オペラ座の怪人「私はオペラ座の怪人」凛「えぇ!オペラ座のかよちん?」
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オペラ座の怪人「思いの外に醜いだろう」
凛「ではここでオペラ座のかよちんに一曲うたってもらうにゃー」ぱちぱち
花陽「えぇっ!は、恥ずかしいよぉ…」
オペラ座の怪人「…」 道路族父親が近所で外飼いされている犬の鳴き声がうるさいとか言い出したんだけど
ヤツらにも「うるさい」と感じる感覚があったんだと驚いたわ
どう考えても道路族の方が圧倒的にうるさいし迷惑だし
人の言葉が通じるはずの人間でありながら苦情が来ても静かに出来ない道路族のくせに
どの口が言うんだか オペラ座の怪人「この禍々しき怪物は」
凛「はい!どーぞかよちん!」
花陽「オペラなんて歌ったことないし無理だよ…」
凛「言われてみれば凛もオペラってなんなのかよく知らないにゃー」
花陽「そもそもオペラとオペラ座って関係あるものなのかな?」
りんぱな「うーん…」 オペラ座の怪人「地獄の業火に焼かれながら」
凛「じゃあこの際どんな歌でもいいにゃ!かよちんの歌が聴きたいよー。ねぇ、いいでしょ?」
花陽「…う、うん。」
凛「やったにゃー!凛念願のオペラ座のかよちんにゃー!」
花陽「念願だったの?」
凛「うん!ついさっきからの念願だよ!」
花陽「ふふっ、もう凛ちゃん…」
凛「にゃー」
花陽「じゃあ、そのかわり…オペラ座のかよちんのわがまま聞いてくれる?」
凛「にゃ?」 オペラ座の怪人「それでも」
花陽「凛ちゃんも一緒に歌わない?」
凛「えっ、凛も?」
花陽「うん!歌うことはもちろん大好きだよ。だから、大好きな歌を大好きな凛ちゃんと一緒に歌いたいんだ。だめ…?」
凛「大好きって…うぅ。そんなこと言われて断れるわけないにゃー!かよちん、じゃあ一緒に歌おう!」
花陽「うん!」
凛「じゃあ何歌おうか?」
花陽「うん!えっと…」 オペラ座の怪人「それでも天国に憧れる!!」
凛「そう!じゃあ天国に憧れ…にゃ?」
花陽「へっ?」
オペラ座の怪人「…」
凛「か、かよちん…この人、かよちんの知ってる人?」
花陽「し、知らない人…う、うぅ」
凛「えーっと…どちら様ですか?」
オペラ座の怪人「それでは聴いてください」
りんぱな「へ?」
オペラ座の怪人「嵐の中の恋だから」
凛「えぇっ!!」
花陽「ナンデェェェ!?」 オペラ座の怪人「…」ひそひそ
凛「ふむふむ。「凛たちの歌で1番オペラに近い歌じゃないですか?」だって」
花陽「嵐の中の恋だから…が?」
オペラ座の怪人「…」こくん
花陽「えっと…」
凛「ねぇ、あれってどっちかっていうとミュージカル風じゃないかにゃ?」
花陽「うん、ミュージカル風だよね?」
オペラ座の怪人「…ぁっ」
りんぱな「?」
オペラ座の怪人「…」てへっ
凛「照れてるにゃー」
花陽「ちょっと怖そうな人だけど実はお茶目な人なのかもね」 凛「凛の名前は凛!で、凛の隣にいるとーっても可愛い女の子がかよちんにゃー」
花陽「か、可愛いは余計だよぉ…」
凛「違う!とーっても可愛いって言ったんだよ!とーっても可愛いかよちんにゃー」
花陽「恥ずかしいよぉ…」
凛「そんなかよちんも可愛いにゃー」
花陽「そういう凛ちゃんだってとーっても可愛いってよ!」
凛「えー、凛も照れちゃうにゃー」
花陽「ふふっ、凛ちゃんもとーっても可愛いよ」
いちゃこらいちゃこら
オペラ座の怪人「…」
凛「にゃ!話が脱線しちゃった…ごめんなさい」
花陽「ごめんなさい…。あの、もしよかったらあなたのお名前も教えてください。それと、どうしてここに…」
オペラ座の怪人「…」ひょい
花陽「へっ…お手紙?」
オペラ座の怪人「…」コクン 凛「これを凛たちに渡しにきたの?」
オペラ座の怪人「…」
すたすたすた
花陽「あ…あの!」
凛「行っちゃったにゃ…」
花陽「ファンの人かな…?」
凛「ってことはファンレター?凛、ファンレター読むの大好きにゃ!早速読んでみて!」
花陽「うん、じゃあ読むね。えーっと」
凛「うん!なになにー?」
花陽「もうすぐ春色バレンタインですね」
凛「へ?」
花陽「ちょっと気取ってみませんか」
凛「!!」
花陽「だって…」
凛「にゃ!!」 花陽「春色バレンタイン…?」
凛「 春色バレンタイン…」
花陽「ふふっ、考えても何のことか分からないね」
凛「分からないにゃー」
花陽「けど、すごく前に聞いたことがあるような…」
凛「そんなことより凛はかよちんと一緒に歌いたいにゃ!」
花陽「あっ、そうだったね。うん!一緒に歌おう」
凛「うん!歌うにゃー!」
おしまい 気持ちが抑えられなくて書いてしまいました。
ごめんなさい。ありがとうございました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています