絵里「プリン・ア・ラ・モード」
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花陽「プリン…」
絵里「……」
凛「……」
ことり「……」
花陽「三つ…だね…」 絵里「1パックだから三つね」
凛「3人しかプッチン出来ないにゃ」
ことり「プッチンはともかく1人食べれないね…」
花陽「どうしよう…」 絵里「じゃあ私は遠慮しておくわ」
花陽「それはダメだよ…私が勘違いしてたから3人で食べてください」
ことり「花陽ちゃんが出してくれたんだから花陽ちゃんも食べなきゃ」
凛「食べなくてもいいけどプッチンはしたいにゃ」 絵里「じゃあどうするの?」
花陽「うーん…」
ことり「プリン三つ…」
凛「四等分する?」
花陽「プリンを切り分けるってシュールだね…」 絵里「そうだわ」
ことり「ん?」
絵里「プリンだけだから悩むのよ」
凛「あと一個なにか増やすの?」 絵里「一個と言わず沢山増やすのよ」
花陽「たくさん?」
絵里「プリン・ア・ラ・モードにしましょう」
ことり「なるほど!」 凛「あらもーど?」
花陽「フルーツとか乗ってるやつ?」
絵里「ええ、そうすればプリンの数なんて気にならないわ」
ことり「賛成♪」 凛「もしかしてなんか豪華なやつ?」
花陽「そうみたい」
絵里「ことり、買い出しに行くわよ!」
ことり「りょーかいですっ!」
ドタバタ 花陽「行っちゃったね」
凛「行っちゃったにゃ」
花陽「豪華なプリンにするならおっきいお皿出さなきゃ」 凛「先にプッチンしてていいのかな?」
花陽「いいんじゃないかな?あ、絵里ちゃんからLINEきた」
凛「なんて?」
花陽「生クリームはあるかって…ないよっと」 凛「本格的だね」
花陽「だねー」
凛「どれくらいのお皿がいいかなぁ?」
花陽「フルーツも乗せるみたいだからこの大皿がいいかなぁ?」 凛「じゃあプッチンする、かよちんもする?」
花陽「じゃあ一つだけ」
凛「はい」
花陽「真ん中でいいかな?」 凛「プリン・ア・ラ・モードだからプリンが主役じゃないの?」
花陽「そうだよね」プッチン
プルンッ
凛「おっきいお皿にプリン一個ってシュールだにゃ」プッチンプッチン
プルンップルンッ 花陽「三つ乗せてもシュールだね」
凛「なんか面白いから写真撮っとこ」パシャッ
花陽「私も」パシャッ
凛「2人ともまだかな?」
花陽「どこまで行ったのかな?」 凛「……」
花陽「……」
凛「食べ「多分怒られちゃうよ?」
凛「…だよね」
花陽「うん」 タダイマー
花陽「あ、帰ってきた」
絵里「おまたせ二人共、ってなにこれ?」
ことり「なんか不思議な光景だね…」
凛「プッチンしといたにゃ」
花陽「いっぱい盛り付けるかなと思って大皿に乗せてみました」 絵里「ふふっ、なんか面白いわね」
ことり「写真撮ろっと」パシャッ
絵里「さて、早速作りましょう、ことりは生クリームをお願い」
ことり「任せてくださいっ♪」 絵里「凛と花陽は私とフルーツの用意をしましょ」
凛「はーい」
花陽「沢山買ってきたね」
絵里「ええ、凛は缶詰を開けて、花陽はどんどん剥いてくれる?私が切り分けるわ」 凛「パイナップル〜」
花陽「ミカンの白いのは取る?」
絵里「取れるだけ取ってちょうだい」
ことり「……」ガシャガシャガシャ 凛「さくらんぼ〜」
花陽「キウイってグルグル剥けばいいのかな?」
絵里「半分に切ってスプーンを刺してぐるっと回して…こう」
花陽「わっ…つるんて剥けちゃった!」
ことり「……」ガシャガシャガシャ 凛「もも〜」
花陽「リンゴは全部剥いちゃう?」
絵里「せっかくだからウサギにしましょうか」
ことり「……」ガシャガシャガシャ 凛「全部開けたよー」
絵里「ことり、生クリームは?」
ことり「……」ガシャガシャガシャ 絵里「まだみたいね、凛は少し待ってて」
凛「はーい、スプーンとフォーク用意しとくにゃ」
絵里「ここ花陽の家よね?」
花陽「ちいさいころからよく泊まりにきてるから」 ことり「……出来た!」
絵里「よし、じゃあ盛り付けましょうか」
ことり「ふふふん♪ふふふん♪クリームたくさん絞っちゃおー♪」ムニュー
絵里「フルーツは任せて」 凛「おー…プリンだけだったのにどんどん出来上がってく」
花陽「大皿にして良かったね」
凛「でも……」
花陽「うん…」 ことり「これでー…はいっ完成♪」
絵里「ふふっ、なかなかの出来栄えね」
凛「……プリンの量に比べて生クリームとフルーツが多すぎるにゃ」
花陽「どっちが主役か分かんないね…」 絵里「さぁ、それじゃみんなで食べましょう」
ことり「写真っ♪写真っ♪」パシャッパシャッ
凛「美味しそう…だけど、晩御飯食べられなくなりそう…」
花陽「プリン・ア・ラ・モードというかフルーツ盛り合わせにプリン添えたみたいだね…」 凛「ごちそうさまぁ」
花陽「美味しかったぁ」
絵里「ふぅ…ちょっと張り切り過ぎちゃったわね」
ことり「でもその分美味しく楽しく出来たし♪」
絵里「そうね♪」 凛「……」
花陽「凛ちゃんどうかした?」
凛「うーん…あのね」
絵里「なに?」
凛「フルーツ買いに言った時にプリン買えば良かったんじゃないかな…」 ことり「……っ!」ハッ
絵里「……」ガタッ
花陽「あ……」
凛「……」 絵里「……ふ」
ことり「……ふ?」
花陽「……?」
絵里「…フルーツが食べたかったことにしておきましょう…」 よく吠える犬に対しての言葉の真意を理解しろアホ犬飼い
建前 「元気なワンちゃんですね」
本音 「うるさい糞犬を黙らせろ」 乙ですわ
天然お姉さんなことりちゃんと絵里ちゃん好き もう一個買ってきて各々が黙々とプリン食べるだけよりも
みんなでいいレクリエーションができてよかったんじゃない?
だってこれはみんなで作る物語なんだから!
まあ一人で黙々とクリームを泡立て続けることりちゃんは
なんかちょっと怖かったがw オチでワロタ
まあでも皆で楽しみながら美味しくいただけたから良かったじゃないか 舞妓といえば三年前はうるせーババアとか理事長かああとか
ツバサ死ね(未完)とか殺伐問題良作ばかり書いてたが、
もし同一人物ならことりちゃんのマカロンでも食べたのか? >>44
残念ながら違う舞妓だわ
俺はこういう緩くて短いのしか書けないし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています