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大好きなしまさんに会うために十千万に遊びに来た曜ちゃん
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0001名無しで叶える物語(わたあめ)2019/01/20(日) 09:19:16.12ID:btGmKI/G
玄関の戸を開けるとそこにはなぜか月ちゃんの靴が…
0008名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/01/20(日) 10:18:13.09ID:mSh0Q8sL
月「志満さんって付き合ってる人とかいるんですか?」

志満「んー、どうして?」

月「気になります」エヘヘ

志満「いたとしても内緒♡ 時期が来たらきちんと紹介するわよ」

月「……」

志満「いたとしたら、の話よ?」

月「小さい頃の約束、覚えてますか」

志満「ふふ、どうだったかしら。その手の約束は曜ちゃんとも果南ちゃんともした気がするわね」

月「……」シュン

志満「月ちゃんならきっと素敵な子が見つかるわよ」

月「僕は……志満さんと」ボソボソ

志満「気持ちだけ貰っておくわ。嬉しくないわけじゃないのよ? だけど……」

志満「私自身、まだそういうことを考える余裕がないのよね。仕事も忙しいし……」

月「僕なら志満さんの力になれると思います」ガタッ

志満「……」

月「あの、もしよかったらなんですけど……僕を雇ってもらえませんか」

月「アルバイトとして……いえ、お給料はなくてもいいです」

月「それで判断してもらえれば……」

志満「月ちゃん。月ちゃんにはそんな暇ないでしょう。まだ学生だし、生徒会長さんだし」

月「なら、せめて休みの日だけでも」

志満「うーん……」

月「じゃあ今日だけでも!」

志満「今日はお客さんもいないしやることがないのよね」

月「……そうですか」

志満「ごめんなさいね。月ちゃんだから断っているわけじゃないのよ」

月「でしたら……どこかランチでも行きません? よかったらご馳走します」

志満「ふぅ……困ったわねぇ。月ちゃんってこんなにグイグイくる子だったかしら?」

月「すみません。でも、後悔はさせない自信はあります」

志満「ふふ。そこまで言うなら行きましょうか。ただし……お代は割り勘で♡」


ゞ あ、あれ……? 私のときは断られたような……
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