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果南「猫の眠る場所」
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0001名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/11/26(月) 05:19:35.24ID:P/b4Wn2G
猫は自分の死が近づくと家を出る

自分の死を家主に見せないため、眠る場所を探すため…
0163名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/21(金) 01:54:28.24ID:y66FC8lF
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━

果南「嘘でしょ…こんな…」

果南「私…金持ちじゃん!」

果南(それもそうか…昔は紙幣の価値が今より低かったし、それにプラスで現存数の少なさも加わるから…)

果南「おーい千歌〜!」

千歌「あ、もう用事は済んだ?」

果南「ん、ばっちり!」

千歌「じゃあ、行こうね」

果南「さ、ついてきなっ!」
0164名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/21(金) 02:03:18.26ID:y66FC8lF
果南「ヨカゼの駅周辺は賑わってるね。私初めて来たよ」

千歌「私も私も!だからとっても楽しみ!ちょっとだけ、怖いけど…」

果南「怖い、か…うんうん」

果南「確かに…流石に空は真っ暗だね。街だから明るいけど」

千歌「うん。私は…この光景しか知らないよ」

千歌「暖かくない光に包まれる生活…」

果南「………」

千歌「でも今は、心がじんじんと熱を帯びてるの!誰かといられるって、肌と肌が触れ合うって…こんなにも温かいんだね」

果南「…そうだよ」ギュ

果南「私の側から、離れちゃダメだからね?」

千歌「もちろん。だって今日は…」

果南「1日限りの恋人なんだから!」

千歌「ふふふ!」

果南「さ、遊ぼうか!じゃあまずは…」
0165名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/21(金) 02:14:07.39ID:y66FC8lF
━ファミレス━

果南「まずは腹ごしらえ!なんでもたくさん食べな!」

千歌「ありがとう!何にしよっかなぁ〜♪」

果南「海鮮サラダいいね、頼もう」

千歌「私は…これにする!」

果南「ハンバーグかぁ。ん〜じゃあ私もそれで」

千歌「えっ同じのにするの?」

果南「なんで?」

千歌「あっいや…その…なんでもないよ」

果南「……あっ」

果南(私鈍いなぁ…)

果南「やっぱやめた。この和風パスタにする」

千歌「私…余計なこと言っちゃったかな…」オロオロ

果南「そんなわけないでしょ。単にこれの方がいいなって思っただけ!気にしない気にしない!」

千歌「…そっか。よかったぁ」

果南「注文お願いしま〜す」

「はーい…」
0166名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/21(金) 02:22:48.66ID:y66FC8lF
━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━

千歌・果南「「いただきまーす」」

果南「おっ意外に美味しい〜来て正解かも」

千歌「ねっねっこれも美味しいよ?」

果南「クスッ…わかったよ。はい、あーん」

千歌「わわっ?」

果南「ん〜?どうしたの?」ニヤニヤ

千歌「そ、そういうのはその…恋人同士がやること…で…」モジモジ 

果南「いらないの?」

千歌「ほ、欲しい!いただきますっ!」パクッ

千歌「…おいひぃ」

果南「でしょ♪千歌のもちょーだい」

千歌「恥ずかしいよ…」

果南「ほらいいから」

千歌「はい…あーん」
0184名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/25(火) 09:00:01.39ID:gppjbuMj
━━━━━━━━━━━━━━━

千歌「ごちそうさまでした!」

果南「あっ千歌」

千歌「ん?何なに〜」

果南「口にソース付いてるよ。とってあげる」

千歌「ご、ごめん…はぁ」

果南「どうしたの?ため息なんかついて」

千歌「私子供だなぁ〜って…」

果南「子供でいいじゃん」

千歌「なんで?」

果南「いい意味で、人に甘えることができるからね」

千歌「ああ〜そっか。だったら私、まだまだ子供でいいや」

果南「ん、そうだよ」ニコ


果南「でもいつかは…」

果南「なれるといいね…大人に」
0185名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/25(火) 09:47:55.97ID:gppjbuMj
━ゲームセンター━

千歌「初めて来たよ。なんだかガヤガヤ賑やかだね」

果南「うるさいとこでごめん。この時間に開いてるお店あんまりなくて…」

千歌「ううん、私はどこでも嬉しいよ!今だってすっごく楽しみなんだから」

果南「ありがとね、千歌」

果南「よーしじゃあまずはクレーンゲームだ!いっぱい取るぞ〜」

千歌「あっ!私これやってみたかっの!」

果南「オッケー、私が先にやってみるからそのあと千歌もやってみな!」
0194名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/27(木) 05:31:47.59ID:+fNFZ39V
千歌「果南ちゃんすごい!」

果南「取れちゃった…1回で」

千歌「こんなに大きいぬいぐるみ1発で取れちゃうなんて…プロだよ!」

果南「あはは…」

果南(確率機なのに…純粋な目が眩しいよ…)

果南「ま、やってみたいなら千歌もやってみなよ」

千歌「そうしようかな」

千歌「どれにしよう…あ、これはどう?可愛いよ」

果南「うん、いいんじゃない?」

千歌「よーし!」
0195名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/27(木) 05:36:04.30ID:+fNFZ39V
千歌「全然ダメだぁ〜」

果南「ん…これは無理かもね」

果南「だからこれ、あげるよ」スッ

千歌「さっきのぬいぐるみ!いいの?」

果南「私にこんな可愛いの似合わないから」クスッ

千歌「嬉しい…ありがとう!」

果南「どういたしまして♪じゃあ次行こうか」

千歌「うん!次はどこ行くの?」

果南「次は〜っと…」
0196名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/27(木) 05:57:17.94ID:+fNFZ39V
━カラオケ━

果南「さ、いっぱい歌おっか!」

千歌「おおー…」

果南「あっごめん、もしかしてカラオケ苦手?」

千歌「ううん、そうじゃなくて…」

千歌「初めて来たから、こんなのなんだ…すごいなぁって思って!」

果南「それなら良かった…かな?」

千歌「もちろん!えーと、どうやって曲入れるの?」

果南「教えてあげる。そこの機械取ってごらん」
0197名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/27(木) 06:01:54.06ID:+fNFZ39V
〜♪

千歌「うわぁっ!?びっくりしたぁ…」

果南「ははは!前奏いきなり入るとびっくりするよね〜」

千歌「う〜ん…なんか緊張しちゃう」

果南「私しか聴いてないから大丈夫だよ」

千歌「だからこそなの!」

果南「私のがへったくそだから気にしちゃダメだって」

千歌「えーと…ああっ曲始まっちゃう!」

果南「頑張れ〜」ニコ

千歌「う、歌います…」

千歌「すぅ〜はぁ〜…」


千歌「〜〜♪」
0198名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/27(木) 06:15:21.13ID:+fNFZ39V
千歌「うぅ〜恥ずかしいよ…」

果南「………」

千歌「ね、ねぇ…どうだった?」

果南「千歌…上手っ…!!」

千歌「えっ?」

果南「歌上手すぎでしょ!やばいって!私聴きいっちゃった!」

千歌「え…あ、ありがとう」テレッ

果南「なんでそんな上手いの!?」

千歌「わかんないよ…ただ」

千歌「歌うことだけが、唯一独りでもできたから。辛い時私を支えてくれたからかな…」

千歌「歌うことって、何にもいらない。だから…ね?誰だって出来るんだよ!」

千歌「こんな私でも…」

果南「千歌…」

果南「ねぇ千歌、時間いっぱいまで歌ってよ。すごいじゃん!歌が上手いだなんて…それって、すっごく素敵な特技だよ!歌うことが…千歌の輝けることなんだよ!」

果南「夜風吹くこの今だからこそ、もっと聴かせて!千歌の輝き!」

千歌「輝き…かぁ」

千歌「えへへ」

千歌「考えたこともなかったよ…誰かに歌を披露するなんて。独りで寂しさを紛らわすだけのものだと思ってた」

千歌「だから…初めて知ったよ」

千歌「歌うことって…こんなに楽しいことなんだね」
0199名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/27(木) 06:21:43.81ID:+fNFZ39V
果南「あー楽しかった!」

千歌「私も♪」

果南「もう時間があんまりなさそうだね…」

千歌「…ねぇ果南ちゃん」

果南「どうした?」

千歌「一つだけお願いがあるの」

果南「いいよ、なんでもいってごらん」

千歌「あのね…」
0200名無しで叶える物語(たこやき)
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2018/12/27(木) 06:31:03.47ID:+fNFZ39V
千歌「あのね…果南ちゃん」


千歌「一緒に陽が出るまでいてほしいの。私…朝日が見たい!」

果南「それは…難しいね…」

千歌「私も普通になりたいよ…でも、悲しいけどなれないんだ…それなら、私は一生普通じゃなくてもいい。ただそのかわり…」

千歌「私の一番のユメ…太陽の光を浴びること…これだけは一度でも叶えさせて」

千歌「私も…輝きたい!!」

果南「千歌…それは無理だよ。私、目の前で千歌が苦しんでるとこを見るなんて…嫌」

千歌「大丈夫だよ。ちょっとだけ…ほんのちょっとだけなら…」

果南「でも…」

千歌「お願い!これ以上は私、何も望まないから!」

果南「……はぁ」


果南「千歌、わかってる?今日は1日限りのデートなんだって」

千歌「わかってるよ…?」

果南「そう、一夜限りの恋人なんだよ…それなのに」

果南「相手の心から望んだ夢を叶えられないなんて…そんなの恋人失格だね」

果南「行くよ、千歌。見よう…夜明けを。2人で…」

千歌「…うん!」ポロ...

千歌「ありがとう…!!」ポロポロ
0207名無しで叶える物語(茸)
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2018/12/29(土) 04:24:27.37ID:Kn6x+I4O
果南「どこまで歩くの?」

千歌「もうちょっとで着くよ」

果南「それさっきも聞いた〜」

千歌「あはは、ごめんごめん」

千歌「あっもう見えてきたよ」

果南「やっとか…何があるの?」

千歌「私の帰るとこ」

果南「帰るところってここ、病院しか……あっ」

果南「………」

千歌「…!ねぇねぇ空見て!すっごく綺麗だよ!」

果南「本当…もうじきだね、夜が明けるの」

千歌「これがホンモノだよ、ね?ホンモノの太陽…まだ全然見えないのにこんなに輝いてる…」

千歌「私ももっと浴びたかったな…この、太陽の光…」

果南「また見れるよ…きっと、信じれば。気休めかもしれないけど、私は奇跡ってあると思ってる」

千歌「そう言ってくれるだけで充分、私は幸せ…」

果南「千歌…」
0208名無しで叶える物語(茸)
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2018/12/29(土) 04:28:08.46ID:Kn6x+I4O
千歌「ねぇ果南ちゃん」

果南「何?千歌」

千歌「なんでもないよ」

果南「なんでもないことないでしょ」

千歌「呼んだだけっ!」

果南「なんだそれ…」

千歌「ねぇ果南ちゃん」

果南「今度は何?」

千歌「…大好き」

果南「…ふふっ」


果南「ねぇ、千歌」

千歌「な〜に?」



果南「ハグ、しよ?」
0209名無しで叶える物語(茸)
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2018/12/29(土) 04:35:40.05ID:Kn6x+I4O
果南(帰り、1人だけで乗る電車)

果南(始発の二本後、朝焼けの綺麗な山間部は夜の街の雰囲気と対照的に落ち着いていて…)

果南(私の心を温かく包み込んでくれる…)

果南(最後は笑顔でさよならできて、よかった…)



果南「また遊ぼうね、千歌…」
0210名無しで叶える物語(茸)
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2018/12/29(土) 04:41:47.12ID:Kn6x+I4O
果南(あれ以来、駅で千歌の姿を見ることは二度となかった)

果南(千歌、私はいつでもここにいるよ)

果南(今度は、昼間に遊びに行こうね…)

果南(もう来ることはないはずなのに、ついついそんなこと考えちゃうんだよなぁ)

果南(なんでだろ…)

果南(何故だか、また会える気がするんだよね…)

果南(さて、仕事仕事)

果南「電車が発車します、ご注意くださ〜い!」
0211名無しで叶える物語(茸)
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2018/12/29(土) 05:07:22.11ID:Kn6x+I4O
第三幕ヨカゼ終わり

第四幕スカートに続きます

まだまだもうちょっと続きます
0216名無しで叶える物語(玉音放送)
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2018/12/30(日) 21:26:35.86ID:TUkqWrgB
捕手
0225名無しで叶える物語(茸)
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2019/01/02(水) 02:19:42.25ID:EodmOgei
ワタナベ「構内点検終了!松浦さん帰ったみたいだし、私もそろそろ帰ろうかな…ん?」

ワタナベ「お客さーん!すみませんね、ここ、喫煙はご遠慮ください」

「誰もいないんだからいいじゃない」

ワタナベ「ところがどっこいそういうわけにはいかないんだな〜」

ワタナベ「それに、未成年の喫煙はノンノンだよ」

「ッ…なんなの偉そうに」

ワタナベ「あはは、悪いね〜」

ワタナベ(あ、もしかしてこの制服…)

ワタナベ「あなた、音ノ木の生徒だよね?」

「…!?なんで知ってんのよ」

ワタナベ「友達が通ってたんだ〜!」

「なんだ…しょーもな」

ワタナベ「ねぇ、あなたの名前は?」

「学校とか警察に連絡したらぶっ殺すから」

ワタナベ「しないしない!だから教えて?」

梨子「りこ」

ワタナベ「りこちゃんかぁ〜可愛い名前!」

梨子「バカにしてるの?」

ワタナベ「ええっ!?ただ思ったこと言っただけなのに」

梨子「…ふん」

ワタナベ「梨子ちゃん指綺麗だね〜」キュッ

梨子「…!その話はやめて!!」

ワタナベ「ご、ごめんね!気をつけるよ…」

梨子「はぁ…帰る」

ワタナベ「私はワタナベ、ナベさんって呼んで!」

梨子「………」

ワタナベ「また来てね!喫煙はほどほどにね〜!」

梨子「うるさい!」
0226名無しで叶える物語(茸)
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2019/01/02(水) 02:34:09.36ID:EodmOgei
ワタナベ「中々今日日見ない尖った女の子だったな〜りこちゃ…ん?」

ワタナベ「りこちゃん!何してるの、風邪ひくよ!?」

梨子「ん…うるさいのよ早朝から」

ワタナベ「だってびっくりしたもん。あの後からベンチで寝てたの?」

梨子「だったら何?」

ワタナベ「何って…えーと、心配するじゃん!私だけじゃなくて、もちろん親御さんも!」

梨子「親なんてどうせばあちゃんしかいないから関係ない」

ワタナベ「それは尚更心配するよ!おばあちゃん、きっと心配で眠れないよ…」

梨子「おばあちゃん…」

ワタナベ「大切にしてあげてよ、おばあちゃんのこと」

梨子「……うん」

ワタナベ「おっ素直でよろしい!」



梨子「…バーカ」
0230名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2019/01/02(水) 13:57:23.13ID:9Rch0myc
一瞬まきちゃんかと
保守
0234名無しで叶える物語(神宮)
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2019/01/03(木) 00:54:01.17ID:E1Sq/6jl
あけおめ保守
0235名無しで叶える物語(茸)
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2019/01/03(木) 03:16:30.43ID:u3Lo/q8L
ワタナベ「今日は人が少なくていつもと比べてちょっとだけ楽だったな〜」

ワタナベ「さて最後に見回り…っと」

ワタナベ「お、早速異常発見であります!」

ワタナベ「りっこちゃ〜んどうした…」

梨子「………」ポロ..

梨子「…あっ」

ワタナベ「辛いことがあったら吐き出しちゃいなよ、全部」

梨子「おばあちゃんが…おばあちゃんが死んじゃったの…!私の所為で…!!」

ワタナベ「それは辛かったね…でも、何故梨子ちゃんの所為なのかな?」

梨子「この前言ってたじゃない…『おばあちゃん大事にして』って」

梨子「私か全然おばあちゃんのこと考えてなかったから…気遣いできてなかったから…。ううっごめんなさい…ごめんなさい!」ポロポロ

ワタナベ「病気かな?」

梨子「事故…」

ワタナベ「大丈夫、梨子ちゃんの所為なんかじゃないよ。ただ、運が悪かったんだよ。だから、自分を責めないで」

梨子「ナベさん…」

ワタナベ「呼んでくれてありがとう。辛い、悲しい、寂しい…それから後悔。思う事全てナベさんにぶつけなさい」

梨子「あ、あの…」

ワタナベ「はいなんでしょう?」

梨子「寄りかかっても、いい?」

ワタナベ「…ふふ」

ワタナベ「もちろん!」

梨子「ありがと…ナベさん」ポスッ..
0236名無しで叶える物語(茸)
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2019/01/03(木) 04:23:36.73ID:u3Lo/q8L
ワタナベ「落ち着いた?」

梨子「うん」

ワタナベ「梨子ちゃん、これからどうする?」


梨子「……わかんない」

ワタナベ「じゃあ、しばらくナベさんのとこにいなよ。それで何か『生きる意味』というものを見つけてほしいんだ」

ワタナベ「生きる意味ってやつを見つけたら、きっと…梨子ちゃんは自分の力で道を歩んでいける。ま、ナベさんはそれの手伝いをしてるからね!」

梨子「生きる意味…」

ナベさん「見つけられそう?」

梨子「わかんない…でも、今私に一番必要な気はする」

ナベさん「そうかもね。それなら決まりかな?よしっ梨子ちゃんも今日からこの駅の一員だよ!」

梨子「一員…?」

ワタナベ「いつ起きていつ寝てもかまわないよ。ただし」

ワタナベ「来れる日は必ずこの駅に来ること!それが梨子ちゃんとナベさんの間の唯一の約束!いいね?」

梨子「は、はぁ…」

ワタナベ「よぉ〜し!これからよろしくね!梨子ちゃん」

梨子「…よろしく」

ワタナベ「ふふふっ♪」
0240名無しで叶える物語(笑)
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2019/01/03(木) 16:03:37.10ID:Y5//5PwU
0255名無しで叶える物語(たこやき)
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2019/01/08(火) 03:02:07.70ID:gaBbI4TQ
ワタナベ「よっし今日はもうお終い!」

ワタナベ「あっ落し物だ!ハンカチかぁ…あんまり持ち主出てこないんだよね〜これ」

梨子「ねぇ、これも」

ワタナベ「…!ありがとうございま…あれ?梨子ちゃんいたんだ」

ワタナベ「ありがとう!回収しておくよ。今日は何してたの?」

梨子「…見てた」

ワタナベ「ほうほう」

梨子「電車に乗る人、降りる人…沢山の人を見てた。みんな、何か探してるような顔してた」

ワタナベ「…それは梨子ちゃんも同じだよ」

梨子「…!」

ワタナベ「ナベさんは実は梨子ちゃんが何を探しているか知ってるよ」

梨子「何なの?私にはわかんないから教えて」

ワタナベ「う〜ん、今教えちゃうとなぁ〜」

梨子「はぁ?ケチ」チッ

ワタナベ「あぁーっ今舌打ちした!そういうの良くないです〜」

梨子「っさいな…親でもないのに」

ワタナベ「あっいい事思いついた」

ワタナベ「…ふっふっふ」

梨子「な、何よ…」

ワタナベ「梨子ちゃんが『大人の女性』になったら教えてあげようかな!」

梨子「なにそれ…意味わかんない」

ワタナベ「まっ判断するのはナベさんだからね〜頑張って!」

梨子「…ふん」チッ

ワタナベ「あっコラ!またそうやって…」
0256名無しで叶える物語(たこやき)
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2019/01/08(火) 03:11:37.25ID:gaBbI4TQ
ワタナベ「帰るよ、梨子ちゃん」

梨子「どこに?」

ワタナベ「どこって…そりゃナベさんの家」

梨子「えっ…」

ワタナベ「帰る宛、ないんでしょ?」

梨子「そうだけど…」

ワタナベ「ナベさんとこ来なよって言ってなかったっけ?」

梨子「言ってた」

ワタナベ「だよね。よ〜し今日はすき焼きにでもするかな!」

梨子「私…牛苦手なんだけど」

ワタナベ「ふふっじゃあ豚肉するよ。他に苦手なのは?」

梨子「多分ない」

ワタナベ「わかったよ。じゃあ買い物とお料理手伝ってね」

梨子「え〜めんどくさ…」

ワタナベ「やっぱ牛にするかな〜」

梨子「わかったよ、やります!もう…すぐ意地悪するんだから」

ワタナベ「可愛い子には意地悪したくなるもんだよ」

梨子「………」
0257名無しで叶える物語(たこやき)
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2019/01/08(火) 03:25:34.19ID:gaBbI4TQ
ワタナベ「お家に到着であります!」

梨子「お腹すいた…」

ワタナベ「そうだね、早く作ろう!」

梨子「あの、1つ思ったんだけど…」

ワタナベ「うん」

梨子「アパートのある地区だけ異様に綺麗だった…なんで?」

ワタナベ「この辺りは新しく開発された土地だからだよ。少し外れに行くと、もう古い家ばかり建っている。ホントいつ倒れちゃうかわかんないくらいのね」

ワタナベ「梨子ちゃんのおばあちゃんの家はどんな感じだった?」

梨子「一軒家。結構綺麗だった…リフォームしたのかな…」

ワタナベ「そうなんだ!じゃあこういう集合住宅みたいなのは珍しいのかもね…」

ワタナベ「あ、入って入って」

梨子「お邪魔します…」

ワタナベ「よーしすぐご飯作るぞ〜!」
0258名無しで叶える物語(たこやき)
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2019/01/08(火) 03:37:42.73ID:gaBbI4TQ
梨子「なんか予想通り…」

ワタナベ「えっなにが?」

梨子「部屋の小綺麗な感じが」

ワタナベ「あはは、ありがと」

ワタナベ「早速だけど、野菜切るの手伝ってくれるかな?」

梨子「まぁそれくらいなら…」

ワタナベ「ありがとう!私は鍋の準備するから」

梨子「………」サクッ...サクッ....

ワタナベ「おっ上手だね!」

梨子「言われるほどでもないけど…」

ワタナベ「ふーんふふーん♪」

梨子「……」

ダキッ

ワタナベ「うひゃっ!?びっくりしたぁ〜どうしたのいきなり」

梨子「………」ギュウ〜

梨子「……はっ!?」

梨子「わ、私…何して……」

梨子「〜〜〜!!」カァァ

ワタナベ「そ、そんなに恥ずかしがらなくたっていいと思うよ?誰だって他人の温もり欲しくなるもんだ」

梨子「うっさい!もう…早く作って!」バタバタ

ワタナベ「しょうがないなぁ…すぐできるよ」
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