X



【安価】善子「帰りのバスの雑談」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しで叶える物語(公衆)垢版2019/05/04(土) 15:07:19.31ID:81pHbo2N
曜「すとぉーっぷ! 乗ります乗りまーす!」

曜「せーっふ! 善子ちゃん、なんとか間に合ったね!」

善子「はぁっ、はぁっ、よ、ヨハネよ……」

曜「おおっ! 今日もバス貸し切りだ!」

善子「遅くまで部活してたものね」

曜「ささっ、一番後ろ座ろーよ!」

善子「なんでいつも一番後ろなのよ〜。降りるとき遠いでしょ?」

曜「いーじゃん! 一番後ろは王様席だよ?」

善子「くっ、陽キャめ……」ボソッ

曜「何か言った?」

善子「なんでも」

曜「そう? じゃあ今日の話題はねぇ……>>4!」
0002名無しで叶える物語(公衆)垢版2019/05/04(土) 15:07:54.54ID:81pHbo2N
曜と善子が部活終わりのバスの中で何でもない雑談をしていくスレになったらいいなと思います
0003名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/04(土) 15:08:06.58ID:W7NoQ3s8
パンケーキ
0007名無しで叶える物語(世界最後の大陸)垢版2019/05/04(土) 15:16:42.73ID:icmBv5Lr
また広がりにくい話題を
0008名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 15:19:16.34ID:p4j4y/7A
曜「今日はうんこの話をしようよ!」

善子「……はぁ?」

曜「だから、うん……」

善子「ストップストップ! 何言っちゃってるの?」

曜「何ってうんこだけど?」

善子「もぉー! そんなおおっぴらに言わないでよ!」

曜「えー? このバス私たちふたりだけなんだし恥ずかしがらなくていーじゃん!」

善子「2人だけだろうと言っちゃダメ! というか1人でも言わないでしょ?」

曜「えっ、じゃあ善子ちゃんは言わないの?」

善子「言わないから! ここ数年うんこなんて言ってないの!」

曜「今言ったじゃん」

善子「むー!」
0009名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 15:25:25.51ID:p4j4y/7A
曜「まあ、そこまでうんこの話がしたいわけじゃないんだけどね」

善子「じゃあなんでこんな話したのよ……」

曜「やー、善子ちゃんどんな反応するかなーって」

善子「ヨハネを試さないでよー!」

曜「じゃあ本題はいるね〜」

善子「ったく……」

曜「今日の話題は……>>11
0011名無しで叶える物語(公衆)垢版2019/05/04(土) 15:26:33.10ID:y/0h+eZq
難しいのはサラッと流しますね
言い忘れてましたがスレ立てに公衆使っただけで、庭か茸で書きます
安価下
0013名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 15:34:08.84ID:p4j4y/7A
曜「おかずについて話していこうよ!」

善子「おかずぅ〜? どうせまた変な意味なんでしょ?」

曜「へ? おかずに変な意味ってあるの?」

善子「…………ないけど」

曜「だよねー?」

善子(これ、分かってて言ってんじゃないの?)

曜「じゃあ聞いてこうか。好きなおかずは?」

善子「へっ、いや急に言われても」

曜「さん、にぃ、いち!」

善子「えっ、あっ、からあげ!」

曜「うわー、善子ちゃんてば子供だー」

善子「なによー! じゃあそっちこそ好きなおかずは? さん……」

曜「ハンバーグ!」

善子「即答! ってか曜も子供じゃない!」

曜「えへへ〜」
0014名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 15:39:42.35ID:p4j4y/7A
曜「でもそんなに子供っぽいかな〜?」

善子「ハンバーグが好きなんて子供丸出しじゃない」

曜「でも、おろしポン酢とかも食べるよ?」

善子「……一番好きなのは?」

曜「目玉焼きが乗ってるやつ!」

善子「子供全開ね!」

曜「目玉焼き乗ってるとワクワクするよね〜」

善子「ホントに年上なのこの人……」

曜「えー、善子ちゃんのからあげだって子供じゃんかー」

善子「ヨハネのからあげは子供じゃないんだから!」

曜「ま、まさか!」

善子「ヨハネは、からあげに……」

曜「……」ゴクリ

善子「レモンをしぼる!」

曜「おっとなー!」

ようよし「「いぇーい!」」パチーン
0015名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 15:47:44.39ID:p4j4y/7A
曜「まさかレモンをしぼるなんてね〜」

善子「くくく、すだちでも可!」

曜「おっとなー!」

曜「でも、おかずの大人っぽさでは負けちゃったけど……」

善子「ヨハネ達って対決してたの?」

曜「ご飯の進み具合ならハンバーグの勝ちだよね!」

善子「……そうかしら?」

曜「何言ってるの善子ちゃん! 唐揚げ1個とハンバーグ1個、どっちの方がご飯が進む?」

善子「え?」

曜「ハンバーグでしょ?」

善子「いや大きさが違うでしょ? ハンバーグ1個と対決するならからあげ3個は貰わないと」

曜「それはハンバーグはからあげより3倍ご飯が進むってことじゃん」

善子「大きさの話だから!」
0016名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 15:52:48.76ID:p4j4y/7A
善子「それに曜、言わせてもらうけど……」

曜「なに?」

善子「ハンバーグでご飯が進むのって……ソースのおかげじゃない?」

曜「……はっ!」

善子「そうでしょ? 素ハンバーグVS素からあげだったら素からあげの圧勝だと思う!」

曜「そ、そんなこと……」

善子「さあ、負けを認めなさい? ハンバーグVSからあげは、からあげの圧勝だって」

曜「負け……?」

善子「そうよ。ハンバーグは負けたの」

曜「じゃあ、今後一生ハンバーグ食べれないの?」

善子「いやそんなことは言ってないけど」

曜「でも、ハンバーグが……」

運転手「○○〜、○○に到着です」

曜「あっ、降りなきゃ! ばいばい善子ちゃん!」

善子「……あっさりしてるぅ〜」
0029名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/04(土) 17:24:33.62ID:dR/hSOew
今後の日本について
0031名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 20:11:21.16ID:iwXw33xd
曜「さ〜て、今日の話題は昨日の私の晩ご飯がハンバーグだったことについて話そっか!」

善子「限定的すぎない? ていうか昨日もうハンバーグ食べないとか言ってなかった」

曜「言うわけないじゃ〜ん!」

善子「バスで喋るときの曜は頭を使ってないのね……」

曜「何か言った?」

善子「なんでも」

曜「そう? じゃあ今日の話題は〜、>>33で!」
0034名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 20:22:13.51ID:iwXw33xd
曜「今日の話題は〜」

曜「1つだけ好きな法律を作れるとしたらどんなのにするか、であります!」

善子「あぁ〜、なんか無駄話っぽい!」

曜「でしょ!?」

善子「褒めてないんだけど」

曜「でもでも、こういう無駄話に真剣に取り組むのって、青春でしょ!?」キラキラ

善子「ま、まぶしい! リア充オーラがヨハネのまなこを……!」

曜「本気で考えようね!」

善子「そ、そうね」
0035名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/04(土) 20:26:09.78ID:iwXw33xd
曜「えーっと、何から考えようか!」

善子「えっ、何のプランもなくこの話題出したの?」

曜「うん! 善子ちゃんと一緒に考えたかったからね!」キラキラ

善子「リア充めぇ〜」

曜「法律か〜」

善子「まあ、これって2パターンあるわよね」

曜「2パターン?」

善子「自分のための法律か、世界のための法律か」

曜「そっか!」

善子「そこからなのね……」

曜「自分のための法律も作っていいんだ!」

善子「まぶしすぎるんですけど!」
0036名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/04(土) 22:21:02.17ID:nifelW+9
あ〜〜すごいじもあいがじもあいしてるって感じで好き(語彙力)
0038名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 00:02:46.95ID:FQD4RZKE
曜「そっか自分のための法律か〜……なんでもありじゃん!」

善子「まあそうよね」

曜「じゃあね〜、これ! 曜ちゃんだけ1日が50時間法!」

善子「えぇーっと、バカなの?」

曜「えー何その言い方ー! 善子ちゃん分かってる?」

善子「こっちのセリフなんだけど」

曜「1日の時間が倍以上になるんだよ? それも私だけ!」

善子「じゃあ他の人には毎日26時間寝てもらうの?」

曜「へ……? あそっか! そうなる! 私だけ50時間動いてても地球は回ってる!」

善子「かっこいい結論に辿り着いてる!」

曜「そっか〜、残念だな〜」

善子「別に法律って魔法とかじゃないから……」

曜「そっか〜、法律って魔法とかじゃないんだ〜」

善子「どこまで本気なのよ……」
0039名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 00:11:21.44ID:FQD4RZKE
曜「じゃあ〜、これ!」

善子「どうせロクなやつじゃないでしょ?」

曜「『ハンバーグ屋さん、全部タダ法!』」

善子「…………」

曜「ハンバーグ食べ放題! 名案すぎでしょー!」

善子「ハンバーグ屋さんの生活はどうなるの?」

曜「あっダメじゃん!」

善子「なるべく人の迷惑にはならないようにしなさいよね」

曜「あっ、善い子発言だね!」

善子「もう!」
0041名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 01:08:07.05ID:FQD4RZKE
曜「難しいかもこれ……」

善子「もっと簡単に考えたら? 『くせっ毛の子、雨の日は遅刻しても良し法』とか」

曜「あ、それ良い!」

善子「『夏は毎日水泳の授業する法』とかね」

曜「それもいい! スゴいよ善子ちゃん! 私が欲しい法律を考える才能あるね!」

善子「今後一生役立たない才能だけどね」

曜「じゃあ私も善子ちゃんが喜ぶ法律考えてあげるよ!」

善子「曜にできるのー?」

曜「これは? 『長期の欠席があっても進級進学に影響しない法』」

善子「えっ、切実すぎない……?」
0042名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 01:19:13.09ID:FQD4RZKE
曜「もー、冗談だよ〜!」

善子「笑えないから!」

曜「じゃあ『生配信中にお母さん乱入するの禁止法』とか?」

善子「ヨハネの法律だけ後手後手じゃない!? やらかしをカバーするタイプばっかりなんだけど!」

曜「いらないの?」

善子「それは有った方がいいけど……って、そろそろ降りるとこ着くわよ?」

曜「ホントだ! じゃあそろそろ1個決めないとだね!」

善子「決めるとこまでやるの?」

曜「当たり前だよ! 私と、できれば善子ちゃんも喜ぶような……」

善子「変なのにしないでよね」

曜「じゃあ……『今走ってるこの道の法定速度、ゆっくりにする法』とか!」

善子「は?」

曜「そしたら、もっと長くおしゃべりできるでしょ?」

善子「な”っ……」

運転手「お客さん着いたよ〜」

曜「はーい! 降りまーす!」タッタッタッ

善子「……ったく。下校はともかく、登校のことは考えてないわねアレ」
0049名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 15:28:14.81ID:FQD4RZKE
質問です
なんとなく書きやすいので曜を先にバスから降ろしてますが、公式的にはどっちが先にバスから降りるか決まってますか?
決まってるなら公式に合わせたいのですが
0050名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 15:38:44.13ID:B2es3cEJ
拾い物だけどこれ見ると曜ちゃんが先降りるであってるんじゃないですかね?

https://i.imgur.com/ukfgwnC.jpg
0051名無しで叶える物語(笑)垢版2019/05/05(日) 15:42:46.80ID:U7nMA7UZ
公式では決まってないはずだけど二人とも上土のバス停を利用してるんじゃないかなとは思ってたり
0052名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 15:52:06.20ID:FQD4RZKE
決まっていないということと、曜ちゃんが先に降りてもそこまで違和感がないということで、これまで通り書いていきます
情報ありがとうございました
0054名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 15:57:01.88ID:FQD4RZKE
曜「あれあれ? 今日、なんかバスがゆっくりじゃない?」

善子「そう?」

曜「もしかして曜ちゃんの法律が成立しちゃった?」

善子「絶対気のせいだから!」

曜「で、今日は何話そっか!」

善子「そうね……>>56とか?」
0058名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 17:48:18.89ID:FQD4RZKE
善子「なんで曜の隣に当然のように千歌がいるのかから話していきましょうか」

曜「隣に千歌ちゃん? 何言ってるの?」

善子「いや、隣で寝てるじゃない」

曜「いやそんなわけ……ホントだ!」

善子「気づいてなかったの!?」
0059名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 17:53:40.74ID:FQD4RZKE
曜「千歌ちゃん、なんで千歌ちゃんがここに?」

善子「自力で脱出したのかしら」

曜「脱出? なんのこと?」

善子「なんでもないから」

曜「そう?」

善子「まあとりあえず千歌を起こして聞いてみましょ……」

曜「すとぉーっぷ!」

善子「えっなに!?」

曜「なんで千歌ちゃんがここにいるのか、を今日の話題にしよーよ!」

善子「理由を推理するってこと?」

曜「そ! 起こして答えを聞いちゃったら面白くないからね!」

善子「まあ、付き合ってあげるわ」

曜「ひひひー、私が謎を解いてみせる!」

善子「いえ、謎を解くのはこのヨハネよ! 堕天使の名にかけて!」

曜「私も! パパの名にかけて!」
0060名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 18:01:18.68ID:FQD4RZKE
曜「さ、何から考えてこっか」

善子「まあ、普通に考えて可能性が高そうなのは……曜の家にお泊まりとか?」

曜「それだー! 謎は全て解けたね!」

善子「いや早い早い早い」

曜「だって千歌ちゃん私んちによく泊まるし、そうだったら私も嬉しいから!」

善子「えっ、『そうだったら』ってことは泊まる約束とかはしてないってこと?」

曜「そうだけど?」

善子「よくそれで謎が解けたなんて言えたわね……」

曜「でも千歌ちゃん急に私んちに泊まりに来たりするよ?」

善子「じゃあ泊まりに来た可能性も否定しきれないわけね」

曜「おっ! そのセリフ探偵っぽい!」

善子「くくく、堕天使探偵ヨハネ!」

曜「かっこいー!」

ようよし「「いえーい!」」パチーン
0064名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 18:39:30.50ID:B2es3cEJ
でも定期は年間で買っちゃってて
「来年からは善子ちゃんと同じバス停からの定期を買う!」って約束したんだよ

しかし翌年、浦の星は…
0065名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/05(日) 18:43:57.81ID:FQD4RZKE
善子「確実だと思って言ってみたけど、泊まりに来たとは言い切れないのね」

曜「そうだねー、よく考えたら千歌ちゃんお泊まりサイン出してなかったし」

善子「お泊まりサイン?」

曜「そう! 『今日はウチ、あんまりお客さん来てないんだよね〜』って言ってたら、『よーちゃんちにお泊まりしたいな』のサインなんだ!」

善子「夫婦か!」

曜「どっちが夫かな?」

善子「食いつくとこそこじゃないから!」
0068名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/05(日) 21:54:27.83ID:1bp6pGg5
マツーワ
0069名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 00:45:48.45ID:XjLEzfHr
曜「お泊まりサイン、欲しかったな……」

善子「この人よく分かんないこと言ってる」

曜「お泊まりサインどころか『今日ウチ、お客さんいっぱいで大変だよ〜』って言ってたの!」

善子「まあ大型連休だものね」

曜「わざわざお泊まりサインと真逆のこと言うのってアレかな? もう泊まりたくないってことかな?」ウルウル

善子「泣きそうにならないで! 事実を言っただけでしょう!?」

曜「そうだよね!」ケロッ

善子「情緒……。でも大変ね。家が大忙しなのにこんな時間まで部活してて」

曜「あそっか。今日はユニット練だから善子ちゃん知らないんだ」

善子「なんのこと?」

曜「千歌ちゃん今日は練習早上がりしたんだ」

善子「旅館のお手伝いってこと?」

曜「うん。すっごい急いでて、お昼前にはもう帰っちゃった」

善子「伝統ある旅館って大変ね……ってぇ! 謎が増えてない?」

曜「なにがー?」キョトーン

善子「旅館でお手伝いしてるはずの千歌が、なんでバスに乗ってるのよ!」

曜「あ……」
0070名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 00:46:25.34ID:XjLEzfHr
休憩してたら寝落ちしてました
そのせいで多少矛盾が出ますが、お許しください
0071名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 00:59:06.76ID:XjLEzfHr
善子「もしかして、サボり?」

曜「いやいやいや! そんなわけないよ!」

善子「でも……」

曜「そうだ! 沼津に買い出しだよ! うん、きっとそうだよ!」

曜「ほら、大繁盛で色々足りなくなってさ」

善子「買い出しなら志満さんが車出すんじゃない? 軽トラなら荷物も積めるし」

曜「じゃあそれ以外のお手伝いだよ!」

善子「例えば?」

曜「えっと、バスに乗ってお客様をお出迎えとか?」

善子「お出迎え? ……あっ」

曜「えっなに論破? 私、お出迎えで善子ちゃん論破しちゃった?」

善子「されてない。でもそうよね」

善子「お客さんは旅館の中だけにいるわけじゃないのよね」

曜「どういうこと?」
0072名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 01:07:34.63ID:XjLEzfHr
善子「くくくくく……」

曜「善子ちゃん?」

善子「謎は全て解けたわ!」

曜「おおー、探偵っぽい!」

善子「真実、堕天!」

曜「それはちょっとよく分かんないけど」

善子「曜の言ったとおり、千歌は旅館の手伝いをしてたの」

曜「お出迎え?」

善子「お出迎えじゃない。そういうのって普通自家用バス出すでしょ?」

曜「じゃあ何なの?」

善子「案内よ」

曜「案内?」

善子「曜、今日は何の日か分かる?」

曜「えっと、今日は振り替え……」

善子「こどもの日なの」

曜「そうだっけ?」

善子「そうよ。まだこどもの日」
0073名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 01:17:03.10ID:XjLEzfHr
善子「こどもの日といえば?」

曜「かしわ餅!」

善子「……狩野川沿いだと?」

曜「あっ、鯉のぼり?」

善子「そう。このバスが向かってる狩野川のあゆみ橋から永代橋区間では“こいのぼりフェスティバル”が開かれてる」

曜「そうだね。あっ、じゃあ案内って」

善子「旅館のお客さんを“こいのぼりフェスティバル”に連れて行った。まあ過剰なサービスよね」

曜「千歌ちゃんの過剰なサービス……」ゴクリ

善子「変なとこ反応しないで!」
0074名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 01:38:42.90ID:XjLEzfHr
曜「じゃあ千歌ちゃんが急いでたのは……」

善子「お客さんとの待ち合わせ時間があったんでしょ。フェスティバルは15時に終わっちゃうし」

曜「15時に終わるの? じゃあ千歌ちゃん練習来られたんじゃ?」

善子「そうね。普通にバスが出てたら間に合ったでしょうね」

曜「普通じゃないの?」

善子「自分で言ってたじゃない。バスがゆっくりだって。それは法律じゃなくて、道が混んでたからよ」

曜「大型連休だもんね」

善子「こいのぼりフェスティバルには人気アイドルアニメの鯉のぼりも飾られてたわけだし、今日はこどもの日本番、道路だけじゃなく会場も相当混んでたでしょうね」

曜「ふむふむ」

善子「千歌がバスで着いた頃にはもう私たちの最終バスの時間で、練習は終わってたのよ」

曜「なるほど!」

善子「沼津中を飛び回って疲れた千歌は、そのまま私たちと一緒のバスに乗って帰る途中疲れて寝ちゃった。これが事の真相よ」

曜「おぉー……!」
0075名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 01:40:12.82ID:XjLEzfHr
曜「でも、一緒のバスに乗るんなら声かけてくれてもいいのに」

善子「練習を早上がりして、戻ってきても参加できなくてバツが悪かったんでしょうね」

曜「千歌ちゃん……大変だったんだね」

善子「そうね……」

千歌「いや全然違うよ!?」

曜「千歌ちゃん!?」

善子「起きてたの!?」
0076名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 01:46:48.76ID:XjLEzfHr
千歌「そりゃ起きるでしょ! 2人の声かなり大きかったからね!?」

曜「千歌ちゃん、あっちこっち飛び回って大変だったね!」

千歌「だからその推理違うんだってー!」

善子「なっ、このヨハネの堕天推理のどこが間違ってたって言うの!?」

千歌「全部だよ!」

善子「な”っ……!?」

千歌「千歌はずっと十千万の中でお手伝いしてました!」

曜「こいのぼりフェスティバルへの案内は?」

千歌「してないよ! てゆーか旅館の仕事じゃないでしょそれ!」

曜「言われてみれば!」

善子「バスが遅れたんじゃ……」

千歌「バス乗ってないから! それに15時に乗ったとしても、どんだけ遅れたら浦女に17時過ぎに着くことになるのさ!」

善子「言われてみれば!」

千歌「分かった? 千歌は案内もバスの遅れもバツの悪さも全部やってないから!」

善子「堕天使の推理が外れるなんて……!」
0077名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 01:53:08.71ID:XjLEzfHr
曜「じゃあ、千歌ちゃんはなんでバスに乗ってたの?」

千歌「えっ、言うの……?」

善子「当たり前でしょ? そうしないとモヤモヤしちゃうじゃない」

千歌「えっとぉ……お客さんのチェックインが全部終わって、表の掃き掃除してたんだ」

千歌「道路をボーッと眺めながら、そろそろよーちゃん達が乗ってるバスが通る頃かなーなんて思ってたの」

千歌「そしたら丁度バスが来てね、ビックリさせたくてこっそり乗っちゃって!」

善子「そういえば三津シーあたりで止まったような……?」

千歌「で、こっそり近づいて、息を潜めておどかすタイミング図ってたら……」

曜「図ってたら?」

千歌「寝ちゃってた」

ようよし「「かわいい」」
0078名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 02:04:12.77ID:Gb8Wzzbg
善子「ちょっと待って、私たちに気付かれずに隣に来るなんてできるの?」

千歌「2人がさ、『バスがゆっくりだ〜』とか言って窓の外見てたでしょ?」

曜「そのときか〜」

千歌「というより、チカの方からも聞きたいことがあるんだけど」

曜「なになに?」

千歌「よーちゃんと善子ちゃん、ずいぶん楽しそうに喋ってるね」

曜「へ?」

善子「そうかしら?」

千歌「そーだよ! ずるい! チカもよく分かんないテンションでいっぱいおしゃべりしたい!」

善子「聞いたことない種類のわがまま言ってる!」

千歌「だからね……」

曜「だから?」

千歌「よーちゃん善子ちゃん。今日はウチ、あんまりお客さん来てないんだよね」

善子「これって……」

千歌「今日はよーちゃんのお家でお泊まりけってー!」

曜「了解であります!」

善子「えぇ!?」

運転手「お客さん着いたよ〜」

千歌「はーい! 全員降りまーす!」タッタッタッ

曜「全速前進、ヨーソロー!」タッタッタッ

善子「あっ、ちょっとお! 待ちなさいよぉ!」タッタッタッ

運転手「……今日の仕事は終わりだな」
0081名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 02:14:58.86ID:opPRJgE0
面白い
何より2人(千歌ちゃんも)が可愛い
0082名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 02:18:48.25ID:Gb8Wzzbg
ちなみに>>50の画像の“未熟DREAMER”から“曜ちゃん通学路”までがこいのぼりフェスティバル開催地になります
まあ善子の推理は外れたのですが
0085名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 10:17:43.39ID:9YH+pLxW
曜「今日の千歌ちゃん元気なかったね」

善子「まあ家の手伝い抜け出して友達の家にお泊まりなんてしたらね」

曜「こっぴどく怒られたって」

善子「美渡さんに?」

曜「ううん、こういうときは志満ねぇが怖いんだよね」

善子「あー、なんか分かるかも」

曜「というわけで今日の話題なんだけど」

善子「また突然ね」

曜「>>88だよ!」
0087名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/06(月) 10:35:22.38ID:4T3ds0mR
ふぁ
0088名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/06(月) 10:38:00.43ID:4T3ds0mR
焼肉屋行ったら絶対頼むメニュー
0090名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 10:44:01.68ID:9YH+pLxW
曜「焼き肉屋に行ったら絶対頼むメニューについて話していこうよ!」

善子「うぅ、練習終わりの晩ご飯前になんて話題を……」

曜「とりあえず、せーので言おっか!」

善子「えっ、メニューを?」

曜「そ! 揃ってたら10ポイントね!」

善子「何のポイントよ!」

曜「せーのっ!」

曜「ごはん!」

善子「タン塩!」

曜「あー、揃わなかったか〜」

善子「いや、それより……」

曜「なあに?」

善子「今、ご飯って言った?」

曜「言ったよー?」

善子「いやこの話ってご飯アリなの?」

曜「へー?」キョトーン
0091名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 10:48:04.88ID:9YH+pLxW
曜「えー!? ご飯頼むでしょー?」

善子「いや頼むけど……なんか違うんじゃないの?」

曜「なんかってなに?」

善子「だってご飯はみんな頼むじゃない。改めて言うまでもないっていうか……」

曜「えー? そんなこと言ったら善子ちゃんのタン塩だって無難すぎでしょー」

善子「そ、そんなことないわ!」

曜「なにがー?」

善子「ヨハネはタン塩に……」

曜「……」ゴクリ

善子「レモンをしぼる!」

曜「おっとなー!」

ようよし「「いぇーい!」」
0096名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 12:12:26.54ID:qQJ91LZn
善子「まあ、とにかくご飯はこの場合違うでしょ」

曜「そうかなー」

善子「そうなの」

曜「まあいいや。じゃあ二回戦ね!」

善子「えっまだやるの?」

曜「うん! 揃うまでやる!」

善子「どんだけ10ポイント欲しいのよ!」

曜「せーのっ」

曜「ビビンバ!」

善子「カルビ!」

曜「ダメか〜」

善子「ビビンバ? 今ビビンバって言った?」

曜「あっ、善子ちゃんはビビンパ派だった?」

善子「いやパとかバとかに拘ってるんじゃなくて、また主食じゃない!」

曜「でも頼むでしょー?」

善子「頼まないこともないけど……1テーブルに1個くらいじゃない?」

曜「なら頼んでるじゃーん」

善子「いやそうだけど……普通こういうときは肉を挙げるでしょ?」

曜「そういうものなの?」

善子「そういうものなの」

曜「だからって善子ちゃんのカルビはベタすぎだよねー」

善子「えー!?」

曜「そりゃ頼むでしょっていうやつはやめとこーよ。良いラインのを挙げてかないと」

善子「良いライン?」

曜「『あ〜、それは確かに頼んでる!』ってなるやつだよ!」

善子「良いラインねぇ……」
0097名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 12:18:36.66ID:qQJ91LZn
曜「ホントしっかりしてね? 揃わないと帰れないんだからさ」

善子「そんなルールだった?」

曜「じゃあいくよ〜。せーのっ」

曜「サムギョプサル!」

善子「冷麺!」

ようよし「「えー!?」」

曜「善子ちゃん主食じゃんそれ!」

善子「合わせようとしたんでしょー?」

曜「いや私主食挙げつづけるわけじゃないからね?」

善子「でも曜のは……確かに良いラインかも」

曜「でしょー?」

───その後も

曜「せーのっ」

曜「血みどろカルビ!」

善子「豚トロ!」

善子「いやなにそれ!」

曜「堕天使に合わせてあげたんじゃん!」

善子「ヨハネはそんな聞いたことないようなメニュー頼まないから!」

───議論は

曜「せーのっ」

曜「ゆずアイス!」

善子「ゆずシャーベット!」

曜「これは揃ってないね」

善子「無駄に判定が厳しい……」

───続いた
0098名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 12:23:37.99ID:qQJ91LZn
ようよし「「はぁ、はぁ」」

曜「そろそろ決めないとね」

善子「もう着くものね」

曜「このままだと運転手さんも帰れないんだよ!?」

善子「運転手さんは帰していいでしょ!」

曜「もう決めちゃうよ! せーのっ」

曜「ぐぉ〜〜〜〜」

善子「えっ?」

曜「はぁ〜〜〜〜」

善子「あっ、あ〜……はぁ」

曜「ん〜〜〜〜〜」

善子「……ご飯」

曜「やったー揃った! 曜ちゃん10ポイント獲得ー!」

善子「そっか、これが忖度なのね」

曜「というわけで、焼き肉屋に行ったら絶対頼むメニューは、ご飯にけってー!」

善子「釈然としない〜!」

曜「あっ、もう着いたみたい! 善子ちゃん、また明日ね!」タッタッタッ

善子「ご飯でいいのかしら……?」

運転手「今晩は焼肉だな」
0102名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/06(月) 14:10:37.74ID:UCb7zg86
人間観察
0103名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 17:21:24.71ID:u4rp4neX
善子「つーん」

曜「どうしたの善子ちゃん。耳なんか塞いでさ」

善子「つーん」

曜「えぇー? あっ、どうしたの堕天使ヨハネ」

善子「……つーん」

曜「もー! なんで喋ってくれないの?」

善子「……昨晩、焼肉の話に興じたせいで晩餐を食べ過ぎてしまい、人間界における存在感が増すことに……!」

曜「あー、太っちゃったんだ」

善子「堕天オブラートを剥がさないで!」

曜「あははっ、やっとおしゃべりできたね」

善子「……くっ! 我が魔界鼓膜障壁が突破されるとは……!」

曜「そうそう、曜ちゃんボイスの前では魔界なんとかかんとかは通じないの!」

善子「くぅ……」

曜「さ、あきらめて>>106の話しようよ!」
0104名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/06(月) 17:23:39.33ID:e+blUqae
kskst
0105名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/06(月) 17:29:50.58ID:waems3tu
好きなタイプ
0107名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/06(月) 18:50:17.43ID:dsXBB4TB
曜「ルビィちゃんが知らなさそうなワードだけでしりとりしようよ!」

善子「はあ? なんなのそれ?」

曜「ルールは簡単、ルビィちゃんが知らなさそうなワードだけでしりとりするだけ!」

善子「いやルールじゃなくて、もっと根本的なこと!」

曜「えっ……えっと、『しりとり』っていう遊びがあるんだけど……」

善子「そこでもないから! HowじゃなくてWhyなの!」

曜「どこでやるかってこと?」

善子「それはWhere! なんでそんなことやるのかと、なんでそんなこと思いついたのかの2つ!」

曜「あー……えっとね〜」
0114名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 09:52:17.08ID:ehqCh887
曜「えっと〜……えっ理由?」

善子「理由も無いのにこんなことやるの?」

曜「もしかして善子ちゃんあんまり乗り気じゃない?」

善子「……まあ、そうかも」

曜「え?」

善子「だって、ルビィの居ないところで、ルビィはこれを知らないだろうって盛り上がるのって、その……」

曜「その?」

善子「なんだか陰口みたいで、ルビィに失礼だと思う」

曜「あー、そんなこと?」

善子「ちょっ、そんなことってなに!?」

曜「陰口じゃないよー」

善子「でもヨハネはそう思うの!」

曜「大丈夫、心配無ヨーソロー!」

善子「なにが?」

曜「だってルビィちゃんに電話つながってるし」

ルビィ『善子ちゃん、ルビィのこと、いっぱい考えてくれてたんだね』

善子「なーーーっ???」
0115名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 09:58:02.41ID:ehqCh887
善子「な、ななな、なんで?」

曜「だって審判がいるでしょ? ルビィちゃんに判定してもらわなきゃ!」

善子「えっ、あっ、る、ルビィ! ど、どこから聞いてたの!?」

ルビィ『善子ちゃんがWhyとかHowとか言ってたとこからだよ?』

善子「最初っからじゃない!」

曜「よーし、じゃあ早速始めよっか!」

ルビィ『おー!』

善子「いや、そんなテンションじゃ……」

曜「最初は『しりとり』の『り』から始めようと思ったけど」

ルビィ『思ったけど?』

曜「『善子ちゃんの思いやり』の『り』から始めヨーソロー!」

善子「な”っ……!?」

ルビィ『ううん、ルビィ知ってるよ! 『善子ちゃんの思いやり』ちゃんと知ってる!』

善子「やめてよーーー!!!」
0116名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 09:59:10.13ID:ehqCh887
『ルビィちゃんの知らない言葉しりとり』編おしまい

しりとりさせられずにすいません
0118名無しで叶える物語(公衆)垢版2019/05/07(火) 11:29:59.81ID:g3Q5kj+A
まあ確かに自分の居ないところで友達が「アイツの知らなさそうな言葉でしりとりしよう」って言ってたら普通に嫌かも
0119名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 11:34:28.46ID:30iI/e0s
『しりとり編おまけ』
──
────
──────
─CYaRon!稽古休憩時間─
曜「えーっと『前逆さ宙返り三回半抱え型』」

ルビィ「知らない!」

曜「よーっし! 飛び込みの技の名前なんだ」

ルビィ「そうなんだ!」

千歌「そうきたかー。た、た、た……『高海美渡のホクロの数』」

ルビィ「知らない!」

千歌「よーっし!」

曜「それアリかぁ……ず、ず、『図工の時間に魚の絵を描いて賞を貰ったことが小学生のときにあるんだ』」

ルビィ「知らなかった!」

曜「やった!」

千歌「えーっ!? それアリなの?」

曜「ふふふ、ルビィちゃんがルールなんだよ千歌ちゃん」

千歌「よーちゃんがそうくるんなら……えーっと、だ?

曜「『あるんだ』だから、“だ”だね」

千歌「だ、だ、『だいぶ小さい頃の話なんだけど、よーちゃんと2人で富士山まで歩こうとして迷子になって、めちゃくちゃ怒られたことがある』」

ルビィ「知らなかった!」
──────
────
──
曜「こんな感じでCYaRon!で盛り上がったんだ〜」

善子「いやもう後半暴露大会じゃない!」
0120名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 11:41:33.39ID:30iI/e0s
曜「昨日は善子ちゃんの秘密を聞き出せると思ったんだけどな〜」

善子「くく、ヨハネの秘匿されし情報をそう簡単に暴き出せると思わない事ね!」

曜「失敗したな〜」

善子「それにルビィにはヨハネから色々教えてるから元々不利だったのよ」

曜「色々って?」

善子「コカトリスとか、ティタノマキアとか」

曜「なにそれ?」

善子「まあいいじゃない。今日は>>122の話をしない?」
0123名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 13:29:07.51ID:30iI/e0s
善子「たまごかけご飯の話をしましょう?」

曜「たまごかけご飯? うわー、善子ちゃんにそんなイメージないかも」

善子「そうかしら? まあ確かにヨハネは普段朝食には魔界グラノーラを食べてるけど」

曜「なんでも魔界って付けたらいいってわけじゃないと思うよ」

善子「ダメ出ししないで!」
0124名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 14:46:29.09ID:30iI/e0s
曜「でもたまごかけご飯って……」

ようよし「「おいしい(の)よねぇ〜」」

ようよし「「ほかほかのご飯用意して……」」

曜「ご飯の上にたまごを……」

善子「小鉢にたまごを……」

ようよし「「えっ?」」
0125名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 14:52:35.06ID:30iI/e0s
曜「善子ちゃん、今小鉢って言った?」

善子「い、言ったけど?」

曜「へ? ……あ、善子ちゃんのお家では小鉢にご飯をよそってるの?」

善子「よそってないから! お供え物みたいになるでしょ?」

曜「じゃあ小鉢って何?」

善子「小鉢は小鉢よ。小さい鉢。そこにたまごを割り入れて、醤油入れて、かき混ぜて、それをご飯に……」

曜「ストップストップストップ! 何しちゃってるの!?」

善子「はぁ?」

曜「それ、溶き卵だよ」

善子「そうだけど?」

曜「そんなのたまごかけご飯じゃないよ! 溶き卵かけご飯だよ!」

善子「たまごかけご飯でしょ!」
0126名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 16:15:55.62ID:30iI/e0s
曜「たまごかけご飯っていうのはご飯の上に直接たまごを割り入れる物でしょー!?」

善子「うわっ品のない」

曜「たまごかけご飯は品のあるものじゃないからね? 上品なたまごかけご飯があるとしたらイクラ丼だけだから!」

善子「魚卵でしょそれ?」

曜「とにかく、善子ちゃんが言ってるそれはたまごかけご飯じゃなくて……」

善子「……」ゴクリ

曜「『溶き卵の醤油混ぜかけご飯』だから!」

善子「ややこしくなってる!」

曜「そんなのでたまごかけご飯を名乗らないでほしいよ!」

善子「そんなこと言ったら、曜のだってたまごかけご飯じゃないんだから!」

曜「じゃあ何なの?」

善子「『たまご直接割り入れ混ぜ後に醤油かけご飯〜ヨーソロー風〜』よ!」

曜「ややこしく言わないでよー!」

善子「おんなじことしてるくせに!」
0127名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/07(火) 16:23:54.11ID:30iI/e0s
曜「じゃあそんなこといったら善子ちゃんのは〜」

善子「なによ」

曜「『かき混ぜたまごに醤油入れたヤツ乗っけご飯〜小鉢を添えて〜』だからね!」

善子「別に小鉢は添えたりしないから! そんなこと言うなら曜のは……」

曜「なになに?」

善子「『たまごポケット空けたご飯にたまご入れてからぐちゃぐちゃにするヤーツ〜春風を浴びながら〜』ね!」

曜「なに春風って」

善子「五月だから」

曜「なるほど! じゃあ善子ちゃんのは……」

善子「聞かせて聞かせて!」

曜「えっと〜『メガトン善子ちゃんスペシャル〜堕天バージョン〜』かな」

善子「適当すぎない!?」

曜「でも堕天バージョンだよ?」

善子「それなら曜のは……」

曜「わくわく!」

善子「『名古屋の地鶏のたまごと新潟のコシヒカリを使った涙が溢れるたまごかけご飯〜そして幸せが訪れる〜』ね!」

曜「幸せ訪れてるじゃん! やったー!」

ようよし「「いぇーい!」」パチーン

曜「……で、何の話だったっけ?」

善子「さあ?」
0132名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/07(火) 22:36:21.49ID:U4EpseYy
山形県天童市の菅原さんが愛情たっぷりの放し飼い鶏のフンを使った有機栽培で育てた完熟さくらんぼをふんだんに使った星空の下での初キスの味チェリーパイ580円そして幸せが訪れる
0133名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/08(水) 00:38:41.36ID:Z+wXPHEb
安価捌きうますぎわろた!
0134名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 06:48:52.43ID:I8hc1l/6
曜「昨日善子ちゃんと話してからもう我慢出来なくなっちゃってさ〜」

善子「我慢?」

曜「晩ご飯に『ほかほかご飯と卵のハーモニー〜一滴のきらめき〜』食べちゃったよ〜」

善子「あ〜、ヨハネもつい『ファイナルヨハネちゃんブレイク〜堕天使の翼〜』食べちゃったわ」

ようよし「「………………」」

ようよし「「そんな名前だったっけ?」」

曜「まあとにかく! 今日の話題は>>136で行こー!」
0135名無しで叶える物語(らっかせい)垢版2019/05/08(水) 06:51:43.41ID:oXdmVSTc
おはよしこ!
どっちも違うのはいいとして曜ちゃんは端折りすぎでは…笑
0137名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/08(水) 07:10:24.32ID:qPuWuiVT
朝からスレ見ると、通学のときの会話みたいに感じるな
今日もなかよく帰っておくれ
0138名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 07:22:26.18ID:I8hc1l/6
曜「10年後の私たちについて話していこー!」

善子「10年後?」

曜「そう! 私は27で善子ちゃんは25?」

善子「くく、現界に堕天してからでいえば25歳ね」

曜「あーはいはい」

善子「何よその反応!」

曜「でも25だ27だって……」

善子「そうね……」

ようよし「「おばさんじゃん!」」

曜「ねー! おばさんだよねー!」

善子「十二支を2周以上、オリンピックなら6回かしら」

曜「うわーそう考えると長いねー!」

善子「……大人よね」

曜「大人だね〜」
0139名無しで叶える物語(らっかせい)垢版2019/05/08(水) 07:38:58.53ID:oXdmVSTc
>>137
あっそうか
これ帰り道だったねそういえば
今朝だし卵かけご飯の話題だしてっきり行きだと思ってたw
0140名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/08(水) 08:25:51.12ID:qPuWuiVT
よく考えたら行きだろうと帰りだろうと通学には違いないので、
ちょっと書き方がおかしかった…かな

ま、細かいことは気にしちゃダメだな!
0141名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 10:35:22.57ID:y8KdRAOV
曜「大人ってさ、どうやってなるのかな」

善子「はあ? どうしちゃったのよ急に」

曜「私ね、小学生くらいのときはさ、高校生ってすっごい大人だと思ってたんだ」

善子「そう?」

曜「ちっちゃい頃から千歌ちゃんちには遊びに行っててさ」

曜「志満ねぇや美渡ねぇともよく遊んでたの」

曜「そんな志満ねぇや美渡ねぇが浦女に入って、浦女の制服着てるの見て……」

曜「『うわっ! 大人だ!』と思ったの」

曜「なんだかキラキラしてたんだ。今まで遊んでくれてた志満ねぇ美渡ねぇとホントに同じ人なのかなって思うくらい」

曜「最初は制服のおかげかなって思ったの」

曜「それで千歌ちゃんと一緒に美渡ねぇの制服勝手に借りて、『大人だねー』なんて言い合って」

曜「それで美渡ねぇに怒られて」

曜「私たちを怒る美渡ねぇは制服着てなくてもちゃんと大人で」

曜「制服借りてる私たちはやっぱり子供だった」
0142名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 10:42:16.64ID:y8KdRAOV
曜「制服着たら大人になれるわけじゃないってことは、高校生になれば大人になれると思って」

曜「浦女に入って、2年生になって、可愛い後輩もできて」

曜「それでも、今の私はあの時の志満ねぇや美渡ねぇみたいな大人になれたとは思えないんだよね」

曜「そんな私の10年後。27歳って言ったら今の志満ねぇよりも年上だよ?」

曜「高校生になっても子供な私が、27歳になったからって大人になれるのかな?」

曜「なーんて思っちゃってさ。どう思う?」

善子「……えーっと、じゃあまず1つだけ」

曜「なになに?」

善子「なっっっっっがい!」

曜「えぇーーー!?」
0143名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 10:54:39.91ID:y8KdRAOV
曜「せっかく真面目に話したのにー!」

善子「曜は大人になりたいの?」

曜「そりゃそうでしょ!」

善子「理由は?」

曜「かっこいいから!」

善子「考え方が子供!」

曜「がーん!」

善子「大人ねぇ……」

曜「27歳の私、大人になってると思う?」

善子「アラサーつかまえて子供なんて言えるわけないでしょ」

曜「そーじゃなくて、えっ、分かるでしょ?」

善子「言いたいことはね」

曜「言ってみて!」

善子「制服でも年齢でもないなら、何が人を大人にするのか」

曜「そのとーり!」
0145名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 12:10:16.06ID:V/QLRapQ
善子「27なら大人らしくなってると思うけど?」

曜「そうだといいけどね」

善子「難しく考えすぎなんじゃない?」

曜「えー? だって私、善子ちゃんの先輩だよ? 大人じゃなくっちゃ!」

善子「……ヨハネ関係ある?」

曜「……あれ?」

善子「そうね……。曜、実はヨハネはね」

曜「なになに?」

善子「ヨハネはたまごかけご飯に……」

曜「……」ゴクリ

善子「レモンをしぼる!」

曜「おっとなー!」

ようよし「「いぇーい!」」パチーン

善子「私たちの大人ってこれでよくない?」
0146名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 12:14:12.50ID:V/QLRapQ
曜「何にでもレモンをしぼるってこと?」

善子「そうじゃないから! それっぽい振る舞いを楽しみましょってこと!」

曜「大人っぽい振る舞い?」

善子「とりあえずヨーソローじゃなくて、『ごめんあそばせ』にしなさい!」

曜「大人だー!」

善子「そして語尾は『てよ』ね!」

曜「てよ?」

善子「澄ました顔で言ってみて?『10年早くてよ』って」

曜「えーっと、……10年早くてよ!」ツーン

善子「おっとなー!」

ようよし「「いぇーい!」」パチーン
0147名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 12:19:28.39ID:V/QLRapQ
曜「これ、余計子供な気がする。……楽しいけど」

善子「楽しいならいいでしょ?」

曜「う〜ん、答えが出てないような」

善子「いいのいいの。答えを出すより悩み続けた方が良かったりするし」

曜「……そういうことサラッと言えちゃうとこ、大人っぽいんだよね」ボソッ

善子「何か言った?」

曜「んーん。あっ、そろそろ着くね!」

運転手「お客さん着いたよ〜」

曜「はーい、降りまーす!」タッタッタッ

善子「んん?」
0148名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 12:25:11.87ID:V/QLRapQ
曜「ありがとうございました」

運転手「ここまでの運賃、もう大人料金で貰ってるんだよ」

曜「えっ……?」
──
────
──────
よう「ねー、つぎでおりるのー?」

よう「やった! じゃあよーがぼたんおすね?」
──────
よう「すみません! このバス、みとしーまでいきますか?」

よう「ううん、みとしーじゃなくて、ともだちのおうちにいくの!」

よう「きょうはひとりなんだよ! えらい?」
──────
曜「そう! いっつもこのバス乗ってるんだー」

曜「今日は千歌ちゃんもいっしょだから遠足みたいだね!」
──────
曜「えーっと、こ、これで!」

曜「降りれた……。これが定期券!」
──────
────
──
曜「そっか。私、ちゃんと大人になってってるんだ」

曜「ありがとうございました!」タッタッタッ




善子「うわー。曜ったら運転手に絡まれてるじゃない」
0149名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 12:26:07.74ID:V/QLRapQ
『10年後の自分達編』おしまい

たまにはこういうのも
10年後の自分達のこと語ってないですけど許してください
0152名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 15:40:25.99ID:brMOF8DR
曜「よーし善子ちゃん! 今日は何を話そっか!」

善子「なんだか妙に元気ね」

曜「そうかなー?」

善子「じゃあ今日の話題は>>154にひましょうか」
0155名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/08(水) 16:43:52.83ID:rIvloUBJ
水ゴリラ
0156名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 17:13:57.75ID:brMOF8DR
善子「私たちの間に子供ができたらどんな風になるか考えない?」

曜「なにそれ! すっごいもしもトークだね!」

善子「いいでしょー? 好きな法律作れたら、だってあり得ないんだし」

曜「そう言われればそっか」

善子「まあこのまま科学が発展すれば完全にあり得ない話でもないし」

曜「なにそのドキドキする言い方!」

善子「可能性の話だから!」

曜「でも子供か〜。自分の子供って想像つかないかも」

善子「そうね〜。じゃあヨハネが曜の子供はどんな子か考えてあげる」

曜「じゃあ私が善子ちゃんの子供がどんな感じか考えるの?」

善子「そう。それで最後に」

曜「混ぜ合わせる!」

善子「その言い方だと気持ち悪いけどね」
0157名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 17:28:01.60ID:brMOF8DR
曜「善子ちゃんの子供か〜。うん、美人に育つだろうね」

善子「な”っ」

曜「絶対キレイだよ! で、善子ちゃんに似て変な言葉づかいなんだろうね」

善子「変って何よ!」

曜「善子ちゃんは子供が生まれても堕天使を辞めてなくて〜、それを見て育っちゃったら堕天使が当たり前になってると思うな」

善子「えっ子供が生まれてもヨハネは辞めないの? あっ、いやっ、辞めるようなものでもないけど!?」

曜「親の善子ちゃんも堕天使だから堕天使度はマシマシになっちゃうね」

善子「堕天使度ってなに?」

曜「でもまあ善子ちゃんに似て礼儀正しくて優しいんだろうね

善子「そうかしら?」

曜「善子ちゃんもきっとそういうことは善子ちゃんのお母さんから学んできたんだろうし」

善子「そ、そうかもね」

曜「それを自分の子供に伝えないわけないよ」

善子「な、なんか恥ずかしい……」

曜「だから、善子ちゃんの子供は美人で、堕天使マシマシで、礼儀正しくて、優しい子になる!」

善子「あくまでヨハネの子供の話。あくまで子供の話!」
0158名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 17:37:31.19ID:brMOF8DR
曜「じゃー次は善子ちゃんの番!」

善子「んー……曜の子供ね?」

曜「あ、確かになんだか恥ずかしくなってきた!」

善子「まず間違いなく、元気で、活発で、スポーツ万能よね」

曜「うひゃ〜照れるな〜」

善子「メインのスポーツはやっぱり水泳?」

曜「う〜ん、水泳でもいいけど、やりたいって言ってくれたのをトコトンやらせてあげたいな」

善子「そう。あとは人当たりが良くて、クラスの中心的存在で、リア充!」

曜「うぅ〜。私、顔赤くなってない?」

善子「それでマザコン? 曜がファザコンだからね、曜の子供もマザコンになるでしょうね」

曜「私ファザコンかなー?」

善子「つまり、曜の子供は元気で活発でスポーツ万能で人当たりが良くてクラスの中心的存在でリア充でマザコンになるわ!」

曜「盛り盛りだね!」

善子「盛り盛りよ!」
0159名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 17:51:25.02ID:brMOF8DR
曜「あとはこれを合わせる?」

善子「となると……待ってノート出すから」

曜「うん」

善子「……こうなるわね」カキカキ

・美人!
・元気で活発!
・スポーツ万能な超堕天使!
・礼儀正しくてクラスの中心的存在!
・優しくて人当たりが良い!
・リア充なマザコン!

善子「何この子無敵じゃない」

曜「スゴい濃いね」
0160名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 17:51:58.49ID:brMOF8DR
善子「あっそうだ。これに加えて曜の子供だから服も作ったりするんじゃない?」

曜「そっか〜。じゃあ堕天使の服も自作だ! 多分私善子ちゃんの堕天使の服も作るだろうから見本はあるわけだし」

善子「へっなんで?」

曜「だって私たちの子供なんでしょ? 私が善子ちゃんと結婚したら堕天使の服いっぱい作ってあげたいし!」

善子「なっななななな!?」

曜「善子ちゃんの影響で魔法とかも使おうとしてくれたりして! 私が疲れて帰ってきたら善子ちゃんと子供の2人で癒やしの魔法かけてくれるといいな!」

善子「ぅぅ……」

曜「可愛い奥さんと子供にそんなことされちゃったら元気いっぱいヨーソローだよ!」

善子「あ、あの……」

曜「どうしたの?」

善子「結婚生活想像するのは……その……恥ずかしいんだけど……」

曜「へっ? ………………あっ」
0161名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/08(水) 17:52:52.62ID:brMOF8DR
ようよし「「………………」」

曜「……ねぇ」

善子「……な、なに?」

ようよし「「………………」」

曜「……バス、まだ着かないね」

善子「……そうね」

ようよし「「………………」」

運転手(安全運転しないとね〜) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
0165名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/08(水) 18:04:57.55ID:i3TEPt9c
運転手さんはようよし推しですね
0167名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/08(水) 20:21:44.03ID:rPPaYnPw
目玉が付いたせいで渋いおっちゃんor優しいお爺ちゃんのイメージだった運転手が一気にじもあいおじさんになってしまったwww
0168名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/08(水) 21:32:22.73ID:0kCcI34J
TKGでギャグ、10年後で真面目系、子供であまあま
これを同じ人が即興で書いてんのか
0171名無しで叶える物語(たこやき)垢版2019/05/09(木) 00:22:05.64ID:SLFkZRD/
>>170
子供料金でバスに乗ってた頃と大人料金でバスに乗ってる今の自分を比べて、確かに昔より大人になってるって回想して噛み締めてるんだよ
0173名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 11:26:36.80ID:JpNfA7Fn
善子「さーてと! 今日は何の話をしましょうか!」

曜「そ、そうだね! 何の話題にしヨーソロー!」

善子「じゃ、じゃあ今日は曜が話題出してよ!」

曜「了解であります!」

ようよし((無理なんかしてない!))

曜「今日の話題は>>175!」
0177名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 13:11:41.92ID:1iNnBZq0
曜「姉妹だったらいいなーっていう組み合わせを考えヨーソロー!」

善子「どういうこと?」

曜「Aqoursメンバーで、姉妹だったら似合うなーって組み合わせを考えるのであります!」

善子「お似合いの姉妹ねぇ……?」

曜「うん! 私たち一人っ子だからさ、姉妹とか憧れちゃうでしょ?」

善子「そうね。でも曜は千歌と姉妹みたいなもんじゃない?」

曜「私が千歌ちゃんと?」

善子「そうそう。いつもベッタリだし双子みたいじゃない」

曜「私と千歌ちゃんが双子か〜」

善子「そうそう。身長とかも同じくらいだし」

曜「確かに! 千歌ちゃんと私スリーサイズも同じくらいだもんね!」

善子「その情報は知らなかったけど」
0178名無しで叶える物語(らっかせい)垢版2019/05/09(木) 16:30:22.68ID:2gzm038L
>>167
渋いおっさんが日々の2人の会話を聞いていくうちにじもあいおじさんになってしまったとしたら…
とってもじもくない?
0179名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 16:57:15.64ID:fi8RHi+3
曜「そっか。千歌ちゃんと双子だったら毎日同じご飯食べて、一緒にお風呂入って、一緒のベッドで……」

善子「えっ姉妹ってそこまでするの?」

曜「えっしないのぉ!?」

善子「……しないんじゃない? ルビィはダイヤとお風呂や布団は一緒にしてないと思うけど」

曜「なんだぁがっかりだよぉ……」

善子「がっかりまではしなくても」

曜「じゃあじゃあ、姉妹だったら一緒に何ができるの?」

善子「えっ? ……まあ、家の手伝いとか、双子なら学校の課題とかも協力したり?」

曜「もうやってることばっかりだ!」

善子「いや姉妹で一緒に何かするとかじゃなくて、姉や妹として何かしたい。から考えてみたら?」

曜「お姉ちゃんになって甘えられたいとか、妹として甘えたいってことだね」

善子「そうね」
0180名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/09(木) 17:02:37.85ID:7dJCv1t5
ようちかなん
0181名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 17:04:03.10ID:fi8RHi+3
曜「う〜ん、難しいなあ。……あっ、善子ちゃんは?」

善子「えっ?」

曜「善子ちゃんは……1年生だから、誰がお姉ちゃんに欲しい?」ジーッ

善子「ヨハネの姉?」

曜「うんうん! 上級生の誰がいいかな!」ジーッ

善子「上級生で、ねぇ……」

曜「お姉ちゃんになって欲しい人、誰?」ジーッ

善子「そうね。姉っぽいイメージはやっぱりダイヤとか……」

曜「…………」ジーッ

善子「マリーはノリも合うし……」

曜「…………」ジーッ

善子「果南は頼りになりそうよね……」

曜「…………」ジーッ

善子「……何その目」

曜「ううん、なんでもないよ?」ジーッ

善子「…………曜はかなりいいかもね」

曜「ホントにー? いやー、照れるなー」

善子「妹にするのに」

曜「えぇーっ!?」
0182名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 17:16:18.59ID:fi8RHi+3
曜「私が善子ちゃんの妹!?」

善子「そう」

曜「なんで!?」

善子「曜って犬っぽいというか甘えたというか、なんでも言うこと聞いてくれそうだし」

曜「犬っぽい?」

善子「そう。堕天衣装の制作とか大変な作業だって何回か頭撫でてあげればやってくれそう」

曜「そんなことないよ!」

善子「そうかしら?」ポスッ

曜「えっ、ちょっ……」

善子『曜。お姉ちゃんの衣装、作ってくれない?』ナデナデ

曜『い、衣装作りって大変なんだよ? こんなことくらいで……』

善子『さわやか連れてってあげるわ』ナデナデ

曜『任せて善子お姉ちゃん!』

善子『ヨハネって呼びなさい?』ナデナデ

曜『任せてヨハ姉ちゃん!』

善子「ほら」

曜「うわー私って簡単だ!」
0184名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 17:27:10.36ID:fi8RHi+3
曜「というか善子ちゃん。妹は別に家来じゃないからね」

善子「別に妹を家来だなんて思ってないけど? ルビィが妹だったら優しくしてあげるだろうし」

曜「うわー妹差別だ! そんなことしてたら嫌われちゃうよ?」

善子「曜が妹なら嫌われないわよ」

曜『ヨハ姉ちゃんなんか嫌い!』

善子『どうしたのよ曜』

曜『だってルビィちゃんにばっかり優しくするじゃん! 私には色んなこと頼むくせに!』

善子『曜、落ち着いて聞いて?』ナデナデ

曜『うん……』

善子『私が曜に色々頼むのは、曜のことを信頼してるからよ?』ナデナデ

曜『ヨハ姉ちゃん……』

善子『曜ならきっとできる。ヨハネの力になってくれない?』ナデナデ

曜『でも……』

善子『さわやか連れてってあげるわ』ナデナデ

曜『頑張るよヨハ姉ちゃん!』

善子「ほら」

曜「うわー私って簡単だ!」
0186名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 18:04:35.42ID:fi8RHi+3
善子「まあこの場合はさわやかが強いのかもしれないけどね」

曜「だめだめ! じゃあ逆にしよう!」

善子「逆?」

曜「私がお姉ちゃんになって、妹の善子ちゃんをこき使うから!」

善子「曜にこの堕天使を従えられるかしら?」

曜『ヨーシコー! 今時間いいかな?』

善子『ヨハネよ。何か用?』

曜『今日、ママがいないでしょ? だから……』

善子『いや』

曜『まだ言ってないでしょー?』

善子『ご飯作るの手伝ってとかでしょ?』

曜『大正解ー! それも堕天使の力?』

善子『まあね』

曜『じゃあその堕天使の力で挽肉を……』

善子『い・や・よ』
0187名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 18:05:11.04ID:fi8RHi+3
曜『挽肉こねてよ堕天使様〜』

善子『自分でこねなさいよ。なんでヨハネに』

曜『手だよ』

善子『手?』

曜『ほらっ』ギュッ

善子『な、なによ』

曜『ハンバーグは手が冷たい方が美味しくこねられるんだ。私の手、あったかいでしょ?』ギュッ

善子『そ、そうね』

曜『だから、ね? 善子お願い』ギューッ

善子『わ、分かったから!』

曜『なにが?』ギューッ

善子『こねてあげるから! だから離してよ。手があったかくなっちゃうでしょ?』

曜『ホントに!? ありがとーヨーシコー!』

善子『ヨハネだってば!』

曜「ほらねー!」

善子「ズルいわよあんなの……」ボソッ
0188名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/09(木) 18:10:44.48ID:fi8RHi+3
曜「うん、善子ちゃんが妹でもいいかもね!」

善子「毎日これは大変だわ……」

曜「じゃあ私たち以外の組み合わせも考えてこーか!」

善子「そうね……リリーとルビィとかは……」

曜「あー! もう降りなきゃ!」

善子「もうそんな時間? じゃあまた明日……」

曜「善子ちゃんも降りなきゃ!」

善子「はあ? なんでヨハネが……」

曜「ハンバーグ、こねてくれるんでしょ?」

善子「本気で言ってたの?」

曜「ほら、行くよヨーシコー!」ギュッ

善子「お姉ちゃんモードはズルいってばー!」

曜「じゃあ2人とも降りまーっす!」タッタッタ

善子「もぉ〜っ!」タッタッタ
0194名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 07:07:50.58ID:Qur3olMx
曜「よーしこちゃん!」

善子「ヨハネよ」

曜「今日の晩ご飯は鶏団子鍋なんだけど……」

善子「いーや。どんだけヨハネに挽肉こねさせたいのよ」

曜「お願いしますよ手ごね堕天使ヨーシコー!」

善子「手ごね堕天使ヨハネだってば!」

善子「…………」

善子「何よ手ごね堕天使って!」

曜「魔力で挽肉を美味しくこねてくれる堕天使のことだよ!」

善子「そんな堕天使いないから!」

曜「え〜?」

善子「もういいから。今日は>>196の話をしましょう?」
0196名無しで叶える物語(たこやき)垢版2019/05/10(金) 07:10:17.46ID:aM/7GJmS
ケツ
0198名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 07:42:30.11ID:Qur3olMx
善子「今日はケツの話をしましょう?」

曜「ケツ? あ、お尻のこと?」

善子「堕天オブラート剥がさないで!」

曜「別に堕天使っぽい言葉でもないと思うけど」

善子「まあ、その、お尻の話よ」

曜「ヨーシコーのオーシリーの話だね!」

善子「……ああもういいわよそれで」

曜「で、お尻に何か悩みでもあるの?」

善子「その……」

曜「おでき? ムダ毛? それともイボ……」

善子「みゃぁ〜〜!!! そんなんじゃないから!」

曜「じゃあなあに?」

善子「その、ね? 今朝起きたときから、お尻が筋肉痛で……」

曜「えっそんなこと?」
0199名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 07:43:34.23ID:Qur3olMx
善子「そんなことってなによー! こっちは真剣に……」

曜「いや、だってそれくらいステップの練習してたら普通になるでしょ?」

善子「……へ?」

曜「横に跳ねたりなんて普段しないもんね。そんな動きを繰り返してるんだから筋肉痛になるよ」

善子「……そうなの?」

曜「そうだよ」

善子「ヨハネがいやらしい呪いを受けてるわけじゃないのね?」

曜「そんなわけないじゃん!」
0200名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 07:44:11.23ID:Qur3olMx
曜「もー、さらっと言ってくれれば良かったのに」

善子「仕方ないでしょ? お尻の筋肉痛なんて初めてで、恥ずかしかったし……」

曜「よーし、じゃあ曜ちゃんがお尻の筋肉痛を和らげる方法を教えてあげようかな」

善子「ホントに? どんな方法?」

曜「それはもちろんストレッ……マッサージだよ!」

善子「まっさーじ?」

曜「というわけで今日は善子ちゃんのお家まで行ってマッサージするね!」

善子「ちょっ、何勝手に決めてるのよ!」

曜「手ごね船長ヨーソローが善子ちゃんのお尻の筋肉をこねてあげるよ!」

善子「何よそれ! ていうか曜はもう降りるとこでしょ?」

運転手「通過しまーす」

善子「えぇー!?」

曜「善子ちゃんのお家へ、全速前進ヨーソロー!」
0208名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 17:32:26.68ID:9puA04WN
曜「善子ちゃん、昨晩の手もみ船長ヨーソローのテクニックはどうだった?」

善子「名前がやらしくなってない?」

曜「ないない! 善子ちゃんが揉んでほしいならこの後行ってあげてもいいんだよ〜?」ワキワキ

善子「大丈夫だから! もうその指の動きやめてよー!」

曜「ちぇー。じゃあ今日もおしゃべりしよっか」

善子「そうしましょ」

曜「今日の話題は〜>>210だね!」
0213名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/10(金) 19:31:17.64ID:vs9dl11U
堕天尻をモミモミよーそろー
0214名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 20:07:46.59ID:9puA04WN
曜「キスってどんな味がするのか考えよーよ!」

善子「キスって……魚のことじゃないわよね?」

曜「うん。チューの方だよ!」

善子「うぅ……また変な話題を」

曜「えっ、善子ちゃんは気になんないの?」

善子「…………気になるけど」

曜「あっ、ちなみに善子ちゃん実はキスの味知ってたりする?」

善子「知らないわ」

曜「そっかーよかった。ちなみに私も知らないよ!」

善子「そう。よかった」

ようよし「「…………」」

ようよし((なにがよかったんだろう?))
0216名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 20:23:03.97ID:9puA04WN
曜「まあとにかく考えていこー!」

善子「そうね……。まあよく聞くのはレモンの味とか?」

曜「それ聞くよね! キスってそんなめちゃくちゃ酸っぱいのかな?」

善子「そうよね? レモンなんて口に入れたらウーッってなっちゃうでしょ」

曜「だよねー。そんなに酸っぱかったらキスするの嫌だってなりそう」

善子「ということは『レモンの味』は比喩ってことよね。味以外のことを『レモン』みたいだって言ってるんでしょ」

曜「おお! 答えに近づいてる感じする!」

善子「レモンって、果肉は甘酸っぱくて皮はほろ苦い。これと恋が似てるって事なんじゃない?」

曜「おぉー! ロマンチック〜! ひゅーひゅー!」

善子「キスの話をし始めた人に茶化されたくない!」
0217名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 20:28:11.58ID:9puA04WN
曜「でも、実際の味はどうなんだろ」

善子「実際の?」

曜「うん。だって口を使うわけだから、味は感じるでしょ……ね……?」ゴニョゴニョ

善子「照れないで!? そっちに照れられたらもうこの話終わりよ!?」

曜「あーごめんごめん。でも実際に口というか、舌にはどんな味を感じるのかな?」

善子「まあ、その、相手がさっきまで食べたりしてたモノの味なんじゃない?」

曜「えっ、なんで?」

善子「そりゃ、まぁ、口と口が触れ合うわけだし……」ゴニョゴニョ

曜「照れないでよー!」

善子「今照れさせにきたでしょー!?」
0219名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/10(金) 20:38:28.16ID:9puA04WN
曜「よーし! じゃあもうここから曜ちゃんは照れません!」

善子「そうね。ヨハネも何があろうと照れないわ!」

曜「じゃあ話を戻すけど、相手がさっきまで食べたりしてたモノの味になるんだね!」

善子「ええ。キスするまでの過程にもよるけど、相手の好きな食べ物の味の可能性が高いんじゃないかしら」

曜「そっか。じゃあ私とキスしたら『ミカン味』になるんだね」

善子「えぇー? ヨハネはその味いやなんだけど」

曜「あー、ミカン苦手だもんね」

善子「どうせなら『イチゴ味』とかにならない?」

曜「キスする前にイチゴ食べるくらいなら」

善子「そう? じゃあよろしく」

曜「じゃあじゃあ、善子ちゃんのキスは何味になるの?」

善子「ヨハネのキスは『イチゴ味』か『チョコ味』じゃないかしら」

曜「おー! 善子ちゃんのキスいいね!」

ようよし「「…………」」

曜「照れない!」

善子「照れない!」

曜「照れない! ……けどこの話はもうやめよっか」

善子「……そうね。別に照れてはないけど」

曜「そうそう。照れてはないけどねー」

ようよし「「ねー?」」
0222名無しで叶える物語(アメリカ合衆国)垢版2019/05/10(金) 21:06:11.37ID:Y3iIkjHx
ありがたやありがたや
0223名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/10(金) 21:15:37.26ID:J3WaRzvi
あなたの後ろにメノノリが
0225名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/10(金) 22:09:02.01ID:axa2d6v9
ちょっとバスの免許取ってくる
0227名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/11(土) 13:50:32.76ID:DJ2f+UHk
曜「さてさて、今日は何の話しよっか!」

善子「そうね。>>230なんてどう?」
0231名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/11(土) 16:28:46.02ID:DJ2f+UHk
善子「今日、千歌と梨子が気まずそうにしてたことについて話さない?」

曜「へ? いやー、なんのことかなー?」

善子「とぼけないでよ。ヨハネにもなんとなく分かったんだから、曜が気付いてないわけないでしょ?」

曜「あはは、そっかー。気付かれちゃってたか〜」

善子「で、原因はなんなの?」

曜「いや、それが分かんないんだよね」

善子「はあ?」

曜「私が気付いたのは一昨日くらいからだから、その頃に何かあったとは思うんだけど」

善子「今日だけじゃなかったんだ。まあ近頃ユニット練が多くて千歌と顔合わせる機会も少なかったものね」

曜「う〜ん、そうだ。ここ最近のギルキスでの梨子ちゃんがどんな風だったか教えてくれない?」

善子「それで原因を探るってこと?」

曜「うん! やっぱり2人には仲良くしてほしいから!」

善子「ヨハネから話振っといてなんだけど、そこまですること? 2人の問題なんじゃない?」

曜「そうだとしても、私になんとかできるならしてあげたいよ!」

善子「はあ。じゃあ千歌の情報も教えてちょうだい?」

曜「千歌ちゃんの? それって……」

善子「ヨハネも協力してあげるってこと」

曜「やったー! 善子ちゃん大好き!」

善子「抱きつかないでよー!」
0235名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/11(土) 22:01:01.57ID:KijFjcTW
ちかりこの二人が気まずくなるのって、千歌が梨子の見てはいけない物を見てしまったとかかなあ
0244名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2019/05/13(月) 00:23:34.64ID:dMAbxkWZ
|c||^.- ^||
0251名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2019/05/13(月) 23:32:43.19ID:dMAbxkWZ
0262名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/15(水) 20:14:32.01ID:xOhIpjwq
何も思いつかなくて放り投げてそう
0263名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/15(水) 21:27:51.68ID:RNe2A9wc
一日の帰りのバス内での会話で決着つけられそうにないのが難点なんじゃないかな
0266名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/15(水) 22:07:07.92ID:LFXHaaXL
急用でも出来たんじゃないかなあ
のんびり待機しとく。
0269名無しで叶える物語(たこやき)垢版2019/05/16(木) 14:11:20.73ID:AX47+8QT
0272名無しで叶える物語(プーアル茶)垢版2019/05/17(金) 04:31:10.04ID:ZljC9QwK
0277名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/17(金) 23:06:34.17ID:SAcTr9qk
またちかりこ推しに曜スレが潰されたか
0278名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/17(金) 23:07:53.39ID:YhsIvEdC
ちょっと色々が重なってしまい更新できず申し訳ありませんでした
明日以降から更新します
0285名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/18(土) 14:32:19.45ID:gj4qZmry
善子「じゃあ千歌の情報から聞いてもいい?」

曜「えっと、上から82、59……」

善子「スリーサイズじゃなくて」

曜「ええっ!? スリーサイズを共有しとかないと千歌ちゃんの話は出来ないよ!」

善子「いや出来るでしょ!? そうじゃなくて、一昨日くらいから気付いたって言う気まずさについてよ」

曜「あーそっちか〜」

善子「いやそっち以外ないでしょ? 解決してあげたいんじゃなかったの?」

曜「う〜ん……千歌ちゃんとしりとりしてたんだけどね」

善子「また知らなさそうな言葉しりとり?」
0286名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/18(土) 14:38:40.59ID:gj4qZmry
曜「そう! 前半から白熱する試合展開だったんだ!」

善子「白熱も何も単なる暴露大会でしょ?」

曜「ううん。船のパーツの名前とか、ミカンに関するトリビアとかでラリーしてたよ」

善子「もはや自分だけが知ってる言葉しりとりね……」

曜「そしたら段々千歌ちゃんから知ってるはずもないワードが出るようになって」

善子「知ってるはずもない?」

曜「えーっと、カンブリアばくはつ? とか、ふじわらのふひと? とか」

善子「なっ、ヨハネも知らないような言葉を千歌が……!?」

曜「それはちょっと千歌ちゃんに失礼だと思うけどね」

善子「でもどうせ適当に聞きかじった言葉とかでしょ?」

曜「ううん。説明もバッチリだったよ。後で辞書引いてみたらソックリ同じ事書いてあったし」

善子「うそ!?」

曜「きっと何者かが千歌ちゃんの頭を良くして悪いことに利用しようとしてるんだよ!」

善子「誰よ何者かって」

曜「それは知らないけど……」

善子「まあ結論はともかく、確かにちょっと変よね」

曜「でしょー!?」
0287名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/18(土) 14:44:20.05ID:gj4qZmry
善子「チカがかしこくなってる……?」

曜「じゃー次は善子ちゃんの番! 梨子ちゃんについて教えて!」

善子「リリーのことでヨハネが変だと思ったのは……」
──
────
──────
善子「さあ、罪深き口づけの訓練を始めようぞ!」

鞠莉「ワーオ! Guilty kiss!!!」

梨子「直訳しないで! いやらしい感じになるでしょ?」

善子「仕方ないでしょー? 最近ユニット練ばっかりなんだからこんな話にもなるわよ」

梨子「ユニット練ばかりになってごめんね」

善子「いや別に千歌が決めたことだし……」
0288名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/18(土) 14:49:37.60ID:gj4qZmry
鞠莉「ねえ、実際にどんなKissならGuiltyなのかしら?」

善子「へ?」

鞠莉「どういうKissならGuiltyになると思う?」

善子「どういうキスって……やはり禁じられたキスよね」

鞠莉「Tabooでぇすね?」

善子「そう! 数多の障害を乗り越えた先に結ばれる2人、そして誓いのキス……」

鞠莉「障害?」

善子「親同士の折り合いが悪いとか、実の兄妹だったとか、友達同士だと思ってたのに……とか!」

鞠莉「ワーオ! 堕天使さんは案外ロマンチストなのね♡」

善子「何よその反応ー! もう言わないから!」

鞠莉「まあまあ」

善子「ふん、リリーも何か言ったら? ……ってなにそれ?」

梨子「はっ!」

鞠莉「Oh! ICレコーダー!」

善子「なんで録音してるのよー!」

梨子「してないしてない! 善子ちゃんがロマンチストで少女漫画みたいな恋愛脳の持ち主なことなんて録音してないから!」

善子「バッチリしてるじゃない!」
──────
────
──
善子「なんてことがあったわね」
0289名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/18(土) 14:50:45.43ID:gj4qZmry
曜「まさかだね……」

善子「え、そこまで変なことあった?」

曜「まさか善子ちゃんがギルキス全員のモノマネを披露してくれるとは」

善子「そこなの!? それよりリリーが……」

曜「いや梨子ちゃんは割とそんな感じだよ」

善子「そんな感じ?」

曜「そう、私と千歌ちゃんがハグしてたらムービー回してたりするし」

善子「えぇ……」

曜「梨子ちゃんのカメラロール見たことある?」

善子「ないわ。そしてあまり見たくないかも……」

曜「そうだね。まさか善子ちゃんのあんな写真まで……」

善子「ちょっとぉ! ヨハネはどんな写真撮られてるの!?」

曜「でも善子ちゃんのそういう話も録音してたんだね〜」ニヤニヤ

善子「うぅ……後で聞くつもりじゃないでしょうね」
0290名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/18(土) 14:53:29.59ID:gj4qZmry
曜「で、どう? これで原因は分かる?」

善子「はあ? いや分かるわけないでしょ?」

曜「えぇー!? 堕天使探偵しっかりしてよー!」

善子「いやいやいや、ていうか曜の話はどうなの? 確かに千歌が賢いのは変だけど、気まずそうにしてた?」

曜「いや、してないよ?」

善子「はあ?」

曜「だって千歌ちゃんが気まずそうにしてるのは梨子ちゃんだし」

善子「え?」

曜「どうしたの?」

善子「ヨハネ達は、千歌と梨子が気まずそうにしてる原因を探ってるのよね?」

曜「うん。千歌ちゃんと梨子ちゃんが気まずそうにしてるよ?」

善子「気まずそうにしてるわよね……」

善子「私たちに」
曜「お互いに」

ようよし「「へっ?」」
0291名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/18(土) 14:57:27.18ID:gj4qZmry
善子「曜が思ってる気まずさっていうのは、千歌と梨子がお互いに気まずそうにしてるってこと?」

曜「うん。善子ちゃんは違うの?」

善子「ええ。千歌と梨子が2人とも、なんだかAqoursメンバーによそよそしいような気がして」

曜「Aqoursメンバーに?」

善子「いやだってそうでしょ? ユニット練ばかりになってることを謝る必要ある?」

曜「いや、あるんじゃないかな? よく分からないけど、きっとあるよ!」

善子「よく分からないけどってなによ」

曜「全然変じゃないってこと!」

善子「そう? 練習決めるのは千歌なんだし、リリーは別に関係ないでしょ?」

曜「いや梨子ちゃん責任感強いとこあるし」

善子「責任感……?」

曜「そう!」

善子「そうなのね……曜、分かったわ」

曜「えっウソ!?」

善子「何がウソなの?」

曜「いや、だってさっきは分からないって言ってたじゃん」

善子「ヨハネが分かったのは……」

善子「曜が何か隠してるってこと」
0303名無しで叶える物語(うめぼし)垢版2019/05/20(月) 23:08:15.37ID:PDAn51M4
松屋
0304名無しで叶える物語(中部地方)垢版2019/05/20(月) 23:23:47.95ID:TU9wCyrs
期待
0305名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 01:11:23.10ID:FkZrvDUf
曜「やめてよ善子ちゃん。私が何を隠すことがあるの?」

善子「一番気になったのは認識の違いよね」

曜「違い?」

善子「2人がAqoursに対して気まずそうにしてるってヨハネが思ってたくらいなのに、人付き合いが得意なはずの曜がそうは思ってなかったこと」

善子「それって、曜に対しては2人は気まずい思いをする必要がなかったからじゃない?」

善子「つまり、曜は2人がAqoursに対して気まずそうにする理由、あるいは2人が抱えてる事情を知っている」

善子「違う?」

曜「どーしたの善子ちゃん。なんかすごい真面目モードだけど」

善子「ごまかすの?」

曜「ごまかすだなんてそんな……」

善子「まあ大体察しはつくけど」

曜「えっ」

善子「新曲作ってるんでしょ?」
0306名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 01:15:22.39ID:FkZrvDUf
曜「あはは〜、内緒にしときたかったんだけどね」

善子「意外とあっさりね」

曜「まあ千歌ちゃんが『内緒で作っといて驚かせたい!』って言うから2年生だけで進めてただけだからね」

善子「千歌の考えそうなことね。それで曲ができてから一気に全体練習に移って士気を高めるって感じかしら」

曜「う〜ん、千歌ちゃんのことだからびっくりさせたいってだけかもしれないけどね」

善子「そうね」
0307名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 01:21:16.41ID:FkZrvDUf
曜「内緒にしててごめんね。でもなんで?」

善子「千歌と梨子が何か抱えてるとしたら、まあAqoursに関することでしょ?」

善子「2人は作詞と作曲を担当してるわけだし、まあその辺りの問題だろうと思うでしょ」

善子「確信したのはリリーのICレコーダーと千歌の辞書。学校に持ち込んでまで常に考えてたのね」

曜「へ、私千歌ちゃんが辞書持ち込んでるなんて言ったっけ?」

善子「しりとりよ」

善子「千歌がしりとりで辞書そのままのことを言ったんでしょ?」

曜「うん。悪の組織が千歌ちゃんの頭を良くしてせかいせーふくを狙ってるん……」

善子「それは千歌の頭が良くなったって考えるより、千歌が辞書を見ながら言ったって考えた方が自然でしょ」

曜「言われてみれば!」

善子「本気でそう思ってたの!?」

曜「千歌ちゃんがズルするなんて思わないからさ〜」
0308名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 01:33:02.30ID:FkZrvDUf
曜「でもさでもさ、そうやって2人が曲のことで悩んでるのは分かったとしても、私がそれを知ってるとは限らないでしょ?」

曜「ほら、私は詩も曲も作んないじゃん」

曜「曲作りとは関係ないって思わない?」

善子「思わないわ」

曜「……なんで?」

善子「曜はリリーは責任感が強いって言ったじゃない。それは全体練に移れない理由がリリーにもあるってことを曜は知ってたってことでしょ?」

曜「あー……そうだね」

善子「だから、曜がヨハネに新曲のことを隠してるって分かったわけ」

曜「……いや〜、善子ちゃんにはなんでもお見通しだな〜。いよっ! 手もみ堕天使!」

善子「なんでこの場面でその二つ名なのよ! 堕天使探偵でいいでしょ!?」

曜「おっ、自画自賛でありますな?」

善子「……そうよ! だから、聞かせて?」

曜「何が?」

善子「曜が何に悩んでるのか」
0309名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 01:39:51.80ID:FkZrvDUf
曜「悩んでる〜? え〜? 私が〜?」

善子「もういいでしょ? 千歌と梨子が新曲を作ってるのを知ってたってことは、もう曜には2人がなんで気まずそうにしてるかの察しはついてた」

善子「なのに原因は分からない。だなんて。ウソをついたか、それとも……」

曜「そうだね。千歌ちゃんと梨子ちゃんだし、原因は曲作りのことだってすぐ分かったよ」

千歌『大人っぽいラブソングを作ってみんなをびっくりさせるんだ!』

曜「千歌ちゃんってばやる気満々だったよ」

千歌『もう聞いたみんなが恋せずにはいられない歌詞を書く!』

曜「って」

善子「千歌らしいわね」

曜「私もノリノリでさ、どんな曲になるのか楽しみだったんだ」

曜「……どんな曲になるのかは、一昨日分かるはずだったんだよね」
0310名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 01:48:08.86ID:FkZrvDUf
善子「締め切りに間に合わなかったってわけね。それでユニット練が続いたと」

曜「だから、私力になりたくて。ラブソングについて色々考えて、善子ちゃんにキスの味を聞いたりして」

善子「あれそういうことだったの!? そういえばリリーにもキスについて録音されてたし……」

曜「梨子ちゃんも悩んでたんだろうね」

善子「それで? ヨハネからのキスを受けた千歌と梨子は捗ったの?」

曜「それがね……」

善子「む……我ながら誤解を招く表現になってしまったような気が」

曜「わかんないんだよね。結局」

善子「はあ?」

曜「相談してくれないんだ。2人とも」

曜「詩も曲も作れない私じゃ、役に立てないのかな」
0311名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 02:01:13.23ID:FkZrvDUf
曜「だから、他に原因があればいいなって善子ちゃんに梨子ちゃんのこと聞いてみたけど、やっぱり曲のことで悩んでそうだし」

曜「原因が分かってるのに、私じゃ、何もできないよ」

善子「はぁ〜〜???」

曜「えっなに? 板垣恵介作品みたいな言い方して」

善子「曜。千歌と梨子が新曲を作って驚かせる計画を、貴女はムリヤリ聞き出したの?」

曜「違うよ! 千歌ちゃんが梨子ちゃんと私を呼んで」

千歌『ごくひけーかくを開始します!』

曜「……って」

善子「そうなんでしょ!? 曜を呼んだのは、曜にしてほしいことがあるからに決まってるじゃない!」

曜「でも私には曲作りの手伝いなんて」

善子「歌手なら、新しい曲を作るには詩と曲だけあればいいと思う。でも私たちは、Aqoursは……」

曜「……スクールアイドル!」
0312名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 02:07:51.31ID:FkZrvDUf
善子「そう」

曜「そっか、私には私のやることがあるよ!」

善子「頼りにされ慣れてたせいで頼ってくれないことが気持ち悪かったのね」

善子「2人はただ、自分たちの役目が果たせてなくて申し訳なかっただけじゃない? きっと今夜も……」

曜「行かなきゃ」

善子「はあ? 行くってどこに?」

曜「千歌ちゃんち」

善子「話聞いてた? 曜は曲が出来るのを待って衣装やに専念したらいいじゃない」

曜「でも2人が、ううん。千歌ちゃんと梨子ちゃんが悩んでるんなら力になりたい!」

善子「千歌は千歌で、リリーはリリーで、曜は曜でそれぞれが1人だけで力を発揮したいって、2人はそう思ってるんじゃないの?」

曜「違うよ善子ちゃん。2人がそう思ってるんだとしても、やっぱり違う」

曜「千歌ちゃんの歌詞の想いを受けて梨子ちゃんの曲ができて、そんな2人分の想いが重なった曲のおかげで衣装のアイデアが出るの」

曜「1人だけじゃできないことなんだよ」
0313名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 02:09:52.11ID:FkZrvDUf
曜「だから、詩か曲か、その両方かもしれないけど、悩んでるんなら私の想いを重ねに行きたい!」

曜「これ、重なった想いの強さをこれまで感じてきた私じゃないとできないことだよきっと!」

善子「1人だけじゃできないこと、か。恋と同じね」

曜「え、何言ってるの善子ちゃん」

善子「急に冷めないでよ!」

曜「冗談であります! じゃあ千歌ちゃんちへ全速前進〜ヨーソロー!」

善子「ちょっ、どうやって行くつもりなの?」

曜「走る!」

善子「走る? 帰ってから自転車とか、ていうかまずは千歌とリリーに連絡とって……」

曜「善子ちゃん、急ぐからこそ走るんだよ!」

善子「板垣恵介作品みたいなことを!」
0314名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 02:10:36.54ID:FkZrvDUf
善子「走るってここから十千万までどんだけ遠いと思ってんの? バスでこんなに来ちゃ……あれ?」

曜「まだ全然進んでないね。ここからなら千歌ちゃんちまですぐだよ!」

善子「なんで? 随分長い時間、なんなら十日くらい乗ってた気がするのに」

曜「はいはーい! 降りまーす!」

運転手「次、停まりまーす」

曜「じゃあ善子ちゃん、行ってくるね!」

善子「え、ええ。行ってらっしゃい」

運転手「○○、○○です。お降りの際は……」

曜「ひひっ、ありがとうね!」タッタッタッ

善子「……曜は自分で解決してたけどね」ボソッ
0315名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 02:11:17.00ID:FkZrvDUf
──その後、曜達3人がどういう話をしたのかヨハネは知らない。だってヨハネには、自分の推論が当たってたかすらも分からないんだもの。
まあ、次の日のミーティングで「新曲ができました!」って口火を切ったのが曜だったんだから、それ以上は知らなくて良いでしょ?
はあ、今日の帰りのバスも騒がしくなりそう。




楽しみだけど
0317名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 02:13:08.04ID:FkZrvDUf
時間がかかってすみません
次からはもっと明るくおバカな話もできるようにしていきます
まあ安価次第ではありますが
0319名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/21(火) 07:12:21.73ID:4eFvvJZo
名推理
0324名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 13:43:19.82ID:79m2LEKV
曜「さーて! 今日は何の話をしヨーソロー!」

善子「テンション高いわね!」

曜「そうかなー? よーちゃん船長はいっつもこの調子だよ!」

善子「そういうことにしといてあげるわ」

曜「よーっし! じゃあ今日の話題は>>326!」
0325名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 13:45:44.92ID:4s5Uegxj
0326名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 13:46:32.41ID:4s5Uegxj
どうして松浦は水ゴリラや淡島原人とよばれるか
0328名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 13:55:53.96ID:P5vs6LrR
曜「今日の話題は〜」

善子「話題は?」

曜「どうして果南ちゃんは水ご……」

運転手「急停車します。ご注意ください」

ぎぃやああああ〜〜!!!

曜「うわっとととと!」

運転手「失礼いたしました。発車しま〜す」

善子「すごいわね今のブレーキ音。まるで叫び声みたいだったわ」

曜「そうだね! マルで爪を剥がされてるみたいな……」

善子「で、何の話だっけ?」

曜「あれ、なんだったっけ?」
0333名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 14:01:59.79ID:P5vs6LrR
一応明確にルールを
連投で安価を取る際、前のレスから30分以上経っていない場合は安価下にさせてもらいます
0334名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 14:13:26.93ID:4s5Uegxj
へい
0336名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 14:24:10.56ID:/rmYovW1
連投ダメって暗黙の了解で皆分かってると思ってたわ
もし分からないなら暫くROMってろと
0337名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 14:33:28.93ID:P5vs6LrR
先ほどの話のタイトル
『果南ちゃんの話』編から『まるでマルで?』編に変更させていただきます
今のままだと他に果南ちゃんの話が出来なくなりそうなので
0338名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 14:35:45.77ID:s8uTYuEa
>>336
まあ今回は適当に流してくれたし良いじゃない。これだけで更新1回分消費されたのは許し難いけど
0339名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 14:37:56.05ID:P5vs6LrR
曜「えーっと、なんだったかな〜」

善子「ド忘れしちゃったの?」

曜「ド忘れというか、さっきの話題をあげようとしたときの意識が無いというか……」

善子「なにそれかっこいい!」

曜「そう?」

善子「もしや魔族大隔世!? 遠い昔の祖先の意識を受け継いでる!?」

曜「あーはいはい。そうだね〜」

善子「適当に流さないでよー!」

曜「ま、今日の話題は善子ちゃんからお願い!」

善子「そうね……じゃあ>>341で!」
0340名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/21(火) 14:43:45.44ID:NJXkHR6A
聖良とダイヤ、姉にするならどっち
0344名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 16:04:03.42ID:P5vs6LrR
善子「抱き枕にしたとき一番抱き心地がいいAqoursメンバーを考えるわよ!」

曜「Aqoursメンバーを抱き枕に……」

善子「そうよ」

曜「抱っこしながら寝るんなら……まあ千歌ちゃんでしょ!」

善子「あーはいはい」

曜「えー何その反応!」

善子「もう予想通り過ぎてね」

曜「だって実際ぐっすり眠れるからさ〜」

善子「へっ?」

曜「千歌ちゃんてばぷにぷにしてて気持ちいいんだ〜」

善子「あー、小さい頃の話よね?」

曜「ううん、この前のお泊まりの時の話だよ」

善子「そういえばこの2人同じベッドから出てきたような……」

曜「千歌ちゃんは間違いなく1位として、2位以下を考えていこー!」

善子「最近の女子高生は進んでるのね……」
0345名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 16:09:32.39ID:P5vs6LrR
曜「千歌ちゃん抱っこして寝てたら変かな?」

善子「いや変でしょ。いくら友達同士だからって」

曜「でもメンバーを抱き枕にするって話は善子ちゃんから言い出したじゃん」

善子「ヨハネのは、メンバー型の抱き枕が出来たら誰が1番抱き心地がいいかって話がしたかったの」

曜「等身大のぬいぐるみってこと?」

善子「そう!」

曜「そんなもしもトークだなんて思わなかったよ〜」

善子「このバスでの会話は大体もしもトークでしょ!?」

曜「実際に抱っこできる距離にメンバーがいるのに、普通ぬいぐるみ抱っこする?」

善子「は?」

曜「しないよ普通。お互いに抱っこしながら寝るなんて女子高生なら普通だよ」

善子「そうなの?」

曜「そうそう。これが普通だよ普通」

善子「そ、そうだったのね……」
0347名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 16:46:57.83ID:P5vs6LrR
善子「抱き枕じゃなくて、生身の人間を抱っこして寝るのが普通だって言うのなら……」

曜「言うのなら?」

善子「ず、ずら丸とかいいかも」

曜「あー確かに!」

善子「なんか、柔らかそうだし。ぎゅーってしたらどこまでも受け入れてくれそう」

曜「あー……」

善子「あと、ルビィもいいわよね。強く抱きしめたら壊れちゃいそうな感じするから、優しく抱っこしたい」

曜「へー……」

善子「それでこれは2人ともなんだけど、良い匂いするのよ。あの2人と一緒だとすっごい幸せな夢見られそう」

曜「そ、そだね……」

善子「……ドン引きしてる?」

曜「してないしてない!」

善子「ならいいけど」
0348名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 16:55:37.53ID:P5vs6LrR
曜「善子ちゃん善子ちゃん、千歌ちゃんはどうなの?」

善子「千歌は曜の1位でしょ?」

曜「いや、千歌ちゃんは全人類の1位だよ!」

善子「そう?」

曜「そう! だから千歌ちゃん抱き枕はどう?」

善子「そうね……千歌は抱いて寝るにはこれからの季節暑そうよね」

曜「えっ、なんで千歌ちゃんが眠くなると体温が高くなること知ってるの!?」

善子「いや知らないけど!?」

曜「そっか体温か〜。これからの季節、千歌ちゃん抱き枕はそこが弱点だね」

善子「曜は千歌のマーケティング担当なの?」
0349名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/21(火) 17:02:46.33ID:P5vs6LrR
善子「でも確かに、体温で考えたらルビィとずら丸はあったかすぎるかも」

曜「ふむふむ」

善子「そう考えると体温が低そうなのは……リリーとか?」

曜「善子ちゃん善子ちゃん。曜ちゃん抱き枕はいかが?」

善子「はあ?」

曜「体温ではアレだけどさ、私お風呂上がりは冷水シャワーだから、ひんやりしてると思うよ〜」

善子「う、それは意外と魅力的かも」

曜「さあ、お試しあれ!」

善子「今!? 冷水シャワー浴びてないじゃない!」

曜「抱き心地も判断材料でしょー?」

善子「いやでも生身の人間を抱っこして寝るなんて……」

曜「だからそれは普通なんだって」

善子「そっか普通なんだった」

曜「そうそう普通普通」

善子「普通なのよね。じゃあ、遠慮なく……」ギュッ

曜「…………」

善子「…………」

曜「…………どうかな?」

善子「……………………寝れない!」ガバッ

曜「ええっ!?」

善子「やっぱりヨハネには無理! 抱き合ってたら眠れない!」

曜「えーなんで!?」

善子「なんだかドキド…………言わない!」

曜「えー!?」

善子「結論! 誰を抱き枕にしても、ヨハネのサメ寝袋には入らない!」

曜「何その答え!」

善子「いいの!」
0351名無しで叶える物語(うめぼし)垢版2019/05/21(火) 17:20:18.52ID:pY4Q1ec4
いいねぇ
0355名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/22(水) 12:01:15.70ID:JE8XMOc7
曜「ふっふっふっふ」ニヤニヤ

善子「何をにやにやしてるのよ」

曜「善子ちゃん。今日は私Aqoursの練習早抜けしたけど、なんでか知ってる?」

善子「水泳部の練習に参加してたんでしょ?」

曜「そう! つまり今の私は、冷たいプールで泳いだ後に冷たいシャワーを浴びた、冷え冷え曜ちゃんなのだ!」

善子「……それがどうしたのよ」

曜「さあ、ばっちこい!」

善子「いや抱き心地試さないから!」

曜「ちぇー」

善子「ちぇーじゃないわよ」

曜「まあいいや。じゃあ今日は>>357の話をしよっか」
0360名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/22(水) 12:14:49.86ID:JE8XMOc7
曜「善子ちゃんはどう思う?」

善子「なにが?」

曜「初恋って、実ると思う?」

善子「初恋?」

曜「そう、初恋」

善子「初恋って島崎藤村の詩の?」

曜「そんなのあった気がするけど、それじゃないよ」

善子「そういえばヨハネのクラスはひとりずつ暗唱させられて……」

曜「詩じゃなくて、ファーストラヴの初恋だよ!」

善子「ファーストラブ……!」

曜「ううん、ファーストラヴ」

善子「ファーストラヴ……!」
0361名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/22(水) 12:28:05.19ID:JE8XMOc7
善子「その、ファーストラヴが実るかどうか?」

曜「そう!」

善子「実るってどこまでのことを言うの? 恋人になれたら実ったってこと?」

曜「こ、こここ、恋人!?」

善子「ファーストラヴとか言ってた人が照れないで!」

曜「言葉にしてみるとちょっと恥ずかしいよね〜」

善子「まあね。ちなみに曜の初恋は?」

曜「私はね……って言わないよ!」

善子「くっ、リア充の恋愛トークが聞けるかと思ったのに……!」
0363名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/22(水) 13:33:33.05ID:pweB8sjD
恋バナきた
0365名無しで叶える物語(プーアル茶)垢版2019/05/23(木) 03:51:54.32ID:l5om6veW
保守
0366名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/23(木) 11:38:48.44ID:sADAsjSZ
曜「まあ、初恋の人と付き合えたら実ったって言っていいと思うな」

善子「付き合う、ね。全くイメージが湧かないんだけど」

曜「えーなんで?」

善子「恋人って何をするの?」

曜「何って?」

善子「恋人が出来たとして、どんなことするものなの?」

曜「恋人とすること? まあ……デートとか?」

善子「デート……一緒に遊ぶのとは違うの?」

曜「う〜ん……その人と一緒に居て、特別な時間だなーって思えたら、それがデートなんじゃないの?」

善子「あ、なんかそれっぽい! さすがリア充!」

曜「でしょ? 多分、恋人と2人ですることは全部デートになるんだよ!」

善子「なるほど〜」
0367名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/23(木) 11:43:53.98ID:sADAsjSZ
曜「だから高校生だと、一緒に学校から帰るのもデート!」

善子「デートなのね!」

曜「移動教室もプチデート!」

善子「プチデート!」

曜「お昼の時間ももちろんデート!」

善子「デート!」

曜「一緒に補習受けて勉強デート!」

善子「その2人勉強できないの!?」

曜「善子ちゃん、恋に落ちたら成績も落ちるんだよ」

善子「そういうものなの?」

曜「そういうものなの!」

善子「へえ。ちなみに曜の初恋は?」

曜「私は……だからぁ!」

善子「聞かせてくれてもいいのに」

曜「う〜ん。正直、分かんないんだよね」

善子「何が?」

曜「初恋が」
0368名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/23(木) 11:54:52.28ID:sADAsjSZ
善子「初恋が分からないって、恋をしたかどうかってこと?」

曜「うん」

善子「意外ね。小学校の頃とか、カッコいいなって人居なかったの?」

曜「う〜ん、周りの友達みんなからモテてる子とか居たんだけどね」

善子「ピンとこなかった?」

曜「いや、その子は足が速いからモテてたと思うんだけど、私の方が速かったし」

善子「あー……」

曜「他にも、一緒に居て楽しいなーって子は居たんだけど」

善子「おっ、それは初恋でしょ!」

曜「千歌ちゃんと一緒に居るときの方がもっと楽しかったし」

善子「なるほど……」

曜「優しかったり、カッコよかったり、面白かったり、頼りになったりして、私の友達からはモテてる子は何人も居たけど」

善子「居たけど?」

曜「千歌ちゃんや果南ちゃんや……パパの方が優しくてカッコよくて面白くて頼りになるからさ〜」

善子「同級生にときめいたりはしなかったと」

曜「そう!」
0369名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/23(木) 12:04:16.92ID:sADAsjSZ
善子「まあ初恋の対象は同級生だけじゃないけどね」

曜「あー、初恋相手が先輩って人もいるかな」

善子「ま、いるんじゃない?」

曜「そ・れ・で!?」

善子「ど、どうしたの?」

曜「善子ちゃんの初恋は?」

善子「そ、そうなる!?」

曜「そうなるでしょー!」

善子「よ、ヨハネは浦女に堕天する以前の記録は黒歴史として闇の炎で焼却してしまったから……」

曜「ずるーいー!」

善子「ずるくない!」

曜「むー。せっかく私が赤裸々に初恋トークしてあげたのに!」

善子「曜だって結局初恋はしてないとか言ってたでしょ!?」

曜「じゃあ初恋未満の話でもいいから〜!」

善子「初恋未満?」

曜「そう!」

善子「……これは、ヨハネの中学時代とはもしかしたら何の関係もない話かもしれないけど」

曜「うんうん!」
0370名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/23(木) 12:35:49.75ID:sADAsjSZ
善子「まあ、言うならヨハネの友達、にも似た、概念的生命体? 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースの話なのね?」

曜「ふむふむ」

善子「その子は言うなれば不完全な存在で、自分の力では自分の価値を見いだせなかったの」

善子「おまけに運も悪くてね、あらゆる行動に不運な補正がかかる呪いにかけられてると思い込んでたの」

善子「まあそんな子だから学校には友達もいなくて、放課後は1人で沼津をぶらぶらしてることが多かったのよね」

善子「家にいると仮の同居人がうるさいから仕方なく外に出て、日には焼けたくないからサングラスにマスク。完全に不審者よね」

善子「そうして迎えた夏休み。外にいるのも暑いから図書館にこもって宿題をずーっとやってたわけ」

善子「図書館でもサングラスは外さなかったわ。1人で来てるなんて思われたくなかったし」

善子「さらにその子には図書館に来る理由がもう一つあった。それはその子が指定席にしてた図書館の端にある机の近くの棚の一番上の隅っこ。『黒魔術コーナー』」

善子「一日のノルマを済ませたら毎回そのコーナーを漁って読み進めてた。天使と、悪魔と、魔法と、呪いと、堕天使」
0371名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/23(木) 12:37:40.39ID:sADAsjSZ
善子「その日もいつも通りに宿題を済ませて『黒魔術コーナー』の本を取るために台に上ってかかとを上げてたら、フラフラッとしちゃったの」

善子「なんででしょうね? サングラスで視界が悪かったのか、貧血気味なのが影響したのか、夏休みの間に黒くてフリフリで歩きにくいファッションになったせいなのか」

善子「まあとにかく台から落ちちゃって。本に手は届いたんだけど、逆にそのせいで周りに本は散乱。落ちたときの音もあって周りが一斉にその子のことを見たの」

善子「恥ずかしくて、すぐに顔を隠したいんだけど、台から落ちるときに外れたのかサングラスが見つからなくて。慌ててたら声をかけられたの」

善子「大丈夫?って」

善子「声をかけてくれたのは同年代くらいの子だと思うんだけど、サングラス外してすぐで目が慣れてないせいか、全然顔とかは覚えてないわ。でも……」

善子「キラキラして見えた。まあ、サングラス外れてすぐだったからに決まってるけど!」

善子「で、本を片付けるのを手伝ってくれたわ」

善子「毎日宿題やってるの? 偉いね!」

善子「とか」

善子「こんな難しい本読んでるんだ! スゴいね!」

善子「とか。何度か声をかけられたけど、その子はちゃんと返事してたのかしら? もしかしたら、ありがとうも言ってないのかも」
0372名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/23(木) 12:51:55.57ID:sADAsjSZ
善子「助けてくれた子は友達と宿題をしに来てたみたいで、片付けが済んだら自分の机に戻っていったわ」

善子「その子はすぐに図書館から飛び出て、家に帰って」

善子「そうね。ありがとうを言う練習をしたんだと思う」

善子「まあ、それから夏休みの間毎日図書館に通っても、練習の成果を披露する機会は訪れなかったんだけどね」

善子「でも毎日通ったおかげで黒魔術コーナーの本の内容はほとんど頭に入ったわ」

善子「そして夏休みが明けて、自分が堕天使だということに気付いたその子は、学校中の注目の的になったわ」

善子「目立ちまくって、学校中の生徒がその子の顔を見に来た。その中に図書館で助けてくれた人は多分いなかったんでしょうね」

善子「そんなことは関係なく、真なる堕天使を自覚したその子は堕天使道を突き進んでいったわ!」

善子「まあこれが、ヨハネと何の関係もない、概念的生命体、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースの初恋未満のお話ね」

曜「へ、へー……そんなことがあったんだ」

善子「まああくまでヨハネの話ではないけどね」

曜「一応聞いてみるけど、その図書館って市立図書館?」

善子「そうだけど?」

曜「へ、へー……」

善子「なによ」

曜「下校デート……」ボソッ

善子「はあ?」

曜「もしかしたら、初恋って案外実るのかもね」

善子「結論急すぎない!?」

曜「それが案外そうでもないんだよ」

善子「はあ?」
0377名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/23(木) 18:28:46.15ID:0oJ8ofbf
>>328
これちょっとスゴいよな
シチュにあったネタと言葉遊び入れて内容も悪口の安価なのにそうならないようにしっかり捌いて成立させてる
10分以内によくできるな
0379名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/23(木) 19:57:14.21ID:Y+1OKDm4
きゅんきゅんしちゃう
0381名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/23(木) 22:32:55.58ID:B+dY4ggA
図書館で善子の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースを助けてくれたのは一体何辺なんだろーなー?
0382名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/24(金) 06:54:38.51ID:EZiFGBpy
曜「バスにとうちゃーく!」

善子「やけに元気ね」

曜「もちろん! この時間を楽しみにしてるからね!」

善子「へっ!?」

曜「学校に行くのも、授業も、お昼も、部活も、この時間も全部楽しみ! 幸せ!」

善子「素敵な人生ね……」

曜「さあさあ! 今日は何の話をしよっか!」

善子「はあ、じゃあ今日は>>384の話とか?」
0383名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/24(金) 06:56:00.75ID:6XxW/BGz
好きな魚
0384名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/24(金) 06:56:39.45ID:hyGlc0fc
千歌ちゃんのアホ毛のひみつ
0386名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 07:33:56.51ID:zZnEnI8O
善子「千歌のアホ毛の秘密について話しましょうか」

曜「アホ毛……ってなに?」

善子「アホ毛はあれよ。千歌の頭のてっぺんに生えてるビヨーンと跳ねたやつ」

曜「あー、第2千歌ちゃんのこと?」

善子「そんな呼び方してるの!?」

曜「そうそう。千歌ちゃんが」

千歌『この子はチカの分身だからね!』

曜「って」

善子「分身って……」

曜「で、第2千歌ちゃんの秘密ってどういうこと?」

善子「いやヨハネは別に第2千歌ちゃんの話をしようとしてたわけじゃないんだけど」

曜「けど?」

善子「まあ単純に言えば……アレ、何なの?」

曜「へ?」

善子「いや普通に考えたら変じゃない?」

善子「千歌って割とストレートな髪してるのに、あそこだけピンっと立つ?」

曜「アソコがピンと……」ゴクリ

善子「そんな話してない!」
0387名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 07:43:59.73ID:2zitlwxF
軟骨入ってる
0388名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 07:49:35.03ID:zZnEnI8O
曜「でもそんなに変かなー?」

善子「いや変でしょ! キャップとかしばらく被って押さえつけてても、脱いだらすぐにアホ毛が立ってるし!」

曜「クセが強いんだよ」

善子「というかちゃんとキャップ被れてるならまだしも、アホ毛基準にヘアアクセ付けたりしてない?」

曜「アホ毛基準?」

善子「ほら恋アクのヘアバンドとか、ダイスキだったらダイジョウブのカチューシャとか!」

曜「あー」

善子「明らかにアホ毛にせき止められてるでしょ!」

善子「極めつけは未来僕! あれ、完全に帽子突き破ってるでしょ!」

善子「ねえ、誰もおかしいと思ってないの?」

曜「う〜ん、善子ちゃんにもこの話をするときがきたか〜」

善子「話って?」

曜「第2千歌ちゃんにまつわる歴史の話だよ」
0389名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 07:57:33.13ID:zZnEnI8O
曜「千歌ちゃんはちっちゃい頃から第2千歌ちゃんが生えててね」

善子「大人の歯みたいな言い方ね」

曜「私はあんまり気にしてなかったんだけど、中学生くらいから千歌ちゃんは結構気にしてたんだ」

曜「子供っぽく見られる、とか。ファッションが合わせづらい、とか」

曜「私は千歌ちゃんに似合ってるからいいじゃんって思ってたんだけどね」

曜「まあそんなある日。千歌ちゃんがどうしても第2千歌ちゃん……まあその時千歌ちゃんは邪魔っ毛って呼んでたんだけど、それを無くそうって言いだして」

曜「櫛とシャンプーとスプレーと、最終手段のハサミを持って私んちにやってきたの」

曜「自分の家でやろうとしたら、まだ早い。とか言われちゃうんだってさ」

曜「それで、私と千歌ちゃんの邪魔っ毛退治が始まったんだ」
0394名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 10:21:43.54ID:zZnEnI8O
曜「邪魔っ毛退治は色々やったよ」
──────
千歌『よう、ちゃ……もっと、強くしゅっしゅってしてぇ……』

曜『ダメだよ千歌ちゃん、これ以上強くしたら、キズになっちゃう……』

千歌『でもぉ、チカの、ピンってなったままなのぉ……』
──────
善子「櫛を入れてるのよね?」

曜「他にも……」
──────
曜『千歌ちゃん、どう?』ワシャワシャ

千歌『すごい! ほぐれていってる感じがする!』

曜『かゆいところはありませんかー?』

千歌『あ、膝の頭がかゆいです!』
──────
善子「ふーん……」

曜「それで……」
──────
曜『目標発見! 千歌ちゃん隊長、噴射許可をお願いします!』

千歌『了解! よーちゃん隊員、スプレー噴射せよ!』

曜『了解であります! スプレー噴射!』プシュー

千歌『やったか!?』
──────
善子「楽しそうね」

曜「すっごく楽しかった! でも……」
──────
邪魔っ毛『…………』ピシーン

千歌『なん……だと……なのだ』
──────
曜「邪魔っ毛は直らなかったんだ」
0395名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 10:27:26.89ID:zZnEnI8O
──────
千歌『そんな……なんで直らないの!?』

曜『千歌ちゃん……』

千歌『こんなもの……こんなもの!』シャキーン

曜『待って千歌ちゃん!』

千歌『よーちゃん……』

曜『ハサミから手を離して』

千歌『でも……』

曜『千歌ちゃん、毛を剃ったら、次は前より濃くなるって聞いたことない?』

千歌『あ、ある』

曜『今この場で邪魔っ毛を退治できたとしても、第2第3の邪魔っ毛がより強大な力を持って現れるかもしれない』

千歌『そんなっ……! じゃあチカはどうしたらいいのさ!』

曜『……秘密兵器があるんだ』

千歌『秘密……兵器……!?』
──────
善子「……髪の毛の話よね」

曜「髪の毛の話だよ!」
0396名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 10:31:58.15ID:zZnEnI8O
曜「それで私が用意した秘密兵器っていうのはね?」
──────
曜『じゃんじゃじゃーん! ママのヘアアイロン〜!』

千歌『おおー!』

曜『説明しよう! ヘアアイロンとは、熱の力で髪をまっすぐにする科学兵器なのだ!』

千歌『おぉー! 文明〜!』

曜『文明〜!』

ようちか『『いぇーい!』』パシーン
──────
曜「あ、『文明〜!』っていうのは当時私と千歌ちゃんの間で流行ってたギャグね」

善子「聞いてないけど?」

曜「使い方分かる?」

善子「それはなんとなく。ずら丸の『未来ずら〜』みたいなもんでしょ?」

曜「あ、ホントだ! もしかしてパクられた!?」

善子「そんなのはいいから! アホ毛はどうなったの?」
0397名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 10:41:39.01ID:zZnEnI8O
──────
曜『じゃあ、いくよ。千歌ちゃん』

千歌『きて、よーちゃん』

曜『えいっ』

千歌『……ど、どう? 邪魔っ毛、まっすぐになった?』

曜『ひ、ひぇ〜〜〜っ! 邪魔っ毛が、熱を吸収して、赤く輝いてるゥゥゥ!』
──────
善子「はあ?」
──────
千歌『何言ってんのよーちゃ……ホントだー!』

曜『千歌ちゃん……これ……どうしたら……』

千歌『切るしかないよ!』シャキーン

千歌『えいっ!』ガキンッ

曜『すきバサミの刃が……折れた……!?』

千歌『よーちゃん、アレを!』

曜『アレ……? そっか、千歌ちゃん受け取って!』シュッ

千歌『うん!』パシッ

千歌『布用の裁ちバサミ、これならきっと……!』ジャキーン

千歌『やぁぁぁーっ!』ズバッ
──────
曜「そうやって、千歌ちゃんは邪魔っ毛を切ったの」
0398名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 10:48:49.83ID:zZnEnI8O
善子「…………」

曜「でも、でもね?」
──────
千歌『チカは、邪魔っ毛を切ったよね?』

曜『う、うん』

千歌『じゃあ……』

千歌『じゃあなんで』

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千歌『チカの頭に邪魔っ毛があるんだよォォ〜!』
──────
善子「…………」

曜「邪魔っ毛は確かに切ったはずなのに、千歌ちゃんの頭には邪魔っ毛が残ってたんだ」
──────
曜『落ち着いて千歌ちゃん、とりあえず切った方の邪魔っ毛を見て……なにーっ!?』

千歌『切り落とした邪魔っ毛がどんどん増えていってるよォォ〜!』

邪魔っ毛『チカッチカッチカッ』
──────
曜「切り落とした邪魔っ毛がスゴい速さで増殖していったんだよ!」

善子「…………」

曜「あれは断じて超スピードとかそんなチャチなものじゃなく、もっと恐ろしいものの片鱗を見たよ」

善子「……曜?」

曜「なあに?」

善子「この間貸したジョジョは面白かった?」

曜「うん! すっごい面白かった!」

善子「…………この話、どこから作り話?」

曜「えっと……ヘアアイロン持ってきたとこから」

善子「なんなのこの時間〜〜〜!?」
0399名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 10:59:53.88ID:zZnEnI8O
善子「それで? 結局ヘアアイロンでどうなったの?」

善子「流石に熱を加えればまっすぐになるでしょうけど……」

曜「いや、ヘアアイロンは使ってないんだ」

善子「はあ?」

曜「千歌ちゃんが、ヘアアイロン怖がっちゃって」

善子「いや気持ちは分かるけど……」

曜「だから結局は邪魔っ毛退治はできなかったんだよね?」

善子「じゃあ千歌のアホ毛は放置? それがなんで第2千歌だなんて」

曜「色々試した後、私が千歌ちゃんにそのアホ毛? がどれだけ似合ってるかをじっくり丁寧に説明したんだよ」

曜「そしたら千歌ちゃん今の第2千歌ちゃんを気に入ってくれたみたいで、今ではシャンプーで真っ先に洗うくらいの可愛がりっぷりだよ!」

善子「そうなのね……」

運転手「次は○○〜」

曜「おっと! もう降りるとこだ!」

善子「もう?」

曜「じゃ、またね善子ちゃん!」タッタッタッ

プシュー

善子「そんな話があったのね……あれ? 結局千歌のアホ毛が頑固すぎる理由は聞けてないような……」

善子「まいっか」

運転手「発射しまーす」
─海辺─

チカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッ
0403名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 12:11:47.51ID:fF/P+/hQ
>>398に描写追加

善子「…………」

曜「でも、でもね?」
──────
千歌『チカは、邪魔っ毛を切ったよね?』

曜『う、うん』

千歌『じゃあ……』

千歌『じゃあなんで』

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千歌『チカの頭に邪魔っ毛があるんだよォォ〜!』
──────
善子「…………」

曜「邪魔っ毛は確かに切ったはずなのに、千歌ちゃんの頭には邪魔っ毛が残ってたんだ」
──────
曜『落ち着いて千歌ちゃん、とりあえず切った方の邪魔っ毛を見て……なにーっ!?』

千歌『切り落とした邪魔っ毛がどんどん増えていってるよォォ〜!』

邪魔っ毛『チカッチカッチカッ』
──────
曜「切り落とした邪魔っ毛がスゴい速さで増殖していったんだよ!」

善子「…………」
──────
千歌『こ、このままじゃよーちゃんのお部屋がチカの邪魔っ毛でいっぱいになっちゃうよ!』

曜『千歌ちゃん! 邪魔っ毛を捨てなくちゃ!』

千歌『どんどん増えてってるんだよ!? 捨てるってどこに!?』

曜『決まってるでしょ!? 限りなく広い、海だよ!』
──────
曜「こうして邪魔っ毛は海に流された。そして千歌ちゃんのところに戻りたいと思っても戻れないので」

曜「そのうち邪魔っ毛は……」

善子「考えるのをやめた?」

曜「そう! あれは断じて超スピードとかそんなチャチなものじゃなく、もっと恐ろしいものの片鱗を見たよ」

善子「……曜?」

曜「なあに?」

善子「この間貸したジョジョは面白かった?」

曜「うん! すっごい面白かった!」

善子「…………この話、どこから作り話?」

曜「えっと……ヘアアイロン持ってきたとこから」

善子「なんなのこの時間〜〜〜!?」
0405名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 12:15:44.61ID:fF/P+/hQ
曜「いや〜今日も千歌ちゃんは可愛かったね!」

善子「そうね。アホ毛をブルンブルン揺らしてたわ」

曜「ちょっ、ブルンブルンって……」

善子「変な風に考えすぎ!」

曜「ごめんごめん。じゃあ今日の話題はなんにしよっかな〜」

善子「曜が決めてよ」

曜「よーっし! 今日の話題は>>407!」
0407名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/24(金) 12:22:44.41ID:FAgW+khE
突然ですが私と善子ちゃんは身体が入れ替わってしまいました!はいスタート!
0408名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 13:41:57.79ID:fF/P+/hQ
曜「はい、善子ちゃんと私の身体は入れ替わってしまいましたー! よーいスタート!」

善子「はぁ?」

曜「こ、これが曜のカラダ……」ドキドキ

善子「え、今曜はヨハネをやってるの?」

曜「やっぱりヨハネよりは筋肉質なのね。……あっ、口の中がみかんの味。さっきまで食べてたのかしら」

善子「…………」

曜「でも、不思議と嫌な感じがしない。味覚まで曜になっちゃったのね」

善子「ひくわー」

曜「えぇーなんで!?」

善子「なんか表現が生々しい!」

曜「善子ちゃんこんな感じでしょ!」

善子「絶対そうならないから!」
0409名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 13:44:48.19ID:fF/P+/hQ
曜「じゃあ善子ちゃんも!」

善子「はあ?」

曜「私が善子ちゃんの身体になったらどうなるかやってよ!」

善子「えぇー?」

曜「やって!」

善子「仕方ないわね……」

善子「わ、わぁぁぁあああ!!! ま、魔力が溢れ出してくるよ!!!」

曜「…………」

善子「善子ちゃんは普段こんな恐ろしいモノを強靱な精神力で押さえ込んでたんだね!!」

善子「尊敬しちゃうであります!!!!」

善子「……どう?」

曜「いやドン引きだよ」

善子「えぇー!?」
0410名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 13:47:26.79ID:fF/P+/hQ
曜「だってウソじゃん」

善子「ウソじゃないから! ヨハネは普段膨大な魔力を強靱な精神力で押さえ込んでるの!」

曜「もー、じゃあ1回ホンキでやってみよーよ」

善子「ホンキで?」

曜「リアルに考えて、しばらくはツッコんだりしないこと!」

善子「んー、まあいいけど」

曜「よーし、じゃあよーいスタート!」

曜「イタタタタ、えっ、私がいる……」

善子(ぶつかって入れ替わった設定ね……)
0411名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 13:52:53.00ID:fF/P+/hQ
曜「なんで、ヨハネが目の前に……」

善子「えっ、善子ちゃん、なの?」

曜「曜なのね……?」

善子「もしかして」

曜「私たち」

ようよし「「入れ替わってるー!?」」

曜「音楽スタート!」

キミノゼンゼンゼンセカラボクハ……

善子「これがやりたかったのね……」

曜「ちょっと待って、なんで? なんでこんなことに?」

善子「落ち着いて善子ちゃん」

曜「ヨハネよ! ……って、曜のカラダで言うのも変ね」

善子「そんなこと、ないよ」

曜「ねえ。ヨハネ達、いったいどうしたらいいの?」

善子「どうしたらって?」

曜「だって、このまま元に戻れなかったら……私、曜のカラダで生きていくの?」

善子「それは……」
0412名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 13:57:45.43ID:fF/P+/hQ
曜「だって入れ替わったなんて誰も信じてくれないわよ。頭がおかしいって思われちゃう」

善子「そんな後ろ向きなこと考えずにさ! 前向きに行こーよ!」

曜「誰も、私が本当はヨハネだって分かってくれないまま生きるの? ママも、ルビィもずら丸も、ヨハネには気付いてくれない……」

善子「善子ちゃん!」

曜「ヨハネよ!」

善子「ほら、私は貴女が善子ちゃんだって分かってるよ? それじゃダメ?」

曜「それは……」

善子「大丈夫。私が絶対に善子ちゃんを悲しませたりしないから」

曜「曜……」

善子「善子ちゃん……ってい!」ビシッ

曜「いたっ! 何するのさー!」

善子「そっちが目を閉じて唇とがらせるからでしょー!?」

曜「善子ちゃんならここでキスするかなーって」

善子「しないわよ! そんな軽い女じゃないから!」
0413名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 13:59:43.35ID:fF/P+/hQ
曜「ほんとにー?」

善子「当たり前でしょ? するならもっと良い雰囲気のとこで。少なくともこんなバスの中じゃないわ」

曜「そっかー」

運転手「…………」ガーン

曜「あれ? バスゆっくりになってない?」

善子「そう?」

曜「あ、もう私の降りるとこだ!」

曜「はいはーい! 降りまーす!」タッタッタッ

善子「忙しない人……」

善子「……まあ、曜になったつもりでいたら、妙な自信は湧くわね」
0417名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/24(金) 16:30:28.50ID:pZoCukN9
おっちゃんの期待が
0418名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 17:07:45.97ID:fF/P+/hQ
曜「な、なんでヨハネが目の前にいるのよーっ!」

善子「いや、今日はやらないから」

曜「ちぇー。昨日の善子ちゃん、頼もしくてカッコよかったのになー」

善子「まあ確かに昨日の曜はしおらしくて可愛かったけど」

ようよし「「…………」」

ようよし「「これって自画自賛?」」

曜「まあいいか! じゃあ今日の話題は……善子ちゃん!」

善子「じゃあ、>>420で」
0421名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 17:27:26.13ID:fF/P+/hQ
善子「今日は……曜のリトルデーモンとしての設定を考えるわよ」ニヤリ

曜「リトルデーモンの設定?」

善子「そうよ」

曜「あー、善子ちゃんみたいに不思議でへんてこりんなやつを考えるんだ」

善子「不思議でへんてこりんってなによ!」

曜「違う?」

善子「おほん。ヨハネのは設定じゃなくてれっきとした事実なんだからね」

曜「ふーん」

善子「ヨハネは既に何人かのリトルデーモンの設定を考えてあげたりしてるの。曜もその仲間入りよ。光栄に思いなさい?」

曜「何人かってルビィちゃんとか花丸ちゃんのこと?」

善子「いいえ。堕天使ルベウスと堕天使ズラートよ」

曜「そう呼んでるんだ」

善子「こんな感じよ!」

曜「ノート?」
──────
堕天使ズラート
元々は豊穣を司る天使だったが、のっぽパンの食べ過ぎを自省し自ら堕天。
お菓子を食べ始めたら止まらなくなるのはズラートの仕業

堕天使ルベウス
元々はアイスを司る天使だったが、神のアイスをスティールし怒りを買ったため堕天。
姉を持つ妹の元に降り立ち、姉が隠しているおやつの場所を教えて回る
──────
曜「へー。なんかちょっと面白そうかも!」

善子「でしょー?」
0425名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 20:07:49.24ID:fF/P+/hQ
曜「よーし! じゃあ善子ちゃん、いいの考えてね!」

善子「いや、自分で考えなさいよ」

曜「えぇー!? 善子ちゃんから振ってきたのに!?」

善子「そうだけど、こういうのは自分で考えなきゃ意味ないの!」

曜「いや難しいよ〜」

善子「曜は堕天使になりたくないの?」

曜「あんまり……」

善子「えっ……なりたくないの?」

曜「あっ、なりたいなりたい!」

善子「ほんとに!?」

曜「ほんとほんと!」

善子「くくく、それでこそヨハネのリトルデーモンよ!」  
0426名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 20:08:27.03ID:fF/P+/hQ
曜「じゃあまずは何から考えたらいいのかな?」

善子「最初は名前ね。カッコいい横文字の名前」

曜「堕天使ヨーソローっと」カキカキ

善子「はやっ!」

曜「でも私と言ったらこれでしょ!」

善子「まあイメージ通りではあるけど」

曜「それで次はー?」

善子「次は、どういう天使だったのか。堕天使は皆元天使だから、元が何の天使だったか決めないとね」

曜「なるほど!」

善子「ちなみにヨハネは美を司る……」

曜「ヨーソローを司る天使……っと」カキカキ

善子「聞きなさいよ!」
0427名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 20:14:15.33ID:fF/P+/hQ
善子「ていうか変なモノ司ってない?」

曜「変なモノ司ってないよ〜」

善子「ヨーソローを司るってなんなの? ヨーソローってかけ声でしょ!?」

曜「私と言ったらこれでしょ!」

善子「そうだけど、適当には決めてほしくない。ヨハネのリトルデーモンになるんだし」

曜「そっかごめんね。じゃあ何がいいかな?」

善子「……ファザコンを司る天使とか?」

曜「そんなの司ってないよ!?」

善子「前逆さ宙返り三回半抱え型を司ってる?」

曜「司ってない! というか司れるほど範囲広くないでしょ!」

善子「そういえばそうね……ていうか、『司』って字は連発すると読みにくいわね」

善子「『つかさ』だったり送り仮名付きで『つかさど』とも読めるわけで」

曜「確かにそうだけど、なんで急に?」

善子「なんとなく」
0428名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 20:20:41.90ID:fF/P+/hQ
曜「じゃあ私が司ってるのは……」

善子「やっぱり船とか海にまつわることがいいんじゃない?」

曜「やっぱりそうだよね! 船の安全を司る天使にする!」

善子「いい感じ! でもちょっと語呂が悪いかも」

曜「そっかー。船の安全……?」

善子「面舵いっぱい? 前方よし?」

曜「進行方向……ヨーソロー!」

善子「結局!?」

曜「うん! ヨーソローを司る天使で決定!」

善子「まあ、適当に決めてるわけじゃないしいっか」
0429名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 20:26:34.18ID:fF/P+/hQ
善子「じゃあ次は堕天した理由ね」

曜「理由……?」

善子「そう。どうしてヨーソローを司る天使が堕天してしまったのか」

曜「あー、それは簡単だよ!」

善子「簡単?」

曜「堕天使ヨハネに誘われて……っと!」カキカキ

善子「なっ!?」

曜「だってそうでしょ? 善子ちゃんが私をリトルデーモンに誘ったんだから!」

善子「そうだけど、そんな他人任せなのは……」

曜「ううん。他人任せじゃないよ。善子ちゃんと一緒に居られたら絶対楽しいって私が思ったから堕天するの!」

善子「うぅ……」

曜「いいでしょ?」

善子「い、いいけど……これ!」ビシッ

曜「へ?」

善子「なんて読んでる?」

曜「『さそわれて』でしょ? 自分で書いたんだから分かるよ」

善子「いいえ。『いざなわれて』と読みなさい。そっちの方がカッコいいから!」

曜「了解であります! 堕天使ヨハネ様!」

善子「よきにはからえ!」
0430名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 21:49:41.45ID:fF/P+/hQ
善子「そして最後はその堕天使がどんな悪事を働いてるか、ね」

曜「悪事〜?」

善子「そうよ。堕天使たるもの人を堕落させなくちゃ」

曜「むむむ……そうだ! ヨハネ様と一緒がいい!」

善子「またそんな他人任せに」

曜「違う違う。ヨハネ様にさそわれて……」

善子「いざなわれて」

曜「ヨハネ様にいざなわれて堕天使になったんだから、ヨハネ様と行動を共にしたいって思うよ!」

善子「言われてみれば、そうね」

曜「それで? 善子ちゃんはどんな悪事を働いてるの?」

善子「なんか人聞きが悪いような」

曜「教えて?」

善子「ヨハネがしてるのは、人々を魅了することよ!」

曜「魅了?」

善子「そう! ヨハネの魅力にメロメロになっちゃった人達はみ〜んな何をするにもヨハネのことばっかり考えちゃって、なんにも手に付かないの!」

善子「くくく、我ながらなんて罪深い堕天使なのかしら!」

曜「じゃあ私もそれにする!」

善子「そう?」

曜「ヨハネ様、2人で一緒に人間を魅了しよ?」

善子「……許可する!」

曜「やった!」
0431名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 21:52:14.22ID:fF/P+/hQ
──────
堕天使ヨーソロー
元々はヨーソローを司る天使だったが、堕天使ヨハネに誘(いざな)われ、楽しそうと思ったから堕天。
堕天使ヨハネ常に行動を共にし、人々を魅了し続けている。
──────

曜「これで完成!」カキカキ

善子「そうね」

曜「う〜、なんか照れちゃうね」

善子「なっ!? まさかやっぱりやめたとか言わないわよね!?」

曜「ううん。こうして見ると堕天使ヨーソローって、堕天使ヨハネのことが大好きなんだなーって思って!」

善子「……違うの?」

曜「違わない! 大好きだよヨハネ様!」

善子「私も大好きよ。堕天使ヨーソロー」
0433名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/24(金) 21:53:40.43ID:fF/P+/hQ
今日はここまで
そろそろいい感じなのでいけそうな安価が来たらどこかで最終回にします
いけそうな安価が来なくても無理やりどこかで最終回にします
0436名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2019/05/24(金) 22:11:46.63ID:KsKz+zls
ついに結ばれるんか
0441名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 07:06:57.96ID:c+Be8yWJ
善子「さあ堕天使ヨーソローよ、このヨハネと共に語らおうぞ!」

曜「はいはーい! 楽しくおしゃべりしよー!」

善子「今宵追求する真理は……」

曜「えっもしかして、今日からずっとこのノリで行くの?」

善子「ノリってなによー!」

曜「まあまあ、とりあえず今日は>>443の話をしよーよ!」
0442名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版2019/05/25(土) 07:25:49.18ID:TWQ7AtXK
(*> ᴗ •*)ゞ
0444名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 09:20:15.22ID:c+Be8yWJ
曜「えっと、堕天した時ってなにか儀式的なこととかしないの?」

善子「儀式的なこと?」

曜「そうそう。なんかイメージあるじゃん」

善子「どんなイメージよ」

曜「なんか、変な模様が描かれたでっかいレジャーシートの周りにロウソク置いて〜みたいな?」

善子「変な模様じゃなくて魔方陣!」

曜「魔方陣って言うんだ」

善子「あとレジャーシートじゃないから!」

曜「えっ、アレ持ってピクニックとか行くのかと思ってた」

善子「別に小高い丘の上に敷いたりしないから!」
0445名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 10:14:09.12ID:c+Be8yWJ
善子「でも別に今までのリトルデーモンにも儀式とかはしてこなかったし……」

曜「じゃあ私が善子ちゃんの初めてなの? やった!」

善子「待って待って! するとは言ってないでしょ?」

曜「しないの?」

善子「するにしても、こんな狭いバスの中じゃできないわよ」

運転手「…………」ガーン

曜「そうなの?」

善子「まあ儀式をするなら、ちゃんとしたのがやりたいし」

曜「えぇー。じゃあ他になんかないの?」

善子「他って?」

曜「堕天するときの記念? みたいな何か」

善子「なんでそんなにやりたいのよ」

曜「みんなに言いふらしたいんだ。善子ちゃんのリトルデーモンになったよ〜って」

善子「そうは言っても……」

曜「なんでもいいよ! 書類上の手続きとかはないの?」

善子「なにそれ!」
0446名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 10:19:52.37ID:c+Be8yWJ
曜「なんか細かいことを書いて〜、今から堕天しますって窓口に持ってったりとかしないの?」

善子「どこの窓口がそれを受理するのよ」

曜「それは善子ちゃんに受理してもらわないと」

善子「えぇー?」

曜「お願い! 何かカタチに残ることしよーよ!」

善子「まあいいわ。じゃあ今日は『堕天しんせい書』の内容を考えましょ?」

曜「やった!」

善子「ちなみに『しんせい書』の『しんせい』は『申し請ける』じゃなくて『新しく生まれる』の方だから!」

曜「あーはいはい」

善子「なんで急にテンション低いのよー!」
0447名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 12:29:23.26ID:c+Be8yWJ
曜「じゃあ内容を考えヨーソロー!」

善子「堕天をするにあたって書く書類ね……」

曜「うーん、証明写真っているかな?」

善子「そんな感じのヤツなの!?」

曜「いや分かんないけど、堕天協会に登録するんなら必要かなーって」

善子「堕天協会って何?」

曜「堕天協会っていうのはー、日本堕天連合が公認した堕天組織でー、堕天活動における堕天性を審査する堕天機関でー……」

善子「もういいもういい!」

曜「そう?」

善子「堕天したてのクセにヨハネより堕天言いまくってるじゃない」

曜「いやーなんか楽しくってさ」

善子「堕天の楽しみ方ってそうなの?」
0449名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 12:37:21.67ID:c+Be8yWJ
善子「まあでも、そういう方向で考えてみる?」

曜「そういう方向って?」

善子「堅苦しい書類を書くつもりでってこと」

曜「えー。それって堕天かなー」

善子「堕天を副詞化してる……!」

善子「とにかく、ヨハネのリトルデーモンなんだから従ってよね」

曜「了解でありますヨハネ様!」ビシッ

善子「よろしい。まず書いてほしいのは……『堕天動機』ね」

曜「堕天動機?」

善子「何故堕天しようと思ったのか。なるべく面接官に堕天が伝わるような文章を書いてほしいわね」

曜「なるほどー」

善子「そして『堕天セールスポイント』」

曜「堕天セールスポイント?」

善子「自分の能力を、どう堕天に活かせるか。とかそういうこと」

曜「ふむふむ」

善子「そして『趣味・特技・堕天』」

曜「趣味特技堕天?」

善子「堕天志望者の趣味に特技、そして堕天から、どんな堕天使なのかしれるでしょ?」

曜「なるほどー!」
0450名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 12:42:45.62ID:c+Be8yWJ
善子「まあ文章系はこれくらいで、あとは『旧姓』と『堕天名』かな」

曜「前の名前ってコト?」

善子「そう。古い名前から新しく堕天使ヨーソローになるんだし、書いてもらわないと」

曜「理にかなってるな〜」

善子「あ、いけないいけない。『証人』も必要ね」

曜「証人?」

善子「新生堕天使が本当に堕天する意思があるのか証明する人のことよ」

曜「誰に書いてもらったらいいの?」

善子「まあ先輩リトルデーモンが適当よね。直筆で、印鑑も貰いなさい」

曜「これってシャチハタは……」

善子「だめ」

曜「了解であります!」
0452名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/25(土) 15:02:09.27ID:c+Be8yWJ
善子「あと必要なのは……」

曜「善子ちゃんの名前は?」

善子「なんでヨハネの名前がいるの?」

曜「だって、ヨハネ様のリトルデーモンになるんだから、所属先みたいな感じで!」

善子「それもそうね。じゃあヨハネの名前……せっかくだから目立つところがいいわね」

曜「じゃあ私の隣に書こうよ!」

善子「もう主役級じゃない!」

曜「いいじゃんいいじゃん!」

善子「よーっし! じゃあノートに枠作って……『リトルデーモンになる人』その隣に『堕天使の人』っと」

曜「ん……?」

善子「その下に生年月日と住所……それに本籍も必要ね」

曜「ねえねえ善子ちゃん、これって……」

善子「なあに?」

曜「なんか、婚姻届みたいだね」

善子「は、はあああああ!?」

曜「どうする? 役所に持ってく?」

善子「持ってかない!」

曜「も〜」

運転手「狭いバスが○○に到着いたしました〜」

曜「あ、降りなきゃ!」

善子「堕天新生書、ラインで送るから! プリントアウトして書いてきてよね!」

曜「了解であります! ……私のママにも見てもらう?」

善子「見て貰わなくていい!」

曜「はいはーい!」タッタッタッ

善子「……もう!」
0458名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/25(土) 22:31:24.71ID:429Tl42m
狭いバスがw
0459名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/25(土) 22:35:36.28ID:MHBV+UYm
草はえるわ
0462名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/26(日) 19:03:34.52ID:gSGPrssP
『堕天しんせい書編・おまけ』

曜「ふう〜。今日も練習頑張ったね〜」

善子「ちょっと曜。今朝渡したヤツ、書いてきたの?」

曜「もちろんであります!」

善子「そう。じゃあ見せてよ」

曜「どうぞ!」

https://imgur.com/ggsHhba.jpg

善子「…………」

曜「どう? これで私も堕天できる?」

善子「書き直し!」

曜「えぇー!?」
0466名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/26(日) 19:47:09.18ID:FKsC5XPT
証人欄の先輩リトルデーモン4号は、
苗字のとこだけおねぇちゃに書いてもらってないか
0472名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/27(月) 00:47:23.34ID:XrBpf3Bc
曜ちゃんも曜ちゃんだけどこの用紙を真面目に作ったヨハネちゃん完全に面白い人ですね…
0473名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/27(月) 11:12:02.28ID:2hDduuNt
曜「まあ、堕天しんせい書は今度書くとしてさ〜」

善子「今度ねぇ……はっ!」

曜「どうしたの?」

善子「『堕天しんせい書』のしんせいの字、間違えてる!」

曜「へ? これであってるんじゃないの?」

善子「新しく生まれるって書いて『新生』なの!」

曜「おー。こだわりですな?」

善子「そう! また明日作ってちゃんと渡すから!」

曜「おっけー! 期待してるね!」

善子「くっ、ヨハネとしたことが……!」

曜「それは家に帰ってからやるとして、今日は何のお話しする?」

善子「そうね……>>475とか?」
0475名無しで叶える物語(家)垢版2019/05/27(月) 11:23:48.26ID:UB9uTyIz
ヨハネの生配信
0476名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/27(月) 12:08:49.57ID:2hDduuNt
善子「ヨハネの生配信について語っていきましょうか」

曜「生配信について?」

善子「そう。曜もヨハネの生配信のこと、興味津々なのよね?」

曜「いやまあ興味はあるけど」

善子「でしょ!? 何か聞きたいことはない? なんでも答えてあげる!」

曜「聞きたいことか〜」

善子「ふふ、光栄に思いなさい? こんなこと100記念放送の時にしかやってないんだから」

曜「そうなんだ」

善子「ええ。それまで一度もコメントに反応してこなかったものだから」

善子「『この子の家には電波を発信することはできても受信する機械はないんじゃないか?』」

善子「なんて噂がまことしやかに囁かれてたくらいなんだから」

曜「よくそれで100回まで視聴者さん付いてきてくれたね」

善子「これもひとえにヨハネの魅力のなせる技!」
0477名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/27(月) 12:19:24.99ID:2hDduuNt
曜「実際に放送で質問大会したんだね」

善子「ええ」

曜「その時はどんな質問がきたの?」

善子「……それが曜の聞きたいこと?」

曜「いやいや、これはただの友達質問だよ」

善子「と、友達質問……!」ジーン

善子「そうね。例えば『なんでこれまでコメに触れてこなかったの?』って質問があったわ」

曜「まあやっぱりくるよね」

善子「それに対してヨハネは……」

善子「『常世から離れし堕天使は、民どもの歓声を受ける運命。歓声を送り続けられる者だけが残った。それだけのこと』」

善子「って答えたの!」

曜「へ、へぇ〜」

善子「他にも、『スリーサイズ教えてください!』なんて質問も来たわね」

曜「そんなのもくるの!?」

善子「それに対してヨハネは……」

善子「『上から暗黒、疾風、常闇』」

善子「って答えたわ!」

曜「う、うん……」

善子「さあ、曜の聞きたいことはなに?」

曜「えっ、もしかして私の質問もそのノリで答えるの?」

善子「もちろんよ!」

曜「そうなんだ……。じゃあ私の質問は>>479だね」
0480名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/05/27(月) 12:27:41.02ID:HF+yxsDJ
|c||^.- ^||
0481名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/27(月) 13:00:27.01ID:2hDduuNt
曜「じゃあ私の質問」

善子「どんと来なさい」

曜「堕天使ヨーソローのことは、どれくらい好きですか?」

善子「そうね……なっ!?」

曜「リトルデーモンなんだし聞いてもいいでしょ?」

善子「そ、そうね……」

曜「教えて教えてヨハネ様!」

善子「こほん」

善子「新たなる眷属ヨーソローは……」

曜「ヨーソローは?」

善子「影と交わることない光が、影を侵略するのではなく影と融和し、影もまたそれを受け入れている」

善子「光は影の闇に隠れた長所を見いだすことに長け、影は光に闇を預け。光だけ、影だけでは到達し得ぬ領域へいけるのではと感じている」

善子「……こ、こんな感じよっ!」

曜「う〜んと……」

善子「もういいでしょっ!」

曜「最初は合わないかもって思ってたけど、今は私といるのが楽しくて、2人でどこまでもヨーソロー!」

曜「みたいな感じ?」

善子「…………」

曜「ねえ、これであってる?」

善子「言わない!」

曜「え〜! なんでも答えてくれるんじゃないの〜?」

善子「それは1回だけなの!」

曜「じゃあ友達質問で!」

善子「友達質問も1回だけ!」

曜「ずるいよ〜!」

善子「ずるくない!」
0487名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/28(火) 07:00:04.10ID:euHyNnhG
曜「今日もバス貸し切りだね!」

善子「このバス毎回私たちしか乗ってないけど大丈夫なの?」

曜「なにがー?」

善子「経営とかよ。まあ、貸し切り状態なのはありがたいけどね」

曜「私と二人きりになれるから?」

善子「気を遣わなくて済むからよ」

曜「そう? じゃあ気遣いなくお喋りしヨーソロー!」

善子「そうね」

曜「今日の話題は>>489で!」
0490名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/28(火) 10:20:45.66ID:f1s1DHl0
曜「雪山で遭難したときに1日楽しく過ごす方法を考えヨーソロー!」

善子「うわー、すごい無駄話っぽい」

曜「そうでしょー!」

善子「でもあまりにも季節はずれじゃない?」

曜「この暑さだからこそ、涼しくなるためにこの話をしようよ!」

善子「涼しくなりたいなら別に怪談話とかでも……」

曜「怪談話? 雪山で遭難したときに怪談話するの!?」

善子「いやそうじゃないから!」

曜「いいじゃんそれ! 妖怪から命からがら逃げ出す話とか!」

善子「その前にまず雪山から命からがら逃げ出さないとなんでしょ!?」
0491名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/28(火) 10:38:55.51ID:f1s1DHl0
曜「あー、実際のシチュエーションが怖すぎて怪談話に感情移入できないってこと?」

善子「そりゃそうでしょ」

曜『これは、淡島で実際に起こった話なんだけどね』

善子『淡島? か、帰れるといいわね』ブルブル

曜『一人きりで淡島神社の階段を目をつぶって登ってると、途中で誰かに肩を叩かれるの』

善子『そ、そう……』ブルブル

曜『そしていきなり大きな声で『やめろーーーっ!』って言われるんだって!』

善子『や、やめたらいいんじゃない?』ブルブル

曜『それは、淡島神社の階段から転落して死んじゃった女の人の幽霊なんだって!』

善子『あはは、私たちも幽霊になっちゃうのかしら! このまま助けてもらえずに。ははは、ひひ、あはははは!!』ブルブル

曜「……ほ〜ら善子ちゃん笑ってるじゃん! 雪山で遭難したら怪談話だよ!」

善子「そっか。雪山で遭難したら怪談話をすれば楽しく過ごせるのね!」

善子「……とはならないから」

曜「えぇー!?」
0492名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/28(火) 10:43:16.32ID:f1s1DHl0
曜「でも善子ちゃん笑ってたじゃん!」

善子「あれはクレイジー笑いでしょ?」

曜「クレイジー笑い?」

善子「どうしたらいいのか分からず追い詰められた時に出てくる笑いよ!」

曜「そんなのあるの?」

善子「あるでしょゾンビ映画の中盤くらいに1人くらいパニックになって笑い出すヤツ」

曜「あー」

善子「まあそういうヤツに限って生き延びたりするんだけどね」

曜「生き延びれるの!? じゃあやっぱり雪山で遭難したら怪談話でクレイジー笑いだよ!」

善子「そっか。雪山で遭難したら怪談話でクレイジー笑いすれば生き延びられるのね」

善子「……とはならないから」

曜「なんでー!?」
0493名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/28(火) 10:59:39.23ID:f1s1DHl0
善子「一度怪談話は置いて置きましょ?」

曜「そう?」

善子「寒いってことをもっとリアルに考えてよ。既に寒いのに涼しくなる怪談話する?」

曜「あーそっか寒いんだ。じゃあ暖かくなる話をしたらいいんだね」

善子「暖かくなる話?」

曜「『ずーっとずっとだいすきだよ』とか」

善子「心温まる話ってこと!?」

曜「そう!」

善子「いや感動はするけどカラダは温まらないでしょ」

曜「じゃあ激辛ラーメンの話とか!」

善子「……曜は激辛ラーメンの話を聞いて熱くなってくる?」

曜「こない!」

善子「そうよね」
0494名無しで叶える物語(うめぼし)垢版2019/05/28(火) 23:08:38.71ID:k70WjU+l
よっすよっす
0496名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/29(水) 06:57:44.57ID:8gmd/XNi
曜「じゃあ何の話をしたら暖かくなるんだろー?」

善子「別に話じゃなくてもいいでしょ。温まりたいならカラダを動かせば……」

曜「それだー!」

善子「へ?」

曜「そうだよねー。凍えそうなときはカラダを動かさなきゃ!」

善子「まあそうよね」

曜「カラダを動かして楽しいと言ったら……じもあい!」

善子「はあ?」

曜「ちょっと善子ちゃん遭難して?」
──────
曜『じっもっあい! じっもっあい!』

善子『ちょっと、どうしたのよ曜!』

曜『じっもっあい! じっもっあい!』

善子『落ち着いて、きっと救助はくるから!』

曜『じっもっあい! じっもっあい!』

善子『パニックになるのは分かけど、今は冷静に生き延びる方法を……』

曜『じっもっあい! じっもっあい!』

善子『…………』

曜『じっもっあい! じっもっあい!』

善子『……っあい。じっもっあい!』

曜『じっもっあい! じっもっあい!』

ようよし『『じっもっあい! じっもっあい!』』
──────
曜「ほら完璧じゃん!」

善子「どこがよ!」
0497名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/29(水) 07:13:06.72ID:8gmd/XNi
曜「これならカラダあったまるし、楽しいよ!」

善子「まあそうだけど」

曜「このまま朝までじもあいね」

善子「朝まで?」

曜「そう! じもあいで夜を明かして、じもあいで下山する!」

善子「じもあいエンドレスなの!?」

曜「もちろん!」

善子「いやそれ、助かったらいいけどもしダメだったときは最悪でしょ」
──────
善子『じっもっあい!』

曜『じっもっあい!』

善子『じっもっあ……ぐふっ』バタン

曜『善子ちゃん!?』

善子『曜……ヨハネはもうダメみたい』

曜『起きてよ善子ちゃん! じもあいしてないと死んじゃうよ!』

善子『曜、最期に1つだけ……』

曜『最期だなんてそんな……!』

善子『ヨハネの分まで、じもあいを……がくっ』

曜『善子ちゃーん!』

曜『う、うぅ……』

曜『ダメだ。私が諦めちゃダメだ!』

曜『じっもっあい! じっもっあい!』
──────
曜「……確かに悲しいかも!」

善子「ちょっとヨハネの考えてた結末とは違ったけど」
0499名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/29(水) 07:38:37.18ID:8gmd/XNi
曜「私、善子ちゃんの分までじもあいするから!」

善子「いいえ。ヨハネを失った曜はすぐにじもあい出来なくなるわ」

曜「そんな!」

善子「そして2人とも力尽き、後からきた救助隊に発見されるの」

善子「その時のヨハネ達は死後硬直でじもあいポーズのまま固まってて」

曜「死後硬直!」

善子「千歌たちはヨハネたちの遺体を見るわよね」

曜「見るだろうね」
──────
千歌『よーちゃん! 善子ちゃん!』

千歌『いやだよ! また笑ってよぉ……』

千歌『う、うぅ……ぐすっ……』

千歌『…………』

千歌『…………じもあいのポーズじゃん』ボソッ
──────
曜「そんなときまでじもあいポーズなの!?」

善子「そうよ。死後硬直で動かせないんだもの」

曜「死後硬直ってすごい」

善子「お葬式とかでも、棺はじもあいポーズのまま入れるように特注ね」

曜「特注!?」

善子「そして念仏がわりにじもあいを歌う」

曜「そこでも!?」

善子「お焼香持った後じもあいポーズしてから炭の上に撒くの」

曜「参列者もじもあいするんだ」

善子「そう! じもあいで遭難した夜を明かすということは、このリスクを覚悟しないとダメなの!」

曜「覚悟……!」
0500名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/29(水) 07:57:18.78ID:8gmd/XNi
善子「そう。だからじもあいエンドレス案はかなりのリスクがあるのよね」

曜「じもあいポーズのまま固まっちゃうかもしれない……はっ!」

善子「どうしたの?」

曜「じもあいポーズって、何に見える?」

善子「何って、サボテ……」

曜「ローマ字で言うと!」

善子「……N?」

曜「もう少し傾けて!」

善子「……S?」

曜「そう! じもあいはSのカタチしてるんだよ!」

善子「……だから?」

曜「私たち2人でSのカタチ作って、真ん中に丸いモノを置けば……」

善子「……SOS!」

曜「そう!」

善子「なるほど、SOSの合図を出していれば救助がくる確率も上がるわ!」

曜「でしょー!?」

善子「そこに気付くなんて……天才だったのね」

曜「ふふーん!」
0501名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/29(水) 08:00:48.17ID:8gmd/XNi
曜「後は私たちの間に置く丸いモノ……」

善子「丸い……雪山……遭難……カマクラ!」

曜「カマクラ?」

善子「そう! カマクラ作って、じもあいに疲れたら中に入って風と雪をしのげる!」

曜「天才!」

善子「つまり、雪山で遭難したときは……」

曜「まずカマクラを作って、そのまわりでじもあいする!」

善子「そうすれば楽しくて、カラダあったまって、救助される!」

曜「うん! こんなのが思いつくなんて私たち……」

ようよし「「てんさい!」」
0505名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/29(水) 10:10:18.91ID:8gmd/XNi
曜「じっもっあい! じっもっあい!」

善子「テンション高いわね」

曜「そりゃそうでしょ! まさかじもあいがサバイバルに向いてたなんて思わなかったからさー」

善子「……そんな話だったっけ?」

曜「そんな話だよ!」

善子「あれ?」

曜「変な善子ちゃん」

善子「まあいいわ。今日は>>507の話をしましょ?」
0508名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/05/29(水) 12:10:07.77ID:EoOCQwto
そんな事したのは誰ずらか?
0509名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/29(水) 12:29:52.43ID:8gmd/XNi
善子「まあ、話というか、相談なんだけど」

曜「相談? よーし、曜ちゃんセンパイがばっちり答えてあげるよ!」

善子「今日同級生に告られたんだけど、どうしよう」

曜「……相談だよね! ばっちこい!」

善子「いや今言ったでしょう?」

曜「……えっ?」

善子「はあ。今日同級生に告白されたんだけど、どうしたらいいと思う?」

曜「あー、そういう……」

善子「そういうってなに?」

曜「いやもっと別の相談かなーって」

善子「答えられない?」

曜「いや、その……そうだ! ルビィちゃんや花丸ちゃんはどう言ってたの?」

善子「……なにが?」

曜「いや、2人にも相談してるでしょ? なんて答えたのかなーって」

善子「してないけど?」

曜「へ?」

善子「このことは曜にしか言ってないわ」
0512名無しで叶える物語(公衆)垢版2019/05/29(水) 16:37:03.96ID:JtGYiU7L
よしよう編が始まるのか
0513名無しで叶える物語(SB-iPhone)垢版2019/05/29(水) 17:52:21.57ID:EoOCQwto
はよ結ばれろ
0518名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 12:55:34.84ID:ikzJ7Lwv
曜「なんで私にだけ相談してくれたの?」

善子「まあ、最初に言うなら曜かなって」

曜「それって、私に決めてほしいってこと?」

善子「決めるって?」

曜「受け入れるか、断るか」

善子「そうね。曜が認めてくれるなら」

曜「えっ、私が『いいよ』って言ったらその子を受け入れるの?」

善子「ええ。そのつもりよ」

曜「そんなの、ダメだよ」

善子「曜……?」

曜「大事なのは善子ちゃんの気持ちでしょ? 私が決めていいことじゃないよ!」

善子「それでも曜に聞いておきたかったの!」

曜「なんで……? なんで私なの?」

善子「だって、曜はヨハネにとっての……」

曜「…………」

善子「一番新しいリトルデーモンでしょ?」

曜「…………」

善子「曜?」

曜「へ?」
0519名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 13:00:03.04ID:ikzJ7Lwv
曜「ん? ちょぉっと待って?」

善子「どうしたの?」

曜「えっと、告白されたんだよね?」

善子「そうよ?」

曜「なんて?」

善子「『ヨハネ様のリトルデーモンにしてください』って」

曜「えぇぇぇぇぇ!?」

善子「だから、堕天しんせい書書いてもらわないとでしょ?」

善子「そこの証人の欄、一番新しいリトルデーモンであるヨーソローに書いてもらおうと思って」

曜「あーーーー。そうだねーーー」

善子「まあ曜が証人として認めてくれなかったら別のリトルデーモンに頼もうかと思ってたけど」

曜「それで私に最初に相談したんだね……」
0520名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 13:11:26.17ID:ikzJ7Lwv
曜「あー、リトルデーモンってそんな感じで増えるんだね」

善子「まあ告白? 志願されたのは初めてなんだけど」

曜「告白ねえ。どんな感じで言われたの?」

善子「えっと、昼休みが終わって教室に戻ったら机の中に手紙が入ってて」

曜「ふむふむ」

善子「それで放課後に体育館の裏に2人きりで……」

曜「んん?」
0521名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 13:16:23.88ID:ikzJ7Lwv
――
――――
――――――
善子「ど、どうしたの? こんなところに呼び出して」

同級生「ごめんね? 2人で話すの初めてだもんね」

善子「別にいいけど?」

同級生「その、ヨハネちゃん」

善子「ヨハネ!? ヨハネって呼んでくれるの!?」

同級生「もちろんだよ! あっ、ちゃん付けなんて気易かったかな?」

善子「いい! 全然大丈夫だから!」

同級生「そう? じゃあヨハネちゃん。私ね、同じクラスになってからずっとヨハネちゃんのことが気になってて」

善子(くくく、ヨハネの美しさは同級生までも魅了してしまうのね)

同級生「それで、ヨハネちゃんの配信とかも見たりしてて」

善子「そうなの!?」

同級生「うん! 全部見てるよ!」

善子「じゃあ、ヨハネのスリーサイズは?」

同級生「上から暗黒、疾風、常闇」

善子「ホントに見てるんだ……」
0522名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 13:25:51.91ID:ikzJ7Lwv
同級生「配信のヨハネちゃん、スクールアイドルのヨハネちゃん、教室でのヨハネちゃんをずっと見てて」

善子「あ、ありがとう……」

同級生「ヨハネちゃん、スクドル始めてから教室でもみんなと喋るようになって、私もいっぱいおしゃべりできて」

同級生「ヨハネちゃんは可愛くてかっこよくて、私の憧れで。私、毎晩ヨハネちゃんのこと考えてるのに気づいたの」

善子「そ、そんな……」

同級生「私は、今、憧れのヨハネちゃんと友達になれたと思ってるんだけど」

善子「と、友達……!」ジーン

同級生「ち、違った?」

善子「ううん! 友達! 友達よ!」

同級生「でも私、ヨハネちゃんと友達以上の関係になりたいの!」

善子「友達以上……リトルデーモン?」

同級生「ヨハネちゃんの言い方だとそうなんだね」

善子「へっ?」

同級生「ヨハネちゃん、ううん、ヨハネ様。私をヨハネ様のリトルデーモンにしてください!」

善子「リトルデーモンに……」

同級生「へ、返事はまた今度でいいから〜〜〜〜!!!」バビューン

善子「あっ、ちょっと!」

善子「……まずは堕天しんせい書を書いてもらわないとね」
――――――
――――
――
善子「こんな感じよ?」

曜「いやいやいやいやいや!」
0524名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 14:21:59.34ID:ikzJ7Lwv
善子「どうしたの?」

曜「いやその子……えっ? あっ、えぇ!?」

善子「大丈夫!?」

曜「善子ちゃん。その子多分、リトルデーモンになりたいんじゃないと思う」

善子「いや『リトルデーモンにしてください』って言ってきたのよ?」

曜「多分ね、それ『恋人にしてください』って意味だと思うよ」

善子「ええぇ!?」

曜「普通友達以上ってそういうことだよ! 善子ちゃんにはたまたまリトルデーモンがあるだけでさ!」

善子「そ、そうなの!?」

曜「どうするの? 付き合うの?」

善子「そんなこと言われても、分かんないわよ……」

善子「好きとか、嫌いとか、どうやったら付き合うとか、どうなったら恋人同士とか、全然分かんない」

善子「そりゃ、ネットとかで調べたりはするわよ?」

善子「でも、やっぱり恋ってどういうものか分からない」

善子「慕ってもらえるのは嬉しいけど、ヨハネはどうやったら自分が恋をするのか分からない」

曜「…………」

善子「……決めた! 断るわ」

曜「あ……」

善子「恋を分かってないのに付き合うなんてできない。そこをちゃんと説明する」

曜「そっか」
0525名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 14:32:28.81ID:ikzJ7Lwv
善子「それで、それをちゃんと説明した上で、あの子がいいなら、リトルデーモンに勧誘するわ」

曜「リトルデーモンに?」

善子「ええ。リトルデーモンになってヨハネと行動を共にして、あの子のことを知ってみたい。ヨハネを好きになってくれたんだもの」

曜「善子ちゃん……」

善子「ねえ。これって残酷かしら」

曜「残酷?」

善子「ハッキリした答えが欲しい人に、保留って言ってるみたいなものよ? 真剣に伝えてくれたあの子に不誠実じゃないかしら」

曜「ううん。善子ちゃんも真剣に考えてるってこと、きっとその子にも伝わるよ」

善子「そう? じゃあ曜、もしあの子がリトルデーモンになりたいって言ってくれたら、堕天しんせい書の……」

曜「もちろん! 証人になるであります!」

善子「ありがとう」

運転手「○○〜○○に到着です」

曜「あ、降ります! じゃあね善子ちゃん」

善子「ヨハネも降りる」

曜「へ?」

善子「歩きながら、じっくり考えてみるわ」

曜「そっか!」

運転手「ありがとうございました〜」
0527名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 14:37:54.76ID:ikzJ7Lwv
―翌朝。行きのバス―

曜「……もう学校着くよ」

善子「わひゃぁ!?」

曜「あはは、周りの音が聞こえないくらい考えてたんだね」

善子「緊張もしてるわ」

曜「そっか」

運転手「浦の星女学院前、浦の星女学院前です」

曜「降りよっか」

善子「ええ」

運転手「ありがとうございました〜」

同級生「あ、きた! ヨハネちゃん!」

善子「えっ!?」

曜「この子?」

同級生「あの、昨日のことなんだけど……」

善子「あ、そ、それは……」

同級生「ごめんなさい!」

善子「へっ……。……えっ?」
0528名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 14:52:58.64ID:ikzJ7Lwv
同級生「昨日は、居ても立っても居られなくて告白までしちゃったんだけど、私思い出したの!」

善子「な、何を!?」

同級生「ヨハネちゃんの好みのタイプは、自分が憧れちゃうくらいキラキラした人ってこと!」

善子「そんなこと言ったっけ!?」

同級生「ううん、これは私がヨハネちゃんの配信を見て心理を分析した結果だよ!」

善子「ヨハネの心理を分析!?」

同級生「つまり、ヨハネちゃんと友達以上になるには、ヨハネちゃんに振り向いてもらうんじゃなくて、ヨハネちゃんの前を突き進んで目を向けさせるしかないの!」

善子「えーっと?」

同級生「実は私は人間じゃなくて、サイバーロボットなの!」

善子「はあ?」

同級生「銀河を破壊するほどのハイパーテクノロジーによって生み出されたサイバーロボット。それが私」

善子「あ、そういう設定?」

同級生「設定じゃない! そんなこと言ったら堕天使だって設定でしょ?」

善子「設定じゃないから!」

同級生「見てて。絶対にあこがれてもらうから。あとで私のチャンネルのURLラインするね」

善子「あ、リトルデーモンには……」

同級生「ならない! サイバーロボットだから!」

善子「そう?」

同級生「あっ! 渡辺曜!」ツカツカツカ

曜「こっち来た!」

同級生「あなたには負けません」ボソッ

曜「へっ」

同級生「じゃあね堕天使ヨハネ! また教室で!」バビューン

善子「えぇ……」
0529名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 15:03:28.33ID:ikzJ7Lwv
曜「すごい子だったね……」

善子「ええ。サイバー・ロボット、盲点だったわ。完成度次第では脅威になるかも」

曜「へっ?」

善子「闇や魔法ばっかり見てた自分の視野の狭さが恥ずかしいわ。あのオリジナリティ、ホントにすごいとこまで行くかもしれない」

曜「ふふっ」

善子「どうしたの?」

曜「ううん、やっぱり善子ちゃんはすごいなって」

善子「はあ?」

曜「いきなりあんなこと言ってこられたのにもう対等に、ライバルとして分析してる」

善子「当たり前でしょ? 冗談で言ってないのは目を見れば分かるわ」

曜「なるほど! 善子ちゃんを好きになるくらいだもんね。本気の変な子なんだね!」

善子「なに? 悪口?」

曜「違う違う。あはは、私も変な子だなーっ!」

善子「はあ?」

曜「よーしっ! じゃあ教室まで競争ね! 全速前進〜ヨーソロー!」タタタタタッ

善子「ちょっとぉ! 教室違うでしょー!?」タタタタタッ
0530名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 15:09:34.32ID:ikzJ7Lwv
『告白されたの?』編『サイバー・ロボ』編おしまい

これでこのSSもおしまいです
安価に参加してくださった方、呼んでくださった方、ありがとうございました。

よろしければ前作も読んでいただけるとありがたいです

【安価】ルビィ「善子ちゃんの堕天使教室」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1548712744/
0531名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 15:10:52.98ID:ikzJ7Lwv
もしよろしければ、どの話が面白かったか教えていただけると幸いです

   バスの雑談日記
『うんこはやめて』『おかずについて』
『自分だけの法律』『千歌は眠ってる』
『焼肉のメニュー』『ルビィしりとり』
『たまごかけご飯』『10年後の自分達』
『子供ができたら』『姉妹の組合わせ』
『おしりのお悩み』『キスって何味?』
『ちかりこの距離』『まるでマルで?』
『メンバー抱き枕』『初恋は実るかな』
『第2千歌ちゃん』『入れ替わった体』
『リトルデーモン』『堕天しんせい書』
『ヨハネの生配信』『雪山でじもあい』
『告白されたの?』『サイバー・ロボ』
0536名無しで叶える物語(やわらか銀行)垢版2019/05/30(木) 19:47:51.36ID:4kYrO+sl
はーーんこういうじもあいの会話をいつまでも聞いてたい…初恋は実るかながすきです おつ。
0539名無しで叶える物語(茸)垢版2019/05/30(木) 22:20:09.48ID:A0xPlVN9
よしルビの次がようよしか
善子がメンバーと1対1で安価短編するの、全員分やってくれるよな?
0540名無しで叶える物語(庭)垢版2019/05/30(木) 23:11:18.99ID:i7NO5nJX
楽しい1ヶ月でした ありがとう
面白かったのは安価とれたヨハネの生配信に1票です!
0541名無しで叶える物語(たこやき)垢版2019/05/30(木) 23:15:00.61ID:fiJi17/D
またこーいうのかいて
0549名無しで叶える物語(プーアル茶)垢版2019/06/02(日) 03:59:15.01ID:LtuecjT8
完結してたのか、乙!
全部読み返したけど素晴らしかったです

時間かけただけあってちかりこの距離が特に良かった、二人の認識の違いを明らかにしてから推理を別の次元へ掘り下げていく辺り上手い
ぜひまたヨハネとメンバーの組み合わせの安価SS書いてください
0550名無しで叶える物語(庭)垢版2019/06/03(月) 02:28:13.97ID:uzT3WXpO
「おっとなー」
「「いえーい!」」パチーン

「そういうものなの?」
「そういうものなの!」
とか
いくつかのようよしが声を揃えてるとことか
ふたりのノリが仲良さそうでスゴい好き
0551名無しで叶える物語(ギリシャ)垢版2019/06/03(月) 18:07:13.86ID:A9JeYxtm
【速報】クオカード五百円分とすかいらーく優待券をすぐ貰える     
https://pbs.twimg.com/media/D8H991qU0AEb1VQ.jpg   

@ スマホでたいむばんくを入手
A 会員登録を済ませる  
B マイページへ移動する。    
C 招待コード→招待コードを入力する [Rirz Tu](スペース抜き)  
  
今なら更に4日18時までの登録でクオカードとすかいらーく優待券を両方ゲットできます
      
簡単に入手できるのでお試し下さい    
0554名無しで叶える物語(茸)垢版2019/06/05(水) 10:54:42.79ID:xG5vI3kd
>>545
俺が認識してるのはこれくらい

【安価】ルビィ「善子ちゃんの堕天使教室」

【安価】善子「暇ね……」

ルビィ「善子ちゃんってもしかしてほんとは堕天使じゃないんじゃ……?」

千歌「果南ちゃんのお尻でケツ太鼓してたら、鞠莉さんに怒られた」

善子「ルビィ!ずら丸!遊戯王するわよ!」

曜「ムラムラしてきたからしこりんぼ大会でも開催しますか!」

花丸「財布を拾ったずら」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況