大好きなしまさんに会うために十千万に遊びに来た曜ちゃん
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月「志満さんって付き合ってる人とかいるんですか?」
志満「んー、どうして?」
月「気になります」エヘヘ
志満「いたとしても内緒♡ 時期が来たらきちんと紹介するわよ」
月「……」
志満「いたとしたら、の話よ?」
月「小さい頃の約束、覚えてますか」
志満「ふふ、どうだったかしら。その手の約束は曜ちゃんとも果南ちゃんともした気がするわね」
月「……」シュン
志満「月ちゃんならきっと素敵な子が見つかるわよ」
月「僕は……志満さんと」ボソボソ
志満「気持ちだけ貰っておくわ。嬉しくないわけじゃないのよ? だけど……」
志満「私自身、まだそういうことを考える余裕がないのよね。仕事も忙しいし……」
月「僕なら志満さんの力になれると思います」ガタッ
志満「……」
月「あの、もしよかったらなんですけど……僕を雇ってもらえませんか」
月「アルバイトとして……いえ、お給料はなくてもいいです」
月「それで判断してもらえれば……」
志満「月ちゃん。月ちゃんにはそんな暇ないでしょう。まだ学生だし、生徒会長さんだし」
月「なら、せめて休みの日だけでも」
志満「うーん……」
月「じゃあ今日だけでも!」
志満「今日はお客さんもいないしやることがないのよね」
月「……そうですか」
志満「ごめんなさいね。月ちゃんだから断っているわけじゃないのよ」
月「でしたら……どこかランチでも行きません? よかったらご馳走します」
志満「ふぅ……困ったわねぇ。月ちゃんってこんなにグイグイくる子だったかしら?」
月「すみません。でも、後悔はさせない自信はあります」
志満「ふふ。そこまで言うなら行きましょうか。ただし……お代は割り勘で♡」
ゞ あ、あれ……? 私のときは断られたような…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています