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果南「バレンタインデーねぇ」
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0001名無しで叶える物語(みかん)
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2018/02/14(水) 08:34:07.57ID:WwwAu5sW
曜「はいこれ!一日早いですけどチョコ」

水泳部後輩「わぁ///ありがとうございます!」

曜「あと○○さんもこれどうぞ!チョコ」


水泳部先輩「わ、曜ありがとう!可愛いことするなぁ曜はこのこの〜」


曜「えへへ、ありがとうございます///」



果南「へぇ〜やっぱりすごいなぁ曜は」


曜「…」ニコニコ

果南「…バレンタインデーねぇ」

曜「ん?あ!果南ちゃん!」

果南「あ、ごめんなんか覗き見るみたいな真似して」

曜「ううん、あ、そうだちょうど良かったはいこれ!果南ちゃん!いつも幼馴染としてお世話になってます!どうぞ!ハッピーバレンタイン!」

果南「え?私に!?あ、ありがとう……わ!しかも手作り?本当に出来た幼馴染だね曜は」

曜「いやいや…///そんなことないよ」

果南「謙遜しなくていいよ、そのまだ渡してないチョコみんな他のAqoursのみんなに渡すやつでしょ?全部それぞれメンバーによって違う手作りなんて…尊敬する」

曜「そ、そんな大袈裟な///こんなの簡単だよ…」


果南「そう?でもバレンタインチョコかぁ…私は貰うばっかでなんとなーく過ごしてるイベントだなぁ…」

曜「誰かに作ってあげたりしないの?例えばほら鞠莉ちゃんとかダイヤちゃんとか」

果南「あの二人?…いやいや無理無理恥ずかしくって自分がおかしくなりそうだよ…それにあいつら絶対私の下手くそなチョコ面白がってからかってくるだろうしさ」

曜「そう?大切な人から心込めて作ったものを貰って嬉しくない人はいないと思うけどなぁ」

果南「…そういうもんかねぇ…」

曜「そうだよきっと…特に果南ちゃんが今までやってきてこなかったんなら尚更…もう3年生でしょ?もうダイヤちゃんにも鞠莉ちゃんにも渡せる機会ってないかも知れない…だからこそ今果南ちゃんから贈るんだよ…きっとダイヤちゃんも鞠莉ちゃんも喜ぶと思うよ」ニコッ

果南「……まぁ…考えてみるよ」

曜「ふふ…もし作るとき分からないなら私で良ければいつでも相談してね?」

果南「うん…ありがとね曜…まあ多分作らないけどね」
0002名無しで叶える物語(みかん)
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2018/02/14(水) 08:36:14.46ID:WwwAu5sW
そして翌日…

曜「ふふん」ニヤニヤ

果南「な、何?曜そんなニヤついて」

曜「いーや別に…でもハート型のチョコかぁ…果南ちゃんもやっぱり女の子なんだなぁって」

果南「なっ!///べ、別にこれはその///」

曜「素敵なチョコだね…きっとあの二人も喜ぶよ」

果南「そ、そうかな、ただの板チョコ崩してハート型にしただけだよ、そのハート型作るのも下手くそに失敗したし…」

曜「いいのいいの果南ちゃんの愛情込もっていればなんだって」

果南「…本当にそういうもん?」

曜「そーいうもんだよ♪…あ、ほら来たよ果南ちゃんの最愛の二人が」

ダイヤ、鞠莉「ペチャクチャ」

果南「ちょ///な、何が最愛の二人だよ///」

曜「じゃ!頑張って!」

果南「う、うん…」

鞠莉「ん?果南どうかしたの?」

果南「い、いやなんでもないよ」サッ

ダイヤ「なんか冷や汗かいてません?具合悪いんですか?」

果南「い、いや別に悪くはないんだけど…あのさ…その…」

鞠莉、ダイヤ「?」

生徒「あ、理事長!生徒会長!」

鞠莉「はい?」

ダイヤ「なんでしょうか?」

後輩生徒「これ!バレンタインのチョコです!受け取ってください!」

ダイヤ「まあ…」

鞠莉「ワオ…」
0003名無しで叶える物語(みかん)
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2018/02/14(水) 08:37:33.26ID:WwwAu5sW
後輩生徒「いつもこの浦女のために頑張ってる二人にせめてものお礼です」

