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ガーッ
穂乃果「わぁ!?」
英玲奈「おっと…大丈夫か?」
穂乃果「は、はい」
英玲奈「君は…穂むらの」
穂乃果「あ、はい。高坂穂乃果です」
英玲奈「なぜUTXへ?」
穂乃果「紅茶を淹れるつもりだったんですけど、なぜか水が手に入らなくて…」
あんじゅ「あら。英玲奈の彼女?私にも紹介してよ♪」
穂乃果「えっ。いや、あの…私」
ツバサ「ちょっとー。私たちアイドルなのよ?」
英玲奈「よく行く和菓子屋の店主の娘だ。恋人ではない」
あんツバ「へー」
花陽(あ、あれはA-RISE!?…どうして穂乃果ちゃんと…)
【某コンビニ】
ツバサ「…ここも売り切れですって」
あんじゅ「どうなってるのよ?そんなに水ばっかり売れるなんて…」
英玲奈「水不足になる時期でもないし、そんなニュースも聞かないが…」
穂乃果「私も昨日あちこち行ってみたけど全部売り切れだったんです」
凛「ねぇかよちん!遅刻しちゃうよー?><」
穂乃果「…ん?」
にこぱな「…」ジーッ
穂乃果「わぁ!?」
あんじゅ「あら、もしかして私たちの追っかけ?」
ツバサ「悪いけど急ぐから…またね♪」
ドタバタ
にこ「ああっ、A-RISE…」ガクッ
花陽「…穂乃果ちゃん」
穂乃果「おはよ。花陽ちゃんも水を買いに来たの?」
花陽「違うよぉ…」 【音ノ木坂】
にこ「常に買い置きしておかないから、こういうとき困るのよ」
穂乃果「先輩の家には充分あるんですか?」
にこ「当然でしょ。特売の日にまとめて買っておくのは基本よ。基本」
花陽「そ、それより穂乃果ちゃん。生徒会長さんとは…その」
穂乃果「あ、そうそう。紅茶をすすめてくれたの生徒会長さんなの。おしゃれなティーセットもくれたんだー♪」
にこ「生徒会長って、あの絢瀬が?…希以外に友達なんていたのね」
花陽「友達…?」
穂乃果「まだ知り合ったばかりだし、そう言っていいのかわからないけど…親切な人だと思うよ♪あと副会長さんも、壷の紅茶くれたし」
凛「つぼ?」
花陽(とりあえず恋人とかじゃないみたい…)ホッ
【二年教室】
穂乃果「アイドルだよ!アイドル♪」バサ
ことり「番外編。23区の名水…新宿区、おとめ山公園」
穂乃果「へ?…あ、あれ?“日本の名水百選”…全然違う雑誌じゃん!」
海未「私に言われても…水のことを調べていたんじゃないのですか?」
穂乃果「それは、水を買いに行ったらどこのお店も売り切れだったから…二人はお水どうしてるの?」
海未「私の家は浄水器がありますし…穂乃果の家にもありますよね?」
穂乃果「あるけど、元が単なる水道水だし劇的に美味しくなるわけじゃないでしょ。お茶はやっぱり水が美味しくないと…」
海未「それはそうですが…ことりはどうです?」
ことり「私は…企業秘密♪」
穂乃果「えぇー!?教えてよー><」
ことり「ふふふ。きれいな水の確保は錬金術の基本だよね」
穂乃果「れんきんじゅつ?」 【室内プール】
穂乃果(あーあ。いい水さえ手に入れば、美味しい紅茶が飲めるんだけどな…)スイー
穂乃果(このプールの水が、ぜーんぶ世界の名水だったら…なーんてね)
ブクブク…
穂乃果「…ん?」
ゴォー
穂乃果「わあっ!?な、なにこれ!?」
バシャバシャ
ヒデコ「穂乃果!」
水泳部「プールの水が渦巻いて…ど、どうなってるの!?」
穂乃果「」グッタリ
花陽「穂乃果ちゃん!?」
ミカ「穂乃果が溺れるなんて…何があったの?」
フミコ「そ、それより早く保健室に…」
真姫「待って!動かさないで」
ヒフミぱな「えっ」
真姫「これなら…私が人工呼吸するわ」
花陽「えぇ!?…そ、それって」
真姫「大丈夫よ。私、失敗しないので」
花陽(こんなときに…でも、穂乃果ちゃんが…私以外の人と…)
凛(す、すごいにゃ///)ドキドキ
【保健室】
真姫「もう大丈夫ね。じゃあ私はこれで…」
穂乃果「待って。…あなたが助けてくれたの?」
真姫「別に…大したことはしてないわ」
穂乃果「でも…あ、ありがとう!」
ピシャ
穂乃果(行っちゃった…) 海未「学校のプールで溺れるなんて…穂乃果らしくないですね」
ことり「何があったの?」
穂乃果「テレビでしか見たことないけど、渦潮ってあるでしょ?プールの水が急にあんな感じになって…泳いでも渦に吸い込まれて全然逃げられなくて」
海未「誰かがプールの水を抜こうとした…とか?」
花陽「で、でも私が見たときは何も…水も減ってなかったし」
穂乃果「はぁ…飲みたい水は全然手に入らないのに、いらない水をたっぷり飲んじゃったよ」ゲンナリ
ことり「プールの水自体は必要な水でしょ?」
穂乃果「そうだけど…ちゃんと調べ終わるまでプールも使用禁止だって」ガッカリ
凛「怖くなかったの?西木野さんがいなかったら危なかったにゃ><」
穂乃果「怖かったけど…やっぱり泳ぐの好きだし。何もなければまた泳ぎたいよ」
モブ二年(生徒会)「高坂さん。ちょっと…」 【生徒会室】
希「…なるほどなあ。今のところ原因は不明やな」パラララ
絵里「大変だったわね…でも無事でよかった」ナデナデ
穂乃果「は、はい。ありがとうございます///」
絵里「それと、水ね。私も亜里沙と買いに行ったけど売り切れだったのよ」
希「ウチも。深夜と今朝もあちこち見てきたけど全然買えなかったん」シュタタタ
穂乃果「あ、やっぱり。秋葉原でも売り切れだったんです。どうなってるのかなぁ…」
絵里「希。占いで何かわからない?」
穂乃果「うらない?…お水を?」
絵里「いや、そうじゃなくて…」 希「んー」スッ
パタ
希「水難」
ほのえり「えっ」
希「このカード…小アルカナ、杯の5や。このスプレッドで、ここのカードは横向きやから、ウチは正位置と逆位置、両方の意味があると考えてるん」
穂乃果「よくわかんないけど…どういう意味のカードなんですか?」
希「杯のカードは水の象徴や。5の正位置は欠落、損失。逆位置には追憶、過去から学ぶ…といった意味があるよ」
穂乃果「水で欠落だから、水がない?」 絵里「過去っていうのは?私たちに関係あること?」
希「一日とか数日やなくて…長年積もった呪いみたいな根深い水難が、この辺り一帯を覆ってる感じがするんよ」
穂乃果「それって…ずっと水不足に悩まされるってこと!?」
希「水不足といえばそうだけど、ちょっと特殊な状況やない?トイレやお風呂の水は普通に出るやろ?」
穂乃果「そういえば…昨日も雪穂と普通にお風呂入ったし」
絵里「言われてみれば…飲み水以外だと特に困ってないわね」
希「たとえば…ある動物が増えすぎると、その餌になる植物が食べ尽くされて激減したりするやん?」 穂乃果「えーと…つまり、どういうことですか?」
絵里「何か別のところで水を大量に使った結果、飲み水がなくなった?」
希「そういう可能性もあるかもね。プールの渦潮に関してはウチにもわからないけど…」
穂乃果「しばらくは飲み水は水道水で我慢して…」
絵里「その水道水も、できるだけ節水を心がけたほうがいいわね」
希「そやね」 【正門】
『大したことはしてないわ』
穂乃果(あの子…ちょっと素敵だったなぁ///…助けてくれたときのこと、私だけ全然覚えてなくて残念)
穂乃果(まあ、人工呼吸だから変な意味じゃないのはわかるけど…でも唇に…何となく感触が残ってる気がする///)
花陽「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「あ。花陽ちゃん…」
花陽「今日こそ一緒に帰ろう」ギュ
穂乃果「う、うん。…わざわざ待っててくれたの?」
花陽「うん。だって…取られたくないし」
穂乃果「え!?」 普通にスレ立ててやれって言われてんのにまだここに投下するあたりやってる事は埋め茸と変わらんな
感想欲しいならここにリンク貼ればいいだけだし
とりあえずNGに入れたわ 花陽「体調はどう?」
穂乃果「あ、うん。もう大丈夫だよ。元気♪」
花陽「そっか」ホッ
穂乃果「なんか二日間でいろいろありすぎて…頭のほうが追いつかない感じだけど」
花陽「ゆっくりでいいよ。あんまり遠くへ行かないで」ナデナデ
穂乃果「花陽ちゃん…ごめんね。心配かけて…」
花陽「ううん。私も何もできなくて…」 穂乃果「プールでのことなら、しょうがないよ。私も怖かったけど、原因もまだよくわからないし…」
花陽「今日も水、買いに行くの?」
穂乃果「いや、しばらくは水道水を使おうかなって。浄水器あるし」
花陽「そっか。…でも本当にどうしちゃったのかなぁ…どこでも水だけ売り切れなんて」
穂乃果「そうだね…こんなこと今まで無かったのに」
『過去から学ぶ』
穂乃果(過去…なかったよね。こんなこと) 穂乃果「…ねえ、花陽ちゃん」
花陽「なに?」
穂乃果「5っていう数字で何か思い当たることってない?」
花陽「5?」
穂乃果「うん」
花陽「えーと…五穀米、とか」
穂乃果「ごこくまい?…誰?」
花陽「いや、人の名前じゃなくて…米、麦、粟、きび、豆を五穀っていうの。他の組み合わせの場合もあるけど」
穂乃果「あー。聞いたことあるかも…雑穀ごはんみたいなのだよね?」
花陽「うん。私は白いごはんがやっぱり一番好きだから、あまり食べる機会は多くないけど…」
穂乃果「だよね…三百年前と違って、今はお米に何か混ぜて炊くほうが高くつくもんね」
花陽「三百年前?」
穂乃果「穂むらって三百年くらい前からあるでしょ。その頃の人たちの生活…の」 花陽「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「何か…わかるかも」
花陽「えっ」 【穂むら】
ほの母「三百年前?」
穂乃果「うん。昔、何かあったんじゃないかって。旱魃とか、水害とか」
ほの母「旱魃はわからないけど…水害なら三百年の間に何度もあったはずよ。江戸っていうくらいだから、川が多いでしょ。特に平地は何度も水に浸かったんじゃないかしら」
花陽「確かに…歴史でも習ったよね」
穂乃果「うーん。でもプールの水が溢れたわけじゃないからなぁ…関係ないのかな。渦潮なんて東京にはないよね?」
ほの母「うずしお?」 凛「わあー!いろいろあるにゃ♪」
真姫「ちょっとした骨董市ね」
穂乃果「えーと…なんでみんな集まったの?」
にこ「ここなら古い物がたくさんあるって聞いたのよ。昔のアイドルに関する物もあるんじゃないかと思って」ワクワク
穂乃果「いや、昔って三百年前とかだよ?それにうちは和菓子屋だし。アイドルは関係ないよ」
にこ「あ、そう…まあいいわ」
希「でも雰囲気あるなぁ。スピリチュアルな物が出てきそう♪」
絵里「ハラショー。これが日本の伝統的な建物なのね…」 凛「えーと…これなに?」
絵里「サムライの武器!?」ワクワク
穂乃果「いや、それはおそばを打つときに使う麺棒」
にこ「これは?たい焼きの型?」
穂乃果「それは魚木。囲炉裏の自在鉤につけて使うんです」
花陽「見たことはあるけど…どうして魚の形なの?」
穂乃果「んー。理由はよくわかってないんだ。…ただ、火の神が暴れて囲炉裏から火災が出ないように、それを抑える水神の象徴として魚の形を作った…っていう説があるよ」
ヒデコ「あー、そういえば川や沼の“ぬし”が巨大魚ってパターンはよくあるよね」
穂乃果「そうそう。だから魚が水神の使いだったり化身だったり」
のぞえりにこまきりんぱな「へー」
希「水の神様ってことは…」
穂乃果「あ。…そっか」 【神田明神】
穂乃果「水難がなくなりますように…」
亜里沙「お水はなくならないでください」
凛「きれいな水がいつでも飲めるといいにゃ」
花陽「美味しいごはんには美味しい水が欠かせないから…」
穂乃果「あと、早くプールで泳げるようにしてください!」
希「はい。穂乃果ちゃん」
穂乃果「魚木、もう持って帰っていいんですか?」
希「うん。穂むらにあった物やから、ご先祖様のいろんな思いが詰まってるはずや。お願いが済んだら元に戻したほうがいいよ」
穂乃果「…そっか」 とりあえず玉音はNGにした
お漏らし善子とこいつが違う人か同一人物か知らんが、玉音にろくな奴おらんな 穂乃果(人目につかないところにしまってたのが良くなかったのかも…本来みんなが集まる囲炉裏で、ずっと見守ってくれてたんだもんね) 【高坂家】
ほの母「どうするの?魚木なんて持ち出して…」
穂乃果「水神さまは囲炉裏が定位置でしょ。みんながごはん食べる場所に置いておこうよ」
雪穂「水神ねえ…」
穂乃果「そうだよ。縁起物は大事にしなくちゃ!」 トプン ザバー
ほのゆき「ふー」
穂乃果「ごはんも大事だけど、家で一番たくさん水を使うのは何といってもお風呂だよねぇ」
雪穂「そうだね。お風呂がないと本当に困る」
穂乃果「毎日お風呂に入れることって、当たり前のようで大事なことなんだなぁ」
雪穂「そういえば…お姉ちゃん、もう大丈夫?」
穂乃果「あー、うん。もう何ともないよ」
雪穂「ならいいけど…気をつけてよ?」
穂乃果「普通だったら溺れたりしないよ。ただ渦潮が…」
雪穂「うずしお?」 ドドドド
穂乃果「わぁ!?あ、アルパカさんの群れ…?」
花陽「ここにいたら危ないよ。大きな建物に逃げ込もう!」ギュ
穂乃果「ふー。神殿の中までは入ってこないみたい…」
凛「でも、どうしてアルパカさんが町の中を走り回ってるのー?><」
真姫「しかも、あの数…何百頭もいるわよ」
花陽「原因はわからないけど、普通の状態じゃないと思う…」
海未母「こんにちは。お稽古に来たのですか?」
穂乃果「あ。こんにちは…この神殿って海未ちゃんちだったんだ」
凛「おけいこ?」
海未母「ええ。ここは水の術法を教えます」
穂乃果「日本舞踊じゃないんだ…」
亜里沙「お水だって。お姉ちゃん」
絵里「教えてください!」 穂乃果「あ、あのー」
海未母「何ですか?穂乃果ちゃん」
穂乃果「東京に渦潮なんてないですよね?」
海未母「ありますよ」
ほのえりありまきりんぱな「えっ」
海未母「五千八百円です♪」
穂乃果「有料なんだ…」
亜里沙「お、お姉ちゃん…」
絵里「高い…けど、水難をなくすためなら…」
海未母「あなたは、この術をまだ使えませんが…よろしいですか?」
絵里「え!?…これで渦潮を自在に操れるわけじゃないんですか?」
海未母「渦潮はそんなに簡単なものではありませんよ。毎日のお稽古が必要です」
絵里「稽古といっても、使えないのでは…」 凛「大丈夫にゃ!」ピョーン
花陽「り、凛ちゃん。神殿の外へ出たら危ないよ…」
凛「確か、水の法力を簡単に増やす方法があったはずだよ♪」
絵里「そうなの?…それって、どんな方法?」
凛「んー。雨と関係があった気がするにゃ」
真姫「それだけじゃ全然わからないわよ」
穂乃果「水神さまにお願いしてみるとか?」
花陽「水神って…あの木彫りの魚?」
凛「あ、そうそう。確か、お魚がいっぱいいる場所へ行けばいいんだよ」
亜里沙「アルパカさんは…いないみたい」
絵里「よし。図書館まで競走よ!最下位の人は全員にジュースをおごるのよ」ダッ
凛「あっ、ずるいにゃ!><」タタッ
ドタバタ 真姫「」ゼーハー
花陽「」グッタリ
絵里「最下位は…どっち?」
穂乃果(亜里沙ちゃんが意外と速かった…)
真姫「もう!私でいいから、次は競走とか無しにして!」 【図書館】
穂乃果「あ。雪穂…ここで勉強してたの?」
雪穂「うわ。お姉ちゃんが図書館にいるなんて…台風が来そう」
穂乃果「どういう意味!?」プンプン
凛「わあー。本がいっぱいにゃ!」
花陽「ここの資料なら、魚がたくさんいそうな場所も簡単に調べられるよね…」
絵里「それじゃあ、手分けして探してみましょう」
亜里沙「うん♪」
真姫「ええ」
ほのぱな「はい」
凛「はーい♪」 亜里沙「お魚がいっぱいいる場所っていったら…おスシやさん?」
真姫「いや、食事に行くんじゃないんだから…」
絵里「水族館でしょ」
花陽「えーと…水族館に水神さまは多分いないと思います」
穂乃果「じゃあ…海?」
海未「はい?何ですか穂乃果」
穂乃果「いや、海未ちゃんじゃなくて…っていうか来てたの?」
海未「ええ。やはり図書館は知識の宝庫ですから」
凛「みんな見て見て!凛、すごいの見つけちゃった♪」
絵里「手がかりを見つけたの?」 凛「ほら、この猫さん♪すっごく可愛いでしょ?」
真姫「はぁ?…猫?」
凛「世界中の猫が全種類、カラー写真つきで載ってる本みたいだよー♪」
雪穂「へー。世界の猫図鑑なんてあるんだ…」 花陽「あ、あのぉ…凛ちゃん?…お魚がたくさんいる場所を探すはずじゃ…」
凛「えー?だって凛、お魚はキライだし興味ないにゃ」
チョップ
凛「いたーい><」
真姫「もう!あなたが言い出したんでしょ。手伝う気ないなら置いていくわよ!」
雪穂「けど水神さまって海のイメージないなぁ…海の神だったら海神って言わない?」
穂乃果「そっか。言われてみれば確かに…じゃあ海以外で魚がたくさんいる場所へ行けばいいのかな?」
海未「それなら湖はどうですか?海以外で最も広く水も豊富で魚も多いと思いますが」
絵里「湖ね。じゃあ、大きいところから行ってみましょ」
花陽「ここからだと、かなり遠いけど…」
穂乃果「西木野さん。電s」
真姫「貸さないわよ」 【湖畔】
絵里「魚釣りをしてる人がいるみたい…」
亜里沙「何が釣れるのかな?」ワクワク
ヒデコ「ん?…穂乃果。やっと来たね」
穂乃果「ヒデコ!こんなところまで釣りに来てるんだ…」
ヒデコ「まあね。ここには凄い大物がいるって噂だから」
穂乃果「大物って…サメとか!?」
ヒデコ「いや、湖にサメはいないし…噂によると、この湖の“ぬし”はワニらしいよ」
真姫「ワニって…そんな普通の道具で釣れるの?」
ヒデコ「さあ?私はいつも通りブラックバス狙いだけど」
穂乃果「ヒデコっていつもブラックバス釣りに行って、何か違うものだけ釣って帰ってくるんだよね」
花陽「そ、そうなんだ…」 ヒデコ「そう。誰が呼んだか“外道”のヒデコとは私のことだよ♪」
海未「ということは、ブラックバスを待ち続けていれば、いずれワニも…」ゴクリ
ヒデコ「まあ、そこらじゅうにワニがいるわけじゃないみたいだけどね。ほら、あそこに島が見えるでしょ?」
凛「あ。ホントだ…あの島にワニがいるんですかー?」
ヒデコ「ものすごく古い神殿があるみたい。地下で湖と繋がってるんだってさ。そこにワニがいるって噂だよ」 ヒデコ「そう。誰が呼んだか“外道”のヒデコとは私のことだよ♪」
海未「ということは、ブラックバスを待ち続けていれば、いずれワニも…」ゴクリ
ヒデコ「まあ、そこらじゅうにワニがいるわけじゃないみたいだけどね。ほら、あそこに島が見えるでしょ?」
凛「あ。ホントだ…あの島にワニがいるんですかー?」
ヒデコ「ものすごく古い神殿があるみたい。地下で湖と繋がってるんだってさ。そこにワニがいるって噂だよ」 終盤だからってひとりで80レス近く使うのは流石にNG
むしろこのスレを埋めたい奴にしか見えん
自分でスレ立てた方が新着や勢いも上位で読んでもらえやすいのにこの玉音のやってる事が分からん 穂乃果「神殿かぁ…水神さまと関係ありそうだね」
ヒデコ「ボートで渡れるよ。ただ、六人しか乗れないけど」
雪穂「じゃあ、私は留守番かなぁ…」
絵里「亜里沙も、ここで待っててくれる?」
亜里沙「え」
ほのうみまきりんぱな「…」
絵里「ワニがいるっていうし、危険でしょ?だから…」
亜里沙「うん…わかった。気をつけてね、お姉ちゃん…」 バシャ
穂乃果「西木野さん、ボートなんて漕げるんだ…」
真姫「当たり前よ。私は、こう見えても…」
花陽「西木野さん…気をつけて。何か、いるみたい…」
真姫「湖なんだから魚くらいいるでしょ?」 バササッ
花陽「ピャァ!?」
真姫「ヴェぇ!?」
凛「魚じゃなくて鳥だったにゃ」
チュン(・8・)チュン
絵里「きっと湖の魚を狙ってるのね。ボートにとまっていれば魚からは鳥の姿は見えないし…」
穂乃果「賢い鳥さんだね♪」
チュン(^8^)チュン
真姫「そう?あまり頭が良さそうには見えないけど…」
凛「魚を食べると頭がよくなるっていうし、きっと賢くなりたいんだにゃ」
(#`8´#)ちゅんなちゅんなちゅんなぁ!!
穂乃果「わぁ!?そんなにクチバシでつつかないで><」
ちゅんなちゅんなちゅんなぁ!!(#`8´#)カンカンカン
海未「このままではボートが…凛!鳥を捕まえてください!」
凛「え?…なんで凛なのー?」
花陽「あ…猫は鳥を捕まえるの得意だよね」
凛「凛は猫じゃないよー><」 つづきはつぎのそうごうでとうかするからたのしみにしてね 真姫「いいから早く捕まえて!」
凛「しょうがないにゃ…えーいっ!」ピョーン
バササッ
ほのえりうみまきぱな「あ」
凛「にゃぁ!?」ドボン 【湖の神殿】
ギュー バシャ
凛「うぅ…ひどい目に遭ったにゃ」ビショビショ
真姫「まあ…ボートが無事でよかったじゃない」
凛「ボートより凛の心配をしてよ!><」プンプン
絵里「そ、それより…何か変じゃない?」
穂乃果「何が変なんですか?」
絵里「人が誰もいないし…何かの気配がするのよ」
穂乃果「ヒデコが言ってたワニがいるのかな?」
花陽「っていうか…今、床が動いたような…?」
海未「まさか。古い神殿にそんな動く歩道みたいな仕掛けが…」 このスレッドは1000を超えました。
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