セックスしないと出られない部屋 果南×果南
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果南「「う、うーん」」
目を開けると見に覚えのない白色の天井が視界に入る。おかしい。私は確かに私の部屋で寝ていたはずだけど…
それとも寝ぼけているのかなと思いつつ、私は体を起こすと、私は知らない部屋で寝ていたようだ。私が今起きたベッド以外、大きなテレビと飲み物しかない部屋。
そこに“私”は寝ていたようだ。どうしてかは分からない。しかし、私の他にある人が私の隣で寝ている。
私はその人を知っている。だって、その人は“私”だから。 「ど、どういうこと?」
見に覚えのない部屋に、私ともう1人の私がいる。ちょっと待って。これは夢なの?私は必死に昨日の事を思い出す。昨日は夜遅くまで仕事の手伝いをしていた。
そしてお風呂入って寝た。だけど、起きたらこの現状。どうなっているのか私の頭はパンクしそうだった。
すると、もう1人の私らしき人も起き始めた。
「あれ?わ、私?」
どうやら、この人も目の私に驚いている。
「あ、あなたは誰?何で私の真似してるの?」
「それは私の台詞。私が果南だよ!!」
「果南は私だよ!!」
何なのこの人。私が本物なのに、明らかに自分が本物だと言ってきてる。そこにテレビの画面に鞠莉が出てきた。
『Hello!!』 「「鞠莉!!一体どう言う事なの!?」」
『Oh!!さすが希のスピリチュアルパワーね☆完全に果南だわ!!』
このテレビはどうやらビデオ通話ができるようで、鞠莉は私達の事を知っているようだ。スピリチュアルパワー?どう言うこと?
鞠莉『希のスピリチュアルパワーであなたを2人にさせたの。実はあなたの精神と肉体はボロボロになりかけてる。ラブライブの事とお店の事で悩むあなたを見て、たまには休ませることも大事と思ったの』
…さすが鞠莉ね。確かにラブライブへの練習もハードだし、お店も客足が遠くて経営も厳しくなってきたのは事実。でも、それと私を2人にさせるのは意味があるの? 鞠莉『そこで希の占いで性の事が書かれていて、セックスしないといけないのよ』ププッ
「「ハァっ!?ど、どうして!?」」
セックス!?あ、あれだよね?男と女が裸になって…///うぅ///しかも、相手はまさかの自分!?
『でも、セックスパートナーは誰にするかは分からない。そこで、分身させるカードを出して、まずは果南同士でセックスしてもらうわ。ちなみに、セックスしないとこの部屋から出られないわ☆じゃっ☆Good Bye!!』
そこで画面は消えて沈黙する私と私。いくら何でも話が飛びすぎて訳わからない…
セックスなんてしたくない!!そう思ったら、もう1人の私も立ち上がった。 「ここから出るよ!!」
「もちろん!!」
私達は部屋の出入口を探すと、EVのような扉がある。ここから出るしかないけど、案の定鍵が掛かっている。いくら扉を開けても開かない。私たちはベッドに戻った。
「「どうする?」」
私たちは考えた。1つは本当にセックスする。もう1つはひたすら待機する。この2択。
私たち2人は自分同士で話し合った。 「本当にセックスする?」
「い、イヤだよ!!自分同士だなんて!!」
しかし、冷静に考えてみた。鞠莉がここまでするというのは本気だ。となれば、やはりしなければ出られない。
私はもう1人の私を見る。彼女も私と同じ考えをしているようだ。となれば、やるしかない。
「やるわよ。私」
「うん。ただ…」
「「セックスって、どうやるの?」」
すると、さっきのテレビの横に置いてあるDVDを見て見る。それは全部レズの物だ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています