海未「にこって属性で例えると無属性ですよね」 にこ「は?」
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in 部室
海未「火属性とか水属性とか、色々ありますが……、にこは無属性ですよね」
にこ「よくわかんないけど、バカにしてるってことでいいのかしら」ビキビキ
にこ「あんたに拳骨を落とすのは初めてになるわね」ハァー
海未「お、落ち着いてください、にこ」ビクッ
海未「話を最後まで聞いてください。ちゃんと納得するだけの理由がありますから……」
にこ「……」ジトー
海未「ですので、その振り上げた拳を降ろしてください」オドオド
にこ「フン……」サッ
にこ「まあ、とりあえず聞くだけ聞いてみましょうか」
海未「ありがとうございます」 海未「ではまず……、そうですね」
海未「にこは、μ'sのことを考えていて思ったことはありませんか?」
海未「もしも○○に例えるなら、このメンバーは○○……というようなことを!」バンッ
にこ「」ビクッ
にこ「ちょっと!急に机叩かないでよ……びっくりするでしょうが」
海未「あ、申し訳ないです。……で。どうですか。考えたことありませんか?」
にこ「うーん……まあ、ないわけではないわね」
海未「でしょう!?」バンッ
にこ「」ビクッ 海未「す、すみません」
にこ「……」ジトー
にこ「で。私が無属性なのはどうしてなのよ」
にこ「あんまり良いイメージないわよね。凡庸っていうか」
海未「いきなり本題に入ってしまうのも寂しいので、メンバーを順に語っていきましょう」
にこ「にこはいきなり本題でもいいんだけど」
海未「ちなみに基本は四大元素方式なので、地・水・火・風が中心になります」
にこ「話聞きなさいよ」 ほのかはひぞくせいだわ
ちょっとばかっぽいところとかみると 海未「まずは穂乃果!」
海未「これはもう、火属性で決まりですよね。主人公色とでもいいましょうか」
海未「破壊と再生を司る炎は、運命の渦中に飛び込む存在が担うものですからね」
にこ「じゃあ、にこも火属性でいいでしょ」フン
海未「(無視)……全てを焼き尽くしかねない情熱と共存する、他者を惹き付け、癒やす灯火……」
海未「嗚呼、穂乃果……穂乃果ァ!私はあなたに身を焦がしています!!」
にこ「うわっ」ヒキッ
海未「というわけで穂乃果編は終わりです」
にこ「情緒不安定なの?」
海未「私は普段通りですが?」
にこ(腹立つな) 海未「では次へと参りましょう。穂乃果と来たならば、ことりです」
にこ「ハイハイ、どうせ癒やしの水が〜どうたらこうたらで水属性だってんでしょ。なんとなくわかるわ」
海未「え?ことりは光属性ですが?」キョトン
にこ「四大元素はどこいった!?」
海未「ことりは四大元素では言い表せない存在なので光です」
にこ「あ、そう……」
海未「ですが、さすにこです。半分は正解しています。癒やし=ことり、ことり=癒やしですからね」
にこ(まったく嬉しくない) 海未「老いも若きも男も女も、敵も味方も全てを慈愛で包み込む白き聖女。まさしく光の存在。それがことりです」
海未「しかし、そんなことりを利用しようと悪の魔の手が迫るのです……」ギリッ
海未「ことり、安心してください…・ 。あなたは、私が守ります!ことりぃ!!」グスッ
にこ「うわぁ」ヒキ
にこ(こいつ幼馴染好きすぎでしょ……)
海未「というわけで、ことり編も終わりです」
にこ「さっきから切り替え早いのが気味悪いんだけど」
海未「ふふ、褒めないでください」テレ
にこ「ほんとに褒めてないけど……」
海未「(スルー)……そして次は、癒やしつながりで花陽にしましょうか」 海未「花陽は考えるまでもなく土属性です。ちょっと地味なイメージがある属性なので申し訳ない気持ちもありますが……」
にこ「そうね」
海未「大自然に生きる動物たち。花陽もその中の一つにすぎないけれど、花陽は生命を愛し、生命に愛されていた……」
海未「もしも私がいくさに敗れて帰ってきたら……花陽の胸の中で眠って心の傷を癒やしたいですね」
にこ「あんたの脳内いくさはともかく、後半は、まあわかる……」
にこ「ちょうど今、すっごい癒やされたい気分だし」
海未「……次は絶対に勝ちましょう、にこ。私達を逃すために散った穂乃果のためにも……」クッ
海未「だから花陽、あと少しだけ……あなたに寄り添ってもいいですか?」ウルッ
海未「海未ちゃん、だいじょうぶ。だいじょうぶだよ……」(花陽のモノマネ)
にこ「」ゾワッ
にこ(このキモいくだりは幼馴染だけじゃないのね……) 海未「え〜、花陽編終わりです。花陽といえば凛なので、次は凛です」コロッ
にこ(もう何も言うまい)
海未「凛は元気いっぱいな風の子なので風属性です」
にこ「安直すぎでしょ」
海未「あと凛は走るのも早いので……風属性って運動得意なイメージありますし……」
海未「それにですね、風属性は第二の主人公属性といえます!凛だっていい気分でしょう」
にこ「凛は何属性だろうがどうでもいいでしょうよ」
にこ(いや。凛はアホだから喜ぶかもしれないか……) 海未「ともかくですね」オホン
海未「気の向くままに各地を放浪し、出くわした問題に首を突っ込んで解決していく風来坊」
海未「歯に衣着せぬ毒舌と、ゴロツキどもを難なく倒す腕っぷし。各地で人々を魅了する少女。名を、星空凛と云った……」
海未、くるっとまわる。
海未「……」
海未「お凛さん、どうしても行くってのかい……?」
海未「あんたさえ良けりゃあ、ずっとアタシのところにいたって、いいんだよ……村の長だって、あんたとアタシが一緒になればって、」
海未「ーーー悪いにゃ。凛は風のように流れていくのが、性にあってるんだにゃ」(凛のモノマネ)
海未「……フン、そうかい。それならサッサと出てっておくれよ。いなくなる人間にかける情はないんだヨ」
海未「すまねぇにゃ。……ばいばいにゃ」(凛のモノマネ)
海未、戸を閉める動作。
海未「……うぅっ、お凛さんの、ばか……」ヨヨヨ
海未、くるっとまわる。
海未「というような具合で、風属性です」 にこ「―――」
にこ「ついに小芝居挟みだしちゃった!」
にこ「ていうか花陽のときもそうだけど、そのモノマネなに?まあまあ似てるわね!」
にこ「それに村の長!なに女同士で一緒にしようとしてんのよ!」
にこ「そもそもなんで時代劇風なのよ!」
にこ「……はぁっ……はぁっ……」ゼェゼェ
海未「にこ、いっぱい喋りますね」
にこ「あんたのせいよ!」
海未「昨日見た時代劇がとても面白かったのを思い出しまして……」
にこ「知るか!」 にこ「当然のように次に行くのね……」ゲッソリ
海未「真姫→医者→癒やしで水属性ですね」
にこ「凛に輪をかけて安直ね……」
海未「そうですか?イメージ的にもあってると思います」
海未「赤毛なので火属性っぽくはありますが、水……というより涙という印象ですね」
海未「よくある例えですが、にこがメデューサの魔眼で石化するとします」
にこ「石化ね。あるあ……ねえわよ」 >>13と>>14の間が抜けてました
海未「ではお次は一年生繋がりで真姫です」 海未「水属性に備わる癒やしの力……、真姫は若くして最高峰の癒やしの力を行使できる天才でしたが……」
海未「そんな彼女でもメデューサの石化を完全に解くことはできず……。にこは眠りについたまま起きようとはしませんでした」
海未「自分ならば、というプライドはズタズタに。そして、にこを助けられない己の不甲斐なさに、一滴の涙がにこの体にこぼれ落ちたのです……」
海未、くるっとまわる。
海未「ぐすっ……にこちゃん、にこちゃん……!」(真姫のモノマネ)
海未「……」チラッ
にこ「?」
海未「にこちゃん……、起きてよ……!」(真姫のモノマネ)
海未「……にこの番ですよ」ボソッ
にこ「え?」 海未「起きて、起きてよ……!起きなさいったら!」チラッ(真姫のモノマネ)
にこ(私に参加しろっての……!?)
海未「……」チラチラチラッ
にこ(はぁ、もう、仕方ないわね……)
にこ、目を閉じる。
にこ「……」スゥー
にこ「だれ、よ……うるさい、のは……」パチッ
海未「!」パァ
海未「に……にこちゃん……!?にこちゃん、わたしがわかる!?」(真姫のモノマネ)
にこ「なぁによ……みみもとでさわがないでよ……」ウツラウツラ
海未「にこちゃん!」(真姫のモノマネ)
にこ「きこえてるって……まき、ちゃん……」
海未「にこちゃん……!」ギュウウウ(真姫のモノマネ)
にこ「グエッ」 にこ「う゛み、ぐ、ぐるじいっ」ググッ
海未「あ、す、すみません!つい、入り込んでしまいました……」パッ
にこ「勘弁してよね……」フゥ
海未「ええと、そんなわけで、真姫は涙で奇跡を起こす系水属性癒やし少女なんです。ご理解頂けたでしょうか」
にこ「真姫ちゃんがきいたら怒りそうね」
海未「言わないでくださいね」
にこ「こんなアホらしい話、あの子にしないわよ……」
海未「そうですか?まあ、いいです。気を取り直して次に参りましょう!」 海未「にこ。絵里と希、どちらからがいいですか?」
にこ「急に選択制にされても困るんだけど……じゃあ、希で」
海未「いい選択ですね〜。では希から語ることにしましょう」
にこ(絵里は悪い選択だったのかしら?)
海未「希は魔道に精通し、未来を見通す力を使っていくさを裏から操っていそうなのと……」
海未「闇夜に包み込まれるような包容力があるので……闇属性です」
にこ「言い方はあれだけど、普段やってることはそんな感じね」
海未「実は希は……親友を殺された過去がありまして。悲しみから、外法に手を染めたんです」
海未「戦乱を操るのも、目的のため……。そう、その親友を甦らせるという悲願のために……」
海未「……」
海未「悲しい話ですね」
にこ「事実ならね」 海未「希って堕ちるときはどん底まで堕ちそうなイメージがありますよね」
にこ「……まあ」
海未「そして、絵里のことに話は移ります」
にこ(希は小芝居なしなのね)
海未「幼き頃から天才と謳われ、光属性を与えられた選ばれし者……」
海未「周囲の期待に答えようと、鍛錬を積み続ける彼女の安らぎは、家族の存在だけ……」
海未「いつしか彼女は、天から与えられた使命を重視するあまり、冷徹な存在として恐れられるようになってしまうのです……」
海未「しかし、一人の少女との出逢いが彼女を変えたのでした」
にこ「どこかで聞いたことあるような話ね」 海未「―――そう、希です。彼女とのふれあいのなかで、少しずつ、元来の優しさを取り戻し始めたのでした」
海未「そして、希を介して、友人も増えていきます。なかでも、よくつるむようになったのが―――にこ、あなたです」
海未「三人は一緒に冒険し、夢を語り合い、希望に満ち溢れていました」
にこ「完全に悲劇が起きる前振りよね。ていうか希編と繋がってるんでしょ」
海未「展開予想は禁止ですよ、にこ!」
にこ「誰でもわかるでしょうよ……」
海未「とにかく、なんやかんやで、にこが死にます」
にこ「死因こだわってよ」
海未「希は魔の道へと堕ち、絵里は希を止めるために放浪の旅へと出ることに。光と闇。対になる二人の道は、果たして交わるのでしょうか」シンミリ
海未「第一部、完」
海未「……」
海未「さて。そしてようやく、にこの番です」ニコッ にこ「……ん?いや、待ちなさいよ」
にこ「あんたは?」
海未「え?」
にこ「だから、あんた自身の属性はなんなのよ。まだ聞いてないんだけど?」
海未「わ、わたしですか?」オドオド
にこ「なにキョドってんのよ」 海未「だって、自分に何属性があるとか、恥ずかしいじゃないですか」テレテレ
にこ「……どの口で!?御託はいいから、さっさといいなさいよっ」
海未「うー……しかし……、でも……」
海未「……を守る……の剣士、園田海未……」ボソボソ
海未「〜〜〜!!」カァァァ
海未「やっぱり、だめです!そんな恥ずかしいこといえません!」
海未「今日はここまでにしましょう!にこ、お先に失礼します」ダッ
にこ「ちょっ」
ガチャ、バタン
にこ「えぇ……」 パタパタパタ
ガチャ、バタン
穂乃果「やっほー、おまたせ!……あれ?みんなまだなんだね」
にこ「ん」
穂乃果「あ、そういえば!さっき海未ちゃんが走っていくの見えたけど、なにかあったの?」
にこ「うーん、まぁ、色々と……」
穂乃果「色々と?」
にこ「……いや、やっぱりなんにもなかったわ」
にこ「無よ、無。にこは無属性だからね」
穂乃果「ほぇ?なにそれ」
にこ「なんでもないにこー」
その後。
海未の謎のテンションと謎の語りは、作詞のスランプによる徹夜のせいということがわかり
なんともいえない顔で海未を眺めるにこと、恥ずかしさに悶える海未の姿が部室で見られたという……。
-劇終- 海未がにこにビクつくわけないだろ
2次創作にこのリヴァイ化が謎すぎる にこ 希 穂乃果が関わるとソルゲ組はロクな目に合わない
えりうみ えりまき うみまきがいいわ >>33
クール組を汚れ要員にしたにこマンセーssなんてクソでしかないから
にこ推しの俺でも不快だわ
2度と書くな 導入にあたる幼馴染編が一番簡素になってるあたりこの海未ちゃんには共感できる
乙乙 >>34
面白かったけどなぁ
ていうかどこで持ち上げてるんだよ >>40
木っていうか稲属性
稲で攻撃する魔法とか使う 43 名無しで叶える物語(庭) 2018/05/11(金) 17:35:34.30 ID:HE+H4VVs
ことえり えりうみはまとも
のぞえりとかクソ創作しかない 28 名無しで叶える物語(庭) sage 2018/05/11(金) 17:51:19.47 ID:HE+H4VVs
>>24
ことうみいいぞー にこはこんなキャラじゃねーよにわか
2次創作にありがちなイケメンにことクソダサソルゲ組からラブライブ 知ったのかなぁ 発狂してんの.だけで草 文句あるならID変えずにかかって来いや 面白かった、乙
結局海未が自分のことを何属性と考えてたのか気になるわ 龍狩りなら
穂乃果→火 海未→水 ことり→光
花陽→召喚士(属性無し) 凛→雷 真姫→火
にこ→ガンナー(属性無し) 希→闇 絵里→氷
ツバサ→爆炎 あんじゅ→闇 英玲奈→ケモクールロリコン子供舌かわいい女騎士(無属性)
だったような 乙、海未の属性とはいったい…・
>>60
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