海未「ただいまのかけっこの一位は…凛です!」
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穂乃果「凛ちゃんが一位だっ!!」
凛「フゥッ…」
花陽「ハァッ…ハァッ…またビリだぁ…」
にこ「よく頑張ったわね花陽」
花陽「ねぇ凛ちゃんわたしどうしたら足速くなるのかな?」
にこ「別に速くならなくても良いと思うわよ、花陽はほかに凄い所いっぱいあるじゃない」
凛「そうそう!お米にも詳しいし!逆に女の子で足速くても得な事ないよ」
花陽「えっ…そうかなぁ…」
凛「むしろデメリットが多いかも、にこちゃん走ってみて」
にこ「ぬゎんで私よ!」
凛「いいからいいから!超本気で走るにゃ!」
穂乃果「じゃあ行くよ!よーい…ドンっ!!!」
凛「…ね?女子が本気で走ってる顔って引くでしょ?」 2期1話の
にこ「ほーのーかー!?」
に近い鬼気迫る表情が思い浮かぶ 凛「スクールアイドルは走力より女子力にゃっ!」
穂乃果「ポテトが熱くて食べられなぁ〜いとか言ってた方が女子力高い…みたいな?」
花陽「それもどうかと思うけど…でっでもやっぱりビリはイヤだし…」
にこ「そ…それならみんなよりたくさん努力すればい…うぷっ…ゲハッ…オエェエェッッ」
希「にこっち…」
絵里「ちょっとにこ大丈夫?えずいてるじゃない」
ことり「う〜ん…女子力5ってところかな!」
にこ「…ってか!あの顔させるために走らせたの?!許さないわよ凛!」
海未「でもやっぱり努力は大事ですよ、ウサギとカメの話だってカメが地道に努力して頑張って勝ってたじゃないですか」
真姫「その例えはちょっと…」 凛「サボらないウサギには敵わないでしょ!現実問題出来る人はみんなサボらないウサギなんだし」
絵里「考えてみればまず走力でカメがウサギに挑むのが間違いよね」
穂乃果「防御力対決なら勝てるんじゃないかな?」
海未「それを言ったら自分の得手不得手を把握しとかないカメのミスですね」
凛「能力もないし働かないサボるカメもいるよ!」
にこ「ちょっと…なんで私の方をみるのよ」
希「フフフ…もっと簡単に足を速くする方法があるやん?」
真姫「希…ドヤ顔でなによ」
凛「あ!それ知ってる!神速だよね!」
真姫「えっ…神速って履くだけで足が速くなるっていうイミワカンナイ靴?」
絵里「こんなドヤ顔の希初めてみた…」
ことり「どのくらい速くなるの?」
希「百聞は一見にしかずやん?」 海未「そこまでいうならちょっとだけ興味ありますね…ではまたかけっこしてみましょう」
にこ「えっ…ちょ」
凛「凛は賛成!」
花陽「次はビリじゃなかったら良いなぁ」
穂乃果「ファイトだよ!」
真姫「あんたも走るんだからね」
絵里「いつまでドヤ顔してるのよ…希」
希「フフフ…」
ことり「希ちゃんドヤ顔長いね」
海未「はい!では位置について…よーいっ」ピッ!
凛「えっ?!」
絵里「の…希に追いつけないっ」
希「フハハハハ!これが神速の力やで!ノゾシールド21とでも呼ん…」ズボっ
穂乃果「希ちゃん!」
海未「すごいです…ここに不自然な落とし穴さえなければ絶対一位でした」
真姫「靴でこんな速くなるなんてイミワカンナイ!」
凛「凛も買おっと!」 穂乃果「穂乃果も!!でもお母さん買ってくれるかなぁ〜…」
ことり「私もお年玉つかって買っちゃいます!」
にこ「にこにーはーファンに買ってもらうにこ!」
真姫「ファンなんているのかしら」
にこ「いるわよ!銀河一ナンバーワンのスーパーアイドルには無数のファンが…」
花陽「私が神速履いてもみんな履いちゃったら結局私がビリなんじゃないかな?」
絵里「えっ…私に言われても」 凛「真姫ちゃん…ちょっと話が」
真姫「なによ?凛」
凛「実はね…」
真姫「神速を超えた靴を…?!」
凛「うん!みんなが神速を買うんでしょ?みんなが早くなるから勝つためにはその上を行かなきゃと思って」
真姫「ナニソレイミワカンナイ…でもちょっと面白そうね…いいわ!パパに言ってみるわ」
〜翌週〜
海未「それでは位置について、よーい」ピッ!
ことり「流石神速!」
穂乃果「体が軽く感じる!」
海未(凛は神速じゃないみたいですね…道具に頼らず己の力だけで挑む姿勢、私は認めm
ブォゥッ!!!!
ドゥン!!!
凛「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ〜!!!!!!」
穂乃果「えええええ!!!なにソレ!?」 俊速って非対称のソールで左回りトラック有利を作ってるけど直線勝負はどうなんだろう 海未「ちょっと凛!何ですかそれは?!こっちに来ないでください〜〜〜!!!」
凛「止まれないにゃ〜!!!」
〜部室〜
にこ「こんな大きな恐竜が隕石で絶滅したなんて…もし今隕石なんて落ちてきたら銀河ナンバーワンアイドルの私ですら一溜まりも…」
ドゴォン!!!!!!
にこ「ッ?!」
にこ(あぁもう!何でこのタイミングでトイレ詰まるのかしら!)ガッポンガッポン
にこ(残りのピンは両端に一本ずつ…イケるっ!)
にこ(にっこにっこ〜今日は自販機の下に落ちてるらしい10円をさがすにこ〜)
にこ「まだ死ねないわ!」
ガッ!
海未「にこ!もっとマシな走馬灯なかったんですか?!それとスクールアイドル何ですから自販機の下なんか漁らないで下さい!「
にこ「ぬぁんで私の走馬灯見えるのよ!うががががががが…」
海未「凛の力が弱まってきました!もう少しですよにこ!」 凛「負けるわけにはいかないにゃー!みんなのために!!」
海未「何で勝とうとしてるんですか!みんなのために負けて下さい!」
〜その後〜
絵里「やっぱり真姫の仕業だったのね…」
穂乃果「ズルイよ!あんなのに勝てるわけないじゃん!」
真姫「悪かったわよ…流石にやりすぎたかしら」
希「じゃあこういうのはどう?自分的に最強と思う靴を作ってもらうのは」
ことり「なるほど対抗するにはそれしか…いいね!希ちゃん」
希「カードがそう言ってるんや」
真姫「面白くなってきたわ」
海未「いい加減にして下さい!」 〜さらに翌週〜
海未「はい…ではみんな位置について…」
ガシャン
ガシャン
ガシャコン
ガシャコン
ガシャコン
ガシャッ!
海未(何だコレ…)
海未「あの…みなさん…もはやかけっこの域を超えた世界に突入してる気が…」
穂乃果「だってこうでもしないと凛ちゃんに勝てないんだもん!」
凛「でも凛はもっと改造したよ!」
穂乃果「えっ…」
海未「位置について…よーい
穂乃果「そんなっあれ以上に速いなんて…!!!」
ピーッ!
穂乃果「なんてね!ブースターとローラーを装備した穂乃果の靴ハイウェイスターに敵わないよ!」
希「フフフ…甘いよ穂乃果ちゃん速度だけが全てってわけじゃないやん?」
ガシャ!バシュウ
ドゥンドゴォン
穂乃果「ぐわぁぁっっ」
希「コレがのんたんの攻撃重視の靴バトルウェポン!全員蹴散らしてあげるで!」 にこ「甘いわね…希!あんたならそうすると思ってたわよ!リフレクトモード!」
キンッ!キンッ!
希「な、なにぃ?!」
にこ「相手の攻撃の反動を利用して速度を上げる防御重視!妨害レースになることは予測済みよ!私のカーバングルが最強よ!」
フワッ
にこ「なっ?!ま、まさか!」
絵里「思った通りみんな地上であらそってるわね!道は地だけではない!空もあるのよ!私の靴は跳躍力重視ッ!エンジェルウィングの一人勝ちだわ!」
「「「「「「「「あんたも参加してたんかい!」」」」」」」」
絵里「一位は私のものよ!」
にこ「くっ…」
絵里「!!」
穂乃果「なっ」
にこ「えっ!」
希「こ、この光は?!」
海未「り…凛の靴が…ッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
凛「神々しさ重視…仏蛇!!!」
凛「速度…攻撃力…あらゆる究極を突き詰めた結果…たどり着いたのがこの境地…人間を超越した存在にゃ」 希「くっ…オーラで進めない!」
凛「次元が違うんだにゃ…人間よ…下らない争いをやめ引き返すが良い」
にこ「そっそんなわけにはいかない!」
凛「ここより先は神の領域…人間よ…それでも先へ進むというのか…」
絵里「凛!それは人を超えた力じゃないわ!人を捨てた力よ!」
穂乃果「乗り越えてそれを証明してみせる!」
凛「神に挑むとは愚かな人間達にゃ…」
にこ「団結した人間の力をなめないほうが良いわよ!凛!」
タッタッタッ
海未「やりましたね花陽!一位ですよ!」
真姫「何よこれ…イミワカンナイ」
ことり「みんな頑張れー!!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています