花陽「お兄ちゃん朝だよ………ん?」ピ-ンポ-ン
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兄「ゔ〜〜〜ん」ムニャムニャ
花陽「誰でしょう、こんな朝早く......新聞屋さん?」
ピ-ンポ-ン
花陽「のぞき穴をちらり………うひぃっ!!?」
穂乃果「ゔぇぇえもうやだよぉおお」
海未「花陽!そろそろランニングの時間ですよ!」
ことり「花陽ちゃ〜〜ん」
花陽「し、新聞は………もう取ってますぅっっ!!!」ダダッ
海未「いま、花陽の声がしませんでしたか?」
ことり「聞こえたよね〜」
海未「…………行きましょう」
ことり「えっ?」
海未「おじゃまします」ガチャ
ことり「え、えぇ〜!?」
穂乃果「ううっ……」
兄「zzz.....」 花陽「はっ、はっ、はっ」ジブンノフトンニクルマリ-
花陽(は、花陽、まだそんなに太ってないのに………!)
ことり「だ、大丈夫なのっ?」
海未「昨日から親御さんは仕事でいないと凛に話してましたから。ほら行きますよ、花陽のためです」
ことり「う、うん」
海未「花陽!いるのはわかっています、おとなしく出てきなさい!」
ことり「花陽ちゃ〜ん.........ん?あれって………」
兄「朝からそんなおっきいおにぎりはきついよぉ.......」ムニャムニャ
ことり「花陽ちゃんのお兄ちゃんだっ♪ よーし.....」ソロリソロリ
ことり「.......お兄ちゃんっ!朝ごはんできたよぉ♡」
兄「ゔぅ〜〜〜〜」
ことり「うーんなかなか手強いなぁ〜 じゃあちょっと大胆にぃ......」(上に乗っかり)
ことり「お兄ちゃん、朝だよ」ボソ
兄「うぅ、もう起きるからぁ...........ん?」
ことり「あ、やっとおきたぁ♡」
兄「.......!?」
兄「な、なに!?」ガバッ
ことり「ひゃうっ」ベッドニネソベリ 兄「え、え、え」
ことり「お兄さんおはようございますっ♪」
兄「あ、おはようございます.....?」
海未「もう、花陽の部屋はどこ......って、なにをしているのです、ことり!!?」
ことり「えへへごめんなさぁい」
兄「う、海未ちゃんに、ことりちゃんと........後ろのは穂乃果ちゃん?」
ことり「わぁ、覚えてくれてたんですかぁ〜??」
穂乃果「ゔぅ..........」
海未「おはようございますお兄様。突然で申し訳ないのですが、花陽ちゃんの部屋はどちらでしょうか?」ニコ
兄「えーっとこっちだけど.....花陽、お友達が来たぞ〜?」
花陽「ひ、ひぃっ!?」
海未「やっと見つけましたよ〜さ、花陽のためです」グイッ
花陽「は、花陽はそんなに太ってませんっ!!」
兄「........?」 兄「そ、そういえば何の用だったの?」
ことり「えーっとぉ......」
穂乃果「わだじも大丈夫だよぉぉぉ」
海未「花陽と穂乃果のダイエットです」
兄「あぁ、なるほど.........」
花陽「ちょ、ちょっと、そういうことお兄ちゃんに言わないでよぉ」オロオロ
兄「まあいいんじゃない?最近気にしてたみたいだし」
海未「自覚があるなら話は早いですね。それでは早速行きましょう」
花陽「え、朝ごはんがまだ
海未「一日二食です!」ドンッ
花陽「厳しすぎるよぉ〜〜〜」シクシク
ことり「それじゃ、おさわがせしましたっ!いこ穂乃果ちゃんっ」
穂乃果「ゔぅぅ」
兄「.......にぎやかだなぁ」 海未「まずはランニングです。先日ランニング中に食事するという愚行を目撃してしまったので、今日からは私が一緒に走ることにします」ザッザッ
穂乃果「も、もうっ、た、食べ、ないよっ」ハァハァ
花陽「はぁっ、はぁっ、はぁっ」ハァハァ
ことり(お兄さんの反応面白かったなぁ〜)タッタッ
海未「とりあえず、学校まで行きましょう」
花陽「えっ、でっ、でもっ、に、荷物っ、持ってないっですっ」ハァハァ
海未「心配ご無用。学校に着いたらまた家に帰りますので」タッタッ
穂乃果・花陽「「えええぇぇぇ」」
海未「無駄口を叩いてる暇があったら足の回転数を上げてください」
穂乃果「う、海未ちゃんの鬼ィ〜〜っ!!!」
ことり(あっ、またお家に戻るんだぁ) 〜数分後〜
花陽「ヒィ.......ヒィ.......」バタリ
穂乃果「もう........ダメだよぉ.......」グタッ
海未「何を甘えているのですっ!今のをあと2回するのですよ」
花陽「え、ええっ!?」
穂乃果「来る時もまた走るの!!?」
海未「当たり前です。さ、あと1分で行きますよ」
花陽「あ、悪魔的ですっ......」
海未「ここからは二手に分けましょう。ことりは花陽について、私は穂乃果を監視します」
穂乃果「か、監視ってひどくないっ!?」
ことり「りょーかいですっ じゃあ行こっか花陽ちゃん」
花陽「はひぃ.....」グデェ 花陽「はっ、はっ、はっ.......は、早いよことりちゃぁ.....」ハァッハァッ
ことり「え、そう?じゃあちょっとゆっくり〜」
花陽「あっ、朝からハードすぎるよぉ.......」ハァハァ
ことり「.......ねぇ、花陽ちゃん?お兄さんってどんな人?」
花陽「えっ、お、お兄ちゃん?うーん......いっ、いつもゲームしてますっ」
ことり「ゲームかぁ〜 あとはあとは?」
花陽「あと....ぎ、ギター弾いてるよっ」
ことり「あぁ!夏色笑顔はお兄さんが弾いてくれたんだっけ!」
花陽「そ、そうそうっ!」
兄「いーっくしょぃ!!うぅ......誰かにウワサされている.....かな?」キラ-ン 花陽「ぜぇっぜぇっ.....やっと家だよぉ......」ゼェゼェ
ことり「は、花陽ちゃん大丈夫??」
花陽「も、もうダメかも......」
ガチャ
兄「おかえりぃ〜〜はいアクエリどぞ」
花陽「あ゛あ゛あ゛り゛か゛と゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛」ゴクゴクゴク
ことり「え、私もいいんですかっ?」
兄「いいよいいよ。一応4本用意してたんだけど....」
花陽「二人は穂乃果ちゃんの家に帰っちゃったよ」
兄「そっか。 じゃあ二人にもう一本」ニコ
花陽「わぁありがとぉ〜〜!」
ことり「あ、ありがとうございますっ!」ペコリ
ことり(優しいなぁ....)ポ- 〜放課後〜
凛「ふぃ〜疲れたにゃあ〜」
絵里「今日は暑かったから一段と疲れたわね」
真姫「ま、あそこ2人よりはマシでしょ」
穂乃果「ええええ放課後もやるのぉ!!?」
花陽「あ、あんまりだよぉ」ポロポロ
海未「とりあえず一週間だけです。一週間やって命に関わるようならやめます」
花陽「な、なんでダイエットで命を.......」
海未「御託はいいから早く準備を」
穂乃果「鬼も悪魔も超えてるよ......」ポロポロ
ことり「あはは、頑張ってぇ〜」
希「......あれ、これ花陽ちゃんの携帯やん」
ことり「あ、ほんとだ...........あっ!私おうちに届けてくるよっ」
希「え?ことりちゃん家近かったっけ」
ことり「い、いやぁ......あ、あっちにちょっと、美味しいケーキ屋さんあってさっ!じ、じゃあまた明日ぁ」タタッ
希「.......そっちにケーキ屋はないよ」ボソ ことり「はぁっ、はぁっ、到着〜」ハァハァ
ことり(花陽ちゃんはまだ帰ってないかな)チラ
ことり「って私なんでこんなに必死なんだろ?花陽ちゃんち来てなにを........はっ」
ことり「...........わ、私、そんなにお兄さんのこと......?」
ことり「........まぁ今回はケータイ届けに来ただけだし堂々としてていいよね、えいっ」ピ-ンポ-ン
シ-ン
ことり「あ、あれ、誰もいない?」ピ-ンポ-ン
マタシ-ン
ことり「うーん......いいや、入っちゃえっ」ガチャ
ことり「あいてるし誰かはいるはず.....あっ」
兄「あーっ!!また2位かぁ!!メタルマリオ重いから使いやすいんだけどどうにも早さが.....」ブツブツ
ことり「みーつけたっ♪ えへへ....」ソロリソロリ
ことり「お兄さんこんにちはっ!!」
兄「ッ!!?こ、ことりちゃん!?」ビックゥ
ことり「ゲームってマリオカートかぁ〜〜私もたまにお母さんとやってるんですよっ」
兄「そ、そうなんだ....(この子本日二度目の不法侵入だよ.....)」ドキドキドキ
ことり「あっそうだ.....花陽ちゃんがケータイ置いて行っちゃったので届けに来ましたっ」デデ-ン
兄「あ、そうだったんだ!ありがとう〜花陽はほんとおっちょこちょいで....」
ことり「花陽ちゃん意外とそういうところあるんですねぇ〜」
兄「そうそうっ まあせっかく来たんだしお茶でも...」
ことり「あ、お気遣いなくっ(やったぁ〜〜もうちょっといれるよ///) 兄「はい あついから気をつけアッツゥ!!!」
ことり「だ、大丈夫ですかっ!!?」
兄「ち、ちょっとばかし中指のここが.......」
ことり「ヤケドとかしてないですか...?」(指掴みながら)
兄「あっ.......だ、大丈夫だよっ///」バッ
ことり「あっ....// す、すみませんっ」アワアワ
兄「いやいや......はは」
ことり「.....」アセアセ
・・・。
兄(ど、どうしよう、何か話題を)
ことり「お、お兄さんはっ.....彼女とか、いるんですか?」
兄「え、彼女!?い、いやいないけど」
ことり「あ、そうなんだぁ.... 女の子からモテそうなのになっ」
兄「いやそんな....影薄いとか空気とか言われて全然モテないよ、はは」
ことり(ど、どうしよう、お兄さんのこと好きなのってもしかしてことりだけ.........?)
ことり(やっ....好きとかそういうのじゃないのにぃ〜〜!)ブンブン
兄「あ、あの....ことりちゃん?」
ことり「ふぇえ!?あ、なんでもないですよぉ」アセアセ
兄(だ、大丈夫かな....) 兄「あ、ちょっとトイレ」
ことり「は〜い」
ことり「.....うーん、なんとかお兄さんを振り向かせたい....」
ことり「でもことりもお兄さんのこと知らなすぎだよね...」
ことり「........そうだっ!」
ことり「おじゃましました〜」
兄「うん。気をつけてね」
ことり「はい♪ .......また遊びに来てもいいですか.....?」
兄「もちろん!あ、マリカーやろうよマリカー!(なんでさっきやらなかったんだろう)」
ことり「あぁやりたいですっ!それじゃまたぁ」
兄「うん!ばいばい」
ことり「........これでよしっ」 花陽「ひゃあ〜〜ただいまぁ.....」グデ-
兄「お、おかえりぃ〜〜......大丈夫、生きてる?」
花陽「花陽の命はあと僅かかもだよ......」
兄「ま、元気そうだな とりあえず風呂入る?掃除しといたからもうお湯入れるだけだけど」
花陽「入りますっ!!いま人生で一番花陽の体がお風呂を求めていましたぁっ!!」キラキラ
兄「そ、そうか、それはちょーどよかったなぁ」
花陽「うんっ!!」ニコォ チャポ-ン
花陽「極っっっっ楽っ」
兄「タオルここ置いとくよー」
花陽「あっ、うん!.......ねえお兄ちゃん、花陽ってそんなに太ってるかなぁ」
兄「うーん、まあ普通じゃない?極端に太ってもないし極端に痩せてもなくて」
花陽「そ、それっていいこと!?」
兄「もちろん!健康な証だよ」
花陽「でも海未ちゃんは一日二食とか言ってて.....」
兄「ちゃんと三食食べた方が健康にいいって!それに.....花陽は食べるの好きじゃん?」
花陽「うんっ!大好きっ!」
兄「ならいっぱい食べような!その分運動はするべきだけどね....」ククク
花陽「て、適度に頑張りますう....」
兄『はは、そこら辺は海未ちゃんに任せとくかぁ』
花陽『もうあんなキツイのはこりごりだよぉっ!!』
ジジ....
ことり「........やっぱりお兄ちゃん優しいなぁ....♡」 兄「ゔぅぅ.......ぅし!!やったやっと一位だぁぁ」ポロポロ
ピ-ンポ-ン
兄「ん?誰か来た?」タッタッ
兄「はーい.....ってお前かぁ」
凛姉「よっ!なんかおばあちゃんからいっぱいお米もらったらしくてさぁ〜 ちょっと3袋ばかり貰ってくんない?」
ことり「....!?」
兄「うぇぇこんなにぃ!?」
凛姉「まあ花陽ちゃんもいるしすぐなくなるだろ!ホラ」ドスッ
兄「ちょ、いきなり...うわ重っ!!」
凛姉「あれっ、てかマリカーやってたの??懐かしいなぁ〜あたしも久々にやってみっかぁ!」
兄「お、お前勝手に入って.....はぁ」
ことり「........女の子の声」 凛姉「最近花陽ちゃん元気?」
兄「いま元気に風呂入ってるよ」
凛姉「......!」バッ
兄「ちょ、ちょ、この前覗いて怒られたよねっ!?」ガシッ
凛姉「はっ!いけないいけない、体が勝手に....」
兄「絶対わざとだ....最近体重気にしてるらしいからやめといてやって......」
凛姉「え、体重!?全然そんな気にすることないのに!!むしろアレくらいがちょーどいいだろっ!」
兄「うーんそう言ったんだけどさぁ〜なんか友達にダイエットしろって言われたらしくて」
凛姉「その友達なかなか鬼だな...まあでもアイドルやってるなら.....うーんでもあたしは花陽ちゃんくらいが好きだけどなぁ」
兄「今度言ってやってよ、きっと喜ぶからさ」
凛姉「頼まれなくても言ってや.....あっやべ、おかーさんから早く帰って来いって」
兄「あれもうこんな時間かぁ さ、ほらほら帰った帰った」
凛姉「うるさいなぁ!うぁ〜〜もう〜〜花陽ちゃんに会いたかったっ!」ゲシッ
兄「いでっ!な、なんで蹴るんだよっ!じゃあね!」
凛姉「ばーかばーかっ!」
兄「ったくもー.....」
ことり「......スキンシップもして.....私より長くお話しして.....仲よさそう.......」ブツブツ
ことりママ「ことり?ご飯できたわよ〜」
ことり「はっ!は、はぁい」
ことり「.............彼女........いないって言ったよね」ボソ
花陽「お兄ちゃん上がったよお〜....あれ、なにこのお米っ!?」
兄「あぁ、さっき凛姉がきて置いてったんだよ」
花陽「ええお姉ちゃんっ!?言ってくれたらよかったのにぃ」 ことりママ「今日は奮発してステーキよ」
ことり「う、うん!すごい美味しいよっ」
ことり(はぁ.......よく考えたらなんであんなことしちゃったんだろ)
ことり(見つからないようにボイスレコーダーだけ起動させて隠したけど、盗聴だけでも犯罪だよね.......)
ことり(それにことり、なんでこんなにお兄さんに必死になって.........)
ことり(そもそもよく考えたらことりからちょっかいかけたところから始まったんだよね...)
兄『ことりちゃんおはよう』
兄『ことりちゃんもどうぞ。お疲れさま』
兄『ことりちゃん.....』
ことり(お、お兄ちゃん.....)ポ-
ことりママ「ど、どうしたのことり?もうお腹いっぱい?」
ことり「う、ううん!?すごい美味しいよっ!!」モグモグ
ことりママ「.....?」
ことり(と、とにかく明日も行ってスマホ回収しないと......)モグモグ 〜夜〜
花陽「えいっ、えいっ........やったぁ一位だぁ〜〜!!」
兄「うぁぁぁなんでだよぉぉぉ!!ドリフトもイン取も完璧に決めたのに.......っ!!!」
ことり「.....」ヘッドホンスチャ
花陽「えへへぇ〜」
兄「くそぉ....機体をもっと重くすれば......あ」
花陽「重い」ピタッ
兄「あ、い、いや、今のは聞かなかったことに......んぎぃ!?」グイ
花陽「花陽はそんなに重くないよぉ!!!」グイグイ
兄「は、花陽のことじゃないって!!」
花陽「もぉ〜〜!!!そんなこと言ってお兄ちゃんだって肉ついてるじゃん〜〜!!!」ムニムニ
兄「や、やめ......んんっ」
花陽「お腹にお肉ついてるじゃん〜〜」ムニムニ
兄「ちょ......(や、やばい、気持ちいい.....)」ウネウネ
花陽「もぉ.....明日からお兄ちゃんもランニング参加してねっ!」
兄「え、えぇ!?なんでだよぉっ!!」
花陽「お肉がついてるからですっ」バ~ン
兄「そんな理不尽なぁ!」
花陽「花陽だって理不尽に走らされてるんだから.....」
兄「俺全く関係ないのに....」シクシク
ことり「......えっ、明日からお兄さんと一緒.....?」ドキドキ 〜翌朝〜
兄「おはようございます......」
海未「あれ、お兄様その格好は?」
花陽「お兄ちゃんも一緒に走るんだよっ」
海未「それはいいことで......花陽、まさかまた何か企んでるのではないでしょうね」
花陽「そ、そんなわけないよっ!!?もうやらないってばぁ〜〜!」
ことり「にぎやかで楽しそう♪(やったぁ〜!!)」
海未「それでは行きましょうか。ほら穂乃果も立ちなさい」
穂乃果「ぐぇぇ.....」 花陽「ゼェ.....ハァ.......ゼェ.....ハァ......」ダラダラ
ことり「は、花陽ちゃん、本当にヤバいんじゃ.....」タッタッ
花陽「もう、む、無理かもぉ......」
兄「まあ花陽はインドア派だしなぁ」タッタッ
ことり「お兄ちゃ.....お兄さんは大丈夫なんですかっ?」
兄「一応陸上部だったしねっ 大学入ってからは引きこもりだけどぉっ」
ことり「そうなんですかぁ!(陸上かぁ〜見てみたかったなぁ)」
兄「って、花陽、マジで大丈夫?一旦止まるかぁ」
花陽「か、活動限界です.....」グデェ
ことり「ありゃりゃ....どうしよう.....」
兄「しょーがないなぁ〜 ほら、背中」
ことり「あっ」
花陽「う、うん、ありがとう」
兄「今日はドンマイってことで....ごめんことりちゃん、海未ちゃんに言っといてくれる?」
ことり「あ、えっ......あっ!はい!じゃあ私から伝えておきますっ」
花陽「お、重くない?お兄ちゃん」
兄「大丈夫大丈夫っ んじゃ行くかぁ〜....あっ、朝日も出てきたな」
花陽「本当だぁ〜綺麗だなぁ〜〜」
ことり「........」
ことり(お兄さんは......やっぱり花陽ちゃんのお兄さんなんだね......)
ことり(ことり、もう少しで花陽ちゃんに嫉妬して、傷つけちゃうところだった.....)
ことり「もう.....やめよう」 兄「ふぅ〜到着〜」
花陽「ごめんねお兄ちゃん.....ありがとっ」
兄「あとは海未ちゃんが許してくれるかどうか......ってあれ?ことりちゃん?」
ことり「はぁ....はぁ....」
兄「う、海未ちゃんなんか言ってた?」
ことり「あっ!え、えっとぉ.....学校で花陽ちゃんと相談するって言ってましたぁ」
花陽「こ、怖い....」ゾゾ
ことり「あはは.......あ、あの、おトイレ貸してもらっても良いですか.....?」
兄「ん?あぁいいよ。玄関入って一番奥だから」
ことり「ありがとうございますっ!」タタッ
花陽「もう疲れちゃった.....もう少しここにいていい?」
兄「結構バテバテだったもんなぁ〜 じゃあもう少しだけ」
ことり「ほっ、ほっ、ほっ」シュババ
ことり(よし、スマホ回収ぅ〜)
ことり(ボイスレコーダーも......えいっ)サクジョシマシタ-
ことり「もう終わりにしないと。お兄さんは花陽ちゃんのお兄さんなんだもん.......」
ことり「あれ、2人ともまだ外にいたんだぁ」
兄「うん、花陽が家入んのもダルいって」
花陽「もう平気だよっ じゃあ朝ごはん......あっお姉ちゃん!」
凛姉「おーかよちゃん!おはよ〜」ムギュ
ことり「!!?」 ことり(あれ、この声、お兄さんの彼女.............え、お姉ちゃん?)
凛姉「あ、この子ことりちゃん....だっけ?初めまして、星空凛の姉です」ペコリ
ことり「え、ええ〜〜!!?」
兄「ど、どした?」
ことり「あ、いや、えっと.......り、凛ちゃんのお姉さん?は、初めまして南ことりです」
凛姉「この子も......かわいいなぁっ」ムギュ-
ことり「んむっ!?」
兄「こらこら、ことりちゃん完全に怖がってるから」
凛姉「あ、そう?ごめんごめん」
ことり「い、いえいえ....」
ことり(なんだ、本当に彼女じゃなかったんだぁ.......)
兄「それじゃ朝ごはん食べよっかぁ」
凛姉「えっ!あたしもあたしも」
兄「なんでだっ!......まあいっか。ほら花陽もことりちゃんも」
花陽「あ、うん!」
ことり「じゃあいただきまぁす」
花陽「........ことりちゃん」
ことり「ん?どうしたの?」
花陽「...........もうあんなことしちゃダメだよ」
ことり「!!......は、はい」
花陽「じゃ早く食べよ〜っ」
ことり「.....は、花陽ちゃんこんなに怖かったっけ.....」
END かよちんに起こされそのあとことりちゃんに起こされる
脳トロ起こして永眠についちまうぜ かよちんが妹ってなると脳内でかえでちゃんに変換されちゃう ことりのソウルジェムが濁る話かと思ったのに・・・
まあ、ほのぼの系でそんなこと起こる訳無いけど
かよちんかわいい こいつ前になろう小説みたいな臭い俺嫁ss描いてボロボロに叩かれた奴じゃん
今度は花陽兄に自己投影してシコってんのか? それ俺じゃない
証拠とか特にないけどこないだ書いた花陽兄ssがマジで初
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