从c*・ヮ・§「…………」ゴゴゴゴゴ…… リ`・ヮ・)「!?」
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初投稿、どころか初スレ建てでもあるので、かなりご迷惑お掛けするかもしれませんが…
どうぞ生温かく見守ってやってください
普段からは過去作ss探しでお世話になってますm(_ _)m 千歌「…μ's、の皆さんですよね…?ラブライブ本戦出場される」
μ's「!?」
絵里(へぇ…なかなかの殺気じゃない?)
海未(1人…?まさかこんなに殺気を漏らして…多勢に無勢を選ぶとは…自殺志願者ですか?)
希(なんやろこの娘?潜在能力は高そうやけど)
にこ(ふーん、私らに対して、気合入ってるじゃない)
凛(早くラーメン食べたいのに…)
花陽(お母さん…そろそろ、お米お櫃にうつすところなのに…)
真姫(私達にチョウセンシャ?イミワカンナイ)
ことり(……) 穂乃果「そう…だけど…どうしたのかな?早い話、喧嘩売りに来たの?」
千歌「はい…喧嘩っていうか、勝負してください」
ことり「あっはっは!!勝負?びっくりしたぁ!かわい〜い女の子だから、てっきり私達のサインでも欲しがってるのかと思っちゃった!
ねえ穂乃果ちゃん?この娘ちょっと私が貰っていいかな?ひっさびさに…」
(・8・)「トサカにきたチュン」 初投稿なんだ、静かに見守ってあげよう
でも落ちそう ごめんなさい コピー消えたので遅筆ってます なんとか形になるようにがんばります
(・8・)「ぶる〜べりぃ♡とれいん」ギャン!
絵里「なっ!?ことり!?急に【本性】を見せることないでしょう!?相手はおそらく素人よ!??」(くっ…それに【歌】までも…?)
にこ(自身加速付与…ことりの得意とする初手、本気みたいね) 皆さんの優しさに涙が出そうです(泣)
気合い入れます!
海未(ことり…いつもは体裁のために大人しい貴女の、恐らくは普段からストレスを溜めていたのでしょうね…)
海未(私達もあの【ラブライブ】を目指すために死に物狂いで特訓してきた…それを私達の名が世間に知れ渡ったであろうこのタイミングで…まあ、有名税というやつですか?鬱憤を晴らす大義名分を手に入れたのですから…)マッタク
凛「早く終わりそうだね!かよちん!」ラーメン!
花陽「そうだね!凛ちゃん!」ゴハン!
真姫 ピッ「あっママ?ごめんなさい、門限に少し遅れ…うん、ごめんなさい…でも少しだけだから…」 (・8・)「すっとろいちゅん!それともビビって反応もできないチュンかああああ!?」ゴオッ!
希「さながら電車のような突進、そこから鋭い爪による一撃…ことりちゃんの初手であり、必勝パターン。これはとても避けられるものじゃないやん?ウチみたく…」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「未来が見えるのでもなければ」【純愛レンズ】 ╭*(๑˘ᴗ˘๑)*(ジーッ……)
ズギャアア!!!
凛「うわ、凄い音ぉ〜相手の娘、死んじゃったんじゃないかなぁ…」
花陽「そうだね…あれ?希ちゃんどうしたの?【本性】なんてだして…心配性だね?念の為に【結果】を見てあげるなんて…」
真姫「まあ、こんな路上で傷害…どころか殺人なんてクリアしちゃったら、名前が売れてる以上、大会にも影響が出ちゃうじゃない?相手が大怪我しないように見てあげてるのよ…) 『千歌 ズルッ‼ボトボト…』
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮(うわぁ、上半身から真っ二つ、アカン。これは放っておいたら死んでまうなぁ…)
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮(幸い、キレイに引き裂かれてくれるみたいやから体組織もほぼ無事。早急に対応すれば…)
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「にこっち、【まほうつかいはじめました】準備できる?相手の娘の回復はちょっとイヤかもしれんけど…」
にこ「そうもいってられないでしょ?−−ったく…」ズズ…
J(*‘ヮ‘*)し「しょ〜がないわねぇ〜」 ╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮(ふう…これでなんとか明日の朝刊を飾るような一大事は…?)
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮(!?アカン!!なんやこれ!!)
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「じ、上半身が…!動いてる!?」 ╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮の発声と同時に、丁度千歌の身体が、正確にいえば彼女の上半身だけが地面へと吸い込まれるように落下する。
取り残された下半身は、間抜けにもそれに気付かないのかそのまま屹立する。
ドチャリ
これから調理しようとトレイから取り出した生肉を、床にでも落としてしまったかのような鈍い音が次いで響く。 にこは、希からの指示によりいち早く死体−−になろうとしている−−に駆け寄る。
他全員も、相対したことりも、事の終結を見届けていた。
なんだ、余裕だったチュンね
そう、締めくくりに鬨の声でもあげようかというところに希の一声。
既に処置に入ろうとしているにこは勿論、他の全員は千歌の、コンクリートにうつ伏せる上半身に注目した。 J(*‘ヮ‘*)し「なっ!動いて…!」
千歌 (上半身)ズルッ…!ズルッ…!
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「アカン!にこっち逃げて!」
ガシ!!
J(*‘ヮ‘*)し「なっ!動け…なにこれ!?」
千歌(下半身)グググッ…!!!!
ズズッ…从千歌(上半身)ガバァ!!!!
(・8・)「!!にこちゃん!!!」
(・8・)「ヂュン!!」ズァ!! 不気味に蠢きながらにこを襲う千歌の上半身。その背面にことりの猛爪が繰り出される。
風切り音は金切りのそれにまで達する速度と鋭さ
先刻、千歌の身体を二分にした一撃を
ガシ!
今度は
ズズズ!!从c*・歌(上半身)
千歌の上半身が受け止める。 (・8・)「!?」
(・8・)(えっ? ことり 攻撃 止められ? 振り返っ?速! 痛ッ!−−−−−−
誰?)
从c*・ヮ・§(………)ゴゴゴゴゴ…
リ`・ヮ・)「!?」 そこにいたのは先程の不細工な殺気を撒き散らす少女ではなかった…
更に言うなら、上半身のみでことりの一撃を受け止め…いや、掴み止めた様を見て、高坂穂乃果だけは、反射的に、本能的に【本性】を曝け出す 絵里「なっ!【本性】!?この娘も【アイドル】だと言うの!?」シャッ!J( ・`д・´)
海未「くっ!ことり!下がってください!相手は特異系…貴女のような身体強化系では分が…!」/cVσ_VσVシュン!
ワンテンポ遅れて臨戦態勢に入る二人
まきりんぱな「えっ…?えっ?」
音ノ木坂学院に入学して一年目、凡そ半年にも満たない一年生……戦闘経験の未熟さ故か、それとも死んだと思っていた相手が、ホラー映画さながら上半身のみになっても生きている、と現状に困惑してしまったのか、3人は動けないでいた (・8・)「ヂュ…ヂュン…い、痛い…!」
从c*・ヮ・§「………」ギリギリギリギリブチブチブチブチ
(・8・)「う、腕が…ち、千切れるヂュン…!!!」
/cVσ_VσV「【勇気のReason】!!」シュン‼
園田海未は戦闘でいえば、万能型である。
身体強化、現象操作、どれも得意とするのは武家の家柄により常から鍛えられているからだ。
【歌】であれば、【アイドル】の願いの結晶であるソロ曲以外は、およそ水準以上の効果を発揮できる。
故に…今、ここで、単純とはいえ身体強化系である(正しくは身体の満ち引きを操作する【歌】だが、およそ減衰への使い方はしない)【勇気のReason】の選択しなければいけない理由−−それは
/cVσ_VσV「きゃおらああああああ!!」ゴォォォ‼
从c*・ヮ・§が強敵であると認識したからだ ╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「こら!!一年生!シャキッとして!ウチラは逃げるよ!ここは危険や!海未ちゃん!絵里ち!後は任せたんよ!!」
J( ・`д・´) 「ええ!にこを助けないと!凛!花陽!真姫!コレが終わったら合宿よ!鍛え直さないと!」
まきりんぱな「−−−は、はい!」
上級生二人の、合わせてニ喝にビクリと弾けるように声をあげる三人。
明確な目的を与えられて、素直に従わざるを得ない力不足という現状に悔やんでる間もないほど、未だ混乱の中にいた。
シュウゥゥ−−希「さあ、こっちや!一旦、大通りに行くよ!」タッ J( ・`д・´)(希…貴女も本当は戦いたかったでしょうに…にこの危機を一番に予見していたのに、悔しいでしょうね…)
J( ・`д・´)(でも、全体の安全を救う為の冷静さ、いつも助けられるわ!さあ!こっちも気合いを入れてかからないと!)クルッ‼ 胸中で独り言ちた絵里は、対応すべく敵に向き直る。
多対一の状況を恥とするべきではない。
ことりを救うべく从c*・ヮ・§との相対は海未に任せ、私は从c*・ヮ・§の下半身に拘束されたにこを…!
そういう、状況を想像していた。向き直って目の当たりにした光景は、
(*> ᴗ •*)ゞ「クスクス」グググ
/cVσ_VσV「ば、馬鹿な…!周りには誰もいなかったはず…!」
J( ・`д・´) 「い、…つのまに…」
∫∫( c||^ヮ^|| 「な〜ん」
(・8・)「は、話すヂュン…」ブチブチ‼
从c*・ヮ・§「もーう!遅いよ皆〜!」 从c ^ヮ^§ パァン 遅いのだ
⊂彡☆))- ント 海未の一撃を受け止める(*> ᴗ •*)ゞ
お互いの鼻が触れてしまいそうな程に絵里に接近していた∫∫( c||^ヮ^||
唐突に現れた二人、いや−−−
メイ*σ ᴗ σリ「もう!は、こっちよ千歌ちゃん!勝手に一人で喧嘩売っちゃって!ご挨拶は全員でって言ったのに!」
三人目−−−!
メイ*σ ᴗ σリ「はー、全く…ご無沙汰しております。音ノ木坂学院の皆さん。と言っても私のことは覚えられておられますかどうか…」
从c*・ヮ・§「あー!梨子ちゃんダメだよ!その先は私から言うーー!」 从c*・ヮ・§「私達〜!内浦っていうところの浦の星女学院、スクールアイドル部の…せーの!」
从c*・ヮ・§(*> ᴗ •*)ゞメイ*σ ᴗ σリ∫∫( c||^ヮ^|| 「Aqoursです!」
リ`・ヮ・)「スクールアイドル…」
メイ*σ ᴗ σリ「はい。私は転校して今はAqoursのメンバーで、そこで皆さんのことを伝えたら居ても立っても居られなくなったみたいで…」
从c*・ヮ・§「私はμ'sの事!梨子ちゃんから聞く前に知ってました!でもμ'sに会いに行ける方法があるって知って会いに来ちゃいました!奇跡だよ!!」
(・8・)「はなせぇ…チュン」
(*> ᴗ •*)ゞ「も〜千歌ちゃ〜ん、会いに来たって電車に乗って来ただけでしょ?なんならいつでもこれたのに、なんかμ'sを神聖視しちゃって会いに行くの尻込みしてたじゃん…」
/cVσ_VσV(片手一本で私の拳を…!いやそれよりも!振りほどけない!)
∫∫( c||^ヮ^|| 「そーだよ千歌、田舎者だって馬鹿にされちゃうよ〜?」
J( ・`д・´)(私達を本当に『私達』と分かってのこの余裕…!一体何者なの…!)
从c*・ヮ・§(*> ᴗ •*)ゞメイ*σ ᴗ σリ∫∫( c||^ヮ^|| 「アッハッハッハッハ!」 リ`・ヮ・)「【ファイトだよ】」
ズン
从c*・ヮ・§(*> ᴗ •*)ゞメイ*σ ᴗ σリ∫∫( c||^ヮ^|| 「!?」
重い
雰囲気や空気感
これに質量があったとしたならではあるが、明らかに重さを増したようにAqoursは感じた。が、それは無論錯覚。
それをそうと気づかせてくれたのは
(・8・) 「チュンなぁ!」ズアッ!
从c*・ヮ・§(!?パワーが!)
/cVσ_VσV「はあ!!」バシン!
(*> ᴗ •*)ゞ「ようそろ?!」
J(*‘ヮ‘*)し 「い、い、かんげんに〜…にっこにっこにー!」ブン!
从c*・ヮ・§「あー!私の下半身ーーーー!」
J( ・`д・´)「ま、私は下がらせてもらうだけね…でも、隙だらけよ?」チュッ
∫∫( c||^ヮ^|| 「な、な〜ん!」
先程まで赤子の手を捻るが如く、μ'sメンバーを取り押さえ尚余裕すら見せていたAqours面々の顔がそうではないと物語ったからだ。
メイ*σ ᴗ σリ(そう、ね…忘れていたわけではないわ…これよ、これが彼女たちの恐ろしさ…)
メイ*σ ᴗ σリ(さっきの荷重感…あれは穂乃果さんの所為ではない…。いえ、一端は彼女によるものだけれどもあの負荷の正体…)
『リ`・ヮ・)「【ファイトだよ】」
(・8・) /cVσ_VσVJ( ・`д・´)J(*‘ヮ‘*)し 轟!!!!!
メイ*σ ᴗ σリ(全員の…リミッター解除…!!) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b) リ`・ヮ・)「も〜!みんなぁ!穂乃果、心配しちゃったよ!いくら修行のための皆へのリミッターだったからって!こんなに簡単にやられちゃダメじゃん!!」
J(*‘ヮ‘*)し 「わ、私は回復の態勢に入ってたからちょ〜っと油断しちゃっただけよ!普段だったらラブにこ☆アタックで余裕なんだからあ〜♡」
(・8・) 「こ、言葉も出ないチュン…」
/cVⁿ_VⁿV「おっ!トッリ冷えてますかぁ〜」
(・8・♯) 「うるせえチュン!ウッミも片手でパンチ止められてたチュン!」
/cVσ_VσV(・8・) 「と、言う冗談はさておき」
/cVσ_VσV「さあ、随分と好きにやってくれましたねぇ…」
(・8・)「こっからはお前らがおやつになる番チュン」
J( ・`д・´)「こーら、すーぐ熱くなるのは貴女達の悪いクセよ?…と、言っても私も急な襲撃に焦ったのは事実…【ありふれた悲しみの果て】」
シュウウ…
ノノc√σ_σV「さ、ここからはかしこいかわいい私が冷たい現実を教えてあげるわ」
リ`・ヮ・)/cVσ_VσV(・8・) J(*‘ヮ‘*)し ノノc√σ_σV ドドドドドドドドドドド!!!! メイ*σ ᴗ σリ「……どう?皆」
(*> ᴗ •*)ゞ「そっか…通りで弱いわけだ…ある意味、本気じゃなかったわけか…でもー」
∫∫( c||^ヮ^|| 「うん、戦い甲斐があるってもんだよなーん」
メイ*σ ᴗ σリ「うふふ…それでこそ…ってあれ?千歌ちゃんは?」
(*> ᴗ •*)ゞ「うーん、投げ捨てられたことに驚きのあまり、下半身拾いに走って?いっちゃったよ〜逆立ちで」
∫∫( c||^ヮ^|| 「あんな便利な【歌】なんだから、それで戻せば良いのに」
メイ*> _ <リ「も〜どうしてこうマイペースなのぉ〜μ'sの皆さんの前だっていうのに…」
メイ*σ ᴗ σリ「まあ、今日はどちらにしてもご挨拶だから、いい自己紹介にはなったのかしら…?」
フッ梨子「と、これがAqoursです!如何でしたでしょうか?μ'sの…高坂穂乃果さん。園田海未さん。南ことりさん。矢澤にこさん。綾瀬絵里さん」
フッ曜 フッ果南
/cVσ_VσV「貴女達…私達を虚仮にしておいて、よもや無事に内浦だとかに帰ることが出来る…とでも」ゴゴゴゴゴ…!
(・8・)「売った喧嘩を最後まで保証しないなんて…随分と短いクーリングオフチュンねぇ…」ドドドド…!
リ`・ヮ・)ノノc√σ_σVJ(*‘ヮ‘*)し 「………」
穂乃果 絵里 にこ フッ 穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん。もうおしまいにしよう、今日はこれで終わり!」
/cVσ_VσV(・8・)「ふぁっ!?」
絵里「まったく私のことを本気にさせておいて癪だけど…」
にこ「ええ…決着の場所はここじゃないって事ね…」
/cVσ_VσV(・8・) 「はっ!!!」
フッ海未「そういうことですか…スクールアイドル部…ご挨拶…」
フッことり「ラブライブ…その本選出場者!!」
絵里「そういうことでしょうね…彼女達からはもう、まるで敵意を感じられない…」
にこ「ねえ、そこの赤髪さん。これは本戦では本気を出せってメッセージってこと?」 梨子「はい!そういうことです…って本当はこう言うのは私達のリーダーから言うべきだったんですけれど…」
ダダダダダダダ…!オーイ!
曜「あ!千歌ちゃん帰ってきたよ!梨子ちゃん!って、ええ?!?!」
(下半身)从c*・ヮ・§ダダダダダダ
果南「まだくっつけてないんだ…」
从c*・ヮ・§「もー、すっごい遠くまで走ったんだから!おかげで疲れちゃったよ〜、ってあれ?皆もう【本性】解いてる?」
曜「千歌ちゃん…ハァ…」
梨子「…これが私達のリーダー…」
从c*・ヮ・§「えっ!?なになに!?あ!まさかもうご挨拶が…」
从c*・ヮ・§「終わっちゃったの?!?!」
果南「そーだよ…もー締めようってところだったのに…」
从c*・ヮ・§「うわーん!すぐすむからちょっと待って!!!」
从c*・ヮ・§「【One More Sunshine Story】」
(高海)…ズスズ…(千歌)
高海千歌 ぴたーん!
千歌「千歌!ふっかーつ!!」
梨子(緊張感が…)
曜(台無しなんだよ…)
果南(なーん)
千歌「改めてμ'sの皆さん!喧嘩っ早いμ'sの皆さんに本気を出させるにはコレが一番だって梨子ちゃんが言ってました!どうでしたか!?本戦では本気で戦ってくれますか!!!?」 穂乃果「!!!ここまでされちゃったら……モチロン、だよ」
海未(今のは明らかに…現象操作系最上位…!時間操作…!穂乃果と同じ…!)
ことり(それであのパワーだったの!?搦め手のスタイルが多い現象操作系の中で、ことりと接近戦で勝負していたというの…!?)ズキリ
絵里(あの梨子っていう娘…私達の事を調べ上げている…というより知っていた…?それなのにまだこうして笑っていられる、ということか…)
にこ(…ていうか、あの吊り目…そして赤い髪…よーくみたら、まさか…) 千歌「わーい!μ'sと真剣勝負だぁ!やったぁー!これは他の皆とも合流して早速練習だぁ!!」
梨子「こーら!千歌ちゃん!今日は本戦会場の下見も兼ねてるんだから!帰るのは明日…!」
千歌「あ!そーだったのだ…」テヘヘ
曜「いや〜なんだかこっちの騒がしさのほうが疲れるかも…千歌ちゃんが嬉しそうで何よりだけどさ!」
果南「まったく…えっと、じゃあ、μ'sの皆さん!私達はこれで 海未「ちょっと待ってください!!」
梨子 ニヤリッ
穂乃果 ゾワッ‼
海未「今…なんと言いました…?オレンジ髪の貴女!」
千歌「うえ!?園田海未からの指名!?!?じゃなくて…えぇっと〜『他の皆と合流してぇ ことり「他の…皆?」
梨子「ああ、言ってませんでしたね。私達Aqoursはμ'sの皆さんと同じ…」 〜アキバ駅前〜
モブ1「ねぇねぇ!駅前でアイドルのバトルライブだって!」
モブ2「え!?練習試合とかかなあ!こんな街中で…ああ!ホントだってアレ…μ'sじゃない…」
ノξソ>ω<ハ6 「Oh!Exciting!!Galleryも集まってきましたーん!」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮(くっ…!リミッターが解けてないとはいえ…!このとらえどころの無い動き…!まるで読めないやん!?)
ノcノ,,・o・,,ノレ 「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是」
>ω</(なんなんだにゃこの呪文…脚が…!!凛のスピードが活かせない…!!」
⌒°( ^ω^)°⌒「わあい!花陽ちゃんだあ!」
(´╹◡╹`) 「わ、私のお、おにぎりが効全部食べられて…!」
¶cリ˘ヮ˚)|「さあ、貴女もこのヨハネの黒魔術に酔いしれるがいいわ…!」
从廿_廿从「イミ…ワカンナイ!」(どうしてなの…私の『現象理解』がまるで通用しない…!) ダイヤ「全く…皆さんはしたなくていらっしゃいましてよ…まあ、私もμ'sの方々を目の当たりにしていつもの冷静さで振る舞うのがやっと、というところですが」
ダイヤ「さて、此度は挨拶だけだと言うのにこれ以上は無粋というもの…ん?」ヴーヴー
ダイヤ「丁度、向こうも済んだというところですわね…」
ダイヤ「それでは皆さん…」
|c||^.-^||「【ブッブーですわ】」
ノξソ>ω<ハ6 「オウ!」ピタッ
ノcノ,,・o・,,ノレ 「ズラぁ?」ピタッ
⌒°( ^ω^)°⌒「うゆ!?」ピタッ
¶cリ˘ヮ˚)|「ヨハッ!?」ピタッ
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「助かった…やん…」ギリッ 果南「うん!わかった〜おつかれ〜!」ケータイパタン
果南「梨子!伝えられたよ、もうおしまいって」
果南(ま、ギリギリだったみたいだけどね)
梨子「ありがとうございます…これでよろしいですよね?だからそんな怖い顔しないでください」
梨子「絵里さん」
ノノc√σ_σVゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
にこ(あくまでも冷静に、でもかなりキレてるわね…まあ、コイツのことだから威圧の意味が強いんだろうけど)
ノノc√σ_σV「ええ、ありがとう。でも悪巫山戯がすぎるわ。本戦なんかどうでもいいくらい、この場でスッキリしたい程に暴れてしまいたい気分」
にこ(ハッタリだとして4対2だっつーの。まあ付き合うけど)
梨子「申し訳ありません…。だって、こちらが姿を現したとき、まさか逃げ出すメンバーがいるとは思いもしなかったことでしたので…こちら好戦的なメンバーがついつい追いかけてしまったみたいです」
梨子(逃げ惑う鼠を追いかける猫のように…とは、言わないほうが今はマシね)
ノノc√σ_σV「それは確かに身内の恥ね。一年生はあくまで競技者としての心構えでしか、戦闘には慣れていない。貴女達の卑劣な通り魔のような真似には…は言い訳かしら?」
梨子「そういうことでしたか…実力さえ遺憾なく発揮できれば、だってあのA-RISEを破ったμ'sの皆さんですものね…」クスクス
ノノc√σ_σV ギリィ
にこ(限界、ね…)「悪かったわね、えっと…梨子ちゃん?同じスクールアイドルとして、幻滅させたかしら?」
梨子「いえいえ!とんでもないことです!如何に本線で皆さんを本気にさせたいからこんな恨みを買うような不意打ちをしたことは、勿論謝らせていただきます!それに本当に、これ以上の危害は無いことはお約束します!」
梨子「もしそちらの判断でここからの反故があったと認められた場合は、どうぞ私達を叩きのめすなり、ラブライブ運営に暴行事件として私達の事を報告し、失格にしてもらっても構いません!」
ノノc√σ_σV(………)
にこ(自分達の不利を見せつけるような真似をして、あくまでここからの反故と限定してきたか…戦闘以外の修羅場も潜ってるみたいね…)
にこ「絵里、もうおさめて。これ以上の危害は、いくらでも証拠集めて遠慮なく報告させてもらえるんだから。余計本線での叩き潰しがいがあるってもんでしょ」
ノノc√σ_σV (………)スッ
絵里「ええ、にこ。ありがとう。もう大丈夫よ」
梨子「さすが矢澤さん! 、μ'sメンバーの居場所となる『部』をお守り続ける立場にある方は違いますね!」
にこ「そーね、私だって仮にもあの音ノ木坂学院で生き残ってきたんだもの。これくらいの雑事、怒りっぽいけどこの絵里だって何回だって潜り抜けてきたわよ?」
にこ「この三年間」 梨子 ピクリッ
にこ(…)
にこ「アンタもいい加減その人を喰ったような態度は止めなさい。アタシ達を本気にさせたい理由はわからないけど、否が応でも本戦でブチ当たるでしょ?」
にこ「私らは優勝を狙ってる。それなりの事もして来たしね。そしてあんた等は私達と互角」 にこ「決勝でなんてカッコつけたこと言わなくても、遅かれ早かれ戦えるわよ、私達は。だから早く何処かに行って」 J(*‘ヮ‘*)し「いい加減、にこもムカついてるから」 にこ「なんてね!そんなこと言うガラじゃないにこー☆」 梨子「………」
千歌「り、梨子ちゃん…」オロオロ
果南「…」
曜「ありゃりゃ、梨子ちゃん。これ以上はこっちがみっともなくなりそうだ。あのお姉さん達もすごい怖そうだし…もう行こうよ」
梨子「曜ちゃんは黙っ…!!いえ、ごめんなさい。そうね。私ったらついつい熱くなって余計なことばかり…ごめんなさい」
梨子「それではμ'sの皆さん!と言ってもお二人ですね…急な無礼を、本日は本当に失礼いたしました。それではどうぞ、本戦でまた…」ペコリ
梨子「果南さん。お願いします」
果南「あいよ」
にこ「……言わないつもりでいたけど…梨子ちゃん」 梨子「果南さん!お願いします!」
にこ「アンタ…もしかしてあの『サクラウチ』の…」 メノ^ノ。^リ「矢澤にこ。やっぱり貴女はここで●す」 J(*‘ヮ‘*)し 「!」ゾワッ
ノノc√σ_σV「!」 ゾクッ
∫∫( c||^ヮ^|| ドゴォ!!
メノ^ノ。^リ「か…は…」ガクリ 果南「お見苦しいところをすみません・ってね」
果南「あーなったらホントだったら私達でもそうそう手がつけられないんだけど…まあ、今回はラッキーだったね」
果南「【さかなかなんだか?】」ズズズ…
絵里(!…なに?彼女達の存在感が希薄に…いや、これは…感じ取れない?!)
にこ(水に砂糖が溶けていくみたいに…そこにあるのにどんどん分からなくなっていくような気持ち悪さ…!)
果南「矢澤さん、だよね?梨子のことなんだけどさ」 そこまで分かっているなら、もう少しこの娘の『理由』ってヤツも考えてあげてーーーー
夕暮れ時、ひぐらしの鳴き声がその役割とばかりに宵闇に向かって静まっていくかのように…
果南と呼ばれていた少女の声も、その周りにいた少女たちも姿も忽然と消えていった すみません!本日のところはここいらでご勘弁願えるでしょうか?
また、書き溜めなくテンポ悪い中つきあわせさせてしまったことと、思い出しながらだったので推敲もない駄文お見受けさせてしまったことと存じます故、お詫び申し上げます!
一応に、これが第一部完みたいなところではあります!
続きは拙にもまだわかりません!
夜分まで本当にありがとうございました! うわー…読み直してたらミスばっかり…チラ裏みたいなの本当にすみませんm(_ _)m
ちょっとヤバいのあったんで補足を念の為失礼致します
>>45
>>46
の間に嫌な予感を感じた穂乃果が駅前組の所に向かって駆け出していく、また、それについていく ことうみ のシーンを書いてたのですが、ngワード喰らってやりくりしてたら消してたみたいです…
その後のにこの「4対2になる〜」云々はそういうことでした… >>57
すごく励みになります!ありがとうございます!
ちょっと情けない話、体力に限界がw
空いた時間、ここに優先して力を尽くしていきたいと思います! >>1 です
これってこのままここに続きを書いたほうがよろしいのでしょうか…?それとも別にスレ建てするべきなのでしょうか…? 残ってる内はそのスレに。落ちちゃったら立て直しくらいでよろしいのでは
あんまりスレの乱立もよろしくないからね 乙、面白いよ
こういう曲絡みの異能系は好きなんだよ
よっぽど遅くなるんじゃなければここに続きを投下してくれる方がいい
スレは保守する >>64
>>65
時間制限的なものがあるのですか!?
アドバイス有難うございます(*> ᴗ •*)ゞ 梨子『お願いします!私に皆さんの力を貸してください!』
嫌な夢を見ている。
夢とわかったのは、今見ている光景が、正しくあの時の焼き直しであったから…
あの時…私が音ノ木坂学院を去り、内浦の廃校寸前の寂れた学校ーー浦の星女学院で彼女達に…Aqoursのメンバーに私が額を床にこすりつけて懇願したあの時。
全国に点在する、専門的生徒育成に努める【アイドル】養成学校…そのなかの更に選りすぐり中の選りすぐり、エリートのみを掻き集めた最高峰ーー音ノ木坂学院。
そこから逃げ出した私にとって、これからのこの内浦での生活は、平凡を甘んじるばかりのものになるのかと半ば諦めに近い感情で予感させられていた
だが、転校初日から私が目の当たりにしたのは、 >>66
明確に時間制限があるわけじゃないけど、続きが投下されないままスレが宙ぶらりんで残り続けるのは好ましくないということ
ただ先に言われてるように、やたらめったらスレが立つのも好ましくない
書き溜めとか展開の構想とかがあって、比較的スムーズに続きを投下できるのならこのスレでいいと思う
反対にこれから考えながら書いていこう…という状態であって、続きを投下するのが何週間後とかになりそうなら別スレにした方がいいと思う
どのくらいのペースで更新できるのかによって、スレの使い方は変えるべきではないか、というアドバイス >>68
(*> ᴗ •*)ゞド素人がすみません… 从c*・ヮ・§「奇跡だよ〜!」
梨子(【本性】)!?
曜「ちょ!千歌ちゃん!【中身】出ちゃってるよ!転校生も驚いてる!」
概ね一般人が『それ』を行うということは、秒針が触れ始める僅かな時間の使用であっても肉体的にも社会的にも決して無事に終わる事は有り得ない死と隣合わせを意味する。
暴走する欲望、超理性の鏡合わせにある無意識(イド)の発露ーー
【本性】(キャラクター)の顕現
⌒°( ^ω^)°⌒ 「【なんで水の中でも息ができるの〜♪】」
ノcノ,,・o・,,ノレ 「【たぶんさっき飲んだ熱い お茶のせいかっな〜】」
¶cリ˘ヮ˚)|「【まあそーんなことーは、気にしないしないで〜】」
梨子「そう…昼休み全部、プールで過ごしたのね…一回の息継ぎもない水中で、会話しながら」
ノcノ,,・o・,,ノレ ⌒°( ^ω^)°⌒¶cリ˘ヮ˚)|「【魚たちのパーティ〜楽しもっか♪】」
自らの声帯を使い、空気振動を正確に行うことで物理現象に干渉し、または操作可能な人類共通の神秘ーー【歌】 ノξソ>ω<ハ6 「【New winding road】♪」
|c||^.-^||「【WHITE FIRST LOVE】」
果南「有難う〜二人共〜!最近日照り続きで海の具合があんまり良くなかったんだぁ〜!太陽光も緩和されて、水温もベスト!魚達も喜んでるよ〜」
かつて神話に謳われた【歌】を司る天使が奏でたとされる、少女達の願いの体現
【ソロ】
梨子「黙示録で奏でられる滅びの歌って解釈もあるんだけどな…」
ここには【アイドル】の凡そ有り体に言って天才しかいなかったのだ
何故この宝石箱からごった返す原石達が…その疑問確かな疑問は、この異常とも言える日常の中でいつの間にか、彼女たちの明るさと奔放さの中で緩やかに氷解していった。
だがついに知ってしまう浦の星女学院の真実…
いや、現実 鞠莉「…そう。そうよね、梨子。アナタの様に聡明な娘は、やっぱり分かってしまうわよね…」
梨子「はい…黒澤家の蔵の掃除をしてしまったときに…読んでしまいました。この地に伝わる…呪い、と言うべきでしょうか」
鞠莉「Exactly…寧ろ相応しい、と言うべきね。ワタシとアナタを除く、古来よりの内浦の血を…『鬼』の血を引く人間は、正に呪われてしまっているわ」 かつて内浦の人間は飢饉を乗り越えるために、世の理を歪める禁忌を知る常世の鬼からその術を
現し世に、極めて限定的な時間でしか存在できない鬼達は、我が世となれと命の謳歌と種の保存の為に、内浦の娘共の腹に我が種をーー
そうして生まれたいわば半妖は、合理的な種の保存法として人と鬼との橋渡しとなり内浦の家の管理者となり、黒澤を名乗った…
その因子は脈々とこの地で育まれ、 現代にまで受け継がれている。
本来、【アイドル】とは人本来の可能性を肉体と精神、そして魂の修練により十二分に引き出し得る姿である。
現代の内浦の半妖達も、遺伝子の殆どが人であり、能力的には内浦の外の人間と何ら代わりは無い。
というより古来よりの鬼との間に生まれた子供も、半妖ではなく人間だ。
しかし、【本性】の発露や【歌】の発声…
本来であればまずあり得ない幼少期からの発現は、内浦の子供たちに宿る鬼の血が促進剤、いやさ起爆剤となってしまったことの結果だった。
ただ、無邪気にじゃれ合いを求めたいだけの幼子が撒き散らしてしまう破壊。
人はそれを忌み子と蔑み、隔たり、或いは淘汰を試みたーー
血を血で洗う悲しき歴史… ちなみに、内浦の特産品であるアジ
大きさが40センチを超えるものを『鬼アジ』という
この呼称は鬼の血により容易に発現した【歌】による現象操作…ここでは環境操作で漁獲量を増やすことに成功できた鬼への感謝と、また大きく脂ののったアジは鬼への供物として『鬼様へのアジ』に由来するものだという※筆者調べ 梨子「ひどい話です…差別が今の世にも続かなかったことが、本当に良かったと思えます…」
鞠莉「だからこそワタシやアナタがこの地で暮らす事も出来るのだけれどね…どうしても消せない名残もあるわ」
鞠莉「沼津から内浦にむかう途中のトンネル。アレは山を【歌】で動かし隔離された2つの町を無理やり繋いだものであるし」
鞠莉「小原グループが内浦の人間から神聖視されている淡島に暮らす事が出来るのも、古い人間達には私のこの金髪が『鬼様の再来』に見えたかららしいし…」
鞠莉「周りについていこうと必死で、まあ今では鍛えに鍛えまくってなんとか【ソロ】までに達することが出来たから名実ともに箔が付いたってところだけど」
梨子「いや…それでも十分凄すぎるんですけどね…」 この地の皆は、私だった。
私と同じ、世の中から煙たがれている人間達なのだ。
本当は…
千歌「私だって、輝ける!!私だって輝きたい!!!!!」
鬼の血が濃く幼少期に【本性】【歌】の発露は見せる子供達は年々、減少傾向の一途を辿っている。
しかしやはりまだまだ周りへの危害が恐れられると言う事から、国のお偉方が導き出した結論は
浦の星女学院
科学的な根拠に基づいたカリキュラムで力の抑制、或いはコントロールを目的とされた、教育による社会性の学習は二の次の
ここは収容施設だった
無論、そもそもの少子化が鬼の血の減少傾向に拍車をかけ、嘗てほどの力の去勢場としての側面の意味は弱まった現在ではありるが
普通であることに矯正され、平々凡々を強制される、閉塞した「通常」の牢獄
千歌「普通怪獣は、もうオサラバなのだ!」
彼女の悲痛。常識で手足を縛る鎖、絡みつき皮膚に刺さる普通という茨。
抗えばより強い痛みが生まれる事は分かっているのに、それでも彼女は叫ぶのだろう
私は、桜内梨子はその姿を目にして、誓った
眼前の少女に、己の魂に
梨子「お願いします!私に皆さんの力を貸してください!」
梨子「私が借りる皆さんの力を、私が音ノ木で学んだことで更に鍛え上げます!皆さんの力は、僅かだけどまだまだ感情的になる事で制御できない側面もあります…!そこを鍛え上げて…!」 千歌「勝とう!ラブライブ!優勝しよう!だよね!梨子ちゃん!」
梨子「!」
曜「うん!協力するよ…というか、望むところであります!昔さ、お父さんの船に乗ろうとしたら、知らない大人に『君は危ないからダメだ』ってキッパリ言われて…仕方のないことだって諦めてたけど、やっぱり悔しいもんね!」
曜「私だってちゃんと人間してる!強く生きて何が悪いって、証明したいよ!!」
ルビィ「ルビィも!アイドル、大好きだもん!アイドルがすっごくキラキラに輝ける場所…!ラブライブで、皆と一緒に戦いたい!」
善子「ふ…ついに私の魔力を開放し、世に漆黒の翼をもつ堕天使の存在に恐怖する時が来たようね…!」
花丸「うーん、親友二人がこんなにも頑張ろうとしてるんだから、応援してあげなきゃって思うズラ。それに、二人と、皆と同じ目線で、マルは世界を見ていたい」
果南「…私も昔、アイドルを目指した。ダイヤと鞠莉と三人で。曲がりなりにも立派にアイドルらしいことも出来てたのかな…でも『力』で人を傷つけてしまって、怖くなって一度はアイドルから逃げ出した」
果南「でも、梨子の思い、千歌の本音、他の皆の小さな燻りだけど…一気にぶつけられたら、また燃えてきたよ!」
ダイヤ「全く…年中水の中にいる人が何を言ってるのです…でも、おかえりなさい果南さん。そして皆さん、目指しましょうじゃありませんか。ラブライブ覇者となるべく、私達が」
ダイヤ「それに、内浦の次期頭首が生徒会長を勤める私と、浦の星女学院の教育統括にして理事長でもあり、在校生でもある鞠莉さんが所属する部活動がラブライブ優勝ともなれば…」
鞠莉「そのCommercialにおける宣伝効果はバツグンデーーース!!」
梨子「私も…ホントは悔しかった!勝てるわけがないって、諦めてた!あの人達に…、あの九人に…、μ'sに!本気を出して、本気でぶつかって!砕け散って手のひらから逃げる砂のように、何もかも失うことが怖くなって!逃げた!」
梨子「戦わないでそんな下らないことに安堵した自分が!とんでもなく悔しかった!!」ポロポロ
梨子「だから皆と出会って、皆のキモチの欠片に、なんでもないふとした時に触れてしまったとき、思ったの。何とかしたいって!この人達は私と同じなんだって!」ポロポロ
梨子「ううん!同じなんかじゃない!戦わなかった私より、戦えなかった皆の方が、遥かに悔しい!」ボロボロ
梨子「恥ずかしかった!情けなかった!皆が羨ましくなった!戦いたい!素直にそう思える皆が!」ボロボロ
梨子「ズルいことは分かってます…皆の夢に便乗して、私はまた戦えるかもしれないと思ってしまった…願ってしまった…!だからこのお願いは私の意地です!」グッ
梨子「お願いします!皆の力を私にがじでぐだざい!!」ブワッ!! ダイヤ「全くこの方は…」ヤレヤレ
果南「こんなに意地っ張りなんて」
鞠莉「そこは果南も負けてないと思うけど」ニヤニヤ
ルビィ「梨子さん…んっとルビィが言いたいのは…」
花丸「人間、頑固になると周りが見えなくなるズラ。固まるっていう感じは周を塞いだ形になるし」
善子「リリーったら…リトルデーモンとして情けないわよ!」
曜「梨子ちゃん!さっき協力するって言ったのは、梨子ちゃんだけじゃなくて…」
千歌「皆でだよ!梨子ちゃんだけの戦いじゃなくてーー」
千歌「『私達-ours-』皆の戦いじゃん!」 果南「さーて、ラブライブに出場するとなったら…チーム名だね!」
ダイア「それでしたら今の千歌さんの一言で、妙案がありますわ。『私達』は海辺に住む、浦の星女学院の生徒ーーー」
千歌「『海辺の私達』ーーー」
千歌「わかった!」
千歌「私達は強い!だから私達は戦いたい!戦って、証明するんだ!この青い綺麗な海に囲まれた町は、学校は、凄いんだって!」
千歌「今日から私達9人はーーー!」
9人「私達はーーーーー アキバレポーター「『Aqours』だあああああああああ!準決勝、Saint Snowを辛くも打ち破り、明日の決勝戦に進出するのは!!!!」
アキバレポーター「浦の星女学院!スクールアイドル部!!」
「Aqoursだ!!!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
ラブライブ決勝トーナメント会場
アキバドゥーム
決戦の時は、近い アキバドゥームーーーー
ーーーーーー選手控え室
穂乃果「すごい人だね…」
海未「そう、ですね。流石の私も少し緊張してきました…」ガクガク
ことり「も〜海未ちゃんは相変わらずだなぁ…試合が始まれば平気なのに」
絵里「ちゃんと私達と戦うまで勝ち上がってこれたみたいね…Aqours」
にこ「そうね。しかもおあつらえ向きに決勝で再戦…と」
にこ「決勝までの道のりは楽ではなかったわ…ある意味、その点では感謝しないといけないわね」
希「」カードピラッ
凛「」グッ グッ
花陽「」モグモグゴクゴク
真姫「」クルクル
にこ「あの過激な『ご挨拶』で、遅れを取ったウチのメンツのモチベーションをこんなにまで維持させてくれたんだから…ね」
絵里「希は淀みなくリラックス。凛は入念なダイナミックストレッチ。花陽はいつものおじやに梅干し、炭酸の抜けたコーラ…
真姫は試合前のルーティンに入ってる」
穂乃果「ふふ、準備万端、だね!」
海未「あああ貴女はももももっとき、緊張感を持つべきです!」ソワソワソノダ
ことり「海未ちゃんは本当にもう少し落ち着こう…こっちの海未ちゃんも可愛いけど♡」 >>84ほんとすみません…昨日は時間作れそうなので! コンコンコン ガチャ ラブライブ運営「μ'sの皆様、会場の準備が整いましたのでーーーウワッ!」
花陽「あ…凛ちゃん!」
希「あっ!凛ちゃんいないやん?せっかちさんなんやんから…」
真姫「まったく…まあ、我慢できない気持ちも分からないでもないわ」
真姫「私も早く戦いたい!ってフフ。ガラじゃないわね」
ラブライブ運営「えっ…今突風は…えっ?」
絵里「すみません。メンバーの一人が先走ってしまったみたいで…あなたの横を通り抜けていっただけなのでお気になさらないでください」
穂乃果「それで…時間ですか?」ピリ
8人「」ゴゴゴゴゴゴ…
ラブライブ運営「!」(なんだこれ!?空気が…!) 花陽「運営さん…?」
ラブライブ運営「え!?あ!はい!時間です!会場へお願いします!…えっと星空様はもう行かれてしまったということで…?」
希「はい…すみません、何か進行に問題でちゃいます?」
ラブライブ運営「いえ、まあイレギュラーではありますが…こういった大会です。考えられる想定外への対処法は、ある程度はパターン化しておりますので星空様が何か起こされたとして柔軟に対応は可能です…が」
ラブライブ運営「皆様は本戦開始前にて…練習試合の体とされておられましたが、snsで拡散された動画から流れた噂によりますと…かなりの因縁があると聞き及んでおりますので…」
ドオ!!!
ウオオオオオオオオオオオ!!!
控え室にも届いていた観客の歓声が、熱狂の怒号へと変わる ラブライブ運営「!!!言わんこっちゃない!」ザザッ『本部!!トラブルですか!?応答願います!!私はこれよりμ'sメンバーを会場にお連れして…!』
ラブライブ運営『星空凛による試合外での乱闘だけは防ぎます!』
8人「……」
ラブライブ運営「無礼をお見せしました!しかし皆様!どうか会場の方へお急 にこ「あまり舐めないでくれる?」
ラブライブ運営「っ…は?」
ザザッ本部『応答しろ、こちら…まあ、デモンストレーションだ。問題ない』
にこ「凛は…まあ、突っ走っちゃった所はあるけど、今日の為に辛い特訓に耐えてきたわ。それを自分一人のためで台無しにするようなことは、絶対にしない」
希「ええ娘ですよ?凛ちゃんは」
真姫「凛が…何やってるかはこれから見に行くとして、会場を温めてくれてるみたいね。さ、穂乃果。私達も行きましょ?」
穂乃果「う〜ん!やるなあ凛ちゃん!そうだね!行こう!会場に!!」
海未「いよいよ…ですか」スッ
ことり(やっぱり海未ちゃんはすごい。さっきまでのが嘘みたい)「チュンチュン♡」
花陽「凛ちゃん!花陽も今行くね!」
絵里「ふう…勝ちましょう、皆!」 本部『おい!応答しろ!会場に問題はない!予定通り、しっかりμ'sメンバーをお連しろ!』
ラブライブ運営『りょ、了解しました…』
ラブライブ運営「で、では皆さんどうぞ…って、あれ?…………………なんだよ、もう誰もいねぇじゃん…」 ウ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ!!!!!!!! 吹き荒れる熱狂は、もはや大気自体が音を奏でているかと錯覚させられてしまうほどに大きく、更に大きく…
残りのμ'sメンバーが会場に到着したのであろうことは想像に難くない
いよいよ!決戦の火蓋が切って落とされる!!
ラブライブ運営「てか…あのコら本当に女子高生かよ…?」 ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ウオオオオオオ!凛ちゃーーん!オオオオオオ!他のメンバーはまだ!?オオオオオオオオオ!Aqours!!頑張ってーーー!!準決勝カッコよかったぞ〜!オオオオオオ!
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ウオオオオオオ!ねえアレ何!?やっぱり仲悪いの?オオオオオオオオオ!噂はやっぱり…ザワザワヤザワザワオオオオオオまきちゃんオオオオオオオオオオオオ!
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!! アキバドゥーム・アリーナ
決勝戦用特設会場
【舞台ーステージー】
>ω</「……………」ユビサシ
ノcノ,,・o・,,ノレ 「ーーーー」キッ! 果南「ねえ?あれって良いの?大会的に?」
曜「それにしても凄い盛り上がり方…予選のときとは大違いだ…流石μ's!会場の沸かせ方を知ってるなぁ!」
ルビィ「は、花丸ちゃぁあん…」オロオロ
善子「ふっ…どうやらあの娘も、私の魔力で狂わせちゃったのかしら…ああ!なんて罪深い堕天使なの…私」
ダイヤ「はいはい皆さん!馬鹿言ってないでしっかり待つ!!間もなくμ'sの方々が来られますのよ!シャンなさいませ!!」
鞠莉「Oh!こんなPlaceでもダイヤのμ'sラブは変わらないのデーース!!」 梨子「遂に…ここまで来たのね!千歌ちゃん!」
千歌「うん…!0からのスタートで…予選を通過した…本戦も勝ち抜いて…決勝まで来た!それにーーーー」チラッ
聖良&理亜 グッ!!サムズアップ!
千歌 グッ!!!ガッツポーズ!
千歌「戦いを通して…かけがえのない!絆もできた!!!」
千歌「そしてこれから!私に輝く決意をくれた!μ'sと本当の意味で戦える!!」
千歌「ねえ、梨子ちゃん…もうさ…私…」
梨子「………千歌ちゃん」 千歌「もうさ…ここまできて、私まだワガママだ……勝ちたい、μ'sに。ラブライブ優勝して、スクールアイドルの頂点の、輝きそのものになりたい…!」
梨子「千歌ちゃん…!」
ウ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ・オ!!!
ウオオオオオオオオオオオオμ'sだ!μ'sがきたぞ!!!オオオオオオにこにー!エリーチカ!のんたーーーん!!!オオオ!
ウオオオキャーーー花陽ちゃんよ!!!オオオまきちゃんオオオ一年組合流だあ!!オオオオオオ!!
ウオオオ穂乃果ちゃーーん!俺だああああ!海未ちゃんカッコいいーーー!ことりちゃーーーん!今日のオヤツは私よーーー!オオオオオオオ!
果南「お!やっと来|c||^.-^||「キャーーーーーーーーー!エリーチカ様ぁあああ!!!!」
|c||^.-^||「KKE!KKE!」
|c||^.-^||「W(私は)D(断然)E(エリーチカああああああああああああああああああああああああ)!!!!」
ルビィ「ピギ!?」
鞠莉「ダイヤ…流石にそれは雰囲気が…」 花陽「凛ちゃん!おまたせ!」
フッ凛「かよちん!皆!ごめんね!我慢できなかった!」
真姫「嬉しそうな顔して言うんじゃないわよ…フフッ、でもだからこそ凛ね!」
希「うわー…お客さんすごいやん!うちらのファンだけ…ってわけやないところもまた」
絵里「Aqoursの試合…正直に言って凄まじかったわ。まあ、あの時に見せてくれた手の内以上を見せてはいないみたいだけど…」
にこ「Saint Snow戦で明らかになると思ったけど…惜しかったわね…決勝はあの娘たちとでもおかしくなかった…初戦からeAst heArt、次戦からもMidnight cats、春色マカロン…アブリコアアプリコット…運が悪すぎたわ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています