曜「あれ?梨子ちゃん?」梨子「うん、迎えに来ちゃった♪」
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曜「え〜っと…待ち合わせは駅前だったよね?」
梨子「うん、でも思ったよりも早くこっちについちゃったから」
梨子「迷惑だった?」
曜「ううん、迷惑なんかじゃないって!…って千歌ちゃんは?」
梨子「千歌ちゃんはおうちのお手伝いで遅れちゃうから先に行って欲しいって…」
曜「えぇ!?今日って、千歌ちゃんが急に出掛けたいって言い始めたよねっ!?」
梨子「うん…そうなんだけど…急に団体さんが来てお手伝いしないといけなくなっちゃって…」
梨子「曜ちゃんにも連絡いってるはずだけど?」
曜「へ?…」チラッ
曜「あ、ほんとだ…さっきまでシャワー浴びてたから気づかなかった…」
梨子「あ、だからまだ髪が濡れてるのね」
曜「あ〜…あはは、一応タオルでは拭いたんだけどね〜」 梨子「もうっ、ちゃんと乾かさないと髪傷んじゃうでしょ!」
曜「いや〜私は梨子ちゃんみたいにキレイな髪じゃないし、別に傷んでも〜」アハハ
梨子「っ!?///」
曜「ん?どうしたの?梨子ちゃん?」
梨子「も、もう…///曜ちゃんはサラッとそういうこと言うんだから…////」ゴニョゴニョ
曜「梨子ちゃん?」
梨子「っ!?」ハッ
曜「だいじょうぶ?」
梨子「だ、大丈夫よっ!問題ないわっ!」キリッ 梨子「そ・れ・よ・り!」
曜「?」
梨子「ダメよ曜ちゃん」スッ
曜「へ?」
梨子「曜ちゃんは可愛いんだから、髪だって大切にしてあげないと…」
梨子「ほら、手触りだってこんなにいいんだから」ナデナデ
梨子「そんなに軽々しく綺麗な髪じゃないとか、別に傷んでもいいとか…言っちゃダメよ?」ナデナデ
曜「…////」
梨子「わかった?」ニッコリ
曜「う、うん…///」コクリ
梨子「ん、よろしい♪」パッ
曜「あぅ…///」 梨子「よし、それじゃあ曜ちゃんの髪を乾かしてから駅の方に向かいましょう」
曜「えっ!?梨子ちゃんを待たせちゃうから、このままでいいって!」
曜「それに!今日は天気がいいから、このまま出掛けても乾くと思うしっ!」
梨子「もうっ、さっきも言ったでしょっ!」
梨子「曜ちゃんは可愛いんだから髪も大切にしないともったいないって!」
梨子「まだ、もともとの集合時間まで時間に余裕がありそうなうえ」
梨子「一緒に行く千歌ちゃんは遅れる予定なんだから!」
梨子「ちゃんと髪のお手入れしてからお出かけするっ!!いいっ!?」
曜「えぇっ!?///」
梨子「へ・ん・じ・は?」
曜「は、はいっ!!///」
梨子「うんっ、それじゃあさっそく乾かしに行こうね♪」グイグイッ
曜「わ、わかったってばっ!」アワアワ 曜(も、もう…///)
曜(梨子ちゃんってば私の髪のこと気にしすぎだよ〜…///)
曜(ま、まあ…私が今まで全然気にしてなかったのも事実だけど…)
曜(…)
曜(ん〜…)
曜(梨子ちゃんがそこまで言うなら…)
曜「私も髪のお手入れ頑張ってみようかな〜…」ボソッ
梨子「曜ちゃん、何か言った?」
曜「へっ!?いやなんでもないよっ!」
曜「ほ、ほらっ、お出かけするためにも早く行こっ!」
梨子「もうっ、曜ちゃんってば…」
: * * *
梨子「はい、セット完了」
曜「お、お〜…さすが梨子ちゃん…」
梨子「そんな驚かなくても…普通にドライヤーで乾かして髪をといただけだよ?」
曜「いやいや〜私だけだとこんなにていねいにできないもん!」
曜「それに…」
梨子「それに?」
曜「それに…なんか梨子ちゃんに髪を整えてもらってるの…なんか気持ちよかったし…」
梨子「………へ?///」
曜「よしっ!梨子ちゃんに髪を整えてもらったしっ!さっそくお出かけしようっ!!」
梨子「っ!?ちょっと!?曜ちゃんってば、待ってっ!!」 〜駅前〜
曜「ん〜千歌ちゃん遅いね〜」
梨子「…」
曜「梨子ちゃん?」
梨子「へっ!?あ、う、うんっ!そうね!」
曜「どうしたの?」
梨子「な、なんでもないわっ!だいじょうぶっ!」ブンブンッ
曜「そう?」
梨子「うん!」
曜「そらならいいけど…」
梨子「ほっ…」 梨子(もっ、もう…///)
梨子(曜ちゃんってば…サラッと恥ずかしいこと言うんだから…)
梨子(そんなこと言われたら勘違いしちゃいそうになるのに…)
梨子(…///)
曜「梨子ちゃ〜ん?」
梨子「っ!?」 曜「またボーっとしてどうしたの?」
梨子「な、なんでもないってっ!大丈夫だからっ!」
曜「ほんとに?」
梨子「ほ、ほんとだってっ」
ティローン
曜「あ、千歌ちゃんからだ」
梨子「あ、ほんとね」
曜「…」
梨子「…」
曜「あはは…千歌ちゃん来れなくなっちゃったかぁ…」
梨子「そうみたいね…」 曜「う〜ん…千歌ちゃんが作詞に行き詰ってるから気分転換に出掛けたいって言ってたのに…」
梨子「うん、まさかその千歌ちゃんが来れなくなっちゃうなんてね…」アハハ
曜「もう…こうなったら…」
梨子「っ!?」
梨子(そうだよね…もともと千歌ちゃんが出掛けたいって言ってたのが発端だったし…)
梨子(その千歌ちゃんが来れなくなったら…)
梨子(………)
梨子(………はぁ)
曜「梨子ちゃんっ!デートしようっ!!」
梨子「うん………まあそうだよね………………え?」
梨子「え、え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?」 梨子「でででで、デートだなんてそんなっ!?///」アワアワ
曜「へ?あははっ、梨子ちゃんってば慌てすぎだって〜」
梨子「……………え?」
梨子(えっ!?曜ちゃんってば、自分はデートなんて手慣れてるから慌てるなってことなのっ!?)ガーン
梨子(そ、それはさ…曜ちゃんは私なんかと違ってモテるかもしれないけど…)
梨子(………)ムスゥ
梨子(……曜ちゃんのバカ…)
曜「ごめんごめん、いきなりデートなんて言われても困っちゃうよね…」
曜「いや〜いつも千歌ちゃんと二人で出かける時にデートって言っちゃうから、つい…」アハハ
梨子「…へ?」 梨子(なんだ…いつもの癖だったんだね…)ホッ
梨子(よかった〜…てっきり勘違いで…曜ちゃんはいろんな子と…)
梨子(………ん?)
梨子(待ってっ!曜ちゃんと千歌ちゃんって2人で出かける時はデートって言ってるのっ!?)
梨子(…)
梨子(いやでも曜ちゃんと千歌ちゃんだし!そ、そんなに深い意味はないよね…)ウン
梨子(……)
梨子(よしっ、曜ちゃんがデートって言うなら…)
曜「お〜い、梨子ちゃん?」
梨子「曜ちゃんっ!!」
曜「は、はいっ!?」 梨子「千歌ちゃんが来れないのは残念だけど…」
梨子「せっかくなんだし、楽しんじゃいましょう♪」
曜「梨子ちゃんっ!!」パァァッ
梨子「じゃあ行こっか!」スッ
曜「え?………手?」
梨子「うん、デートなんでしょ?」ニコッ
曜「……へ?///」ボフッ 梨子「ほら、行こう曜ちゃん」スッ
曜「う、うん…」スッ
梨子「…」ギュッ
曜「…」ギュッ
ようりこ「「…………」」
梨子(ちょ、ちょうしにのって手とかつないじゃったあああああぁぁぁあっ!?/////)
曜(手を差し出されたから…つい手をつないじゃったあああああぁぁぁあっ!?/////)
ようりこ「「……////」」テクテク --5分後--
曜「…あ」
梨子「ん?どしたの、曜ちゃん?」
曜「へ?いやドラッグストアの前だから…」
梨子「あ、いまこのあたりまで来てたんだ…」
曜「え?」
梨子「へ?」
梨子「…」
梨子「……っ!?」
梨子「ち、違うのっ!?聞いて曜ちゃんっ!」
梨子「べ、別に曜ちゃんと手を握れて、うれしすぎるとか!手を握った感触が気持ちいいとか!」
梨子「ずっとそのことについて考えてたせいで、いまどこを歩いてるかもわからなかったとか…」
梨子「そ、そんなことはなかったからねっ!ちょっとぼーっとしちゃってただけだからっ!!」
曜「へっ!?///」カァッ
梨子「………あれ?」
梨子「…」
梨子「……」
梨子「〜〜〜〜〜〜〜っ!?///〜〜〜〜〜〜〜っ!?///」 梨子「いやっ!だから、ちがっ「あ、あ〜〜〜〜」…っ!?///」
曜「わ、私もいまちょ〜っとボーっとしちゃってたから、梨子ちゃんが何言ってるか聞こえなかったなぁ〜」
梨子「っ!!」
曜「だからごめんね梨子ちゃん、落ち着いて…もう1回言ってくれるかな?」
梨子「曜ちゃん…」キュン
梨子「…」スー
梨子「…」ハー
梨子(よしっ)グッ 梨子「えっと…曜ちゃんはドラッグストアに行きたいの?」
曜「あ、うん!」
曜「ちょっとシャンプーきれちゃって、できれば買っておきたいな〜…って思うんだけど…」
梨子「だけど?」
曜「梨子ちゃんとデート中なのにドラッグストアっていうのも…その…どうかと思って…」
梨子「っ!?///」
曜「あはは…だから、ごめんね梨子ちゃん」
曜「せっかくのデートなんだしもっとちゃんとしたところに…」
梨子「うん、せっかくだし!ドラッグストアよっていこう、曜ちゃん」
曜「えっ!?」 梨子「ほら、もともと千歌ちゃんの気分転換で目的もなくお出かけするだけだったでしょ?」
梨子「だから身構える必要なんてないし」
梨子「曜ちゃんに言われれて思い出したけど、私もちょっとドラッグストア寄りたかったところだし」
梨子「寄って行こう?」
曜「いいの?」
梨子「うん、理由はいま話したでしょ?だから、行こう?」
曜「うん!」 --ドラッグストア店内--
梨子「えっと、シャンプーを買いに来た感じだよね?」
曜「うん」
梨子「曜ちゃんは普段はどういうのを使ってるの?」
曜「あっ、今日は別のに変えてみようと思ってるから普段とは違うのを買おうと思ってるの!」
曜「だから梨子ちゃんにアドバイスもらいたくって…」
梨子「ええっ!?私のアドバイスっ!?」
曜「うんっ、梨子ちゃんおしゃれだし!」
梨子「えっ!?///」
曜「だから梨子ちゃんに選んで欲しいなっ」ニコッ
梨子「わ、私でよければ…///」
曜「うん、おねがいっ!」 梨子「ん〜…曜ちゃんの髪の感じだと〜…」
梨子「これとかこのあたりが良さそうだと思うけど…」
曜「へぇ〜、梨子ちゃんくらいおしゃれになると私に似合うのもすぐわかるんだねぇ〜」
梨子「いやいや、朝に触らせてもらってるからその感触で何となくね」
曜「………え?///」
梨子「乾かすついでにいろいろと堪能させてもらったからこのくらいはね♪」
曜「…ぁぅ///」
梨子「ん、どうしたの?曜ちゃん?」
曜「へっ!?い、いやなんでもないよっ!///」
梨子「そう?」
曜「うん、うん!」コクコク 梨子「え〜っと…候補としてはこんな感じかな」ウン
梨子「あとは最終的には曜ちゃんのメーカーの好みで選ぶ感じになると思うけど…」
曜「ち、ちなみにっ!」
梨子「ん?」
曜「梨子ちゃんはどれを使ってるの?」
梨子「え?私?」
曜「うん!参考までに聞きたいな〜って!」
梨子「別にいいけど…」
梨子「えっと…」キョロキョロ
梨子「うん、このメーカーのやつを使ってるよ」
曜「へぇ〜…このメーカーね…」ジー
梨子「まあ、あくまで私が使ってるやつだから参考にならないかもしれないけどね」アハハ
曜「いやいや、勉強になるって!教えてくれてありがと!」
梨子「ううん、どういたしまして♪」 曜「ん〜…どれにしよう…」
梨子「ふふっ、ゆっくり選んでいいよ」
曜「へっ!?あ…あ〜」
梨子「曜ちゃん?」
曜「ほらっ、梨子ちゃんも買いたいモノがあるって言ってたでしょ?」
梨子「え?う、うん…たしかにそんな風には言ったけど…」
曜「だからさ、先にそっちの方の買いものを済ませちゃっていいよ」
曜「なんか私がどれにしようか悩んでる間に待たせるのも悪いし!」
梨子「へ?いやいや、私は気にしないからジックリ選んでもらっても!」
曜「いやいや、私が気になるから行っててほしいんだけど…」
梨子「むぅ〜…」
曜「だめ…かな?」ウワメ
梨子「っ!?///」 梨子「よ、曜ちゃんがそこまで言うなら…」
曜「うん…なんかごめんね」
梨子「ううん、私こそ…」
曜「いやいや梨子ちゃんは悪くないって、選ぶのに時間がかかっちゃってる私が悪いだけだから…」
梨子「あ、謝らないでいいって!ほら、私行ってくるから!」
梨子「曜ちゃんこそっ、私のことなんて気にせずジックリ選んで!」
曜「ありがとう、梨子ちゃん」
梨子「お礼なんて言わなくていいってば」
梨子「じゃあまた後でね」クルッ
グイッ
曜「わわっ!?」
梨子「え?曜ちゃん?」
曜「り、梨子ちゃ〜ん…手を離してくれないと、私はここでシャンプーを見れないと思うなぁ…」アハハ
梨子「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?///〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?///」 梨子「ご、ごめんね曜ちゃんっ!!///」パッ
曜「あはは、わ、私こそ!出発してからここまで気づかず自然に手をつないじゃってて、ごめんねっ!///」
ようりこ「「……/////」」
梨子「え、えっと!///」
曜「っ!?///」
梨子「こ、今度こそ行ってくるね!!」
曜「う、うん、また後で!」ヨーソロー
梨子「うん、また後でね」フリフリ
梨子「…」テクテク
梨子(はぁ…曜ちゃんがどんなシャンプー選ぶか気になったのに…)シュン
曜(………よ、よし、梨子ちゃんが向こうに行ってくれたことだし…)
: * * *
曜「おまたせ〜」
梨子「あっ、曜ちゃん!意外と早かった…って、もう買っちゃったの?」
曜「うん、私はこれを買うだけで良かったから!」
梨子「そうなんだ」
曜「うんっ!」
梨子「このお店の袋だと中身が見えないから…」ボソッ
曜「梨子ちゃん?」
梨子「ううん、なんでもないよっ!」
曜「そう?」
梨子「うん♪」 曜「ところで梨子ちゃんは何を買いに来たの?」
梨子「ん、私はちょっとのど飴をね」
曜「のど飴?」
梨子「うん、そうだよ」
梨子「ドラッグストアとかで買うとちょっとお得だったりするし」
曜「あ、わかるっ!ジュースとかお菓子も安いよねっ!!」
梨子「そうね」フフッ
曜「梨子ちゃんはどののど飴を買うの?」
梨子「私はこれ」スッ
曜「え〜っとボイスケアのど飴?」
梨子「うん、音大が共同開発したのど飴で、のどにいい成分をうまく配分してるのよ」
曜「へぇ〜すっごく効果ありそう!」
梨子「実際効果あるよ?Aqoursの練習で歌をみっちりやった後とかになめると結構楽になるし」
曜「えっ!?練習に後になめてるの!?梨子ちゃんが練習後に飴をなめてる姿を見たことない気がするんだけど…」
梨子「あ〜…家に帰ってからなめてるから…」
曜「そっか…」 梨子「良かったら今度、練習に持っていこうか?」
曜「えっ!?いいのっ!?」
梨子「うん、本当に効果あるからみんなにも舐めてもらいたいし」
曜「おお〜梨子ちゃんがそこまで言うなら効果はばつぐんだね!」
梨子「うん、本当にすっごい効果あるの」
曜「よしっ、じゃあ私も買っていこう!」スッ
梨子「えっ!?だから私が買うってっ!それに曜ちゃん、さっき他には買う予定はないって…」
曜「予定は予定なだけだし、そんな話を聞いたら買わないわけにはいかないよ〜」
梨子「で、でも!もともと私が買う予定だったし…」
曜「もともとは私が催促するみたいな反応しちゃったからだし、梨子ちゃんは気にしなくても大丈夫だよ?」
梨子「で、でも…」
曜「う〜ん…」 曜「よしっ!」
梨子「曜ちゃん?」
曜「梨子ちゃん、ここは2人で半分ずつ払おうか?」
梨子「えぇっ!?そんなに高くないし私が買うよ!?」
曜「その理由なら私が買っても問題ないよね?」
梨子「うっ…それは…」
曜「そうなっちゃうから、半分ずつ!Aqoursのみんなに配るならそれでいいでしょ?」
梨子「………曜ちゃんがそう言うなら…」
曜「うんっ、決まりだねっ!」ニコッ
梨子「曜ちゃん…」
曜「ほらっ、早くレジに行こう、梨子ちゃんっ!」
梨子「う、うん!」
: --夕方 駅前--
曜「ふぅ〜…結局ドラッグストアの後は街の中をお話しながら歩いてたらこんな時間になっちゃったね…」アハハ
梨子「うん、曜ちゃんと一緒だったからあっという間に…」ボソッ
曜「へ?」
梨子「あっ///」カァッ
梨子「え、えっと!ほ、ほらっ!もともと千歌ちゃんが急に誘いだしたのも遅かったし!」
梨子「曜ちゃんに髪を乾かしてたから余計に遅れちゃって…」
曜「その件は申し訳なかったでありますっ!」ペコリ
梨子「あっ!?そ、そんなつもりで言ったわけじゃないからっ!!」ワタワタ
曜「ふふっ、そんなことわかってるよ」エヘヘ
梨子「も、もうっ!曜ちゃんってばっ!!///」
曜「あははっ」
: * * *
曜「うん、じゃあ私はここで!」
梨子「うん、本当に今日はありがとう」
曜「それはこっちのセリフだって!」
曜「って、似たようなやりとりはさっきやったね」アハハ
梨子「ふふっ、そうだね」フフッ
曜「じゃあ、また明日ね梨子ちゃん!」ブンブンッ
梨子「うん、また明日ね曜ちゃん」フリフリッ
曜「…」トテトテ
梨子「…」フリフリッ
曜「あっ、そうだ梨子ちゃん」クルッ
梨子「え?なに?」
曜「今日は本当に楽しかったよっ!またデートしようねっ!!」
梨子「なっ!?////」ボフッ
曜「じゃーーねーーー」ダッ
梨子「も、もうっ!………曜ちゃんってば…///」
梨子「私だって…すっごく楽しかったんだから…私にも言わせてよね…///」ゴニョゴニョ --翌朝 通学路--
千歌「うへぇ…昨日はさんざんだったよぉ〜」
梨子「ふふっ、お疲れ様、千歌ちゃん」
千歌「ホントにつかれたよ〜〜」
梨子「でもお小遣いがもらえたんでしょ?」
千歌「それはそうだよっ!!」
千歌「せっかく梨子ちゃんと曜ちゃんとお出かけする予定があったのにっ!!」
千歌「それをキャンセルさせられて手伝わされたんだもんっ!」
千歌「おこづかいくらいもらわないと割に合わないよっ!!」プンスカッ
梨子「あはは…」 千歌「そうだっ!梨子ちゃんっ!!」
梨子「へ?なに?千歌ちゃん?」
千歌「昨日は曜ちゃんとどうだったの?」
梨子「え?昨日は曜ちゃんとデー…お買い物しただけだよ?」
千歌「むっ…いまデートって…」
梨子「えっ!?そ、そんなこと言ってないよ?」アセアセッ
曜「あっ、千歌ちゃんと梨子ちゃんっ!!おはヨーソローっ!!」ビシッ
ちかりこ「「曜ちゃんっ!?」」 曜「ランニング中に2人が見えたから!」
梨子「ふふっ、おはよ曜ちゃん」
千歌「曜ちゃん、おはよー………って、あれ?」
曜「ん?どうしたの?千歌ちゃん?」
千歌「曜ちゃん、もうちょっとこっち来てくれる?」クイクイ
曜「うん、別にいいけど」
千歌「…」スンスン
曜「ち、千歌ちゃんっ!?///」
千歌「うん…やっぱりだ…」
梨子「え?やっぱり?」
千歌「………うん」
千歌「曜ちゃんから梨子ちゃんの匂いがするっ!!」
ようりこ「「っ!?」」 千歌「ねえ曜ちゃん…なんで曜ちゃんから梨子ちゃんの匂いがするの?」
曜「えぇっ!?そ、そんなこと言われてもっ!?」 アワアワ
曜(えっ、ええっ!?確かに昨日買った梨子ちゃんと同じシャンプー、さっそく使ってみたけど…)
曜(まだ1回しか使ってないよっ?!なんで千歌ちゃんは匂いがわかるのっ!?)
曜(っていうか!!本人の前でバラさないでよ〜〜〜////)
梨子(えぇっ!?もしかして…昨日曜ちゃんが買ったシャンプーって私と同じヤツだったのっ!?///)
梨子(そういえば曜ちゃんに昨日…私が使ってるシャンプーの事聞かれたけど…)
梨子(あの質問ってそういう………っていうことは曜ちゃんは…)
ようりこ「「…///」」
千歌「……………なんで2人とも照れてるのかな?」ジトー
ようりこ「「〜〜〜〜〜っ!?///〜〜〜〜〜っ!?///」」 千歌「曜ちゃんっ!どういうことだかしっかり説明を…」
曜「あ、あ〜〜〜私まだランニングの途中だからっ!!」
曜「先に行くねっ!!また教室でっ!!」ダッ
千歌「あっ逃げたっ!?」
千歌「こらっ、曜ちゃん待てーーーーーーーっ!!」ダッ
梨子「…///」 その後、曜と梨子は教室で千歌にいろいろ質問攻めにされる事になるのだが…
それはまた別の話である――――― ということで、なんとなく思い立って書いてみた初ようりこSSでした。 おつ
初めてながらこれだけお互いの魅力を表現できるとは… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています