真姫「できたわ!押したら>>3するスイッチよ!」 ことり「!」
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ことり「押しただけで>>3!?」
ことり「すごいよ!やっぱり真姫ちゃんは天才だよ!」
真姫「ふふふ、くれぐれも悪用するんじゃないわよ!」ドヤッ ことり「よーしっ、さっそく…」
真姫「押すつもり?」
ことり「もちろん!これで多くの人の命が助けられて、多くの病気や怪我に悩んでる人が救われるんだよっ!」
真姫「そんな簡単にいくかしら?」
ことり「どういうこと?」
真姫「こうして話をしている1分1秒の間にも一生を左右する事態にいる病人、怪我人はいるでしょうね」
真姫「でもよーく考えて押しなさい。それを押したらどうなるかをね」
ことり「みんな幸せのはずだよ?デメリットなんてない」
真姫「本当にそうかしら?」
ことり「……」 真姫「ことり、友人として言わせてもらうわ」
真姫「もう少しじっくり考えてみて?そのスイッチを押したらどうなるかを」
真姫「日本が、世界が…多くの病気や怪我に悩まされる人が、そして……」
真姫「あなたが」
ことり「私が…?」 ーーーー
ーー
ことり「真姫ちゃんは何を言いたいんだろう…」
ことり「じっくり考えてみようかな?」
ことり「まず!ことりがスイッチを押します!」
ことり「そしたら日本の医学が飛躍的に進歩します!」
ことり「真姫ちゃんが飛躍的と表現するくらいの進歩だもんね…きっとものすごい進歩です!」
ことり「それから…医療に導入?実践?されるまでに時間的ギャップがあるのかな?」 ことり「まぁ詳しくは分からないけど日本に収まらず世界中に波及してくよね?」
ことり「今じゃ治る見込みのない病気や怪我が治るよね」
ことり「健康第一です!みんな喜ぶでしょ?」
ことり「家族や友人にも幸せは広がる…」
ことり「悪いことなんてあるのかな?」
ことり「もちろん薬を売る人たちや怪我人病人を補助する人たち、お墓を売る人たちの生活は苦しくなっちゃうのかも…」
ことり「でも誰かが得すれば誰かが損するのはいつでもどこでもあるよね」
ことり「それっていけないこと?」
ことり「ん〜ことりには分かりません!!」 ガラッ!!
理事長「ことり大変よ!!」
ことり「お母さん?」
理事長「>>15ちゃんが…」
ことり「?」
理事長「>>15ちゃんが事故に!」
※ことり以外のキャラでお願いします 〜動物病院
ことり「みんな!」
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「アルパカちゃんは!?」
海未「…危険な状態のようです」
絵里「係の人が鍵を開けっぱなしにして小屋を抜け出してしまったの…そしたら車に驚いた拍子に川に落ちたらしいわ」
ことり「そんな…たしかあの子は…」
にこ「そう、妊娠してるわ」
希「このままじゃベビちゃんが…」
花陽「お願いします!助けてください!」
凛「かよちん!落ち着いて!」
真姫「……」 花陽「うぅっ…私が、私がもっと鍵の確認をしっかりするように、か、係の子に言っておけば!!」ポロポロ
凛「かよちんのせいじゃないよ…」
穂乃果「そうだよ!」
絵里「まずいわね、アルパカさんはビックリした拍子に、また身重なのも重なって溺れてしまったわ」
海未「脳に酸素が送られない状況が長かったようです」
希「この状態が長く続けば、ベビちゃん…」
にこ「っ、なんとかならないわけ!?」
ことり「……」
真姫「ことり」
ことり「真姫ちゃん、わたし…」
真姫「…押すのね」 ことり「私、分からないの…」
ことり「真姫ちゃんが言ったこと、言ってくれたこと…」
真姫「……」
ことり「でも!…でもね?」
ことり「私、アルパカさんを見捨てられない!」
ことり「もしかしたら助けられるかもしれないのに!黙ってるなんて出来ない!」
真姫「ことりなら…そうよね」
ことり「分かってたのに黙ってて…何もしないで、後で後悔するなんてことしたくない…」 真姫「……」スゥー
真姫「押しなさい」
ことり「!」
真姫「私が作ったスイッチなのよ?押せばアルパカさんもすぐ助かるわよ!」
真姫「これは私の手柄よ!アルパカさんが助かるのも、日本中…いや世界中の病や怪我に悩む人が救われるのも!」
ことり「真姫ちゃん…?」
真姫「ことりは…ただ…スイッチを押しただけ…」
真姫「それだけだからね?」 ことり「な、何が言いたいの?」
真姫「全部、私のせいーー」
絵里「アルパカさんの容態が急変したわ!」
穂乃果「そ、そんな!」
花陽「お願い!誰か助けて!!」
希「ベビちゃん!」
ことり「ぁあ…あっ…」
真姫「早く押しなさい!間に合わなくなっても知らないわよ!」
ことり「で、でも…」
真姫「ことり…」ギュッ
ことり「真姫ちゃん…」
真姫「大丈夫だから…」
海未(よく分かりませんが真姫が押せばいいのでは?) ことり「うん!」
真姫「……」
ことり(私も…穂乃果ちゃんや海未ちゃんみたいに!)
ことり(真姫ちゃんみたいに……)
ことり(誰かのために!)
&#☆160;
真姫「ことり…」
真姫「いつも馬鹿な発明を喜んでくれて…褒めてくれて…」
真姫「ありがとね…」 ーーーー
ーー
ことり「おはよう〜」
海未「おはようございます」
穂乃果「行こっか!」
にこ「昨日は3本いってやったわ!」
希「にこっち、変な遊びはやめときなよ…」
にこ「ほんと希は根性ないわね〜」
絵里「褒められたものじゃないわよ…」 ガチャ
穂乃果「絵里ちゃんたち!おはよう!」
絵里「あ、穂乃果。ことり、海未おはよう」
海未「おはようございます」
ことり「何の話してたのー?」
にこ「聞いて驚きなさい!ついに3本いったわ!」
ことり「へ?」
希「にこっち、やめなよ」
にこ「指よ、指!」
にこ「指を3本折ったの!」
ことり「…え?」 にこ「あんた知らないの?最近YouTuberとかTwitterの間で流行ってる根性だめしよ」
ことり「えーと…」
希「いくら"ポーション"でどんな怪我も病気も治るからって不謹慎やん…」
にこ「分かってないわねー。いざ、怪我したときにアタフタして使えなかったなんてなったら元も子もないでしょ?」
にこ「こういうのは普段から訓練しておく必要があるのよ?」
ことり「訓練って…」
にこ「すごいわよねー、万病に効くこんな発明が缶ジュースの値段で買えるなんて…」
ガチャ
花陽「みんなああ、大変です〜〜〜」ゼェゼェ ーーーー
ーー
アルパカ(赤ちゃん)「メェ〜〜」
凛「見て見て!無事産まれたんだよ〜」
花陽「ほんとによかったぁああ」
希「ベビちゃん!」
にこ「かわいいじゃない!」
海未「事故のときはどうなるかと思いましたが…」
穂乃果「ほんとに良かったよね〜」
ことり(無事に済んでよかった…)
絵里「あの時、試作品の"ポーション"が送られてこなかったらと思うとゾッとするわね…」 ことり「凛ちゃん」
凛「にゃ?」
ことり「真姫ちゃんは?」
凛「あー、今日も休みだよ」シュン
凛「どうしたんだろう。凛にもかよちんにも連絡返してくれないし…」
ことり「今日家まで行ってみない?」
凛「うん!」
ことり(なんだろう…この漠然とした不安は…) ことり「放課後に花陽ちゃんと凛ちゃんと真姫ちゃんの家に行こうと思うんだけど…」
穂乃果「真姫ちゃん心配だよね、もう3日も休んでるし…」
海未「すみません、今日はどうしても家の用事が…」
穂乃果「あ、穂乃果も家のお手伝いがあるんだった」
ことり「大丈夫、何かあったら連絡するね。大勢で行っても迷惑かもしれないもんね」
海未「…何かあったらとは?」
ことり「! ほ、ほら高熱とか…」
穂乃果「穂乃果の"ポーション"持っていく?」
海未「真姫の家にもあるでしょう…」 ことり(何かってなんだろう…)
ことり(ことりにも分からないや…)
ーーーー
ーー 〜放課後
ことり「凛ちゃんたち1年生はまだ授業かな?部室で待ってよう」
ことり「部室で……待ってるよ……送信っと」ポチポチ
ことり(今朝にこちゃんが言ってたのが気になるなぁ)
ことり「ゆーちゅーぶで、根性試しだっけ?」
ことり「これかな?再生っと…」ポチッ
『どーも!こんにちは!こんばんは!おはようございます!』
『今日は"ポーション"を使って、根性試し!!してみたいと思いまーす!!』
『いやだ!怖い怖い怖い!ww』
バキッ
ことり「ぴっ!!」ビクッ 『いったい…マジ痛い…』
『さっそく、"ポーション"を使いたいと思います』
『おお!マジで治りました!あんなに腫れてた手がすっきり!』
ことり「……」
ことり(理解が追いつかないや、どうしてこんなことが出来るんだろう)
ことり(ただ気味が悪い、気持ち悪い)
ガチャ
花陽「ことりちゃん、お待たせー」 凛「真姫ちゃんいるかな?」
花陽「理由もなしに学校を休むような子じゃないからね」
ことり「……」
凛「ことりちゃん大丈夫?」
ことり「え!?」
凛「さっきから元気ないにゃ」
ことり「う、うん、平気!真姫ちゃんが心配で…」
花陽「そうだよね…」 光彦阿笠コナンもビックリの真面目な安価SSで草
期待 花陽「ここが真姫ちゃんの家だよ」
凛「インターホン押すね」
ピンポーン
真姫母「はい…」
花陽「おばさん、こんにちは」
真姫母「あら、花陽ちゃん」
花陽「私たち真姫ちゃんが心配でお見舞いに来ました」
真姫母「ありがとう、部屋にいるから上がっていって?」
ことり「お邪魔します」 安価のくせにそこらの脳死イチャコラssより良く出来てて草 真姫「今すぐ販売を中止してください!」
真姫「なら価格を上げて生産を絞って…」
真姫「そうでもしないと…、!? 国の介入なんて待っていたら遅いわ!」
真姫「どうなるか分からないの!?」
真姫「ちょっと!キラナイデ!」
真姫母「真姫ちゃん、何騒いでるの?」
真姫「ママ…ごめんなさい」
真姫母「お友達が来てくれたわよ」
ことり「真姫ちゃん…」
真姫「ことり!?」 凛「凛たちもいるよー」
花陽「真姫ちゃん大丈夫?」
真姫「えぇ、ちょっと体調が優れなかったの…」
凛「"ポーション"使う?」
真姫「精神的疲労からくるものだったから使わなかったのよ」
真姫「でも、もう大丈夫。みんなの顔を見たら元気が出たわ」
真姫「明日から学校にも行くから。心配かけてごめんなさい」
花陽「よかったぁ〜」
凛「嬉しいにゃ!」
ことり「……」
真姫「……」チラッ
凛「そういえばね、アルパカさんの子供が産まれたんだよ〜」
ーーーー
ーー 花陽「で、にこちゃんがーー」
凛「あ!もうこんな時間!」
花陽「ほんとだ。もう晩御飯の用意とかあるだろうし帰ろうかな」
真姫「今日はありがとう」
凛「なんだか真姫ちゃんが素直だと調子狂うにゃ〜」
真姫「どうしてよ!」
ことり「……」
花陽「じゃあ、また明日ね」
真姫「ことり」
ことり「え、なに?」
真姫「ちょっと残ってくれない?話したいことがあるの…」
ことり「う、うん」
凛「先に失礼するねー」
花陽「真姫ちゃん、ことりちゃんバイバイ」 ーーーー
ーー
ことり「話って?」
真姫「別に。ことりこそ私に話があるんじゃないの?」
ことり「えーと、そうだね」
ことり「私、良かったんだよね?」
真姫「……」
ことり「スイッチ押して…良かったんだよね?」
真姫「…当たり前でしょ?」
真姫「花陽の顔みた?あんな嬉しそうに凛とアルパカさんの話して…」
ことり「うん」
真姫「良かったに決まってるじゃない」 マジレスすると真姫ちゃんが懸念してるのは親の失業よりも世界がポーションに依存する事だろ
個人の病気や怪我に対する防衛本能は低くなるし、下手をすると戦争や争い事も長引くかもしれない 相手を死ぬ寸前までボコボコにしても回復できるとか恐ろしいな ことり「じゃあどうして…」
ことり「真姫ちゃんは苦しそうなの?」
真姫「っ…」
真姫「はぁ?意味わかんない!私が苦しんでる?」
真姫「何それ…勝手なこと言うのやめてよね」
ことり「私たちが来る直前、電話で怒鳴ってたのはなんだったの?」
真姫「あれは…そうね、"ポーション"の製作会社に電話してたの」
真姫「まったく、あの発明は私のおかげなのに!自分たちだけ大儲けしてるのがイライラしたからクレームを入れてやったの」
ことり「……」
真姫「ことりもよ。あなたはスイッチ押しただけなんだから、あんまりいい気になるんじゃないわよ」 ことり「じゃあ真姫ちゃんは、自分の功績が世間で公に認められない歯痒さにイライラしているの?」
真姫「…そうよ」
ことり「自分の発明で、自分が関さないところでいい思いをしている人が許せないんだ?」
真姫「当たり前でしょ?」
真姫「ことりじゃあるまいし、誰かが幸せになるんなら自分が我慢するなんてことを是とするほどお人好しじゃないのよ」
ことり「……」 真姫「っ…」
ことり「真姫ちゃんが嘘をついてること、ことりだって分かるよ」
真姫「嘘なんかじゃ…」
ことり「スイッチを押してから世間が歪み始めていること」
ことり「真姫ちゃんが私のために何かを背負おうとしていること」
真姫「!」
ことり「具体的に何がおかしくなったとか、真姫ちゃんが何を1人で抱えようとしているかは分からない…」
真姫「分かるはずないわよ!ことりの見当違いなんだから!」
真姫「世界は良い方向に進んでいるわ!多くの病に悩む人が…怪我で苦しむ人が…!」
真姫「救われているの!!」 ことり「なら!どうして真姫ちゃんは学校に来ないの!?」
真姫「……」
ことり「どうして、私たちと…私と居られないの?」ポロポロ
真姫「……」
ことり「私、真姫ちゃんが言うほど…お人好しでもないし、優しくなんかもない…」ポロポロ
真姫「…」フルフル
ことり「医学が飛躍的に進歩したら、困る人がいることもちゃんと分かってた」グスッ
真姫「違う」フルフル
ことり「花陽ちゃんが!μ'sのみんなが幸せならそれでいいって思った!」
真姫「違うわ!」 ことり「間違い、だったんだよ…」
ことり「だって幸せになったみんなの中にさ…」
ことり「真姫ちゃんがいないんだもん」
真姫「間違いなんかじゃないっ!」
真姫「ことりは優しいの!」
真姫「花陽のためだったから何!?それってすごいことよ!」
真姫「世界中が否定したって、私が肯定する!!」 ことり「…真姫ちゃんが何を考えてるか、何を思っているか教えて欲しい」
真姫「……」
ことり「それから私も、私は間違ってなかったんだって思いたい!」
ことり「真姫ちゃん、おねがぃ」
真姫母「真姫ちゃん!ご飯よ!ことりちゃんにも食べていって貰いなさい!」
真姫「は、はーい!」
ことり「……」
真姫「食べ終わったら…」チラッ
真姫「思ってること全部話すわ」
ことり「真姫ちゃん!」パァ ーーーー
ーー
真姫父「…そうだな、でも私は院長だ。みんなの生活を最低限守らなければならない」
真姫母「うちは大丈夫なんですか?」
真姫父「いざとなれば教授に相談ーー」
ガチャ
真姫「パパ、お帰りなさい」
ことり「おじゃましてます」
真姫父「ああ、ただいま。ことりさんもいらっしゃい」
真姫母「たいしたものじゃないけど、食べていってね」
ことり「ありがとうございます!いただきます!」
真姫「あ!トマト!」 真姫父「それにしてもことりさんはお母さんソックリだな」
ことり「よく言われます!」
真姫父「学生時代の南さんを見ているようだよ」
真姫母「きっとお母さんに似て美人になるわ」
ことり「ありがとうございます」ニコッ
真姫「……」ボー
真姫父「真姫?元気ないのか?」
真姫「あ、ちょっとぼーっとしちゃっただけ…」
ことり「……」
真姫母「ゆっくり食べていいからね」
真姫「うん…」 ーーーー
ーー
真姫母「あんまり遅くならないようにね」
ことり「お気遣いありがとうございます!」ペコッ
真姫「大丈夫よ、話が終わったらちゃんと送ってくから」
真姫母「ふふ、じゃあごゆっくり」
バタンッ
真姫「……」
ことり「……」 ことり「真姫ちゃん…」
ことり「おじさん、やっぱり"ポーション"のせいでお仕事が…」
真姫「心配しないでも大丈夫よ。パパは医者の中でもエリートなんだから、直ちに影響はないわよ」
ことり「そっか…」
真姫「ことり、さっきスイッチを押したら困る人がでることを分かってたって言ったわよね?」
ことり「っ、…うん」ビクッ
真姫「責めてるわけじゃないの。スイッチ押す前にどこまで考えていたか、それが知りたいの」
ことり「うん」 ことり「私、最初にデメリットはないって真姫ちゃんに言ったよね?」
ことり「その後じっくり考えてみたんだけど、やっぱり病人や怪我人が減ったらお薬を売る人や介護する人なんかは困っちゃうのかな〜って…」
真姫「そうね」
ことり「でもそれはしょうがないって思った」
真姫「うん…」
ことり「誰かが得をしたら誰かが損をしちゃうのは仕方ないことだって…酷いかな?」
真姫「全然…」
ことり「それがあのとき動物病院でスイッチを押すまでに考えていたこと…」
ことり「それで今はーー」
真姫「もっと別の不安を感じている」
ことり「!!」 真姫「ことりはスイッチを押して医学が飛躍的に進歩した前後の境をはっきりと認識している。だから他の人とは別の視点で今の世の中が見えているわ」
真姫「同じくことりがスイッチを押したことを認識している私と同じようにね」
真姫「それと私のここ数日の行動のせいもあるのかしら、とにかく色んな要素がじんわりとことりの思考に絡んできて漠然とした何かを感じている、といった感じかしら?」
ことり「うん、そうだと思う…」
真姫「さっき、ことりはそれを世間の歪みと表現したわね」
真姫「的を射ている表現だと思うわ」 真姫「私の考えていることがその歪みを理解する手助けになるかもしれない」
真姫「それをふまえて聞いてくれる?」
ことり「うん、聞かせて」
真姫「まずスイッチを押したことで今の世の中で何が起き始めているのか?現状についてね」
真姫「まぁ当たり前だけど、1番大きいのは"ポーション"の誕生よ」
真姫「"ポーション"は希少な材料もいらなくて原価が安い、生産過程で難しい工程も技術も器具もいらない。安価での大量生産が可能なの」
真姫「それなのに効果は知っての通り、どんな病気も怪我も、大きさも深刻さも関係なしに瞬く間に治してしまう魔法のような薬よ」
真姫「いえ、薬って言い方はおかしいのかもしれないわね。"ポーション"は医薬品ではないから」
真姫「とりあえず何の障害もなくすぐに世界中に行き渡るでしょう」
ことり「そんなすごいものが普及したら…」
真姫「そうね、ことりが危惧していた通りよ。"ポーション"の誕生で起こる現象の第1波、医療機関は大打撃を受けるわ」 真姫「今、世界中の病院の入院患者が続々と快復して退院している」
真姫「ここからはこれから起こりうる事の予測、私の見解ってことになるけど…」
真姫「多くの人はポーションを使ってしまえばいいから病院に行って病気や怪我の種類の判断、薬の選別、治療などを医者に任せる必要性がないと考えるわね」
真姫「そう遠くない未来に医療機関…病院、診療所だったり薬局だったり介護関係、保険とか…あらゆる働き口が大きく縮小する。多くの…いわゆる就職難民を生むわ」
ことり「…」ゴクッ
真姫「うちも例外なく影響を受けるでしょうね」
真姫「でもこれだけでは終わらないわ」 真姫「第2波、人口が爆発的に増加する」
ことり「人口が…」
真姫「当然よね?老衰、事故、自殺、他殺とか…そういうケースを除いて人が死ぬことが限りなく減るんだから」
真姫「心疾患だったり、癌だったり、感染症だったり死因の多くを占める病気も"ポーション"があれば脅威じゃなくなる」
真姫「それに人は心身ともに満足していればセックスするわ」
真姫「そして加速度的に人口が増えたら食料やエネルギーが全員に必要分行き渡らなくなる」
ことり「そ、それは何とかならないかな?ほら、今だって廃棄してしまうものとかを行き渡らせれば地球上の飢えは十分に…」
真姫「余った食料、エネルギーをどうやって必要としているところに届けるの?」
真姫「それに力のある富裕層が力のない貧困層と同じレベルの待遇になることをよしとするわけがないわ」 ことり「せ、戦…争…」ガクガク
真姫「きっと増加した分の…いいえ、それ以上のペースで人が死ぬわ。人の手によって…」
真姫「知ってるでしょ?根性試し。"ポーション"のせいで自分が傷つくこと、相手を傷つけることに対しての意識が変わってきてしまっている」
真姫「"ポーション"は人間性にも大きな変化を与えていくと思う…」
真姫「その"ポーション"だって完全には信じられないわ。これから副作用とか重大な欠陥が見つかるかもしれない」
真姫「その段階まできて"ポーション"が使えなくなってしまったときにはもうどうしようもないわ」
真姫「そのときには医療の技術を持つ人は少なく、医療に必要な施設や器具は必要分ない」
真姫「また、医療機関の縮小を受けての資金不足で医療や薬品の研究はほぼ止まってしまっているでしょう。国からの補助金だけじゃまともに研究は続けられないだろうから」
ことり「あっ…ぁあ」ガクガク
真姫「……そして」 それより先にポーションを抱え込む怖い人達に圧政されそうにゃ ポーションがダメならエリクサーを作ればいいじゃない 押したら日本の医学が飛躍的に衰退するスイッチを作れば…(錯乱) これだけの問題が予測できていながらことりちゃんに委ねたドクター西木野 どくさいスイッチみたいなシミュレーションガジェットかもしれん ことり「どうして…っ、どうしてそこまでわかってたのに!」
真姫「ごめん…なさい…」ポロ
真姫「全部、私が悪いの…」
ことり「…大っきな声を出してごめんね。真姫ちゃんだけが悪いわけじゃない、安易な気持ちで押したことりも悪いよ…」
真姫「私が…私が、あんなスイッチ作らなければ…」ポロポロ
ことり「真姫ちゃんはただ、医学に貢献したかっただけなんだよね。その気持ちが悪かったなんてこと、」
真姫「違うの!」
真姫「そんな殊勝な気持ちなんてなかった。ただ、私は…願っただけなの。見てみたいと思っただけなの。世界がこんなことになるかもしれないってわかってたのに、それでも…それでも…」
真姫「"医者"なんて職業が存在しなくてもいい、誰もが笑って生きていける世界を…見てみたかっただけなの…っ」ポロポロ >>1も、もっと楽しいSSを書きたかったはずなのにな…… ???「ボクなら変わってしまった世界を戻す君の願いを叶えることもできるよ!願いを叶えて魔法少女になってよ!」 ことり「」ガクッ
真姫「……」
真姫「1番の問題なのは"医学"という分野だけ突出して進歩してしまったこと…」
真姫「他の分野がそのままだから、爆発的に伸びてしまった医学が及ぼす影響を支えるだけのインフラを整えることができない」
真姫「飛躍的という言葉では足りないくらいに飛び抜けてしまった医療の分野と…」
真姫「それと比べてしまったら"進歩が止まっている"と言い換えても問題ない他の分野とのギャップ…」
真姫「それがことりの感じてる"世間の歪み"なんじゃないかしら」
ことり「私が…わ、私のせい…で……」ポロポロ
真姫「…それでね」
真姫「ここからが、私が…本当に話したいこと」
ことり「え…」ポロポロ
真姫「ことりに…」
真姫「ことりに言わなくちゃいけないこと」
真姫「ことりに…聞いて欲しいこと」
ことり「真姫ちゃん?」
真姫「私…私ね?そ、その…」プルプル 真姫「…っ、えーと、その」グスッ
ことり「真姫ちゃん…」
真姫「ごめんなさいっ」ポロポロ
ことり「大丈夫」ギュ
真姫「……」ポロポロ
ことり「私がスイッチ押すとき、真姫ちゃんもこうやって抱きしめてくれたね」
ことり「私はどこにも行かないから…ゆっくりでいいから…」
ことり「私に言いたい事、全部言っちゃおう?」
真姫「……ありがとうっ」グスッ ーーーー
ーー
ことり「落ち着いた?」
真姫「うん…話すわね?」
ことり「ちゃんと聞いてるからね…」
真姫「ん」コク
真姫「さっき、スイッチを押して世の中が変わった瞬間を認識しているから…私たちは他の人と別の視点を持ってるって言ったじゃない?」
ことり「うん、そうだね」
真姫「でもね、私は違うの…」
ことり「え?」
真姫「私はもっと前から…そうね、あのスイッチが完成した頃から…」
真姫「スイッチを押したら今みたいになるって予測が出来てたの」
ことり「……」
真姫「人類を滅ぼしかねない"兵器"と知って、私はことりにスイッチを渡したのよ」 ことり「……」
真姫「……」
ことり「そっかぁ」
真姫「!?」
ことり「どうしたの?」
真姫「え?それだけ?」
ことり「?」
真姫「そんな馬鹿な話がある!?何でとか思わないの!?」
ことり「えーと…気になるよ?」
真姫「じゃあどうして怒らないの?」
真姫「どうして私を責めないのよ!!」 ことり「だって…」
ことり「真姫ちゃんが悪意を持って、そんな事するはずないもん」
真姫「なっ…」
ことり「それくらい分かるよ?私たち仲間なんだから」
ことり「だから怒る必要も、責める必要もありません」
真姫「ほんと、あなたってとんでもないお人好しよっ…」
ことり「ふふ、真姫ちゃんもね」
真姫「はぁ?」
ことり「まぁいいや…教えてくれる?」
ことり「なんで私にスイッチを渡したの?」
真姫「ことりと話してると調子狂うわ…」 真姫「……」フゥー
真姫「私、ことりに憧れてたわ」
ことり「?」
真姫「ことりが羨ましくて、そして苦手だったわね」
ことり「えぇ〜」ガーン
真姫「ふふっ、過去の話よ」
真姫「にこちゃんがμ'sに入ってすぐ、センター…っていうかリーダーを決める!ってみんなで色々やったじゃない?」
ことり「あったね」
真姫「そのときのチラシ配り勝負、ことりが圧勝したやつね」
真姫「私にとって、あれはすごい衝撃だったわ」 真姫「にこちゃんがアイドルに1番必要なのはオーラだ!守ってあげたくなるような、放っておけないような何かが必要なんだって言って…」
真姫「最初は何言ってるんだろうって、そんな抽象的なこと意味わかんないって思ったわ」
真姫「でもすぐに分かった。ことりのチラシ配りを見て…」
真姫「ことりが笑顔でチラシを渡したら、みんな笑顔で受け取って…幸せそうに去っていくの」
真姫「あぁ、この人は特別なことをしないでもみんなに好かれるんだなぁって、みんなを幸せに出来るんだなぁって」
真姫「穂乃果や、普段厳しい海未だってことりには甘いじゃない?」
ことり「…そうかな」
真姫「私ぶっきらぼうだし、いつも不機嫌そうな顔してるから…花陽と凛と仲良くなるまで友達だっていないようなもんだったし」
真姫「ことりのそういう、私にはないものに…憧れて、嫉妬して、勝手に苦手意識を持ってた」 ことり「そうだったんだ…」
真姫「だけど、ことりと仲良くなりたいって気持ちもあったの。こっちが1番大きかったんだって気づいたのは最近なんだけどね」
ことり「うん…」
真姫「私が作った曲を聞いてもらったときとか、私が歌の指導をしたときとか」
真姫「ちょっとダンスが上手くできたとき、ファンの人に褒めてもらえたとき、誰かのミスをフォローしたとき…」
真姫「ことりが『すごいね』って…」
真姫「『真姫ちゃんすごいね』って」
真姫「晴れ渡るような笑顔で言ってくれるの」
真姫「それが、堪らなく嬉しかった…」
真姫「私もことりのオーラにやられていたんでしょうね」
真姫「それからよ、馬鹿な発明を作り始めたのは」
真姫「ことりの『すごいね』が欲しくて欲しくて…」
真姫「Twitterでフォボが欲しい人の気持ちが少し分かったわ」
ことり「真姫ちゃん…」
真姫「それであんなスイッチが出来てしまって…」
真姫「危険なのを分かっていても披露することを抗えなかったわ」
真姫「ことりに……褒めてもらいたかったの」
真姫「馬鹿な笑い話よ、ことりは他のみんなと同じように私と接してくれただけなのに…」
真姫「小学生が休み時間に高級な文房具を見せびらかして気を引いて、自分の机の周りにクラスメイトを集めるような…」
真姫「酷く、みっともない行為よ」
真姫「ことり…」
ことり「……」
真姫「こんなどうしようもない我儘に、あなたを巻き込んでしまってごめんなさい」ペコリ
ことり「巻き込まれたなんて、思ってないよ…」
真姫「…馬鹿がつくほどのお人好しね」
ことり「馬鹿が2人だね」フフ
真姫「でもことりは何も気にする必要はないの。こんな"兵器"を生み出した悪魔は私なんだからーー」
ことり「嫌だよ」 あのふざけたスイッチの数々が
ただことりちゃんに構って欲しかっただけだなんて… 真姫「だから押しただけでしょ!」
ことり「私、分かっちゃった…真姫ちゃんが何を背負おうとしているのか」
真姫「っ」
ことり「世の中がこうなってしまったことの責任だ?」
ことり「世界がこうなってしまったのは私がスイッチを押したからじゃない…」
ことり「真姫ちゃんがスイッチを作ったからだって言いたいんでしょ?」
真姫「……」
ことり「だからスイッチ押す直前から今までずっと、私の手柄だ!功績だ!ことりはスイッチを押しただけ!…」
ことり「そうやって主張してくれてるんでしょ!?」 真姫「だって…」
ことり「それは違うよ、真姫ちゃん」
真姫「だってそうじゃない!責任は私がすべて負うべきでしょ!?」
真姫「ことりは何も知らなかったんだから!」
ことり「知ってたよ…」
真姫「あんなの知ってたうちに入らないわよ!」
真姫「現にこうなることまで予測出来てなかったじゃない!」
ことり「それはそうだけど!知らなかったで済まされることじゃないよ!」 ことり「ダイナマイトだって発明家が悪いんじゃない、戦争に使った人が悪いんだよ!」
真姫「ここでその例えは適切じゃないわよ!」
ことり「なんで!」
真姫「戦争に使った人はダイナマイトが兵器として使えるって知ってて悪用したじゃない!」
真姫「なんにも知らない幼児にハサミを渡して、それで幼児が誰かを傷つけたらそれは親の責任でしょ!?」
ことり「私は幼児じゃない!」
真姫「何も知らなかったって点では同じよ!」
ことり「私はもう責任を取るべき年齢だよ!」
真姫「論点はそこじゃないでしょ!」 ことり「もう、ことりは知りません!」
ことり「真姫ちゃんが何て言おうと、私は私で責任を負っていきます!」
真姫「〜っ」イライラ
ことり「だから…」
ことり「真姫ちゃんを1人で苦しませたりしないからね?」
真姫「ことり…」
真姫「ほんとあなたって、普段おっとりしてるのに変なとこで頑固なんだから…」クス
真姫「……」
真姫「ありがと」
ことり「うん」 スレタイからとても予想できない、なんか凄く深い話になってる ことり「じゃあ、次は私の番だね」
真姫「なんのこと?」
ことり「私も真姫ちゃんに憧れてたから」
真姫「へ、へぇ…」ポリポリ
ことり「また思い出話だね」
真姫「こんなときにいいのかしら」
ことり「こんなときしか言えないからね」
真姫「まぁそうね」
ことり「ふふ、私にもすごい衝撃があったんだ…」
ことり「START:DASH!!を初めて聞いたときだよ」 ことり「真姫ちゃんが恥ずかしいからって匿名で穂乃果ちゃんの家のポストに入れてくれたんだよね」
真姫「そ、そうだったかしら?」クルクル
ことり「音源を聞いたときは本当に感動したよ!海未ちゃんの書いた詩がメロディに乗って歌になったって!」
ことり「プロの人がやってるようなことを身近な人がやっちゃうんだもん!」
ことり「当時は穂乃果ちゃんと海未ちゃんと比べて自分は何もないって思ってたから真姫ちゃんの才能に憧れてたんだよ?」
真姫「言ってたわね。自分には何もないって」
真姫「馬鹿じゃないの?って思ったもんだわ」
ことり「みんなのおかげで今は思ってないけどね」
真姫「さっきも言ったけど、ことりはこの私が嫉妬するぐらいのものを持ってるんだからね」 真姫「あのとき思ったことがあるの。ことりも私みたいに悩むんだなって」
真姫「ことりにスイッチを渡した後もずっと考えてたわ。ことりに褒められたいのと、ことりに責任を負わせてしまうことを何度も天秤にかけた」
真姫「そしてアルパカさんが事故にあって…」
真姫「あなたはスイッチを押すことを決めたわね」
ことり「そうだね」
真姫「自分には何もないなんて言ってた、ちょっと臆病なあなたが不安を感じながらもスイッチを押すことを決めた」
真姫「だったら私は背中を押そうと思った」
真姫「責任を全て負ってでも。誰かが間違いだって否定しても、私が間違いじゃなくして肯定してあげよう」
真姫「自分にはできる。あんな発明して自惚れてたのね」 真姫「対策になるような発明をしようとしたわ」
真姫「何一つ上手くいかなかった」
ことり「……」
真姫「"ポーション"の会社に電話してどれだけ危険性を説いても相手にされなかったわ」
真姫「16歳の女の子の声なんて誰にも届かない」
真姫「どうしようもなくなってしまったの…」
真姫「もう自分のせいで人類が滅んでいくのを黙って見ているしかないのね」
ことり「私に真姫ちゃんの声は届いたけどね」
真姫「……」ジワァ
ことり「泣かないで」ナデナデ
真姫「ごめんなさい、情けなくて」ポロポロ
ことり「私のためにありがとうね」ギュ
真姫「ことり」ギュッ
ことり「よしよし…」
ことり「真姫ちゃん、スマホだして?」
真姫「?」
ことり「μ'sのグループトーク見てみて?」
真姫「えーと、花陽から?…写真?」 ことり「そう、アルパカさんの赤ちゃんの写真だよ」
真姫「…かわいい」
ことり「真姫ちゃんと私が守ったんだよ」
真姫「……」
ことり「"間違い"にしちゃいけないんじゃないかな?」
ことり「って、さっき間違いだったんだよ!って叫んでた私が言っても説得力ないけど…」アハハ
真姫「……」
ことり「真姫ちゃん言ったよね、多くの病人や怪我人が救われてるって…」
ことり「その人たちは今、幸せなんじゃないかなぁ」
ことり「きっとアルパカさんの赤ちゃんを見た私たちみたいに…救われた人たちの家族や友人や恋人、色んな人が幸せを感じてるんだよ」 ことり「この幸せを間違いなんて言いたくないって、真姫ちゃんと話してて思ったよ」
真姫「でも…」
ことり「これからのことはこれからって、思っちゃってもいいんじゃない?」
真姫「いいのかしら…」
ことり「いいんだよ」
ことり「これから、いくらでも変えていけるんだから」
真姫「変わるのかしら」
ことり「きっと変えられるよ」 ことり「真姫ちゃん、手つなご?」
真姫「なによ、急に」
ことり「いいから!」
真姫「はいはい」
キュッ
ことり「ふふ、真姫ちゃん酷い顔してるよ?」
真姫「ことりだって、泣き腫らしちゃってかわいい顔が台無しよ」フフ
ことり「真姫ちゃんも綺麗な目が真っ赤だよ」フフ
真姫「私たち、"共犯"ね」
ことり「ううん、"共同"…だよ」
ーーーー
ーー 真姫母「真姫ちゃん!これ以上遅くなったらことりちゃんのお家も心配するわよ!」
ガチャ
真姫母「真姫ちゃ……」
ことり「すぅ…すぅ…」zzz
真姫「すぅ…」zzz
真姫母「あらあら、手繋いで寝ちゃって…」
真姫母「南さん家の電話番号どこに書いておいたかしら…」
バタン
これから、私たちは私たちの"責任"を嫌でも感じて生きていくのだろう
それでも、ふたりなら何とかなるんじゃないかな?
でも今だけはーー
ちょっとだけ…おやすみ
おわり 読んでくれた人、安価に参加してくれた人、保守してくれた人
ありがとうございました スレタイからまさかこんな話になるとは思わなかった
乙 並のクソ安価よりよっぽど難易度高いのによくやるわ
面白かった乙 乙
アルパカの為にスイッチ押す押さないの辺りはまだギャグだと思ってたのに
でもこっちの路線も面白かったよ おつ
3を見たときは「感度が数百倍になる薬よ!」とか考えてたのに ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています