善子「ぶっちゃけね」

ルビィ「……はあ」

善子「いや、普段は言えないんだけどね。皆の手前もあるし」

ルビィ「……」

善子「でも言いたくて言いたくて仕方ないのよね。だから言っちゃったのよ、今」

ルビィ「え」

ルビィ「なに、善子ちゃんって……あの」

ルビィ「……女の子が好きなの?」

善子「なんですぐそうなんの」

善子「そういうことじゃないのよ。そういうベクトルじゃなく、アンタのことがかわいくてかわいくて仕方ないのよ」

ルビィ「……」

善子「……」

ルビィ「気持ち悪いんだけど……」