ダイヤ「いやいやそんな…」

鞠莉「そうよ…私達なんて好きでやってるだけだし」

後輩生徒「そんなことありません!いつも感謝してます!」サッ

ダイヤ「あ、ありがとうございます…」

鞠莉「ありがとう!ワオこれもしかして手作り!?」

ダイヤ「そんな…しかもこれ高いやつでは…こんなお金どこから」

後輩生徒「いえいえお二人ともお嬢様ですからお口に合うものをとみんながお金を出し合いました」

鞠莉「そんなことしなくても…まあたしかに高級デリシャスは好きだけど」

ダイヤ「こら鞠莉さん…でも本当にありがとうございます…あなたたちの思い慎んで受け取りいたします」

後輩生徒「ありがとうございます」ニコッ


果南「……」

鞠莉「グス…本当にいい生徒ばかりね」

ダイヤ「本当ですわね…ウルウル…あ、すみません果南さん…でなんでしたっけ?」


果南「あー…いやなんでもないよ、うんなんでもない…」


鞠莉、ダイヤ「?」
0004名無しで叶える物語(みかん)
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2018/02/14(水) 08:39:38.99ID:WwwAu5sW
昼休み

果南「はぁ〜結局あのあとも渡せず昼休みまで来てしまった…」

果南「というか私も貰っちゃったさっきの後輩のチョコ…たしかにこれはすごいやたしかベルギーチョコかなんかでしょ…これのあとに私のあんな百円以下の駄菓子チョコみたいなの渡してもね…」

曜≪大切な人から心込めて作ったものを貰って嬉しくない人はいないと思うけどなぁ≫


果南「……もう一度だけ…いってみようかな…」

理事長室

ダイヤ「まーたあなたは書類をこんな散らかして…」

鞠莉「めんごめんご」

ダイヤ「まったくもう〜」

果南「し、失礼します」


鞠莉「あらどちら様で…って果南!?」


ダイヤ「ん?どうかしたのですか?急に改まってわたくしたちに敬語なんか使って」


果南「い、いや…あの〜…///じ、実は…今日さ…///」

ダイヤ、鞠莉「?」

果南「その…///」


ダイヤ「果南さん大丈夫ですか?顔が赤いようですが?やはり具合が悪いのでは?」


鞠莉「それに体をモジモジさせてどうしたの?寒い?」


果南「い、いやそうじゃないんだけど…そのき、今日さ…私チョコを…///(小声)」


ダイヤ「え?」


鞠莉「ホワイ?」


果南「だ、だから…今日さ…私…チョ…」


鞠莉「あー分かった!」


果南「え?」
0006名無しで叶える物語(みかん)
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2018/02/14(水) 08:41:11.71ID:WwwAu5sW
鞠莉「もーそういうことなら早くいってよ果南…水くさいなぁ」

果南「え?(まさか…き、気づいた///)」

ダイヤ「ん?どういうことですの?」

鞠莉「えーとねだから果南は」ゴニョゴニョ


ダイヤ「え?な、なっ!//////」


果南「…//////」

ダイヤ「コホン…そ、そうでしたか果南さん…通りでいつもと違って顔も赤くそわそわしててすみませんもっと早く気づいて上げれば良かったですわね…不器用なあなたのこと恥ずかしくて言い出せなかったのでしょう?」


果南「ううん///私が悪いんだよもっと早く言えば良かったのに言うのが照れ臭くって…」


鞠莉「だから水臭いって!私達幼馴染でしょ?そんなことで果南を笑ったりしないわ」


果南「ま、鞠莉…グス」


ダイヤ「むしろ嬉しい限りですわ…貴女に頼りっぱなしのわたくしたちが貴女に頼られることが…だからさあ早く…」


鞠莉「そうよさあ早く…!」


果南「だ、ダイヤ…!…う、うんあのね…私二人に」


鞠莉、ダイヤ「保健室に行きましょう!」


果南「へ?」
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