⌒°( ^ω^)°⌒「RED GEM WINK」
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|c||^.- ^||「さて、今日のわたくしはひじょーに頑張りましたわ」
|c||^.- ^||「これはもう、わたくし秘蔵のちょっとお高目なアイスを食べるしかありませんわね」
|c||^.- ^||「自分へのご褒美ってやつですわ。あるいは自分らしさの演出とも言いますね」 |c||^.- ^||「…」キョロキョロ
|c||^.- ^||(⌒°( ^ω^)°⌒はいませんね)
|c||^.- ^||(わたくしとしたことが迂闊でした)
|c||^.- ^||(わたくしは決して忘れてはいけないのです…)
|c||^.- ^||(アイスという単語を口にしただけで、⌒°( ^ω^)°⌒が飛んで来たあの日のことを…) 〜〜〜〜〜あの日の回想〜〜〜〜〜
|c||^.- ^||「楽しみにしていたアイスを食べましょうか」
「アイス!?」⌒°( ^ω^)°⌒===== シュババババババッ
|c||^.- ^||「⌒°( ^ω^)°⌒!? 飛んでくるなんてはしたないですわよ!」 ⌒°( ^ω^)°⌒「わーいアイス2つある! おねえちゃってば、⌒°( ^ω^)°⌒の分まで買ってきてくれたんだ!」
|c||^.- ^||「…」
⌒°( ^ω^)°⌒「ありがとーおねえちゃ」 サッ
|c||^.- ^||「…」
⌒°( ^ω^)°⌒「おねえちゃ大好きっ!」パクパク
|c||^.- ^||「無念…」 ⌒°( ^ω^)°⌒「あれ? おねえちゃ食べないの?」
⌒°( ^ω^)°⌒「わかった! お腹痛いんだね」
⌒°( ^ω^)°⌒「溶けたらもったいないし、これは⌒°( ^ω^)°⌒が食べておくね」パクッ
|c||^.- ^||「っ!?」
|c||^.- ^||「あ、あんまりですわぁ〜!!!!」
〜〜〜〜〜回想終わり〜〜〜〜〜 |c||^.- ^||「あれで全く悪気がなくて純真にわたくしのことを心配しての行動というところが何よりも恐ろしい」
|c||^.- ^||「⌒°( ^ω^)°⌒、恐ろしい子」
|c||^.- ^||「って、それはどうでもよくて」 |c||^.- ^||(今はアイスですわ)
|c||^.- ^||(後はこの冷凍庫を開けてコッソリとアイスを食べるだけ)
|c||^.- ^||(ただし! 既に⌒°( ^ω^)°⌒にアイスを食べられているという恐れもあるということを心に留めておくことも大事)
|c||^.- ^||(心の準備をしていないと、本当に食べられていた時、わたくしはもう立ち上がれませんわ) |c||^.- ^||(…)
|c||^.- ^||(…よし)
|c||^.- ^||(いざ!!)パカッ |c||^.- ^||(こっ! これは!)
|c||^.- ^||(アイスは全部、無事!!)
|c||^.- ^||(やりましたわ!) |c||^.- ^||(…)
|c||^.- ^||(いえ、これは何かがおかしい)
|c||^.- ^||(わたくしの記憶が確かならば、先ほど⌒°( ^ω^)°⌒は冷蔵庫の方に向かっていたハズ)
|c||^.- ^||(その時このアイスに気づかないワケがありませんわ)
|c||^.- ^||(なんだか逆に不安になってきました)
|c||^.- ^||(…ちょっと様子を見に行ってみましょうか) ―――――⌒°( ^ω^)°⌒の部屋
⌒°( ^ω^)°⌒「はぁ…」
⌒°( ^ω^)°⌒「はぁ〜」
⌒°( ^ω^)°⌒「どうしよぉ」 |c||^.- ^||(こっそり襖の隙間から覗いてみましたが)
|c||^.- ^||(何やら元気がない様子)
|c||^.- ^||(学校でなにかやらかしたのかしら) ⌒°( ^ω^)°⌒「特別な関係って……」
⌒°( ^ω^)°⌒「どこからそうなるの…知りたい」
|c||^.- ^||(!?)
⌒°( ^ω^)°⌒「なんだろ…この気持ち」
⌒°( ^ω^)°⌒「⌒°( ^ω^)°⌒に…教えて」 |c||^.- ^||(なっななななななな!!!!) ガーン!
|c||^.- ^||(まさか!)
|c||^.- ^||(これはまさか!) |c||^.- ^||(⌒°( ^ω^)°⌒に想い人が…)
|c||^.- ^||(将来おねえちゃんと結婚するって言っていた⌒°( ^ω^)°⌒に)
|c||^.- ^||(まさか好きな人が出来るなんて)
|c||^.- ^||(お姉ちゃん、嬉しいような悲しいような)
|c||^.- ^||(モヤモヤしますわ!) |c||^.- ^||(これは会議が必要ですわね!)
|c||^.- ^||(さしあたってLIN○で皆さんを招集ですわ)
|c||^.- ^||(明日の練習の前に、⌒°( ^ω^)°⌒以外のAqours集合ですわ!) ―――――部室
从/*^ヮ^§从「ねーねー|c||^.- ^||さん。なんで从/*^ヮ^§从たち、早くから部室に集められてるの?」
メイ*σ ᴗ σリ「なんだか大変なことがあったからって話だけど」
(*> ᴗ •*)ゞ「よくわからないけど⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんいないし」
¶cリ˘ヮ˚)|「一体どういうことなの|c||^.- ^||」 ノcノ,,・o・,,ノレ「⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんを除け者にしたというのであれば、たとえ義姉であってもゆるさないずら」
∫∫( c||^ヮ^||「いや、いつの間に義理の姉になったのさ」
ノξソ>ω<ハ6「それで結局何の用?」
|c||^.- ^||「皆さんに集まってもらったのは他でもありません」 |c||^.- ^||「第9225回⌒°( ^ω^)°⌒を勝手に愛でる会の開催ですわ!」
¶cリ˘ヮ˚)|「⌒°( ^ω^)°⌒を勝手に愛でる会!?」 ガーン!
ノcノ,,・o・,,ノレ「これは⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんに内緒で⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんのことを議題とし討論を行って⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんのことを第一に考えようという、ある種誓いの儀式みたいなものずら」
(*> ᴗ •*)ゞ「ええ…? なんか宗教みたいなこと言ってるけど」 ∫∫( c||^ヮ^||「9225回ってところもツッコミどころなのかなん?」
ノξソ>ω<ハ6「仮に1日1回としても25年くらいかかる計算になるけど」
ノcノ,,・o・,,ノレ「マルと|c||^.- ^||さんで、30秒に1回のペースで開催してたこともあるんだ」
从/*^ヮ^§从「これはもう鉄格子付きの病院を紹介した方がいいのかもしれない」
(*> ᴗ •*)ゞ「ああっ! 从/*^ヮ^§从ちゃんそんな悲しいこと言わないで!」 メイ*σ ᴗ σリ「それでその⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんの議題っていうのは」
|c||^.- ^||「そうですわね。そろそろ本題に入りましょう」
|c||^.- ^||「いいですか、今回の議題は非常に真面目な話ですわ」
ノcノ,,・o・,,ノレ「大抵真面目な話じゃないからなぁ」 |c||^.- ^||「今回の議題は!」
|c||^.- ^||「『⌒°( ^ω^)°⌒に好きな人が出来たらしいから、⌒°( ^ω^)°⌒の好きな人を考える』ですわ!!」 メイ*σ ᴗ σリ「!」
ノcノ,,・o・,,ノレ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???」ガーン!
ノcノ,,・o・,,ノレ「なっななななななな!!!!」
(*> ᴗ •*)ゞ「あまりの驚きにノcノ,,・o・,,ノレちゃんが言葉を失ってる」 ∫∫( c||^ヮ^||「それで、その好きな人っていうのは?」
|c||^.- ^||「それが分からないから議論を交わすのでしょうが!!」
|c||^.- ^||「やる気がないなら帰ってくださいまし!!」
∫∫( c||^ヮ^||「ええ…? 理不尽…」 ノξソ>ω<ハ6「せっかくだから参加しましょうよ∫∫( c||^ヮ^||」
∫∫( c||^ヮ^||「まあノξソ>ω<ハ6が言うなら別にいいけど。まったく|c||^.- ^||ってば⌒°( ^ω^)°⌒のことになると熱くなりすぎるからなぁ」
メイ*σ ᴗ σリ「いや熱くなりすぎでしょう…」
メイ*σ ᴗ σリ「それに皆で集まって⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんの好きな人を考えようだなんて…」
メイ*σ ᴗ σリ「そっとしておいてほしい…」 |c||^.- ^||「では、先ず」
|c||^.- ^||「この中で、自分が⌒°( ^ω^)°⌒の好きな人であるという自信がある方は手をあげてください」
(*> ᴗ •*)ゞ「!?」
∫∫( c||^ヮ^||「そんな人、いるのかなん?」 ノcノ,,・o・,,ノレ「はい!」
¶cリ˘ヮ˚)|「勿論、この堕天使ヨハネでしょうね」
从/*^ヮ^§从「はーい!」
ノξソ>ω<ハ6「ノξソ>ω<ハ6ーに決まってるわ」
|c||^.- ^||「なるほど、そしてわたくしを入れて5人ですか…」 (*> ᴗ •*)ゞ「いやいやいや、おかしいよね皆!?」
(*> ᴗ •*)ゞ「皆何を根拠に言ってるの!?」
∫∫( c||^ヮ^||「自意識過剰かなん?」
|c||^.- ^||「手をあげていないオフタリサンが困惑していますので」
|c||^.- ^||「では順番に、その根拠を」 ノcノ,,・o・,,ノレ「それでは、マルから」
ノcノ,,・o・,,ノレ「マルは⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんとは中学生からの友達です」
ノcノ,,・o・,,ノレ「友達になってからは、⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんとずっと一緒にいたし」
ノcノ,,・o・,,ノレ「色んなことを一緒にやってきた思い出があるずら」
ノcノ,,・o・,,ノレ「マルは⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんのことが大好きだし、きっと⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんもマルのことが大好きに違いないずら」
(*> ᴗ •*)ゞ「発想が飛躍している」 ¶cリ˘ヮ˚)|「次はこの堕天使ヨハネの順かしら?」
¶cリ˘ヮ˚)|「⌒°( ^ω^)°⌒とは既にリトルデーモンとしての契約を結び主従の関係にあるわ」
¶cリ˘ヮ˚)|「つまり⌒°( ^ω^)°⌒はもうヨハネの所有物に等しい」
¶cリ˘ヮ˚)|「であれば⌒°( ^ω^)°⌒の想い人がヨハネであることは明白」
¶cリ˘ヮ˚)|「あえてここで語る必要はないということね」
∫∫( c||^ヮ^||「謎理論」 从/*^ヮ^§从「次は从/*^ヮ^§从の番!」
从/*^ヮ^§从「⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんのことは先輩としていっぱい可愛がってきたし」
从/*^ヮ^§从「いっぱいアメとかお菓子とかあげてきたし」
从/*^ヮ^§从「そんな从/*^ヮ^§从のことを、⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんはきっと好きになってくれると思う!」
(*> ᴗ •*)ゞ「ただの餌付けじゃん…」 ノξソ>ω<ハ6「ノξソ>ω<ハ6ーの番ね」
ノξソ>ω<ハ6「先日、⌒°( ^ω^)°⌒がノξソ>ω<ハ6ーの家に泊まりに来た時のことよ」
ノξソ>ω<ハ6「⌒°( ^ω^)°⌒だけがお泊りにくるなんて、とっても珍しかったから」
ノξソ>ω<ハ6「ノξソ>ω<ハ6ー嬉しくなっちゃって。精一杯おもてなししたの! ⌒°( ^ω^)°⌒が好きなお菓子とかたくさん用意して」
ノξソ>ω<ハ6「そしたらね、『⌒°( ^ω^)°⌒、ノξソ>ω<ハ6ちゃんの家の子になりたい!』って言ってくれたの!」
(*> ᴗ •*)ゞ「ただの餌付けその2」 |c||^.- ^||「それでは最後、わたくしが…」
|c||^.- ^||「わたくしは、⌒°( ^ω^)°⌒の姉」
|c||^.- ^||「理由はそれだけで十分ですわ」
∫∫( c||^ヮ^||「シンプルだなぁ」 (*> ᴗ •*)ゞ「全く。正気なのは私と∫∫( c||^ヮ^||ちゃんと、メイ*σ ᴗ σリちゃんの3人だけみたい」
∫∫( c||^ヮ^||「みんな⌒°( ^ω^)°⌒のことが好きすぎておかしくなってるみたい」
メイ*σ ᴗ σリ「…」
(*> ᴗ •*)ゞ「メイ*σ ᴗ σリちゃん?」
メイ*σ ᴗ σリ「その…恥ずかしくて手をあげなかっただけで」
メイ*σ ᴗ σリ「一応、私もあるんだけど…」
(*> ᴗ •*)ゞ「ええ!?」 メイ*σ ᴗ σリ「この前⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんと、浜辺にシーグラスを探しに行ったとき」
メイ*σ ᴗ σリ「『⌒°( ^ω^)°⌒からメイ*σ ᴗ σリちゃんへのラブのしるしだよぉ♪』って、すっごくきれいな赤いシーグラスをくれたの」
メイ*σ ᴗ σリ「これもう告白よね。いや、プロポーズといっても過言ではないんじゃないかな」
(*> ᴗ •*)ゞ「メイ*σ ᴗ σリちゃんのテンションもおかしくなってきた!」
∫∫( c||^ヮ^||「でも、⌒°( ^ω^)°⌒ちゃん可愛いな…」 |c||^.- ^||「さて、皆さんの根拠が出揃ったところで」
|c||^.- ^||「いったい誰が好きなのですか」
|c||^.- ^||「⌒°( ^ω^)°⌒!!」
⌒°( ^ω^)°⌒「…」 (*> ᴗ •*)ゞ「ええ!? ⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんいたの!?」ガーン!
∫∫( c||^ヮ^||「いつの間にいたのかなん?」
⌒°( ^ω^)°⌒「『第9225回⌒°( ^ω^)°⌒を勝手に愛でる会の開催ですわ!』の辺りから…」
(*> ᴗ •*)ゞ「結構最初だね」
∫∫( c||^ヮ^||「ツッコミに忙しすぎて気づかなかった」 |c||^.- ^||「そんなことはどうでもいいですわ」
ノcノ,,・o・,,ノレ「そうずら! ⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんの好きな人を教えて欲しいずら!」
⌒°( ^ω^)°⌒「…⌒°( ^ω^)°⌒は」
⌒°( ^ω^)°⌒「皆のことが大好きです」 ¶cリ˘ヮ˚)|「そんな! ハーレム狙いだというの!?」
¶cリ˘ヮ˚)|「末恐ろしいわ。このリトルデーモン…」
(*> ᴗ •*)ゞ「¶cリ˘ヮ˚)|ちゃんは、もう黙ってた方がいい¶cーリ˘ヮ˚)|ー」 ⌒°( ^ω^)°⌒「そうじゃなくて!」
⌒°( ^ω^)°⌒「大体! おねえちゃが聞いたのは別に⌒°( ^ω^)°⌒の独り言じゃなくて」
⌒°( ^ω^)°⌒「⌒°( ^ω^)°⌒のソロ曲の歌詞だもん!」
|c||^.- ^||「!?」 まいいや、ちょおおおおおひさびさ、しろめしたんとたべたし、だいえっとじょしのりょうだねどこも ⌒°( ^ω^)°⌒「だから、好きな人とか…」
|c||^.- ^||「そういうことでしたのね。安心しましたわ」
|c||^.- ^||「それでは、結論が出たということで、『第9225回⌒°( ^ω^)°⌒を勝手に愛でる会』はこれにて終わりですわ!」
メイ*σ ᴗ σリ「…」 从/*^ヮ^§从「なんだ、|c||^.- ^||さんの勘違いだったのかー」
(*> ᴗ •*)ゞ「よかったよかった」
ノcノ,,・o・,,ノレ「心配して損したずら」
∫∫( c||^ヮ^||「私は、皆がボケだったから心配したけどね」
¶cリ˘ヮ˚)|「とにかく、ヨハネのリトルデーモンが純潔のままでよかったわ」
ノξソ>ω<ハ6「¶cリ˘ヮ˚)|ってばそんなこと心配してたの?」
|c||^.- ^||「破廉恥ですわ」 ―――――その後
⌒°( ^ω^)°⌒「メイ*σ ᴗ σリちゃん!」
メイ*σ ᴗ σリ「⌒°( ^ω^)°⌒ちゃん…」ギュッ メイ*σ ᴗ σリ「よかったの、皆に内緒のままで。ある意味打ち明けるチャンスだったのに」
メイ*σ ᴗ σリ「私たちが付き合ってるってコト」
⌒°( ^ω^)°⌒「別にいいよ」
⌒°( ^ω^)°⌒「それにあの剣幕じゃ、メイ*σ ᴗ σリちゃんがただじゃすまなかったかも♪」
メイ*σ ᴗ σリ「う…」 ⌒°( ^ω^)°⌒「ねねね。今日もメイ*σ ᴗ σリちゃんの家行っていい?」
⌒°( ^ω^)°⌒「今日も、色んなこと」
⌒°( ^ω^)°⌒「⌒°( ^ω^)°⌒に教えて?」
メイ*σ ᴗ σリ「ハッピーエンドね♡」 保存りょーばっかだし。あーあでもきも買ったからなーまだ、枚いや、白がいいね、スーシーやーには りこるび!?
いけませんわ、姉妹でそんなこと……
んん? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています