡♡♡!いっておいで!ようちゃん!』

ようちゃん『シャモアッ!』
0404>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 06:33:43.61ID:YReDkT5Q
ダイヤ「ようちゃんはほのおタイプでエアームドに効果抜群の攻撃ができるけれど、反対にひこうタイプのわざで効果抜群のダメージを受けてしまう」

ダイヤ「よく考えて行動しなければと思う反面…」

『つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ニトロチャージ』

ダイヤ「…選択が難しいのも事実」

ダイヤ「ほのお技はニトロチャージだけですが、威力50のこのわざで果たして防御力に秀でたエアームドを倒しきれるか。先につるぎのまいを行うべきか……いえ」

──『ルビィ♡♡♡の がんじょう!』

ダイヤ「エアームドのとくせいががんじょうであれば、いかに攻撃力を底上げしようと同じことですか」

ダイヤ「それならば」

『ようちゃんの ニトロチャージ!』グルルゥメラァ

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「げ、かなりぎりぎりですわ…次の攻撃で倒せるかしら…」

『相手の エアームドの スピードスター!』パスパスパスタッ

ダイヤ ホッ…
0405>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 06:40:23.74ID:YReDkT5Q
『鳥使いとの 勝負に 勝利した!』

『キミのポケモン、スカイハイ!』

ダイヤ「エアームドがひこうタイプのわざを使ってこなくて助かりましたわ」

ダイヤ「しかし、やはりそろそろ皆さんの攻撃力が頭打ちになってきた感覚があるわね」

ダイヤ「りこちゃん♡のメガドレイン然り、ようちゃんのニトロチャージ然り。タイプ一致という恩恵があるからまだよいものの、これから先の道程、わざの威力が悩みどころとなってきそうですね…」カチカチ
0406>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 06:47:09.60ID:YReDkT5Q
『キャンプボーイは ドードーを 繰り出した!』

ダイヤ「うわ怖っ!?」

ダイヤ「ぁ、頭が二つありますわよ…」

ダイヤ「ダチョウ…でしょうか。その割には羽根がないようだし、かくとうタイプかなにかのように見えますわね。進化するまでひこうタイプはお預けなのかしら」カチカチ

『相手の ドードーの ついばむ!』

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「くっ、小癪な…」

『相手の ドードーは ちかが 持っていた オボンのみを 奪って 食べた!』

ダイヤ「はああああああっ!?」ガタッ

ダイヤ「それはちかさんが疲れたときに食べるようにと思って持たせていたものです!なにを勝手に食べているのですか!あなたはルビィですか、返しなさい!!」ムキーッ
0407>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 06:50:46.27ID:YReDkT5Q
『鳥使いは ドードリオを 繰り出した!』

ダイヤ「進化して戻ってきたァ!」

ダイヤ「頭が三つに増えていますわ…」センリツ

ダイヤ「…」

ダイヤ「でもやっぱり羽根はありませんのね!?」

『相手の ドードリオの トライアタック!』

ダイヤ「三つの頭を活かした攻撃…っ!」

『りこちゃん♡は やけどを 負った!』

ダイヤ「どんな攻撃ですかそれは!?」
0408>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 06:56:13.84ID:YReDkT5Q
『鳥使いは ペリッパーを 繰り出した!』

もくたん『いけっ!ダイヤ!』

ダイヤ『ヴルルッ!』

ペリッパー LV32『…』

ダイヤ LV27『…』

ダイヤ「ペリッパーの攻撃くらいなら耐えられるかしら。あまり強烈な攻撃をしてくるイメージはありませんし」

ダイヤ カチ…

『はねる たいあたり』

ダイヤ「そうでした。攻撃を一度や二度耐えたからといって、できることなどありませんでしたわ。交代交代」カチカチ

もくたん『もどれ、ダイヤ!いっておいで!かなん!』

かなん『グルルゥラッ!』
0409>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 07:06:02.07ID:YReDkT5Q
『かなんの かいりき!』グオオオンッ

『相手の ペリッパーは 倒れた!』

ダイヤ「きちんと戦ってさえくだされば、こんなにも強いのに」

かなん『…』ムフー

ダイヤ「まったくもう!」

ダイヤ「なにを!もくたんちゃんにお尻を向けているのですか、こら!」ペシッ

『がくしゅうそうちで 手持ちの ポケモンも 経験値を 貰った!』

『ようちゃんは 36レベルに 上がった!』

ダイヤ「あら」

ダイヤ「そういえば、りこちゃん♡もかなんさんも36レベルで進化したのだけれど…」

『…おや?ようちゃんの 様子が…』

ダイヤ「──まじでえ!!?」

https://i.imgur.com/xDrTutP.png

ダイヤ「おっほー…いっそう逞しくなってくれましたわぁ…」キラキラ

ダイヤ「しかし、36レベルというのはなにか進化の分岐点にでもなっているのでしょうか…?」カチカチ
0410名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/12(金) 07:11:17.52ID:9QzILZ3W
【コメント】ヒンバスもコイキングみたいにレベルで覚える技が極端に少ないんだけどコイキングと違ってわざマシンは割と覚える技多いから覚えさせた方がいいかも
0411>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 07:11:30.74ID:YReDkT5Q
現在のパーティ
(ナギ挑戦前)


りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV37 しんりょく
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ
https://i.imgur.com/Oub68eP.png

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV35 いかく
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、ぎんいろのかぜ
https://i.imgur.com/mJFxzxk.png

かなん(ケッキング)♀ ノーマル LV37 なまけ
いわくだき、かいりき、いあいぎり、だましうち
https://i.imgur.com/WG2NmOn.png

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV36 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ブレイズキック
https://i.imgur.com/xDrTutP.png

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV36 がんじょう
ほえる、はがねのつばさ、エアカッター、まきびし
https://i.imgur.com/fqo8N24.png

ダイヤ(ヒンバス)♀ みず LV28 すいすい
はねる、たいあたり
https://i.imgur.com/ufTKAYv.png


なかなか見れるパーティになってきた…と思うけど、ヒンバスの存在感がすごいね
0413>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 07:18:56.27ID:YReDkT5Q
おお!他の人も書き込めるのね!
よかった!
2chmateで、表示は変だけど通常通り書き込むことはできます。なんでしょうね?
https://i.imgur.com/IH9ao3M.png


ジム挑戦前になにかする? >>414-416
※ わざマシンを使う、ダイヤ(ヒンバス)を進化させる、あたりかな。他になにか提案してもらえたら採用検討します。「特になし」で安価消費してもらってもよい。
(わざマシンは下記画像参照)
https://i.imgur.com/qPxhIjh.png
https://i.imgur.com/C8KCUIm.png
0414名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/12(金) 07:25:07.07ID:9QzILZ3W
おつおつ、とりあえず書き込み少なそうだし安価踏んじゃうわ
なみのり要因がいなくなってるの地味に問題だからヒンバスに覚えさせよう
あとは個人的にはダイヤにメロメロ覚えてほしいかな

【コメント】リアルダイヤちゃんにメロメロ食らったわ
0415名無しで叶える物語(ぎょうざ)垢版2019/07/12(金) 07:26:48.63ID:fl2zVWD1
ヒンバス進化

ヒンバス進化は気付くの難しそうだし、マリーあたりとポケモンコンテストの通信対戦でもしたいかも
0416名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/12(金) 07:33:54.00ID:3uVFibAy
安価消費で

【コメント】さくらうちとりこちゃん♡ってもしかしてAqoursの梨子ちゃん?
0419>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/12(金) 18:25:48.76ID:YReDkT5Q
実はORASのコンテストやったことないどころかポロック作りすらまともに試してないんだよね…
ちょっと時間を貰ってもいいですか?
コンテストとポロックの辺りを実際に触ってきます
ところでコンテストでローカル通信なんかできるの?
0428>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/14(日) 22:39:11.63ID:GRAAHa2i
ちょいと事情で
二〜三日更新できません
今週中には戻ってくるのでご心配なく
0438>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/16(火) 15:52:39.32ID:QntRfBFJ
通信環境自体は生きてるはず
ただレート戦は機能してない
0443>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 18:22:22.82ID:ukv23LF4
ナギ『…』

ダイヤ「さて、ここまでは特筆すべき難もなく来ることができ、いよいよジムリーダーさんとご対面というところですが」カチカチ

→ポケモン

→ダイヤ LV28

ダイヤ ウーン…

ダイヤ「レベルだけで言えば門下生の方々が従えるポケモンと大きな開きもないけれど、経験上、ジムリーダーさんのお手持ちはそこからぐっとレベルが上がっているでしょうし、なによりも…」

『はねる たいあたり』

ダイヤ「さすがにこれはどうしようもない、か…」

ダイヤ「ここまでに進化してくださればよいと思ったけれど、だめでしたね。かずおさんと姿は似ていても生態は全く異なるようですわ」

ダイヤ「よいでしょう。ダイヤさんの進化についてはヒワマキジムを突破してからゆっくり考えると──」

【コメント】ヒンバスもコイキングみたいにレベルで覚える技が極端に少ないんだけどコイキングと違ってわざマシンは割と覚える技多いから覚えさせた方がいいかも

ダイヤ「…ほう!」
0445>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:03:09.64ID:ukv23LF4
ダイヤ「それはよいことを聞いたわ。かずおさんのことが頭にあったせいで、わざマシンを使うという考えなどすっかり抜け落ちていたけれど」カチカチ

ダイヤ「…おお!」

『おぼえられるわざマシン』

『どくどく、めざめるパワー、かげぶんしん、メロメロ、りんしょう、ひみつのちから、なみのり』

ダイヤ「なんですか、もったいぶって!こんなに豊富な技を使えるのですか。どれどれ…」

ダイヤ「ふーむ、多くのコが覚えられる技に限りはするようだけど、はねるとたいあたりしか使えない状態に比べると雲泥の差ですわ」

ダイヤ「そうねえ…」カチカチ

『ダイヤは 新しく なみのりを 覚えた!』

ダイヤ「せっかくみずタイプなのだし、かずおさんも再びボックスに戻っていただいたし、これは外せないでしょう」

ダイヤ「あ、と、は…」カチカチ…
0447>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:07:51.48ID:ukv23LF4
『わざマシン45 メロメロ』

ダイヤ ジッ

『ダイヤ:覚えられる!』

ダイヤ「…」

『♂なら♀を ♀なら♂を 誘惑して メロメロに する。相手は 技が だしにくくなる』

ダイヤ ポクポクポク…

──ルビィは ダイヤに メロメロだ!

──善子は ダイヤに メロメロだ!

──果南は ダイヤに メロメロだ!

ダイヤ「ふへ」ニヤァ

ダイヤ カチカチ

『ダイヤは 新しく メロメロを 覚えた!』
0448>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:10:36.20ID:ukv23LF4
『ダイヤ』

『はねる、たいあたり、なみのり、メロメロ』

ダイヤ「一応、技の枠は丸々埋まりましたが…うち一つははねるだものね…」

──『はねる』

──【コメント】ギャラドスが跳ねたらうずしお消し飛びそう

──『かずおの はねる!』ピョインピョイン

──『しかし なにも 起こらなかった!』

ダイヤ「…………………チッ」

ダイヤ「ダイヤさんにもなにか他の技を覚えていただくことにしましょう」カチカチ

【コメント】どくどく!!

ダイヤ「えっ」
0449>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:16:50.43ID:ukv23LF4
ダイヤ「どくどく、ですか」カチ

『わざマシン06 どくどく』

ダイヤ「ぅ…」

ダイヤ「これまで、もくたんちゃん達が使うにしてはやや抵抗がある技なのであえて意識から外してきたけれど…」

『相手を 猛毒の 状態に する。ターンが すすむほど 毒の ダメージが 増えていく』

ダイヤ「この記述から察するに、通常どくのこななどで起こる毒状態とは別物なのでしょうね。『猛毒の状態』とは、言葉もなかなかに重いものがありますわ」

ダイヤ「しかし、うむむ…」

ダイヤ「能力を見るに、ダイヤさんはかつてのかずおさん同様、攻撃力に乏しいことが容易に想像できる。例えタイプ一致かつ威力の高いなみのりを軸に構えたとして、進化しないままでどこまで戦えるか」

ダイヤ「…そう考えると、彼我の戦力差に左右されずダメージを与えることができる毒というのは、あながち悪い選択肢でもないかもしれませんわね」
0450>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:19:10.53ID:ukv23LF4
ダイヤ「…」

ダイヤ『…』

ダイヤ「……」

ダイヤ『……』

──『ダイヤの どくどく!』

ダイヤ ウーン…

──『ダイヤの はねる!』ピョインピョイン

──『しかし なにも 起こらなかった!』

ダイヤ イラッ

ダイヤ「いえ、よいでしょう。ここは一つ、英断の場面ですわ」カチカチ

『ダイヤは 新しく どくどくを 覚えた!』
0451>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:31:46.34ID:ukv23LF4
『ダイヤ』

『どくどく、たいあたり、なみのり、メロメロ』

ダイヤ「相手の行動を制限する技に、継続的に相手の体力を削る技」

ダイヤ「なかなかにテクニカルな戦い方を要求されそうな構成が出来上がったわね」

ダイヤ「相手をうまくメロメロ状態にすることができれば、被弾数が減り、どくどくで少しずつ体力を削れる。たいあたりやなみのりはその体制が整ってから撃ち出していく」

ダイヤ「…ふむ。能力が低くとも立ち回りによって勝機を見出だすというのは悪くありませんわ」

ダイヤ「不安が残るとすればダイヤさんの防御力ね。HPやぼうぎょも決して高くはない、『相手が技を出しにくくなる』というのがどの程度機能するのかはわからないけれど、攻撃を全く受けないということはないでしょう」

ダイヤ「相手がどくどくのダメージの受ける回数を増やすために、」カチカチ

『ダイヤに ひかりのこなを 持たせた!』

ダイヤ「バルビートが持っていたひかりのこなを持たせておきましょう。これでより攻撃を受けにくくなりますわ」
0453名無しで叶える物語(家)垢版2019/07/17(水) 19:36:50.44ID:U4gcDlxh
その子その子で出来ることをたくさん考えて組み合わせてる時が一番楽しいよね
だがヒンバス
0454>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:37:56.50ID:ukv23LF4
ダイヤ「…よし」

ダイヤ「現時点でできるだけの強化と武装はできたでしょう」

ダイヤ「必ずしも今回の戦闘で矢面に立っていただくとは限らないけれど、こうしておけば不意の出来事があっても慌てふためくばかりとはいきませんわ」

ダイヤ「ほえるを使う相手がいないとも限らないものね」

ダイヤ「さてダイヤさん、それにりこちゃん♡達。心身共に準備はよいですか?」

ナギ『…』

ダイヤ「りこちゃん♡もかなんさんもようちゃんも進化して、新たにダイヤさんという仲間も加わって。いっそう強くなった黒澤ダイヤモンズの力を今こそ見つけてあげましょう!」

ダイヤ「いざ──」

【コメント】ヒンバス<ダイヤ“さん”と呼ばないで

ダイヤ「ぇ」
0455名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/17(水) 19:39:13.17ID:OjibjuBj
【コメント】もっとりこちゃん(はぁと)とさくらうちを可愛がってあげて欲しいのだ
0456>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:41:49.46ID:ukv23LF4
ダイヤ「えと、あの…ダイヤさん?ですか?」

ダイヤ「しかいませんけれど…」

ダイヤ「えー………今そんなことを言いますか?さあジムリーダーさんへ挑戦しようというところだったのよ?」

ダイヤ「というか、あー…"さん"付けが、そう、イヤ…ですか……」

ダイヤ …ポリポリ

ダイヤ「でもね、あのう…わたくし自身で名付けておきながらこんなことを言いたくはないのだけれど、あなたはわたくしと全く同じ名前なのよ。それを呼び捨てというのは、少々抵抗が…」

ダイヤ「あ、うん、そうよね。それはあなたが悪いわけではありませんわね、わたくしに責があります。ごめんなさい」

ダイヤ「…呼び捨てがイヤならば"ちゃん"付けで呼べばいい、ですかぁ…それはそうなのですが…」
0458>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:49:13.88ID:ukv23LF4
ダイヤ「えー…」

ダイヤ「わかりました、わかりました。あなたの呼び方についてはきちんと考えることとしましょう。考えた結果とは言え自分と同じ名前を付けたことを持ち出されては、わたくしにその提案を突っぱねる権利はありませんから」

ダイヤ「ですがそのお話はこの戦いが終わってからにしませんか」

ダイヤ「今ちょうど皆さんの士気も最高潮に高まってい(ると思ってい)ますし、ここで議論を開始するというのはチームのモチベーションを保つ上でやや悪手といいますか」

ダイヤ「ね?よいですか?約束、ジムリーダーさんとの勝負が済んだら一番にそのお話をしましょう。それでは、ええ、そういうことで」

ダイヤ …フゥ

ナギ『…』

ダイヤ「大変お待たせいたしました、改めてもくたんと申します。ミシロタウンより旅立ち海を越えて至ったこの身、わたくし達にどうぞ胸をお貸しくださいな」

ダイヤ「それでは、ポケモントレーナーもくたん!参りますわ──!」

【コメント】ヒンバスとは全然関係ないけど単純なレベルアップだけじゃ進化しないポケモンもいるよ。ヒンバスとは全然関係ないけど!

ダイヤ「──と思ったけどちょおおおっとお待ちくださいなあああっっ!!」
0459名無しで叶える物語(ぎょうざ)垢版2019/07/17(水) 19:55:59.84ID:/s8Sg0Il
【コメント】ちゃんと♡も意識して発音するのよ。あ、そうそう。ついでによしこの名前にも♡をつけてみない?3個つけられるわよ
0460>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 19:57:13.43ID:ukv23LF4
ダイヤ「何度も遮ってしまって本当に申し訳ありません!」

ダイヤ「ですが、今時点わたくしが公私を問わず最も関心を寄せていると言っても過言ではない件についての発言があったように思いまして!」カチカチ(マウス操作)

──【コメント】ヒンバスとは全然関係ないけど単純なレベルアップだけじゃ進化しないポケモンもいるよ。ヒンバスとは全然関係ないけど!

ダイヤ「もしかせずとも、ヒンバスの進化についてのアシストではありませんか?これは」

ダイヤ ジィィィィッ…

ダイヤ (単純なレベルアップだけでは進化しないポケモンが…?)

ダイヤ (ヒンバスとは全然関係ないとおっしゃっているけれど、だとすればなぜこのタイミングでそれを言う…?しかも、一度の発言において二度も繰り返して)

ダイヤ (無闇に人を疑うのはよくないけれど、まさか──ま、さ、か、)

ダイヤ「ヒンバスは『単純なレベルアップだけでは進化しない』ポケモンなのでは…?」ドキドキ
0462>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 20:05:04.38ID:ukv23LF4
ダイヤ (いやでも!仮にそうなのだとしても!)

ダイヤ (レベルアップだけでは進化しないとは、他にどんな事象を契機に進化するというの!?)

ダイヤ (『単純な』と前置詞が置かれていることを正当に読み解くならば、レベルアップに加えてなにがしかの条件を併せて満たすことで進化する…と?)

ダイヤ (しかしレベルアップに付随する条件とは!?そんなものありますか!?レベルアップはレベルアップでしょう!)

ダイヤ (特定の技を覚えた状態でレベルアップするとか、雨が降っている場所でレベルアップするとか、手持ちに空きがありかつモンスターボールを保有した状態でレベルアップ及び進化をするとか、)

ダイヤ (そういう条件下で進化するポケモンがいるとでも言いたげではないの!)

ダイヤ (まっさかあ、そんなに奇な条件下での進化など、あったとして誰が気づけるというのですか。ないないw)

ダイヤ「…ふふ、わたくしとしたことが久し振りに無責任なアシストに踊らされてしまうところでした。いけないいけない、オメガルビーを始めたばかりのような無知で愚かな黒澤ダイヤはもういないのです」

ダイヤ「下らないいたずらをしていないで、精々これから始まる戦闘の応援歌でも考えていなさいな──」

【コメント】ヒンバスの進化方法は流石に誰かに聞かないと分からないかもな〜

ダイヤ「はあ???」
0463>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 20:10:57.56ID:ukv23LF4
ダイヤ「ストップ」

ダイヤ「一旦アシストをおやめなさいな」

ダイヤ「はっきり言いなさい。ヒンバスは単純なレベルアップではなく、特殊な条件下で進化をするポケモンなのですか?」

ダイヤ「これがいたずらなのであれば、相当に悪質だと言わざるを得ませんわよ」

ダイヤ「レベルアップに付随する条件など、考えればキリがない。そのどれを試し、どのようにして正否の判別を付ければよいのか。はっきり言って不可能ですわ」

ダイヤ「嘘なら嘘と言いなさい」

ダイヤ「こうしてもくたんちゃんが足を止める時間が如何に無用なものであるか、改めて説くまでもないでしょう」

ダイヤ「………………」

ダイヤ「言いなさいと言うのに!!」


もくたんはなかなかナギ戦を始められないのであった…
0464>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/17(水) 20:12:03.17ID:ukv23LF4
改めて言うまでもないと思いますが、安価でナギ戦前にダイヤ(ヒンバス)を進化させることは確定しています
なかなかストーリーが進まないけど気長にお付き合いください
0466名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/17(水) 20:45:36.30ID:E3HiNKtu
【コメント】誰かに頼らなければ進化できないポケモンもおる。何もかも一人で解決しようとする事は美徳では無いのじゃ
0468名無しで叶える物語(庭)垢版2019/07/17(水) 21:57:22.24ID:qhyOD/8U
>>467
【コメント】ダイヤ、私はこのダイヤ(ヒンバス)の新しい姿を見てみたい
【コメント】きっとダイヤのようにカッコよくて素敵な姿になる
0470>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 05:46:59.41ID:zEhh5pgo
ダイヤ「ぐぎぎぎぎぃ…っ」

ダイヤ (ここはポケモンジムで目の前にはジムリーダーさん、わたくしの意思一つで今すぐにでもポケモンバトルを始められるというのに)

ダイヤ「ダイヤさんの進化をちらつかされては、ここで食い付かないわけにはいかない…!」

ダイヤ (いや、惑わされるなダイヤ。それこそがこの方々の楽しみなのでしょう。わたくしがおろおろと迷っている姿を見るのが楽しいに決まっている。取り合わず、冷静に、冷静に…)

【コメント】誰かに頼らなければ進化できないポケモンもおる。何もかも一人で解決しようとする事は美徳では無いのじゃ

ダイヤ「く…っ!」

ダイヤ「他人と交換をしたり特定のポケモン同士で交換をしたり、はたまた特定のポケモンを手持ちに加えた状態でレベルアップしたりすることで進化するポケモンがいるような物言いをして!」

ダイヤ「あれやこれやと意味深な発言を…!」
0472名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/18(木) 05:58:42.01ID:Q9rsXBPE
【コメント】2つのステータスを同じ数値に揃えないと進化しないポケモンもいるらしい
0473>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 06:06:23.12ID:zEhh5pgo
ダイヤ「あーあーもう聞こえません見えません!わたくしはアシスト機能をオフにしたので意味のわからないいたずらで時間を消費なさるのはおやめください!」

ダイヤ チラッ

【コメント】DSを逆さにしないと進化しないポケモンもいるわけだが?

【コメント】2つのステータスを同じ数値に揃えないと進化しないポケモンもいるらしい

ダイヤ「…」

ダイヤ ンショ…

ダイヤ (操作しづらい) カチカチ

→ポケモン

→ダイヤ

ダイヤ (HPとすばやさが同じ数値…)

ダイヤ「…それで?このままレベルアップをすればよいのですか?」
0474>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 06:12:31.70ID:zEhh5pgo
ダイヤ ムムーッ…

ダイヤ (ここでどれだけ質疑を繰り返したところで、結局は皆さんの意思で答えを得られるかどうかが決まる、その上わたくしにはそのどれが正しいのかを判別することもできない禅問答に過ぎない)

ダイヤ (もういい、このままジムリーダーさんに挑戦してしまおうか)

ダイヤ (だけれど、もし、この戦闘で後れを取ってしまったら。ダイヤさんを進化させておくことで回避できたはずの致命傷を誰かが負ってしまったら)

ダイヤ (わたくしは悔やみきれない。きっと、自分自身を許せない)

ダイヤ (そうだ、誓ったではないですか。もう誰も傷つけないと。この旅の至上命題は先を急ぐことで達し得るものではない。いくら時間と労力をかけ、例えそれが徒労に終わるのだとしても)

ダイヤ (受けなくてよかった攻撃を避けることに繋がるのならば、わたくしは──)

【コメント】ノξソ>ω<ハ6「コンテストでマリーに勝たないと教えてあげないわよ〜?」

ダイヤ「!」
0475>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 06:24:03.29ID:zEhh5pgo
ダイヤ「鞠莉…さん」

ダイヤ (本人…?こんな文章だけのアシスト、その気になれば誰だって他人のふりをすることなど容易だけれど)

ダイヤ「えっと、」

『着信:鞠莉さん』

ダイヤ「!」パッ

ダイヤ「は、はい、ダイヤですが」

鞠莉『チャオ〜、ダイヤ。ご機嫌いかがかなん〜?なんちゃって』

ダイヤ「え、ええ、変わりはありません。鞠莉さんも、久し振りに日本で過ごす年明けの雰囲気はいかがですか?」

鞠莉『モ〜、最高ね!今年はダイヤ達と初日の出を見にいけたし、今だってお餅を焼いてもらってたとこなの。焼けるのが楽しみだわ♪』

ダイヤ「そ、そうですか。普段はお忙しい身ですからね、ゆっくりできているのならなによりですわ」

ダイヤ (このタイミングで電話をしてきたかと思えば他愛のない話。偶然…?)

鞠莉『それで、どう?やらない?』

ダイヤ「え、は、はい?なにをですか?」

鞠莉『だぁからぁ、マリーと!contest battle!』

ダイヤ「!」
0476>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 06:27:29.99ID:zEhh5pgo
ダイヤ「や、やはり鞠莉さんだったのですか!」

鞠莉『なによそんなに慌てて。ちゃんと「マリーと」って言ったでしょ?very pretty なマリーちゃんの顔文字だって付けたし』

ダイヤ「顔文字?」

ノξソ>ω<ハ6

ダイヤ (ああ、これ鞠莉さんの顔文字…マリーちゃんというのですか…) フーン

ダイヤ「というか!」

鞠莉『ン?』

ダイヤ「鞠莉さんあなた、やはりわたくしの生放送を観て…!」

鞠莉『観てるよ?前から観てるってば』

ダイヤ「あっけらかんと!!」
0477>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 06:36:37.42ID:zEhh5pgo
鞠莉『マリーのお気に入りのもくたん and ダイヤの strange play を一つずつ挙げてってもいいけどそれはまた今度にするとして、』

ダイヤ「しなくて結構です。珍プレーなどありませんから」

鞠莉『やる?やらない?』

ダイヤ「…鞠莉さんもオメガルビーをなさっていたのですか。しかもコンテストで勝負などと…そんなことができるのですか?」

鞠莉『ンー、まあまあ。そんな細かい話は後ですればいいじゃない』

鞠莉『どうなの?知りたいんでしょ、ヒンバスのダイヤちゃんを進化させる方法』

ダイヤ「………どうすればよいのですか?」

鞠莉『OK. 承諾と受け取ったわ。すぐそっちに行くから待ってて!』プツッ

ダイヤ「え、あ、鞠莉さん!?」

ダイヤ「もう、相変わらず話を進めるのが速くてついていくのが一苦労ですわ…」

ダイヤ「鞠莉さんもオメガルビーで遊んでいることがまず驚きだけれど、それに輪をかけてコンテストで勝負。コンテストと言うと、あれのことですわよね…」

ダイヤ「……………ジムリーダーさんとのポケモンバトルは、ここで一旦お預けのようです」


ダイヤ『……………ジムリーダーさんとのポケモンバトルは、ここで一旦お預けのようです』

ルビィ「…」
0479名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/18(木) 06:41:10.85ID:Jrovzyfh
【コメント】浮気?

【コメント】愛人枠ktkr

【コメント】この子すぐ泣きそう

みたいなコメントがたくさん流れる
0480>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 06:41:46.00ID:zEhh5pgo
鞠莉「こーんばーんわ〜〜〜」

ダイヤ「ちょちょ、鞠莉さん!なぜインターホンを鳴らさないのですか!」ドタドタ

鞠莉「エー?昔っから友達の家に遊びにきたらこうやって呼ぶのが普通だったじゃない」

ダイヤ「それは小学生の頃のお話でしょう!」

ルビィ「あ、鞠莉ちゃん。こんばんは」ヒョコ

鞠莉「ハァイ、ルビィ。ダイヤがどうしてもって言うから遊びにきちゃった☆」

ルビィ「しかたのないおねいちゃんだね」

ダイヤ「経緯を捏造しない!!」

ルビィ「お茶いれるから上がって!」

鞠莉「マリー coffee がいいナ」

ルビィ「だって、おねいちゃん」

ダイヤ「だってではなくて」

ダイヤ「鞠莉さんをわたくしの部屋へ案内しておいてくれる?」

ルビィ「はーい。行こ、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ウン!」

ダイヤ「やれやれ…」
0481>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 06:49:36.53ID:zEhh5pgo
ダイヤ「お待たせいたしました。お茶請けを探していて思い出したのですが、鞠莉さんあなたお家でお餅を焼いてもらっていたのでは…」

ルビィ「見て見て、かなんちゃんはオレンジ色のポフレが好きなんだよ。ほら、食べさせたらいっぱいハートマークだして喜んでくれるの!」スッスッ

かなん『〜♡』

鞠莉「それならマリーも知ってるわ!確かちかはね、こっちの chocolate のやつが好きなのよ」スッスッ

ちか『〜♡』

ルビィ「わあ、ちかちゃん嬉しそう!」キャッキャ

ダイヤ「どおおおおっほおおおおい!!人のポケパルレでなにをやっているのですかァァァ!!」

鞠莉「あ、ダメだよ〜ダイヤ。ちか達お腹空かせちゃってたよ?」ノンノン

ルビィ「やっぱりおねいちゃんのぱったんパズルのハイスコアはおかしい」ムムム…

鞠莉「それと、お餅。たくさん焼いてもらったから持ってきたわよ。みんなで食べましょ」

お餅 タップリ!!

ダイヤ「んんんんんんっ!!」←言葉にならない様々な感情
0482>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 07:26:40.99ID:zEhh5pgo
ダイヤ「貸しなさい!」バッ

ダイヤ「りこちゃん♡はここを撫でてあげるととても気持ちよさそうにするし、」スッスッ

りこちゃん♡『〜♡』

ダイヤ「ルビィ♡♡♡はこの抹茶ポフレがずっと目で追うほど好きですし、」スイッ

ルビィ♡♡♡『〜♡』パクパク

ダイヤ「ようちゃんは進化をしてからパズルでより生き生きとした表情を見せてくれるようになったし、」スッスッ

ようちゃん『♪』

ダイヤ「ダイヤさんは赤色のきのみがお好きなようです」スイッ

ダイヤ『…』

ダイヤ「このコ達の魅力を誰よりも知っているのはわたくしに違いないのですから、そう気安く手出ししないでいただきたいですわ!」フフンッ

ルビィ「ルビィきなこの食べる〜」

鞠莉「…ん。さすが、ダイヤは coffee 淹れるのも上手なのねえ。ふんわり甘いのはなにかしら…」

ダイヤ「聞ーきーなーさ〜〜〜いっ!黒糖です!!」
0483>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 07:31:47.48ID:zEhh5pgo
しばらくして…


鞠莉「落ち着いた?」

ダイヤ「どの口が…ッ!」

鞠莉「そろそろ始めましょうよ、contest battle」

ダイヤ「構いませんけれど、わたくしが勝ったら本当に教えてくださるのですよね?ヒンバスの進化について」

鞠莉「モチロン!マリーに二言はないわ」

ダイヤ「…それならばよいのですが」

鞠莉「それよりも、準備の時間はいらない?言っておくけど、contest って普通の Pokemon battle とは勝手が全然違うのよ」

ダイヤ「ええ、まあ。鞠莉さんがこちらへ来るまでの間に少しだけ調整しておきましたから、大丈夫です」

鞠莉「あら、そう」

鞠莉「じゃさっそく始めましょっか!負けたからって泣かないでよね、ダイヤ♡」

ダイヤ「………………鞠莉さんこそ、約束は守ってもらいますからね」ギラン

ルビィ「…っ!」ゴクリ…
0484>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 07:32:14.21ID:zEhh5pgo
続きは今日の夕方。
いざ、コンテストバトル開始へ!
0485>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 18:26:15.65ID:zEhh5pgo
鞠莉「どの部門で battle しましょうか。かっこよさでもたくましさでもマリーはなんでもいいよ。あ、ダイヤはうつくしさが好きかしら」カチカチ

ダイヤ「かわいさ部門で」キッパリ

鞠莉「hmm...」

ダイヤ「かわいさ部門ではお気に召しませんか?」

鞠莉「…そんなことないよ。マリーは all rounder だもの」

ダイヤ「それならばよかったです」

鞠莉「…?」

鞠莉「それじゃ悪いけど、カイナシティまで戻ってもらえる?マリーはその間に polock でも追加しちゃおっカナ〜」

ダイヤ「それには及びません。すでにいますから」

鞠莉「早いね…」ポカン

ダイヤ ニコッ

ダイヤ「それでは始めましょうか」カチカチ

鞠莉 (なに?この違和感…いつもの素人っぽさがまるで感じられない…ような…)

ダイヤ「もくたんちゃんとステージに立つのは、このコですわ」カチ

ルビィ「………っ!」

鞠莉「──────エ…!?」
0488>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:06:50.17ID:zEhh5pgo
鞠莉 ポカーン…

『優勝』

『もくたん & プラスル!』

ダイヤ フッ

鞠莉「そん、な…」


ちとせ(クチート)
■■■■□□□□□□□□

プラスル
■■■■■□□□□□□□□□□□

ドン…!!


ダイヤ「持ち掛けられた勝負なので身構えたけれど、鞠莉さん、ご自分から提案なさった割には大したことありませんでしたわね」

鞠莉「ば…ばかなァっ!!」

鞠莉「嘘よ、こんなの嘘よ!マリーのちとせが負けるなんて──しかも、こんなにも──」


ルビィ (圧倒的…それは圧倒的な戦いだった──!)
0489>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:11:38.39ID:zEhh5pgo
ルビィ (場面は二人がコンテスト勝負を始めるところにさかのぼる…と言っても、振り返る意味すら感じられないほどに、それは圧倒的な蹂躙だった!)


ダイヤ「もくたんちゃんとステージに立つのは、このコですわ」カチ

鞠莉「エ…!?」

『プラスル ♀』

鞠莉「ぷ、プラスル…?」

ダイヤ「ええ。なにか不都合でもありますか?」

鞠莉「う、ウウン、不都合なんてないわよ。マリーの partner はこのコなんだから!」

『ちとせ ♀』

ダイヤ「ほう…クチート、ですか」ピク

ダイヤ「道中あまり見かけた記憶がないポケモンですが…」

鞠莉「ダイヤの方ではまだ出てないのかもね」

ダイヤ「でしょうかね。知らないポケモンだからといって、それを反則だと吊し上げるようなつもりはないのでご安心を」カチカチ

鞠莉「それはよかった」カチカチ
0490>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:16:18.33ID:zEhh5pgo
『ポケモンコンテストライブ!』

『かわいさ部門』

『エントリーナンバー1 マリー & ちとせ!』

ちとせ パァァァッ

鞠莉「フフン、どう?ちとせは桃色 polock なら百個だって食べられちゃうんだから!」

ダイヤ「ほう…可愛いですね」

鞠莉「ねー!ダイヤなんかよりよ〜〜っぽどカワイーんだから!」

ダイヤ「…なぜわたくしと比べるのですか。比べるならばせめてもくたんちゃん、でなくプラスルちゃんでしょう」

鞠莉「ン〜、そうねえ」

──【コメント】ダイヤさんってクチートに似てるよね

──ダイヤ『はい?クチート?なんですかそれは、まさかわたくしの知らないポケモンではないでしょうね!?』

鞠莉「ま、なんだっていいんだけど」
0491>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:22:33.34ID:zEhh5pgo
観客 ワァァァ!

鞠莉「ちとせの可愛さに大盛り上がり!優勝は決まりね!」

ダイヤ「まだ早いでしょう。終わっていないどころかアピールタイムにすら入っていませんし、プラスルちゃんがステージに上がってすらいませんわ」

鞠莉「んもう!チャキチャキ動かないとノンノンよ、ダイヤ」

ダイヤ「そう急かされずとも、間もなく参りますから。それに、こともあろうにかわいさ部門で焦り急ぐなど、もっての外ではありませんか」

『エントリーナンバー2 もくたん & プラスル!』

鞠莉「さてさて、まずはダイヤのプラスルがどの程度ちとせに張り合えるのかお手並み拝見〜っと…」

プラスル キラキラ パァァァァッッ

観客 ウオオオオオオッ!!

鞠莉「!?」

鞠莉「ち、ちとせのときより盛り上がって──」

ダイヤ「いるように、わたくしには見えますわね」

鞠莉「そんなはずない!いいわよ、結果はすぐにわかるんだから…!」
0493>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:27:19.25ID:zEhh5pgo
『おひろめタイム 終了!』

『続いて、アピールタイムに 移ります!』

鞠莉 ドキドキ…

ダイヤ「…」

『アピール順』

『1.もくたん & プラスル』

『2.マリー & ちとせ』

『3.塾帰り & エネネ』

『4.短パン小僧 & キャモキャモ』

鞠莉「………!」

ダイヤ「プラスルちゃんがトップバッターのようですわね」

鞠莉「うう…っ」
0494>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:34:25.35ID:zEhh5pgo
ルビィ (まずはっきりと差が出たのはここ)

ルビィ (コンテストに参加するポケモンをお披露目してコンディションを競う一次審査)

ルビィ (この評価基準は単純明快、参加する部門のパラメータが高ければ高いほど高得点。そしてそのパラメータは、もちろんポロックを食べさせた量で決まる)

ルビィ (鞠莉ちゃんが連れてきたクチートのちとせちゃん。鞠莉ちゃん自身が言ったわけじゃないけど、たぶん、このコは捕まえたばっかりでほとんど育成していなかった個体)

ルビィ (ポロックだって、普段からよっぽどマメに作ってないとしたら、短い時間で作って食べさせられる数は限られる)

ルビィ (そして、付け焼き刃で食べさせた程度の数じゃ、パラメータは満足に伸びない)

ルビィ (…とは言ってもさすが鞠莉ちゃん、ノーマルランクやスーパーランクなら余裕で飛び抜けちゃうくらいのパラメータまで持っていっていたのは凄い)

ルビィ (けど)

ルビィ (お姉ちゃんのプラスルちゃんは、かわいさが振り切って──上限に達してる…)

ルビィ (勝てるはずが、なかった)

ルビィ (一次審査の結果が高得点であるほど、二次審査のアピールの順番は早くなる。それがわかってるからこその、鞠莉ちゃんの表情…そしてなにより)

ルビィ (お姉ちゃんの、表情…!)
0495>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:40:34.64ID:zEhh5pgo
鞠莉「ダイヤのプラスルの方が、マリーのちとせよりかわいさの condition がいいと評価された。その事実は受け止めるわ」

鞠莉「でも、だからって、ちとせよりプラスルが可愛いだなんてことにはならないんだからね!マリーはちとせが一番可愛いと思ってるんだから!」

ダイヤ「ええ、それはそうでしょう」コク

ダイヤ「あくまで審査基準に則って測られた杓子定規の順位ですから。わたくしだって、たとえプラスルちゃんのアピールが最後に割り当てられていたとしても、最も可愛いことを疑うつもりなど毛頭ありませんわ」

鞠莉「むぅ〜っ…」

鞠莉「…いいもん、次よ、次!この appeal time で審査員達の節穴おめめにも間違いようがないほどの差を見せつけてやるわ!」

ダイヤ「はい。正々堂々、競い合おうではありませんか」ニッ
0496>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:46:17.69ID:zEhh5pgo
鞠莉 (まずは…)

『ちとせは どのわざで アピールする?』

鞠莉 (これよ!)

→じゃれつく カチ

鞠莉 (じゃれつくは自分より前に appeal したポケモンにいたずらして、驚かせちゃうわざ。まずはマリーの前に立ったことを後悔させて、そのまま流れを崩しちゃうんだから)

鞠莉 (プラスルがどんなわざで appeal したって、ちとせがじゃれついてアゲル──)

『プラスルの アンコール!』パンパンッワアアッ

『アピールが まだの ポケモンを 緊張させた!』

鞠莉「!」

『ちとせは 緊張してしまった!』

鞠莉「!!」

『エネネは…』

『キャモキャモは…』

鞠莉「あ、あ…ちとせ…」オロ…

『ちとせは 緊張して アピール できなかった…』

鞠莉「!!!」
0497>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:50:13.74ID:zEhh5pgo
鞠莉「だ、イやぁ…!」

ダイヤ「そのような視線を向けられる覚えはありませんわよ。正々堂々、ルールに則った戦い方でしょう」

ダイヤ「自身のパートナーを如何に輝かせるか。そのために、障害があるならば妨害をすることが許されているのがポケモンコンテストです」

ダイヤ「悔しいのならば、アピールで取り返しなさいな」

鞠莉「くっ…」

鞠莉 (まさかマリーの方が出鼻を挫かれるなんて。でも、悔しいけど…ダイヤの言う通りよね)

鞠莉 (妨害されなければ、ちとせがプラスルを妨害してたんだもの)

鞠莉 (悔しいなら、アピールで取り返す…!)
0498>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 19:57:23.68ID:zEhh5pgo
『二回目の アピールタイム!』

ダイヤ「あら、初手を譲ってしまいましたか。アンコールは強力な妨害効果がある分、自身のアピールは程々になるものね」

鞠莉「…」

鞠莉 (second turn は、first turn で緊張せずに高得点を獲得したエネコが一番目。次がダイヤのプラスルで、ちとせと、同じく緊張して appeal できなかったキャモメが最後に続く)

鞠莉 (さっきに続いてまたプラスルのすぐ後だけど、まさか真っ直ぐ一辺倒だと思ってたダイヤが初手から妨害してくるなんてね。完全に想定外だったわ)

鞠莉 (それを踏まえると、各回きちんと appeal を重ねていかないと、積み重ねが足りなくなってしまう)

鞠莉 (ここは素直に高得点のわざ!)

→うそなき カチ
0499>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 20:03:59.06ID:zEhh5pgo
『エネネの…』

鞠莉 (プラスルの行動。なにをしてくるのかしら…) ドキドキ…

『プラスルの ねむる!』zzz...

『プラスルは すやすやと 眠ってしまった!』

鞠莉 (ねむる…)

鞠莉 (このわざの効果は知ってるわ。後から妨害されてもその影響を受けないのよね)

鞠莉 (妨害戦術に併せて、きちんと防衛の手立ても用意してる。堅実、と見るならとってもダイヤらしい戦い方ね)

鞠莉 (でもその代わりに、ねむるは獲得できる得点が低い)

『プラスル ♡ ×1』

鞠莉「今のうちに突き放すわよ、ちとせ!」

『ちとせの うそなき!』エーンエーン…ニヤリ

『ちとせの かわいさで 会場が 盛り上がった!』

『ちとせ ♡ ×4』

鞠莉「よしっ!カワイーわよ!!」グッ
0500>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 20:16:48.70ID:zEhh5pgo
『三回目の アピールタイム!』

ダイヤ「最後に回ってしまったわね」

鞠莉「打って変わって次はマリーが最初よ!」

ダイヤ「プラスルちゃんはねむるで守ったものの妨害はされず、結果的にはアピールの機会を活かせなかった」

鞠莉「その反面、ちとせはうそなきで誰よりも多く得点を稼ぐことができた」

ダイヤ「…こういうこともあります。順当な流れですわ」カチ

鞠莉 (exciting bonus は取られちゃったけど、一番お話になってないキャモメだからまだマシだったわね。次はマリーが貰うんだから!)

鞠莉 (後ろに三人も控えてるんだから、少し妨害を警戒した方がよさそうね。またダイヤがなにかしてこないとも限らないし) カチ
0502>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 20:25:12.70ID:zEhh5pgo
『ちとせの あまいかおり!』フワァァン…

『あまいかおりが ちとせを 包んだ!』

鞠莉 (これでよしっと。この turn は exciting bonus が発動することもなさそうだし、ダイヤが変なことをしてこなければ問題ないわ)

『キャモキャモの…』

『エネネの…』

鞠莉 (さて、ダイヤの番)

鞠莉 (アンコールにねむる、これまでプラスルは得点が高いわざを使ってこなかったけれど、まさか覚えてないなんてことはないわよね…?)

鞠莉 (そろそろダイヤも強気に攻めないといけないところまで来てると思うんだけど──)

『プラスルの なきごえ!』プュラァッ!

『プラスル ♡ ×2』

鞠莉 (得点が低い…!)
0503>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 20:36:22.79ID:zEhh5pgo
鞠莉 (いける…いけるわ!)

鞠莉 (次の turn でダイヤが一番目になっちゃったら絶望的だったけど、これならその心配は zero!残る turn をしっかり抑えればちとせとマリーが優勝でき──)

『プラスルは アピールが とても うまく いった!』

鞠莉「──え…?」

『プラスル +♡ ×5』

鞠莉「つ、追加得点…しかも五つも…!?」

ダイヤ「…なきごえは」

鞠莉「!」

ダイヤ「通常のアピールで行えば得点はハート二つ。これといった妨害効果もない、目立たないわざ──のように、見えますが。ある条件下で行うとアピールがとてもうまくいくのです」

鞠莉「ある条件下って、…まさか」

ダイヤ「ええ」

ダイヤ「誰より遅く、最後の番でアピールをすることですわ!!」

鞠莉「──っ!」
0504>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 20:42:42.21ID:zEhh5pgo
鞠莉「そのための──ねむる…!」

ダイヤ「ご明察」コク

ダイヤ「ねむるは言わずもがな、ハート一つ分のアピールしかできない代わりに、そのターンは全く妨害を受け付けなくなるわざ」

鞠莉「妨害されて大打撃を受ける risk をなくし、かつ次の行動を最後に持ってくる可能性を極めて高くする…」

ダイヤ「そうして最後の手番を取れば、プラスルちゃんはなきごえで超高得点を叩き出す」

鞠莉「…っ、なんて…策略的な…」

ダイヤ「いえいえ、鞠莉さん。まだ終わっていませんわよ?」

鞠莉「へ?」

ダイヤ「このターン、最も多くの支持を得たのはプラスルちゃんです。これがどういうことだか、わかりませんか?」

鞠莉「………」

鞠莉 ハッ!

ダイヤ「…気づいたようですね」ニヤリ
0506>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 20:47:37.47ID:zEhh5pgo
ダイヤ「続く第四ターン、プラスルちゃんは一転誰よりも早くアピールします。もちろん、この部門にそぐう『かわいさ』溢れる技で、ね」

鞠莉「……そうなると、」

エキサイトゲージ ★★★★☆

ダイヤ「会場はプラスルちゃんのアピールで大盛り上がり必至。そして放つ必殺の『煌めきのラプソディ』で──」

ダイヤ「この会場を包む声援は、プラスルちゃんに向けられたもので染め上がることでしょう」

鞠莉「──────」

鞠莉「マリーの完敗、ね…」ガクッ…
0507>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 20:54:51.82ID:zEhh5pgo
ルビィ (そして、そのままプラスルちゃんは他の参加者さん達全員を引き離して堂々の優勝)

ルビィ (時間は今に追い付いて──)


『優勝』

『もくたん & プラスル!』

鞠莉「…文句のつけようもないわ。この勝負、マリーの負け」

ダイヤ「まさか鞠莉さんとコンテストで勝負することができるなんて、思ってもいませんでした。とても楽しかったですわ」

鞠莉「ねえダイヤ、一つ聞かせてよ」

ダイヤ「なんですか?」

鞠莉「あなた、いつ contest なんかやったの?しかもこんなにも熟知するくらいに…」

鞠莉「だってあなた、いつも再開したらすぐに冒険の続きに取りかかって、contest で遊ぶどころか用事もなく道を戻ることすらないのに」

プラスル『…』

鞠莉「そんな、もくたんの手持ちで見たことないポケモンまで出してきて…」
0508>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 21:01:49.27ID:zEhh5pgo
ダイヤ「確かにわたくしは、基本的にオメガルビーをプレイするときは後戻りもしないし不要な寄り道もしませんわ」

ダイヤ「ですが、だからといって旅の道を急ぐばかりで少しも遊びがないのかと言うと、決してそんなことはありません」

ダイヤ「ひとたびポケパルレを始めると、なかなか皆さん放してくれなくて、ついそれだけで終わってしまう日もあります」

鞠莉「それくらいは、知ってるけど…」

ダイヤ「わたくしには、全く冒険を放ったらかして、ポケパルレやコンテストなどの寄り道にばかり明け暮れていた期間があるのですよ」

鞠莉「うそ!一回や二回やったくらいで到達できる熟練度じゃなかったもの!」

ダイヤ「一度や二度ではないからよ。十や二十でも聞きません」

鞠莉「そんなに丸々見逃すほどダイヤの playing から目を離したことなんか、マリーないもん」

ダイヤ「本当に?」

鞠莉「ホントーだよ…」
0509>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 21:03:45.79ID:zEhh5pgo
ダイヤ「本当にずっとわたくしのプレイングを観ていたのですか?どんなときも?」

ダイヤ「わたくしが、冒険を放ったらかしていたときも、ですか?」

鞠莉「…………えっ」

──鞠莉『あ、やってる…けど』

──ダイヤ スイスイスイスイ

──ダイヤ『ハイスコア…!』

──ダイヤ スッスッ

──ダイヤ『かなんさんはオレンジ色のが好きなんですわよね〜♡』

──鞠莉『またポケパルレね…』

鞠莉「あ──あの時期に!?」

ダイヤ「お恥ずかしながら」
0510>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 21:09:41.51ID:zEhh5pgo
ダイヤ「テッセンさんに敗北を喫し心が折れていたわたくしは、冒険の手を止めました」

ダイヤ「そこでわたくしがたまにオメガルビーを起動してなにをしていたかというと、ご存知の通りポケパルレ。それと──ポケモンコンテストなのです」

ダイヤ「ルールを理解するまでは何度もただ闇雲に参加するばかりでしたが、それが自分の中に落ちてからは、わざわざオメガルビーを起動せずとも机上で作戦は存分に練れるもの」

ダイヤ「このプラスルちゃんだって、そのとき共にコンテスト優勝を目指すパートナーとして白羽の矢を立て、一緒に頑張った仲なのです」

鞠莉「そっ、か…」

鞠莉「道理でやたら落ち着いてるし、立ち回りも良すぎると思ったのよ。手持ちにいないポケモンまで一秒で引きずり出してきちゃうし」

鞠莉「勝てるはずがなかった──わね…」

ダイヤ「悔しいのならば、いつでも再戦を受けて立ちますわ。コンテストでもよいし、もちろん、ポケモンバトルでも」

ダイヤ「ただし」

ダイヤ「ヒンバスのダイヤさんを進化させてから──ですけれど、ね♡」
0511>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/18(木) 21:11:29.14ID:zEhh5pgo
以上です
おれの知識がそもそも付け焼き刃なのと、ダイヤさんに勝たせるためにご都合を混ぜこんだのとで、かなりガバガバなのだとは思いますが…
サブストーリー的な位置付けなので、あまり考えずに「ダイヤさんすげー」で読んでおいてください!
0512名無しで叶える物語(庭)垢版2019/07/18(木) 22:06:57.92ID:9EJND5I/
いや面白かったよ
俺は基本高得点出して運ゲーゴリ押すしかやってなかったからプラスルで工夫するの好き
0518>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 07:11:48.73ID:sXAsdDsT
なるほど。
わかりづらかったと思いますが、コンテストの様子も配信されていました
鞠莉がDS持って家に来てくれたので、ダイヤの環境を変えずに通信できたためです
0519>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 18:30:16.07ID:sXAsdDsT
ダイヤ(ミロカロス)のとくせい >>521
※ ふしぎなうろこ、かちき、のいずれか。
ふしぎなうろこ…状態異常のときとくぼう1.5倍
かちき…相手に能力ランクを下げられるととくこうがぐーんと上がる

あと、まだ少し先ですが
じこさいせい(ミロカロスLV31習得)を覚えるか否か >>523
※ 覚えさせるなら、どくどく、たいあたり、なみのり、メロメロ、の中から忘れさせるわざを指定。
0522名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/19(金) 18:48:12.99ID:fZvaO86M
ksk
0524>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 19:09:47.76ID:sXAsdDsT
ダイヤ カチカチ

『ダイヤの うつくしさが 上がった!』

ルビィ「おねいちゃんストップ!」

ダイヤ「へ?」

鞠莉「もう perfectly beautiful みたいよ」

ダイヤ「あら。ポロックならまだまだあるというのに」

鞠莉 (どれだけ熱心に作ってたらそんな大量にできるのよ…)

ルビィ (廃人が過ぎる…)

ダイヤ「これでレベルを上げればこのコは進化するのね?」

鞠莉「そーよ。マリーがこの期に及んで嘘をついたと思う?」

ダイヤ「半信半疑ですかね」カチカチ

鞠莉「ダイヤのばかぁっ!」
0525>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 19:20:16.65ID:sXAsdDsT
ダイヤ「それではヒワマキシティへ戻る道すがら、レベルを上げるとしましょうか」

ルビまり「「はーーーい」」

ダイヤ「…」

ダイヤ「別に構いませんが、なぜ二人とも食い入るように画面を見つめるの?」カチカチ

ルビィ「ルビィもくたんちゃん達の旅の様子を見るのだいすきだから!」

鞠莉「マリーはせっかく来たしこれだけで帰っちゃうのも惜しいからなんとなく!」

ダイヤ「…そうですか」

ルビィ「おねいちゃん、なみのり使えるようになってから下の道行った?真ん中になんかどうぐあったはずだよ」ネエネエ

ダイヤ「だからあなたは無闇やたらと余計な口出しをしないでと…」

鞠莉「あ、ダイヤダイヤ。マリーここで野生の whip cream 捕まえたんだよ!」

ダイヤ「あなたはあからさまな嘘を言わない!」カチカチ
0526>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 19:25:58.37ID:sXAsdDsT
『なみのりを 使いますか?』

ダイヤ カチ

ダイヤ『ヴルルッ!』カットイン!

ダイヤ「ひ、ヒンバスに跨がってなみのりとは…」

ダイヤ「そういえばかずおさんがいなくなるからとなみのりを覚えてもらったのだったわね…もう間もなく進化させてあげるから、我慢してちょうだいね」

鞠莉 (ホントーに話しかけながらやってるのね)

ルビィ (今までもずっと観てたでしょ)

鞠莉 (画面越しだと、どうしても movie かなにか観てるような感覚なのよ。でも目の前で実際に見ると、これはなかなか…)

ダイヤ「む、メノクラゲですか。どくどくは効果がないから気を付けなければね」

ダイヤ「よいですか、ダイヤさん。旅路を共にするわたくし達は一蓮托生の身、わたくしの知識があなた方の力となり、あなた方の力がわたくしの知識となるのです」カチカチ

ダイヤ「思うところはあるかもしれないけれど、助け合いながら先を目指しましょうね」

『相手の メノクラゲは 倒れた!』

ダイヤ「Excellent ですわ、ダイヤさん!」イエーイッ

鞠莉 (結構な絵面だね)

ルビィ (そうだね)
0527>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 19:38:51.26ID:sXAsdDsT
119番道路


『雨が 降り始めた!』

ダイヤ「ふっふっふ…ダイヤさんのとくせいはすいすい!雨が降っているとき、とても素早くなりますわ!」

ダイヤ「それはいかにマッスグマと言えども──」カチカチ

『ヒンバスの なみのり!』ザバァァアアッ

ダイヤ「超えられるほどの速度!」

ダイヤ「しかもぉ…」

ダイヤ「雨ならばみずタイプの攻撃は威力が上がります!まさに今こそダイヤさんの独壇場!ここからさらに進化をして強くなってしまうかと思うと、怖くて震えが止まりませんわ」ニヤニヤ

ルビィ (…とは言え確定三発っぽいダメージ。これだけ条件が整っててもこんなって、やっぱり並の火力じゃないよね…)

『相手の マッスグマの ほしがる!』

ダイヤ『…』

ダイヤ「…あれェ!?このままだと撃ち負けますわ!?」ガーーンッ

鞠莉「ヒンバスって弱いのね」

ダイヤ スパンッ

ダイヤ「そんなことは、ありま──せん!」カチカチ

鞠莉「叩かれたわ」ヒリヒリ

ルビィ「おねいちゃんのポケモンの悪口ゆうからだよ」
0528>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 19:48:33.04ID:sXAsdDsT
やがて…


トロピウス『…』

ちか『…』パタパタ…

ダイヤ「さて。次のエアカッターでこのトロピウスは倒れ、わたくしの計算に間違いがなければダイヤさんはレベルが上がり29レベルとなります」

ダイヤ「そして鞠莉さんの情報に嘘がなければ、ダイヤさんは進化することでしょう」

鞠莉「またマリーのこと信じてないみたいに言ったー!」

ダイヤ「ここまでそのことについてルビィが口を出さずにいることからも、おそらく嘘ではない──少なくとも取り返しのつかない事態にはならないのであろうことくらいは想像ができますが」

ルビィ「あ、あはは…」

ルビィ (口出ししなかったらしなかったで読んでくるなんて、どうしようもないなあ…)

鞠莉「ふんだ。勝てないからってちかに交替したくせに」ボソッ

ダイヤ「ダイヤさんはタイプの相性もよくない中、頑張って猛毒を浴びせる大健闘をしたでしょうが!」スパンッ

鞠莉「またぶったーー!」

ルビィ「学ばないね鞠莉ちゃん」
0529名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/19(金) 19:48:52.51ID:Z0ET4cn5
【コメント】3人がどんな場所にひみつきち作ったのかとかどこに模様替えのこだわりがあるのかとかいずれ語る配信してほしいな
0530名無しで叶える物語(茸)垢版2019/07/19(金) 19:52:41.63ID:ka8QK331
【コメント】世界で最も美しいポケモンに自分の名前を付けるなんて、ダイヤさんってなまらナルシストなんですね
0531>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 19:54:14.20ID:sXAsdDsT
ダイヤ「運命の一手」カチ

鞠莉 ゴクリ…

ルビィ ワクワク

『ちかの エアカッター!』シュパパパン

『こうかは ばつぐんだ!』

『相手の トロピウスは 倒れた!』

『ちかは 経験値を 貰った!』

『がくしゅうそうちで 手持ちの ポケモンも 経験値を 貰った!』

『ダイヤは 29レベルに 上がった!』

ダイまりルビ「「「!!」」」

『…おや?ダイヤの 様子が…』

ダイヤ「!!!」ガタッ
0533>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 20:00:27.13ID:sXAsdDsT
………パァァァァ

『ダイヤは ミロカロスに 進化した!』テーテーテー

https://i.imgur.com/oOpSvfi.png

ダイヤ「…!」

ダイヤ「本当に、進化した…」

鞠莉「so beautiful...」ポーッ

ルビィ「ミロカロスに進化するとこ初めて見たぁ…」

ダイヤ「ずいぶん…ずいぶんとうつくしい姿ですわ…」

鞠莉「ね…」

ルビィ (鞠莉ちゃん、おねいちゃんにぶーぶー言うのも忘れちゃってるみたい)

ルビィ (でも、ミロカロスってほんとに綺麗だもんね。ストーリーで自分のポケモンが進化したら、確かに感動しちゃうよ)

ダイヤ「ポロックが…青いポロックの効果がこんな形で表れるとは…」

鞠莉「すごいね、ヒンバスだった頃とは比べ物にならないね…」

ダイヤ「はぃ…」
0534>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 20:10:58.41ID:sXAsdDsT
ダイヤ「素晴らしい…素晴らしいですわ、ダイヤさん」

ダイヤ「ポロックを食べた影響も全くないとは言わないでしょう。ですが、食べ物だけで誰しも美しくなれるのならばそんなに簡単なことはありません」

ダイヤ「その姿は一重にあなたの、あなた自身の願いと努力が結実したものに違いない」

ダイヤ「美しい──美しいという表現がこうも相応しく思える成長を遂げたことに、わたくしは最大級の賛辞を贈りたい──」

【コメント】世界で最も美しいポケモンに自分の名前を付けるなんて、ダイヤさんってなまらナルシストなんですね

ダイヤ「──えっ」

ルビィ「ぶっw」

ダイヤ「せ、世界で最も…?そこまでのことを言ったつもりはありませんし、いえそのくらい美しいことは疑いようもありませんが、その、それは順番が逆で名前を付ける方が早かったのは皆さんご存知の通りですし、──なまら…?まさか…」

鞠莉「ねーダイヤ、ポケモン図鑑見てみてよ」

ダイヤ「え?は、はい」カチカチ

『ミロカロス いつくしみポケモン』

『最も 美しい ポケモンと いわれている。 怒りや 憎しみの 心を 癒して 争いを 鎮める 力を 持っている』

ダイヤ「 」
0535>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 20:18:40.54ID:sXAsdDsT
鞠莉「...woo. これはやったね、ダイヤ」

ダイヤ「や、やってません!こんなの知りませんでしたし!知ってたら自分の名前など付けるはずが…」

ダイヤ「そりゃダイヤさんと連れ立つことを決意したときは、あのお世辞にも格好よくも可愛くもない姿をなんとかしたいと、できればいいと願ってはいましたが、どうなるかはわからなかったことで」アワアワ

ダイヤ「なんなら花丸さんのお名前を借りようかと思っていましたし!万が一のことを考えて差し控えておきましたが、一つ違えばこのコのお名前ははなまるさんでしたし!」

【コメント】ダイヤちゃんもしかしてミロカロスの姿を見越して名前をダイヤって、、、!

ダイヤ「だぁぁぁから違うと言っているでしょうに!!あなたがどなたか存じませんが、わたくしが葛藤する様子を見ていなかったのですか!!273レス目から読み直してきなさいな!!!」

ルビィ「おねいちゃんメタってるメタってる」

鞠莉「ふーん、へーえ」

鞠莉「ダイヤってば自分のこと世界で最も美しいだなんて思ってるのね〜」

ダイヤ「思っていません!!」


こうしてダイヤは無事ミロカロスへの進化を遂げましたとさ…


鞠莉「これは気軽に『ダイヤさん』なんて呼べないわねー。ダ、イ、ヤ、さ、ま♡」

ダイヤ「んきぃぃぃいいいっっっ!!」
0536>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 20:29:32.79ID:sXAsdDsT
現在のパーティ
(ナギ挑戦前、最新)


りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV37 しんりょく
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV35 いかく
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、ぎんいろのかぜ

かなん(ケッキング)♀ ノーマル LV38 なまけ
いわくだき、かいりき、いあいぎり、だましうち

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV36 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ブレイズキック

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV36 がんじょう
ほえる、はがねのつばさ、エアカッター、まきびし

ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV29 かちき
どくどく、たいあたり、なみのり、メロメロ
0537名無しで叶える物語(家)垢版2019/07/19(金) 20:32:15.25ID:C1yFdSXu
ところでとくせいって進化前後のどちらともで2種類ある時は進化前のとくせいで進化後のとくせいも固定されてなかった?
違ってたらスマソ
0539>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 20:37:45.99ID:sXAsdDsT
ナギ戦の先鋒 >>
※ 上記六匹のうち、いずれか。

参考までにナギのパーティ
オオスバメ LV33
ペリッパー LV33
エアームド LV33
チルタリス LV35
なお全員♀です、残念。


次の更新はナギ戦だけど、鞠莉とルビィが隣にいる状態で始める?
0540>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 20:38:39.54ID:sXAsdDsT
>>537
調べたらその通りだった
となると、ダイヤはふしぎなうろこ固定ということになりますね
どうしましょ?
0541名無しで叶える物語(邪馬台国)垢版2019/07/19(金) 20:40:16.21ID:fZvaO86M
善子といちゃついてたくらいだしこのダイヤさんならメス同士でも何ら疑問に思うことなくメロメロ使いそう

ということでミロカロス先鋒

>>540
この世界のオメガルビーはきっと仕様が違うんだろう
0543名無しで叶える物語(家)垢版2019/07/19(金) 20:45:06.77ID:C1yFdSXu
ルビまりは続行がいいなあ

指摘しといてあれだけどどちらでもよいかと
すいすい描写しちゃったのに矛盾が生まれるけど気にしなければ
0544名無しで叶える物語(茸)垢版2019/07/19(金) 22:10:10.33ID:p+y8Fgvk
ダイヤ、カゲツにぶちギレそう

プリムにエリーチカみたいとか、言う分けねえか
0546>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/19(金) 22:34:22.91ID:PKM7WZNd
また安価つけ忘れてましたね、ミロカロスでいきます
あとまあ今さらなのでかちきで行きましょう
ご容赦ください!
0550>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 04:18:26.88ID:HKaXWVSH
もくたん ザッ…

ナギ『…』

ダイヤ「大変長らくお待たせいたしました」

ダイヤ「所用がありカイナシティまで足を運んでいたため遅くなりましたわ」

鞠莉「その子友達と遊んでただけデース」

ダイヤ「外野ァ!やかましい!」

ダイヤ コホン

ダイヤ「ですが、」

『ダイヤ LV29』

ダイヤ「お待たせした分の成果は持ち帰ってきたつもりです。あのまま挑戦していた場合よりも、確実によい試合ができると思いますよ」

ダイヤ「御託宣は結構、ですか。ふふ、おっしゃる通りです。わたくし達ポケモントレーナーが語り合うとき、手段は一つ」

ダイヤ「さあ!お相手願いましょうか──!」カチー

鞠莉「what's ゴタクセン?」

ルビィ「どきどきするびぃ!がんばれおねいちゃん!」

鞠莉「わからないからって無視しないで」
0552>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 04:25:37.22ID:HKaXWVSH
ナギ『制空力』

ナギ『それは制戦力』

ナギ『古来より、地に生きる者全てが憧れとしてきたのは、大空を自在に舞う者の姿』

ナギ『私はお空を飛べないけれど』

ナギ『空舞う者への対抗手段、あなたは持っていますか?』

ナギ『持たぬなら、そのまま伏せよ、勇み足』

ナギ『雄々しく羽ばたけ、私の鳥ポケモン達!!』


『ジムリーダーの ナギが 勝負を 仕掛けてきた!』
0553>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 04:30:51.78ID:HKaXWVSH
『ナギは オオスバメを 繰り出してきた!』

ダイヤ「先鋒はオオスバメですか。鳥ポケモンの導入とも言うべき存在ですわね」

ダイヤ「対するこちらは──」

【コメント】私たちの新しい力を見せてあげる!

もくたん『いっておいで!ダイヤ!』

ダイヤ『キュオオオァンッ!』

ダイヤ「そう!完全新戦力のダイヤさんことミロカロス!」

ダイヤ「ひ弱な姿から一転、滝登りを為した鯉ではありませんが、立派に成長を遂げたダイヤさんの力を見せてさしあげましょう!」

鞠莉「ひ弱って言ったよ」

ルビィ「おねいちゃんは過去に囚われない女だから」
0554>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 04:35:44.58ID:HKaXWVSH
オオスバメ『…』

ダイヤ『…』

ダイヤ (まずは初撃)

ダイヤ (相手がオオスバメとあっては、すいすいの加護を失ったダイヤさんが先手を取ることは十中八九不可能)

ダイヤ (後攻から戦い抜く術を構築する必要があるけれど、まず取るべき行動は──) カチ

ルビィ「………ぁっ」

鞠莉「ホワ?」

ルビィ「う、ううん、なんでもない…」

『相手の オオスバメの かげぶんしん!』

『相手の オオスバメの かいひりつが 上がった!』

ダイルビ「「──よし!」」

ルビィ「はずれて…っ!」

ダイヤ「は?」

『ダイヤの どくどく!』ブクゥブブブッ

『相手の オオスバメは 猛毒を 浴びた!』
0555>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 04:40:59.26ID:HKaXWVSH
『相手の オオスバメは 猛毒の ダメージを 受けている!』

『ダイヤは どうする?』

ダイヤ「…」ジッ

ルビィ サッ

鞠莉「??」

ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「ぴっ!……なに、おねいちゃん」

ダイヤ「今の発言はどういうことですか?わたくしの聞き間違いでなければ、あなた『外れて』と言わなかったかしら?こともあろうに、ダイヤさんが攻撃をする場面で」

ルビィ「…」

ダイヤ「相手のかいひりつが上がっている中、元より命中率が十全ではないどくどくをしっかりあててくれたダイヤさんには感謝しかありませんが…」

ダイヤ「まさか、あなたにそんなことを願われるとはね」

ルビィ「ぅ──だ、だってえ…っ!」

ダイヤ「だって、なんですか?」
0556>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 04:46:45.59ID:HKaXWVSH
ルビィ (おねいちゃんは知らないんだもん)

ルビィ (野生で出てこないオオスバメは、おねいちゃんの捕獲ボックスにはいない)

ルビィ (スバメは捕まえてるけど、進化はさせてない)

ルビィ (おねいちゃんは頭がいいけど、捕まえたときに一回確認しただけのデータを全員分覚えきることなんかできるわけないし)

ルビィ (進化したらとくせいが変わるポケモンを何匹も見てきてるから、進化前のとくせいにまではたぶん頭がいかない…つまり)

ルビィ (オオスバメのとくせいがなんなのか、知らないはずなんだもん…!)

ルビィ「オオスバメ、さん、はぁ…」

ダイヤ「…」

ルビィ「…なんでもない」

ダイヤ「………はぁ。そうですか」

ダイヤ「なにか思うところがあってのことかと期待したけれど、残念ですわ」プイッ

ルビィ「ぅぅぅぅ…!」

ルビィ (だって余計な口出しするなっておねいちゃんが言ったんじゃん…っ)
0558>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 04:56:53.42ID:HKaXWVSH
ダイヤ「オオスバメには猛毒を浴びせた」

ダイヤ「加えて、オオスバメはそう攻撃力に秀でてはいないはずだものね」

ダイヤ「そうとあれば、ダイヤさんにメロメロになってもらうまでもないかしら。なみのり一回…二回、それだけでおとなしく倒れてくれそうな気もしますわ」

ルビィ (お願い…無意味なことしないで、なみのり連発して早く倒して…!)

ダイヤ「うーん…」

ルビィ (お願い、お願い…!)

鞠莉「そもそもオオスバメにはメロメロ効かないじゃない」

ルビィ「!」

ダイヤ「え?」
0559>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:05:16.32ID:HKaXWVSH
鞠莉「やあねえダイヤってば。ちゃんとわざの説明読まなかったの?」

ダイヤ「え、は…?」

ルビィ「ぁ、まりちゃ…」

鞠莉「ほら、L button をこうしてわざを選べば詳しい説明読めるんだから」カチ

ダイヤ「え?え?なんですかその裏技?」

ルビィ「ちょ、あんまり口出ししちゃ…」

鞠莉「これくらいは基本操作でしょ?今までやってなかったのは自信の表れかと思ってたけど、知らなかっただけなのね。もうダイヤってば〜」

ダイルビ ポカン…

鞠莉「はい!メロメロの効果!読んで!」

ダイヤ「わざマシンで覚えさせるときに読みましたが…『♂なら♀を ♀なら♂を 誘惑して メロメロに する。相手は 技が だしにくくなる』………あっ」

『オオスバメ ♀』

『ダイヤ ♀』

ダイヤ「もしかして…同性相手には、効果がないのですか…?」

鞠莉「って、マリーは解釈したわよ。実際に使ってみたことないから知らないけど、説明を読むにそうでしょ」
0560>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:14:07.58ID:HKaXWVSH
鞠莉「モ〜、危ない危ない。ダイヤってばうっかりさんなんだから、マリーが advice してあげなかったら無駄な行動を取っちゃうところだったわ」フフン

ルビィ「鞠莉ちゃん、ルビィ達は隣で観てるだけだよ。教えてってゆわれたとき以外、こんな風にぺらぺら口出ししちゃったら…」

鞠莉「エ〜?でもルビィだってちょこちょそ口出ししてるじゃない」

ルビィ「それは…勝ち負けに関係ないとことか、落ちてるどうぐのこととかだけだもん」

鞠莉「なにがいけないのよ。battle で失敗しちゃったら、またダイヤが悲しむことになっちゃうわよ?」

ルビィ「そうなったらそうなったで仕方がないことだってルビィは思うから…!それを乗り越えることも含めて、ゲームだし…」

ダイヤ「…………そっ」

ルビィ「あっ、おねいちゃ…その、鞠莉ちゃんも悪気があったわけじゃないと思うから、そんなに怒らないであげて…」

ダイヤ「そんなばかな話がありますかァァァっ!!!」

ルビまり「「──え?」」
0561>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:20:38.26ID:HKaXWVSH
ダイヤ「異性にしか効かないですって…?そんな──そんなわけがないでしょう!」ダンッ

ルビィ「!?」

鞠莉「oh♡」

ダイヤ「女性が女性に、男性が男性にメロメロになることもあるでしょうが!」

ルビィ「や、おねいちゃん、それはそうかもしれないけど…」

鞠莉「でも〜、一般的にはやっぱりメロメロって異性間で起こる表現なんじゃないの。そうでしょ?ルビィ」

ルビィ「ぅ、うん…そうだと思う…けど」

ダイヤ「それは通念の話でしょう!」

ダイヤ「『メロメロ』という言葉の語義は『しだらなく相好を崩すこと』です!恋人に対する場合然り、愛する肉親に対する場合然り、そこに性別がどうこうという前提はありません!!」

ダイヤ「だいたい鞠莉さんだって果南さんにメロメロではありませんか!」

鞠莉「果南は男」

ダイヤ「ちくしょう!!!」
0562>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:25:23.79ID:HKaXWVSH
ダイヤ「結構です!」

ダイヤ「オメガルビーがこうも見識の狭いゲームだとは思わなかったわ。誰がなんと言おうとわたくしは自分の理念を曲げるつもりは──ない!」

→メロメロ カチ

ルビィ「え"っ」

鞠莉「woo...」

『相手の オオスバメの つばめがえし!』

『ダイヤの メロメロ!』

『こうかが ないようだ…』

ダイヤ「ちぃ…っ!」

ルビィ「お、おねいちゃん、冷静になって…現実がどうこうってことじゃなくて、ゲームの仕様なんだから仕方ないよぅ…」

【コメント】1回でメロメロになるとは限らないぞ

ダイヤ「そのとおおおおりっ!いいことを言いましたわ!!」

ルビィ「おねいちゃあああああ!!」

鞠莉 (展開としては面白いけどこれはまずそうね)

ダイヤ『…』←HP半分未満
0563>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:32:50.15ID:HKaXWVSH
『ダイヤは どうする?』

→メロメロ

ダイヤ グググ…

ルビィ「おねいちゃん考え直してぇぇ…」グググ…

鞠莉「ダイヤ、落ち着きなさいよ」

ダイヤ「はぃい!?蚊帳の外で笑うだけの方にはわからないでしょうが、これはわたくしの意地と尊厳をかけた選択で──」

鞠莉「あなたの意地と尊厳とやらで、また仲間が倒れるわよ」

ダイヤ「…っ!」

鞠莉「ダイヤの──ミロカロスの体力を見てみなさいよ。また次つばめがえしが飛んできたらどうなるか、考えなくてもわかるでしょ」

ダイヤ『…』

ダイヤ「……っ、それは…」

鞠莉「ま、もくたんの旅のシジョーメイダイとやらよりもダイヤ自身の意地と尊厳の方が大切だって言うなら、マリーは止めないけどね」

ダイヤ「…」
0564>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:40:37.11ID:HKaXWVSH
ダイヤ パッ

ルビィ「ぇ」パッ

ルビィ「〜〜〜ぁぁぁぁ…!」コロコロコロ

鞠莉「ルビィが飛んでっちゃったわ!ルビィ〜!」

ダイヤ「危うく、またわたくしは過ちを犯すところでしたね」

ダイヤ「メロメロの件もそうですが、進化したことに浮かれてレベルの低いあなたに無理をさせてしまうところでした」

ダイヤ『…』

ダイヤ「わたくしが変な意地を張らず、おとなしくなみのりをしていれば、もしかしたら猛毒のダメージと合わせて倒すことができていたかもしれないのにね」

ダイヤ「ふがいないトレーナーをお許しくださいな」

ダイヤ「さて、あなたの出番は一旦ここまで。頼れる先輩方にバトンを渡すとしましょうか」カチカチ
0565>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:46:33.23ID:HKaXWVSH
ルビィ「いたた…」

鞠莉「ヘーキ?ルビィ」

ルビィ「うん、だいじょうぶ…ありがとう鞠莉ちゃん。それよりも、おねいちゃん…」

ルビィ (間違ってもりこちゃん♡、ちかちゃん、ようちゃん、に交替しないといいけど…)

もくたん『もどれ、ダイヤ!いっておいで!ルビィ♡♡♡!』

ルビィ♡♡♡『キョエキィー!』

ルビィ ホッ

鞠莉 (この状態でもあくまでもダイヤの心配をするなんてどこまでも筋金入り…さすが、としか言えないわね) ヤレヤレ

『相手の オオスバメの つばめがえし!』

『こうかは いまひとつの ようだ…』
0566>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:51:58.51ID:HKaXWVSH
『相手の オオスバメの つばめがえし!』 

『こうかは いまひとつの ようだ…』

ダイヤ「どうやら、持ち合わせるわざの中ではそれがあなたの最高打点のようですね」

ダイヤ「この対面において最後まで足掻く心意気には素直に感服しますが、相手が悪い。ルビィ♡♡♡の守りは並大抵のことでは突破できませんわよ」

ダイヤ「それではこれにて第一戦──」

『ルビィ♡♡♡の はがねのつばさ!』ギィンズパパッ

『相手の オオスバメは 猛毒の ダメージを 受けている!』 

『相手の オオスバメは 倒れた!』

ダイヤ「決着ゥ!」
0567>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 05:53:51.42ID:HKaXWVSH
ナギの次鋒はペリッパー(LV33)

交替しますか? >>569
※ する場合、誰に交替するかも併せて指定。
ダイヤはHP半分をギリギリ下回ったところです
0571名無しで叶える物語(茸)垢版2019/07/21(日) 10:22:05.38ID:yZ+N2mjc
特攻上がるまでは火炎玉で火傷にしてこんじょう発動させる通称「焼き鳥」がオオスバメのテンプレだった
0573>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 15:45:32.49ID:HKaXWVSH
『ナギは ペリッパーを 繰り出そうと している…』

ダイヤ「ペリッパーですか」

ダイヤ (そう強力な相手というイメージはない、このままルビィ♡♡♡に受け止めてもらってもよいけれど──)

ダイヤ (はがねタイプの鎧をいたずらに消耗するのは避けたい。みず、ひこうタイプのペリッパー相手ならば…) カチカチ

もくたん『もどっておいで、ルビィ♡♡♡!いっておいで!りこちゃん♡!』

りこちゃん♡『ジュオオゥッ!』

ダイヤ「ふふ…不思議そうな表情をなさっていますわね。なぜ、ひこうタイプのペリッパーを前にくさタイプのジュカインを相対させるのかと」

鞠莉 (…え?表情?誰の?)

ルビィ (ナギさんのだよ)

鞠莉 (??)

ダイヤ「それは一重に──わたくしが!りこちゃん♡の活躍を!見たいからですッ!!」

鞠莉 (ェ……egoismゥーーー!!)

ルビィ (りこちゃん♡だけにね!!)
0574>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 15:52:37.43ID:HKaXWVSH
ダイヤ「お察しの通り、ペリッパーに対しりこちゃん♡の相性はお世辞にも有利とは言えません。ですが、決して不利というほどでもない」

ダイヤ「それならばそこに優劣の線を引く要素は一体なにか?」

ダイヤ「一つはレベルでしょう。言うまでもなく、あなたのペリッパーは33レベル、りこちゃん♡は37レベルですから、ここで我々の方へ戦況が傾いているとして──」

ダイヤ「──そこに、もう一つ」カチ…

『りこちゃん♡の ジュカインナイトと もくたんの メガバングルが 反応した!』

ダイヤ「いきますわよ、もくたんちゃん!りこちゃん♡!」

もくたん ヒュバッ

キィィィィン…

ズズゥッ ウォォオオァァッ

『りこちゃん♡は メガジュカインに メガシンカした!』

ダイヤ「りこちゃん♡、メガシンカ!メガジュカイン──!!」

鞠莉 (ダイヤ随分ノリノリね)

ルビィ (ああ見えても昔から特撮戦隊モノとか好きだったからね)

鞠莉 (そうだったわね)
0575>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 16:00:07.62ID:HKaXWVSH
ダイヤ「初めてご覧になりますか?」

ダイヤ「さしものジムリーダーさんと言えども、メガシンカはそうそう見慣れたものではないでしょう。ましてやジュカインはこの辺ではまず見かけないでしょうからね」

ダイヤ「タイプもレベルも誤差!そんな陳腐ものをあっけらかんと蹴散らすメガシンカの真髄を──とくと御覧じろ!」

ダイヤ「メガりこちゃん♡必殺、」

【コメント】りこちゃんビーム撃ちそう

ダイヤ「りこちゃん♡ビーーームッ!!」

『りこちゃん♡の リーフブレード!』シュバシッ

ダイヤ「…」

『相手の ペリッパーの つばめがえし!』

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「だ──っ、誰ですか変なことを言ったのはァ〜〜〜!!」ムキーッ

鞠莉「beam と名のつく物理 attack なのね」

ダイヤ「ややややかましい!」///
0576>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 16:13:19.98ID:HKaXWVSH
ダイヤ「まったく、台無しではありませんか!せっかくのメガりこちゃん♡のジムリーダーバトル初陣だというのに!」プンスカカチカチ

ダイヤ「今だって、リーフブレードでペリッパーを捕らえた様は見とれてしまうほどに格好よかったではありませんか」

鞠莉「…ン?」

ダイヤ「翼の有無など、天地の距離など関係ない。跳躍一発、一瞬で死角へ回り込んで、鋭い一閃!地に生きる者が空を舞う者に後れを取るなどと、二度とは言わせないわ」

鞠莉 (ルビィ、)

ルビィ (もういい。なにも言うな…)

鞠莉 (……)

ダイヤ「そうでしょう?鞠莉さん、ルビィ」クルッ

鞠莉「…」

ルビィ「…うん」

ダイヤ「鞠莉さんもなんとかおっしゃいなさいな!」

鞠莉「裏切ったわねルビィィィ!!」
0577>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 16:21:09.35ID:HKaXWVSH
ダイヤ「ふん、結構ですわ!」プイッ

ダイヤ「いずれにせよこの攻撃でペリッパーはあえなく陥落するのですから、その様を見てもまだ文句が言えるのならばどうぞお聞かせくださいな!」カチ

鞠莉 (文句なんか一つも言ってないのに…)

『相手の ペリッパーの まもる!』

ダイヤ「!」

『りこちゃん♡の リーフブレード!』

『相手の ペリッパーは 攻撃から 身を 守った!』キン

ダイヤ「!?」

ダイヤ グヌヌヌ…ッ プルプル

鞠莉 (ひ…ヒィィィーー!ねえルビィ、今回はマリー悪くないわよねェ!?なにもしてないわよねェ!?) ガタガタ

ルビィ (落ち着いて鞠莉ちゃん、今回どころかそもそもなにも悪くないよ)
0578>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 16:35:27.74ID:HKaXWVSH
ダイヤ カチカチ…

『りこちゃん♡の リーフブレード!』シュバシッ

『相手の ペリッパーは 倒れた!』

ダイヤ「っし!」

ダイヤ「だいたい、なんなのですかあのまもるとかいうわざは。一度攻撃を凌いだところで、次の攻撃を受けるだけ。策略もない延命など見苦しい、なんの意味もありませんわ」フゥ

『ナギは エアームドを 繰り出そうと している…』

ダイヤ「!」

ダイヤ「…来ましたか」ニヤリ

ダイヤ「わたくしはずっと考えていましたわ。ひこうタイプを専門とするこのヒワマキジムで、ジムリーダーさんは一体どのようなポケモン達を従えているのだろう、とね」

ダイヤ「お手持ちは三匹かと思っていたのでやや虚を突かれたし、ペリッパーというのは想定していませんでしたが──残る二匹の想像はついています」

ダイヤ「その片方は、言わずもがなのエアームド!控えていると思っていましたわ」カチカチ

ダイヤ「そして、エアームドを相手取っていただくコは決まっています──」

もくたん『もどっておいで、りこちゃん♡!いっておいで!ようちゃん!』

ようちゃん『バウウッシャア!』
0581>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 16:54:41.25ID:HKaXWVSH
ダイヤ「熱き炎のわざと逞しき格闘のわざ、その両方を統べるのが、先般ワカシャモより進化を遂げたこのようちゃんです」

ダイヤ「エアームド──高い防御力に加え、纏うは堅固なるはがねの鎧。わたくしも強く頼りにしている絶対の砦」

ダイヤ「並大抵の者には破るどころか満足に傷つけることも叶わないでしょう」

ダイヤ「ですが、自身も頼り、またかつてはがねタイプに魅せられたことも阻まれたこともあるわたくしが、そこになんの対抗策も用意していないと思いますか?」

ダイヤ「──否!」

ダイヤ「はがねタイプの弱点は知り尽くしています。かくとう、じめん、そして──ほのお」

ダイヤ「このようちゃんが操る熱く猛々しい炎のわざと、あなたのエアームドを包む鉄壁の鎧と、どちらが勝るか…お手合わせ願いましょうか」

鞠莉 (ダイヤはさ、どこかこう…産まれる世界とか時代とか、間違えたんじゃないかな)

ルビィ (それはルビィも何度も思ってます)
0582>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 17:00:53.56ID:HKaXWVSH
ダイヤ「その逞しく鍛えた脚に!練り上げ培った炎を纏い!」

ダイヤ「いくぞ必殺!」カチ

『ようちゃんの ブレイズキック!』ボウンゴアアッ

ダイヤ「ブレイズキック──!!」

鞠莉 (必殺技の大盤振る舞いねー)

ルビィ (大盤振る舞いは英語でなんて言うの?)

鞠莉 (…big dish ブゥる舞いデース☆)

ルビィ (…)

鞠莉 (やらせといてそれは)

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「それでも耐え…がんじょうの発動すら呼び起こさないとは。さすがですわね…」

『相手の エアームドの つばめがえし!』

『こうかは ばつぐんだ!』

ダイヤ「…っ、ですが、この試合も勝負は見えたようですよ?」ニッ…
0583>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 17:14:49.22ID:HKaXWVSH
ダイヤ「ブレイズキック」

ダイヤ「正式に表記するならば『braise kick』となるのでしょうが、この『braise』という単語は、料理にある程度の造詣がなければ馴染みがないかもしれませんわね」

ダイヤ「料理技法の一つで、炒め、水を加え、煮る工程──端的に言うと『蒸し煮』を意味します」

ダイヤ「炎を纏うようちゃんの脚がそのまま揺らぐ炎だとするならば、炒められ、蒸されるのは一体──『誰』なのでしょうねえ…?」ニヤ

鞠莉 (え、こわ…)

ダイヤ「幸いにして、『鋼』の鍋も、美味しそうな『鶏肉』もあるようです」

ルビィ (え、こわ…)
0584>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 17:21:00.76ID:HKaXWVSH
ダイヤ「今で炒め終えたとするならば、次は仕上げの一撃ですわ。お覚悟なさいな、エアームドさん──」

【コメント】うたって

ダイヤ「…」

【コメント】おうたうたって

ダイヤ「………」

ダイヤ「蒸すという調理法は、鍋に…閉じ込めて、…外界との繋がりを遮断する必要があるわけで… それは、…穢れた外の世界から切り離され…罪が、なくなること…で…」

ダイヤ「…清らかなる蒸し鶏となりなさい!」

ダイヤ「『INNOCENT BIrrrrrrrD』!!!」

『ようちゃんの ブレイズキック!』ボウンゴアアッ

ルビィ「無理しなくていいんじゃないかなおねいちゃーーーん!!!」

鞠莉「自分達の歌それでよかったのーーー!?」

鞠莉「あ、でも怖いダイヤがいなくなったから結果的には fine play デスね☆」

『相手の エアームドは 倒れた!』
0585>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 17:25:41.06ID:HKaXWVSH
ダイヤ フーーー…ッ

ルビィ「ぉ、おねいちゃん…」オソルオソル

ダイヤ「? なあに、ルビィ」

ルビィ「その、さっきの、ちょっと怖かった…かも…鋼のお鍋とか鶏肉とか、そういうの…」

ダイヤ「…はい?なんのお話ですか?」

ルビィ「ぇ」

ダイヤ「大事なジムリーダーさんとのバトル中に、関係ない話をするはずがないでしょう。お鍋に鶏肉って、もうお腹が空いたの?」

ダイヤ「…って、鋼と言えばエアームドさんは…!」

ダイヤ「あら?倒れてる…」

ルビィ「………??」キョトン

鞠莉「…どうやら別の人格に乗っ取られていただけみたいだね!」

ルビィ「いやそれはそれで全然笑えないんだけど」
0586>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 17:32:32.44ID:HKaXWVSH
ダイヤ「ようちゃんがブレイズキックを撃って、つばめがえしを受けて、次の攻撃を…というところまでは覚えているんだけど…」

ダイヤ「んん〜〜〜……?」

ルビィ「お、おねいちゃん!そんなことより、今は最後の一匹に集中しよ!」

ダイヤ「え、ええ。それもそうね」

ダイヤ「…とは言え、最後の対面はもうわたくしの中に構図が完成しているのよ」

ルビィ「え、そうなの?」

ダイヤ「ええ。ここがひこうタイプを専門とするポケモンジムならば、そのオオトリを飾るのはもちろん──トロピウスに決まっている!」

ルビィ「!」

ダイヤ「これまで出会ってきた中で最も大きく最も迫力のあるひこうポケモンと言えば、それはトロピウスですもの!とあれば当然こちらで迎え撃つのはちかさんに他ならない…っ」

『ナギは チルタリスを 繰り出そうと している…』

ダイヤ「…」カチ…

ダイヤ (………ぇ、誰…!?) ドーン
0587>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/21(日) 17:35:14.27ID:HKaXWVSH
今日中に書けるか怪しいですが

交替する? >>589
※ する場合、誰に交替するかも併せて指定。
例えばつるぎのまいを積んで誰かにバトンタッチ、なども指定可。遂行できるかは知りませんが。
ダイヤはHP半分をギリギリ下回ったくらい。りこちゃん♡とようちゃんはそれぞれHP残り2/3弱といったところです。
0590名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/21(日) 19:32:44.32ID:AP89vY7l
【コメント】チルタリスに包まれながらうゅ…ってうたた寝してるルビィちゃんを小一時間くらい眺めてたい
0599>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 18:17:15.78ID:NAuviyEn
『ナギは チルタリスを 繰り出そうと している…』

ダイヤ「…ジムリーダーさんが、これまでの道中で出会ったことがないポケモンを従えていらした例は、ゼロではありません」

ダイヤ「想定が行き届いていなかったのだと言われれば全くその通りで返す言葉がないけれど、とは言え」

ダイヤ「それだけのことで絶句し思考停止をするようなわたくしではありません。わたくしの、もくたんちゃんの仲間達は全員が第一線級の強靭な戦士ですから」

ダイヤ「怯む理由も今はない。予定通りちかさんに迎え撃っていただくと──」カチ…

【コメント】そいつもメガシンカするぞ!気をつけろ!

ダイヤ「!!」

ダイヤ「──っぶ、なぁ…」

ダイヤ「それは本当の情報ですか?」

ダイヤ「わたくし達だけではなく、ジムリーダーさんもメガシンカを……ない話ではありませんか」
0600名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/23(火) 18:44:53.25ID:BZYSAU4A
ORASだとチルタリスはナギよりルチアってイメージ
どうしてもコンテストだとサイドストーリー寄りになっちゃうしコンテストのくだりはやったからなくてもいいと思うけどまた箸休めの時間ができたとき辺りにルチアとの対決も見てみたい気がする
0601>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 18:58:08.54ID:Kz+2pKLP
ダイヤ「…だとするならば」カチカチ

もくたん『もどっておいで、ようちゃん!いっておいで!かなん!』

かなん『グルルゥラッ!』

ダイヤ「タイプも力量も未知数の、しかもメガシンカを携える相手となれば、万に一つの隙も許されない闘いとなるでしょう」

ダイヤ「事前にわかっていればりこちゃん♡のメガシンカを取っておいたけれど、すでにペリッパーとの戦闘で傷を負わせてしまいましたからね」

ダイヤ「メガりこちゃん♡と同等か、あるいはそれを凌駕するとも知れぬかなんさんで──本気の立ち会いといきましょうか」

『ナギは チルタリスを 繰り出してきた!』

チルタリス『…』

ダイヤ「…」

ダイヤ (身構えていたほど強そうな感じではないわね)

ダイヤ (いえいえ、油断は禁物!メガシンカでどのような怪物へと変貌を遂げるかわからないのだから!) ブンブンッ

ルビィ (嘘は言ってないけどさぁ…)

鞠莉 (まだキルリアだったさーで突破できたのよね、あの綿鳥)
0602>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 19:09:14.92ID:Kz+2pKLP
ダイヤ「かなんさん…」カチ

かなん『…』ムフー

『いわくだき かいりき いあいぎり だましうち』

ダイヤ「かなんさんは黒澤ダイヤモンズの中でも随一の戦闘能力を誇るのだと思いますが、今はその全力を発揮しきれない状態に甘んじてもらっている」

ダイヤ「無理はさせずにいくとしましょう」

チルタリス『…』

──【コメント】そいつもメガシンカするぞ!気をつけろ!

ダイヤ (メガシンカをするならば、それはここに違いない。カタをつけるなら一気に…!) カチ

『かなんの かいりき!』グオオオンッ

ダイヤ「…!?」

ダイヤ「メガシンカをしない…いえ、かなんさんの方が素早かったからですか」

ダイヤ「それにしても…」

チルタリス『…』

ダイヤ (思ったよりも大きなダメージとなったわね。もう一度かいりきをすれば倒せるのでは…)
0603>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 19:16:51.32ID:Kz+2pKLP
『相手の チルタリスの コットンガード!』モモモフッモフモフッ

『相手の チルタリスの ぼうぎょが ぐぐーんと 上がった!』

ダイヤ「ぐ、ぐーんと…!?」

ダイヤ (『ぐーんと』の見間違い?ではない。確かに『ぐぐーんと』とある)

ダイヤ (いつかルビィに教えてもらった能力変化の話では…) チラッ

ルビィ「!」

ダイヤ「…三つ、上がった…と、思ってよいのかしら…?」

ルビィ …コクン

ダイヤ「そう…そう。ありがとう」

ダイヤ「三つ上がったということは、このたった一度の行動でチルタリスのぼうぎょは二・五倍にも跳ね上がった…!」

鞠莉 ジーーー

ルビィ (ぃ、今のはお姉ちゃんからヘルプがあったもん!聞かれたことが合ってたから肯定しただけだもん!)

鞠莉 (ちょっとくらい慌てさせるような冗談言ったらいいのに!ルビィったらマジメなんだから!)

ルビィ (ええ…)
0604>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 19:23:29.22ID:Kz+2pKLP
ダイヤ (どのような計算によりダメージが算出されるのかはわからないけれど、少なくとも半分以下に落ちると考えた方がいいでしょうね…)

ダイヤ (加えて)

かなん『…』ムフー

ダイヤ (ここでかなんさんは動いてくださらない!!)

ダイヤ (特性のなまけが発動し、この緊迫した場面においてあろうことか寝転がって我関せずと戦況を眺める観客と成る…!)

ダイヤ「か、かなんさん…?」

ダイヤ「あなたのとくせいはよく存じていますし、それがあなた自身の強さに裏打ちされたものであることもよくよく理解していますわ」

ダイヤ「ですが、そのう…ことジムリーダーさんとの戦闘なのだし、今くらい…は、ちょっとやる気を出して──そう、ヤルキモノに戻ったような気持ちで奮起してくださったりなど…」

かなん『…』ムフー

ダイヤ「ああそうですか!はいはい、わたくしが無理を言いましたよーだ!」フーン!

鞠莉 (ルビィ、ダイヤは)

ルビィ (かなんちゃん達と会話できますよ。今さらですか)
0605名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/23(火) 19:30:50.91ID:BZYSAU4A
【コメント】なまけてるんじゃなくて強者ゆえに落ち着いてどっしり構えてるんだと思うようにすれば頼もしく思えてくるよ
0607>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 19:40:55.84ID:Kz+2pKLP
ダイヤ (例えばダメージが今の半分に落ちるとして、なまけによる行動制限を考えた場合…かなんさんでチルタリスを倒すには、三回の攻撃を耐えなければならない)

ダイヤ (しかもこれは楽観的な数字で、ダメージが半分を大きく下回るとしたら。あるいはもう一度コットンガードをされたら)

ダイヤ「…チルタリスの攻撃力も知れない中、このままかなんさんで力押しするというのは現実的ではないかもしれませんわね」

鞠莉 (かなんで力押しww)

ルビィ「…」←保身の無言

ダイヤ「かなんさんにはチルタリスの体力を半分も削っていただいただけでも充分。この初撃を撃ち込んでいないままにぼうぎょがぐぐーんと上がっていたらと思うと、ぞっとしませんわ」

ダイヤ「となれば、この後どんな行動を取るのが適策かということですが…」

ダイヤ「ようちゃんに引き継いでつるぎのまいで対抗する──とか」

ダイヤ「ぼうぎょが上がった相手と対峙するには最も合理的な手段のように思えますが、ようちゃんも体力が万全な状態ではないし、なによりもひこうタイプのわざが弱点となる」

ダイヤ「まさかひこうタイプのわざを備えていないはずがありません。つばめがえし級のわざは飛んでくることを想定しておかなければね」
0609名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/07/23(火) 19:45:42.37ID:BZYSAU4A
【コメント】果南はケッキングにかなんって名付けられてることについて思うところはないのかなん?(笑)
0610>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 19:46:34.05ID:Kz+2pKLP
ダイヤ「でなければちかさんにしびれごなを浴びせていただいて、相手の隙を突きながら持久戦へと持ち込むか」

ダイヤ「まさか攻撃力すらをもぐぐーんと上げる術を備えている、ということだけは…あってほしくないけれど…」

ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「…ぁ」

ダイヤ「持久戦、と、いうならば…」

『ダイヤ』

『どくどく』

ダイヤ「最も適したわざがあるではありませんか…!」
0612>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 19:51:14.69ID:Kz+2pKLP
ダイヤ (ダイヤさんは初戦でしっかりと頑張ってくださったし、今はゆっくりとその傷を癒すことに専念してほしい──けれど)

チルタリス『…』

ダイヤ (放っておくと、今以上に手を付けられなくなる可能性も決して低くない)

ダイヤ (決断をするなら今だ)

ダイヤ「…」

ダイヤ『…』

かなん『…』ムフー

ダイヤ イラッ

ダイヤ「こっちは真剣に考えているのですよ!あなたが、なまけて、いるから!」ペシッ

鞠莉 (さっきもやってたけどダイヤあれなにやってるの?)

ルビィ (たぶんかなんちゃんのお尻をたたいてるつもりになってるんだと思う)

鞠莉 (woo...)
0613>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 20:00:18.88ID:Kz+2pKLP
ダイヤ「まったく!真剣勝負の最中においてもそんな態度を取って!あなたがそのつもりならわたくし達にだって考えがありますからね!」カチカチ

『もくたんは すごいキズぐすりを 使った!』

『ダイヤの たいりょくが 回復した!』

『相手の チルタリスの じしん!』グララララ

鞠莉「うわ!ダイヤかなんを盾にした!サイテー!」

ダイヤ「ええいうるさいうるさいですわ!かなんさんならチルタリスの攻撃を一度や二度受け止めることくらい容易だと信頼した上での行いです!責められるべき謂れはありません!」

鞠莉「見たルビィ!?この愛のない playing を!これでよくマリーを叩いたりできたものだわ!」

【コメント】ここでルビィちゃんが場を盛り上げる一言

ルビィ「………こういう戦術を、『かなんちゃんを壁にする』っていいます」

鞠莉「壁ーーー!!ダイヤがかなんを壁にしたわーーー!!」

ダイヤ「んまーーーっ!そんなことはありません!断じてありませんわァ!信頼ですっ、し、ん、ら、い!!」

ルビィ (わたしが教えた部分もあるからなあ…)
0614>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 20:05:03.86ID:Kz+2pKLP
ダイヤ「さあ体力も万全となったところで、満を持してダイヤさんが戦闘の場へと帰還──…」

かなん『…』ムフー

ダイヤ (…本来ならば今はなまける番だった。そこでもくたんちゃんがどうぐを使ったのだから、もしかして)

ダイヤ カチ…

ルビィ「え?」

『かなんは なまけている!』

ダイヤ「!」

『相手の チルタリスの じしん!』グララララ

鞠莉「うーーわーーー!見た!?見たルビィ!今のはどう見てもわざとよね!?ここでダイヤに交替すればいいのに、わざと一回余計に攻撃を受けさせたわよ!」

ダイヤ「ちちち違います!もしかしてなまけることなく戦ってくださるのではないかと思い…」

鞠莉「ハァ〜〜〜??今さらかなんのとくせいを忘れてたとでも言うのかしらァ?そんなこと有り得ませェ〜〜〜ん」

ダイヤ「ぐぬぬぬぬ……っ!」

ルビィ (ああ…そういう…)
0615>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/23(火) 20:20:36.64ID:Kz+2pKLP
ダイヤ「自身がわざを使おうが使うまいが、もくたんちゃんがどうぐを使ってくれようが、確固たる意思に基づいてなまけたいのだと、そういうことですわね。肝に命じておきます」カチカチ

【コメント】なまけてるんじゃなくて強者ゆえに落ち着いてどっしり構えてるんだと思うようにすれば頼もしく思えてくるよ

ダイヤ「いえ、頼もしいのですよ?頼もしいとは思っているのです」

ダイヤ「現にチルタリスのじしんを二度も受け、それでも全く堪えた様子を見せません。この現状を見て、正直このままかなんさんに戦いをお任せしても危なげなく完遂してくださるのではないかと思い直したくらいです」

ダイヤ「ですが、まあ…そのおかげで勝利そのものへの不安はほとんどなくなったので、ダイヤさんに戦闘を経験してほしいという欲が再び顔を出してきたのです」

ダイヤ「ここまでの強者と相見える機会は、道中そうそう得られるものではありませんからね。存分に胸をお借りしなければ」

ダイヤ「ということで」カチカチ

もくたん『もどっておいで、かなん!いけっ!ダイヤ!』

ダイヤ『キュオオオァンッ!』

ダイヤ「お行きなさいな、ダイヤさん!」
0619>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 06:02:54.72ID:jnh5TicW
ダイヤ「駆け付け一発、降臨直後の被弾を避けられないのは苦しいところですが…」

『相手の チルタリスの りゅうのいぶき!』リュボオオオッ

ダイヤ「…うん、恐れていたほどのダメージではありませんわね。これなら戦えるでしょう」

ダイヤ「まずはとにもかくにも猛毒刀与──ではなくて猛毒を浴びせて…」

『メロメロ』

ダイヤ「…」

『チルタリス ♀』

『ダイヤ ♀』

ダイヤ「ぁ…同性ですか…」

ダイヤ「でもこれだけ美しい姿を前にすれば、性別がどうこうという些細な問題などいっとき忘れてもやむなしというか…」

ダイヤ「…いやいや!ないない、ないですわ。さすがにないですから、その選択は。いたずらに機会を棒に振るだけだもの」

ダイヤ「…でもなあ」

ルビィ ハラハラ…
0620>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 06:13:10.64ID:jnh5TicW
『相手の チルタリスの りゅうのいぶき!』リュボオオオッ

『ダイヤの どくどく!』ブクゥブブブッ

『相手の チルタリスは 猛毒を 浴びた!』

ダイヤ「いいですわよ!ばちこりあてていくぅ!」

ルビィ ホッ

鞠莉 (バチコリ??)

『相手の チルタリスは 猛毒の ダメージを 受けている!』

ダイヤ「猛毒によるダメージは時間経過ごとに増えていくようだけど、それがどのくらいの比率になるのかは知らないのよね。この戦闘を無事に乗り越えたらどこかで検証しておかなければ」

ダイヤ「ここにダイヤさんが攻撃により与えるダメージを加味すると、うーん…二回、でなんとか体力を削りきれるでしょうか」

ダイヤ「りゅうのいぶきならばあと二回は耐えられそうだもの、接戦にはなるもののダイヤさんが制することもできそう──いいえ、きっと制してみせましょうね」

ダイヤ『…』

ダイヤ「…進化して美しくなったからといって澄ましていてはいけませんよ。その進化も、仲間達に支えられて成し遂げられたものなのですから」

ダイヤ「戦い終えたら、みんなでポケパルレで遊びましょうね」フフ
0621>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 06:25:28.02ID:jnh5TicW
ダイヤ「ここからはダイヤさんも攻撃に回るときですが」

『たいあたり なみのり』

ダイヤ「…」チラッ

チルタリス『…』

ダイヤ (このチルタリスは、一体どういうタイプなのかしら)

ダイヤ「ジムの性質上、また容姿からも、ひこうタイプを備えていることは想像に難くないけれど…青いのでみずタイプ?わざから察すると、ドラゴンタイプかじめんタイプか…ノーマルタイプに見えなくもない」

ダイヤ ムムム…

ダイヤ「たいあたりは威力50、なみのりは威力90でしかもタイプ一致の補正が加わる──となれば、いくらか相性に左右されるとしても、やはりなみのりの方がダメージは期待できそうね」カチ

『相手の チルタリスの じしん!』グララララ

ダイヤ「──ぅ…!りゅうのいぶきよりもダメージが大きい…」

『ダイヤの なみのり!』ザバァァアアッ

『こうかは いまひとつの ようだ…』

ダイヤ「──ぅぅぅっ!効果今一つ…ですか…」
0622>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 06:34:32.86ID:jnh5TicW
ダイヤ「これは…りゅうのいぶきならばギリギリ耐えられそうだけど、じしんは…無理そうですわね…」

『相手の チルタリスは 猛毒の ダメージを 受けている!』

ダイヤ「!」

チルタリス『…』

ダイヤ「チルタリスの体力は、今の一合で危険域へと達した…」

ダイヤ「次の攻撃をなんとか踏み止まることさえできれば、なみのりと猛毒のダメージで確実に倒すことができる…けれど…」

【コメント】ダイヤもこんじょう見せなきゃな

ダイヤ「…!」

ダイヤ「こんじょう、を、見せるとき…ですか…」

鞠莉 (出たわよ、ダイヤの小弱点・コンジョー論!)

ルビィ (根性云々の話をされたら、意外とお姉ちゃん乗っちゃうんだよなあ…)

鞠莉 (ダイヤの冷静さが勝つかどうか、勝負の分かれ目になりそうね!)

ルビィ (う〜ん…………ぃゃ…)
0623>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 06:40:48.74ID:jnh5TicW
ダイヤ「…」

チルタリス『…』

ダイヤ『…』

ダイヤ「………」

ダイヤ「…決めました」

ルビィ「!」

鞠莉「お」

ダイヤ カチカチ

→たたかう

→なみのり

鞠莉「へえ〜…?」
0624>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 06:46:23.77ID:jnh5TicW
鞠莉「ダイヤ、それでよかったの?チルタリスがじしんを使ってきたら、ダイヤは…」

ダイヤ「ええ、倒れてしまうでしょうね。ですが、これでよいのですわ」

鞠莉「…ダイヤが倒れちゃっても猛毒のダメージで standoff になるから?」

ダイヤ「……ふふ。鞠莉さんは、少々このわたくしを──わたくしのこのコ達への愛情を軽んじているようね」

鞠莉「what's?」

ダイヤ「勝利のために仲間が傷を負うことをよしとするような理念を、この黒澤ダイヤは持ち合わせてなどいませんわ。これは純然たる『読み』」

ダイヤ「ルビィは、わかっているでしょう」

ルビィ「…うん」

鞠莉「エ、そーなの?これが正しい判断?」

ルビィ「この先の試合運び全体に対して正しい判断かどうかは、ルビィにはよくわかんない。でもこれは、おねいちゃんの覚悟の判断…みたいだよ」

鞠莉「覚悟…?」
0625>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 06:55:48.69ID:jnh5TicW
ダイヤ「とてもよい表現をしてくれたわね。そう、覚悟。しっくりと来ます」

ダイヤ「わたくしは覚悟を決める。このチルタリスとの戦闘を、必ずダイヤさんとモノにしてみせる──その覚悟を」キッ

ダイヤ カチ

鞠莉 ゴクッ…

『ナギは すごいキズぐすりを 使った!』

鞠莉「!」

『相手の チルタリスの たいりょくが 回復した!』

『ダイヤの なみのり!』ザバァァアアッ

鞠莉「回復…!」

ダイヤ「ええ。猛毒のダメージを計算しきれていなかったわたくしは、不覚にも相手の体力を危険域で留めてしまったから」

ダイヤ「ここでジムリーダーさんがどうぐによる回復を行なってくることは読めていた」

鞠莉「どうぐによる…回復…」

ルビィ (これは鞠莉ちゃんとのプレイングの差だね。システムをはっきり理解してストーリーを進めてることで、鞠莉ちゃんは一つひとつの戦闘を無駄なく終わらせてる)

ルビィ (その結果、ジムリーダーに回復させる隙を与えてこなかったことで──よくも悪くもその定石パターンを知らない)

ルビィ (お姉ちゃんは自分が不利になるそのパターンまできちんと受け入れた上で、それをなお乗り越えるための道を探す)

ルビィ (うふふ…どっちも凄い。でもルビィは、やっぱりお姉ちゃんの方こそ格好いいって思っちゃうな♡)
0626>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:06:01.04ID:VTwjSP8V
ダイヤ「次いでここ」カチカチ

『もくたんは すごいキズぐすりを 使った!』

ダイヤ「ごめんなさい、ダイヤさん。何度もこのような科学物に頼りたくはありませんが、これ以上はしないと約束するから、この一度だけ」

鞠莉「…?」

鞠莉「ねえ、ダイヤ」

ダイヤ「なんですか?」

鞠莉「ダイヤは先に攻撃をしたのはどうして?相手が回復するのに合わせて回復すればよかったのに」

ダイヤ「チルタリスがコットンガードを重ねてくる可能性を考慮したからです」

鞠莉「コットンガードを?重ねられたら、なにかまずいの?」

ダイヤ「こちらが与えるダメージが変動するでしょう。そうなれば、計算が変わります。勝利のための手数がね」

ダイヤ「ダイヤさんがチルタリスを前に動くことができる回数は、安全に見て二度まで。こちらの攻撃が今以上に通らなくなる状況になったら、さすがにダイヤさんには退いていただくしかありませんからね」
0627>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:11:51.00ID:VTwjSP8V
ダイヤ「ですが」

『相手の チルタリスの りゅうのいぶき!』リュボオオオッ

ダイヤ「わたくしの期待に沿って、前回は回復を、今回はりゅうのいぶきの放ってくださいました。これでいい」

鞠莉「これで…?」

ダイヤ フッ…

ルビィ (ああ──これが)

ルビィ (わたしのお姉ちゃんの最も凄くて、最も恐ろしいところ──)

ダイヤ「これで、わたくしの計算通り──」カチカチ

鞠莉「…」

鞠莉「……!」

『相手の チルタリスは…』

『相手の チルタリスの…』

『ダイヤの…』

『相手の チルタリスは…』

……………

『相手の チルタリスは 猛毒の ダメージを 受けている!』 

『相手の チルタリスは 倒れた!』

ダイヤ「──もう、体力を危険域に留めた状態で相手の選択を許すような無様は晒さずに勝負を終えることができたわね」

ダイヤ「お疲れ様でした、ダイヤさん♡」
0628>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:20:51.63ID:VTwjSP8V
『ダイヤは 31レベルに 上がった!』

『ダイヤは 新しく じこさいせいを 覚えたい…』

ダイヤ「!」

ダイヤ「願ってもないわざですわ!これさえあれば」カチカチ

『1… 2の… ポカン!』

『ダイヤは たいあたりの 使い方を きれいに 忘れた!』

『ダイヤは 新しく じこさいせいを 覚えた!』

ダイヤ「もう科学物などに頼らなくてよくなりますわね!」ウキウキ

鞠莉「ダイヤ、今のって…計算通り、なの…?」

ダイヤ「ええ、そうですが?」

鞠莉「だってダイヤ、猛毒の damage についてまだ掴みきれてないんじゃあ…」

ダイヤ「いやですわ、鞠莉さん」フフ

ダイヤ「実際にどの程度ダメージが『増える』のかを見たのだから、そこから変化量は読めるでしょう」

鞠莉「…………っ」

『ジムリーダーの ナギとの 勝負に 勝利した!』
0629>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:29:29.20ID:VTwjSP8V
ナギ『地に墜ちた鳥は、なにを思うか』

ナギ『翼は痛み、誇りは傷つき、それでも見上げる大空の色を見て』

ナギ『また羽ばたけばいい。そう決するだけ』

ナギ『あなたのポケモン達の華麗なる羽ばたき、見事でした』

ナギ『地にしかと足を張り、雄々しく振るう拳と技』

ナギ『私もたまには地上へ立って、母なる大地と共にあることを感謝しなくてはいけないね』

ナギ『それを気づかせてくれたあなたに、このジムバッジを進呈しましょう』

『もくたんは フェザーバッジを 手に 入れた!』

ダイヤ「胸をお貸しいただき、ありがとうございました。ダイヤさんを始め、わたくし達の仲間達にとっても気持ちを新たにさせられるよい戦いでしたわ」
0630>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:33:56.36ID:VTwjSP8V
ダイヤ「本当ならばりこちゃん♡とチルタリスさんとのメガシンカ対決と洒落混みたかったところですが、今回は生憎──……あら?」

ダイヤ (チルタリスさんのメガシンカ…は…?)

ダイヤ「あのう、ナギさん。わたくしが聞いたところによると、チルタリスさんもメガシンカなさるポケモンだとのことだったはずなのですが…」

ダイヤ「…て、手を抜いたりなど…その…」

ナギ『これもあげます』

『もくたんは わざマシン19を 手に 入れた!』

ダイヤ「あ、ありがとうございます…」

ナギ『そのわざマシンの中身ははねやすめ。走り続けて見つけられるもの、立ち止まって見つけられるもの、そのどちらも人生には大切です』

ナギ『トレーナーさんも、ふと立ち止まってみると新しい出会いがあるはずですよ』

ダイヤ モンモンモン…
0631>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:38:39.50ID:VTwjSP8V
ルビィ「おねいちゃんおめでとー!ダイヤちゃんでばっちり勝ったのかっこよかったー!」

鞠莉「なかなか侮れない存在になってきたわね、ダイヤ。でもまだまだマリーの方が何倍も強いんだからね!」

ダイヤ「…ねえ、チルタリスさん…メガシンカは…」

鞠莉「しないよ?」

ダイヤ「はい?」

ルビィ「いや!するんだけど、ナギさんはメガシンカをしないってゆうか」

ダイヤ「…手心?」

ルビィ「いやいやいや!そうゆうことじゃないよ、たぶん!きっと!絶対!」ブンブンッ

ダイヤ「だったら一体、どうして…」

鞠莉「ダイヤってばホントーにわからないの?」
0632>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:44:13.43ID:VTwjSP8V
鞠莉「メガシンカするために必要なものがあるじゃないの」

ダイヤ「…メガバングルとメガストーン、でしたか」

鞠莉「そーそー。ダイヤ──じゃない、もくたんだってそこら辺で拾ったわけじゃないでしょ?」

ダイヤ「ええ、ダイゴさんからの頂き物で…あっ」

鞠莉「気づいた?」ニコッ

ダイヤ「そういえば…」

──ダイゴ『僕からはキミにこれを託そう。メガストーンと合わせてメガシンカに必要となる道具だ。キミなら正しく使いこなすことができると信じているよ』

鞠莉「そーゆーこと!メガシンカは Pokemon trainer だから誰でもできるってものじゃないのよ。もくたんは選ばれた人間なの、do you understand?」

ダイヤ「ぃぇ… yes, I see!」キラキラ

鞠莉 (はいOK〜☆)

ルビィ (す、凄い…完璧だ…)


こうしてダイヤはヒワマキジムを無事突破し、旅路を進むのであった。
0633>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 07:45:01.43ID:VTwjSP8V
中途半端なとこで長引いてすみませんでした
ここからしばらくジム戦もないままイベントが続きますね
0634>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 18:23:14.72ID:+CCsqQLC
鞠莉がお泊まり
ルビィと三人
雑談の話題や三人でやってみることなど、なにか適当に要望を下さい >>636
オメガルビーのプレイを続けるのでも別にいいです
0637>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:04:57.02ID:+CCsqQLC
鞠莉「ルビィ!もう少しそっちに詰めて」

ルビィ「んしょ、んしょ」グイ

ルビィ「どう?鞠莉ちゃん」

鞠莉「thank you♪バッチリ!」

ルビィ「だーいぶ!」ボフッ

鞠莉「あ、ずるいわよルビィばっかり!マリーだってdiveしちゃおー☆」ボフッ

ルビィ「おねいちゃんもおいでよ!」

鞠莉「来ないならマリーが連れてきちゃうんだから!」グイ

ダイヤ「…いや」パシッ

ダイヤ「なにを自然な流れで泊まる感じになっているのですか?」

鞠莉「ホワ?」
0639>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:11:10.09ID:+CCsqQLC
鞠莉「ンモ〜、ダイヤってばノリ悪いんだから。お風呂に入ってお布団まで敷いたのに、今さらなに言ってるのよ」

ルビィ「そうだよおねいちゃん、今のは『きゃーわたくしも混ぜてくださいましなーっ』ってゆって仲間に入るところだよ」

ダイヤ「は?今のはなんですか、わたくしの真似ですか?」

鞠莉「それともなに!?こんな時間からひ弱なマリーを一人淡島まで帰らせるつもりなの!?ダイヤのヒトデナシ!オニ!ヒトデ!オニオコゼ!」

ダイヤ「海洋生物を詰りのように使うのはおやめなさいな」

ダイヤ「船着き場までだったら送らせますし、鞠莉さんが言えば車だって船だって飛んでくるでしょう」

鞠莉「ブッブーよ!車も船も飛びませェん!」

ダイヤ ブチッ

ダイヤ「だったら海難法師でも呼びつけて淡島へと連れ去ってもらえばよいでしょうがああああっ!!」

ルビィ「おねいちゃん!ストップ!おねいちゃん!!」ガシッ

鞠莉「まあ怖い怖い」
0640>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:18:25.17ID:+CCsqQLC
ダイヤ「まったく。泊まるなら泊まるとそう言えばよいのに」プンプン

鞠莉「だぁからぁ、尺の都合で cut!! されただけで、ちゃんとそのやり取りはしたしダイヤも『いいよ♡』って言ってくれたじゃない」

ダイヤ「我が家へ来る時点で言っておきなさいと言ったのです!」

ルビィ ゼエゼエ… ←姉を食い止めるのに体力を使い果たした

鞠莉「とにかく、お泊まり event はお風呂もごはんも消化したんだから、残すのはお布団に入った後の girls talk だけね!」キャッ

ルビィ「がーるずとーく!!」シュバッ

ダイヤ「あなた体力は」

ルビィ「がーるずとーくは別腹だもん!」

ダイヤ「そんなスイーツみたいな」

鞠莉「ルビィは girls talk が好きなのね」

ルビィ「うん!最近はなまるちゃんとよくするんだよ」

ダイヤ「まあ!まさか、だってガールズトークをするには相手がいなければならないはずなのに──」

ルビィ「最近ははなまるちゃんも好きなスクールアイドルグループが出てきて、お互いの推しの好きなとこを話し合うんだあ…♡」

ダイヤ「…」

鞠莉「ダイヤ。それはそれで girls talk よ。ルビィの言葉に嘘はないわ」ポン…
0641>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:22:29.71ID:+CCsqQLC
鞠莉「でもね、ルビィ。今夜の girls talk では、すくーあいどぅの話は出てこないわ」

ルビィ「えーっ!?そうなの!?なんで!?」ガビーンッ

ダイヤ「ここまでショックを受けさせるくらいなら、多少目的が変わろうとスクールアイドルの話に付き合ってあげたらよいのでは…」

鞠莉「それはね、とっておきの話題のタネがあるからよ」

ルビィ「話題の…」

ダイヤ「タネ…?」

鞠莉「ええ。モ、チ、ロ、ン」ニパァ
0642>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:27:31.90ID:+CCsqQLC
ダイヤ「いーーーやーーーっ!ですわァ!!」

鞠莉「まーまーダイヤ、そう言わないで。こんな素敵な夜に堅苦しいことは言いっこなしよ」

ダイヤ「なにが素敵な夜ですか!たまたま鞠莉さんが気まぐれに泊まっているだけで、我が黒澤家においては不変普通のただの一夜です!」

鞠莉「マリーがいるってだけで、それは特別な夜じゃない。ねっ♡」フーッ

ダイヤ「やめてください、気持ち悪い」ススス

鞠莉「ダイヤが冷たぃぃっ!」エーンッ

ルビィ (お姉ちゃんはクールだなあ)

ルビィ (…でも)
0643>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:29:22.06ID:+CCsqQLC
ルビィ「おねいちゃん、ルビィも改めて聞きたいかも。おねいちゃんとよしこちゃんのお話…♡」

ダイヤ「んなあっ!?ルビィ、あなたまでなにを言うの…っ!」ワナワナ

ルビィ「おねがあいっ!♡」チュンチュン!

ダイヤ キューーーンッ

ダイヤ「く、くうううう…っ!」

『ダイヤに こうかは ばつぐんだ!』

鞠莉「…」ジッ

鞠莉「ダイヤダイヤ」クイクイ

ダイヤ「な、なんですか…」フラ…

鞠莉「おねがあいっ!♡」チュンチュン!

ダイヤ「………」スー

ルビィ「鞠莉ちゃん!せっかく効いてたのに邪魔しないでよぉ!」

鞠莉「なんでよう!!」
0644>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:34:56.49ID:+CCsqQLC
ダイヤ「………はぁ、もう…」

ルビィ ワクワク

鞠莉 ワクワクワクワク

ダイヤ (このままではおとなしく寝かせてくれそうにもないわね…)

鞠莉「それで?善子とは上手くいってるの?」

ダイヤ「ええ、おかげさまで大きな諍いもなく仲良くしているわ」

ルビィ「最近した一番おっきな喧嘩は?」

ダイヤ「あなたは瞳をきらきらさせてなんということを聞いてくるの…」

ダイヤ「そうですわね…」ンー…

ダイヤ「わたくしがあんまりもくたんちゃん達にばかり構うからと、機嫌を損ねたとき…かしら…」

ルビまり ((うわあ……))


他になにか聞きたい?
0646>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:46:37.27ID:+CCsqQLC
鞠莉「それっきり?」

ダイヤ「わたくしはあまりこういう関係において気が利く方ではないので、細々とした部分で不満を感じさせてしまってはいるのでしょうけれど…」

ダイヤ「喧嘩というほどのことは、そう多く起こりませんわ」

ルビィ「おねいちゃんからよしこちゃんに怒ったりすることはないの?」

ダイヤ「ありませんね」

鞠莉「即答」

ダイヤ「いたずらをされたりからかわれたりすることはよくありますし、それに対して叱りつけることもありますが、スキンシップの一貫だと捉えているから」

ダイヤ「ある日を境に突然構ってくださらなくなる方が、わたくしとしてはとても寂しいし、きっと落ち込んでしまうものね」

ルビィ「…」

鞠莉「…」

ダイヤ「? なんですか?」

鞠莉「イヤ…」

ルビィ (お姉ちゃんって恋愛観が幼い部分があるというか、)

鞠莉 (そういう本音を話すことに抵抗がないだけ…なの、かしらね…?)
0647>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 19:50:10.20ID:+CCsqQLC
鞠莉「じゃあさじゃあさ!たまにはダイヤが善子にいたずらしてみるっていうのはどう!?」

ルビィ「!」

ダイヤ「ええ…わたくしが、ですか?」

ルビィ「それいいかもね」

ダイヤ「ルビィまで」

ルビィ「ううん、からかってるんじゃないよ。おねいちゃんとよしこちゃんの間では、いたずらしたりするのがスキンシップになるんだもん。たまにはおねいちゃんからやってみてもいいと思う!」

ダイヤ「そんなものですか…?」

鞠莉「だったら、はい近寄って!まずは善子に三人の写真を撮って送るわよ!」ギュ

ルビィ「さんせーい!」ギュ

ダイヤ「そ、それがいたずらになるのですかぁ…!?」ムギュ
0648>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 20:01:24.54ID:+CCsqQLC
善子 ズゥン…

善子「楽しかった冬休みも残すところ数日…」

善子「ルビィ達と遊んで、千歌さん達と遊んで、鞠莉達と遊んで、そんでダイヤと一緒に過ごして…」

善子「そんな楽しかった冬休みも、あと…数日…」ブツブツ

善子「…いや!だめよヨハネ!こんなことでどうするのよヨハネ!楽しいことが終わるのなら次の楽しいことを探せばいいだけ!」

善子「この一年間、私はあの人達と時間を共にしてきてそれを学んだんじゃない!」

善子「っし、気持ち切り替えてこー!」パン

善子「でも今夜くらいはちょっとダイヤに甘えてみてもいっかな〜。えへへ、いきなり電話とかしたら驚くかしら…」

『メッセージ:ダイヤ』

善子「!」

善子「なんってナイスタイミング!やはりこのヨハネとダイヤは運命で結ばれてい──る──」カチ…


鞠莉「既読になったけど反応ないね?」

ルビィ「ふてくされて寝ちゃったのかなあ」

ダイヤ「普段はすぐにお返事を下さるのに、体調でも悪いのかしら…」


返事は来なかった…
0649>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/24(水) 20:06:27.80ID:+CCsqQLC
せっかく鞠莉がいるので書きたかっただけです、付き合ってくれてありがとう!

未消化のハプニング安価は
・ポケルス感染
・他メンバー(ポケモンプレイ経験あり)に生放送がバレる ←消化したかどうか微妙
だけではないかと。
漏れがあったらご指摘ください
0650>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/24(水) 22:01:52.16ID:zWKBOsb0
この後の進路
サファリゾーン、ミナモシティ、おくりび山、をどの順番で回るか >>652
※ サファリゾーンは行かなくてもよい。
順番により特にどうということはなく、その時々の手持ちレベルなどが変動する程度だと思います
0655>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:04:45.13ID:OKFayJSc
120番道路


ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「冬期休暇も残すところ二日ですか」

ダイヤ「なんだかこう、今年は例年にも増してとても充実していたわね」

ダイヤ「あんなにも大勢で初詣へ行ったのは初めてだし、初めてだと言うならそもそもあんなに早朝から行ったこと自体がそう。あんなにたくさんの友人から当日に誕生祝いを聞いたことも」

ダイヤ「ふふ…」

ダイヤ「昨日は鞠莉さんも泊まりにきてくださったし、ね」カチカチ

ダイヤ「そういえばついぞ善子さんからはお返事が来ないままだったけれど、まだ寝ているのかしら。そろそろ生活サイクルを元に戻させなければいけませんわ」

ゴロゴロ… ザァァァ…

ダイヤ「わ、また雨ですか。しかも結構強い…もくたんちゃんにレインコートか傘を用意してあげられたらよいのだけど…」ムゥ

ダイヤ カチカチ…
0656>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:09:50.86ID:OKFayJSc
ダイヤ「…あら、ここにもきのみが」カチカチ

『もくたんは ナナのみを とった!』

『もくたんは ズリのみを とった!』

『もくたんは モモンのみを とった!』

ダイヤ「先ほどと全く同じレパートリーでしたか。この三種類がこの辺りの気候に適しているのかしら」

ダイヤ ウーン…

ダイヤ「適材適所、とは少し違うけれど、だったらここにはやはりこの三種類を植え直しておくとしましょう」カチカチ

ダイヤ「世界に花を咲かせましょー♪」

ダイヤ「…と、わくわく園芸のお時間はここらへんにするとして」
0657>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:14:12.31ID:OKFayJSc
もくたん


  ┏━━━━━━━━━━━━┓
  ┃            ┃
  ┃            ┃
  ┃            ┃


ダイヤ「…あれは一体なんなのでしょうか」

ダイヤ「一目では望めないほど大きな…岩山?のような…」

ダイヤ「囲むように点在している岩もなんだか意味ありげですし、でも調べても特になにか反応があるわけでもないし」カチカチ

ダイヤ「…??」

ダイヤ「まだ名前も知らないひでんマシンでも手に入れれば、どうにかすることができるようになるのでしょうか」

ダイヤ「ひとまず、今は無視して先へ進むしかないようですわね」カチカチ…
0658>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:26:11.82ID:OKFayJSc
122番道路


『オカルトマニアは ヨマワルを 繰り出してきた!』

ダイヤ「ヨマワル…!」

ダイヤ「どう見ても幽霊を模したポケモンね。タイプは一体なんなのでしょう、エスパータイプ…辺り、かしら…?」

『ヨマワルの のろい!』

ダイヤ「む、なかなかテクニカルな戦い方をするポケモンのようで──」

『ヨマワルは 自分の 体力を 削って ようちゃんに のろいを かけた!』

ダイヤ「──あれェ!?そんなわざでしたか、それ!?」
0659>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:31:35.44ID:OKFayJSc
ダイヤ「トゲトゲした木を発見!早急に排除いたしますわ!」カチカチ

『いあいぎりを 使いますか?』

かなん『グルルゥラッ!』カットイン!

ズパァンッ

ダイヤ「ふふ…いかがですか、かなんさんの爪の切れ味は。ケッキングに進化しますます鋭くなったこの爪の前に、斬れぬ細木などありませんわ──」フッ…

ダイヤ「…おや?なんでしょう、この建物は」
0660>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:38:19.63ID:OKFayJSc
サファリゾーン受付所


『サファリゾーンへようこそ!』

ダイヤ「サファリ…ゾーン…!?」

ダイヤ「サファリと聞くと、裾野のサファリパークが真っ先に思い浮かぶけれど…まさか同施設ではないわよね」

『このサファリゾーンでは他の地方の環境を再現することで、元々ホウエン地方には生息していなかったポケモンの育成・保護を実現しています!』

ダイヤ「ほう」

『園内は自由に立ち入ることができ、また出会ったポケモンは捕獲していただいても結構です!』

ダイヤ「そ、それは大丈夫なのですか…?」

ダイヤ「普通にホウエン地方を旅しているだけでは出会えないポケモン達と出会えるというのはとても魅力的ですが、環境が馴染まないから生息していないわけで…」

ダイヤ「ポケモントレーナーが捕まえて連れ歩くことは負荷となってしまうのでは…」
0661>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:43:50.78ID:OKFayJSc
ダイヤ「…」ムムム…

怖いおじさん『ねえちゃん!』

ダイヤ「はい?」

怖いおじさん『ねえちゃんには夢ってあるかい』

ダイヤ「夢、ですか。立派なポケモントレーナーになることですかね」

怖いおじさん『俺は人の夢ってやつが好きでなあ。つい道行く人に聞きたくなっちまうのさ』

ダイヤ「それはよいことですね。前向きなお話を取り入れることは、自身の活性にも繋がりますから」

怖いおじさん『だけど、ねえちゃんはまだ子どもみたいだからな。逆にこいつをプレゼントしちまおう』

『もくたんは わざマシン85を 手に 入れた!』

ダイヤ「あら、ありがとうございます…」

怖いおじさん『じゃな!いつかもっと大人になったらまた夢を聞かせてくれよ』

ダイヤ「ええ、立派なポケモントレーナーになったらまたご挨拶へ伺いますわ」

ダイヤ「〜♪」カチカチ

ダイヤ「………………ん?」
0662>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:48:59.96ID:OKFayJSc
ダイヤ「色々と考えましたが」

ダイヤ「まだこのサファリゾーンへと立ち入るのは早いと判断しました」

ダイヤ「理由はいくつかありますが、最も大きなものは…やはりわたくしはまだポケモンの育成にそこまでの自信を持てないから、というところでしょうか」

ダイヤ「人工的に生態系を作ることに成功しているとは言え、それはこの園の外での生活に安全を保証しきれていないということだと思えてなりませんわ」

ダイヤ「今旅を共にしてもらっているりこちゃん♡達は、元よりホウエン地方で産まれ、ホウエン地方で育ったポケモン達」

ダイヤ「わたくしは、このコ達と一生懸命に歩んでいくだけで精いっぱいです」

ダイヤ「少し旅が落ち着いたら、園内見学くらいはさせていただくとしましょう」カチカチ
0663>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 06:55:34.44ID:OKFayJSc
122番道路


『先輩と 後輩が 勝負を 仕掛けてきた!』

ダイヤ「どんな表現ですか」

『先輩は パッチールを 繰り出してきた!』

『後輩は ケッキングを 繰り出してきた!』

ダイヤ「先輩、大変ですわ!恐らくそちらの後輩さんはあなたにそれとなく面倒事を押し付けるつもりでいらっしゃいますわよ!従えるポケモンに表れています!」

ダイヤ「具体的には上手に誉めそやして自分の荷物を持たせてみたり、可愛くおねだりしてお菓子を買わせてみたり、怖がっているふりをして帰り道を送らせてみたり──」

ダイヤ「そういうことをなさいますわよ!!」
0664>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 07:02:48.66ID:OKFayJSc
『先輩と 後輩との 勝負に 勝利した!』

先輩『先輩は負けても元気いっぱい!』

後輩『お腹いっぱい… あれ?勝負が終わってる?』

ダイヤ「ほら言わんことではありません」カチカチ

ダイヤ「ここから道が東と南とに分かれているのですね。タウンマップで見ると東にはミナモシティが、南には──おくりび山…!」

ダイヤ「やっと追い付いたみたいね。道中、こちらも時間を掛けてはしまったけれど、マグマ団の方々も南の孤島やらお天気研究所やらと寄り道をしていたようだし、まだそう離れていないと祈りたいところです」

ダイヤ「街に寄りたい気もするけれど…」

ダイヤ (なんだか、そこはかとない予感がする。一度立ち寄ったが最後、様々なイベントに巻き込まれてなかなか街を発てないというそこはかとない予感が)

ダイヤ「このままおくりび山へ向かうとしましょうか…!」
0665>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 07:09:17.86ID:OKFayJSc
ここからのパーティ編成 >>667-668
※ 1レスで三匹まで指定可、被ったり六匹未満だったりしたら下1も安価に含む。安価取るのは一人一回。
ただし、かなんは固定なので残り五匹。


候補
りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV37 しんりょく

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV36 いかく

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV38 もうか

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV37 がんじょう

ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV33 かちき

かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV31 いかく

じゅっき(コイル) でんき、はがね がんじょう LV14

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV29 りんぷん

まり(ナックラー)♀ じめん LV22 ありじごく

ソーナノ エスパー LV1 かげふみ
0666>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 07:14:30.04ID:OKFayJSc
訂正
さくらうちが漏れていました


ここからのパーティ編成 >>667-668
※ 1レスで三匹まで指定可、被ったり六匹未満だったりしたら下1も安価に含む。安価取るのは一人一回。
ただし、かなんは固定なので残り五匹。


候補
りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV37 しんりょく

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV36 いかく

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV38 もうか

ルビィ♡♡♡(エアームド) はがね、ひこう LV37 がんじょう

ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV33 かちき

かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV31 いかく

じゅっき(コイル) でんき、はがね がんじょう LV14

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV29 りんぷん

まり(ナックラー)♀ じめん LV22 ありじごく

ソーナノ エスパー LV1 かげふみ

さくらうち(アブソル)♀ あく LV27 きょううん
0669>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/25(木) 12:37:00.10ID:OKFayJSc
現在のパーティ
(おくりび山へ挑む前)


りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV37 しんりょく
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ
https://i.imgur.com/Oub68eP.png

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV36 いかく
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、ぎんいろのかぜ
https://i.imgur.com/mJFxzxk.png

かなん(ケッキング)♀ ノーマル LV38 なまけ
いわくだき、かいりき、いあいぎり、だましうち
https://i.imgur.com/WG2NmOn.png

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV38 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ブレイズキック
https://i.imgur.com/xDrTutP.png

ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV33 かちき
どくどく、じこさいせい、なみのり、メロメロ
https://i.imgur.com/oOpSvfi.png

まり(ナックラー)♀ じめん LV22 ありじごく
すなじごく、いわなだれ、あなをほる、かみくだく
https://i.imgur.com/eX7dRqz.png
0674>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 18:01:23.14ID:/JolqxQi
ダイヤ「ルビィ♡♡♡はヒワマキジムでの戦闘で何度も何度も攻撃を受けてもらったから、労いを込めてたっぷりポケパルレで甘やかしてから、ボックスで休んでいただくことにしました」

ダイヤ「その代わりにしばらくわたくし達と行動を共にしていただくのは、」

ダイヤ カチカチ

→ポケモン

→まり

ダイヤ「…」

まり『…』

ダイヤ (どこを見ているのかよくわからない表情だけど、可愛い…)

ダイヤ「まりさんは進化するととても格好いいドラゴンポケモンになると聞きましたわ。りこちゃん♡と並び立つ姿を見るのが、今から楽しみですわ」

ダイヤ「さて!それではおくりび山へ向かいましょう」

ダイヤ「さっさとマグマ団に追い付いて野望を打ち砕かなくてはね」カチカチ…
0675>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 18:48:28.87ID:/JolqxQi
122番水道


ダイヤ「ふむう、なんだか静かな湖ですね…」

ダイヤ「おくりび山はすぐそこのようだけれど、その名前からも推測が立つよう、霊的な地場を抱く山でしょうからね。この麓の辺りにまで雰囲気が満ち満ちていますわ」

『なみのりを 使いますか?』

ダイヤ『キュオオオァンッ!』カットイン!

ダイヤ「かずおさんになみのりをしていただいていた頃にも思ったことだけれど、やはり水上を滑るのならばかずおさんやダイヤさんのように身体が長い方に乗るのが格好いいですわね」

もくたん(なみのりの姿) スイー

ダイヤ「…演出の一環なのでしょうが、まるでホエルコに跨がっているようなこの絵面は少々残念ですわ…」シュン
0676>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 18:54:29.54ID:/JolqxQi
ダイヤ「例えばダイヤさんが、実際なみのりをする姿というのはどういう風になるのでしょうか」

ダイヤ「リュウグウノツカイやウミヘビなんかはもちろん水中を突き進むけれど、なみのりのときにそうされてしまうともくたんちゃんが息をできなくなってしまうし…」

ダイヤ「ネッシーのように首から上を水の外に出して、もくたんちゃんは頭の上か首元に跨がる──というのが妥当なところかしら」

ダイヤ「まさか人を乗せた状態で泳ぐことを想定した進化など経たわけではないでしょうが、そのような姿勢で満足に泳げるのでしょうか」

ダイヤ「見たところ、かずおさんはともかくダイヤさんには尾びれや胸びれのような器官もないようだし、実はなみのりをすることがとても負担になっていたりしないとよいのだけど…」
0677>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 18:58:27.43ID:/JolqxQi
ダイヤ『…』

ダイヤ「…………………ぁ」

──ダイヤ『わかりました、わかりました。あなたの呼び方についてはきちんと考えることとしましょう。考えた結果とは言え自分と同じ名前を付けたことを持ち出されては、わたくしにその提案を突っぱねる権利はありませんから』

──ダイヤ『ですがそのお話はこの戦いが終わってからにしませんか』

──ダイヤ『ね?よいですか?約束、ジムリーダーさんとの勝負が済んだら一番にそのお話をしましょう。それでは、ええ、そういうことで』

ダイヤ「…お名前の話を延び延びにしていたから怒っているのですか?」
0678>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 19:08:51.43ID:/JolqxQi
ダイヤ「いえ、別に、先延ばしにしていたわけではないわ。ただ、うーん…」

ダイヤ「やはり今のまま『ダイヤさん』とお呼びするのは、イヤですか…?」

ダイヤ「りこちゃん♡、ちかさん、かなんさん、ようちゃん、ルビィ♡♡♡、まりちゃんと、よしこさんにかずおさん、じゅっきさん、さくらうちさん」

ダイヤ「身の回りの方々からお名前をお借りした関係上、皆さんの呼び方もわたくしとその方との間柄に左右されている節はあるけれど…」

ダイヤ「ちゃん付けのコ、さん付けのコ、お名前だけで呼ぶコ、こう様々な例があると、『こう呼ばれたい』という欲求が出てくるのも当然といえば当然でしょうかね」

ダイヤ (ダイヤ。あるいはダイヤちゃん)

ダイヤ (自分で自分の名を呼ぶ気恥ずかしさを得ることになるとまでは想像が及んでおらず、甘えたネーミングをしてしまったことは完全にわたくし自身の失態だった)

ダイヤ (さん付けをすることでなんとか意識をせずに済んでいるけれど、…正直に言うと自分と同じ名を呼び捨てにすることだけは絶対に避けたい)

ダイヤ (…ダイヤ、ちゃん)
0679>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 19:17:01.20ID:/JolqxQi
ダイヤ「ですが、ヒンバスだった頃ならばいざ知らず、あなたは今や見る者を皆魅了せんと言うほどの美しきミロカロスなのですから、そこをちゃん付けで呼ぶというのも…些か…」

ダイヤ「いえ、そんなことを言うとりこちゃん♡やようちゃんだって決してちゃん付けが最も相応しいのかという話になりますが…」

ダイヤ (改名するという選択もなくはないけれど、乗り気にはなれない)

ダイヤ (お名前を付けずにいたりこちゃん♡の場合とは似ても似つかないケースだもの。本来改名とはとても重い行為なのだから、そう易々と行いたくはない…)

──鞠莉『これは気軽に「ダイヤさん」なんて呼べないわねー。ダ、イ、ヤ、さ、ま♡』

ダイヤ (…もういっそ、ダイヤさまとお呼びするのが最適解なのではないかとさえ思えてきたわ)

ダイヤ「…そうこうしている間におくりび山の入口へ着いてしまいました」
0680>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 19:31:57.32ID:/JolqxQi
おくりび山、一階


ダイヤ「…………う!?」

ダイヤ「お墓…」

ダイヤ「納骨堂…?いえ、ただの室内墓地なのでしょうか…」カチ…カチ…

ダイヤ「お墓や墓地に抵抗などないけれど、こうぴったりと等間隔に並んでいる様子はなんだか執着的というか、厳かさだけを強調しているかのようで不気味ですわね…」

ダイヤ「……送り火山、ですか…」

ダイヤ「タウンマップ上も外観も確かに山でしたし、このままずっと室内墓地が続くばかりの建物ということはないのでしょうが…」

ダイヤ「気を引き締めて参りましょう」
0681>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)垢版2019/07/26(金) 19:37:43.85ID:/JolqxQi
安価

おくりび山で旅のお供候補に誰か加えるか >>683
※ ヨマワル、カゲボウズ、ロコン、アサナン、チリーン、誰も加えない、のいずれか。
パーティの編成に関しては、これ以降 >>286 形式となるため捕獲時点での入替えは行いません。

特に安価にはしませんが、ダイヤ(ミロカロス)の呼び方についてレスやコメントを貰えると嬉しいです。
0687名無しで叶える物語(茸)垢版2019/07/27(土) 12:36:50.04ID:d4ggMq0e
【コメント】ダイヤさんは世界一美しいけどダイヤちゃんは世界一かわいいよ!
0688>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 20:38:44.85ID:0dPn0szt
おくりび山、二階


カレシ『肝試ししてたらトレーナーを発見!人間かどうか確かめよう!』

ダイヤ「は?」

カノジョ『怖いよう、人間じゃなかったらどうしよう!』

ダイヤ イラッ

『ラブラブカップルは エネコロロと ライボルトを 繰り出してきた!』

ダイヤ「そのようなちゃらついた思考で踏み入っていい場所でないことくらい、考えてわからないものかしら…」

もくたん『いっておいで!ダイヤ!いけっ!まり!』

ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』

まり『グルルパッ!』
0689>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 20:44:07.06ID:0dPn0szt
ダイヤ「デートで墓地へ来るなど、センス自体がどうかしていることを差し置いても、日本人としての矜持に欠けているわ」

ダイヤ「こんな方々はポケモンバトルに敗北すれば一目散に引き上げるでしょう。とっとと片を付けて──」

ダイヤ「…」カチカチ

『ダイヤの メロメロ!』

『エネコロロは ダイヤに メロメロになった!』

ダイヤ フッ

ダイヤ「あらあら、随分と目移りをなさりやすいのですねえ」

『エネコロロの メロメロボディ!』

『まりは 相手の エネコロロに メロメロになった!』

ダイヤ「三角模様ですわ!!」

【コメント】まりちゃん、ダイヤちゃんにメロメロだ!!

ダイヤ「あなたはなにをどう見てその結論に至ったのですか!?」
0690>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 20:48:27.48ID:0dPn0szt
おくりび山、三階


ダイヤ カチカチ

『もくたんは のんきのおこうを 手に入れた!』

ダイヤ「お、おこう…!?」

ダイヤ「もくたんちゃん、それは拾ってはいけないものだったのでは…」

ダイヤ「というか今になってよくよく考えると、これまでこの建物で拾ったものはどなたかのお供え物だったりするのでは…無闇やたらと拾わない方がいいかしら…」

ダイヤ「あら、どうぐが」カチカチ ←癖

『もくたんは のんきのおこうを 手に入れた!』

ダイヤ「もくたんちゃん!めっ、ですわ!」

ダイヤ「やはりそれらは持っていってはいけない類いのものであるように思います!」
0691>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 21:00:13.60ID:0dPn0szt
ダイヤ カチカチ

ユラ…

ダイヤ「! また…」

ダイヤ「先ほどから、あの火の玉のようなものをたびたび見かけますわね」

ダイヤ「何度か幽霊のように消えては現れてと繰り返し、やがて姿を見せなくなりますが、あれは一体…わ、かなり近くに…」

ピピピ(下画面)

ダイヤ「ん?ポケモンの反応…?」

ダイヤ「しかしここは草むらでも水辺でもないし、第一『ゆっくり 近づこう』などと言われてもポケモンの気配などどこにも…あ、反応が消えた………」

ユラ…

ダイヤ「…」

ダイヤ (もしかしてそれですか!?)
0692>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 21:05:08.44ID:0dPn0szt
ダイヤ「え、いや、だってそれは…どう見ても火の玉で、ポケモンが潜んでいるとなるとかなり奇なことですわよ…?」

ダイヤ「まだ墓石の陰に隠れているという方がしっくり来ると思いますが…」

ユラ… ユラ… ピピピ

ダイヤ「!」

ダイヤ「やはりあれが反応の要因ですか」

ダイヤ「…どこか釈然とはしませんが、ポケモンに出会えるのならばその程度の違和感など呑み込んでくれましょう」カチ…

ダイヤ「このシルエットを見るに、十中八九──」

もくたん ソロ…ソロ…

ダイヤ「姿を見せなさい、な…!」

……ユラッ

ダイヤ「こちらが近づいたら逃げるというのはどういう了見ですかァ!!」
0693>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 21:25:35.78ID:0dPn0szt
『あ!野生の ヨマワルが 飛び出してきた!』

ダイヤ「やっと出会えた…そしてやはりあなたでしたか」

ダイヤ「てっきりここではカゲボウズにしか出会えないのだと思っていたけれど、そう、ヨマワルとはこんな風にして出会うのね」

ヨマワル『…』

まり『…』

ダイヤ「レベリングのためにと先発に控えてもらっていたまりさんが対峙してしまいましたが、さすがにまだレベルの差があるし厳しいでしょうか」

ダイヤ「体力も万全ではないし、おとなしくダイヤさんにでも交替してから捕獲に乗り出すとしましょう」カチカチ

ダイヤ「ふふ、あなたもすっかり『先輩』側になってしまいましたわね。それもそのはず、ジムリーダーさんとの戦闘を乗り越えたあなたを、まだ新人だとはもう誰も思いませんから…」

『相手の ヨマワルの おいうち!』

ダイヤ「は?」
0695名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/27(土) 21:29:10.05ID:yEG2serh
なんかストーリー終わったら最後に対戦やるみたいな事言ってたけど、実況とは別スレ扱いで対戦SSにして欲しい所あるな
0696名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2019/07/27(土) 21:32:31.84ID:vUaoLgAL
エピソードデルタまでやるとしたらあと2、3スレくらいかかりそうな気もするし大分先の話になりそう
好きだからいつまでも続いて欲しい気持ちもあるけど
0697>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 21:32:34.59ID:0dPn0szt
ダイヤ「幸いダメージはたいしたことがなかったらよかったものの、」

もくたん『もどれ、まり!いっておいで!ダイヤ!』

ダイヤ『キュオオオァンッ!』

ダイヤ「まさかもくたんちゃんの元へと戻る背中に攻撃をされるだなんて、想像もしていなかったわ…『追い討ち』、ですか…」

ダイヤ「随分といやらしい行動をしてくるではありませんか。行きはよいよい、さすがの幽霊と言うべきかしらね」

ヨマワル『…』

ダイヤ「名前の響きはどことなく花丸さんに似ているというのに、性質や戦い方から見える立ち居振舞いは似ても似つきませんわ」カチカチ

『ダイヤの なみのり!』ザバァァアアッ

ダイヤ「…うん。よいダメージね」
0698名無しで叶える物語(SIM)垢版2019/07/27(土) 21:37:06.91ID:yEG2serh
みちづれとかカウンターミラコあたりを初めて食らった時の反応がとても期になる(シロナのミロカロスで痛い目を見た人)
0699>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 21:40:02.48ID:0dPn0szt
『相手の ヨマワルの おにび!』

『ダイヤは やけどを 負った!』

ダイヤ「おにび…!」

【コメント】さすマル

ダイヤ「これまた随分と『らしい』わざを放つではありませんか」

ダイヤ「ということは先の火の玉も、あながちゲーム特有の演出ばかりだと言い切ることもないのかもしれませんわね」クス

ダイヤ「これが鬼火だというならば、やけどで済むことをマシだと思うことにしましょうか」

ダイヤ「この戦闘を終えたらすぐにやけどなおしを使ってあげるから、少しだけ我慢してちょうだいな」カチカチ

『もくたんは モンスターボールを 使った!』
0700>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 21:42:37.17ID:0dPn0szt
ヨマワルの性別とニックネーム >>702
※ ニックネームはつけなくてもよい。

ヨマワルのとくせい >>704
※ ふゆう、おみとおし、のいずれか。シンボルエンカウントなので隠れのおみとおしも有り得ます。
出現時に描写してないけどそこはご容赦を。
ちなみに進化するとふゆうはプレッシャーに変わります。おみとおしはそのまま。
0706>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 21:59:02.98ID:0dPn0szt
考えてみたんですが
どうも ちか♡♡♡♡ と名付ける理由を捻り出せそうにない
申し訳ないが再安価させてほしい、「りこちゃん♡」と「さくらうち」程度ならなんとかするけど、ここまでダダ被りは処理し切れなさそう。ごめん

ヨマワルの性別とニックネーム >>708
0709>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:13:27.19ID:0dPn0szt
『ニックネームを 入力してください!』

ダイヤ「♀ね。ヨマワルちゃん、順当にいくならばここはいよいよ花丸さんのお名前を頂くところだけれど…」

https://i.imgur.com/o5G8GCS.png

ダイヤ (この見た目に自分の名前を付けられるとあまり嬉しくないかしら?)

ダイヤ「んー…」

ダイヤ「選択の余地がないと、どうしても色々なことを考えて保守的になってしまいますわね…」

ダイヤ「気にしなくてよいと言えばその通りなのでしょうけれど、…ここは一つ」カチカチ

『ドクロちゃん』

ダイヤ「幽霊なので撲殺はできませんが、必ずしもAqoursの皆さんからお名前を頂かずとも、オリジナルなニックネームを付けてあげるのもよいでしょう!」テテーン

ダイヤ「少しずつタイプの幅が広がってきたわね。あとはどのタイプを仲間にすれば網羅できるのか、そんな視点で考えても面白そうですわね」

『ドクロちゃんを ボックスに 転送した!』
0710>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:18:02.96ID:0dPn0szt
おくりび山、外周部


ダイヤ「さて。ちょうど建物の内部は回り切ったようですし、山間にも辿り着きました」

ダイヤ「まさか人工の墓地を指して『おくりび山』と名付けたわけではないでしょうから、恐らくここから──もっと言えば山頂辺りにこそ、この山の真価があるのでしょうね」

ダイヤ「気を引き締めて参りましょう」カチカチ
0712>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:26:26.62ID:0dPn0szt
ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「…」

ダイヤ「…コホン」

ダイヤ「あー…ダイヤさん」カチカチ

ダイヤ「あのですね、わたくしも考えてみました」

ダイヤ「もちろんあなたの呼び方のことです」

ダイヤ「ダイヤさんと呼ばれることに抵抗があるというのは、呼んでおいて失礼ながら、かなり理解ができるのです」カチカチ

ダイヤ「しかしながらこれまた私的な感情で恐縮ながら、ダイヤ、あるいはダイヤちゃんと呼ぶことには、逆にわたくしがどうしても抵抗を感じてしまう」

ダイヤ「そこで、どうにかわたくし達の中でお互いが納得できる妥協点はないかと考えていたのです」

ダイヤ「そして、一つだけ思い付きました」カチカチ


ダイヤ「ぶっぶさん、と呼ぶのはいかがでしょう」
0713>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:35:06.27ID:0dPn0szt
ダイヤ「いえ!お待ちくださいな!おっしゃりたいことはよくわかります!お名前の原型を留めていないと言いたいのでしょう!」

ダイヤ「確かに響きや字面は全く違うのですが、しかし、あなたのお名前が曲がりなりにも『ダイヤ』であることを前提にすれば、この呼び方は紛れもなくあなたを指すのです」カチカチ

ダイヤ「実はそれは、千歌さん──ああ、これはアメモースではなくわたくしの友人のことですが──千歌さんがわたくしに付けてくださったあだ名なのです」

ダイヤ「詳しい経緯は伏せますが…」


回想

千歌『ダイヤちゃんはやっぱりちょっと違うよね(笑)』

千歌『でもダイヤさんって言われてみたらなんか堅いし、可愛いあだ名つけよーよ!』

千歌『う〜ん…』

ダイヤ ワクワク…

千歌『あ!!ぶっぶさんってどうかな!?』

ダイヤ『は?』

千歌『ほら、ダイヤさんと言えば名台詞があるじゃないですか!ぶっぶーですわァ、って!だからぶっぶさん!』

回想終わり
0714>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:40:35.44ID:0dPn0szt
ダイヤ「…わたくしがしこたま怒ったのでもうその名で呼ばれることはありませんが、とは言えわたくしの──つまりダイヤであるあなたのことを指す名であることには違いありません」

ダイヤ「あなたならば『ぶっぶさん』と呼ばれることに憤る──もとい、思うところはないでしょう」

ダイヤ「ニックネームにあだ名を重ねるようで不思議な感覚はあるし、響きが全く異なるので慣れないかもしれないけれど」

ダイヤ「わたくしの友人に『あきな』という名でいながら『ミツ』と呼ばれている方もいらっしゃいます。名前とあだ名の響きは必ずしも似るべきとは言わないということですわ」

ダイヤ「…どうでしょう」

ダイヤ「千歌さんが面白半分ででっち上げたという経緯さえ抜きにすれば、響きそのものは可愛らしくてよいと思うのだけれど…」
0716>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:51:03.60ID:0dPn0szt
ダイヤ「あのね、あなたはとても美しく、それは非常に素晴らしく誰にも負けない個性ですが、それが取っ付きにくさを与えてしまうのではないかと思うのです」

ダイヤ「誰しもあまりに美しく気高いものには畏れを抱いてしまうものだから」

ダイヤ「ですが、そう、いかに遠い存在に思えても、可愛らしい呼び名があればぐっと親しく感じられるはずです」

ダイヤ「ね…?」

【コメント】ダイヤさんは世界一美しいけどダイヤちゃんは世界一かわいいよ!

ダイヤ「!」
0717>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:52:12.86ID:0dPn0szt
ダイヤ「ほ、ほら、美しいけど可愛いって!さっそく歩み寄りが感じられるでしょう!」

ダイヤ「ダイヤさんは美しいけど、ダイヤちゃんはかわいいって………ぁ、あら…?このアシストが意味するところはもしかしてやや違う…?」

ダイヤ「ぃ、いやいや!そんなことはないわよね!そうそう!」

ダイヤ「はい、決定!あなたはダイヤだけれど、呼び名はぶっぶさんですわ!ね、皆さんもそう呼ぶのよ!ちかさんも!」

ちか『…』パタパタ…

ダイヤ「んま!なんですか、ちかさん。その不満そうな目は。あなたもあだ名が欲しいの?だめです、ぶっぶさんは特例ですわ!」カチカチ…


ダイヤ(ミロカロス)が ぶっぶさんに なった!▼
0718>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 22:56:59.95ID:0dPn0szt
『もくたんは わざマシン61を 手に入れた!』

ダイヤ「そ、外に落ちているものは平気ですわよね…?きっと落とし物だか忘れ物だかでしょう…」カチカチ

『わざマシン61 おにび』

ダイヤ「とうとうおにびが物理で出現しました」

【コメント】せっかくだし千歌ちゃんトークしてよぐへへへ

ダイヤ「へえ?」

ダイヤ「な、なんですかぐへへって…まさか梨子さんですか…?」ジト…

ダイヤ「別に構いませんが、今さら千歌さんのお話をわたくしから聞かずとも──って、そうか、千歌さんのことをご存知の方ばかりというわけでは決してないのよね」

ダイヤ「…」

ダイヤ「構いませんよ。千歌さんのなにをお話ししましょうか」カチカチ


なにをお話ししましょうか? >>720
0722>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 23:22:41.44ID:0dPn0szt
ダイヤ「可愛いところ、ですか…」

ダイヤ「…」

ダイヤ カチカチ

ダイヤ「あら、こんなところにまんたんのくすりが。道中が長くてポケモンセンターに戻るのも一苦労なので助かりますわね」

ダイヤ カチカチ…

ダイヤ「霧が立ち込めてきたわ」

ダイヤ「これは地形の条件によるものでしょうけれど、自然のつくりなど解明されていなかった頃を思うと、常に霧が濃いというのは霊験を想起させるには充分な環境だったのでしょうね」

ダイヤ「そろそろマグマ団に追い付いてもよい頃合いだと思うのだけど…」カチカチ

ダイヤ「あーーーはいはい、わかりましたわかりました。冗談ですってば、そう急かさないでくださいな」

ダイヤ「まさか千歌さんご本人ではないでしょうね?なんて」カチカチ
0723>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 23:28:54.33ID:0dPn0szt
ダイヤ「千歌さん本人が観ている可能性があることを考えると、無闇やたらに誉めるのは少し気が引けますが…」カチカチ

ダイヤ「やはり人懐っこいところは、どうにも憎めませんわね。あの根っからの末っ子体質で寄られると、はっきり言って大概のことはなんやかんや受け入れてしまいそうになります」

ダイヤ「わたくし達は屋上で部活動に励むことが多いのですが、休憩時間に千歌さんがシートも敷いていないところに寝転がるから注意したことがありました」

ダイヤ「汚れるしはしたないからおやめなさい、と」

ダイヤ「そしたら彼女、少しだけぽかんとしてからこちらへ歩いてきて、あろうことか正座をしていたわたくしの膝に頭を乗せたのですわ」

ダイヤ「『えへへー、これなら汚れないしはしたなくないでしょ』って」(声真似)

ダイヤ「んまーー、もう。もう」

ダイヤ「何事かお小言を言うのもいっとき忘れてしまいましたわ。あれはずるいですわね」カチカチ
0724>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 23:40:06.35ID:0dPn0szt
ダイヤ「部活動の帰りにみんなでごはんを食べて帰ることがたまにあります。家が遠い人もいるので、これは土曜日や日曜日のことなのですが」

ダイヤ「定食屋へ行って千歌さんがホイコーロー定食を頼んだときのことでした」

ダイヤ「全員の分が来て頂きますをしたと同時に、千歌さんと同じ卓に着いていた梨子さんが大きな声を出したのです」

ダイヤ「どうやら、『ニンジンを梨子さんのお皿に移す』というどうにも幼いことをして梨子さんの怒りを買ったようなのですが…」

ダイヤ「ほとんど移し終えたところでそれがニンジンではなく赤ピーマンであることに気づき、『これ赤ピーマンじゃん!チカ食べるよ!』と全て自分のお皿に取り戻し始めたのだとか」(声真似)

ダイヤ「当然梨子さんには二重でしこたま怒られていましたが…」

ダイヤ「バカも行き過ぎると可愛いのだなと思いました」(ストレート)
0725>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 23:48:35.26ID:0dPn0szt
ダイヤ「あとは、一人で勝手にかくれんぼを始めたかと思うとものの数分で『なんで誰も捜しにきてくれないの…』と半べそをかいていたこともあるし」(声真似)

ダイヤ「何事にも興味津々で、ものをじっくり見ようとすると少しずつ顔が近づいていってほとんど零距離になるところも愛らしいです」

ダイヤ「なんの真似事か知りませんが、雨が降っていると窓の外に向かって『雨やめー!』と大きな声を出すこともありますし」(声真似)

ダイヤ「日曜日の朝には千歌さんの家の方から『にちよーびー!』と聞こえてくることもあります」(声真似)

ダイヤ「…まあ、総じて、千歌さんの可愛さはバカ──いえ、無邪気で純粋な部分が根幹にあるということでしょうね」カチカチ

ダイヤ「これでお気に召しましたか?」

ダイヤ「…!」

ダイヤ「うふふ。そうこう話しているうちに、やっとマグマ団に追い付くことができたようですわよ──!」ニッ…
0726>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)垢版2019/07/27(土) 23:51:35.49ID:0dPn0szt
日付も変わりそうなので本編更新はこの辺りで。

もうレスに文字数制限が掛かるようになった
前半張り切り過ぎて1レスあたりの文字数がとんでもないことになってましたからね…
スレの完走を待たずに次スレへ移行する可能性もありますが、そういうことなんだなと思っておいてください
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