Aqours×コブクロ プレミアムライブ
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2018年12月25日
東京ドームでは日本の音楽史に残る奇跡のライブが行われた。それは、スクールアイドル「Aqours」と男性フォークデュオ「コブクロ」
この二組がまさかの共演。今までにない、コラボレーション。そこに至るまで様々な苦悩があった。
千歌「大変としかありませんね…明らかに大人と子供の違いが分かりました」
小渕「このライブは2度とない。そんなライブにしたい」
また、関係者やファンから厳しい声もあった。
「なんでコブクロと思った」
「ラブライブなんかとコラボしたくない」
「ほんとに大丈夫かな？」
今夜は奇跡のライブまで行われた3ヶ月を完全密着。そこでは、我々の想像を越えるドラマがあった。 きっかけは…ある音楽番組。この番組では様々なアーティストがコラボする企画がある。ここで始めてAqoursとコブクロが共演することになった。
始めてのテレビ出演ということで緊張するAqoursの9人。一方、スクールアイドルを始めて見るコブクロの2人。ついに、対面することになった。
P「では、お互いにまず自己紹介をお願いします」
千歌「た、高海千歌です!!えっと…すきな食べ物はみかんです!!」
小渕「？」
黒田「？」
千歌「うわっ!!ま、間違えました!!え、えっと…Aqoursのリーダーで、学校を救う為にスクールアイドル活動をしています!!よろしくお願いしますっ!!」
ぎこちない自己紹介。他のメンバーも緊張してか、方言ばかり使う子もいれば、堕天使とか言う子もいる。
次はコブクロが自己紹介する。
小渕「えー。ギター、コーラス担当の小渕健太郎です。よろしくお願いします」
黒田「ボーカル担当の黒田俊介です。よろしくお願いします」
さすが大人ということもあり、余裕で自己紹介を終える。 P「今回のコラボでAqoursの皆様の楽曲をコブクロ様と一緒に歌うのか、コブクロ様の楽曲をAqoursの皆様が歌うのか？どちらがいいですか？」
初のコラボはどちらの曲にするか。まず、Aqoursの楽曲は「輝き」をテーマにアップテンポな曲もいくつかある。対してコブクロは数多くの楽曲があり、160曲以上もある。
黒田「今回は僕らみたいなおっさんの曲より、若い君たちの曲でいった方がええんとちゃう？」
小渕「僕らの歌う曲って結構体力いるし、こいつ(黒田)がいるから、僕らの曲を君たちが歌うと黒田が目立つし…コブクロとしては別のアーティストの曲を歌うのは勉強になるんだよね」 コブクロは好きだけど
さすがにもうピーク過ぎて声出なくなってきてるし
暴力野郎というゲスな男のイメージついちゃってるからなあ
それでも着いていくDVについてく女みたいなファンが
こんなコラボしたらAqours叩くだろうし
全くメリットないんだよなあ ダイヤ「では、私たちの曲でいいでしょうか
？」
コブクロ「お願いします」
ということで、Aqoursの楽曲には決まったが何を歌うのか。
候補として挙げられたのはこの4曲
①青空Jumping Harts
②未熟Dreamer
③WATER BLUE NEW WORLD
④想いよひとつになれ
コブクロの2人は対象の4曲を何度も聴いてみた。それを見守る9人。30分後。結論が出た。
小渕「青空Jumping Hartsでいこう」
そして放送当日。
リハーサルではコブクロのバンドメンバーを揃え、Aqoursも練習する。
千歌「よし。完璧だね!!」
曜「あとはコブクロの2人と一緒に歌うんだよ」
梨子「ついに本番かぁ…」
花丸「お腹空いたずらぁ」
善子「あんた…もうすぐ本番よ…」
ルビィ「がんばルビィ!!」
ダイヤ「んまー頑張りまちょうねー」
果南「プロと一緒に歌えるから、気合十分だよ」
鞠莉「Let's GO!!」
ダンスの練習を終えて、一安心するAqoursたち。一方、小渕はギターを何度も弾いては、入念にチェックする。黒田も、声出しをする。 いよいよ本番。Aqoursが歌い出し、コブクロもそれぞれのパートで彼女たちに負けないぐらい歌う。2分弱という限られた時間だが、お互いに全力で披露した。
収録を終えて、Aqoursとのお別れる。
小渕「いろいろ勉強になりました。また、いつか共演できたらと思います。本当にありがとう!!」
黒田「燃え尽きました。学校のためにもがんばってください」
千歌「はい!!」
Aqours「ありがとうございました!!」
放送日。SNS上では様々な意見が上がった。
「最初は心配だったが、コブクロよかった」
「Aqoursかわいい!!」
「黒田さんマジで大きいww」
そして、1番多かったのが…
「また、共演してほしい」
その声が再び奇跡を起こす。 9月。東京のとある会議室でコブクロはあるライブを提案した。
Aqoursとコブクロだけのライブをしたい。
小渕「彼女たちは学校は小さい学校。それでも、学校の存続の為に0から始めて、やっと1になろうとしている。その努力は僕らも経験したから分かる。20周年だし、色んな事にチャレンジしたいんだ」
小渕は語ると、黒田も語り始める。
黒田「せっかしだし、やってみよう」
後日、オフィスコブクロから正式な依頼の電話を頂いた鞠莉。彼女はすぐにOKを出した。
また、コブクロと一緒にステージで歌って踊れる。Aqoursは喜んでいた。 こんなところで12月5日発売 コブクロ初のコンプリートベストアルバム『ALL TIME BEST 1998-2018』のステマなんかしてんじゃねーぞ 10月 東京のオフィスコブクロを訪れるAqoursの9人。しかし、その顔は全員暗い。実は学校の統廃合が正式に決まったのだ。こんな状況でライブなんかしていいのかと千歌は思った。
そんなとき、コブクロの楽曲がラジオで流れた。
『君を探してるんだ 誰かが君を待ってるんだ』
千歌「この歌詞を聴いて、私達を見てくれてスクールアイドルの歴史に名を残せたらなと思いました」
そして12月のライブへの会議が始まった。 まず、セットリスト。一度しかないとびっきりのライブにしようと選考には5時間もかかった。
梨子「できたら、桜はお二人だけで歌ってほしいですね」
黒田「未熟Dreamerの次はどうする？」
ダイヤ「μ'sのカバーはどうです？」
小渕「蕾はどうしようかなぁ？」
お互いの曲たちを聴いては、答弁して、コブクロのバンドメンバーにも聞いてみる。そして決まった。 セットリスト
01.オープニング
02.青空Jumping Harts
03.君という名の翼
04.彼方へ
05.君の心は輝いているかい？
06.MC
07.元気!!全開!!DAY!DAY!!DAY!!
08.風の中を
09.Strawberry Trpper
10.水面の蝶
11.トリコリコPLEASE!!
12.奇跡
13.MC
14.待ってて愛のうた
15.風
16.夜空を照らしたい
17.未来
18未熟Dreamer
19.STAY
20.MC
21.未来は僕らを待っている
22.HAPPY PARTY TRAIN
23.君になれ
24.サヨナラHERO
25.轍
26.MC
27.赤い糸
EN1
01.WATER BLUE NEW WORLD
02.あの太陽が、この世界を照らし続けるように
EN2
想いよひとつになれ
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