花陽「お兄ちゃん温泉旅行が当たったよっ」
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兄「えっマジでっ!?」
花陽「うんっ!お米シールを30枚貯めて応募したら当たっちゃったよぉ〜」
兄「お、お米シールを30枚………よく頑張ったなぁ花陽ぉ……」ウルウル
花陽「えへへぇ〜/// 4名さまご招待………あっ、ちょうどお父さんとお母さんもいけるねっ!」
兄「おーし早速父さんお母さんに報告だぁ〜〜!!」
花陽「おぉーっ♪」 母「あぁ…お母さんもお父さんもその日はダメかもね〜〜」
花陽「ナ、ナンデェ!!?」
母「お父さんは出張だし…お母さんもちょっと仕事が忙しくてねぇ〜〜」
父「」コクリ
兄「そうなんだ………でもせっかく4名さまなのになぁ」
母「それなら凛ちゃんとか誘ってみたらどう?あ、お姉ちゃんもいるじゃないっ」
花陽「ああっそれいいかもっ!!」
兄「えっ、マジで…?」
花陽「ちょっと凛ちゃんにLINEしてみますっ!」ダダダッ
兄「あぁっ、ちょっ」
母「………どうかしたの?」ウフフ
兄「い、いやぁ……」
兄(凛ちゃんはともかく、あいつと旅行かぁ………こ、怖い)ブルッ 数日後・朝
凛「おはよーかよちーーーんっ!!!!」ガバッ
花陽「おはよう凛ちゃん…ってうわぁっ!」ムギュ
兄「み、みんなおは
凛姉「かよちゃ〜ん誘ってくれてありがとね〜」
花陽「いえいえっ!お姉ちゃんと久しぶりに遊びたかったんだぁ」
姉「うん、あたしもっ!とことん遊ぶぞぉ〜!!!」
兄「おはようございまぁす!!!!!」ドキドキ
姉「………あれ、アンタいたんだ」
兄「お、お、俺が今日車出すんだよっ!?乗せないよっ!!?」ポロポロ
凛「お兄ちゃんは朝から元気だにゃ」
花陽「そ、そうだね」 兄「もう早く乗った乗ったっ!!!」
凛「凛とかよちんはう〜しろ!」
花陽「わあぁ凛ちゃん押さないでぉ〜」アセアセ
姉「ちぇーじゃああたしが助手席かぁ」
兄「い、嫌なら乗らなくても……」ブツブツ
凛「いつもお兄ちゃん下手っぴだから今日は頑張ってにゃ」
兄「とほほ…」
姉「ったく〜安全運転とかなんとか言って信じらんないくらい遅いから……………って、ひょい」
兄「!?な、なにすんだよっ」
姉「………アンタまた家の鍵さそうとしたよね………」
兄「うぇ?あ、ホントだ」
姉「何回同じボケかますんだよっ!!」ベシィ
兄「いでぇっ!す、すみません…」
花陽(お、お兄ちゃん……) 姉「んで、今日はどこいくんだっけ」
花陽「なんとびっくり箱根温泉ですっ」ドヤパナァ
姉「ええっ箱根ェ!? 一回行ってみたかったんだぁ〜!!」
凛「なんかで当たったんだにゃ?」
花陽「うんっ!お米シール30枚だよぉ」
姉「マジかよっ!!ウチなんか20枚で諦めて茶わん貰っちゃったよ!!よく30枚も貯めたよなぁ」
兄「俺も10枚くらい手伝ったんだよ、おにぎりいっぱい食べてさ」
姉「どーせ大学で集めて回ったんじゃねーのぉ?」
兄「なぜバレたんだ………(そんなわけないだろぉ!)」
花陽「お、お兄ちゃん本音と建前が逆だよぉ!」 りんぱな「zzz....」スヤスヤ
姉「あれぇ2人とも寝ちゃってんじゃん」
兄「まだ1時間くらいなのになぁ........箱根ていったら箱根駅伝だよね。出たりしないの?」
姉「あたしはないかな.........あ、でも来年助っ人に来ないかって言われてたなぁ」
兄「えースゲーなぁ!」
姉「すごくないって、目標は五輪出場なんだからまだまだ通過点だよ」
兄「ほえ〜見た目に反して意識高いんだなぁ」
姉「なんか言った?」
兄「い、いやなんでもっ!」アセアセ
姉「.......ま、あたしが箱根出るってなったら応援しに来てよね」
兄「もちろんだよっ!めっちゃでっかい旗振り回すからぁ!」ドヤアニ
姉「ふふ、なんだそれ………アンタの事だからそんときになったら『やっぱ恥ずかしい〜』とか言いそうだわww」ケラケラ
兄「うぇ.....ま、まあ覚えてたらやってあげるから.....」
姉「絶対忘れんだろっ!!ww」 数時間後
姉「おーい着いたぞ2人ぃ〜」
凛「あれ、いつの間に寝ちゃってたんだにゃ」ゴシゴシ
花陽「花陽もぉ.....朝早かったもんね〜」ウトウト
兄「うぁ〜〜あ疲れたぁ.....結局起きてたの俺だけだったなぁ」
姉「えっ、あたし起きてたよねっ!!?」ドキッ
兄「箱根の話の直後に寝てたよ」
姉「うっそぉ......ね、寝顔見られたぁ...」ボソ
兄「今度は俺が眠いよもう.....じゃあ行くかぁ」
りんぱな「「おーっ!」」
姉「うぅ、寝顔ぉ......//」 ホテルマン「4名様でご予約の小泉様ですね。こちらに必要事項をお願いします」
姉「うひゃあ〜意外と立派なホテルだなぁ〜〜」
花陽「こ、こんな凄いところ生まれて初めてですぅ......」
凛「テンション上がるにゃあ〜〜っ!!!」
花陽「あっお兄ちゃん終わったみたいですっ」
兄「おまたせ〜 部屋なんだけど、2人部屋2人ずつだってさ。部屋割りどうする....って決まってるか」
凛「うんっ!凛はかよちんと一緒〜」ムギュ
姉「…え?」
花陽「お外いい景色だといいなぁ〜〜」
兄「え、ちょ.....」
・・・。
姉「.......て、なんでマジでアンタと2人になってんのよっ!!しかもこの部屋ベッド一つかよ!!?」
兄「お、俺のせいなのっ!!?凛ちゃんと花陽がサッサと部屋入っちゃうからぁ.......」オロオロ
姉「くうっ.....ま、まあ、なってしまったもんはしょーがない...........アンタは床で寝てね」
兄「ど、どーしてこうなるんだぁーーー!!」 「妹」がこんな天使な訳無い
もっとこう醜悪で凶悪で姑息で狡猾なんだ 姉と兄のコンビいいぞ〜
長女は個人的にあらららうふふのアリシアさんタイプだと思ってる (´-ω-`)<男湯だお
カポ-ン
兄「うわぁ〜!!ひっろいなぁ〜〜!!」
兄「うっわぁ〜〜!!!!富士山だぁ〜〜〜〜!!!!」
兄「すっげぇ、こんな凄いの生まれて初めてだなぁ.....」シミジミ
(姉「アンタは床で寝ろ」)
兄「うっ.......ま、まあアイツが悪い訳でもなければ俺も悪くない........今は全てを忘れて富士山を楽しむぞぉ〜〜!」ワクワク
???「あれ、もしかして小泉じゃないか?」
兄「え?..........あぁ!!!先輩!!!」
高校の先輩「オウ。久しぶりだなぁ小泉」 ザッパァ-ン
兄「いやぁ久しぶりですねっ!高校総体ぶり、ですか?」
先輩「あぁそうだそうだ。お前がハードルでずっこけたときだな!」ゲラゲラ
兄「そ、それは忘れてくださいよぉっ!!まだ陸上はやってるんですか?」
先輩「.......こないだの大会で靭帯やっちゃってな、多分もう潮時って感じかな」
兄「あっ......す、すみません、変なこと聞いちゃって」
先輩「別にオメーは変なこと聞いてないだろっ!それにこの慰め旅行でまあまあ元気出たしな。自分を癒して自慰と書く!ってな」ククク
兄「下ネタじゃないスか.....」
先輩「そういうお前は?お前も自慰旅行かなにかか?」
兄「ち、違いますよっ!!!.......じ、実はかくかくしかじか........」 先輩「えぇ、あの星空とォ!!?」
兄「は、はい、しかもまさかの2人部屋になっちゃって.......」
先輩「マジかよォ、星空ってあの暴君星空と呼ばれた」
兄「未だに暴君は健在です.......」
先輩「ま、まぁ、アイツを手懐けられるの小泉くらいだもんなぁ......しかし2人きりとはお前もなかなかやる事やってんじゃねぇかぁ?」
兄「な、なんですかそれっ!俺は別にアイツとそんなんじゃあ.....」
先輩「ふーん....まあ頑張れよ、酒でも飲まれたら何されっかわかんねぇぞォ」ククク
兄「が、がんばります」
兄(あれ、部屋の冷蔵庫に確かビールとか入ってたな.....ま、マズイ) (*´ω`*)<女湯だお
カポ-ン
姉「ひゃあ〜〜あっつぅ〜〜っ!!!しっかしいい景色だなぁ」
花陽「ホントだよぉ〜〜っ!!箱根って富士山見えるんだねっ」
姉「あたしも初めて知ったなぁ.......ん」ペタ-ン
花陽「富士山ってホントにおっきいんだねぇ〜」ポイ-ン
姉「おっきい.......んだねぇ......」ジ-
花陽「ど、どうかしたの?」
姉「ふえっ!?い、いや、おっきいなぁーーって」
姉(こ、高一だよな........つかあたし、大学生だよな........)ペタペタ
凛「ふぃ〜サウナあっつかったぁ.......にゃっ!?富士山が見えるにゃあ!!!すごいにゃかよちんっ」ギュ-
花陽「り、凛ちゃんっ!!?!////」ムニムニ
姉「!?」 凛「かよちんむにむにだにゃあ〜〜」モニモニ
花陽「んんっ、凛ちゃん....///」
姉「ちょ、ちょ、ちょ、な、なにしてんだよっ!!」
姉(うわぁぁぁぁ........//// や、やばいだろぉこれは....)チラ
花陽「あ、あっついよぉ.....///」
凛「サウナあがりだからにゃ」モワモワ
花陽「はぅ....///そ、そこダメ.....////」ビクビク
凛「もちもちすべすべ〜〜」
姉「ば、バカもうやめとけっ!!」ガバッ
凛「にゃっっ!?」
姉「お、おま、何やってるかわかってんのっ!?」
花陽「はぁ......///」
凛「?凛がなにしたというんだにゃ」
姉「か、かよちゃんの.....か、かカラダ......」
凛「あんなの日常にゃ」
姉「おまえらどういう関係だよっっっ!!!」 姉「はぁ......なんで温泉入って疲れんだよ....」
凛「かーよちん」ベタベタ
花陽「も〜凛ちゃあ〜」デレデレ
姉「温泉出てもなおベタデレ.....まいっか、かよちゃんの.....見れたし」ボソ
花陽「?」
姉「んじゃあたしこっちだから。おやすみな〜」
凛「おやすみ〜」
花陽「おやすみなさいっ」
姉「そしてただいまぁ〜〜〜っとアイツまだ入ってんのかよ.......あれ、冷蔵庫あんじゃん」
姉「おおっビールだビールっ!!アイツヘタレなくせに気がきくなぁ!」
姉「........まあまだ帰って来なそうだし、一本くらいいっか.....って事でいっただっきまぁーーすっ!!!」ゴクゴクゴク
・・・
兄「いや〜いい湯だったなぁ....ってあれ、もう帰ってるのか。ただいまぁ〜〜」
姉「.............おにーちゃぁん.......」ヒック
兄「........え?」 兄「え、ちょ、ま」ドキドキドキ
姉「おにーちゃんん〜〜〜〜おかえりぃ///」ギュ-
兄「ちょ、いったいなにがどーなって....あ、ビールの空き缶っ!!」
(先輩「酒でも飲まれたら何されっかわかんねーからな」)
兄「ま、マジで飲んじゃってんのかよぉ.....」
姉「おにーちゃんも一緒に飲もぉよぉ〜〜」グイグイ
兄「え、ちょ、てかこれお前が飲んだ......うぐっ」ゴクゴク
・・・
兄「お、俺はこう見えて意外と酒に強いんだよぉ.....」
兄(........い、い、いやそんなことより関節キス.....///)
姉「んんっ〜〜」ムギュ
兄「ほ、ほんとにこんな姿見た事ないな.....よ、よ〜しよ〜しなんかして見ちゃって.....」ナデナデ
姉「ひゃあっ/// や、やぁっ........//」ドキドキ
兄「うぉっ.....あ、あんな、さっきまで『床で寝ろ』なんて言ってた奴がこんな....酒だけでこんなに変わるかぁ.....」
姉「.......ね、ねぇ....ちゅー....したい......」
兄「っ!!!」ドキドキドキ 兄「さ、流石にそれは......ってうぇっ」ガバッ
姉「捕まえたぁっ んじゃ遠慮なくぅ///」
兄「い、いやいやいや遠慮しろっ!!!!お、おれ、俺たちそういうんじゃあぁあ..........」
ガチャ
花陽「ねえねえお兄ちゃんっ!ケータイの充電器持ってな___」
兄「あ」
姉「あれぇ?早くちゅーしよーよぉ〜〜おにいちゃ〜ん」
花陽「あ.................えっ」
兄「ち、違うんだよ花陽、ただこれは、こいつが酒に酔ってて俺にそんなそういう、こういう趣味はだ、断じてなくて、違くて」
凛「どうしたんだにゃー?」
花陽「い、いやっこれは.....いこ凛ちゃんっ」ガチャ
兄「は、花陽おぉぉ!!!!!」
姉「zzz.....」
兄「ってお前は寝てんのかよっ!!!」 ホテルマン「ありがとうございました。またのご利用お待ちしております」
兄「はぁ.......なんでせっかくの温泉旅行でこんな疲れんだよぉ.......」
凛「気持ちよかったにゃあ〜〜っ!!!」
姉「いっやぁ〜〜楽しかったなぁ〜〜っ!!!昨日部屋帰った途端寝ちゃってさぁ」
兄・花陽「「!?」」
花陽「え、お姉ちゃん昨日....んむ」
兄「ちょっと黙ってて......」アセダラダラ
花陽「ひ、ひょーはいへふ(りょーかいです)」
姉「?どしたの」
兄「い、いやなんでもないよなんでもない.....」
(姉「おにーちゃあん.....///」)
兄「うっ!」ドキドキドキ
兄「多分すっぽり忘れてくれてるんだ....ここは.....お、俺だけの思い出.........ってか、夢だったんだよきっと」ブツブツ
姉「あ.......あのさ」
兄「は、はひっ!!!?」
姉「..........昨日のは、その........なかったことに........」ボソ
兄「...............りょ、りょーかいですっ」
姉「////」
END ありがとうございました、花陽兄2作目です
とんでもない遅筆でごめんなさい(´;ω;`)
もう少し早く書けるよう頑張るのでこれからもよろです....! >>31
ありがとう!!
凛姉のイメージってこれでよかったかな?
酔ったの俺も好きなのでどんどん書いていきたいお~ あとまあ、謎の先輩は映画の謎のシンガーソングライターあたりに思ってもらえれば....... 乙
先輩パート長いのちょっと気になる以外はいいと思う
凛姉の酒癖の悪さフラグなのかな 登場キャラみんな可愛い乙
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