海未「………」カキカキ 真姫「ん?」
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真姫(……教室で一人きり。何してるのかしら)
海未「……」カキカキ…
真姫(あ、作詞かしら)
真姫「うみー」
海未「え?あ、、真姫」
真姫「どうも」
海未「何してるんですか?」
真姫「ちょっと新曲の調整。今から練習行くとこだけど、海未は? 作詞かしら」
海未「あ、ことりから聞いてませんでした?」
真姫「なにが?」
海未「今日私、補習で遅れますので」
真姫「あ、そうなんd…え!」 真姫「え?」
海未「え?」
真姫「補習って、あの補習?」
海未「……補習って、他に何かありましたっけ」
真姫「いや、ていうか……え?海未って、え?補習とか受ける人なの?」
海未「というと」
真姫「え?いやそういうのって、ほら、どちらかと言えば穂乃果とかのイメージなんだけど」
海未「ああ」
海未「確かに、穂乃果はテストの直前とかよく慌てているのでそういうイメージはあるかもしれませんね」
真姫「え、じゃあ海未は…」
海未「私はほら、頑張っても変わりませんので」
真姫「……」 ことり「誰ですかぁー!海未ちゃんの事いじめるの誰ですかぁーっ!」 海未「……」
真姫「……」
海未「…」カキカキ
真姫(普通に補習続けだした…)
海未「うーん…」
真姫(何だろ……私、勝手に海未は頭いいと思ってた…)
真姫「あ、そこ違うけど」
海未「え」
真姫「それだと共通因数がまだ残ってるから。ここまでしないと」カキカキ
海未「……」 真姫「あ」
海未「……」
真姫(ヤバ、難しい顔してる。私、余計なことしたかしら…)オド…
海未「あの、真姫」
真姫「は、はい」
海未「これ書き直しますけど、いいですか?」
真姫「え? えぇ、いいけど…」
海未「……」ゴシゴシ……カキカキ
海未「よし」
真姫(あ、自分の筆跡に変えたのね。海未の字ってキレイだから、私の字だと確かに浮いちゃってたかも)
真姫「って待って。ここ本当に理解できたの?」
海未「え?」 真姫「いや、勝手に直したのは私だけど、海未自身は理解したのかなって」
海未「…? まぁ、何となくですけど」
真姫「そ、そう…」
海未「ま、とりあえず解答欄を埋めるのが大切ですから」
真姫「そ、そう…?」
海未「えぇ。先生も『まず手を動かす事が大事。空欄が一番ダメ』と仰ってましたから」
真姫(……そのレベルの評価ってこと…?)
海未「さ、がんばりますよ〜」カキカキ 1時間後
海未「ふ〜。やっと終わりました!」
真姫(ただの計算問題数問に1時間…!)
海未「やっと練習に行けます!うぅ〜!体が疼きます!」
真姫「あ、あはは…。そういえば海未って体育会系だったわね…」
海未「そういえば真姫は練習に遅れて大丈夫だったんですか?」
真姫「え?」
海未「1時間くらいここにいましたけど」
真姫「あ」
海未「ふふ……まぁ、私が弁解しておきましょう」
真姫「あ、ありがと…」 真姫(何だろ…海未の意外な新しい一面が知れて)
真姫(ちょっと嬉しいかも)
海未「そういえば真姫って頭良いですよね?」
真姫「え?まぁ、よく言われるけど」
海未「成績ってどうやって上げるんですか?」
真姫「うーん。まぁ普通に授業聞いて、家でしっかり復習することかしら」
海未「そうですか。私、授業ちゃんと聞いてるんですけどね」
真姫「あはは…」
海未「復習ですか。教科書は教室に置いてきてるので出来ませんね」
真姫「えぇー…」
このあとめちゃくちゃ部活がんばった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています