千歌「だめだぁ…思い付かないぃ…」
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千歌「…いや待ってよ」
千歌「そもそも作詞をチカ一人でやってるのがまずおかしいよ」
千歌「みんなで歌う曲なんだから、みんなの力を借りてまずいことはないよね」
千歌「そう!そりゃそうだよ!」
千歌「相談しちゃお」スマスマ
千歌「出だしは一番肝心だから…」ンー…
千歌『新曲の出だしどんなフレーズがいいかな?』
>>3『>>4』 千歌 ムーン…
千歌「お、返事きた!さすがルビィちゃん、華の女子高生!常にスマホを片手に携えているだけのことはあるね!」
千歌「いよっ、現代の韋駄天郵便局員!」
千歌「えーと、なになに…」
ルビィちゃん『花丸』
千歌「…え」
千歌「…………はなまる」
千歌「笑顔?それとも丸の最上位表現?」 prrr...
ルビィ『もしもしぃ』
千歌「あ、ルビィちゃん。夜にごめんね」
千歌「今くれた返事って、その、どっちの花丸だったのかな〜と思って」
ルビィ『え〜、千歌ちゃんならわかってくれると思ったのに〜』
ルビィ『>>9だよ』 花丸ちゃんに聞けってことだよ。それくらいわかってよ ルビィ『忙しいんだからはなまるちゃんに聞いてってことだよ』
千歌「え?」
ルビィ『電話してきちゃったら一言で返事した意味ないじゃん。そういうとこ汲めないから千歌ちゃんはリーダー職のままなんだよ』
千歌「リーダー職って事実上一番じゃないの」
ルビィ『甘んじてちゃだめだよ』
千歌「ちょっとセリフ変えてこないでよ」
ルビィ『じゃ切るね、プリンのスティールで忙しいんだから!』
プツッ
千歌「………それ優先させなきゃいけないことかなあ」 千歌「でも、うん、いつもうゆうゆしいルビィちゃんも人並みに忙しいときがあるってわかっただけでもよしとしよう!」
千歌「だいたいいつどんなお願いしてもほいほい聞いてくれちゃうから心配だったんだよね」
千歌「それより、花丸ちゃんね」
千歌「花丸ちゃんならたまに作詞手伝ってもらうしちょうどいいや」
千歌「起きてるといいな〜」スマスマ
千歌『起きてるー?作詞の相談したいんだけど』
花丸『>>16』 花丸『おけ』
千歌「さすが花丸ちゃん!頼りになるう!」
千歌「濁点とか小さい文字とか打てないからって辿り着いたのがこの返事!」
千歌「普段の花丸ちゃんからは想像できないほどに簡潔で現代的な返し!」
千歌「おけ!!」スマスマ
千歌『新曲の出だしどんなフレーズがいいかなーって。なんかある?』
花丸ちゃん『>>18』 花丸ちゃん『まて』
千歌「………」
千歌「まて」
千歌「花丸ちゃんのことだから、全てのスマホ力を総動員して返してくれたのがこの言葉なわけで」
千歌「年上への敬意をかけらも感じない辛辣うゆチビとは違うのだ」
千歌「まて、まで…」
千歌「…『魔で』…か…!?」ピーン
千歌『善子ちゃんセンターの曲って感じだね!』
花丸『>>24』 花丸ちゃん『いけ』
千歌「はいキタ!ゴーサイン!」
千歌「チカの花丸ちゃん力をもってすれば、花丸ちゃん語の解読くらいワケないぜい!」
千歌「ありがとう花丸ちゃん」
千歌「この借りは必ず返すよ…最高の歌詞を書き上げて──ね!」
千歌「この勢いで善子ちゃんに聞くぞぉ!」スマスマ
千歌『魔で行うことと言えばなんですか?』
善子『>>28』 善子ちゃん『メラゾーマじゃない?普通』
千歌「そうなんだあ…!」
千歌「チカあんまり魔に行ったことないから知らなかったけど、普通魔ではメラゾーマするんだあ…!」
千歌「センターの善子ちゃんが言うんだから間違いないよね。今回の曲は魔でメラゾーマする感じの歌詞にしようっと!」
千歌「ふふふ…順調に方向性が決まってきたなあ」
千歌「一番のAメロは魔メラをメインに書くとして、うーん…」
千歌「サビは盛り上げたいよね。メラゾーマのままで平気かなあ」スマスマ
千歌『メラゾーマで盛り上がると思う?』
果南『>>32』 prrr...
千歌「わっ」
千歌「もしもし?」
果南『チカ!それ癌だよ、ヤバいよ!』
千歌「え?が、ガン…??」
果南『早く病院行かないと手後れになっちゃうよ!すぐクルマ回すから出る準備して待ってて!』
プツッ
千歌「え!?果南ちゃん!?」
千歌「…………!?」 プップー
千歌「あ!果南ちゃん来た!」
千歌「も〜、いきなり来るとか言ったっきりライン返してくれないんだもん。どうしたの、そんなにチカに会いたかっ
ハグッ
千歌「果南…ちゃん…?」
果南「大丈夫、怖くないよ。チカ。私がずっと傍で見守ってるからね。すぐ良くなるからね」
千歌「かな、ちゃ…」グスッ…
鞠莉「…コホン」
千歌「あれ、鞠莉ちゃん」
鞠莉「>>37」 We are Aqours
Like a Walther
雑魚らに見せつけるぜ格差
撃ち抜くラブライブ!の頂点
沼津のサグライフの表現 千歌「なんで鞠莉ちゃんがいるの?」
鞠莉「そこのハグゥにいきなり呼び付けられてクルマ出させられたからよ」
果南「ありがとね、鞠莉。チカのことを大切に想ってくれて」
千歌「そっか…ありがとう、鞠莉ちゃん。チカ、手術頑張るからね…!」
鞠莉「…マリーの記憶が正しければ、ちかっちは今日作詞してるはずなんだけど」
千歌「うん。善子ちゃんがメラゾーマとか言い出すから、チカ手術することになっちゃったけど…」
鞠莉「………」
鞠莉「ドゥンチキ ドゥンチキ ドゥンチキ ドゥンチキ」 鞠莉「We are Aqours Like a Walther」ドゥンチキ
千歌「!」
果南「胸を焦がすほどの…熱いリズム…!」
千歌「チカ達はAqoursで──」
果南「さながらワルサーのごとき意志で──」
鞠莉「熱い歌詞ナシに、ラブライブ!は駆け上がれない──!」ニィッ
鞠莉「雑魚らに見せつけるぜ格差」ドゥンチキ
果南「撃ち抜くラブライブ!の頂点」ドゥンチキ
千歌「沼津のサグライフの表現」ドゥンチキ
ちかなんまり「「「Yeaaaaaaaah!!!」」」
美渡姉「騒ぐんなら他所行ってやれーーー!っ!!!」 黒澤邸
果南「や!」
ダイヤ「…………」
果南「騒ぐんならどっか場所探して頑張れって言われちゃってさ。来ちゃった!」
鞠莉「お夜分に失礼するわ」ペコッ
千歌「鞠莉ちゃん!気持ちはわかるけど夜分に『お』は付けなくていいんだよ!オヤビンになっちゃうよ!」
鞠莉「oh.」
ダイヤ「>>41」 果南「ダイヤんとこなら広いからみんなで作詞しても大丈夫だってことになってさ、」
ダイヤ「……プリン」
果南「え?」
千歌「────!!」ハッ
ルビィ ニヤァ…
ダイヤ「カッテコイ!プリンば!プリンばカッテコイ!!」
鞠莉「な──長崎弁!本気よ…!」
千歌「くっ、ここはもう敵(ルビィ)の息がかかってるみたいだよ!退散!」
ダイヤ「プリンばカッテコイてーーー!!」ンマーーッ 千歌「はぁはぁ…」
果南「ここまで来れば平気だよね…」
鞠莉「あんなに本気のダイヤ、久し振りに見たわ…」
千歌「でもどうしよう、このままじゃ作詞も手術も進まないよ…」
鞠莉「梨子のところにでも行って作詞の手助けを頼むか、」
千歌「梨子ちゃんは怒られちゃうからちょっと…」
果南「私は手術の手配を進めた方がいいかな」
鞠莉「梨子がだめなら──曜?」
千歌「うーん…>>44」 千歌「セイント!」
鞠莉「エ?」
千歌「Saint Snow の二人に聞けばいいんだよ!」
鞠莉「oh. それはナイスアイディアね!」
果南「この時間から平気かなあ」
千歌「大丈夫!ひとっ飛びだよ!」
果南「それもそうか〜」
鞠莉「…ン?この時間『から』…?ひとっ飛び…?」 千歌「着いた!」
https://i.imgur.com/4j3rYdM.jpg
果南「さすマリ、速いね」
鞠莉「マリーをドラえもんみたいに扱うのいい加減やめてくれないかしら」
千歌「聖良さん家は、あっち!」タタタ… 鹿角宅
聖良「………」
理亞「………」
千歌「こんばんは!」
聖良「来るなら来るで事前に連絡を…いえ、できればこの時間から来るのは差し控えてほしかったですが…」
果南「忙しかった?」
聖良「忙しくは別にありませんが…」
鞠莉「ごめんね、うちのワガママ娘ちゃんが。作詞に行き詰まってるみたいで、少し力を貸してくれないかしら」
聖良「はあ、まあ構いませんが…それは電話でもよかったのでは…」
千歌「とりあえずテーマは『魔』で、一番はメラゾーマする感じなんですけど…」
聖良「???」
理亞「姉さま」スッ
聖良「理亞」
理亞「>>48」 理亞「姉さま」スッ
聖良「理亞」
聖良 (こんな意味のわからないシーンに立ち合って、ああも堂々と…!)
聖良 (大きくなりましたね、理亞。さあ、私に見せてください。叱るのですか?それとも的確なアドバイスをあげるのですか?)
理亞 ………スッ (o・te・a・ge)
聖良「…………理亞ァッ!!」 聖良「遠路はるばるお越しいただいたところ恐縮ですが、私達には力になれそうにありません」
千歌「え──」
聖良「これは、いちスクールアイドルとしての答えです」
聖良「練習やトレーニングに付き合うといった行為とは一線を画する、作詞に関与するというのは…グループ間の交流の範疇を超えています」
聖良「ですから、ごめんなさい」
聖良「お引き取りください──」ペコ…
千歌「そっ、か…」
鞠莉 (当然じゃないかしらね)
鞠莉 (マリーとんだ無駄足を踏まされたわね…) 再び内浦
千歌「付き合ってもらってありがとう!」
果南「身体冷やさないようにね」
千歌「果南ちゃんもね!」
鞠莉「アー、その…また明日…ね」
千歌「うん!鞠莉ちゃんもお休みなさい!」
今からドライブ行く?
行・か・な・い!
…… 千歌「…さて、作詞の続きをやらないと」
千歌「随分時間ロスしちゃったなあ…この感じじゃ今日中にどこまで進むか…」
千歌「いっそのこと、新曲は一番のAメロだけっていうのはどうかな」
千歌「斬新だし、かなりアリかも…うわ!チカってば天才!?」
千歌「さっそくよーちゃんに聞いてみよ!」スマスマ
千歌『新曲さ、40秒でどうかな!』
曜『>>54』 よーちゃん『無理でしょ』
千歌「うぐ…」
千歌「さすがによーちゃんは騙されてくれないかあ…」
千歌「ちぇ〜、話題にもなるしいいと思ったんだけどな〜」
千歌『そ、そうだよね。冗談だよ』
千歌『40秒なんて1分の2/3だもんね』
よーちゃん『そうだよちかちゃん』
よーちゃん『さすがの梨子ちゃんも、40秒で作曲はできないでしょ』
千歌「…ん?」 千歌『40秒で作曲?』
よーちゃん『え?そういうことじゃないの?』
よーちゃん『いっつも作詞急かされるから、たまには梨子ちゃんも制限時間内に作曲してみてよー!的な感じかと思った』
千歌「お、おお…!」
千歌「これは…イケるかもしれない!」
千歌「梨子ちゃんに40秒で作曲してみてよ!って言って、『ふええ…できないよう…』ってなったら、チカにも勝ち目はある!!」
千歌「そうと決まれば〜」スマスマ
千歌『新曲完成まで残り40秒!』
梨子『>>58』 梨子『そうなんだ』
千歌「うわw 余裕ぶってるww」
千歌「今頃めちゃくちゃ焦ってるくせにw」
千歌「梨子ちゃん真面目だからな〜、こういうの真に受けちゃってはわわしてるんだろーなー」ウシシ
梨子『頑張ってね』
千歌「おいおい梨子ちゃん、呑気にスマホいじってる場合じゃないぜ…………え?」 梨子『30』
千歌「あれ。待ってこれ、なんか勘違いされてないかな」
梨子『20』
千歌「ちょ、待って待って。梨子ちゃん?梨子ちゃん作曲しながらスマホもいじれるの凄いなあ。やっぱり東京のコは違うなあ」
梨子『残り10秒よ』
千歌「梨子ちゃん!梨子ちゃあん!!」
千歌「違うんだよ梨子ちゃん!チカそーゆーつもりで言ったんじゃないんだよ!」
梨子『5』
梨子『4』
梨子『3』
千歌「淡々とカウントダウンしないで!怖い!慈悲を!!」 梨子『ゼロ』
千歌「『ちょっと待って、気に入らないところがあるから少し修正──』」スマスマ…
志満姉「ちかちゃーん」
志満姉「梨子ちゃん来たわよ〜」
千歌「ヒェッ…」 ギシ
千歌「ぁ…」
ギシ…
千歌「や、待っ、どうしよ」
ギシ……
千歌「そ、そうだ。メラゾーマ…これを膨らませてその場で言っちゃえば…」
…………
千歌「…あれ…?」
千歌「梨子ちゃん…?」
スッ 志満姉「はい、お茶淹れたから」
千歌「あ…り、がと…」
志満姉「あら?梨子ちゃんは?」
千歌「え、まだ、来てないよ…」
志満姉「あら〜?上がったと思ったけど…お手洗いかしらね」
千歌「そ、そうかも…?」
志満姉「あんまり大きな声を出さないようにね」
スッ パタン
千歌「…………」 千歌「梨子ちゃん、帰ったのかな…」
千歌「そうだよね、ちょっとチカのことびっくりさせようとしただけで
梨子「ノート真っ白なんだけど」
千歌「うおおおあああああっ!!!」
美渡姉「うるせーぞチカァァ!!!」
志満姉「美渡ちゃんの方がうるさいわよ〜」 千歌「り、りこちゃ、なんっ…いつの間に、チカの部屋、ぅぉ…」バックンバックン
梨子「志満さんの死角を利用して向こうの襖から入ってきただけよ」
千歌「な──なんのために!!?」
梨子「それより千歌ちゃん」
梨子「新曲、できたのよね?」ニコッ
千歌「アッ えっと…」
梨子「聞かせて?」ニコッ
千歌「ぇ、えと──その──」 千歌「…………『魔で』──
魔で唱えるは メラゾーマ
一にも二にも メラゾーマ
凄いぞ強いぞ メラゾーマ
病気じゃないぜ メラゾーマ
ちょっぴり冷たい ルビィちゃん
狙って放つぜ メラゾーマ
Ah... 愛しき我らの 浦の星
そうさ メラゾーマ〜^(ハイヨッ)
千歌「──で、アウトロに入る感じ…かな…」
梨子 ………ニコッ
千歌「…!」パア
梨子「だめに決まってるでしょーーーーっ!!!」
だめに決まってた。 終わり ちかよしまり同棲やりこまる同人誌の方だったのか
こういう言い方もアレだけど、そりゃ面白いっていうか、自分の好みに合ってるわけだ
ほんますこやわ >>76
ギャグにするのかストーリーを進めるのか、から委ねたいというつもりでやったことでした
要検討ですね 作詞は簡単そうで本当に難しいですよね
畑亜貴さんが神に思えてきますよ。 ちかよしまりの人かよ!
保守しきれずに申し訳なかった 聖良さんはドラクエ知ってるからいけると思ったんだけどなぁ(ドラマCD時空)
おつおつ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています