千歌「梨歌ぁ、イイコイイコなのだぁ！きちんと挨拶できまちたねー♪」

梨歌　ｷｬｯｷｬ

千歌「ねえ曜ちゃん！うちの梨歌、可愛いでしょ！」

曜「…」

曜「そうだね」

曜「ほんとかわいい（棒）」

曜「目元なんて梨子ちゃんにそっくりだもんね…」

千歌「でっしょ〜〜！ご近所さんにもよく言われるんだぁ「おめめが旦那さんにそっくりやんね」って！」

曜「へー…」

梨歌「ようおねーちゃん、ようおねーちゃん」袖ﾂﾝﾂﾝ

千歌「んー？どうちたの梨歌ちゃぁん、曜ちゃんが気になるのかなぁ？」

梨歌「よーおねーちゃ！よーおねーちゃ！」ｷｬｯｷｬ

千歌「すっかりうちの子に気に入られたようだね、曜ちゃん♪」

曜「ｱﾊﾊ…（もう帰っていいかな…）」

千歌「あ、ちょっとゴメントイレ行ってくるからこの子の面倒見ておいてもらえる？」

曜「えっ」

千歌「ごめん！ほんのちょっとだけ！よろしくねー」

曜「あっ」

曜（なんで私が元恋敵の娘の面倒を見なくちゃいけないの…）

梨歌「よーおねーちゃん！曜おねーちゃん！！」

曜「言っておくけどね、私はキミのことが嫌いなの」

梨歌「きらい？」

曜「そう。だーーーーーーーーいっきらい！！」ｸﾞﾜｯ

梨歌　ﾋﾞｸｯ

曜「わかったか！？」ｺﾉﾔﾛ

梨歌　ｷｮﾛｷｮﾛ

梨歌　ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…(去)

曜（ったく。やっとやかましいのがいなくなった…こっちは仲良くするつもりなんてこれっぽっちもないんだっつの…）

曜（千歌ちゃんには悪いけど、ここらでおいとまさせてもらおう。流石に応えるわあんな子見せられたら…）