聖良「疲れました……ルビィさんごっこをしましょう」
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聖良「ひとりで作詞も作曲もして衣装も作って、練習もして、お店の切り盛り、受験勉強……」
聖良「もう嫌です。限界です。癒しが欲しい……。ルビィさんごっこ、解禁せざるを得ない……!」
聖良「そうと決まれば、髪型をツーサイドアップにして、と。ダイヤさんの抱き枕も用意」イソイソ
聖良「うん、いいですね。それでは――こほん」
聖良「ぅゅゅ……ぉねぃちゃぁ、りゅびぃ、もぅ疲れちゃった……」
聖良「……」ポチッ
『よしよし。さすが我が妹ですわ。えらいでちゅね〜。よくできまちた〜』
聖良「えへへ〜、ありがとぉ、ぉねぃちゃぁ」
聖良(ああ、素晴らしい。あらゆる抑圧から解放されるこの感じ……最高) 聖良「ねぇ、ぉねぃちゃぁ」
聖良「……」ポチッ
『ふふ。何ですの、ルビィ?』
聖良「あのね。理亞ちゃぁがね、ピーマン食べてくりぇないの……」
聖良「せっかくがんばルビィして作ったのに、理亞ちゃぁはピーマンを避けちゃうの……」
聖良「……」ポチッ
『それはいけませんわね。ブッブーですわ』 会話成立してるってことは完パケの曲じゃなくてサンプラーでパターン用意してるってことか
アンジャッシュのピーポくんパターンあるなこれ ててててーれれーれー
機関車 ダイます!
◽︎
ミ| 9 c||^.- ^||
○○○○ 聖良「ぅゅ……ぉねぃちゃぁ」
聖良「……」ポチッ
『何ですの?』
聖良「ぁのね。子守歌、歌ってほしいの……」
聖良「……」ポチッ
『もう。本当に甘えん坊さんね。今回だけですわよ?』
聖良「……」ポチッ
『ねーんねーん… ころーりーよ… おこーろーりーよー…』
聖良(――ああ。千歌さんからもらった生音声、すごい。練習メニューや作詞ノート、売ったかいがある……)
聖良(生きていて良かった……これでもう、今までのことなんて忘れて明日からまた新しく――ん?)
理亞「」
聖良「」 理亞「……え、あ。その」
理亞「ご、ごめんなさい……」ジワ…
聖良「泣かれた!? さすがにその反応はダメージが大きすぎる!?」
聖良「ち、違うの、理亞。これはその、誤解よ。何が誤解かは分からないけど、とにかく誤解なの」 ⌒°(q|`^ᴗ^)°⌒
ノJ( ^.- ^リノし 聖良「それから、その……ど、どこから見ていたの?」
理亞「りゅびぃもぅ疲れちゃった、ってところ……」
聖良「そうね、こういうパターンは決まって最初からね、知ってた」
理亞「あ、あの。本当、ごめんね姉様。私、いい子になるから……」
理亞「ピーマンもこれからは残さないから、だから、その、あの……」ウルウル
聖良「やめなさい! このタイミングで涙目でそういう宣言するのはやめて!」
理亞「だ、だって。いきなりあんなこと。その、姉様、大丈夫……? じゃ、ないよね……?」
聖良「一言一句、的確に私の心をえぐるのはやめなさい!」 聖良「あ、あのね、理亞。別にあなたが心配したり、負い目を感じるようなことなんて何もないのよ?」
理亞「……本当に? 私が迷惑かけてるからじゃないの?」
聖良「ええ。そんな訳ないでしょう?」
理亞「じゃあ、あれはただの性癖なの?」
聖良「うっ……ま、まぁ。それに近いものね」
理亞「妹と同い年の子のモノマネして、自分と同い年の子の録音に甘えて抱き枕にしがみ付くのが、姉様の性癖ってこと?」
聖良「客観的に状況を説明しないでもらえる?」 終盤の曲の歌詞キレッキレだと思ったら買ってたのかよ千歌ちゃんw 理亞「あ、あのね姉様。他にも言いにくいことがあるんだけど」
聖良「そうね。今のあなたの胸の中には言いにくいことしかないでしょうね」
理亞「その髪型……えっと。キツい。見るに堪えないからやめて」
聖良「思ったより酷い罵倒だったわ」
聖良「え、そ、そこまで? 自分では結構イケてると思ってたんだけど……」
理亞「ごめん。……っ、無理だよ」
聖良「そんな噛み潰すように言わなくても……」 聖良「えっと。髪型、戻した方がいい?」
理亞「出来ればそうして」
聖良「分かったわ。分かった……」イソイソ
聖良(高一でツインテールの子に言われるとは思わなかったわね……)
聖良「ほ、ほら。これでいい?」
理亞「うん。……ごめんね? 本当に、ごめんなさい」
聖良「ごめんなさいはやめて? 自分が情けなくなってくるから」 >>1の最初の1行を見る限り理亞ちゃんにも責任の一端はあるだろう
聖良さんを赦してあげて欲しい まぁ私もダイヤに甘えたくなることあるもん
仕方ないよね 理亞「ごめんね。私、姉様に負担かけてばっかりだったよね。これから私も、がんばルビィするから」
聖良「そうね。がんばルビィもやめてもらえる?」
理亞「食べた後の食器も水に漬けるし、脱いだ服は洗濯籠に入れるから……」
聖良「そうね。それは普通にやってもらいたいわ」
理亞「そうやってひとつひとつ改善していくから。作詞とか作曲も勉強して姉様の負担を減らしていくから、だから」
理亞「その変なこと、やめてもらっても、いいかな……?」
理亞「正直、その。うん。ものすごく、カッコ悪いから」
聖良「……」 聖良「その変なことというのは、ルビィさんごっこのことね?」
理亞「え、ああ、うん。そう呼んでるんだ……」
聖良「ふー……。理亞、あなたには真実が見えていない」
理亞「真実?」
聖良「確かに、ぅゅぅゅ言いながら録音を流して甘えた声で抱き枕にしがみ付くのは、傍から見ると情けない姿かもしれない」
聖良「けれど、理亞。真実というものは、そんな表層にはないの。大事なことは、いつだってその裏側にある……!」
聖良「目を凝らしなさい。足を使って回り込みなさい、手を使って裏返しなさい。そうでなくては、真実を見ることは決してない」
理亞「姉様……」
理亞「さっきから適当に難しいこと言って、煙に巻こうとしてない?」 >>20
それは麻酔と同じだぞ
決して癒されているわけではない 聖良「……ふふ」
聖良「ルビィさんごっこは私の唯一の楽しみなの。後生だから奪わないで」
理亞「馬にでも乗っててよ……」
聖良「お願い、理亞! 他のことは何でもやる、あなたの最高の姉でいるから、だからルビィさんごっこだけは許して!」
理亞「こんなことで姉様に頭を下げられる日が来るなんて思ってなかったなぁ……」 ダレてきてるな
もっと前の段階で終わってたらよかったのに 理亞「いや、さすがにルビィごっこは嫌だよ。姉様のことは尊敬してるけど、ホント、それだけは嫌」
聖良「くっ。どうして分かってくれないの……!?」
聖良「そうか、あなたもルビィさんごっこを体験すれば分かってくれるはず! 是非やってみましょう!」
理亞「嫌だよ……。何が悲しくて友達のモノマネしながら、友達の姉の録音に甘えないといけないの……」
理亞「っていうか姉ならもう間に合ってるんだけど」
聖良「そう言わずに! あなたは最初からツインテールだし、ルビィさんとも仲がいいからコツは分かるでしょう!?」
聖良「さあ、さあ!」
理亞「もうこの姉様いやだ……」 理亞「あー、もう。分かった。とりあえずやるだけやってみる」
聖良「さすがは我が妹! かしこいでちゅねー!」
理亞「それホントやめて」
聖良「録音の再生は私がやるわね。初心者がいきなりこれを操作するのはハードルが高いから」
理亞「姉様は上級者なの? ……いや、まあいいや」 理亞「じゃあ、えっと。……お、おねえちゃん」
聖良「……」ポチッ
『何ですの、ルビィ?』
理亞「あ、っと。今日はいい天気、だね」
聖良「……」ポチッ、ポチッ
『ふふ、そうですわね。日差しが心地いいですわ……』『よければ膝、使いますか? 空いてますわよ』
理亞「え。いや、いいよ。そんなの」
聖良「は?」
理亞「え?」
聖良「冷静になりなさい理亞。今のは、――やったぁ、ぉねぃちゃぁの膝枕!と言ってダイブするところでしょう?」
理亞「冷静になるのは姉様の方だよ」
聖良「はぁ……。あなたルビィさんごっこの才能ないわ」
理亞「よかった。限られた才能がそんなものに浪費されなくて」 (q|`^ᴗ^)乙.。oO(|c||^.- ^||❤(q|`^ᴗ^)乙) 理亞「まぁ、とにかく。気恥ずかしいだけのものだってことは分かった」
聖良「それはあなたが自分を解放できていないからよ。己を解き放つことが出来ないあなたは、未熟者だわ」
理亞「幼児退行をカッコいい言い方してもダメだから」
理亞「さっき言った通り、私も自分の生活は改善する。だから姉様もルビィごっこはやめて。分かった?」
聖良「しゅ、週に1回は許してほしいんだけど」
理亞「……月1回」
聖良「そんな!?」
理亞「これでもかなり譲歩した! 姉の変態性癖を容認するとか、ホント、ホント悲しいんだから!」
聖良「やめて! 悲しいとか言わないで!」 聖良「わ、分かったわ。ルビィさんごっこは月に1回。約束する」
理亞「1回のルビィごっこは1時間まで」
聖良「あなた悪魔なの……?」
理亞「これ以上は譲れない! 私は自分を見直すと同時に姉様を更生させたいの、これ以上は絶対にダメ!」
聖良「ぐっ……。わ、分かったわ。1時間まで」
聖良「あ! で、でも途中で眠って1時間を過ぎた場合はその時点でタイマー無効とさせて! 起こされるのは嫌!」
理亞「往生際の悪い……。分かった、それは呑む」
聖良「ほっ」
理亞「でも、本当に月1回は守ってもらうから。……これ以上、情けない姉様は見たくない」
聖良「……善処するわ」
聖良「1ヶ月――長いわね」 なぜか分からないけどまだ終わってません。続きます
また来ます 姉様、セルフコントロール出来ずにクラッシュマインドしてドロップアウトしちゃうの? 一ヶ月も溜まりに溜まったルビィ分を一気に解放したらめっちゃ濃いのが出そう ダイヤ「聖良さん、ここの振り付けなんですけど」
聖良「はい、ここはですね」スッサッ
ダイヤ「ほらルビィもちゃんと見なさい」
聖良「ぅゅ…ぉねぁちゃぁ、ごめんなさい」
ダイヤ「…ッ!?」
聖良「こんな感じです 分かりましたか?」
ダイヤ「えっ…えぇ」 |c||^.- ^||❤(q|`^ᴗ^)乙
___________
O
o
。
.
⌒°(q|`˘ᴗ˘)°⌒ >>68
これ実際ダイヤ視点で妄想するとかなりビビるし怖いな |c||^.-^|| 全くしょうがないですわねぇ♡ (q|˘ ᴗ˘)乙 Saint あくあく snowです アニメの時はそんなに感じてなかったんだけどスクフェスの姉様めっちゃハキハキ喋るから
ルビィさんごっことのギャップがヤバい どういうセリフが欲しいとか事細かに指定したんだろうな
さすがの千歌ちゃんもドン引きですわ >>66
むしろ自分を高めたり誰かの支えになる事自体に生きがいを感じててそう言う対象がなくなったら
逆に不安を抱え込むタイプに見える 聖良→ルビィ
理亞→ダイヤ
ダイヤ→理亞
ルビィ→聖良
で完璧だね |c||^.- ^||「姉さま」って呼んでください |c||^.- ^||…
⌒゚c||^.- ^|゚⌒ ルビィちゃんになりきることをナチュラルに幼児退行っていうのやめろ 理亞ちゃぁがおねえちゃぁ役やってくれるびぃな展開なのかと思った あさみん「おねぃちゃぁ」
ありしゃ「はいはいどうしましたの?」
あさみん「えへへ」
あいにゃ(私もやりたい) `¶cリ˘ヮ˚)| (ルビィごっこ用音声ほしい…) 【ぅゅ禁生活7日目】
理亞「あれから1週間か……。どう、姉様? 何ともない?」
聖良「私を見くびってもらっては困るわ。1か月間、完全にセルフコントロールしてみせる」
聖良「それに、あなたに家事や作詞を手伝ってもらえるようになったし。前より好調なくらい」ドヤッ
理亞「そう、良かった……。これなら、もうルビィごっこなんてしなくて良さそうだね」
【ぅゅ禁生活14日目】
聖良「ふーっ、ふーっ、ふー……っ」
理亞「今日で2週間……姉様、大丈夫?」
聖良「う、ぅゅ。大丈夫よ、何の問題もないわ……」
理亞「うん。今のは聞かなかったことにする」 【ぅゅ禁生活25日目】
聖良「理亞。新曲の歌詞が出来たわ。確認してもらえる?」
理亞「歌詞? ……もう。私も手伝うって言ったのに。どれどれ――」
君に飛んでけ ぅゅぅゅピギャピギャ
(ぅゅぅゅピギャピギャ ぅゅぅゅピギャピギャしちゃおう!)
聖良「( )の中はいつも通り理亞のソロパートになるわ。よろしく」
理亞「……」ビリッ
聖良「あぁっ。何で破るの、正気!?」
理亞「今の姉様に正気を問われたくはない!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています